JPH0746878B2 - 無線電話装置の制御方式 - Google Patents
無線電話装置の制御方式Info
- Publication number
- JPH0746878B2 JPH0746878B2 JP60187764A JP18776485A JPH0746878B2 JP H0746878 B2 JPH0746878 B2 JP H0746878B2 JP 60187764 A JP60187764 A JP 60187764A JP 18776485 A JP18776485 A JP 18776485A JP H0746878 B2 JPH0746878 B2 JP H0746878B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wireless
- parent device
- wireless telephone
- line
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は、複数の無線機を有する親装置によって複数
台の無線電話機との接続を行なう無線電話装置の制御方
式に関し、特に、親装置における複数の無線機の動作制
御を容易にした方式に関する。
台の無線電話機との接続を行なう無線電話装置の制御方
式に関し、特に、親装置における複数の無線機の動作制
御を容易にした方式に関する。
[発明の技術的背景] 有線電話回線に接続される親装置と該親装置に無線回線
を介して接続される無線電話機とからなる無線電話装置
としては、例えばコードレス電話装置といわれるものが
ある。コードレス電話装置は有線電話回線に接続される
親装置(接続装置)とこの親装置に対して1対1に対応
して設けられる無線電話機とから構成され、無線電話機
から親装置に至る上りの無線回線は周波数f1の信号、親
装置から無線電話機に至る下りの無線回線は周波数f2の
信号というように固定的に設定されている。したがって
2台の無線電話機を使用する場合は2台の親装置を設け
る必要があった。
を介して接続される無線電話機とからなる無線電話装置
としては、例えばコードレス電話装置といわれるものが
ある。コードレス電話装置は有線電話回線に接続される
親装置(接続装置)とこの親装置に対して1対1に対応
して設けられる無線電話機とから構成され、無線電話機
から親装置に至る上りの無線回線は周波数f1の信号、親
装置から無線電話機に至る下りの無線回線は周波数f2の
信号というように固定的に設定されている。したがって
2台の無線電話機を使用する場合は2台の親装置を設け
る必要があった。
[背景技術の問題点] しかし、このような2台の無線電話機及び親装置を有す
る無線電話装置の場合、一般的に2台の無線電話機を同
時に使用することはあまりなく、2つの親装置を保有す
ることは経済的にみて得策とはいえなかった。
る無線電話装置の場合、一般的に2台の無線電話機を同
時に使用することはあまりなく、2つの親装置を保有す
ることは経済的にみて得策とはいえなかった。
また、親装置と無線電話機との間の無線回線は周波数資
源の有効利用をはかるために近年複数の親装置間で共通
の制御チャネルを用いて使用周波数を決定し、その後当
該周波数に対応する通話チャネルに移行する、いわゆる
マルチチャネルアクセス方式を採用して確立する構成が
とられるようになっている。しかし、このマルチチャネ
ルアクセス方式を採用した場合、上記2台の無線電話機
に対応してそれぞれ親装置を設ける構成では有線電話回
線から着呼があると2台の親装置は制御チャネルを用い
た接続制御を同時に開始することになり、この場合お互
いの制御チャネルの電波が干渉し、接続制御が不能にな
ることがあった。
源の有効利用をはかるために近年複数の親装置間で共通
の制御チャネルを用いて使用周波数を決定し、その後当
該周波数に対応する通話チャネルに移行する、いわゆる
マルチチャネルアクセス方式を採用して確立する構成が
とられるようになっている。しかし、このマルチチャネ
ルアクセス方式を採用した場合、上記2台の無線電話機
に対応してそれぞれ親装置を設ける構成では有線電話回
線から着呼があると2台の親装置は制御チャネルを用い
た接続制御を同時に開始することになり、この場合お互
いの制御チャネルの電波が干渉し、接続制御が不能にな
ることがあった。
そこで、1台の親装置に対して複数の無線電話機をそれ
ぞれ無線回線を介して接続し、任意の無線電話機を用い
て通話を行なえるようにした無線電話装置が提案されて
いる。そして、複数の無線電話機と親装置との間の通話
路の同時確保を可能にするために親装置に複数に無線機
を設ける構成が考えられている。ところで、この種の無
線電話装置において、各無線電話機は消費電力低減のた
めに間欠受信動作(バッテリーセービング動作)を行な
っている。ここで、待受状態において、親装置の全ての
無線機を動作させるという構成をとると、各無線電話機
は間欠受信を行ないながら同一の制御チャネルを捕捉し
ているので、各無線電話機からの発呼等のデータは親装
置の各無線機で同時受信されることになり、このため、
各無線機からのデータを取り込み各無線機の制御を行な
っている親装置の制御部の処理が複雑化するという問題
が生じる。また、この場合、全ての無線機が常時動作し
ていることになるのでその寿命が問題となり、更に無駄
な消費電力も増大するという問題が生じる。
ぞれ無線回線を介して接続し、任意の無線電話機を用い
て通話を行なえるようにした無線電話装置が提案されて
いる。そして、複数の無線電話機と親装置との間の通話
路の同時確保を可能にするために親装置に複数に無線機
を設ける構成が考えられている。ところで、この種の無
線電話装置において、各無線電話機は消費電力低減のた
めに間欠受信動作(バッテリーセービング動作)を行な
っている。ここで、待受状態において、親装置の全ての
無線機を動作させるという構成をとると、各無線電話機
は間欠受信を行ないながら同一の制御チャネルを捕捉し
ているので、各無線電話機からの発呼等のデータは親装
置の各無線機で同時受信されることになり、このため、
各無線機からのデータを取り込み各無線機の制御を行な
っている親装置の制御部の処理が複雑化するという問題
が生じる。また、この場合、全ての無線機が常時動作し
ていることになるのでその寿命が問題となり、更に無駄
な消費電力も増大するという問題が生じる。
[発明の目的] この発明は上述した点に鑑みてなされたもので、少なく
とも2つの無線機を有する親装置の処理部の処理を容易
にするとともに無線機の長寿命化および装置の低電力化
を図った無線電話装置の制御方式を提供することを目的
とする。
とも2つの無線機を有する親装置の処理部の処理を容易
にするとともに無線機の長寿命化および装置の低電力化
を図った無線電話装置の制御方式を提供することを目的
とする。
[発明の概要] この発明によれば、複数の有線回線に接続されるととも
に複数の無線機を有する親装置と、前記親装置と無線回
線を介して接続される複数の無線電話機とを具備し、前
記無線電話機からの発呼または前記有線回線からの着呼
に際して、前記複数の無線機の内のいずれかを使用して
前記有線回線と前記無線電話機との間の通話無線回線を
確立する無線電話装置の制御方式において、前記親装置
の複数の無線機の全てが前記確立された通話無線回線に
