JP3003131B2 - コードレステレホン - Google Patents

コードレステレホン

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JP3003131B2 JP1009047A JP904789A JP3003131B2 JP 3003131 B2 JP3003131 B2 JP 3003131B2 JP 1009047 A JP1009047 A JP 1009047A JP 904789 A JP904789 A JP 904789A JP 3003131 B2 JP3003131 B2 JP 3003131B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/725Cordless telephones
    • H04M1/733Cordless telephones with a plurality of base stations connected to a plurality of lines

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コードレステレホンに関する。
〔発明の概要〕
この発明は、コードレステレホンにおいて、複数のベ
ースユニットをコントローラにより巧みに制御すること
によって、簡単な構成で、マルチコードレステレホンを
実現できるようにしたものである。
〔従来の技術〕
日本やアメリカなどにおいては、コードレステレホン
と呼ばれる電話機システムが考えられている。
これは、第4図に示すように、ハンドセットと呼ばれ
る送受信機(1)と、ベースユニットと呼ばれる送受信
機(2)とにより構成され、電話回線(3)がベースユ
ニット(2)に接続されるとともに、ベースユニット
(2)とハンドセット(1)との間が電波により結合さ
れ、加入者の電話の対応は、ハンドセット(1)に対し
て一般の電話機と同様に行うものである。
なお、ハンドセット(1)をベースユニット(2)か
ら離すことのできる距離、すなわち、サービスエリア
は、100m程度である。また、ハンドセット(1)とベー
スユニット(2)との間で使用される電波の周波数は、
日本の場合、上りチャンネルが250MHz帯、下りチャンネ
ルが380MHz帯であり、MCA方式による87デュプレックス
チャンネルが認められている。
したがって、加入者は、電話時、ハンドセット(1)
を自由に移動させることができ、例えば戸外で電話を使
用できる。しかも、電話コードがもつれたり、じゃまに
なったりすることがない。
第5図は、そのようなハンドセット(1)及びベース
ユニット(2)のアウトラインを示す。
すなわち、ハンドセット(1)において、(100)は
アンテナ、(111)は送話用のマイクロホン、(110)は
送信回路、(121)は受話用のスピーカ、(120)は受信
回路であり、送信回路(110)は音声信号St及びコマン
ド信号CMND(詳細は後述する)を上りチャンネルのFM信
号Suに変換して送信するものであり、受信回路(120)
は、下りチャンネルのFM信号Sdを受信して音声信号Sr及
びコマンド信号CMNDを復調するものである。
また、(131)はダイヤルキー、(132)はトークキ
ー、(140)はシステム制御用のマイクロコンピュータ
である。そして、このマイコン(140において、送信回
路(110)により送信されるコマンド信号CMNDが形成さ
れるとともに、受信回路(120)から取出されたコマン
ド信号CMNDが判断される。
さらに、(141)はROMで、このROM(141)には、識別
コードIDが記憶されている。
また、ベースユニット(2)は、ハンドセット(1)
における送信回路(110)及び受信回路(120)と同様の
送信回路(210)及び受信回路(220)を有する。そし
て、この受信回路(220)は非通話時には上りの制御チ
ャンネルで受信待機状態にある。
さらに、(231)は4線/2線変換回路、(232)はスイ
ッチ回路、(233)はダイヤルトーン信号(DTMF信号)
の形成回路、(240)はシステム制御用のマイクロコン
ピュータである。
第6図は、コマンド信号CMNDの信号フォーマットの一
例を示し、この信号CMNDは、先頭に12ビット以上、この
例においては24ビットのビット同期信号BSYNを有し、続
いて16ビットのフレーム同期信号FSYNを有する。この場
合、これら信号BSYN,FSYNは、例えば、 BSYN=“010101010101010101010101" FSYN=“1100010011010110" ‥‥上りチャンネル用 FSYN=“1001001100110110" ‥‥下りチャンネル用 で示される特定のビットパターンを有する。
