JP3004902U - 装身具用チェーン - Google Patents

装身具用チェーン

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JP3004902U
JP3004902U JP1994007542U JP754294U JP3004902U JP 3004902 U JP3004902 U JP 3004902U JP 1994007542 U JP1994007542 U JP 1994007542U JP 754294 U JP754294 U JP 754294U JP 3004902 U JP3004902 U JP 3004902U
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ring
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東彦 桑山
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株式会社桑山貴金属
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、金属のリング部材又はコマ部材に
充填剤による装飾を施し、色彩面において変化に富んだ
装身具用チェーンを提供することである。 【構成】 装身具用チェーン(10)のチェーン部材
(12)はリング状のリング部材(14)を複数連結し
て鎖状にして形成されている。リング部材(14)の一
部のリング部材(14)には充填剤(16)を充填する
ことにより装飾リンク(18)を形成している。この充
填剤(16)はリング部材(14)の内部に溶剤に溶か
した蛍光顔料をエナメル(エポキシ樹脂)に混入するこ
とにより形成され、表面張力によりリング部材(14)
の中に保持させ、乾燥固化したものである。前記鎖状の
チェーン部材(12)の一端には掛止具(20)が、他
端には被掛止具(22)が連結されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ネックレスやブレスレット等の鎖状に形成された装身具用チェーン に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ネックレス等の装身具用チェーンは、リング状の部材を互いに係合して 鎖状に形成したものや、球状の部材を連結部材を介して直列的に結合させたもの であった。そして、これらの表面は、金属の地色のままであるか金等のメッキを 施したものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記事実に鑑みなされたものであり、金属のリング部材又はコマ部材 に充填剤による装飾を施し、色彩面において変化に富んだ装身具用チェーンを提 供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、鎖状に連結された複数のリンク部材からなる装身具用チェ ーンにおいて、そのうちの一部のリング部材の内側に充填剤を充填固化して装飾 リンクを形成したことを特徴としている。 請求項2の考案は、複数のコマ部材を連結部材により鎖状に連結してなる装身 具用チェーンにおいて、これらのコマ部材のうちの一部のコマ部材の隙間に充填 剤を充填固化してなることを特徴としている。 請求項3の考案は、前記充填剤は蛍光顔料をエナメル(エポキシ樹脂)に混入 してなることを特徴としている。 請求項4の考案は、前記充填剤は紫外線変色顔料をエナメル(エポキシ樹脂) に混入してなることを特徴としている。 請求項5の考案は、前記充填剤は示温度顔料をエナメル(エポキシ樹脂)に混 入してなることを特徴としている。
【0005】
【作用】
請求項1乃至請求項5に係る装身具用チェーンは、チェーンを形成するリング 部材やコマ部材の空間部に任意の色に着色された充填剤を充填し、装身具用チェ ーンの装飾性を飛躍的に高めたものである。
【0006】
【第1実施例】 図1及び図2には本考案に係る装身具用チェーン(10)の一実施例が示され ている。 図1及び図2に示すように装身具用チェーン(10)を構成するチェーン部材 (12)はリング状のリング部材(14)を複数連結して鎖状にして形成されて いる。前記リング部材(14)の一部のリング部材(14)には充填剤(16) を充填することにより装飾リンク(18)を形成している。この充填剤(16) はリング部材(14)の内部に溶剤に溶かした蛍光顔料をエナメル(エポキシ樹 脂)に混入することにより形成され、表面張力によりリング部材(14)の中に 保持させ、乾燥固化したものである。 なお、前記充填剤(16)は紫外線変色顔料をエナメル(エポキシ樹脂)に混 入することにより形成してもよく、また、示温顔料をエナメル(エポキシ樹脂) に混入することにより形成してもよい。 図1に示すように、前記鎖状のチェーン部材(12)の一端には掛止具(20 )が、他端には被掛止具(22)が連結されている。
【0007】 次に、第1実施例の作用について説明する。 装身具用チェーン(10)は、金属のリング部材(14)の一部に充填剤(1 6)が充填された装飾リンク(18)を有しているので、デザイン上の自由度が 飛躍的に増大する。 しかも、前記装飾リンク(18)に充填された充填剤(16)には蛍光顔料が 混入されているので、夜間には装飾リンク(18)が微光を発して人目を引くこ とができる。 また、充填剤(16)に紫外線変色顔料を混入すると屋内や屋外における紫外 線の量の違いにより同じ装飾リンク(18)であっても装飾リンク(18)の色 合いが相違するので、場所により装身具用チェーン(10)の色合いの変化を楽 しむことができる。 更に、充填剤(16)に示温顔料を混入すると、一日の温度変化や四季の温度 変化あるいは体温による温度変化等によって装飾リンク(18)の色合いが変化 し装身具用チェーン(10)の色合いの変化を楽しむことができる。
【0008】
【第2実施例】 図3及び図4には本考案に係る装身具用チェーン(30)の一実施例が示され ている。なお、第1実施例と同一の構成は同一の符号を用いてその説明を省略す る。 図3に示すように装身具用チェーン(30)の構成部材であるチェーン部材( 32)は球状のコマ部材(34)と円筒状のコマ部材(36)を交互に配設して 連結部材(38)を介して複数連結することにより形成されている。 図4に示すように、これら球状のコマ部材(34)の表面には面取りした円形 の平面部(40)が複数形成されている。また、前記円筒状のコマ部材(36) の両端部の表面には面取りした楕円形状の平面部(42)が形成され、中央部に は面取りした円形の平面部(44)が複数形成されている。そして、円筒状のコ マ部材(36)の中央部には充填剤(16),(16)が充填されている。充填 剤(16),(16)は図示しない芯部材を中心部にして埋設され、円筒状のコ マ部材(36)とほぼ等しい外径になるように注入固化されている。 図3に示すように、前記チェーン部材(32)の一端には掛止具(20)が、 他端には被掛止具(22)が連結されている。 この第2実施例の装身具用チェーン(30)は、チェーン部材(32)を形成 する球状のコマ部材(34)と円筒状のコマ部材(36)を互いに部分的に連結 することにより、金属のみのチェーンとは全く形態の異なったチェーンに仕上げ ることができ、しかも充填剤(16)部分の色を適宜選択することにより極めて 多様な装飾を施すことができるものである。 なお、他の構成及び他の作用は第1実施例と同一であるので、その説明は省略 する。
【0009】
【第3実施例】 図5及び図6には本考案に係る装身具用チェーン(50)の一実施例が示され ている。なお、第1実施例と同一の構成は同一の符号を用いてその説明を省略す る。 図5及び図6に示すように装身具用チェーン(50)の構成部材であるチェー ン部材(52)は、6個連結された金属製のリング部材(54)と6個連結され たリング部材(54)の端部に連結される長円のリング部材(56)とから形成 されている。 図6に示すように、この長円のリング部材(56)内には充填剤(16)が充 填固化され装飾リンク(58)を形成している。 図5に示すように、前記チェーン部材(52)の一端には掛止具(20)が、 他端には被掛止具(22)が連結されている。 従って、装身具用チェーン(50)も装飾性が向上し、更に長円のリング部材 (56)の変形も生じにくいものである。 なお、他の構成及び他の作用は第1実施例と同一であるので、その説明は省略 する。
【0010】 なお、上記実施例の装身具用チェーン(10),(30),(50)の一部に 磁石等を挿入して健康器具として活用することも可能であり、ネックレス以外の ブレスレットその他の装飾品に用いられるチェーン等であってもよい。また、充 填剤としては、樹脂やガラスや漆、ほうろう等の上薬であってもよい。また、樹 脂の種類や色は適宜選択できるものであり、複数の色を組み合わせて各々の充填 箇所に充填したものや、多種類の色を一充填箇所にまぜあわせたりしたものでも よく、色の使い方は自由に設定し得るものである。更に、充填剤の充填方法も手 作業による他、機械的に充填してもよく、適宜設定できるものである。
【0011】
【考案の効果】
以上説明した如く、本考案に係る装身具用チェーンは、金属のリング部材又は コマ部材に充填剤による装飾が施されているので、デザイン上の自由度が飛躍的 に増大し、しかも、チェーンの形態や強度も向上させることができ、需要者の嗜 好の変化や用途に合わせて柔軟に多様や外観に設計できるという優れた効果を有 する。 また、充填剤に蛍光顔料や紫外線変色顔料あるいは示温顔料を混入することに より外的変化によって装身具用チェーンの色合いの変化を楽しむことができると いう優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る装身具用チェーンの第1実施例の
全体斜視図である。
【図2】本考案に係る装身具用チェーンの第1実施例の
一部拡大斜視図である。
【図3】本考案に係る装身具用チェーンの第2実施例の
全体斜視図である。
【図4】本考案に係る装身具用チェーンの第2実施例の
一部拡大斜視図である。
【図5】本考案に係る装身具用チェーンの第3実施例の
全体斜視図である。
【図6】本考案に係る装身具用チェーンの第3実施例の
一部拡大斜視図である。
【符号の説明】
(10)・・・装身具用チェーン (14)・・・リング部材 (16)・・・充填剤 (18)・・・装飾リンク (30)・・・装身具用チェーン (34)・・・球状のコマ部材 (36)・・・円筒状のコマ部材 (50)・・・装身具用チェーン (54)・・・リング部材 (56)・・・長円のリング部材 (58)・・・装飾リンク

