JP3104399U - 装身具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 山海両産出物の両立した低コストで且つ希少価値のある装身具を提供する。
【解決手段】 装飾物4を、陸地から産出した貴石である青色、緑色、灰色、黒色に染色されているカルセドニー材2と、海洋から産出したアコヤ真珠、白蝶真珠、黒蝶真珠、淡水真珠のいずれかのパール材3との組み合わせとする。装飾物4は、紐材5または保形線材7に沿って同一サイズもしくは異なるサイズのカルセドニー材2を隣接配置し、当該カルセドニー材2の複数個置きに単数もしくは複数のパール材3を介在配置して成るものとする。
【選択図】 図1
【解決手段】 装飾物4を、陸地から産出した貴石である青色、緑色、灰色、黒色に染色されているカルセドニー材2と、海洋から産出したアコヤ真珠、白蝶真珠、黒蝶真珠、淡水真珠のいずれかのパール材3との組み合わせとする。装飾物4は、紐材5または保形線材7に沿って同一サイズもしくは異なるサイズのカルセドニー材2を隣接配置し、当該カルセドニー材2の複数個置きに単数もしくは複数のパール材3を介在配置して成るものとする。
【選択図】 図1
Description
本考案は、複数種類の装飾物を備えた例えばネックレス、ブレスレット、アンクレット、指輪等の装身具に関するものである。
従来、この種の装身具は、ダイヤモンド、サファイヤ、ルビー、エメラルド等の貴石やパール材等による品質の高い装飾物を合成樹脂製または金属製等の紐材、あるいは任意の形状に塑性変形させた保形線材によって貫挿して連綴し、紐材または保形線材の両端部を環状フック等の留め具でもって連結可能とした構成となっている。
特になし
しかしながら、従来の装身具では、装飾物として種々の貴石のみを使用したもの、あるいはパール材のみを使用したもが数多く存在するが、貴石とパール材とを併用した装身具はかえって高額なものとなるため、特別な場合を除き、製作される頻度があまり少ないものであった。特に、山等の陸地から様々な色や模様で産出された貴石である和名が玉髄と称されるところのカルセドニー材を、海洋から産出された真珠である俗称パール材と併用して構成された装身具は全く存在しないものであった。尚、このカルセドニー材は、二酸化珪素を組成分とした所謂クオーツの微細な粒子が寄り集まってできた集合体である。
そこで本考案は叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、装飾物に紐材または保形線材が貫挿されて成る例えばネックレス、ブレスレット、アンクレット、指輪等の装身具において、陸地から産出された貴石を、海洋から産出されたパール材と併用させることで、山海両産出物の両立された低コストで且つ希少価値のある装身具を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本考案にあっては、装飾物4に紐材5または保形線材7が貫挿されて成るネックレス、ブレスレット、アンクレット、指輪等の装身具1であって、装飾物4は陸地から産出された貴石であるカルセドニー材2と海洋から産出されたパール材3とを組み合わせたものである。
装飾物4は、紐材5または保形線材7に沿って同一サイズもしくは異なるサイズのカルセドニー材2が隣接配置され、当該カルセドニー材2の複数個置きに単数もしくは複数のパール材3が介在配置されて成るものとできる。
装飾物4は、紐材5または保形線材7に沿って同一サイズもしくは異なるサイズのカルセドニー材2が隣接配置され、当該カルセドニー材2の一個置きにパール材3が介在配置されて成るものとできる。
装飾物4は、青色、緑色、灰色、黒色に染色されているカルセドニー材2と、アコヤ真珠、白蝶真珠、黒蝶真珠、淡水真珠のいずれかのパール材3とから成るものとすることができる。
装飾物4は、紐材5または保形線材7に沿って同一サイズもしくは異なるサイズのカルセドニー材2が隣接配置され、当該カルセドニー材2の複数個置きに単数もしくは複数のパール材3が介在配置されて成るものとできる。