よる使用状態にない場合は、前記親装置の複数の無線機
の内の1つの無線機のみを少なくとも受信動作を行うこ
とのできる動作状態に設定するとともに、他の無線機を
送信動作および受信動作をともに行わない休止状態に設
定し、前記親装置の複数の無線機の内で前記使用状態に
ある無線機が存在する場合は、該使用状態にある無線機
を除く他の無線機の内の1つの無線機のみを少なくとも
受信動作を行うことのできる動作状態に設定するととも
に、残りの無線機を送信動作および受信動作をともに行
わない休止状態に設定にすることを特徴とする。
に複数の無線機を有する親装置と、前記親装置と無線回
線を介して接続される複数の無線電話機とを具備し、前
記無線電話機からの発呼または前記有線回線からの着呼
に際して、前記複数の無線機の内のいずれかを使用して
前記有線回線と前記無線電話機との間の通話無線回線を
確立する無線電話装置の制御方式において、前記親装置
の複数の無線機の全てが前記確立された通話無線回線に
よる使用状態にない場合は、前記親装置の複数の無線機
の内の1つの無線機のみを少なくとも受信動作を行うこ
とのできる動作状態に設定するとともに、他の無線機を
送信動作および受信動作をともに行わない休止状態に設
定し、前記親装置の複数の無線機の内で前記使用状態に
ある無線機が存在する場合は、該使用状態にある無線機
を除く他の無線機の内の1つの無線機のみを少なくとも
受信動作を行うことのできる動作状態に設定するととも
に、残りの無線機を送信動作および受信動作をともに行
わない休止状態に設定にすることを特徴とする。
[発明の実施例] 第1図はこの発明に係わる無線電話装置の一実施例をブ
ロック図で示したものである。この実施例の無線電話装
置は1台の親装置4と2台の無線電話機5,5′から構成
される。なお、この実施例では以下の説明を容易にする
ために無線電話機を2台としたが、3台以上の場合も同
様に構成することができる。
ロック図で示したものである。この実施例の無線電話装
置は1台の親装置4と2台の無線電話機5,5′から構成
される。なお、この実施例では以下の説明を容易にする
ために無線電話機を2台としたが、3台以上の場合も同
様に構成することができる。
親装置4は、端子3および3′を介して図示しない2本
の有線電話回線と接続され、送信機と受信機との2つの
対16と14(無線機1)および16′と14′(無線機1′)
を備えて構成される。端子3、から入力される有線電話
回線からの信号はクロスポイント32、ハイブリッド回路
22または22′を介して送信機16または16′に加えられ、
送信機16または16′の出力はアンテナ共用器13または1
3′を介してアンテナ12または12′から送出される。
の有線電話回線と接続され、送信機と受信機との2つの
対16と14(無線機1)および16′と14′(無線機1′)
を備えて構成される。端子3、から入力される有線電話
回線からの信号はクロスポイント32、ハイブリッド回路
22または22′を介して送信機16または16′に加えられ、
送信機16または16′の出力はアンテナ共用器13または1
3′を介してアンテナ12または12′から送出される。
またアンテナ12から受信した信号はアンテナ共用器13を
介して受信機14に加えられ、受信機14の出力はハイブリ
ッド回路22、クロスポイント32を介して端子3または
3′に接続されたいずれかの有線電話回線に出力され、
アンテナ12′から受信した信号はアンテナ共用器13′を
介して受信機14′に加えられ、受信機14′の出力はハイ
ブリッド回路22′、クロスポイント32を介して端子3ま
たは3′に接続されたいずれかの有線電話回線に出力さ
れる。シンセサイザ21および21′は送信機16、受信機14
および送信機16′、受信機14′の無線周波数をそれぞれ
決定するものであり、制御部15は送信機16、16′、受信
機14、14′およびシンセサイザ21、21′をそれぞれ制御
する。なお、リードオンリメモリ(ROM)18には後述す
る無線電話機5,5′との接続制御のために用いられる識
別情報が格納されており、ランダムアクセスメモリ(RA
M)34には制御部15を制御するための制御情報が格納さ
れており、リードオンリメモリ(ROM)18およびランダ
ムアクセスメモリ(RAM)34の格納情報はバスライン35
を介して制御部15で使用される。また着信検出回路33は
局線1(端子3に接続される有線電話回線に対応)の着
信を検出するためのもの、着信検出回路33は局線2(端
子3′に接続される有線電話回線に対応)の着信を検出
するためのものである。
介して受信機14に加えられ、受信機14の出力はハイブリ
ッド回路22、クロスポイント32を介して端子3または
3′に接続されたいずれかの有線電話回線に出力され、
アンテナ12′から受信した信号はアンテナ共用器13′を
介して受信機14′に加えられ、受信機14′の出力はハイ
ブリッド回路22′、クロスポイント32を介して端子3ま
たは3′に接続されたいずれかの有線電話回線に出力さ
れる。シンセサイザ21および21′は送信機16、受信機14
および送信機16′、受信機14′の無線周波数をそれぞれ
決定するものであり、制御部15は送信機16、16′、受信
機14、14′およびシンセサイザ21、21′をそれぞれ制御
する。なお、リードオンリメモリ(ROM)18には後述す
る無線電話機5,5′との接続制御のために用いられる識
別情報が格納されており、ランダムアクセスメモリ(RA
M)34には制御部15を制御するための制御情報が格納さ
れており、リードオンリメモリ(ROM)18およびランダ
ムアクセスメモリ(RAM)34の格納情報はバスライン35
を介して制御部15で使用される。また着信検出回路33は
局線1(端子3に接続される有線電話回線に対応)の着
信を検出するためのもの、着信検出回路33は局線2(端
子3′に接続される有線電話回線に対応)の着信を検出
するためのものである。
無線電話機5,5′は親装置4と無線回線を介して接続さ
れており、その構成は第2図に示される。親装置4から
発信された信号はアンテナ11で受信し、アンテナ共用器
10を介して受信機19に入力され、受信機の出力は受話器
29に加えられて、発音される。またマイクロホン30から
入力された信号は送信機8、アンテナ共用器10、アンテ
ナ11を介して親装置4に送出される。シンセサイザ20は
受信機19および送信機8の無線周波数を決定するもので
あり、制御部9は受信機19、送信機8およびシンセサイ
ザ20の制御を行なう。またシンセサイザ20に接続された
スピーカ31は呼出音発音用のスピーカであり、フックス
イッチ7は発呼または上記スピーカ31から発音される呼
出音に応答するために用いられるものである。なお、リ
ードオンリメモリ(ROM)17には当該無線電話機を識別
するための識別情報が格納されており、リードオンリメ
モリ17の格納情報は親装置4のリードオンリメモリ18の
格納情報に対応している。
れており、その構成は第2図に示される。親装置4から
発信された信号はアンテナ11で受信し、アンテナ共用器
10を介して受信機19に入力され、受信機の出力は受話器
29に加えられて、発音される。またマイクロホン30から
入力された信号は送信機8、アンテナ共用器10、アンテ
ナ11を介して親装置4に送出される。シンセサイザ20は
受信機19および送信機8の無線周波数を決定するもので
