JP3004545U - 配管カバー - Google Patents

配管カバー

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JP3004545U
JP3004545U JP1994007097U JP709794U JP3004545U JP 3004545 U JP3004545 U JP 3004545U JP 1994007097 U JP1994007097 U JP 1994007097U JP 709794 U JP709794 U JP 709794U JP 3004545 U JP3004545 U JP 3004545U
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JP
Japan
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fixed
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lid
pipe
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JP1994007097U
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Inventor
晶 安田
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Inoac Corp
Original Assignee
Inoac Corp
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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一側を壁あるいは天井等に近接させて取付け
る場合、および横方向に取り付ける場合にも作業性良く
取り付けることができ、さらに輸送時等にはコンパクト
に梱包できる配管カバーを提供する。 【構成】 横断面が略四角形からなる略角筒体を長手方
向に沿って二つに分割した形状からなる固定側部材21
と蓋側部材31が、前記両部材の分割部A1,2,1,
2 に形成した係合部22,32により合体分離可能とさ
れた配管カバーにおいて、前記横断面の対向する一組の
コーナー部11,12付近または前記一組のコーナー部
11,12よりも一側に前記分割部を設けたことを特徴
とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、配管カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
空調機の室内機と室外機との間を連結する冷媒間などの配管は、図5に示すよ うに、プラスチック製の配管カバー60に挿通して保護されることが多い。符号 81は室内機、82は建物の壁面、83は室外機、Pは配管である。この配管カ バー60は、その横断面を示す図6のように、略角筒形状の筒体をその長手方向 に沿って両側面の中央位置で二分割して得られた固定側半体61と、蓋側半体6 2とより構成されている。なお、前記分割部63、すなわち配管カバー取付け時 に固定側半体と蓋側半体との嵌合部となる部分には、二股状の嵌合凹部64と、 その嵌合凹部64に嵌まる嵌合凸部65が形成されている。 前記配管カバーは、固定側半体61が壁面82にネジNで固定されてその固定 側半体61内に配管が収納された後、蓋側半体62が固定側半体61に被せられ て、前記嵌合凹部64と凸部65の嵌合により一体とされる。
【0003】 ところで、配管は目立たない部屋の隅等に配管されるのが好ましい。しかし、 前記構造の配管カバー60にあっては、分割部が両側面の中央位置にあるため、 図7に示すように、天井に近い壁面あるいは床面に近い壁面に横方向に沿って、 または部屋の隅の壁面に上下方向に沿って配管カバー60を取り付けようとする と、配管カバー60の一方の側面と天井71などの隙間が小さくなる。そのため 、蓋側半体62を持つ手が天井などに当たって嵌合凹部64と嵌合凸部65の嵌 合作業が容易ではなかった。また、強引に嵌合させた場合には、蓋側半体62を 外したくなった時に、作業者の手が配管カバー60と天井71との隙間あるいは 壁との隙間に入らなくなり、外し難くなる。符号72は壁面である。
【0004】 また、前記配管カバー60は側面部分で略等しく二分割された固定側半体61 と蓋側半体62からなるため、壁面72などに固定される固定側部材61の深さ (側面の幅)は、それほど大ではない。そのため、前記配管カバー60を、図7 に示すように、横方向に取り付ける場合には、固定側半体61内に配置した配管 Pを手で押さえながら、蓋側半体62を固定側半体61に嵌合する作業を行なわ ないと、配管Pが固定側半体61の下側側面66から落下し易い問題がある。特 に、配管Pがコイル状に巻かれて梱包されていたものにあっては、その巻き癖が 配管Pに残ってしまうため、その配管を固定側半体61に配置する際に、前記巻 き癖により配管Pが波打ち状態になって、固定側半体61の下側側面66からは み出し易くなり、一層作業がしずらくなる問題がある。