装飾物4は、紐材5または保形線材7に沿って同一サイズもしくは異なるサイズのカルセドニー材2が隣接配置され、当該カルセドニー材2の一個置きにパール材3が介在配置されて成るものとできる。
装飾物4は、青色、緑色、灰色、黒色に染色されているカルセドニー材2と、アコヤ真珠、白蝶真珠、黒蝶真珠、淡水真珠のいずれかのパール材3とから成るものとすることができる。
以上のように構成された本考案に係る装身具1にあって、装飾物4を陸地から産出された貴石である青色、緑色、灰色、黒色に染色されているカルセドニー材2と、海洋から産出されたアコヤ真珠、白蝶真珠、黒蝶真珠、淡水真珠のいずれかのパール材3とを組み合わせたものとすることにより、山海両産出物の両立した神秘的な価値感を現出させる。
本考案によれば、装飾物4に紐材5または保形線材7が貫挿されて成る例えばネックレス、ブレスレット、アンクレット、指輪等の装身具1において、陸地から産出された貴石を、海洋から産出されたパール材3と併用させることにより、山海両産出物の両立された低コストで且つ希少価値のある装身具1を提供することができる。
すなわちこれは本考案が、装飾物4を、陸地から産出された貴石であるカルセドニー材2と、海洋から産出されたパール材3とを組み合わせたものとしたからであり、これにより、山海両産出物の両立した神秘的な価値感を容易に現出させることができる。
装飾物4は、紐材5または保形線材7に沿って同一サイズもしくは異なるサイズのカルセドニー材2が隣接配置され、当該カルセドニー材2の複数個置きに単数もしくは複数のパール材3が介在配置されて成るので、主体となる陸地の産出物の中に海洋の産出物が混在した審美観のある装身具1を容易に製作することができる。
装飾物4は、紐材5または保形線材7に沿って同一サイズもしくは異なるサイズのカルセドニー材2が隣接配置され、当該カルセドニー材2の一個置きにパール材3が介在配置されて成るので、陸地の産出物と海洋の産出物との調和の採れた審美観のある装身具を容易に製作することができる。
装飾物4は、青色、緑色、灰色、黒色に染色されているカルセドニー材2と、アコヤ真珠、白蝶真珠、黒蝶真珠、淡水真珠のいずれかのパール材3とから成るので、青色、緑色、灰色、黒色の陸地の産出物と、所定色の海洋の産出物とのコントラストによって色彩感の溢れたしかも神秘的で審美観のある装身具1を容易に製作することができる。
尚、上記の課題を解決するための手段、考案の効果の項夫々において付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付したもので、図面中の符号によって示された構造・形状に本考案が限定されるものではない。
以下図面を参照して本考案を実施するための最良の一形態を説明すると、図において示される符号1は、ネックレスとして形成された装身具であり、該装身具1は、山等の陸地から産出された貴石である青色、緑色、灰色、黒色その他に染色されたカルセドニー材2と、海洋から産出されたアコヤ真珠、白蝶真珠、黒蝶真珠、淡水真珠等のいずれかの例えば白色のパール材3とによる装飾物4を任意に組み合わせて例えば合成樹脂製または金属製等の紐材5を貫挿し、紐材5の両端部側を留め具6でもって連結可能とした構成としてある。
尚、図示による説明を省略したが、本考案による装飾物4を、ネックレス以外の例えばブレスレット、アンクレット、指輪等の装身具1に採用しても良い。
カルセドニー材2は、二酸化珪素を組成分とした所謂クオーツの微細な粒子が寄り集まった構造を有し、しかもこのような微結晶体が固まって大きな塊となった所謂集合体と呼ばれる屈折率1.53〜1.54、モース硬度6,5〜7、比重2.55〜2.70を有するポピュラーであっても神秘性を備えた宝石の一種である。また、集合体は、それを構成する結晶の大きさによって様々に分類できるものとされており、このようなカルセドニー材2の場合には、潜晶質集合体に分類される。尚、古代の遺跡発掘による神秘的な碧玉製の勾玉もカルセドニー材2の一種である。
パール材3は、例えば白色のものとされるが、カルセドニー材2の各種色彩のものと組合わせるとき、白色以外の黒色、ピンク色その他の色彩のものとされることもある。
