JP2539489B2 - 現金自動取扱い装置 - Google Patents

現金自動取扱い装置

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JP2539489B2
JP2539489B2 JP63137537A JP13753788A JP2539489B2 JP 2539489 B2 JP2539489 B2 JP 2539489B2 JP 63137537 A JP63137537 A JP 63137537A JP 13753788 A JP13753788 A JP 13753788A JP 2539489 B2 JP2539489 B2 JP 2539489B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カードや通帳を使用して、紙幣の預け入れ
と払い出しを行う現金自動取扱い装置に関し、特に、紙
幣の搬送状態を監視して、資金の運用効率を向上し、障
害を防止する現金自動取扱い装置に関する。
〔従来技術〕
従来の現金自動取扱い装置では、預け入れされた紙幣
か、払い出し用の紙幣かに拘らず、鑑別部でスキュー・
シフトを検出し、その結果、規格値から外れていれば、
ジャム障害の原因となるため、真券・正券であっても損
券・偽券と同じように取り扱っていた。
なお、この種の装置として関連するものには、例えば
特開昭58−140890号が挙げられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術では、積極的にスキュー補正を行う点に
ついては配慮がなされておらず、鑑別部において規格値
を超えたスキューが検知された場合には、その紙幣が真
券・正券であってもリジェクトする。
このため、リジェクトボックスが満杯になる周期が短
くなり、これに伴って装置における取扱い中止の周期も
短くなる。また、資金の運用効率も低下してしまう。
さらに、積極的にスキュー補正を行う機構は設けられ
ていないため、搬送路ガイド部や搬送路切換ゲート部に
おいて、スキューを原因とするジャムが発生する恐れが
ある。
本発明の目的は、このような問題点を改善し、資金の
運用効率を向上し、障害を防止することが可能な現金自
動取扱い装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
紙幣の預入れおよび払出しを行う手段と、紙幣のスキ
ュー、シフト、真偽、および正損を鑑別する手段と、該
鑑別手段の鑑別結果に基づき搬送路を切換えるゲート手
段と、各該手段を制御する手段を備え、カードや通帳を
用いて紙幣の預入れおよび払出しを行う現金自動取扱い
装置において、上記鑑別手段には、搬送時の姿勢の傾き
量によって区分けした複数の鑑別パターンにより、紙幣
の真偽、正損を鑑別する手段を備え、かつ、該鑑別手段
に後続する上記ゲート手段には、スキュー量が標準値以
外の紙幣に対して、上記鑑別結果に基づいて搬送路を切
換える時にスキュー補正を行う手段を設けたことに特徴
がある。
〔作用〕
本発明においては、鑑別機構内に搬送された紙幣の姿
勢をスキューの傾きに対応させて、標準、左向き、右向
きの3パターン(パターンA〜C)に区分けして、この
3パターンの紙幣の姿勢を、鑑別機構のスキュー・シフ
ト検知センサで判別する。
また、真偽・正損鑑別のアルゴリズムを、その紙幣の
姿勢に対応させ、パターンA、パターンB、パターンC
として、予め鑑別機構に設定する。
これにより、紙幣の姿勢が標準である場合、パターン
Aのアルゴリズムで真偽・正損判定を行い、また、紙幣
の姿勢が右向きである場合にはパターンB、紙幣の姿勢
が左向きである場合にはパターンCのアルゴリズムで真
偽・正損判定を行う。なお、従来技術では、標準の紙幣
の姿勢をパターンAで判定し、標準以外の状態は異常紙
幣として認識し、真偽・正損判定は行わずに、異常紙幣
としてリジェクトしていた。
こうして得た判別結果により、鑑別機構の直後にある
真券・正券/偽券・損券の搬送ルート切換ゲートの搬送
中に、スキュー補正を行う。このスキュー補正は、その
紙幣が搬送ルート切換ゲートを通過する間に挟持力を一
瞬緩めることにより、搬送方向が変えられる際、ゲート
から受ける反力により、紙幣が先行している側が元に押
し戻されることを利用して行う。
従って、スキュー補正は鑑別直後の搬送方向を変える
間に行われるため、搬送ルートにおけるスキューにかか
わるジャムの発生を防止する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面により説明する。
第2図は、本発明の一実施例における現金自動取扱い
