JPH07114514B2 - 無線電話装置における会議通話方式 - Google Patents

無線電話装置における会議通話方式

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JPH07114514B2
JPH07114514B2 JP60187762A JP18776285A JPH07114514B2 JP H07114514 B2 JPH07114514 B2 JP H07114514B2 JP 60187762 A JP60187762 A JP 60187762A JP 18776285 A JP18776285 A JP 18776285A JP H07114514 B2 JPH07114514 B2 JP H07114514B2
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和弘 吉澤
昭夫 四津谷
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は有線電話回線に接続される親装置と、該親装
置に無線回線を介して接続される無線電話機とからなる
無線電話装置に関し、特に親装置によって少なくとも1
つの有線電話回線に対し複数台の無線電話機を接続可能
にする会議通話方式に関する。
[発明の技術的背景] 有線電話回線に接続される親装置と該親装置に無線回線
を介して接続される無線電話機とからなる無線電話装置
としては、例えばコードレス電話装置といわれるものが
ある。コードレス電話装置は有機電話回線に接続される
親装置(接続装置)とこの親装置に対して1対1に対応
して設けられる無線電話機とから構成され、無線電話機
から親装置に至る上りの無線回線は周波数f1の信号、親
装置から無線電話機に至る下りの無線回線は周波数f2
信号というように固定的に設定されている。したがって
2台の無線電話機を使用する場合は2台の親装置を設け
る必要があった。
[背景技術の問題点] しかし、このような2台の無線電話機及び親装置を有す
る無線電話装置の場合、一般的に2台の無線電話機を同
時に使用することはあまりなく、2つの親装置を保有す
ることは経済的にみて得策とはいえなかった。
また、この場合、単に無線電話装置を2つ設けただけな
ので、近年要求が高まっている1つの有線電話回線に対
し複数の無線電話機を接続する会議通話を行なうことが
できなかった。
[発明の目的] この発明は上述した点に鑑みてなされたもので、親装置
を用いて少なくとも1つの有線電話回線に対し複数の無
線電話機を接続可能にする無線電話装置の会議通話方式
を提供することを目的とする。
[発明の概要] この発明によれば、有線回線に接続されるとともに少な
くと2つの無線機を有する親装置と、前記親装置と無線
回線を介して接続される複数の無線電話機とを具備し、
前記有線回線からの着呼または前記無線電話機からの発
呼により前記親装置の1つの無線機を介して前記無線電
話機との間に通話チャネルを用いた第1の無線回線を確
立して通話を行う無線電話装置における会議通話方式に
おいて、前記無線電話機に設けられた会議スイッチ手段
と、前記無線電話機に設けられ、前記有線回線を介する
通話時における前記会議スイッチ手段のオン操作に応答
して、前記親装置に対して前記第1の無線回線を用いて
会議相手先無線電話機の識別コードを含む相手先指定信
号を送信する相手先指定信号送信手段と、前記親装置に
設けられ、前記相手先指定信号の受信に応答して、前記
有線回線を保留するとともに、前記複数の無線機の空き
の無線機を用いて前記会議相手先無線電話機に対して該
会議相手先無線電話機の識別コードを含む着呼信号を送
信する着呼信号送信手段と、前記無線電話機に設けら
れ、前記着呼信号の受信に応答して着呼応答信号を前記
親装置に送信する着呼応答信号送信手段と、前記親装置
に設けられ、前記着呼応答信号に応答して前記着呼応答
信号を送信した無線電話機に対してベル鳴動信号を送信
するベル鳴動信号送信手段と、前記無線電話機に設けら
れ、前記ベル鳴動信号の受信に対応して呼出音を発生す
る呼出音発生手段と、前記無線電話機に設けられ、前記
呼出音に応答してオフフックするとオフフック信号を前
記親装置に送信するオフフック信号送信手段と、前記親
装置に設けられ、前記オフフック信号の受信に応答して
該オフフック信号を送信した無線電話機との間に通話チ
ャネルを用いた第2の無線回線を確立するとともに、前
記有線回線の保留を解除する手段とを具備し、前記会議
スイッチ手段のオン操作を行なった無線電話機と前記会
議相手先無線電話機とを前記親装置に介して前記有線回
線に接続することにより会議会話を行なうことを特徴と
する。
[発明の実施例] 第1図はこの発明に係わる無線電話装置の一実施例をブ
ロック図で示したものである。この実施例の無線電話装
置は1台の親装置4と2台の無線電話機5,5′から構成
される。なお、この実施例では以下の説明を容易にする
ために無線電話機を2台としたが、3台以上の場合も同
様に構成することができる。親装置4は端子3を介して
図示しない有線電話回線と接続される。端子3、から入
力される有線電話回線からの信号はラインリレー23、ハ
イブリッド回路22を介して送信機16に加えられ、送信機
16の出力はアンテナ共用器13を介してアンテナ12から送
出される。またアンテナ12から受信した信号はアンテナ
共用器13を介して受信機14に加えられ、受信機14の出力
はハイブリッド回路22、ラインリレー接点23、端子3を
介して有線電話回線に出力される。シンセサイザ21は送
信機16および受信機14の無線周波数を決定するものであ