【0005】 さらに、前記配管カバーは、固定側半体61と蓋側半体62が、いずれも断面 略凹形状の等しい大きさからなるため、輸送時などの梱包は、図8のように固定 側半体61と蓋側半体62を対向させて、かつずらした状態で組み合わせざるを 得ない。そのため、固定側半体61及び蓋側半体62のいずれも、表面が外側に なって傷付き易く、また嵩張る問題がある。73はダンボール箱などの梱包箱で ある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
そこでこの考案は前記の点に鑑みなされたもので、一側を壁あるいは天井など に近接させて取付ける場合、および横方向に沿って取り付ける場合にも作業性良 く取り付けることができ、また、輸送時等にはコンパクトに梱包できる配管カバ ーを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は、横断面が略四角形からなる略角筒体を長手方向に沿って二つに分 割した形状からなる固定側部材と蓋側部材が、前記両部材の分割部に設けた互い に係合離脱可能な係合部により合体分離可能にされた配管カバーであって、前記 横断面における対向する一組のコーナー部付近に前記分割部を設けたことを特徴 とする配管カバーに係る。 なお、前記分割部は、対向する一組のコーナー部よりも一側に設けたり、また は前記一組のコーナー部付近に設けて配管カバーの固定面に近い分割部を前記固 定面に隣接する側面に位置させるのが好ましい。
【0008】
【実施例】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1はこの考案の一実施例に係る配管カバーの取付け状態を示す断面図、図2 はその配管カバーを横方向に沿って取り付ける際の断面図、図3はその配管カバ ーの梱包状態を示す断面図、図4は他の実施例の配管カバーの断面図である。
【0009】 図1に示す配管カバー10は、横断面が略四角形をしたプラスチック製の略角 筒体を長手方向に二つに分割し、その分割部A1,2,1,2 に、互いに係合離 脱可能な係合部22,32を設けて合体分離可能とした固定側部材21と蓋側部 材31とよりなる。なお、前記A1,2 は固定側部材21の分割部、B1,2 は 蓋側部材31の分割部を示す。また、前記横断面形状の略四角形は、通常、正方 形、長方形、あるいはそれらのコーナー部が曲面とされた形が用いられる。
【0010】 前記固定側部材21は、壁面などに取り付けられる側を構成するもので、壁面 41などへの固定面23を有し、その固定面23にはネジ挿通部24が形成され ている。符号Nはネジである。一方、蓋側部材31は、前記固定側部材21と合 体して内部の配管Pを隠蔽、保護するものである。
【0011】 前記分割部A1,2,1,2 は、配管カバー10の横断面における対向する一 組のコーナー部11,12付近に設けられる。それにより、固定側部材21の固 定面23に隣接する一側の側面25の幅(固定面23からの突出長さ)を長くす ることができる。その幅の長い方の側面25は、後に説明する図2に示すように 、配管カバー10を横方向に取り付ける際に下側とされ、配管P収納時にその長 い側面25によって配管Pを支持し、蓋側部材31合体作業時に配管Pが固定側 部材21から脱落するのを防ぐ。
【0012】 さらに、分割部を一組のコーナー部11,12よりも一側(図1の矢印側)に 設ければ、蓋側部材31を固定側部材21よりも小さくすることもでき、後記す るように梱包時に蓋側部材31を固定側部材21内面に重ねてコンパクトにでき るようになる。
【0013】 また、この実施例のように、固定面23に近い分割部A1,1 については、固 定面23に隣接する側面14に設け、他方の分割部A2,2 についてはコーナー 部12付近に設ければ、固定側部材21よりも蓋側部材31を小さくできるとと もに、固定側部材21の分割部A1,2 間の開口部を大きく取ることができ、固 定側部材21内への配管Pの収納が容易になる。前記側面14に設けた分割部A 1,1 と固定面23との間隔hは、固定面23から計った配管カバーの高さHの 1/3程度が特に好ましい。それにより、前記配管収納性を高めることができる とともに梱包時の重ね合わせも実現でき、さらに固定側部材21に蓋側部材31 を合体させる際に、分割部A1,1 付近が適度に屈曲して、その分割部の係合部 22と蓋側部材の係合部32の係合が確実かつ容易にできるようになる。
【0014】 前記固定側部材21の係合部22は、その分割部の端部に形成された外向きの 爪からなる。また、前記蓋側部材31の係合部32は、分割部端部が内側へ鉤状 に屈曲した内向きの爪からなり、前記固定側部材の係合部22に離脱可能に係合 する。なお、前記外向きの爪及び内向きの爪のいずれを固定側部材21または蓋 側部材31に設けてもよい。
【0015】 このようにしてなる配管カバー10は、図2に示すように、まず固定側部材2 1の固定面23が壁面42または天井にネジNで固定される。その際、配管カバ ー10を横方向に取り付ける場合には、幅の長い方の側面25を下側となるよう にし、その側面25上に配管Pを載置するようにして固定側部材21内に収納す る。それにより、配管Pは幅の長い側面、すなわち固定面23から長く突出した 側面25によって支持され、その側面25から外れて落下する恐れが少ない。 そして、蓋側部材31の係合部32の一方の爪を、固定側部材21の係合部2 2の一方の爪に引っ掛けて蓋側部材31を固定側部材21に被せ、蓋側部材31 の残りの係合部32の爪を固定側部材21の残りの係合部22の爪に係合させて 、蓋側部材31を固定側部材21に合体させる。 また、蓋側部材31を外す際には、固定側部材21の分割部A1,2 付近を内 側へ押して係合部32,22の爪を外し、その状態で蓋側部材31を外側へ引っ 張ればよい。