装置の概観を示す斜視図である。
本実施例の現金自動取扱い装置は、通帳取込み口21、
カード取込み口22、紙幣入出金口23、硬貨入出金口24、
ディスプレイ25、操作パネル26、および取引表示器27を
備える。
この通帳取込み口21は、顧客が挿入した通帳を受け取
り、処理後に返却する。また、カード取込み口22は、顧
客が挿入したカードを受取り、伝票とカードを顧客に返
却する。
また、紙幣入出金口23および硬貨入出金口24は、顧客
が投入した紙幣や硬貨を受取り、また、紙幣や硬貨を顧
客に出金する。
また、ディスプレイ25は、顧客に対するガイダンスを
表示して、現金自動取引についての操作指示を行い、操
作パネル26は顧客の操作によって、取引の種類、暗証番
号、金額等を入力する。
また、取引表示器27は、装置の取扱い業務内容を表示
する。
第3図は、本発明の一実施例における現金自動取扱い
装置の内部を示す構成図である。
本実施例の現金自動取扱い装置は、通帳取込み口21に
続く通帳取扱い機構31、カード取込み口22に続く伝票カ
ード取扱い機構32、通帳取扱い機構31の下方に位置する
紙幣入出金機構33、伝票カード取扱い機構32の下方に連
続して位置する硬貨入出金機構34、制御部35、および電
源部36を備える。
第1図は、本発明の一実施例における現金自動取扱い
装置の一部を示す側断面図、第4図は本発明の一実施例
におけるスキュー補正機構の構成図、第5図は本発明の
一実施例における鑑別処理を示すフローチャートであ
る。
本実施例では、第1図のように、鑑別機構3はスキュ
ー・シフト検出センサ11、真偽判定センサ12、および正
損判定センサ13を備え、また、この鑑別機構3に後続し
てスキュー補正機構(第4図参照)が設置される。
このスキュー・シフト検出センサ11は鑑別機構3の入
口側に設けられ、その後方に真偽判定センサ12、および
正損判定センサ13が配置される。
また、鑑別機構3の直後には、1対の搬送ベルト14が
ローラ15を介してフレーム(図示せず)に支持される。
また、搬送ベルト14の後方には、搬送ルートを上下に
振り分ける搬送ルート切換ゲート16がシャフト17を軸と
してスムーズに回転するように設定される。
また、搬送ルート切換ゲート16の一端には、リンク18
を介してソレノイド19が接続され、ソレノイド19はフレ
ーム(図示せず)に固定される。
また、第4図のように、鑑別機構3の直後に配置され
たスキュー補正機構4は、ローラシャフトA40、ローラ
シャフトB43、リンク18、ソレノイド19、スプリング4
1、カムプレート42、スタッド44、およびエキセンスタ
ッド45を備える。
このローラシャフトA40は、両端ともスプリング41で
支持され、カムプレート42の斜面に接する。同様に、ロ
ーラシャフトB43も、両端をスプリング41で支持され、
カムプレート42の斜面に接する。
また、カムプレート42は、フレーム(図示せず)に固
定されたスタッド44に支持されて、左右方向に摺動で
き、かつ、そのフレームに設けたエキセンスタッド45に
接して、スプリング41の張力を支持し、また、1対の搬
送ベルト14の挟持力を一定に保つ。さらに、カムプレー
ト42の一端には、リンク18を介してソレノイド19が接続
される。
また、搬送ベルト14の一部の対面には、1対の搬送ベ
ルト9がローラ15を介して設けられ、挟持力を有する。
次に、本実施例における入金取引業務の鑑別処理手順
について述べる。
第2図および第3図のように、顧客が通帳を通帳取込
み口21に挿入すると、通帳取扱い機構31に通帳が取込ま
れ、紙幣入出金口23が開いて、ディスプレイ25に入金す
る旨の案内が表示される。
さらに、紙幣入出金口23に紙幣が投入されると、紙幣
入出金機構33が紙幣を1枚ずつ分離・搬送して順次取込
む。
こうして取込まれた紙幣が、第1図に示した鑑別機構
3の入口に到達すると、スキュー・シフト検出センサ11
によりスキューおよびシフト量が検知される。
この場合、第5図のように、シフト量については正常
/異常が判別され(501)、異常と判別すると、リジェ
クトされる(502)。また、スキューについては、その
紙幣の傾き量により、標準、右向き、および左向きの3
パターンが識別された後(503,505,507)、真偽判定セ
ンサ12および正損判定センサ13において、標準の場合、
パターンAのアルゴリズムで鑑別し(504)、右向きの
場合にはパターンB(506)、左向きの場合にはパター
ンCで鑑別する(508)。これにより、標準から見て規
格外の右向きや左向きの紙幣でも、それぞれに対応した
鑑別が行われる(509,510)。
こうして鑑別機構3を通った紙幣は搬送ベルト14に挟