あり、制御部9は受信機19、送信機8およびシンセサイ
ザ20の制御を行なう。またシンセサイザ20に接続された
スピーカ31は呼出音発音用のスピーカであり、フックス
イッチ7は発呼または上記スピーカ31から発音される呼
出音に応答するために用いられるものである。なお、リ
ードオンリメモリ(ROM)17には当該無線電話機を識別
するための識別情報が格納されており、リードオンリメ
モリ17の格納情報は親装置4のリードオンリメモリ18の
格納情報に対応している。
また、操作キースイッチ部36は局線1(端子3に接続さ
れる有線電話回線に対応)を選択するための局線1選択
キー36a、局線2(端子3′に接続される有線電話回線
に対応)を選択するための局線2選択キー36b、内線を
選択するための内線選択キー36cおよび局線を保留する
ための保留キー36dを備えており、更に局線1選択キー3
6a、局線2選択キー36b、内線選択キー36cに対応してそ
の使用状態を示す表示ランプ(発光ダイオード)36e、3
6f、36gがそれぞれ設けられている。
れる有線電話回線に対応)を選択するための局線1選択
キー36a、局線2(端子3′に接続される有線電話回線
に対応)を選択するための局線2選択キー36b、内線を
選択するための内線選択キー36cおよび局線を保留する
ための保留キー36dを備えており、更に局線1選択キー3
6a、局線2選択キー36b、内線選択キー36cに対応してそ
の使用状態を示す表示ランプ(発光ダイオード)36e、3
6f、36gがそれぞれ設けられている。
さて、この実施例では1つの制御チャネル(C−CH)と
複数、例えば45の通話チャネル(S−CH)を用いたマル
チチャネルアクセス方式が採用されている。すなわち1
つの制御チャネルを複数の装置で共用して通話チャネル
の設定を行なう。また、この実施例では親装置4の2つ
の無線機1,1′がともに未使用状態にある場合におい
て、予め設定されている1つ無線機1のみが動作状態
(制御チャネルを捕捉している状態、以下これを待受状
態という)となり、他の無線機1′は休止状態となる。
複数、例えば45の通話チャネル(S−CH)を用いたマル
チチャネルアクセス方式が採用されている。すなわち1
つの制御チャネルを複数の装置で共用して通話チャネル
の設定を行なう。また、この実施例では親装置4の2つ
の無線機1,1′がともに未使用状態にある場合におい
て、予め設定されている1つ無線機1のみが動作状態
(制御チャネルを捕捉している状態、以下これを待受状
態という)となり、他の無線機1′は休止状態となる。
以下この実施例の動作を第3図から第6図に示すフロー
チャートを用いて説明する。
チャートを用いて説明する。
この実施例において、無線機1および1′の動作状態
は、無線機1および1′がそれぞれ待受状態にあるか休
止状態にあるかを示す待受休止フラグF1と、無線機1お
よび1′がそれぞれ通信中にあるか否かを示す通話中フ
ラグF2との2つのフラグにもとづいて制御される。
は、無線機1および1′がそれぞれ待受状態にあるか休
止状態にあるかを示す待受休止フラグF1と、無線機1お
よび1′がそれぞれ通信中にあるか否かを示す通話中フ
ラグF2との2つのフラグにもとづいて制御される。
第3図は親装置4の制御部15における待受休止フラグF1
の設定フローを示したものである。このフローは所定時
間毎に繰り返し実行され、無線機1および1′の待受状
態におよび休止状態を制御する。第3図のフローにおい
て、まず必要な初期化処理がなされ(ステップ201)、
続いて無線機1および1′が使用中であるか否かの判断
がなされる(ステップ202)。ここで、無線機1および
1′が使用中であるか否かの判断は、無線機1が待受状
態または通信中にありかつ無線機1′が待受状態または
通信中にある場合を使用中と判断するもので、この判断
は待受休止フラグF1と通話中フラグF2の2つのフラグの
状態にもとづき行なわれる。すなわち、フラグF1および
F2が第1表に示す4つの状態のいずれかにあるとき無線
機1および1′が使用中であると判断する。
の設定フローを示したものである。このフローは所定時
間毎に繰り返し実行され、無線機1および1′の待受状
態におよび休止状態を制御する。第3図のフローにおい
て、まず必要な初期化処理がなされ(ステップ201)、
続いて無線機1および1′が使用中であるか否かの判断
がなされる(ステップ202)。ここで、無線機1および
1′が使用中であるか否かの判断は、無線機1が待受状
態または通信中にありかつ無線機1′が待受状態または
通信中にある場合を使用中と判断するもので、この判断
は待受休止フラグF1と通話中フラグF2の2つのフラグの
状態にもとづき行なわれる。すなわち、フラグF1および
F2が第1表に示す4つの状態のいずれかにあるとき無線
機1および1′が使用中であると判断する。
ここでフラグF1は1が待受状態を示し、0が休止状態を
示す。またフラグF2は1が通信中を示し、0が通信中で
ないことを示す。
示す。またフラグF2は1が通信中を示し、0が通信中で
ないことを示す。
ステップ202で、無線機1および1′が使用中であると
判断されるとステップ202に戻り、このステップ202が繰
り返される。ステップ202で無線機1および1′が使用
中でないと判断されると、すなわち無線機1および1′
が第1表に示す4つの状態以外の状態にあるときはステ
ップ203に移行する。
判断されるとステップ202に戻り、このステップ202が繰
り返される。ステップ202で無線機1および1′が使用
中でないと判断されると、すなわち無線機1および1′
が第1表に示す4つの状態以外の状態にあるときはステ
ップ203に移行する。
ステップ203では無線機1および1′が一方のみ使用中
かの判断がなされる。ここで無線機1および1′が一方
のみ使用中とは無線機1および1′のうちの一方のみが
待受状態または通信中にあり、他方は待受状態でも通信
中でもない状態をいう。この状態をフラグF1およびF2を
用いて表に示すと第2表のようになる。
かの判断がなされる。ここで無線機1および1′が一方
のみ使用中とは無線機1および1′のうちの一方のみが
待受状態または通信中にあり、他方は待受状態でも通信
中でもない状態をいう。この状態をフラグF1およびF2を
用いて表に示すと第2表のようになる。
すなわち、無線機1および1′が第2表に示す4つの状
態のいずれかにあるときは「一方のみ使用中」と判断さ
れる。
態のいずれかにあるときは「一方のみ使用中」と判断さ
れる。
ステップ203で「一方のみ使用中」と判断されると、ス
テップ204に分岐し、使用中のものが待受状態にあるか
否か、すなわち使用中の無線機に対応するフラグF1が1
か0かの判断がなされる。ここで、使用中のものが待受
状態にあると判断されると、何の処理をすることなくス
テップ202に戻る。またステップ204において使用中のも
のが待受状態にない、すなわち通信中にあると判断され
ると、ステップ205に移行し、通信中にない他方の未使
用の無線機に対応するフラグF1を1に設定し、この未使
用の無線機を待受状態にする(ステップ206)。
テップ204に分岐し、使用中のものが待受状態にあるか
否か、すなわち使用中の無線機に対応するフラグF1が1
か0かの判断がなされる。ここで、使用中のものが待受
状態にあると判断されると、何の処理をすることなくス