り、制御部15は送信機16、受信機14およびシンセサイザ
21を制御する。なお、リードオンリメモリ(ROM)18,1
8′は後述する無線電話機5,5′との接続制御のために用
いられる識別情報が格納されているもので、この識別情
報は制御部15で使用される。
無線電話機5,5′は親装置4と無線回線を介して接続さ
れており、それぞれリードオンリメモリ(ROM)17,17′
の格納情報が異なることを除いて同一構成からなる。す
なわち第1図で破線で囲んだ部分6は同一構成からな
り、以下無線電話機5′について説明する場合便宜上無
線電話機5について用いた符号にダッシを付したものを
用いる。親装置4から発信された信号はアンテナ11で受
信し、アンテナ共用器10を介して受信機19に入力され、
受信機の出力は受話器29に加えられて、発音される。ま
たマイクロホン30から入力された信号は送信機8、アン
テナ共用器10、アンテナ11を介して親装置4に送出され
る。シンセサイザ20は受信機19および送信機8の無線周
波数を決定するものであり、制御部9は受信機19、送信
機8およびシンセサイザ20の制御を行なう。またシンセ
サイザ20に接続されたスピーカ31は呼出音発音用のスピ
ーカであり、フックスイッチ7は発呼または上記スピー
カ31から発音される呼出音に応答するために用いられる
ものである。
なおリードオンリメモリ17,17′の格納情報は親装置4
のリードオンリメモリ18,18′の格納情報に対応してい
る。
また会議スイッチ32は後述する会議通話動作を行なうた
めのものであり、会議ランプ33は会議通話中であること
を示すものであるる。
さて、この実施例では1つの制御チャネル(C−CH)と
複数、例えば45の通話チャネル(S−CH)を用いたマル
チチャネルアクセス方式が採用されている。すなわち1
つの制御チャネルを複数の装置で共用して通話チャネル
の設定を行なう。
以下、この実施例の動作を第2図から第6図に示すフロ
ーチャートを用いて説明する。
第2図は無線電話機5から発呼があった場合の動作フロ
ーを示したものである。無線電話機5のフックスイッチ
7がオフフック状態にされると(ステップ201)、この
状態変化は制御部9で検出され、制御部9は送信機8を
オン(送信状態)にし(ステップ202)、その後発呼信
号をアンテナ共用器10、アンテナ11を介して親装置4に
送出する(ステップ203)。この無線電話機5から親装
置4への発呼信号の送出は、制御チャネル(C−CH)を
用いて行なわれる。なお、制御部9は発呼信号の送出を
終了すると送信機8をオフ(非送信状態)にする(ステ
ップ204)。
親装置4は無線電話機5からの発呼信号をアンテナ12、
アンテナ共用器13を介して受信機14で受信し(ステップ
205)、その復調出力は制御部15に加えられる。これに
より制御部15は送信機16をオンにし(ステップ206)、
無線電話機5′に対して呼出信号を送出する(ステップ
207)。この親装置4から無線電話機5′への呼出信号
の送出は制御チャネル(C−CH)を用いて行なわれるの
であるが、呼出信号の送出を無線電話機5′に対して選
択的に行なうためにこの呼出信号にはリードオンリメモ
リ18′に格納された識別情報が含まれている。すなわち
無線電話機5′はこの呼出信号を受信すると、これに含
まれる識別情報をリードオンリメモリ17の格納情報と照
合し、一致していればこれを受入れるという処理を行な
うのである。なお、以下に示すフローにおいて、信号の
あとに示される数字「2」はリードオンリメモリ18′に
格納された識別情報を含む信号であることを示し、数字
「1」はリードオンリメモリ18に格納された識別情報を
含む信号であることを示す。なお、リードオンリメモリ
18,18′および17,17′に格納される識別情報は無線電話
機5,5′に共通な識別コードと、無線電話機5,5′にそれ
ぞれ個別に割当てられた個別識別コードを含んでいる。
ここで共通識別コードは他の無線電話装置との識別を行
なうものである。
無線電話機5′は親装置4から送信された呼出信号2を
アンテナ11′、アンテナ共用器10′を介して受信機19′
で受信する(ステップ208)。受信機19′の復調出力は
制御部9′に加えられ、これにより制御部9′は送信機
8′をオンにして(ステップ209)、呼出応答信号2を
親装置4に送出する(ステップ210)。ここで呼出応答
信号2は前述したようにリードオンリメモリ17′の格納
識別情報を含むものである。無線電話機5′の制御部
9′は呼出応答信号2の送出を終了すると送信機8′を
オフにする(ステップ211)。
親装置4は呼出信号2の送信(ステップ207)後、所定
時間が経過したか否かをステップ212で判断する。ここ
で所定時間が経過していない、すなわちタイムアウトし
ていないと判断されるとステップ213に移行し、受信機1
4で無線電話機5′からの呼出応答信号2を受信したか
否かの判断がなされる。ステップ213で未だ呼出応答信
号2を受信していないと判断されるとステップ212に戻
る。ステップ212でタイムアウトと判断された場合およ
びステップ213で呼出応答信号2を受信したと判断され
た場合はステップ214に移行する。すなわち、親装置4
から呼出信号2を送出後一定時間経過したか、または無
線電話機5′から呼出応答信号2を受信するとステップ
214に移行する。
ステップ214では制御チャネルを用いて所定の通話チャ
ネルを指定するためのチャネル指定信号1を無線電話機
5に送出する。無線電話機5においてチャネル指定信号
1を受信したか否かの判断はステップ215でなされ、チ
