JP4430917B2 - ガラス玉アクセサリーの製造方法 - Google Patents

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本発明は、ガラス玉を用いたアクセサリーに関し、ペンダントやイヤリング、あるいは、キーワードホルダーや携帯ストラップの飾りなどとして用いられるガラス玉アクセサリーの製造方法に関するものである。
従来より、ガラス玉を用いたアクセサリーは、種々のデザインのものが市販されている。
例えば、擬似宝石として、クリスタルガラスなどがある。これは、屈折率・透明度の高いガラスを用い、ダイヤモンドのように、複雑な多面体にカットして、きらきらと美しく輝くようにしたものである。特に高級食器や工芸品として用いられているものである。
また、ガラス玉としては、ビー玉が代表的であり、子供のおもちゃとして、古くから市販されているものである。このビー玉は、透明のものからカラーのもの、マーブル模様のものなど様々な彩色のものがある。これらの美しく彩色されたビー玉を用いて、ペンダントの飾りや、孔を開けて紐を通して、数珠繋ぎにし、ネックレスにしたものなどもある。
このように、ガラス玉を用いたアクセサリーとしては、
1)透明なガラスの光の反射性を利用して、輝きを利用してアクセサリーとしたもの。
2)彩色ガラスを用いて、カラフルな色彩を利用してアクセサリーとしたもの。
3)多数のガラス玉を用いて、その色彩の組み合わせの美しさを利用してアクセサリーとしたものがあった。
1)は、クリスタルガラスなどであり、屈折率・透明度の高いガラスを用い、さらに多面体に複雑なカットを行うことで美しい輝きを実現するものであるが、製作コストが高く、また、高度なカット技術も要求されるものであり、一般的に広く使用されることを目的としておらず、高価な高級品を目的とするものである。
2)は、彩色されたガラス玉を用いるものであり、色ガラスや色模様入りのガラス玉とし、その彩色の美しいアクセサリーとすることを目的とするものであり、下げ飾りなどとして、ペンダントやキーワードホルダーなど安価に提供されている。
3)は、カラフルな色ガラスや彩色模様のガラス玉を連ねて、腕輪やネックレスなどとして安価に提供されている。色彩の組み合わせによる美しさを目的としたアクセサリーである。
これらの他に、登録実用新案3028450号公報では、ホルダー本体に球面凹部を形成し、該球面凹部の内底面に白色下地層を球面状に形成し、該白色下地層の上に発光材を球面状に塗布し、該発光材の上に透明シールを敷き、該透明シール及び前記発光材の上に透明の球体を載置して該球体が球面凹部から脱落しないように固定してなる装身具としたものであり、ガラス玉のレンズ効果と発光材との組み合わせを特徴としたものである。
また、特開2003−225106号公報では、マイナスイオンを発生させ得る放射線放出性鉱物粉末がガラス中に均一に分散されて成るガラスピースが繋がれており、各ガラスピースの表面には、真珠様の光沢を有した真珠光沢コーティング層が設けられているネックレスであり、マイナスイオン効果を特徴とするものである。

登録実用新案3028450号公報 特開2003−225106号公報
本発明の課題は、手軽に使用できるアクセサリーであり、かつ、今までにない、輝きと光沢の美しさと、愛らしさを持つガラス玉を用いたアクセサリーを提供しようとするものである。
上記に示す従来のものにおいては、安価で一般に提供されているガラス玉アクセサリーにおいては、彩色されたガラス玉を複数組み合わせて、愛らしく、また美しいアクセサリーを提供していた。
本来のガラスの有する、光反射特性による美しい輝きを活用して安価なアクセサリーとするものは見当たらない。これは、一般には、擬似クリスタルガラスとしての透明樹脂製のものが多数普及しているためであり、これらは、おもちゃの域をでるものではなく、一般的にオシャレなアクセサリーとはいえない。