さらに、コマンド信号CMNDは、信号FSYNに続いて25ビ
ットの識別コードIDと、このコードIDのための15ビット
の誤り訂正コードECCとを順に有するとともに、コードE
CCに続いて5バイトの制御コードCTRLを有する。
この場合、制御コードCTRLは、ハンドセット(1)と
ベースユニット(2)との間のチャンネルの開閉を制御
するコード,相手の電話番号の伝送であること及びその
電話番号を示すコードなどであり、例えば、チャンネル
を開くときには、第1のビットパターンのデータと、ダ
ミーデータとを有し、相手の電話番号のときには、第2
のビットパターンのデータと、その電話番号のデータと
を有するというように、制御の種類を示すデータ(オペ
コード)と、その制御に必要なデータ(オペランド)と
を有する。
そして、ハンドセット(1)が、このコマンド信号CM
NDを受信したときには、マイコン(140)において、そ
の信号CMNDに含まれる識別コードIDが自分のROM(141)
に記憶されている識別コードIDと一致するかどうかがチ
ェックされ、一致したときのみ、そのコマンド信号CMND
が有効とされ、一致しないときには無効とされる。
また、ベースユニット(2)がコマンド信号CMNDを受
信したときには、この受信したコマンド信号CMNDに含ま
れる識別コードIDと同一の識別コードIDを含むコマンド
信号CMNDをハンドセット(1)に送信するものである。
そして、これらマイコン(140),(240)により発呼
時及び着呼時には、次のような処理が行なわれる。
すなわち、発呼時には、ハンドセット(1)におい
て、トークキー(132)をスタンバイモードからトーク
モードにすると、これがマイコン(140)により検出さ
れ、マイコン(140)から送信回路(110)に送信制御信
号TCTLが供給され、これにより送信回路(110)は上り
の制御チャンネルにおける送信が許可されるとともに、
マイコン(140)において、制御コードCTRLが発呼の要
求を示すコマンド信号CMNDが形成され、この信号CMNDが
送信回路(110)に供給され、したがって、コマンド信
号CMNDによりFM変調されたFM信号Suがアンテナ(100)
から送信される。
すると、ベースユニット(2)の受信回路(220)か
らこのコマンド信号CMNDが取り出され、マイコン(24
0)に供給され、発呼であることが判別される。そし
て、マイコン(240)により、スイッチ回路(232)がオ
フフック状態に制御されて変換回路(231)がスイッチ
回路(232)を通じて回線(3)に接続されるととも
に、信号TCTLにより送信回路(210)は下りの制御チャ
ンネルにおける送信が許可される。また、マイコン(24
0)により、受信した識別コードIDと、発呼の許可及び
通話チャンネルのチャンネル番号を示す制御コードCTRL
とを有するコマンド信号CMNDが形成されて、この信号CM
NDがFM信号Sdとされてアンテナ(200)から送信され
る。
すると、ハンドセット(1)の受信回路(120)か
ら、このコマンド信号CMNDが取り出され、マイコン(14
0)に供給される。そして、マイコン(140)により、そ
のコマンド信号CMNDに含まれる識別コードが、ROM(14
1)に記憶されている識別コードIDと一致するか否かが
判別され、今の場合には一致するので、送信回路(11
0)及び受信回路(120)は、制御信号TCTL,RCTLにより
受信したコマンド信号中の制御信号CTRLの示すチャネル
番号の通話チャンネルにセットされるとともに、受信も
許可される。
また、ベースユニット(2)においては、コマンド信
号CMNDによりハンドセット(1)に通話チャンネルを指
示すると、続いてマイコン(240)から送信回路(210)
及び受信回路(220)に制御信号TCTL及びRCTLが供給さ
れて、送信回路(210)及び受信回路(220)はマイコン
(240)がハンドセット(1)に指示したチャンネル番
号の通話チャンネルにおいて送信及び受信が許可され
る。
したがって、ハンドセット(1)とベースユニット
(2)との間に、通話チャンネルが開かれたことにな
る。
そこで、ダイヤルキー(131)から相手の電話番号を
入力すると、電話番号の伝送であること及びその入力し
た電話番号のデータを有するコマンド信号CMNDが、マイ
コン(140)から出力されてFM信号Suにより送信され
る。
そして、このFM信号Suがベースユニット(2)におい
て受信されると、そのコマンド信号CMNDがマイコン(24
0)において判別され、マイコン(240)によりダイヤル
信号形成回路(233)が制御されてコマンド信号CMNDに
より送られてきた電話番号に対応するトーンエンコーダ