テップ202に戻る。またステップ204において使用中のも
のが待受状態にない、すなわち通信中にあると判断され
ると、ステップ205に移行し、通信中にない他方の未使
用の無線機に対応するフラグF1を1に設定し、この未使
用の無線機を待受状態にする(ステップ206)。
ステップ203で「一方のみ使用中」でない、すなわち無
線機1および1′の両方が通信中にも待ち受け状態にも
ないと判断されると、ステップ204に移行して所定の優
先順位(この実施例では無線機1を優先)にしたがって
一方の無線機1を選択し、この選択した無線機1の対応
するフラグF1を1に設定し(ステップ208)、この無線
機1を待ち受け状態、他方の無線機1′を休止状態に制
御し(ステップ209)、その後ステップ202に戻る。
線機1および1′の両方が通信中にも待ち受け状態にも
ないと判断されると、ステップ204に移行して所定の優
先順位(この実施例では無線機1を優先)にしたがって
一方の無線機1を選択し、この選択した無線機1の対応
するフラグF1を1に設定し(ステップ208)、この無線
機1を待ち受け状態、他方の無線機1′を休止状態に制
御し(ステップ209)、その後ステップ202に戻る。
第4図は無線電話機5から発呼があった場合の動作フロ
ーを示したものである。無線電話機5のフックスイッチ
7がオフフック状態にされると(ステップ301)、この
状態変化は制御部9で検出され、制御部9は送信機8を
オン(送信状態)にし(ステップ302)、その後発呼信
号をアンテナ共用器10、アンテナ11を介して親装置4に
送出する(ステップ303)。この無線電話機5から親装
置4への発呼信号の送出は、制御チャネル(C−CH)を
用いて行なわれる。なお、制御部9は発呼信号の送出を
終了すると送信機8をオフ(非送信状態)にする(ステ
ップ304)。
ーを示したものである。無線電話機5のフックスイッチ
7がオフフック状態にされると(ステップ301)、この
状態変化は制御部9で検出され、制御部9は送信機8を
オン(送信状態)にし(ステップ302)、その後発呼信
号をアンテナ共用器10、アンテナ11を介して親装置4に
送出する(ステップ303)。この無線電話機5から親装
置4への発呼信号の送出は、制御チャネル(C−CH)を
用いて行なわれる。なお、制御部9は発呼信号の送出を
終了すると送信機8をオフ(非送信状態)にする(ステ
ップ304)。
ここで、親装置4において、無線機1のみが待受状態と
なり、他の無線機1′は休止状態となっているとする
と、親装置4は無線電話機5からの発呼信号をアンテナ
12、アンテナ共用器13を介して受信機14で受信し(ステ
ップ305)、その復調出力は制御部15に加えられる。こ
れにより制御部15は送信機16をオンにし(ステップ30
6)、無線機1が通話中であることを示す通信中フラグF
2を1に設定し(ステップ307)、続いて着信検出回路3
3,33′の出力にもとづき空き局線を検出し(ステップ30
8)、その後、無線電話機5に対して所定の通話チャネ
ルを指定するためのチャネル指定信号を制御チャネルを
用いて送出する(ステプ309)。
なり、他の無線機1′は休止状態となっているとする
と、親装置4は無線電話機5からの発呼信号をアンテナ
12、アンテナ共用器13を介して受信機14で受信し(ステ
ップ305)、その復調出力は制御部15に加えられる。こ
れにより制御部15は送信機16をオンにし(ステップ30
6)、無線機1が通話中であることを示す通信中フラグF
2を1に設定し(ステップ307)、続いて着信検出回路3
3,33′の出力にもとづき空き局線を検出し(ステップ30
8)、その後、無線電話機5に対して所定の通話チャネ
ルを指定するためのチャネル指定信号を制御チャネルを
用いて送出する(ステプ309)。
無線電話機5においてチャネル指定信号を受信したか否
かの判断はステップ310でなされ、チャネル指定信号を
受信したと判断されると制御部9はシンセサイザ20を制
御して送信機8および受信機19の無線周波数を所定の通
話チャネル(S−CH)に対応するものに切換える(ステ
ップ311)。続いてタイマを動作させ(ステップ312)、
所定時間経過すると送信機8をオンにさせる(ステップ
313)。
かの判断はステップ310でなされ、チャネル指定信号を
受信したと判断されると制御部9はシンセサイザ20を制
御して送信機8および受信機19の無線周波数を所定の通
話チャネル(S−CH)に対応するものに切換える(ステ
ップ311)。続いてタイマを動作させ(ステップ312)、
所定時間経過すると送信機8をオンにさせる(ステップ
313)。
親装置4はチャネル指定信号の送出(ステップ309)に
続いて送信機16をオフにし(ステップ314)、シンセサ
イザ21を制御することにより送受信無線周波数を通話チ
ャネル(S−CH)に対応するものに切換え(ステップ31
5)、その後送信機16をオンにする(ステップ316)。こ
れにより、親装置4と無線電話機5との間で通話チャネ
ル(S−CH)を用いた通話が可能になる。
続いて送信機16をオフにし(ステップ314)、シンセサ
イザ21を制御することにより送受信無線周波数を通話チ
ャネル(S−CH)に対応するものに切換え(ステップ31
5)、その後送信機16をオンにする(ステップ316)。こ
れにより、親装置4と無線電話機5との間で通話チャネ
ル(S−CH)を用いた通話が可能になる。
無線電話機5は、送信機8をオンにした(ステップ31
3)後送信機8および受信機19のオーディオ周波数回路
をオンにし(ステップ317)、親装置4は送信機16をオ
ンにした(ステップ316)後、制御部からの信号により
クロスポイント32を制御して所定の空き局線と接続する
(ステップ318)。これにより無線電話機5は受話器2
9、マイクロホン30を用いて親装置4の端子3に接続さ
れる有線電話回線を介する通話が可能になる。
3)後送信機8および受信機19のオーディオ周波数回路
をオンにし(ステップ317)、親装置4は送信機16をオ
ンにした(ステップ316)後、制御部からの信号により
クロスポイント32を制御して所定の空き局線と接続する
(ステップ318)。これにより無線電話機5は受話器2
9、マイクロホン30を用いて親装置4の端子3に接続さ
れる有線電話回線を介する通話が可能になる。
このように、この実施例においては、親装置4にて所定
の空き局線を自動選択するように構成されている。ここ
で、空き局線が複数の場合、接続すべき空き局線を所定
の優先順位にしたがって選択するように構成するか、ラ
ンダムに選択するようにするかは任意に設定できる。
の空き局線を自動選択するように構成されている。ここ
で、空き局線が複数の場合、接続すべき空き局線を所定
の優先順位にしたがって選択するように構成するか、ラ
ンダムに選択するようにするかは任意に設定できる。
なお、ステップ307で設定された通信中フラグF2は通話
終了により0にリセットされる。
終了により0にリセットされる。
第5図は無線電話機5から発呼があった場合の他の動作
フローを示したものである。無線電話機5のフックスイ
ッチ7がオフフック状態にされると(ステップ501)、
この状態変化は制御部9で検出され、制御部9は送信機
8をオン(送信状態)にし(ステップ502)、その後発
呼信号をアンテナ共用器10、アンテナ11を介して親装置
