JPH06333122A - 紙幣識別装置 - Google Patents

紙幣識別装置

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JPH06333122A
JPH06333122A JP5125738A JP12573893A JPH06333122A JP H06333122 A JPH06333122 A JP H06333122A JP 5125738 A JP5125738 A JP 5125738A JP 12573893 A JP12573893 A JP 12573893A JP H06333122 A JPH06333122 A JP H06333122A
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JP
Japan
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magnetic sensor
bill
paper money
magnetic
dirt
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JP5125738A
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English (en)
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Inventor
Morio Wakahara
守男 若原
Kojiro Iida
幸次郎 飯田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動販売機等に使用され汚れ等に対しても識
別率が低下しない紙幣識別装置を提供することを目的と
する。 【構成】 21は紙幣の挿入口であり、この紙幣の挿入
口21の後方には紙幣の通路22が繋がっている。そし
て、この通路22の略中央部には、挿入された紙幣を識
別するための磁気センサー27と、この磁気センサー2
7に対向して磁気センサー押さえ板29が設けられてい
る。この磁気センサー押さえ板29の磁気検知部28と
の接地面は、平面形状としているので磁気を帯びた汚れ
等の付着が少ない。また、たとえ汚れが付着したとして
も、次の紙幣の通過によりクリーニングされる。したが
って、安定した紙幣の識別が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機等に使用さ
れる紙幣識別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の紙幣識別装置を、図面に基
づいて説明する。
【0003】図5は、従来の紙幣識別装置の斜視図であ
り、図4はそのA−A断面図である。
【0004】図4、図5において、1は紙幣の挿入口で
あり、この紙幣の挿入口1の後方には紙幣の通路2が繋
がっている。そして、この通路2の入口側には、入口側
プーリ3と、この入口側プーリ3に対向して入口側ロー
ラ4が設けられている。また、通路2の出口側には、出
口側プーリ5と、この出口側プーリ5に対向して出口側
ローラ6が設けられている。そして通路2の略中央部に
は、挿入された紙幣を識別する磁気センサー7と、この
磁気センサー7に対向して磁気センサー押さえローラ9
が設けられている。また、前記入口側プーリ3及び出口
側プーリ5間には、紙幣の搬送手段である搬送ベルト1
0が装着されている。
【0005】また、図6は図4におけるC部の拡大図で
ある。図6に示すように、磁気センサー押さえローラ9
は回転式ローラであり、11は搬送中の紙幣の印刷イン
クが付着した状態を示している。また、磁気センサー7
のセンターには磁気検知部8がある。
【0006】以上のように構成された紙幣識別装置にお
いて、以下にその動作を説明する。挿入口1から挿入さ
れた紙幣は搬送ベルト10と、入口側ローラ4に挟持さ
れながら紙幣通路2を搬送される。この搬送動作中に、
光学センサー(図示せず)と、磁気センサー7により紙
幣の特定のポイントに於ける光学情報と、磁気情報が検
出され、真偽の判定が行われる。特に、磁気センサー7
はセンサー表面から離れた位置の磁気も検出するため、
挿入された紙幣の表裏両面の磁気情報を検出すること
で、真偽の判定を行っている。このようにセンサーを用
いて判定された結果、真券と識別された場合は、そのま
ま紙幣出口まで搬送を継続し、また、真券でないと判定
された場合は、その時点で搬送ベルト10を逆転し、挿
入口1へ返却している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では、紙幣の使用回数が増えるに従い、
磁気センサー押さえローラ9の表面に紙幣の印刷インク
11が付着し、この印刷インク11の中に磁性体が含ま
れている場合は、紙幣の真偽判定に大きな影響を与えて
いる。紙幣識別装置の磁気センサー7による判定は、紙
幣の印刷箇所に於ける磁気の有無と、磁気レベルの検出
により判定を行っているが、紙幣搬送中に、磁性体の付
着した磁気センサー用ローラ9が回転した場合、図7に
示すように、ローラ9の1回転周期毎に磁気データが検
出され、正確な識別ができないという問題点があった。
このため、市場に設置されている紙幣識別装置に於いて
は、頻繁に磁気センサー押さえローラ9の表面を清掃し
たり、付着物が除去できない場合は、交換したりするこ
とで、識別性能の維持を図る必要があった。
【0008】本発明は、このような問題点を解決するも
ので、紙幣の磁気インク及び、磁気インクを伴った紙幣
の紙粉等の磁気を帯びた汚れに影響されず紙幣の安定し
た識別が行える紙幣識別装置を提供することを目的とし
たものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の紙幣識別装置は、磁気センサー押さえ方式
を押さえ板方式とし、磁気センサー側へ付勢される押さ