持され、搬送ルート切換ゲート16の先端まで送られる。
次に、鑑別機構3による鑑別結果に従い、スキューが
大きくても、真券・正券と鑑別された紙幣は、ソレノイ
ド19に通電して搬送ルート切換ゲート16を回転させ、第
1図下方の搬送ルートを開くことにより、下方へ導びか
れる。
この場合、搬送ルート切換ゲート16とスキュー紙幣の
相対位置を設定してソレノイド19に通電することによ
り、カムプレート42が左方へ移動し、スプリング41が少
し伸びる。
従って、ローラシャフトA40、ローラシャフトB43が左
方に移動して、搬送ベルト14の挟持力が一瞬低下する。
このため、搬送ルート切換ゲート16によって先端を搬送
する方向に押し向けられた紙幣は、その反力により、先
行している側が押し戻されて、スキュー補正がなされ
る。
このように、標準のスキュー量から外れた右向きある
いは左向きのスキューに対しても、それぞれに対応した
アルゴリズムで鑑別することにより、スキュー量が大き
くても、真券・正券を判別し、さらにスキュー補正を行
うことによって正常な紙幣として運用することができ
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、規格外のスキューが発生しても、そ
のスキュー量に対応して鑑別を行うことができる。
これにより、スキューの発生に拘らず、紙幣の鑑別を
行い、真券・正券を運用することができるため、資金の
運用効率が向上する。
また、スキューによるリジェクト率が減少するため、
リジェクトボックスが満杯となって取扱い中止となるこ
とが少くなる。
さらに、鑑別直後にスキュー補正されるため、紙幣ジ
ャムの1要因が取り除かれ、障害の発生率が低下する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における現金自動取扱い装置
の一部を示す側断面図、第2図は本発明の一実施例にお
ける現金自動取扱い装置の概観を示す斜視図、第3図は
本発明の一実施例における現金自動取扱い装置の内部を
示す構成図、第4図は本発明の一実施例におけるスキュ
ー補正機構の構成図、第5図は本発明の一実施例におけ
る鑑別処理を示すフローチャートである。 3:鑑別機構,4:スキュー補正機構,8,9,14:搬送ベルト,
11:スキュー・シフト検出センサ,12:真偽判定センサ,1
3:正損判定センサ,15:ローラ,16:搬送ルート切換ゲー
ト,17:シャフト,18:リンク,19:ソレノイド,21:通帳取込
み口,22:カード取込み口,23:紙幣入出金口,24:硬貨入出
金口,25:ディスプレイ,26:操作パネル,27:取引表示器,3
1:通帳取扱い機構,32:伝票カード取扱い機構,33:紙幣入
出金機構,34:硬貨入出金機構,35:制御部,36:電源部,40:
ローラシャフトA,41:スプリング,42:カムプレート,43:
ローラシャフトB,44:スタッド,45:エキセンスタッド。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙幣の預入れおよび払出しを行う手段と、
    紙幣のスキュー、シフト、真偽、および正損を鑑別する
    手段と、該鑑別手段の鑑別結果に基づき搬送路を切換え
    るゲート手段と、各該手段を制御する手段を備え、カー
    ドや通帳を用いて紙幣の預入れおよび払出しを行う現金
    自動取扱い装置において、上記鑑別手段には、搬送時の
    姿勢の傾き量によって区分けした複数の鑑別パターンに
    より、紙幣の真偽、正損を鑑別する手段を備え、かつ、
    該鑑別手段に後続する上記ゲート手段には、スキュー量
    が標準値以外の紙幣に対して、上記鑑別結果に基づいて
    搬送路を切換える時にスキュー補正を行う手段を設けた
    ことを特徴とする現金自動取扱い装置。
JP63137537A 1988-06-06 1988-06-06 現金自動取扱い装置 Expired - Lifetime JP2539489B2 (ja)

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JPH01307890A JPH01307890A (ja) 1989-12-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60215294A (ja) * 1984-04-10 1985-10-28 オムロン株式会社 紙幣類鑑別装置
JPH0218029Y2 (ja) * 1985-05-24 1990-05-21

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