ャネル指定信号1を受信したと判断されると制御部9は
シンセサイザ20を制御して送信機8および受信機19の無
線周波数を所定の通話チャネル(S−CH1)に対応する
ものに切換える(ステップ216)。続いてタイマを動作
させ(ステップ217)、所定時間経過すると送信機8を
オンにさせる(ステップ218)。
親装置4はチャネル指定信号1の送出(ステップ214)
に続いてステップ219においてチャネル指定信号2を制
御チャネルを用いて無線電話機5′に送出する。ここで
チャネル指定信号2はチャネル指定信号1と同一の通話
チャネルを指定するものである。親装置4はチャネル指
定信号の送出を終了すると送信機16をオフにし(ステッ
プ220)、シンセサイザ21を制御することにより送受信
無線周波数を通話チャネル(S−CH1)に対応するもの
に切換え(ステップ221)、その後送信機16をオンにす
る(ステップ222)。これにより親装置4と無線電話機
5との間で通話チャネル(S−CH1)を用いた通話が可
能になったのである。
親装置4から送出されたチャネル指定信号2を受信した
か否かの判断は無線電話機5′において、ステップ223
でなされる。ステップ223でチャネル指定信号2を受信
したと判断されるとステップ224に移行し、送受信周波
数を通話チャネル(S−CH1)に対応するものに切換
え、ステップ225の待機状態になる。この待機状態にお
いて無線電話機5′の送信機8′はオフであるので無線
電話機5′は通話チャネル(S−CH1)を用いた親装置
4からの受信のみ可能となる。
無線電話機5は送信機8をオンにした(ステップ218)
後送信機8および受信機19のオーディオ周波数回路をオ
ンにし(ステップ226)親装置4は送信機16をオンにし
た(ステップ222)後ラインリレーをオンにし(ステッ
プ227)、その接点23をオンにする。これにより無線電
話機5は受話機29、マイクロホン30を用いて親装置4の
端子3に接続される有線電話回路を介する通話が可能に
なる。この状態において待機状態にある無線電話機5′
はフックスイッチ7′をオフにすれば受話のみ可能とな
るが送話はできない。
次に有線電話回線から親装置4に着呼があった場合の動
作について説明する。
第3図は有線電話回線から親装置4に着呼があった場合
の動作フローである。このような着呼の検出は、図示せ
ぬ有線電話回線に接続されている検出回路の検出出力信
号に基づき制御部15が着呼の有無を判断することにより
行なわれる。親装置4に対して着呼、すなわち有線電話
回線から呼び出しがあると(ステップ301)、親装置4
は送信機16をオンにし(ステップ302)、所定の通話チ
ャネルを指定するチャネル指定信号を含む着呼信号の送
出を行なう(ステップ303)。この着呼信号の送出は各
無線電話機に対して所定の優先順位にしたがって送出さ
れる。ここで所定の優先順位は、例えばリードオンリメ
モリ18,18′を差込むICソケットの順番、またはリード
オンリメモリ18,18′に予め格納された情報にもとづい
て決定される。またこの優先順位は別に設けたスイッチ
等によって設定してもよいし、適当な乱数を発生して、
これにもとづきランダムに設定してもよい。また有線電
話回線との接続の履歴にもとづき、例えば最後に使用し
た無線電話機または使用頻度の最も高い無線電話機を最
上位に設定するようにしてもよい。
第3図に示す動作フローにおいては無線電話機5の方が
無線電話機5′よりも優先順位が上位に設定されてお
り、ステップ303において、まず無線電話機5に対する
着呼信号1が送出される。
無線電話機5はこの着呼信号1を受信すると(ステップ
304)、送信機8をオンにし(ステップ305)、着呼応答
信号1を親装置4に送出する(ステップ306)。
親装置4はこの着呼応答信号1を監視し、着呼信号1送
出(ステップ303)から所定時間内に着呼応答信号1を
受信すると、すなわち、ステップ307でタイムアウトで
ないと判断され、ステップ308で着呼応答信号1受信と
判断されると、ステップ309に移行して送信機16をオフ
にし、ステップ310で無線チャネルを通話チャネル(S
−CH2)に切換え、次いでステップ311で送信機16をオン
にする。
また無線電話機5は着呼応答信号1の送出(ステップ30
6)を終了すると送信機8をオフにし(ステップ312)、
無線チャネルを通話チャネル(S−CH2)に切換え(ス
テップ313)、その後送信機8を再びオンにする。(ス
テップ314)。これにより通話チャネル(S−CH2)を用
いた親装置4と無線電話機5との間での通話回線が確立
される。
親装置4は送信機16のオン(ステップ311)に続いて上
記通話チャネル(S−CH2)を用いてベル鳴動信号を送
出する(ステップ315)。無線電話機5はこのベル鳴動
信号を受信すると(ステップ319)、スピーカ31から呼
出音を送出し(ステップ320)、この呼出音に応答して
フックスイッチ7がオフフック状態となると(ステップ
318)、通話チャネル(S−CH2)を用いてオフフック信
号を親装置4に送出し(ステップ321)、その後オーデ
ィオ周波数回路をオンにする(ステップ322)。
親装置4は無線電話機5からのオフフック信号を受信す
ると(ステップ316)、ラインリレー23をオンにする
(ステップ317)。これにより、無線電話機5は親装置
4を介する有線電話回線との通話が可能になる。
ステップ307においてタイムアウトと判断された場合、
すなわち着呼信号1の送出後所定時間経過しても無線電
話機5から着呼応答信号1が返送されない場合は、次の
優先順位である無線電話機5′に対する着呼信号2の送
出が行なわれる(ステップ323)。無線電話機5′はこ
