JP7464773B1 - 装飾具 - Google Patents

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【課題】本発明は、一見一般的なジュエリーにみえるが、そのジュエリーに光を当てるとその反射光によるメッセージの演出ができ、そのメッセージによって思いを伝えることが可能となる装飾具の提供を課題とするものである。【解決手段】本発明は、光を反射させる複数の反射体と、該反射体を装着させるための基台とから成る装飾具であって、前記反射体は、光源からの光をそれぞれ所定の位置へ反射させるための反射角となるように前記基台に止着されている構成を採用した。【選択図】図1

Description

本発明は、装飾具に関し、詳しくは、光源からの光の反射を利用して、贈る相手に幻想的な光のメッセージを伝えることを可能とした装飾具の技術に関するものである。
世の中の風潮として、感謝や特別な思いを伝えたい記念日などに贈るプレゼントは、貴金属や宝石を使ったアクセサリーを贈ることが一般的となっている。それは、美しい輝きを放つものは特に女性に好まれるものであって、誕生日、婚約時、結婚時など想いを伝えるときに良く利用される。また、アクセサリーの材質が金属や宝石で出来ていることで劣化が少なく、長きにわたりその記念の証として残されるという事も大きな理由の一つといえる。
プレゼントをする際に、贈る人へメッセージを添えたり、言葉で想いを伝えたりすることは、より強い印象で相手を喜ばせるサプライズとなる。しかしながら、言葉は記憶の中に薄れていき忘れ去られてしまうことが多い。他方で、婚約指輪や結婚指輪などには、それぞれのネームやイニシャル、記念の日付などが消えないように指輪の内側などに刻むということも一般的になっている。しかし、指輪などに刻みきれない伝えたい想いをサプライズ的な効果を伴って相手に伝えられる技術的手段があれば好適である。
また、人と人の付き合いは良い時ばかりとは言えず、性格の違いや誤解などからお互いの気持ちが離れてしまうなどといったこともあり、その結果修復が不可能となって、離婚や破局などといった残念な結果に終わる場合も少なくない。離婚率が高まる近年おいて、婚約や結婚の際の想いを忘れないためにも、その時に交わした誓いやメッセージを時が経過した後に何度も繰り返し再現できるような方法が求められているといえる。
このような現状に鑑み、従来からも種々の技術提案がなされている。発明の名称を「光放出性宝飾品」とし、解決しようとする課題を「光放出性宝飾品を提供する。」とするもので、具体的な解決手段を「光放出性宝飾品は、宝石、ヘッド部分および取付部分を含む。ヘッド部分は、宝石を取付部分と相互に接続するように構成される。取付部分は、光放出性宝飾品を人または個人的装身具に固定するように配置される。」としたものである。しかしながら、係る技術は、宝石自体に光源を備えて光を照射する構成を採用しており、本願発明のように反射光を利用するものではない点で相違する。
また、発明の名称を発明の名称を「光アート宝飾品」とし、解決しようとする課題を「光照射によって宝石材の色が変化することを可能とし、これによって宝飾品に自発光的に光り輝くという付加価値を付与する。」とするもので、具体的な解決手段を「有色の透明性ある宝石材、無色透明な宝石材それぞれと、これら宝石材に対し近紫外光線を照射することで当該宝石材の原色とは異なった色に発光可能としたり、当該無色透明の宝石材を有色発光可能としたりするよう近紫外線を有効放射する蛍光ランプ具とを備える。宝石材は、ハート形、クローバ形、スペード形、星形等の外形状を有する18金、ホワイトゴールド、プラチナ等の貴金属製のアクセサリー基材に、モザイク状に付設したダイヤモンド、ピンクサファイヤであるものとする。」としたものである。しかしながら、係る技術も光源に利用するランプが近紫外線ランプを照射するものであり、そのような特殊な光源を用いる必要が無い本発明とはその構成を異にするものである。