え板の押圧面を平面形状としたものである。
【0010】
【作用】この構成により、磁気センサー押さえ板は、セ
ンサーとの接触面を平面状にしているので、挿入された
紙幣の印刷インクは、押さえ板の平面部入口のコーナ部
に付着することになる。すなわち磁気センサーとの接触
面となる平面部への付着は非常に少なくなる。また、た
とえ平面部に付着したとしても、次に挿入される紙幣に
より取り除かれるという、クリーニング効果を有する。
したがって、紙幣の安定した識別が可能となる。
【0011】以上の如く、本発明により、識別性能を長
期間安定した状態で維持することが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0013】図2は、本発明の一実施例における紙幣識
別装置の斜視図であり、図1はそのB−B断面図であ
る。
【0014】図1及び図2において、21は紙幣の挿入
口であり、この紙幣の挿入口21の後方には紙幣の通路
22が繋がっている。そして、この通路22の入口側に
は、入口側プーリ23と、この入口側プーリ23に対向
して、入口側ローラ24が設けられている。また、通路
22の出口側には、出口側プーリ25と、この出口側プ
ーリ25に対向して、出口側ローラ26が設けられてい
る。そして、通路22の略中央部には、挿入された紙幣
を識別するための磁気センサー27と、この磁気センサ
ー27に対向して磁気センサー押さえ板29が設けられ
ている。また、前記入口側プーリ23及び出口側プーリ
25間には、紙幣の搬送手段である搬送ベルト30が装
着されている。
【0015】また、図3は図1におけるD部の拡大図で
ある。図3において、磁気センサー27のセンターには
磁気検知部28がある。また、磁気センサー押さえ板2
9は回転動作を行わない垂直方向からバネで付勢された
上下可動方式である。また、磁気センサー27の磁気検
知部28との接地面を平面としたものである。ここで、
磁気センサー押さえ板の平面部の大きさは、磁気検知部
28より検知可能距離(例1mm)以上大きくしてい
る。
【0016】以上のように構成された紙幣識別装置につ
いて、以下にその動作を説明する。図1において、紙幣
の挿入口21より紙幣が挿入されると、この紙幣は搬送
ベルト30により搬送される。この搬送された紙幣は、
磁気センサー27を通過することにより、紙幣の真・偽
が識別される。この磁気センサー27により、挿入され
た紙幣が真券と判断された場合は、搬送ベルト30によ
りさらに搬送され、紙幣の通路22の出口側へ搬出され
る。また、挿入された紙幣が真券でないと判断された場
合は、入口側プーリ23と出口側プーリ25が逆回転
し、搬送ベルト30により紙幣の挿入口21に返却され
る。この搬送された紙幣の磁気インク及び、磁気インク
を伴った紙粉等の磁気を帯びた汚れの大半は磁気センサ
ー押さえ板29の平面の端部にのみ付着し、磁気センサ
ー押さえ板29の平面部には付着しにくい。また、仮に
磁気センサー押さえ板29の平面部に付着したとして
も、次に挿入された紙幣により取り除かれるというクリ
ーニング効果を持たせることができる。したがって、磁
気センサー27の磁気検知部28は、磁気を帯びた汚れ
の影響を受けない。
【0017】以上のように本実施例によれば、磁気セン
サー押さえ板29を上下可動方式とし、また磁気センサ
ー27の磁気検知部28との接地部を平面とすることに
より、搬送された紙幣の磁気インク及び、磁気インクを
伴った紙粉等の磁気を帯びた汚れの影響を受けることな
く長期間安定した紙幣の搬送を行うことができるもので
ある。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、磁気セン
サー押さえ板を上下可動方式とし、磁気センサーとの接
触位置が移動しないようにしたため、紙幣搬送中に、紙
幣以外の磁気データを検出することがない。また、磁気
センサーの磁気検知部との接触部を平面状としたことに
より、挿入された紙幣の印刷インクの大半は磁気センサ
ー押さえ板の平面部入口のコーナ部に付着するため、平
面部と接触する磁気検知部は、汚れ等の磁気を検出しな
い。また、平面部に付着しても、次に挿入される紙幣に
より取り除かれるというクリーニング効果を持たせるこ
ともできる。したがって、汚れ等の磁気が紙幣の識別に
影響なくなると共に、清掃等のメンテナンスを頻繁に行
わず定期的に行えばよい、また、磁気センサー押さえ板
29の交換を行うことなく、長期間安定して使用するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による紙幣識別装置の断面図
【図2】同紙幣識別装置の斜視図
【図3】同紙幣識別装置の要部拡大斜視図
【図4】従来の紙幣識別装置の断面図
【図5】同従来の紙幣識別装置の斜視図
【図6】同従来の紙幣識別装置の要部拡大斜視図
【図7】同従来の紙幣識別装置の磁気センサー押さえロ
ーラの表面に磁性体が付着した場合の磁気データ検出状
況を示す図
【符号の説明】
21 挿入口 22 通路 27 磁気センサー 28 磁気検知部 29 磁気センサー押さえ板 30 搬送ベルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙幣の挿入口と、この挿入口の後方に連
    設された紙幣の通路と、この通路上に夫々設けられた搬
    送手段および磁気センサーと、この磁気センサーに対向
    して設けられ、紙幣を磁気センサー側へ付勢する磁気セ
    ンサー押さえ板と、前記通路の終端に設けられた出口と
    を備え、前記磁気センサー側へ付勢される押さえ板の押
    圧面は平面形状とした紙幣識別装置。
JP5125738A 1993-05-27 1993-05-27 紙幣識別装置 Expired - Lifetime JP2914090B2 (ja)

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