4に送出する(ステップ503)。この無線電話機5から
親装置4への発呼信号の送出は、制御チャネル(C−C
H)を用いて行なわれる。なお、制御部9は発呼信号の
送出を終了すると送信機8をオフ(非送信状態)にする
(ステップ504)。
フローを示したものである。無線電話機5のフックスイ
ッチ7がオフフック状態にされると(ステップ501)、
この状態変化は制御部9で検出され、制御部9は送信機
8をオン(送信状態)にし(ステップ502)、その後発
呼信号をアンテナ共用器10、アンテナ11を介して親装置
4に送出する(ステップ503)。この無線電話機5から
親装置4への発呼信号の送出は、制御チャネル(C−C
H)を用いて行なわれる。なお、制御部9は発呼信号の
送出を終了すると送信機8をオフ(非送信状態)にする
(ステップ504)。
ここで、親装置4において、無線機1のみが待受状態と
なり、他の無線機1′は休止状態となっているので、親
装置4は無線電話機5からの発呼信号をアンテナ12、ア
ンテナ共用器13を介して受信機14で受信し(ステップ50
5)、その復調出力を制御部15に加える。これにより制
御部15は送信機16をオンにし(ステップ506)、無線機
1が通話中であることを示す通話中フラグF2を設定し
(ステップ507)た後、着信検出回路33,33′の出力にも
とづき空き局線を検出し(ステップ508)、その後、検
出した空いている局線の局線番号を示す信号を、制御チ
ャネル(C−CH)を用いて無線電話機5に送出する(ス
テップ509)。
なり、他の無線機1′は休止状態となっているので、親
装置4は無線電話機5からの発呼信号をアンテナ12、ア
ンテナ共用器13を介して受信機14で受信し(ステップ50
5)、その復調出力を制御部15に加える。これにより制
御部15は送信機16をオンにし(ステップ506)、無線機
1が通話中であることを示す通話中フラグF2を設定し
(ステップ507)た後、着信検出回路33,33′の出力にも
とづき空き局線を検出し(ステップ508)、その後、検
出した空いている局線の局線番号を示す信号を、制御チ
ャネル(C−CH)を用いて無線電話機5に送出する(ス
テップ509)。
無線電話機5は、送信機8をオフ(非送信状態)にした
(ステップ504)後、所定時間が経過したか否かをステ
ップ510で判断する。ここで所定時間が経過していな
い、すなわちタイムアウトしていないと判断されるとス
テップ511に移行し、親装置4からの空き局線信号を受
信したか否かの判断がなされる。ステップ511で未だ親
装置4から空き局線信号を受信していないと判断される
とステップ510に戻る。また、ステップ511で空き局線信
号を受信したと判断された場合はステップ512に移行
し、空き局線に対応する発光ダイオード(第2図の36e
または36g)を点滅制御し、この発光ダイオードの点滅
により、どの局線が空いているかを発呼のあった当該無
線電話機に対して知らせる。なお、ステップ510でタイ
ムアウトしていると判断されると、ステップ513に移行
して使用中にある局線番号を記憶する図示しないメモリ
の記憶をサーチする(この実施例においては後述するよ
うに使用中にある局線番号を記憶するメモリを有してい
る)。ここで全局線が使用中であると判断されると(ス
テップ514)、ステップ515に移行して全ての発光ダイオ
ード(第2図の36eおよび36g)を点灯させ(ステップ51
5)、発呼者に対して全局線が塞がっていることを報知
し、その後、点灯させた発光ダイオードを消灯させ(ス
テップ516)、その後ステップ517に移行して初期状態と
なる。また、ステップ514において、全局線が使用中で
ないと判断されると、この場合は異常であるのでステッ
プ518に移行してアラーム音を発生させ、その後ステッ
プ517に移行して初期状態となる。
(ステップ504)後、所定時間が経過したか否かをステ
ップ510で判断する。ここで所定時間が経過していな
い、すなわちタイムアウトしていないと判断されるとス
テップ511に移行し、親装置4からの空き局線信号を受
信したか否かの判断がなされる。ステップ511で未だ親
装置4から空き局線信号を受信していないと判断される
とステップ510に戻る。また、ステップ511で空き局線信
号を受信したと判断された場合はステップ512に移行
し、空き局線に対応する発光ダイオード(第2図の36e
または36g)を点滅制御し、この発光ダイオードの点滅
により、どの局線が空いているかを発呼のあった当該無
線電話機に対して知らせる。なお、ステップ510でタイ
ムアウトしていると判断されると、ステップ513に移行
して使用中にある局線番号を記憶する図示しないメモリ
の記憶をサーチする(この実施例においては後述するよ
うに使用中にある局線番号を記憶するメモリを有してい
る)。ここで全局線が使用中であると判断されると(ス
テップ514)、ステップ515に移行して全ての発光ダイオ
ード(第2図の36eおよび36g)を点灯させ(ステップ51
5)、発呼者に対して全局線が塞がっていることを報知
し、その後、点灯させた発光ダイオードを消灯させ(ス
テップ516)、その後ステップ517に移行して初期状態と
なる。また、ステップ514において、全局線が使用中で
ないと判断されると、この場合は異常であるのでステッ
プ518に移行してアラーム音を発生させ、その後ステッ
プ517に移行して初期状態となる。
ステップ512で発光ダイオードを点滅制御がなされる
と、続いて、ステップ519において所定時間が経過(タ
イムアウト)したか否かの判断がなされる。ここで、タ
イムアウトしていないと判断されるとステップ520に移
行し、次に、空き局線キーの操作ありか否かの判断がな
される。なお、この実施例においては、発呼した無線電
話機5は、親装置4からの空き局線信号にもとづき点滅
制御される発光ダイオードに対応する局線キー(局線キ
ー1または局線キー2)を操作することにより、通話に
使用する局線を選択するようになっており、無線電話機
5の発呼者は発光ダイオードの点滅があると、この点滅
している発光ダイオードに対応する局線キーを操作する
ことになる。点滅している発光ダイオードに対応する局
線キーの操作により、当該発光ダイオードは点灯状態に
なる。
と、続いて、ステップ519において所定時間が経過(タ
イムアウト)したか否かの判断がなされる。ここで、タ
イムアウトしていないと判断されるとステップ520に移
行し、次に、空き局線キーの操作ありか否かの判断がな
される。なお、この実施例においては、発呼した無線電
話機5は、親装置4からの空き局線信号にもとづき点滅
制御される発光ダイオードに対応する局線キー(局線キ
ー1または局線キー2)を操作することにより、通話に
使用する局線を選択するようになっており、無線電話機
5の発呼者は発光ダイオードの点滅があると、この点滅
している発光ダイオードに対応する局線キーを操作する
ことになる。点滅している発光ダイオードに対応する局
線キーの操作により、当該発光ダイオードは点灯状態に
なる。
ステップ520において、空き局線キーの操作ありと判断
されると、ステップ521に移行し、操作された局線キー
に対応する局線指定信号を送出する。この局線指定信号
の送出は制御チャネル(C−CH)を用いて行なわれる。
なお、ステップ519でタイムアウトと判断されると、ス
テップ516に移行し点滅状態にある発光ダイオードを消