の着呼信号2を受信すると(ステップ324)、送信機
8′をオンにして(ステップ325)、着呼応答信号2を
送出する(ステップ326)。この着呼応答信号2が親装
置4によって上記着呼信号2の送出から所定時間内に受
信されると、ステップ309に移行し、移送機16をオフに
した後、通話チャネル(S−CH2)に切換えられ、再び
送信機16がオンにされ、ベル鳴動信号が送出される(ス
テップ315)。
また無線電話機5′は着呼応答信号2の送出後、無線電
話機5に関して破線で囲んだ部分、すなわちブロック24
で示すフローと同様の動作を行なう。すなわち、まず送
信機8′をオフにして通話チャネル(S−CH2)への切
換えを行ない、再び送信機8′をオンにし、親装置4か
らのベル鳴動信号を受信すると呼出音を送出し、これに
応答してフックスイッチ7′がオフにされるとオフフッ
ク信号を送出し、その後オーディオ周波数回路をオンに
する。
親装置4は無線電話機5′からのオフフック信号を受信
すると(ステップ316)、ラインリレーをオンにし(ス
テップ317)これにより無線電話機5′は親装置4を介
して有線電話回線と接続される。
なお、ステップ327でタイムアウトと判断された場合、
すなわち着呼信号2を送出したにもかかわらず所定時間
内に無線電話機5′から着呼応答信号2の返送がない場
合はステップ329に移行し、親装置4は待ち受け状態と
なる。
第4図は有線電話回線から親装置に着呼があった場合の
別の動作フローを示すものである。この動作フローから
明らかになる実施例においては無線電話機5,5′はそれ
ぞれ異なる周期で間欠受信しており、親装置4は共通識
別コードのみを含む着呼信号を送出し、これに無線電話
機5,5′のいずれかが(動作フローでは無線電話機5′
が)応答すると、無線電話機5,5′をともに所定の通話
チャネル(S−CH3)に導き、無線電話機5′に呼出音
を発生させ、これに応答してオフフック状態となった無
線電話機5′を有線電話回線に接続し、無線電話機5は
待機状態になる。
親装置4において、有線回線からの呼出しがあると(ス
テップ401)、送信機16をオンにし(ステップ402)、着
呼信号を制御チャネル(C−CH)を用いて送出する(ス
テップ403)。ここで、この着呼信号は上述したように
共通識別コードのみ含むものである。
さて、無線電話機5,5′は全く信号を受信しない状態に
おいて、それぞれ所定の周期で間欠受信している(バッ
テリーセービング動作)。すなわち、無線電話機5はス
テップ404で受信機19をオフにし、タイマ1の設定時間
が経過すると(ステップ405)、受信機19をオンにし、
信号受信がなく(ステップ407)、タイマ2の設定時間
が経過すると(ステップ408)、再び受信機19をオフに
する。同様に無線電話機5′はステップ409で受信機1
9′をオフにし、タイマ3の設定時間を経過すると(ス
テップ410)、受信機19′をオンにし、信号受信がなく
(ステップ412)、タイマ4の設定時間が経過すると
(ステップ413)再び受信機19′をオフにする。
今、親装置4からステップ403において送出された着呼
信号が無線電話機5′により受信され、この受信がステ
ップ412において判断されたとする。この場合ステップ4
14に移行し、上記受信した信号が着呼信号か否かの判断
がなされ、着呼信号であると送信機8′をオンにし(ス
テップ415)、着呼応答信号を送出し(ステップ416)、
送信機8′をオフにする(ステップ417)。この着呼応
答信号が上記着呼信号送出(ステップ403)から所定時
間以内に(ステップ418)親装置4によって受信される
と(ステップ419)、親装置4から所定の通話チャネル
を指定するチャネル指定信号が送出される(ステップ42
0)。その後送信機16はオフにされる(ステップ421)。
このチャネル指定信号が無線電話装置5において、着呼
応答信号送出(ステップ416)から所定の時間以内(ス
テップ423)に受信され、これがチャネル指定信号であ
ると判断されると(ステップ423)、その後、破線のブ
ロック24で示されるフローに移行する。このフローは前
述した第3図のブロック24のフローと同一である。
親装置4から送出されたチャネル指定信号は、無線電話
機5において、ステップ407で判断されて、ステップ424
に移行し、この場合着呼信号ではないので通話チャネル
(S−CH3)への切換えを行なった(ステップ425)後、
待機状態となる(ステップ426)。
また親装置4は送信機16をオフにした(ステップ421)
後、通話チャネル(S−CH3)への切換えを行ない(ス
テップ427)、その後ブロック25で示されるフローに移
行する。このブロック25で示されるフローは前述した第
3図にブロック25で示したフローと同一である。なお、
第4図においてブロック26,27で示すフローはそれぞれ
同一のフローを示す。
第5図は有線電話回線から着呼があった場合の更に別の
動作フローを示すものである。なお、この第5図に示す
動作フローは、例えば上述した第4図のフローのように
して親装置4および無線電話機5,5′がともに同一の通
話チャネルに導かれた後のフローを示す。親装置4は有
線電話回線から着呼、すなわち呼び出し信号が有りか否
かの判断を行ない(ステップ501)、呼び出し信号があ
ると判断するとベル鳴動信号を送出し(ステップ50
2)、ないと判断するとベル非鳴動信号を送出する(ス
テップ503)。ベル鳴動信号またはベル非鳴動信号の受
信は例えば無線電話機5のステップ504で判断され、こ
の受信した信号がベル鳴動信号であると(ステップ50
5)、呼出音を送出し(ステップ506)、この呼出音に応
答してフックスイッチ7がオフにされると(ステップ50
7)、送信機8をオンにし(ステップ508)、オフフック
信号を送出する(ステップ509)。このオフフック信号
は親装置4で受信され(ステップ510)、これにより親
装置4はラインリレー23をオンにする(ステップ51
1)。また無線電話機5はオフフック信号送出(ステッ
プ509)後、オーディオ周波数回路をオンにし(ステッ
プ512)、通話状態となる(ステップ513)。
なお、ステップ505でベル非鳴動信号受信と判断された
場合、すなわちベル鳴動信号を受信していないと判断さ
れた場合およびステップ507オンフックであると判断さ
れた場合、すなわち未だオフフックされていないと判断
された場合は、ステップ504に戻る。また、ステップ510
で未だオフフック信号を受信していないと判断された場
合はステップ501に戻る。また、ステップ504でいずれの
信号も受信していないと判断されると、ステップ514に
移行し待機状態となる。すなわち、第5図の構成におい
ては、有線電話回線を介した着呼があると、無線電話機
5および無線電話機5′において、ともに呼出し音が発
生され、先にオフフックした無線電話機が通話状態とな
り他方の無線電話機は受信信号がなくなったことにより
待機状態となる。この場合、ベル鳴動信号のみを用いて
一定時間このベル鳴動信号が来ないことにより待機状態
となるように構成してもよい。
第6図はこの無線電話装置における無線電話期間の会議
通話動作を説明するものである。今無線電話機5が通話
中にあり、無線電話機5′が待機中にあるとする。この
状態で無線電話機5の会議スイッチ32をオンにすると、
ステップ601で会議通話要求ありと判断され、無線電話
機5は通話チャネル(S−CH1)を用いて相手先指定信
号2(接続信号)を送出する(ステップ602)。ここ
で、この相手先指定信号には相手先である無線電話機
5′を識別する識別情報が含まれている。
親装置4は、この相手先信号2を受信すると(ステップ
603)、ステップ604に移行して使用局線を保留し、続い
てステップ605に移行し、通話チャネル(S−CH1)を用
いて着呼信号2を相手先無線電話機である無線電話機
5′に送出する。
無線電話機5′はこの着呼信号2を受信すると(ステッ
プ607)、ステップ608に移行して送信機8′をオンに
し、続いてステップ609に移行し、通話チャネル(S−C
H1)を用いて着呼応答信号2を親装置4に返送する。親
装置4は無線電話機5′からの着呼応答信号2をステッ
プ610で検出し、ステップ611に移行してベル鳴動信号2
を無線電話機5′に通話チャネル(S−CH1)を用いて
送出する。
無線電話機5′はこのベル鳴動信号2の受信を検出する
と(ステップ612)、呼出音を送出し(ステップ613)、
これに応答してオフフック状態となると(ステップ61
4)、ステップ615に移行して通話チャネル(S−CH1
を用いてオフフック信号を親装置4に送信し、その後、
ステップ616に移行して会議ランプ33を点灯し受信機1
9′のオーディオ周波数回路をオンにする。
また親装置4はステップ617において無線電話機5′か
らのオフフック信号の受信を検出すると、ステップ617
に移行し通話チャネル(S−CH1)を用いて接続終了信
号1を無線電話機5に送出する。
一方、無線電話機5は相手先指定信号2を送出した(ス
テップ602)後、ステップ619に移行して送信機8′をオ
フにし、更に、ステップ620に移行して会議ランプ33を
点滅して会議接続中であることを報知している。ここ
で、無線電話機5は、親装置4から送出された上記接続
終了信号1を検出すると(ステップ621)、ステップ622
に移行して会議ランプ33を点灯させ、その後ステップ62
3に移行して再び通話状態となる。
親装置4は、上記接続終了信号1送信(ステップ618)
の後、ステップ624に移行して前記使用局線の保留を解
除する。これにより、使用局線と、無線電話機5′とは
通話可能となる。
なお、第6図に示す上記実施例において、親装置4は、
相手先無線電話機である無線電話機5′からの着呼応答
信号2およびオフフック信号2を受信するまで待つとい
う構成をとっているが、相手先無線電話機である無線電
話機5′からの着呼応答信号2およびオフフック信号2
をそれぞれタイマで監視し、着呼応答信号2およびオフ
フック信号2が所定時間経過しても無線電話機5′から
返送されないときは、会議要求元無線電話機である無線
電話機5に接続不能信号あるいはベル鳴動信号を送出す
るように構成してもよい。
また、会議要求元無線電話機である無線電話機5におい
て、親装置4から返送される転送終了信号をタイマで監
視し、所定時間経過しても親装置4から接続終了信号が
返送されないと、自動的にアラーム音を発生させ、接続
不能として、会議要求元操作者にオフフック操作による
局線接続をうながすように構成してもよい。
第7図はこの発明に係わる無線電話装置の他の実施例を
ブロック図で示したものである。なお、この第7図およ
び次に示す第8図において、前述の第1図に示したもの
と同様の機能を果すものに関しては説明の便宜上第1図
で使用した符号と同一のものを用いる。この実施例の無
線電話装置おいて、親装置4は、端子3および3′を介
して図示しない2本の有線電話回線と接続され、送信機
と受信機との2つの対16と14および16′と14′を備えて
構成される。端子3、から入される有線電話回線からの
信号はクロスポイント32、ハイブリッド回路22または2
2′を介して送信機16または16′に加えられ、送信機16
または16′の出力はアンテナ共用器13または13′を介し
てアンテナ12または12′から送出される。
またアンテナ12から受信した信号はアンテナ共用器13を
介して受信機14に加えられ、受信機14の出力はハイブリ
ッド回路22、クロスポイント32を介して端子3または
3′に接続されたいずれかの有線電話回線に出力され
る。アンテナ12′または12″から受信した信号も同様
に、アンテナ共用器13′(13″)を介して受信機14′
(14″)に加えられ、受信機14′(14″)の出力はハイ
ブリッド回路22′(22″)、クロスポイント32を介して
端子3または3′に接続されたいずれかの有線電話回線
に出力される。シンセサイザ21〜21″は送信機16、受信
機14、送信機16″、受信機14″の無線周波数をそれぞれ
決定するものであり、制御部15は送信機16、16′、1
6″、受信機14、14′、14″およびシンセサイザ21、2
1′、21″をそれぞれ制御する。なお、リードオンリメ
モリ(ROM)18には後述する無線電話機との接続制御の
ために用いられる識別情報が格納されており、ランダム
アクセスメモリ(RAM)34には制御部15を制御するため
の制御情報が格納されており、リードオンリメモリ(RO
M)18およびランダムアクセスメモリ(RAM)34の格納情
報はバスライン35を介して制御部15で使用される。
親装置4と無線回線を介して接続される無線電話機は3
台以上あるが、ここでは2台のみ図示している。その構
成は第8図に示される。親装置4から発信された信号は
アンテナ11で受信し、アンテナ共用器10を介して受信機
19に入力され、受信機の出力は受話器29に加えられて、
発音される。またマイクロホン30から入力された信号は
送信機8、アンテナ共用器10、アンテナ11を介して親装
置4に送出される。シンセサイザ20は受信機19および送
信機8の無線周波数を決定するものであり、制御部9は
受信機19、送信機8およびシンセサイザ20の制御を行な
う。またシンセサイザ20に接続されたスピーカ31は、呼
出音発音用のスピーカであり、フックスイッチ7は、発
呼または上記スピーカ31から発音される呼出音に応答す
るために用いられるものである。
なお、リードオンリメモリ(ROM)17には当該無線電話
機を識別するための識別情報が格納されており、リード
オンリメモリ17の格納情報は親装置4のリードオンリメ
モリ18の格納情報に対応している。
また、操作キースイッチ部36は局線1(端子3に接続さ
れる有線電話回線に対応)を選択するための局線1選択
キー36a、局線2(端子3′に接続される有線電話回線
に対応)を選択するための局線2選択キー36b、内線を
選択するための内線選択キー36cおよび会議キー36dを備
えており、更に局線1選択キー36a、局線2選択キー36
b、内線選択キー36cに対応してその使用状態を示す表示
ランプ(発光ダイオード)36e、36f、36gがそれぞれ設
けられている。
以下、この実施例の動作を第9図および第10図に示すフ
ローチャートを用いて説明する。
第9図は無線電話機5から発呼があった場合の動作フロ
ーを示したものである。無線電話機5のフックスイッチ
7がオフフック状態にされると(ステップ701)、この
状態変化は制御部9で検出され、制御部9は送信機8を
オン(送信状態)にし(ステップ702)、その後発呼信
号をアンテナ共用器10、アンテナ11を介して親装置4に
送出する(ステップ703)。この無線電話機5から親装
置4への発呼信号の送出は、制御チャネル(C−CH)を
用いて行なわれる。なお、制御部9は発呼信号の送出を
終了すると送信機8をオフ(非送信状態)にする(ステ
ップ704)。
親装置4は無線電話機5からの発呼信号をアンテナ12、
アンテナ共用器13を介して受信機14で、またはアンテナ
12′、アンテナ共用器13′を介して受信機14′で受信し
(ステップ705)、その復調出力を制御部15に加える。
これにより制御部15は送信機16または16′をオンにし
(ステップ706)、局線1および局線2のうち空いてい
る局線を検出し(ステップ707)、その後、この検出し
た空いている局線の局線番号を示す信号を、制御チャネ
ル(C−CH)を用いて無線電話機5に送出する(ステッ
プ708)。
無線電話機5は、送信機8をオフ(非送信状態)にした
(ステップ704)後、所定時間が経過したか否かをステ
ップ709で判断する。ここで所定時間が経過していな
い、すなわちタイムアウトしていないと判断されるとス
テップ710に移行し、親装置4からの空き局線信号を受
信したか否かの判断がなされる。ステップ710で未だ親
装置4から空き局線信号を受信していないと判断される
とステップ709に戻る。また、ステップ710で空き局線信
号を受信したと判断された場合はステップ711に移行
し、空き局線に対応する発光ダイオード(第8図の36e
または36g)を点滅制御し、この発光ダイオードの点滅
により、どの局線が空いているかを発呼のあった当該無
線電話機に対して知らせる。なお、ステップ709でタイ
ムアウトしていると判断されると、ステップ712に移行
してアラーム音を発生し、その後ステップ717に移行し
て初期状態となる。
ステップ711で発光ダイオードを点灯制御がなされる
と、続いて、ステップ13において所定時間が経過(タイ
ムアウト)したか否かの判断がなされる。ここで、タイ
ムアウトしていないと判断されるとステップ714に移行
し、次に、空き局線キーの操作ありか否かの判断がなさ
れる。なお、この実施例においては、発呼した無線電話
機5は、親装置4からの空き局線信号にもとづき点滅制
御される発光ダイオードに対応する局線キー(局線キー
1または局線キー2)を操作することにより、通話に使
用する局線を選択するようになっており、無線電話機5
の発呼者は発光デイオードの点滅があると、この点滅し
ている発光ダイオードに対応する局線キーを操作するこ
とになる。点滅している発光ダイオードに対応する局線
キーの操作により、当該発光ダイオードは点灯状態にな
る。
ステップ714において、空き局線キーの操作ありと判断
されると、ステップ715に移行し、操作された局線キー
に対応する局線指定信号を送出する。この局線指定信号
の送出は制御チャネル(C−CH)を用いて行なわれる。
なお、ステップ713でタイムアウトと判断されると、ス
テップ716に移行し点滅状態にある発光ダイオードを消
灯させ、その後、ステップ717に移行して初期状態とな
る。
他方、親装置4では、空き局線信号の送信(ステップ70
8)後、所定時間が経過したか否かをステップ718で判断
しており、ここで所定時間が経過していない、すなわち
タイムアウトしていないと判断されるとステップ719に
移行し、無線電話機5からの局線指定信号を受信したか
否かの判断がなされる。このステップ719で未だ局線指
定信号信号2を受信していないと判断されるとステップ
718に戻る。ステップ719で局線指定信号を受信したと判
断された場合はステップ721に移行し、制御チャネルを
用いて所定の通話チャネルを指定するためのチャネル指
定信号を無線電話機5に送出する。なお、スッテプ718
で、タイムアウトと判断された場合はステップ720に移
行し、発呼無効の処理および所定の復帰処理がなされ
る。
無線電話機5において、チャネル指定信号を受信したか
否かの判断はステップ712でなされ、ここで、チャネル
指定信号を受信したと判断されると制御部9はシンセサ
イザ20を制御して送信機8および受信機19の無線周波数
を所定の通話チャネル(S−CH1)に対応するものに切
換える(ステップ723)。続いてタイマを動作させ(ス
テップ724)、所定時間経過すると送信機8をオンにさ
せる(ステップ725)。
親装置4はチャネル指定信号の送出(ステップ721)を
終了すると送信機16または16′をオフにし(ステップ72
6)、シンセサイザ21または21′を制御することにより
送受信無線周波数を通話チャネル(S−CH1)に対応す
るものに切換え(ステップ727)、その後送信機16また
は16′をオンにする(ステップ728)。これにより親装
置4と無線電話機5との間で通話チャネル(S−CH1
を用いた通話が可能になる。
無線電話機5は、送信機8をオンにした(ステップ72
5)後、送信機8および受信機19のオーディオ周波数回
路をオンにし(ステップ729)、親装置4は送信機16ま
たは16′をオンにした(ステップ728)後、クロスポイ
ント32を制御することにより、無線電話機5を、当該無
線電話機5において指定された局線と接続する。
ところで、発呼動作として、発呼があった無線電話機5
からの局線指定信号を親装置4が受信すると、親装置は
他の無線電話機5′に対して使用局線信号を送出し、他
の無線電話機5′はこの使用局線信号を受信するとこれ
を記憶し、発呼に際してはこの記憶に基づき、局線の使
用状態を知ることができるようにしても良い。また、無
線電話機からの局線指定を行なわず、無線電話機のオフ
フックに基づき親装置が自動的に空き局線を選択しても
良い。
第10図はこの発明の無線電話装置における無線電話期間
の会議通話動作を説明するものである。今無線電話機5
が通話中にあり、無線電話機5′が待機中にあるとす
る。この状態で操作者が会議通話を行ない相手先無線電
話機5′をテンキーにて入力した後会議キー36dをオン
にするとステップ801で会議通話要求ありと判断され、
無線電話機5は通話チャネル(S−CH1)を用いて転送
先指定信号2(接続信号)を送出する(ステップ80
2)。ここで、この相手先指定信号には相手先である無
線電話機5′を識別する識別情報が含まれている。
親装置4は、この相手先信号2を受信すると(ステップ
803)、ステップ804に移行して自装置内の空き無線機を
検出し、続いてステップ805に移行し、制御チャネル
(C−CH)を介し検出した空き無線機を用いて着呼信号
2を相手先無線電話機である無線電話機5′に送出す
る。この際親装置4はタイマをセットする(ステップ80
6)。また。この状態下において、無線電話機5は前述
の実施例とは異なり通話の継続が可能である。
無線電話機5′はこの着呼信号2を受信すると(ステッ
プ807)、ステップ808に移行して送信機8′をオンに
し、続いてステップ809に移行し、制御チャネル(C−C
H)を用いて着呼応答信号2を親装置4に返送する。親
装置4は無線電話機5′からの着呼応答信号2をステッ
プ810で検出し、ステップ811に移行してベル鳴動信号2
を無線電話機5′に制御チャネル(C−CH)を用いて送
出する。
無線電話機5′はこのベル鳴動信号2の受信を検出する
と(ステップ812)、呼出音を送出し(ステップ813)、
これに応答してオフフック状態となると(ステップ81
4)、ステップ815に移行して制御チャネル(C−CH)を
用いてオフフック信号を親装置4に送信する。
また親装置4はステップ817において無線電話機5′か
らのオフフック信号の受信を検出すると、ステップ818
に移行し制御チャネル(C−CH)を用いてCH指定信号2
を無線電話機5′に送出し、会議接続を終了させる。
無線電話機5′はCH指定信号2を受信すると(ステップ
816)、ステップ819に移行して通話チャネル(S−C
H1)を捕捉し、受信機19′のオーディオ周波数回路をオ
ンにする(ステップ820)。
ここで、無線機5′は、着呼応答信号2を送信した後、
所定期間経過してもベル鳴動信号2が受信されず、オフ
フック操作がなされないと(ステップ823、822)、待機
状態となる(ステップ823)。また、同様に、ステップ8
06にてタイマセットした後、所定時間経過しても着呼応
答信号2、オフフック信号2を受信しない場合(ステッ
プ824)、親装置4は、会議接続を終了とみなし、無線
電話機5′との間で制御信号の送受を行なった無線機を
再度空き状態に設定する。
なお、第10図に示す上記実施例において、指定された相
手先無線電話機5′が別の局線3′を介して通話中であ
る場合が考えられる。このように相手先無線電話機5′
が使用状態のときには、親装置4が各無線電話機の使用
状態をメモリーテーブル等に登録しているので会議通話
要求を発した無線電話機5に相手先の接続不能の旨を示
す制御信号を通話チャネルを用いて返送し警告するよう
にしてもよい。また、前述の実施例同様、会議通話状態
を示すランプを無線通話機に設け、会議通話状態をラン
プ表示してもよい。更に、本実施例においては、相手先
の無線電話機を会議要求元の無線電話機が捕捉している
通話チャネルに導くようにしたが、別の通話チャネルに
導き、クロスポイントスイッチ32を介して2つの無線機
系を1つの局線に並列接続して会議通話路を形成するよ
うにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、複数の無線電話
機を用いた会議通話が可能となるので、使用上便利にな
るとともに使用する無線チャネル数も増大せず周波数の
有効利用も図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
から第6図は同実施例の動作を示すフローチャート、第
7図および第8図はこの発明の他の一実施例を示す詳細
ブロック図、第9図および第10図は同実施例の動作を示
すフローチャートである。 4……親装置、5,5′……無線電話機、7……フックス
イッチ、8,16,16′……送信機、9,15……制御部、10,1
3,13′……アンテナ共用器、11,12,12″……アンテナ、
14,14″,19……受信機、17,17′,18,18′……リードオ
ンリメモリ、20,21〜21″……シンセサイザ、32……会
議スイッチ、36d……会議キー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉澤 和弘 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 四津谷 昭夫 東京都港区芝5丁目33番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 伊藤 公一 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (56)参考文献 特開 昭54−162905(JP,A) 特開 昭59−169236(JP,A) 特開 昭60−136436(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有線回線に接続されるとともに少なくとも
    2つの無線機を有する親装置と、 前記親装置と無線回線を介して接続される複数の無線電
    話機と を具備し、 前記有線回線からの着呼または前記無線電話機からの発
    呼により前記親装置の1つの無線機を介して前記無線電
    話機との間に通話チャネルを用いた第1の無線回線を確
    立して通話を行う無線電話装置における会議通話方式に
    おいて、 前記無線電話機に設けられた会議スイッチ手段と、 前記無線電話機に設けられ、前記有線回線を介する通話
    時における前記会議スイッチ手段のオン操作に応答し
    て、前記親装置に対して前記第1の無線回線を用いて会
    議相手先無線電話機の識別コードを含む相手先指定信号
    を送信する相手先指定信号送信手段と、 前記親装置に設けられ、前記相手先指定信号の受信に応
    答して、前記有線回線を保留するとともに、前記複数の
    無線機の空きの無線機を用いて前記会議相手先無線電話
    機に対して該会議相手先無線電話機の識別コードを含む
    着呼信号を送信する着呼信号送信手段と、 前記無線電話機に設けられ、前記着呼信号の受信に応答
    して着呼応答信号を前記親装置に送信する着呼応答信号
    送信手段と、 前記親装置に設けられ、前記着呼応答信号に応答して前
    記着呼応答信号を送信した無線電話機に対してベル鳴動
    信号を送信するベル鳴動信号送信手段と、 前記無線電話機に設けられ、前記ベル鳴動信号の受信に
    対応して呼出音を発生する呼出音発生手段と、 前記無線電話機に設けられ、前記呼出音に応答してオフ
    フックするとオフフック信号を前記親装置に送信するオ
    フフック信号送信手段と、 前記親装置に設けられ、前記オフフック信号の受信に応
    答して該オフフック信号を送信した無線電話機との間に
    通話チャネルを用いた第2の無線回線を確立するととも
    に、前記有線回線の保留を解除する手段と を具備し、前記会議スイッチ手段のオン操作を行なった
    無線電話機と前記会議相手先無線電話機とを前記親装置
    に介して前記有線回線に接続することにより会議会話を
    行なうことを特徴とする無線電話装置における会議通話
    方式。
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