次に、紐材5が貫挿される装飾物4の具体的な配置構成について説明すれば、図1乃至図3に示すように、紐材5に沿って同一サイズもしくは大小の異なるサイズのカルセドニー材2が隣接配置され、当該カルセドニー材2の複数個置きに単数もしくは複数のパール材3が介在配置されるものとしてある。
すなわち、図1に示すように、紐材5の中央で同一サイズのパール材3が4個並び、その両側に大サイズ、中サイズ、小サイズの3個のカルセドニー材2が左右対称的に配置され、その両側に1個のパール材3を介して大小サイズの2種類で合計9個のカルセドニー材2が、例えば大サイズが2個、小サイズが3個、大サイズが1個、小サイズが3個となる順に左右対称的に配置される。
また、図2に示すように、大サイズのパール材3相互間に小サイズの同じカルセドニー材2が4個隣接して介在配置されるものとしてある。
さらに、図3に示すように、紐材5の一端側を留め具6を介して更に延長させ、この紐材5に沿って同一サイズもしくは大小の異なるサイズのカルセドニー材2が隣接配置され、当該カルセドニー材2の複数個置きに大サイズの単数のパール材3が介在配置されるものとしてある。
紐材5が貫挿される装飾物1の他の具体的な配置構成としては、図4に示すように、星型に成形された保形線材7に沿って同一サイズもしくは異なるサイズのカルセドニー材2が隣接配置され、当該カルセドニー材2の一個置きにパール材3が介在配置されるものとしてある。すなわち、例えば金属製の塑性ワイヤー等の保形線材7を星形に成形しておき、共に大サイズのカルセドニー材2とパール材3とを、星形の保形線材7の屈曲位置で交互に配列させ、カルセドニー材2、パール材3相互間に小サイズの2個のカルセドニー材2と2個のパール材3との合計4個を交互に隣接させた構成としてある。
尚、上記した装飾物の具体的な配置構成は、本考案の一部に過ぎず、この他の様々な配列パターンによるものとしても良いことは勿論である。また、装飾物4の上記した大中小の各サイズとしては、例えば球体半径の比率が例えば3:2:1となるようなサイズに採ることができるが、さらに他の比率であっても差し支えないものである。
1…装身具 2…カルセドニー材
3…パール材 4…装飾物
5…紐材 6…留め具
7…保形線材
3…パール材 4…装飾物
5…紐材 6…留め具
7…保形線材
Claims (4)
- 装飾物に紐材または保形線材が貫挿されて成るネックレス、ブレスレット、アンクレット、指輪等の装身具であって、装飾物は陸地から産出された貴石であるカルセドニー材と海洋から産出されたパール材とを組み合わせたものであることを特徴とする装身具。
- 装飾物は、紐材または保形線材に沿って同一サイズもしくは異なるサイズのカルセドニー材が隣接配置され、当該カルセドニー材の複数個置きに単数もしくは複数のパール材が介在配置されて成る請求項1記載の装身具。
- 装飾物は、紐材または保形線材に沿って同一サイズもしくは異なるサイズのカルセドニー材が隣接配置され、当該カルセドニー材の一個置きにパール材が介在配置されて成る請求項1記載の装身具。
- 装飾物は、青色、緑色、灰色、黒色に染色されているカルセドニー材と、アコヤ真珠、白蝶真珠、黒蝶真珠、淡水真珠のいずれかのパール材とから成る請求項1乃至3のいずれか記載の装身具。
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JP2004001756U JP3104399U (ja) | 2004-04-02 | 2004-04-02 | 装身具 |
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JP2004001756U JP3104399U (ja) | 2004-04-02 | 2004-04-02 | 装身具 |
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2004
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