【0016】 なお、天井あるいは壁などに近接または接触させて配管カバーを取り付ける場 合、固定側部材21の向きによっては、その分割部A1 またはA2 が天井あるい は壁に接触または近接したり、天井と壁間のコーナー部になることがある。その 際には、固定側部材21を180度回転させて上下を逆転させれば、分割部A1 またはA2 が天井あるいは壁側とならず、また天井と壁間のコーナー部に位置す ることもない。それにより、配管カバーの一側と天井または壁との隙間が少ない 場合でも、蓋側部材31を固定側部材21に容易に合体させることができる。
【0017】 また、前記配管カバー10は、その梱包時、図3に示すように、蓋側部材31 をその表面が固定側部材21内を向くようにして固定側部材内に重ね、ダンボー ル箱などの梱包用箱43内に収納される。そのため、蓋側部材31の表面がダン ボール箱内面などによって擦られず傷付きにくく、また嵩張らることもない。
【0018】 図4は、この考案の他の実施例に係る配管カバー51の断面図で、横断面が略 長方形からなるものである。符号61は固定側部材、71は蓋側部材、A1,2,1,2 は分割部、62,72は係合部、63は固定面である。
【0019】
【考案の効果】
以上図示し説明したように、この考案によれば、固定側部材と蓋側部材との分 割部を、配管カバーの横断面における対向する一組のコーナー部付近に設けたた め、天井または壁などに近接して配管カバーを取り付ける際、あるいは横方向に 取り付ける際にも、作業性良く簡単に取り付けることができる。 さらに前記分割部を一組のコーナー部よりも一側に設けたり、一組のコーナー 部付近に設けて配管カバーの固定面に近い分割部をその固定面に隣接する側面に 位置させることによって、蓋側部材を固定側部材よりも小さく形成すれば、梱包 の際などに蓋側部材を内向きにして重ねることがきるようになり、蓋側部材の表 面が傷付くのを防ぐことができる。また、コンパクトに梱包できるようにもなる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る配管カバーの取付け
状態を示す断面図である。
【図2】その配管カバーを横方向に取り付ける際を示す
断面図である。
【図3】その配管カバーの梱包状態を示す断面図であ
る。
【図4】他の実施例の配管カバーの断面図である。
【図5】配管カバーを取り付けた建物の一部を示す図で
ある。
【図6】従来の配管カバーの取付け状態を示す断面図で
ある。
【図7】従来の配管カバーを横方向に取り付ける際の不
具合を示す断面図である。
【図8】従来の配管カバーの梱包状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
11,12 コーナー部 21 固定側部材 22 固定側部材の係合部 31 蓋側部材 32 蓋側部材の係合部 A1,2,1,2 分割部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横断面が略四角形からなる略角筒体を長
    手方向に沿って二つに分割した形状からなる固定側部材
    と蓋側部材が、前記両部材の分割部に設けた互いに係合
    離脱可能な係合部により合体分離可能にされた配管カバ
    ーであって、前記横断面における対向する一組のコーナ
    ー部付近に前記分割部を設けたことを特徴とする配管カ
    バー。
  2. 【請求項2】 請求項1において、分割部を対向する一
    組のコーナー部よりも一側に設けたことを特徴とする配
    管カバー。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、分割部を対
    向する一組のコーナー部付近に設けるとともに、配管カ
    バーの固定面に近い分割部を前記固定面に隣接する側面
    に設けたことを特徴とする配管カバー。
JP1994007097U 1994-05-24 1994-05-24 配管カバー Expired - Lifetime JP3004545U (ja)

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JP1994007097U JP3004545U (ja) 1994-05-24 1994-05-24 配管カバー

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11037667B2 (en) 2002-05-15 2021-06-15 Cvs Pharmacy, Inc. Medication packaging method and system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11037667B2 (en) 2002-05-15 2021-06-15 Cvs Pharmacy, Inc. Medication packaging method and system

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