また、発明の名称を「自然光の下ではダイヤモンドの透明な輝きを放ち紫外線ライトの下では青紫色に輝く天然蛍光ダイヤモンドの特殊効果と自然光の下ではダイヤモンドの透明な輝きを放ち紫外線ライトの下では」とし、解決しようとする目的を「異なる色の輝きとシークレットタイプ文字及び図形を発する天然蛍光ダイヤモンドの装飾品を提供する。」とするもので、具体的な解決手段を「天然蛍光ダイヤモンドの装飾品は、装飾品台と、装飾品台上に嵌合し定位させる複数の天然蛍光ダイヤモンドと、装飾品台上に嵌合し定位させる複数の天然非蛍光ダイヤモンドとを備える。その内、それぞれの天然蛍光ダイヤモンドと天然非蛍光ダイヤモンドは多面体形状をなし、しかも屈折作用を備える光透過体である。上述の構成により、装飾品が紫外線の照射を受けると、装飾品台に嵌合定位された天然蛍光ダイヤモンドは、青紫色の光を放ち、その上に嵌合定位された複数の天然非蛍光ダイヤモンド間に発せられる光とは、明らかな差が生じる。」というものである。係る技術は、予定した文字を創出される点で本発明と共通する。しかしながら、係る発明は天然蛍光ダイヤモンドと天然非蛍光ダイヤモンドとがそれぞれ紫外線の照射を受けることによって天然蛍光ダイヤモンドと天然非蛍光ダイヤモンドの特性の違いから青紫色の光を放つ天然蛍光ダイヤモンドの配置によりその天然蛍光ダイヤモンドが予定して配置されたデザインを出現させるものに対し、本願発明は角度を調整して反射する光の照射により文字等を浮かび上がらせる構成を採用している点で相違するものである。
特開2017-144243号 実登3109499号 実登3172937号
本発明は、一見すると、一般的なジュエリー等に見えるが、そのジュエリーに光を当てるとその反射光によるメッセージの演出ができ、係る演出によって思いを伝えることが可能となる装飾具の提供を課題とするものである。
本発明は、光を反射させる複数の反射体と、該反射体を装着させるための基台とから成る装飾具であって、前記反射体は、光源からの光をそれぞれ所定の位置へ反射させるための反射角となるように前記基台に止着されている構成を採用する。
また、本発明は、前記反射体がダイヤモンドである構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記反射体が天然石及び人口石の何れか若しくはこれらの組み合わせである構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記反射体に照射する光源からの光の入射角を変更することで異なる複数の文字または図形を描き出す構成を採用することもで、
また、本発明は、前記反射体に、鏡面加工を施した金属又は鏡を用いる構成を採用することも好適である。
本発明に係る装飾具によれば、特定の角度で反射体に光を当てるだけで、光による効果的な演出によるメッセージを伝えることができるという優れた効果を発揮する。
また、本発明に係る装飾具によれば、特定の角度から光を当てるだけで何度でも繰り返しメッセージを再現できるという優れた効果を発揮する。
また、本発明に係る装飾具によれば、材質が金属や鉱石等で構成されていることから、紙製のメッセージカードのように劣化しないという優れた効果を発揮する。
また、本発明に係る装飾具によれば、光を当てる角度を変えることで複数のメッセージを伝えることもできるという優れた効果を発揮する。
また、本発明に係る装飾具によれば、反射する光の強弱や色彩によって様々な演出ができるという優れた効果を発揮する。
また、本発明に係る装飾具によれば、光を反射させない状態ではメッセージが隠されていることは認識できず、通常の装飾品として何ら変わることなく使用できるという優れた効果を発揮する。
本発明に係る装飾具の基本構成を説明する基本構成説明図である。 本発明に係る装飾具のメッセージを表示している状態を説明する使用状態説明図である。 本発明に係る装飾具の使用状態を説明する使用状態説明図である。 本発明に係る装飾具の別の使用状態を説明する応用使用状態説明図である。
本発明は、光を反射させる複数の反射体10と、該反射体10を装着させるための基台20とから成る装飾具であって、前記反射体10は、光源Kからの光Lをそれぞれ所定の位置へ反射させるための反射角Hとなるように、前記基台20に止着されていることを最大の特徴とするものである。以下、図面に基づいて説明する。但し、係る図面に記載された形状や構成に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の創作として発揮する効果の得られる範囲内で変更可能である。
図1は、本発明に係る装飾具の基本構成を説明する基本構成説明図であり、図1(a)は正面図、図1(b)は側面図、図1(c)は光源Kからの光Lを反射体10で反射させ、反射光Rが所定の位置へ照射される照射状態を説明する説明図、図1(d)は一般的な装飾具としての配置構成例を示し、図1(e)は図1(d)におけるA1からA5を角度を調整して反射させた場合の照射状態を示している。