灯させ、その後、ステップ517に移行して初期状態とな
る。
されると、ステップ521に移行し、操作された局線キー
に対応する局線指定信号を送出する。この局線指定信号
の送出は制御チャネル(C−CH)を用いて行なわれる。
なお、ステップ519でタイムアウトと判断されると、ス
テップ516に移行し点滅状態にある発光ダイオードを消
灯させ、その後、ステップ517に移行して初期状態とな
る。
他方、親装置4では、空き局線信号の送信(ステップ50
9)後、所定時間が経過したか否かをステップ522で判断
しており、ここで所定時間が経過していない、すなわち
タイムアウトしていないと判断されるとステップ523に
移行し、無線電話機5からの局線指定信号を受信したか
否かの判断がなされる。このステップ523で未だ局線指
定信号信号を受信していないと判断されるとステップ52
2に戻る。ステップ523で局線指定信号を受信したと判断
された場合はステップ524に移行し、制御チャネルを用
いて、上記局線指定信号の示す局線データを使用局線信
号として無線電話機5′に送出する。
9)後、所定時間が経過したか否かをステップ522で判断
しており、ここで所定時間が経過していない、すなわち
タイムアウトしていないと判断されるとステップ523に
移行し、無線電話機5からの局線指定信号を受信したか
否かの判断がなされる。このステップ523で未だ局線指
定信号信号を受信していないと判断されるとステップ52
2に戻る。ステップ523で局線指定信号を受信したと判断
された場合はステップ524に移行し、制御チャネルを用
いて、上記局線指定信号の示す局線データを使用局線信
号として無線電話機5′に送出する。
無線電話機5′ではこの使用局線信号を受信すると(ス
テップ525)、これを図示しないメモリに記憶し(ステ
ップ526)、その後ステップ527に移行して待機状態とな
る。
テップ525)、これを図示しないメモリに記憶し(ステ
ップ526)、その後ステップ527に移行して待機状態とな
る。
なお、スッテプ522で、タイムアウトと判断された場合
はステップ528に移行し、発呼無効の処理および所定の
復帰処理がなされる。
はステップ528に移行し、発呼無効の処理および所定の
復帰処理がなされる。
ステップ524で使用局線信号を送出すると、続いて、ス
テップ529に移行し、制御チャネルを用いて所定の通話
チャネルを指定するためのチャネル指定信号を無線電話
機5に送出する。
テップ529に移行し、制御チャネルを用いて所定の通話
チャネルを指定するためのチャネル指定信号を無線電話
機5に送出する。
無線電話機5において、チャネル指定信号を受信したか
否かの判断はステップ530でなされ、ここで、チャネル
指定信号を受信したと判断されると送信機8および受信
機19の無線周波数を所定の通話チャネル(S−CH)に対
応するものに切換える(ステップ531)。続いてタイマ
を動作させ(ステップ532)、所定時間経過すると送信
機8をオンにさせる(ステップ533)。
否かの判断はステップ530でなされ、ここで、チャネル
指定信号を受信したと判断されると送信機8および受信
機19の無線周波数を所定の通話チャネル(S−CH)に対
応するものに切換える(ステップ531)。続いてタイマ
を動作させ(ステップ532)、所定時間経過すると送信
機8をオンにさせる(ステップ533)。
親装置4はチャネル指定信号の送出(ステップ529)を
終了すると送信機16をオフにし(ステップ534)、シン
セサイザ21を制御することにより送受信無線周波数を通
話チャネル(S−CH)に対応するものに切換え(ステッ
プ535)、その後送信機16をオンにする(ステップ53
6)。これにより親装置4と無線電話機5との間で通話
チャネル(S−CH)を用いた通話が可能になる。
終了すると送信機16をオフにし(ステップ534)、シン
セサイザ21を制御することにより送受信無線周波数を通
話チャネル(S−CH)に対応するものに切換え(ステッ
プ535)、その後送信機16をオンにする(ステップ53
6)。これにより親装置4と無線電話機5との間で通話
チャネル(S−CH)を用いた通話が可能になる。
無線電話機5は、送信機8をオンにした(ステップ53
3)後、送信機8および受信機19のオーディオ周波数回
路をオンにする(ステップ537)。
3)後、送信機8および受信機19のオーディオ周波数回
路をオンにする(ステップ537)。
また、親装置4は送信機16をオンにした(ステップ53
6)後、クロスポイント32を制御することにより、無線
電話機5を、当該無線電話機5において指定された局線
と接続する。
6)後、クロスポイント32を制御することにより、無線
電話機5を、当該無線電話機5において指定された局線
と接続する。
なお、この実施例において、親装置4は終話時において
制御チャネル(C−CH)を用いて当該使用中の局線が未
使用になったこと示す信号を送出する。これにより無線
電話機は上記使用局線メモリの記憶内容を書き変える。
制御チャネル(C−CH)を用いて当該使用中の局線が未
使用になったこと示す信号を送出する。これにより無線
電話機は上記使用局線メモリの記憶内容を書き変える。
第6図は有線電話回線から親装置に着呼があった場合の
動作フローを示すものである。この動作フローにおいて
は無線電話機5,5′はそれぞれ異なる周期で間欠受信し
ており、親装置4から送出された着呼信号に、無線電話
機5,5′のいずれかが(動作フローでは無線電話機5′
が)応答すると、無線電話機5,5′をともに所定の通話
チャネル(S−CH)に導き、無線電話機5′に呼出音を
発生させ、これに応答してオフフック状態となった無線
電話機5′を有線電話回線に接続し、無線電話機5は待
機状態になる。
動作フローを示すものである。この動作フローにおいて
は無線電話機5,5′はそれぞれ異なる周期で間欠受信し
ており、親装置4から送出された着呼信号に、無線電話
機5,5′のいずれかが(動作フローでは無線電話機5′
が)応答すると、無線電話機5,5′をともに所定の通話
チャネル(S−CH)に導き、無線電話機5′に呼出音を
発生させ、これに応答してオフフック状態となった無線
電話機5′を有線電話回線に接続し、無線電話機5は待
機状態になる。
親装置4において、有線回線からの呼出しがあると(ス
テップ601)、たとえば無線機1が使用中であることを
示す通信中フラグF2を設定し(ステップ602)、その
後、送信機16をオンにし(ステップ603)、着呼信号を
制御チャネル(C−CH)を用いて送出する(ステップ60
4)。
テップ601)、たとえば無線機1が使用中であることを
示す通信中フラグF2を設定し(ステップ602)、その
後、送信機16をオンにし(ステップ603)、着呼信号を
制御チャネル(C−CH)を用いて送出する(ステップ60
4)。
さて、無線電話機5,5′は全く信号を受信しない状態に
おいて、それぞれ所定の周期で間欠受信している(バッ
テリーセービング動作)。すなわち、無線電話機5はス
テップ605で受信機19をオフにし、タイマ1の設定時間
が経過すると(ステップ606)、受信機19をオンにし
(ステップ607)、信号受信がなく(ステップ608)、タ
イマ2の設定時間が経過すると(ステップ609)、再び
受信機19をオフにする(ステップ605)。同様に無線電
話機5′はステップ610で受信機19をオフにし、タイマ