信号(DTMF信号)TENCが形成され、この信号TENCが変換
回路(231)に供給されて回線(3)へと送り出され
る。
したがって、信号TENCが送り出されることにより相手
が呼び出され、相手が電話に出れば、以後、通話を行な
うことができる。
そして、通話が終了したとき、トークキー(132)を
トークモードから解除すると、マイコン(140)におい
て終話を示すコマンド信号CMNDが形成され、これがFM信
号Suにより送信されるとともに、その後、信号TCTLによ
りFM信号Suの送信は停止される。
また、ベースユニット(2)においては、終話を示す
コマンド信号CMNDが送られてくると、マイコン(240)
によりスイッチ回路(232)がオンフック状態に制御さ
れるとともに、信号TCTLによりFM信号Sdの送信が停止さ
れる。
したがって、以後、ベースユニット(2)は、ハンド
セット(1)の発呼を待機することになる。
また、着呼時には、電話がかかってきたときのリング
トーン信号が検出回路(234)により検出され、この検
出信号にしたがってマイコン(240)からは着呼である
こと及び通話チャンネルのチャンネル番号を示すコマン
ド信号CMNDが出力され、この信号CMNDが、送信回路(21
0)に供給されて下りの制御チャンネルのFM信号Sdによ
り送信される。
そして、ハンドセット(1)においては、このコマン
ド信号CMNDが受信回路(120)から取り出され、マイコ
ン(140)に供給される。すると、マイコン(140)によ
り、そのコマンド信号CMNDに含まれる識別コードIDが、
ROM(141)の識別コードIDと一致するか否かが判別さ
れ、一致すると、マイコン(140)により発振回路(13
8)を通じてリンガ用のスピーカ(139)がドライブされ
て電話がかかってきたことが知らされる。
そこで、トークスイッチ(132)をスタンバイモード
からトークモードにすると、発呼時と同様の処理が行わ
れてハンドセット(1)は通話チャンネルならびにベー
スユニット(2)を通じて回線(3)に接続され、した
がって、以後、相手との通話を行うことができる。
そして、通話が終了したとき、トークキー(132)を
トークモードからスタンバイモードにすると、マイコン
(140)において終話を示すコマンド信号CMNDが形成さ
れ、これがFM信号Suにより送信されるとともに、その
後、信号TCTLによりFM信号Suの送信は停止される。
また、ベースユニット(2)においては、終話を示す
コマンド信号CMNDが送られてくると、マイコン(240)
によりリレー回路(232)がオンフック状態に制御され
るとともに、信号TCTLによりFM信号Sdの送信が停止され
る。
したがって、以後、ハンドセット(1)及びベースユ
ニット(2)は、発呼あるいは着呼を待機することにな
る。
文献:特願昭63−56978号の明細書及び図面 〔発明が解決しようとする課題〕 ところで、上述のような1台のベースユニットにつき
1台のハンドセットのみ使用できるコードレステレホン
に対して、1台のベースユニットで複数のハンドセット
を使用できる、いわゆるマルチコードレステレホンを実
現したいという要求がある。
そこで、1台のベースユニットに対して、互いに共通
の識別コードIDを有する複数のハンドセットを用意する
ことが考えられる。
しかし、このようにすると、どのハンドセットでも通
話ができるが、1台のハンドセットの通話中には、他の
ハンドセットを使用することができない。
このため、さらに、ベーユニット及び電話回線も複数
とすることが考えられる。
ところが、このようにすると、1台のハンドセットの
発呼に対して複数のベースユニットが同時に応答してし
まうという不都合が生じてしまう。
〔課題を解決するための手段〕
このため、この発明においては、コントローラを設
け、このコントローラによって複数のベースユニットを
制御して、複数のベースユニットのうちの一台のみをハ
ンドセットからの発呼に応答し得るように設定し、この
発呼応答可能なベースユニットが使用中となれば、使用
中となったベースユニット以外の他のベースユニットの
1台をハンドセットからの発呼に応答し得るように設定
するものである。
〔作用〕
1対1用のベースユニットを複数台組み合わせた簡単
な構成でマルチコードレステレホンが実現される。
〔実施例〕
第1図において、(1A)(1B)(1C)はハンドセッ
ト、(21A)(21B)(21C)はベースユニットであり、
これらハンドセット(1A)〜(1C)及びベースユニット
(21A)〜(21C)は、第5図のハンドセット(1)及び
ベースユニット(2)と同様な構成となっている。そし
て、ベースユニット(21A)〜(21C)の各音声信号ライ
ンは、交換機(23)を通じて電話回線(3A)(3B)(3