装飾具1は、光Lを反射させる複数の反射体10と、該反射体10を装着させるための基台20とから成る装飾具であって、前記反射体10は、光源Kからの光Lをそれぞれ所定の位置へ反射させるための反射角となるように前記基台20に止着されていることを基本構成とするものである。以下、各構成部材について説明する。
反射体10は、光源Kからの光Lを当てることによって、その反射光によりメッセージを表すことができる。宝石においては上部(クラウン)のテーブルT(平面部)に光を当てることによる反射光Rを利用し、貴金属等では光沢による反射光Rを利用するための反射体10となるものである。
光源Kは、光Lを発生する物体の総称であり、太陽をはじめ、ホタルなどの生物から、ろうそく、白熱電球、蛍光ランプ、レーザー発光体などまで多種多様のものが含まれる。ただし、普通、光源という場合は、人工的につくられたものをさすことが多く、発光の原理現象によって分類すると、物体が高温度に加熱されて発光する熱放射と、熱や温度に関係なく、原子や分子のエネルギー状態の変換によって発光するルミネセンスとの二つに大別することができる。それぞれの現象をさらに細かく分類することができるが、たとえば、高圧ナトリウムランプは高圧放電ランプの一種であるが、その発光原理は放電発光(電気ルミネセンス)というルミネセンスに基づくものであり、白熱電球の光は白熱発光の一種で熱放射に基づくものである。
ダイヤモンド11は、炭素のみからなる鉱物で、炭素の同素体の一種であり、天然に存在する物質のうちで最も硬度が高く、一般的に無色透明で美しい光沢をもつものである。またダイヤモンド11は採掘によって得られるもの(「天然ダイヤモンド」)と、合成によって得られるもの(「合成ダイヤモンド」)がある。また、ダイヤモンド11の結晶は、等軸晶系であり、多くが八面体や十二面体をしており、地球内部の非常に高温高圧な環境で生成される。本発明においては、光源Kからの光Lをクラウン部に当て、主としてテーブルTの表面からの反射光Rによりメッセージを表すための反射体10として利用するものである。
ダイヤモンド11の明るさの基となる光は2つあり、ダイヤモンド11の表面で反射した光と、ダイヤモンド11の内部に一度入った後内部で反射して再び外に出てきた光である。本発明では表面で反射した光(ダイヤモンド光沢)と呼ばれる強い照りを利用するものである。一方、一般的な宝石の光はガラス光沢とよばれている。ダイヤモンドの表面に垂直な光を当てたとき、反射する光は17%あり、ガラスの場合には4%程度となる。ダイヤモンドが強い光沢を発する理由は、「高い屈折率」と「優れた研磨性」によるものである。なお、ダイヤモンドの内部に入った光は下部の斜面で反射し向かいの斜面で再度反射した後、上面から外に出る。下部が浅いと一回も反射することなく底から抜けてしまい、逆に深いと一度反射した光が対面する斜面から外にでてしまう。どちらの場合も光が漏れ出るため明るさが減少することになり、最も光を反射させるためには下部の三角が適切な深さになっている必要がある。
ダイヤモンド11の屈折率は2.419と他の宝石に比べても高い数値であり、ダイヤモンド11のシンチレーション(煌めき)は、この高い屈折率が関係するといえる。また、ダイヤモンド11の光がすべて反射される角度のことを臨界角といい、屈折率が高いと臨界角が小さくなる特徴がある。ダイヤモンドの臨界角は約25度。臨界角が小さいため光が反射される領域が広く、輝きが強くなる。
天然石12は、本来は人工的に合成されたもの以外の鉱物や岩石の漠然とした総称であり、科学的な定義はなされていない。文字通りには道端の石でも石綿でさえも天然石と言えるが、本発明においては、装飾目的として利用でき、商業的な価値に値したものを指す。また、天然石はしばしば「パワーストーン」と呼ばれ、定義や不思議な効能に関する説明がつけられ、原価と釣り合わない高値で市販されるケースもあるが、本発明においては反射体10として機能する限りこれを除外するものではなく、また、天然石12として販売されている石であって、熱処理や放射線処理によって色調を変化させたもの(エンハンスメント)や、アクアオーラのように蒸着処理を施したもの、あるいは色素によって直接着色したものなども天然石12は含むものである。