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鎖状に連結された複数のリンク部材から
    なる装身具用チェーンにおいて、そのうちの一部のリン
    グ部材の内側に充填剤を充填固化して装飾リンクを形成
    したことを特徴とする装身具用チェーン。
  2. 【請求項2】 複数のコマ部材を連結部材により鎖状に
    連結してなる装身具用チェーンにおいて、これらのコマ
    部材のうちの一部のコマ部材の隙間に充填剤を充填固化
    してなることを特徴とする装身具用チェーン。
  3. 【請求項3】 前記充填剤は蛍光顔料をエナメル(エポ
    キシ樹脂)に混入してなることを特徴とする請求項1又
    は請求項2の装身具用チェーン。
  4. 【請求項4】 前記充填剤は紫外線変色顔料をエナメル
    (エポキシ樹脂)に混入してなることを特徴とする請求
    項1又は請求項2の装身具用チェーン。
  5. 【請求項5】 前記充填剤は示温度顔料をエナメル(エ
    ポキシ樹脂)に混入してなることを特徴とする請求項1
    又は請求項2の装身具用チェーン。
JP1994007542U 1994-06-02 1994-06-02 装身具用チェーン Expired - Lifetime JP3004902U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210056091A (ko) * 2019-11-08 2021-05-18 러브몽 주식회사 온도에 따라 색이 변하는 펜던트 및 이를 포함한 목걸이

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210056091A (ko) * 2019-11-08 2021-05-18 러브몽 주식회사 온도에 따라 색이 변하는 펜던트 및 이를 포함한 목걸이

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