本来のガラスの深みのある透明性を活かし、その光反射特性を最大限に活かし、ガラス玉のイメージの持つ愛らしさとを兼ね備えた新しいガラス玉アクセサリー及びその製造方法を実現することを課題とする。
本発明は、上記の課題を解決するために、ガラス玉に蓄光材を粒状に混入させ、暗がりでの効果的な輝きを持たせるとともに、金属光沢を有する網で覆い、金属光沢とガラスの光反射とを組み合わせた美しい輝きを実現し、さらに、網でガラス玉を包んで下げ飾りとすることで愛らしくオシャレな各種のアクセサリーを実現できるものである。

請求項1では、ガラス線材の一部を加熱して溶融させながら、該ガラス線材を回転させ、かつ、その両端部から圧力を与え、ガラスの溶融部分を所定の大きさの玉状とし、次に該玉部の一方のガラス線材部分を切除し、さらに、該玉部が溶融状態のままで蓄光材粉末を外面に付着させ、直ちに、球状整形型に入れ、溶融ガラスの外面で溶けて粒状の塊となった蓄光材粒を押圧により、ガラス玉の内部に押し入れて球状に整形し、残りのガラス線材部分を玉部より切除することにより、表面に蓄光粒層を形成させたガラス玉とし、
さらに該ガラス玉の外面に、軟金属線による金網からなる飾り網を被せ、
該金網は、4本の線材(A線、B線、C線、D線)からなり、以下に示す手順で網状に形成し、ガラス玉を覆い、端線を束ねて結束されていることを特徴とするガラス玉アクセサリーの製造方法とするものである。
1)2本の線材(A線、B線)を用い、その中心部分を所定回数捩る。
2)残りの2本(C線、D線)の内の1本の線(C線)を上記の2本(A線、B線)の捩りの中心に直角に通す。
3)最後の1本(D線)を直角に通した線(C線)と束ねて、上記の1)と同じ回数捩る。
4)各々捩った線(A線×B線とC線×D線)の先端を開く。
5)開いた線の隣同士の線を1回づつ捩り、「田」字形状に編む。
6)上記の「田」字形状の外周の辺を底辺として三角形を形成するように、さらに隣同士を所定回数捩り、飾り網を形成する。
該ガラス線材は、ガラス製の棒状の線材であり、直径が3mmから10mm程度のものが使用できる。また、色ガラス製のものでも良い。この線材の両端部から押圧し、その中心部をバーナーなどで加熱し、溶融させることで、中心部が玉状となるものである。
該蓄光材粉末は、蓄光性を付与する蓄光顔料などであり、光の照射によって励起され、そのような光が照射されているときに蛍光を発するだけでなく、光の照射を停止した後にも、残光(リン光)を発するものである。
従来から公知の各種のもの、例えばアルミン酸ストロンチウム系、アルミン酸カルシウム系、アルミン酸バリウム系等の蓄光性無機質蛍光体等を用いことができる。
具体的な蓄光顔料としては、SrCO3、Al23、H3BO3等の原料に、賦活剤として、Eu23等を加え、更に付加賦活剤として、Dy23等を配合せしめて、焼成することにより、製造されるものであって、一般に、平均粒子径が0.01〜0.04mm程度の微細粒状形態(微粉末)のものである。
これらの蓄光材粉末を溶融状態のガラス玉の表面に付着させるものであり、粉体中でガラス玉を転がして付着させても良く、吹き付け付着させても良い。
蓄光材を付着後、直ちに、球状整形型にて形状を球状に整える。該球状整形型は、カーボン製の半球凹形状の型であり、この半球凹部に溶融状態のガラス玉を入れ、回すように、押し付けて形状を整える。蓄光材粉末は、溶融したガラス玉に付着すると、蓄光材粉末も溶けて、粒状の塊となり、押圧により、ガラス玉の内部に押し入れられ、球状表面内に蓄光材の粒状の層を形成する。
請求項2では、前記の蓄光粒層のさらに外表面に、透明被覆を施すことを特徴とするガラス玉アクセサリーの製造方法である。
該透明被覆は、透明性を有する被覆ができるものであればいずれでも良く、透明樹脂塗料などでも良い。これにより、衝撃に弱いガラスを保護することができる。
請求項3では、前記のガラス玉の形成において、複数のカラーガラス線材を用い、多色模様の玉部を形成させることを特徴とするガラス玉アクセサリーの製造方法である。