特に光沢について鉱物の表面の性質や屈折率によって反射する光の見え方が変わるものがある。光沢は大別すると金属光沢とその他の光沢に分けることができる。金属光沢は不透明であり光の反射が強いものである。例えば、金属光沢が強いものとして、自然金、自然銀、班銅鉱、針金鉱、黄銅鉱などがある。その他の光沢として、透明感の強いガラス光沢、ダイヤモンド光沢、真珠光沢、脂肪光沢、樹脂光沢、金糸光沢などもある。ここで光沢が強い金属等はそのまま反射光を利用することができる。特に石英、長石、蛍石のガラス光沢、ダイヤモンド、閃亜鉛鉱、ルチル、錫、灰重石のダイヤモンド光沢、白雲母、魚眼石、輝沸石の真珠光沢、蛇紋石、玉髄、鶏冠石の脂肪光沢、琥珀、硫黄、滑石、緑鉛鉱、角銀鉱、ゼノタイムの樹脂光沢、藍閃石、アルチニ石、水亜鉛銅鉱、石綿の金糸光沢などがある。これ等に例示した鉱石は本発明における反射体10としての機能を十分に発揮するものといえる。特にジルコン、レマントイド・ガーネットは高い反射をする光沢を有しダイヤモンドに続いて高い屈折率を有するものである。従って本発明に係る反射体10として採用するのに好適である。
人工石13は、合成石、人造石、模造石などのことであり、合成石は天然宝石とほとんどあるいは全く同一の化学特性と物理特性を持っている石である。したがって、比重や光の屈折率もほとんどあるいは全く同じであり、特に合成ダイヤモンドを見極めるのは不可能といわれているほどである。また、合成石は工業用としての用途があるものでもある。なお、合成石を装飾として考えるならば、高級腕時計の文字盤をおおっているいわゆる「サファイヤガラス」などがある。しかしこれはガラスではなく、ガラスよりもっと手間のかかる合成サファイヤが使用されており、つまり、人工的に生成された合成サファイヤで、硬度が高くてひっかき傷に強いというものである。
また、人造石は天然界には存在しない石で人間が作り出したもの。したがって、石の名前も化学記号のような名前が多く、宝飾品では、キュービックジルコニア(CZ)が有名である。ダイヤモンドに見た目がそっくりのキュービックジルコニアは、ダイヤモンドの類似石として知られ、キュービックジルコニアの屈折率は2.15と、ダイヤモンドの屈折率よりも大きく、硬度もある。また、ダイヤモンドよりもキュービックジルコニアの方が、分散した虹色の光が強い特徴がある。ダイヤモンドと比較すると価格が手頃であるため、最近ではアクセサリーとして人気があるものである。従って、本発明に係る反射体10として採用するのに好適である。
また、模造石は、ガラスやプラスチックでできた石のことであり、スワロフスキーやコットンパールが有名である。これ等は表面反射率も4パーセント以下と小さいため、本発明に係る反射体10として機能が十分に発揮されない場合があり得る。しかしながら、僅かな光によっても表現が可能となることもあるため、意識的に除外するものではない。
基台20は、反射体10を固定するための台座であって、例えばリングやネックレスのヘッド、又はブローチなど装飾物の台座となるものをいい、基台20には石留が設けられている。なお、石留には爪で押さえて留めるものや宝石の周りを覆って留めるものなどその構成には限定されるものではなく、宝石等を反射体10として固定するために必要な手段を取ればよい。
入射角Nは、図1(f)に示すように、反射体10に対して入射する光Lが反射体10で反射するテーブル等の表面と垂直な線を引き、この線と入射する光Lとの間にできた角度をいい、具体的には、メッセージを浮かび上がらせるために反射体10に光源Kからの光Lを所定の位置へ当てる角度のことである。基本的にはクラウン部のテーブルTを成す平面なカット部分や金属光沢面に略垂直の光をあてて反射する反射光Rを利用するものであるが、垂直であると光源K等に反射光Rを照射することになるため、若干の入射角Nを与えて反射光Rを壁などに映し出すための角度である。
反射角Hは、メッセージを浮かび上がらせるために反射体10に光源Kからの光Lを当てる際の入射角Nに対応して反射する反射光Rの角度のことであり、具体的には、反射体10で反射した光を反射光といい、入射角と同様に反射体10と垂直な線と反射光Rとの間にできた角度を反射角Hという。基本的にはクラウン部のテーブルTを成す平面なカット部分や金属光沢面に入射角Nの光をあてて反射する反射光Rを利用するものであるが、垂直だと光源K等に照射することになるため若干の入射角Nを与えて反射光Rを壁などに映し出すための角度である。
光Lは、メッセージを浮かび上がらせるために反射体10に当てる光源Kから発する光Lのことである。