3の設定時間を経過すると(ステップ611)、受信機19
をオンにし(ステップ612)、信号受信がなく(ステッ
プ613)、タイマ4の設定時間が経過すると(ステップ6
14)再び受信機19をオフにする。
おいて、それぞれ所定の周期で間欠受信している(バッ
テリーセービング動作)。すなわち、無線電話機5はス
テップ605で受信機19をオフにし、タイマ1の設定時間
が経過すると(ステップ606)、受信機19をオンにし
(ステップ607)、信号受信がなく(ステップ608)、タ
イマ2の設定時間が経過すると(ステップ609)、再び
受信機19をオフにする(ステップ605)。同様に無線電
話機5′はステップ610で受信機19をオフにし、タイマ
3の設定時間を経過すると(ステップ611)、受信機19
をオンにし(ステップ612)、信号受信がなく(ステッ
プ613)、タイマ4の設定時間が経過すると(ステップ6
14)再び受信機19をオフにする。
今、親装置4からステップ604において送出された着呼
信号が無線電話機5′により受信され、この受信がステ
ップ613において判断されたとする。この場合ステップ6
15に移行し、上記受信した信号が着呼信号か否かの判断
がなされ、着呼信号であると送信機8をオンにし(ステ
ップ616)、着呼応答信号を送出し(ステップ617)、送
信機8をオフにする(ステップ618)。この着呼応答信
号が上記着呼信号送出(ステップ604)から所定時間以
内に(ステップ619)親装置4によって受信されると
(ステップ620)、親装置4から所定の通話チャネルを
指定するチャネル指定信号が送出される(ステップ62
1)。その後送信機16はオフにされる(ステップ622)。
このチャネル指定信号が無線電話装置5において、着呼
応答信号送出(ステップ617)から所定の時間以内(ス
テップ624)に受信され、これがチャネル指定信号であ
ると判断されると(ステップ623)、その後送信機8を
オフにし(ステップ625)、無線チャネルを通話チャネ
ル(S−CH)に切換え(ステップ626)、その後、送信
機8を再びオンにする(ステップ627)。
信号が無線電話機5′により受信され、この受信がステ
ップ613において判断されたとする。この場合ステップ6
15に移行し、上記受信した信号が着呼信号か否かの判断
がなされ、着呼信号であると送信機8をオンにし(ステ
ップ616)、着呼応答信号を送出し(ステップ617)、送
信機8をオフにする(ステップ618)。この着呼応答信
号が上記着呼信号送出(ステップ604)から所定時間以
内に(ステップ619)親装置4によって受信されると
(ステップ620)、親装置4から所定の通話チャネルを
指定するチャネル指定信号が送出される(ステップ62
1)。その後送信機16はオフにされる(ステップ622)。
このチャネル指定信号が無線電話装置5において、着呼
応答信号送出(ステップ617)から所定の時間以内(ス
テップ624)に受信され、これがチャネル指定信号であ
ると判断されると(ステップ623)、その後送信機8を
オフにし(ステップ625)、無線チャネルを通話チャネ
ル(S−CH)に切換え(ステップ626)、その後、送信
機8を再びオンにする(ステップ627)。
親装置4から送出されたチャネル指定信号は、無線電話
機5において、ステップ608で判断されて、ステップ628
に移行し、この場合着呼信号ではないので通話チャネル
(S−CH)への切換えを行なった(ステップ629)後、
待機状態となる(ステップ630)。
機5において、ステップ608で判断されて、ステップ628
に移行し、この場合着呼信号ではないので通話チャネル
(S−CH)への切換えを行なった(ステップ629)後、
待機状態となる(ステップ630)。
また親装置4は送信機16をオフにした(ステップ622)
後、通話チャネル(S−CH)への切換えを行ない(ステ
ップ631)、その後送信機16をオンにし(ステップ63
2)、上記通話チャネル(S−CH)を用いてベル鳴動信
号を送出する(ステップ633)。無線電話機5′はこの
ベル鳴動信号を受信すると(ステップ634)、スピーカ3
1から呼出音を送出し(ステップ635)、この呼出音に応
答してフックスイッチ7がオフフック状態となると(ス
テップ636)、通話チャネル(S−CH)を用いてオフフ
ック信号を親装置4に送出し(ステップ637)、その後
オーディオ周波数回路をオンにする(ステップ638)。
後、通話チャネル(S−CH)への切換えを行ない(ステ
ップ631)、その後送信機16をオンにし(ステップ63
2)、上記通話チャネル(S−CH)を用いてベル鳴動信
号を送出する(ステップ633)。無線電話機5′はこの
ベル鳴動信号を受信すると(ステップ634)、スピーカ3
1から呼出音を送出し(ステップ635)、この呼出音に応
答してフックスイッチ7がオフフック状態となると(ス
テップ636)、通話チャネル(S−CH)を用いてオフフ
ック信号を親装置4に送出し(ステップ637)、その後
オーディオ周波数回路をオンにする(ステップ638)。
親装置4は無線電話機5からのオフフック信号を受信す
ると(ステップ639)、 クロスポイント32を制御することにより、無線電話機
5′を、着呼のあった局線と接続する。(ステップ64
0)。
ると(ステップ639)、 クロスポイント32を制御することにより、無線電話機
5′を、着呼のあった局線と接続する。(ステップ64
0)。
これにより、無線電話機5′は親装置4を介する有線電
話回線との通話が可能になる。なお、第6図において破
線A、Bで囲んだ部分はそれぞれ同一の内容のフローで
あることを示す。
話回線との通話が可能になる。なお、第6図において破
線A、Bで囲んだ部分はそれぞれ同一の内容のフローで
あることを示す。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば複数の無線機を有
する親装置の処理部の処理を容易にするとともに無線機
の長寿命化および装置の低電力化を図ることができる。
する親装置の処理部の処理を容易にするとともに無線機
の長寿命化および装置の低電力化を図ることができる。
第1図および第2図はこの発明の一実施例を示す詳細ブ
ロック図、第3図から第6図はこの発明の実施例の動作
を示すフローチャートである。 4…親装置、5,5′…無線電話機、7…フックスイッ
チ、8,16,16′…送信機、9,15…制御部、10,13,13′…
アンテナ共用器、11,12,12′…アンテナ、14,14′,19…
受信機、17,,18,…リードオンリメモリ、20,21,21′…
シンセサイザ。
ロック図、第3図から第6図はこの発明の実施例の動作
を示すフローチャートである。 4…親装置、5,5′…無線電話機、7…フックスイッ
チ、8,16,16′…送信機、9,15…制御部、10,13,13′…
アンテナ共用器、11,12,12′…アンテナ、14,14′,19…
受信機、17,,18,…リードオンリメモリ、20,21,21′…
シンセサイザ。