該カラーガラス線材は、半透明のカラーガラスでもカラフルな色ガラスのいずれでも良く、それらの複数のガラス線材を束ねて中心部を加熱することにより、各色が混ざった状態でガラス玉を形成できる。色が混じったグラデーションのガラス玉やマーブル模様、格子模様など、各種の彩色ガラス玉を製造できる。
該軟金属線は、例えば、銅線やアルミ線、真鍮線などのように軟らかい金属による線材であり、該金網は、それらの金属線を用い、ガラス玉を包みやすくした金属性の網である。ガラス玉をこの金網で包み、金網に光沢メッキを施すものである。該ガラス玉は、非伝導性であるので、金属線のみ容易に光沢メッキをほどこすことができる。
前記の金網において、4本の線材(A線、B線、C線、D線)からなり、以下に示す手順で網状に形成し、ガラス玉を覆い、端線を束ねて結束されていることを特徴とするガラス玉アクセサリーの製造方法である。
1)2本の線材(A線、B線)を用い、その中心部分を一定回数捩る。
2)残りの2本(C線、D線)の内の1本の線(C線)を上記の2本(A線、B線)の捩りの中心に直角に通す。
3)最後の1本(D線)を直角に通した線(C線)と束ねて、上記の1)と同じ回数捩る。
4)各々捩った線(A線+B線とC線+D線)の先端を開く。
5)開いた線の隣同士の線を1回づつ捻り、「田」字形状に編む。
6)上記の「田」字形状の外周の辺を底辺として三角形を形成するように、さらに隣同士を一定回数捩り、飾り網を形成する。
このような形状の金属性網とすることで、球形状に適した網体となり、ガラス玉を包みやすく、ガラス玉を包んで上部を結ぶと、下げ飾りとなる。
本発明では、以下のような効果を奏する。
1)蓄光粒層をガラス玉の表面に容易に形成でき、ガラス玉の愛らしいイメージに暗闇での輝きの効果をプラスした、愛らしいオシャレなガラス玉アクセサリーを提供できる。
2)透明被覆層を形成することで、表面が滑らかとなり、衝撃に弱いガラスの保護層となる。また被覆層とガラス層との境目で光の屈折率が異なり、ガラス玉の表面での反射も増え、明るさを増進させる。
3)複数のガラス線材を用いることで、様々な模様の彩色ガラス玉とすることができる。
4)飾り網で覆うことで、ガラス玉をより愛らしくオシャレなアクセサリーとすることができる。
5)浮き玉編みの網を用いることにより、球状のガラス玉に適した網体となり、下げ飾りとして最適に使用できる。
6)金網を用い、光沢メッキを施すことにより、ガラス玉の光反射効果と金属光沢との組み合わせによる今までにない、美しい輝きを実現できる。
7)4本の線材を編み上げて球状に適した金網とすることで、小さなガラス玉においても容易に包むことができ、上部で結び、下げ飾りのアクセサリーとすることができ、非常に愛らしく、かつ、輝きのあるオシャレなガラス玉アクセサリーを実現できる。
本発明は、ガラス玉の愛らしいイメージに、ガラスの持つ光反射特性を活かした輝きを有するオシャレなガラス玉アクセサリーを実現するために、蓄光粒層を形成し、光沢を有する金属網との組み合わせにより、今までにない輝き効果とオシャレなデザインを有するガラス玉アクセサリーを実現した。
本発明によるガラス玉アクセサリーのガラス玉部の製造方法について図面を用いて以下に説明する。図1は、本発明によるアクセサリーのガラス玉の製造工程を示すフロー図である。
S−1)溶融玉部形成工程
長さ30cmで5mmφの透明ガラス線材を用い、その中央部分をガスバーナーで加熱し、ガラス線材の両端を持ち、わずかに加圧する。バーナーの加熱により、中央部が溶融する。ガラス線材を回転させながらわずかに加圧すると、溶融部が玉状に膨らむ。直径が20mm程度になるまで加熱し、溶融玉を形成する。
なお、加熱温度は、バーナーの性能上、1400度程度でおこなったが、ガラス線材の太さや種類によって適時設定し、ゆっくりと溶融する程度の加熱温度に設定すると良い。また、加圧力も、加熱温度により、調整し、わずかに押す程度でよく、回転させながら軽く押しつける程度が好ましい。溶融玉のサイズは、使用するアクセサリーに適した大きさにすれば良く、直径は30mm以内が好ましく、それ以上大きい場合には、自重で変形する恐れがあるので好ましくない。
S−2)ガラス線片切断工程1
溶融ガラス玉が所定の大きさとなったところで、ガラス線材の片方を根元部分でガラス鋏を用いて切断する。この時点で再度切断部を加熱して形を整えると良い。
S−3)蓄光材粉末付着工程
溶融ガラス玉部分に、蓄光材粉末を付着させる。蓄光材粉末中で溶融ガラス玉部を転がして付着させる。蓄光材粉末の付着は、ガラス玉部全体に薄く付着させることが好ましい。蓄光材粉末は付着させると、ガラス玉が高温に溶融しているため、蓄光材粉末も溶融する。このとき、溶融と共に粒子状の蓄光粒となる。
蓄光材粉末の付着を吹き付けにより行っても良い。また、溶融して粒ができやすいように、核となる金属粒を混入させても良い。
S−4)球状整形工程
蓄光材を付着させた状態で、ガラス玉部を球状整形型を用いて整形する。球状整形型は、カーボン製の半球凹部を有する型台であり、その半球凹部に溶融ガラス玉部を押圧して整形する。押圧により、溶融ガラス玉部の外面に付着した蓄光粒は、ガラス玉部の内部に押し込まれ、表面は球状に整形される。丁寧に回転させながら押圧することで、蓄光粒はガラス玉の内部に蓄光粒層を形成させることができる。
2分割の球形プレス型で整形しても良い。その場合には、蓄光材粉末が溶融して粒状となったことを確認してから行うことが好ましい。
S−5)ガラス線片切断工程2
残りのガラス線材をガラス玉部の根元部で切断する。この時点では、自然冷却しているため、軽い衝撃で簡単に折り取ることができる。
S−6)仕上げ冷却工程
上記のガラス線材の切断部を軽く加熱し、表面を滑らかにする。その後、緩やかに放冷し、クラックが入らないように注意しながら常温まで冷却する。
本実施例においては、蓄光材粉末をガラス玉に混入させたが、この蓄光材とともに金属微細片や星砂などを共に混入させても良い。金属微細片を混入させると、昼間は光の乱反射を起こし、夜は蓄光材の光を輝かせる役目をする。また、星砂を混入させると、蓄光材が星砂の表面に付着するため、暗闇では、ガラス玉の中で星砂が光って見える事となる。
実施例1において、製造したガラス玉と、球形用の金網を用いたガラス玉アクセサリーの製造方法について、図面を用いて説明する。図2は、本発明によるガラス玉アクセサリーの製作前の部品を示す図であり、図3は、組み立て後の完成例を示す図である。以下の手順で製造する。
T−1)図1の手順に従って製造したガラス玉1は、図2の(1)に示すとおりであり、蓄光材粒3がガラス玉1の内部に混入されている。
T−2)図2の(2)に示すような球形に適応した金網2を作成する。以下にその製作手順を示す。
a)4本の銅線(線径:1mm、長さ:20cm)A、B、C、Dを用意する。
b)4本中の2本の銅線(A線、B線)を用い、その中心部分4を4回捩る。
c)残りの2本(C線、D線)の銅線の内の1本の線(C線)を上記の2本(A線、B線)の捩りの中心部5に直角に通す。
d)最後の1本(D線)を直角に通した線(C線)と束ねて、同様に4回捩る。
e)各々捩った線(A線×B線とC線×D線)の先端を開く。
f)開いた線の隣同士の線を1回づつ捩り、「田」字形状6に編む。
g)上記の「田」字形状の外周の辺7を底辺として三角形8を形成するようにし、さらに隣同士を5回捩り、先端を開く。
h)最後に開いた各々銅線の先端を図2(2)に示すように、8本の中の5本9を短く切断する。
このようにできた金網2は、ガラス玉1を包むのに適した形状となる。
T−3)上記のT−1)のガラス玉1を用いて、上記のT−2)に示す金網2の上に上記のT―1)に示すガラス玉1を載せ、周囲から金網2で包みこみ、上部で結束する。
T−4)結束部に輪10を作り、リング11を取り付けて留める。
T−5)出来上がった金網部2に光沢メッキとして電気メッキを施す。本実施例の電気メッキは、金属光沢を有するように、ニッケルメッキとした。該電気メッキは、銅メッキや貴金属メッキ(金、銀など)でも良い。
このようにして完成したガラス玉アクセサリーの上部の輪10に紐や鎖をつないで、ペンダントやキーホルダーなどのアクセサリーとする。
このようにして製作したガラス玉アクセサリーは、ガラス玉の愛らしいイメージをそのままに、光沢を有する金属製網により、ガラスの光反射性と網の金属光沢とにより、美しい輝きを持つオシャレなデザインとなる。また、暗がりでは、蓄光材粒が発光し、金属網の反射効果も加わり、ガラスの持つ幻想的で神秘的な効果を奏するアクセサリーとなる。
また、本実施例では、無色透明色のガラスを使用したが、ガラス玉の製造時にガラス線材として複数の色ガラスを用いることにより、様々色彩のガラス玉とすることができ、さらに、マーブルなどの多色の模様とすることもできる。
また、ガラス玉の表面に透明樹脂塗料を塗布することで、衝撃からの防護となり、さらに、光の屈折率を変化させたりすることもできる。
また、ガラスの外面を覆う網としては、カラフルな浮き玉編みなど各種の飾り網を使用し、意匠効果を高めることができる。
本発明のガラス玉アクセサリーを下げ飾りとして多数吊り下げて、店舗のショウウインドウ用の飾りや、イベント用飾りや、クリスマスツリーの飾りなど、ショウアップするための飾りとして適用することができる。
また、網部においては、海上浮きを包む浮き網に替えて、本発明の金属網を樹脂ロープで形成することができ、複雑な浮き玉編みではなく、簡単な編み方で球形用の網として適用できる。
本発明によるガラス玉の製造工程を示すフロー図である。 本発明によるガラス玉アクセサリーの部品を示す図である。 本発明によるガラス玉アクセサリーの実施例を示す図である。
符号の説明
1 ガラス玉
2 金網
3 蓄光材粒
6 「田」字形状部
7 底辺部
8 三角形状部
10 輪
11 リング

Claims (3)

  1. ガラス線材の一部を加熱して溶融させながら、該ガラス線材を回転させ、かつ、その両端部から圧力を与え、ガラスの溶融部分を所定の大きさの玉状とし、次に該玉部の一方のガラス線材部分を切除し、さらに、該玉部が溶融状態のままで蓄光材粉末を外面に付着させ、直ちに、球状整形型に入れ、溶融ガラスの外面で溶けて粒状の塊となった蓄光材粒を押圧により、ガラス玉の内部に押し入れて球状に整形し、残りのガラス線材部分を玉部より切除することにより、表面に蓄光粒層を形成させたガラス玉とし、
    さらに該ガラス玉の外面に、軟金属線による金網からなる飾り網を被せ、
    該金網は、4本の線材(A線、B線、C線、D線)からなり、以下に示す手順で網状に形成し、ガラス玉を覆い、端線を束ねて結束されていることを特徴とするガラス玉アクセサリーの製造方法。
    1)2本の線材(A線、B線)を用い、その中心部分を所定回数捩る。
    2)残りの2本(C線、D線)の内の1本の線(C線)を上記の2本(A線、B線)の捩りの中心に直角に通す。
    3)最後の1本(D線)を直角に通した線(C線)と束ねて、上記の1)と同じ回数捩る。
    4)各々捩った線(A線×B線とC線×D線)の先端を開く。
    5)開いた線の隣同士の線を1回づつ捩り、「田」字形状に編む。
    6)上記の「田」字形状の外周の辺を底辺として三角形を形成するように、さらに隣同士を所定回数捩り、飾り網を形成する。
  2. 前記の蓄光粒層のさらに外表面に、透明被覆を施すことを特徴とする請求項1に記載のガラス玉アクセサリーの製造方法。
  3. 前記のガラス玉の形成において、複数のカラーガラス線材を用い、多色模様の玉部を形成させることを特徴とする請求項1または請求項2のガラス玉アクセサリーの製造方法。
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