反射光Rは、光源Kからの光Lを反射体10で反射した光であり、反射体10がダイヤモンド11の場合は17%、ガラスで4%が表面反射する光、及び、反射体10が鏡や金属であれば概ね90%から95%反射する光である。
配置の位置A1~A5は、光源Kからの光を反射させる反射体10の配置について所定の反射体10がそれぞれ特定の位置へ光Lを反射させる反射体10となる位置へ配置される配置位置を示している。図1(d)と図1(e)に示すように、反射体10AがP1の位置へ反射させ反射体10bがP2、反射体10cがP3、反射体10dがP4、反射体10eがP5に、それぞれ対応してアルファベットの「L」を表すように角度調整されて反射光Rが「L」の文字を形成するように照射される状態を示している。それ以外の反射体10は異なる方向へ反射させるもので、Lという文字の投影に邪魔とならない方向へ向かって反射させるものである。
照射される位置P1~P5は、光源Kからの光を反射体10により角度が調整されて照射される位置であり、P1は反射体10aに対応し、P2は反射体10bに対応し、P3は反射体10cに対応し、P4は反射体10dに対応し、P5は反射体10に対応するものであり、それぞれの反射体10から所定の位置へ反射光Rを照射する。
図2は、本発明に係る装飾具のメッセージを表示している状態を説明する使用状態説明図であり、図2(a)は、光源Kからの光Lを所定の入射角N及び反射角Hとなるように調整することで「LOVE」という文字を創出させる反射光Rの照射状態を示し、図2(b)は、光源Kからの別の所定の角度に調整することにより「FOREVR」という文字を表示するような反射光Rの照射状態を示している。
図3は、本発明に係る装飾具の使用状態を説明する使用状態説明図である。図3に示すように、本発明に係る装飾具1は、光を照射させない状態では通常の装飾品として使用するものであって、その配列は視覚を通じてはメッセージが隠されていることを認識できないものである。
図4は、本発明に係る装飾具の別の使用状態を説明する応用使用状態説明図である。例えば、光を照射させない状態では文字盤の外側に環状に配置される反射体10による装飾が施された置時計であり、光源Kからの光Lを所定の入射角N及び反射角Hとなるように調整することで環状の配置とは全く違った「大好き」という文字を創出させる置物への応用使用例を示したものである。
本発明に係る装飾具によれば、記念日などに贈るジュエリーで光による演出のメッセージを送ることができ、そのメッセージを繰り返し見ることができることで、記念日に相手を喜ばしたいと思う多くの方々の需要が見込まれ、産業上利用可能性は高いと思慮されるものである。
1 装飾具
10 反射体
11 ダイヤモンド
12 天然石
13 人口石
20 基台
A1~A5 配置の位置
P1~P5 照射される位置
N 入射角
L 光
K 光源
H 反射角
R 反射光

Claims (4)

  1. 光を反射させる複数の反射体(10)と、該反射体(10)のそれぞれを装着させるための石留めが設けられた基台(20)とから成る装飾具であって、
    複数の前記反射体(10)は、所定の入射角(N)となる位置に配置された光源(K)からの光(L)をそれぞれ特定の位置へ反射させる反射角(H)の反射光(R)により、文字または図形のメッセージを映し出すように前記基台(20)の石留めに反射体(10)が止着されていることを特徴とする装飾具(1)。
  2. 前記反射体(10)がダイヤモンド(11)であって、前記反射光(R)が前記光源(K)から前記光(L)をクラウン部に当て、テーブル(T)の表面からの反射によるものであることを特徴とする請求項1に記載の装飾具(1)。
  3. 前記反射体(10)が天然石(12)及び人口石(13)の何れか若しくはこれらの組み合わせであって、前記反射光(R)が前記光源(K)から前記光(L)を表面の有する光沢からの反射によるものであることを特徴とする請求項1に記載の装飾具(1)。
  4. 前記反射体(10)に照射する前記光源(K)からの光(L)の入射角(N)を変更することで別の複数の反射体(10)が該変更された入射角(N)に対応した反射角(H)で反射された反射光(R)により異なるの文字または別の図形を映し出すことを特徴とする請求項1に記載の装飾具(1)。
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