JP3004092U - 小物用バッグ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、物品保持手段をバッグから取り
出して物品を収容し、又は取外すことを目的としたもの
である。 【構成】 バッグ内に、布片、テープ又は紐よりなる連
結手段を介して、保持ベースに複数のポケットを配設し
たことを特徴とする小物用バッグ。バッグ内に布片、テ
ープ又は紐よりなる連結手段を介して、物品保持手段を
取付けた小物用バッグ。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、物品保持手段をバッグから取り出して物品を収容し、又は取外す ことを目的とした小物用バッグに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、化粧具を入れる為のポシェット又はポーチは、バッグの内にポケットを 設けて、物品を分別収容していた。

【０００３】

【考案により解決すべき課題】

前記従来のバッグによれば、中にポケットがあるので、化粧品、その他の出し 入れが不便であり、近似形状の物品については、一々出して確めなければならな い問題点があった。要するに、出し入れの円滑性と、必要な物の確認に若干の不 便さは免れなかった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

然るにこの考案は、物品保持手段をバッグから取り出し得るようにし、連結手 段を介して取付けたので、前記従来の問題点を解決したのである。

【０００５】 即ちこの考案は、バッグ内に連結手段を介して物品保持手段を取付けた小物用 バッグである。

【０００６】 また他の考案は、バッグ内に複数のポケットを設け、一つのポケット内に連結 手段を介して物品保持手段を取付けた小物用バッグである。

【０００７】 次に、連結手段は、布片、テープ又は紐とし、少くとも物品保持手段をバッグ の外に取出し得る長さとしたものである。更に、物品保持手段は、保持ベースに 複数のポケットを設けたものである。

【０００８】

【作用】

この考案は、バッグ内に連結手段を介して物品保持手段を取付けたので、物品 の出入に際しては、物品保持手段をバッグ外へ取出すことができるので、物品の 出入を円滑にできる。

【０００９】

【実施例１】 次に、この考案の実施例を図１乃至図３に基づいて説明する。

【００１０】 バッグ本体１の内部一側に、小ポケット２、２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄ、２ｅを 設け、他側に大ポケット３を設ける。前記大ポケット３内の本体壁に連結布４（ 連結手段）を介して物品保持手段６を連設してこの考案のバッグ７を構成した。 図２、３中１７はファスナーである。前記物品保持手段６はベース５に小ポケッ ト８、８ａ、８ｂを設けたものであるが、保持すべき物品により、ポケットの形 状は適宜選択する。

【００１１】 前記連結布４は、収容時に図３図示のように屈曲させることもできる。この場 合の収容時には物品保持手段６を回転する必要はない。

【００１２】 前記バッグ７を使用するには、図１のように、物品保持手段６をバッグ７外に 展げて、化粧具９をポケット８に入れ、又はポケット８から取り出す。ついで、 物品保持手段６を矢示１０のように折り曲げ、大ポケット３内へ収容する。この ようにすれば、他の小ポケット２、２ａ、２ｂに収容した他の化粧具１１に分離 収容されており、バッグ内は常時整理されていることになる。

【００１３】

【実施例２】 図４および図５に示す実施例は、バッグ本体１の内部一側に小ポケット２を設 け、他側の本体壁に連結布４を介して物品保持手段６を連設して、この考案のバ ッグ７を構成した。前記物品保持手段６は、硬質芯１２に布１３を被覆して形成 され、小ポケット８、８ａの開口端にカバー１４が設けてある。従って、この実 施例は前記実施例１における大ポケットを欠き、カバー１４を付加したものに相 当する。尚、連結布４は、バッグ内側の比較的上部に取付けた。

【００１４】

【実施例３】 図６の実施例は、物品保持手段６に連結手段として紐１５、１５を連結したも のである。

【００１５】 紐１５を長くした場合には、物品保持手段６をバッグのどの側にでも自由に取 り出せる利点がある。またバッグとの取付けに、例えばホック１６を用いれば、 着脱することもできて便利である。

【００１６】

【考案の効果】

この考案は、バッグ本体の内側壁へ連結手段を介して物品保持手段を連設した ので、物品の収容又は取り出しをバッグの外で行うことができる効果がある。従 って取扱いが便利であり、比較的長い化粧具などでも整理して収容し得る効果も ある。また、カバーを設けた場合には、物品の移動を防止し、かつ他物品との接 触を防止することもでききるなどの諸効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の実施例の開口した斜視図。

【図２】同じく閉口した断面図。

【図３】同じく連結布を屈曲収容した実施例の断面図。

【図４】同じく他の実施例の一部開口斜視図。

【図５】同じく開口した断面図。

【図６】同じく連結手段の他の実施例の一部斜視図。

【符号の説明】

１ バッグ本体 ２、２ａ、２ｂ 小ポケット ３ 大ポケット ４ 連結布 ６ 物品保持手段 ７ バッグ ８、８ａ、８ｂ 小ポケット １４ カバー

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 バッグ内に、布片、テープ又は紐よりな
   る連結手段を介して、保持ベースに複数のポケットを配
   設したことを特徴とする小物用バッグ。
2. 【請求項２】 バッグ内に布片、テープ又は紐よりなる
   連結手段を介して、物品保持手段を取付けた小物用バッ
   グ。
3. 【請求項３】 バッグ内に連結手段を介して物品保持手
   段を取付けた小物用バッグ。