C)に接続されている。
ただし、ベースユニット(21A)〜(21C)の各スイッ
チ回路(232)及び各検出回路(234)は、交換機(23)
に設けられる。
また、(22)はコントローラであり、このコントロー
ラ(22)は例えばマイクロコンピュータにより構成さ
れ、応答イネーブルENA1,ENA2,ENA3をそれぞれベースユ
ニット(21A),(21B),(21C)の各マイコン(240)
に供給し、ベースユニット(21A),(21B),(21C)
の各マイコン(240)は、インユース信号USE1,USE2,USE
3をコントローラ(22)に供給するものである。
この場合、信号ENA1〜ENA3は、これが“H"レベルのと
き、対応するベースユニットはハンドセット(1A)〜
(1C)からの発呼に応答し得る状態とされ、“L"レベル
のとき、他の必要な状態となるものである。なお、信号
ENA1〜ENA3は、2つ以上が同時に“H"レベルになること
はなく、したがって、ベースユニット(21A)〜(21C)
は、そのうちのいずれか1台のみが発呼応答をし得る状
態になる。
また、この発呼応答をし得る状態として、ベースユニ
ット(21A)〜(21C)がすべて制御チャンネルで発呼を
待機し、いずれか1台のベースユニットが発呼応答する
方法と、ベースユニット(21A)〜(21C)のうちの1台
だけが制御チャンネルで発呼を待機し、残るベースユニ
ットはスリープモードにある方法とが考えられるが、こ
の例においては、前者の方法の場合である。
さらに、信号USE1〜USE3は、対応するベースユニット
の状態に基づいて変化し、対応するベースユニットが通
話チャンネルを使用中のとき“H"レベル、使用していな
いとき“L"レベルとなる。
次に、第1図のコードレステレホンの動作を説明す
る。
まず、コントローラ(22)の動作が第2図A及び第3
図により説明すると、コントローラ(22)は、ベースユ
ニット(21A)〜(21C)への応答イネーブル信号ENA1〜
ENA3を全て“L"レベルとしてベースユニット(21A)〜
(21C)をリセット状態(300)とする(時点t1以前)。
次に、信号ENA1〜ENA3のうちの例えば信号ENA1を“H"
レベルとしてベースユニット(21A)を制御チャンネル
における発呼応答可能な状態にセットし、待機状態(30
1)に入る(時点t1)。
そして、この状態(301)においては、発呼応答用ベ
ースユニット、今の場合にはベースユニット(21A)か
らの信号USE1をチェックして、このUSE1が“H"レベルと
なるまで、すなわち、ベースユニット(21A)が発呼に
より使用状態となるまで待機する。
そして、この信号USE1が“H"レベルとなると(時点
t2)、コントローラ(22)は、ベースユニット(21A)
がハンドセット(1A)〜(1C)のうちの1台との間に通
話チャンネルを開いたと判断し、今の場合、イネーブル
信号ENA1を“L"レベルとして状態(302)に入る。
次に、コントローラ(22)は状態(302)において、
ベースユニット(21B)(21C)からの信号USE2,USE3を
チェックして、例えば信号USE2が“L"レベルであれば、
ベースユニット(21B)へのイネーブル信号ENA2を“H"
レベルとして、このベースユニット(21B)を制御チャ
ンネルにおける発呼応答可能な状態に設定する(第3図
の時点t3)。そして、コントローラ(22)は状態(30
1)に戻り、発呼応答用のベースユニット、今の場合に
はベースユニット(21B)からの信号USE2をチェックし
て、この信号USE2が“H"レベルとなるまで待機する。
そして、信号USE2が“H"レベルとなると(第3図の時
点t4)、ベースユニット(21B)が通話中であることを
コントローラ(22)が判断し、イネーブル信号ENA2を
“L"レベルとする(第3図の時点t5)。次に、コントロ
ーラ(22)は状態(302)に入り、信号USE1,USE3をチェ
ックする。このとき、例えば信号USE1及びUSE3がともに
“H"レベルであれば、コントローラ(22)は空きベース
ユニット無しと判断して、状態(303)に進み、この状
態(303)において、空きベースユニット待ちとなる。
そして、例えば通話中であったベースユニット(21
A)が、終話となると、信号USE1が“H"レベルから“L"
レベルとなり(第3図の時点t6)、ベースユニット(21
A)が空きの状態になったことをコントローラ(22)が
検知する。すると、コントローラ(22)はベースユニッ
ト(21A)へのイネーブル信号ENA1を“H"レベルとし
て、ベースユニット(21A)を発呼応答用に設定する
(第3図の時点t7)。そして、コントローラ(22)は状
態(301)に戻り、発呼応答用ベースユニット、今の場
合にはベースユニット(21A)からの信号USE1のレベル
をチェックする。
次に、ベースユニット(21A)〜(21C)の動作を説明
する。
第2図Bにおいて、ベースユニット(21A)〜(21C)
のそれぞれは、状態(400)においてハンドセット(1
A)〜(1C)からの発呼要求の待機状態にある。この状
態(400)においては、各ベースユニット(21A)〜(21
C)がコントローラ(22)に供給する信号USE1〜USE3を
全て“L"レベルとしている。
そして、ベースユニット(21A)〜(21C)のいずれか
一台がハンドセットからの発呼要求のコマンド信号CMND
を受信すると、状態(401)に進み、この状態(401)に
おいて、コントローラ(22)からのイネーブル信号のレ
ベルをチェックし、このイネーブル信号が“L"レベルで
あれば、対応するベースユニットは制御チャンネルでの
発呼応答可能な状態に設定されていないことを判断し、
発呼処理は行なわずに、状態(400)に戻る。
また、状態(401)において、イネーブル信号が“H"
レベルとなっていれば、そのベースユニット、例えばベ
ースユニット(21A)は発呼応答用に設定されていると
判断して、状態(402)において、発呼処理、つまり、
発呼を行なったハンドセット、例えばハンドセット(1
A)から送られてきた識別コードIDと同一の識別コードI
Dをハンドセット(1A)に送信し、ハンドセット(1A)
とベースユニット(21A)との間に通話チャンネルを開
き、それとともにベースユニット(21A)は信号USE1を
“H"レベルとする。
そして、ベースユニット(21A)は状態(403)におい
て、通話処理を行ない、終話となると、信号USE1を“L"
レベルとして、状態(400)に戻る。
こうして、この発明によれば、コントローラ(22)は
複数のベースユニット(21A)〜(21C)のうちの一台の
みを発呼応答用に設定し、発呼応答用のベースユニット
が使用中となれば、この使用中となったベースユニット
以外の1台のベースユニットを発呼応答用に設定するよ
うにし、発呼応答用となったベースユニットは、ハンド
セットから発呼信号が送られてくると、そのハンドセッ
トとの間に通話チャンネルを開くようにしているので、
1対1用のベースユニットを複数台組み合わせた簡単な
構成でマルチコードレステレホンを実現することができ
る。
なお、各ハンドセット(1A)〜(1C)の識別コードID
は、同一のものでもよいし、互いに異なったものであっ
てもよい。
〔発明の効果〕
こうして、この発明によれば、コントローラ(22)は
複数のベースユニット(21A)〜(21C)のうちの一台の
みを発呼応答用に設定し、発呼応答用のベースユニット
が使用中となれば、この使用中となったベースユニット
以外の1台のベースユニットを発呼応答用に設定するよ
うにし、発呼応答用となったベースユニットは、ハンド
セットから発呼信号が送られてくると、そのハンドセッ
トとの間に通話チャンネルを開くようにしているので、
1対1用のベースユニットを複数台組み合わせた簡単な
構成でマルチコードレステレホンを実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す図、第2図は状態遷
移図、第3図はタイムチャートを示す図、第4図はコー
ドレステレホンの使用状態を示す図、第5図はコードレ
ステレホンの全体の回路図、第6図は信号フォーマット
を示す図である。 (1A)〜(1C)はハンドセット、(21A)〜(21C)はベ
ースユニット、(22)はコントローラである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれが個別に電話回線に接続され、ハ
    ンドセットと通話チャンネルで通信を行う複数のベース
    ユニットと、 上記複数のベースユニットを制御するコントローラとを
    備え、 上記それぞれのベースユニットと上記コントローラとの
    間を、所定の信号線で接続し、 上記複数のベースユニットのそれぞれから上記信号線で
    上記コントローラに、各ベースユニットでの通話チャン
    ネルの使用状態を示す第1の情報を伝送し、 上記コントローラが第1の情報で通話チャネルが使用さ
    れていないベースユニットを検出したとき、その使用さ
    れてないベースユニットのいずれか1台だけを発呼応答
    をし得る状態にし、他のベースユニットは発呼応答でき
    ない状態に設定する第2の情報を、上記コントローラか
    ら上記信号線で上記複数のベースユニットに伝送する コードレステレホン。
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