フロントページの続き (72)発明者 吉澤 和弘 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 四津谷 昭夫 東京都港区芝5丁目33番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 伊藤 公一 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 審査官 池田 敏行 (56)参考文献 特開 昭57−62640(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】複数の有線回線に接続されるとともに複数
の無線機を有する親装置と、 前記親装置と無線回線を介して接続される複数の無線電
話機と を具備し、前記無線電話機からの発呼または前記有線回
線からの着呼に際して、前記複数の無線機の内のいずれ
かを使用して前記有線回線と前記無線電話機との間の通
話無線回線を確立する無線電話装置の制御方式におい
て、 前記親装置の複数の無線機の全てが前記確立された通話
無線回線による使用状態にない場合は、前記親装置の複
数の無線機の内の1つの無線機のみを少なくとも受信動
作を行うことのできる動作状態に設定するとともに、他
の無線機を送信動作および受信動作をともに行わない休
止状態に設定し、 前記親装置の複数の無線機の内で前記使用状態にある無
線機が存在する場合は、該使用状態にある無線機を除く
他の無線機の内の1つの無線機のみを少なくとも受信動
作を行うことのできる動作状態に設定するとともに、残
りの無線機を送信動作および受信動作をともに行わない
休止状態に設定にする ことを特徴とする無線電話装置の制御方式。 - 【請求項2】前記動作状態に設定する無線機は、予め設
定された優先順位にしたがって選択される ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の無線
電話装置の制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60187764A JPH0746878B2 (ja) | 1985-08-27 | 1985-08-27 | 無線電話装置の制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60187764A JPH0746878B2 (ja) | 1985-08-27 | 1985-08-27 | 無線電話装置の制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6248136A JPS6248136A (ja) | 1987-03-02 |
JPH0746878B2 true JPH0746878B2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=16211795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60187764A Expired - Lifetime JPH0746878B2 (ja) | 1985-08-27 | 1985-08-27 | 無線電話装置の制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0746878B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2558719B2 (ja) * | 1987-07-20 | 1996-11-27 | 松下通信工業株式会社 | 無線回線制御装置 |
JPH02170731A (ja) * | 1988-12-23 | 1990-07-02 | Sony Corp | コードレステレホン |
JP2789625B2 (ja) * | 1988-12-29 | 1998-08-20 | ソニー株式会社 | コードレステレホン |
JP3003131B2 (ja) * | 1989-01-18 | 2000-01-24 | ソニー株式会社 | コードレステレホン |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5762640A (en) * | 1980-10-02 | 1982-04-15 | Nec Corp | Mobile radio communication system |
-
1985
- 1985-08-27 JP JP60187764A patent/JPH0746878B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6248136A (ja) | 1987-03-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4776001A (en) | Radio telephone system control apparatus and method | |
US4802200A (en) | Radio telephone system control apparatus and method | |
US5699409A (en) | Cordless telephone system for providing set-up communications between subsidiary units through a master unit | |
JPH0695656B2 (ja) | 無線チヤネルサ−チ方式 | |
JPH03117934A (ja) | 無線通信方式 | |
US4897864A (en) | Control method and appartus for a radio telephone system | |
EP0297914B1 (en) | Radio communication system | |
JP3072741B2 (ja) | 無線電話装置およびその制御方法 | |
JPS61171256A (ja) | デ−タ伝送時における割込通話方式 | |
JPH0746878B2 (ja) | 無線電話装置の制御方式 | |
EP0363492B1 (en) | Radio communication system and its control method | |
JP4134394B2 (ja) | 無線通信システム | |
JPS6248137A (ja) | 無線電話装置の制御方法 | |
JPS6248132A (ja) | 無線電話方式 | |
JPH07114514B2 (ja) | 無線電話装置における会議通話方式 | |
JPS6096039A (ja) | 無線通信機器の間欠受信方式 | |
JP2773697B2 (ja) | コードレス電話装置 | |
JPS6248135A (ja) | 無線電話装置の制御方法 | |
JPH08116301A (ja) | パーソナル・ハンディ・フォン・システム | |
JP3032055B2 (ja) | コードレス電話装置とそのチャンネル・スキャン方法 | |
JP2936602B2 (ja) | コードレス電話装置 | |
JP3499771B2 (ja) | コードレス電話装置 | |
JP2001144672A (ja) | 携帯無線機 | |
JPH01314040A (ja) | 無線電話装置の発着呼制御方式 | |
JPH0748899B2 (ja) | 無線通信装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |