JP2001144672A - 携帯無線機 - Google Patents

携帯無線機

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JP2001144672A
JP2001144672A JP32375899A JP32375899A JP2001144672A JP 2001144672 A JP2001144672 A JP 2001144672A JP 32375899 A JP32375899 A JP 32375899A JP 32375899 A JP32375899 A JP 32375899A JP 2001144672 A JP2001144672 A JP 2001144672A
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receiver
reception
intermittent
signal
timer
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JP32375899A
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English (en)
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Shunji Tochihara
俊司 杤原
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同期確立が容易でなく、バッテリーセービン
グの実現が困難であるSCPC方式の携帯無線機におい
て、消費電力を大幅に低減するバッテリーセービングを
実現する携帯無線機を提供する。 【解決手段】 送信側携帯無線機10から受信側携帯無
線機20へ発呼を行う場合、プレストークスイッチ14
をダブルクリックすると送信機13及び発呼信号送信回
路15が動作し、間欠受信タイマ19が連続受信制御と
なり、受信機12は連続受信となる。発呼信号送信回路
15は発呼信号を受信機12の間欠周期より長く送信す
る。受信側携帯無線機20の受信機22は、間欠受信中
でも発呼信号送信中にON状態となり、発呼信号を受信
し、着信音を発生させると同時に受信監視タイマ28に
受信を通知し、間欠受信タイマ29が連続受信制御とな
り、受信機22は連続受信となる。これにより、通話可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SCPC方式の携
帯無線機に係り、特に、消費電力を大幅に低減するバッ
テリーセービングを実現する携帯無線機に関する。
【0002】
【従来の技術】周波数分割多元接続(FDMA:Freque
ncy Division Multiple Access)は、個々の通信路が多
数の回線を含む場合と、単一の回線で構成される場合が
ある。個々の通信路が単一の回線で構成されるとき、こ
れをSCPC(Single Channelper Carrier)方式と称
する。
【0003】従来のSCPC方式の携帯型の無線機の構
成について図2を使って説明する。図2は、従来のSC
PC方式の携帯無線機の構成ブロック図である。従来の
SCPC方式の携帯無線機は、図2に示すように、送信
側の携帯無線機30として、アンテナ31と、信号を受
信する受信機32と、信号を送信する送信機33と、送
信機33を動作させるプレストークスイッチ34と、音
声を入力するマイク35と、音声を出力するスピーカ3
6とを備え、受信側の携帯無線機40として、アンテナ
41と、信号を受信する受信機42と、信号を送信する
送信機43と、送信機43を動作させるプレストークス
イッチ44と、音声を入力するマイク45と、音声を出
力するスピーカ46とを備えている。
【0004】次に、上記従来のSCPC方式の携帯無線
機における通話時の動作について説明する。送信側の携
帯無線機30から受信側の携帯無線機40へ送信を行う
場合、ユーザがプレストークスイッチ34を押して送信
機33を動作させて、マイク35から音声を入力する
と、送信機33は、マイク35から入力された音声を変
調してアンテナ31を介して送信する。
【0005】通常、送信側の携帯無線機30の受信機3
2及び受信側の携帯無線機40の受信機42は連続受信
を行っているため、受信側の携帯無線機40の受信機4
2は、送信側の携帯無線機30から送信された信号をア
ンテナ41を介して直ちに受信し、復調してスピーカ4
6から音声として出力する。
【0006】受信側の携帯無線機40のユーザがこの音
声を聞いて送信側の携帯無線機30からの受信を認知
し、プレストークスイッチ44を押して送信機43を動
作させて、マイク45から返答の音声を入力すると、送
信機43は、マイク45から入力された音声を変調して
アンテナ41を介して送信する。
【0007】以上の動作により両携帯無線機間の通話が
行われ、通話終了後も受信機32及び42は連続受信を
行っており、常に他方の携帯無線機からの送信に直ちに
対応できるようになっているが、通話時以外にも受信機
32及び42が連続受信を行うことで消費電力が増大
し、限られた容量のバッテリーでの使用時間の拡大を妨
げていた。このため、頻繁に電池の交換を行う必要があ
り、連続的に使用する場合には交換用電池の準備が必要
であった。
【0008】尚、携帯機においてバッテリーセービング
を行う技術として、平成11年(1999年)8月17
日公開の特開平11−225107号「受信機及び間欠
フレーム同期方法及び携帯端末」(出願人:国際電気株
式会社、発明者:若松俊一)がある。この発明は、受信
機においてバッテリーセービングを実現するためのクロ
ック信号を他のクロック信号と共用することにより消費
電力を低減し、かつコストを低減するのもであり、ま
た、別の周期で分周したクロック信号を平均化してスロ
ットタイミング信号を生成することにより、間欠受信タ
イミングの精度を維持するものである。
【0009】また、バッテリーセービングの技術とし
て、昭和59年(1984年)1月10日出願公告の特
公昭59−1017号「無線受信機のバッテリーセービ
ング方式」(出願人:日本電気株式会社・日本電信電話
公社、発明者:斉藤昭雄他)がある。この発明は、無線
基地局が、送信信号フレームのうちいずれかの連続する
2フレームに対してそれぞれ同じ内容の呼出信号を挿入
して送出し、複数の無線受信機が、無線基地局からの送
信信号の連続フレームに対して1つおきに電源をONす
ることにより、無線受信機の電源を常時ONする場合と
比較して消費電力を1/2に低減し、かつ、無線基地局
からの呼出信号の送信に対して全ての無線受信機を遅延
なしに受信可能とするものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のバッテリーセービング方法は、時分割多元接続(T
DMA:Time Division Multiple Access)方式により
多元接続を実現する携帯機において、フレーム同期を前
提として受信すべきフレームが到来するタイミングを検
出して間欠的受信を行うものであり、FDMA方式によ
り多元接続を実現するSCPC方式などの携帯機におい
ては、同期確立が容易でなく、バッテリーセービングの
実現が困難であるという問題点があった。
【0011】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、消費電力を大幅に低減するバッテリーセービングを
実現する携帯無線機を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、受信側の携帯無線
機の受信機における間欠周期より長い時間の発呼信号を
送信側の携帯無線機が送信し、当該発呼信号を受信した
受信側の携帯無線機は受信機の間欠受信を連続受信に切
り替え、両携帯無線機間で通話を可能とすることを特徴
としており、同期確立が容易でない通信方法にて携帯無
線機間で通話を行う場合でも、通話時以外の待ち受け時
に間欠受信を行うことができ、消費電力を大幅に低減す
るバッテリーセービングを実現できる。
【0013】また、上記従来例の問題点を解決するため
の請求項2記載の発明は、SCPC方式の携帯無線機に
おいて、送信側携帯無線機が、信号を送信する送信機
と、信号を受信する受信機と、受信機を間欠受信させる
タイミングを与える間欠受信タイマと、操作により受信
機を連続受信とするよう間欠受信タイマを制御し、送信
機を動作させ、発呼信号を送信機を介して間欠周期より
長い時間送信すると共に、呼出音を発生させる発呼手段
とを備え、受信側携帯無線機が、発呼信号を受信すると
共に着信音を発生させる受信機と、当該受信により受信
機への制御を間欠受信制御から連続受信制御に切り替え
る間欠受信タイマと、信号を送信する送信機と、送信機
を動作させる送信制御手段とを備えることを特徴として
おり、同期確立が容易でない通信方法にて携帯無線機間
で通話を行う場合でも、通話時以外の待ち受け時に間欠
受信を行うことができ、消費電力を大幅に低減するバッ
テリーセービングを実現できる。
【0014】また、上記従来例の問題点を解決するため
の請求項3記載の発明は、請求項2記載の携帯無線機に
おいて、送信側携帯無線機及び受信側携帯無線機に設け
られ、特定時間以上連続して受信がないかどうかを監視
し、特定時間以上連続して受信がない場合には間欠受信
タイマを間欠受信制御に切り替える受信監視タイマを備
えることを特徴としており、通話時以外の待ち受け時
に、間欠受信タイマを自動的に間欠受信制御に切り替え
るため、消費電力を大幅に低減するバッテリーセービン
グを効率的に実現できる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。尚、以下で説明する機能実現
手段は、当該機能を実現できる手段であれば、どのよう
な回路又は装置であっても構わず、また機能の一部又は
全部をソフトウェアで実現することも可能である。更
に、機能実現手段を複数の回路によって実現してもよ
く、複数の機能実現手段を単一の回路で実現してもよ
い。
【0016】本発明の実施の形態に係る携帯無線機は、
受信側の携帯無線機の受信機における間欠周期より長い
時間の発呼信号を送信側の携帯無線機が送信し、発呼信
号を受信した受信側の携帯無線機は受信機の間欠受信を
連続受信に切り替え、両携帯無線機間で通話を可能とす
るものであり、SCPC方式の携帯無線機において、送
信側携帯無線機が、信号を送信する送信機と、信号を受
信する受信機と、受信機を間欠受信させるタイミングを
与える間欠受信タイマと、操作により受信機を連続受信
とするよう間欠受信タイマを制御し、送信機を動作さ
せ、発呼信号を送信機を介して間欠周期より長い時間送
信すると共に、呼出音を発生させる発呼手段とを備え、
受信側携帯無線機が、発呼信号を受信すると共に着信音
を発生させる受信機と、当該受信により受信機への制御
を間欠受信制御から連続受信制御に切り替える間欠受信
タイマと、信号を送信する送信機と、送信機を動作させ
る送信制御手段とを備えるものである。
【0017】尚、送信側携帯無線機の発呼手段は、図1
のプレストークスイッチ14と発呼信号送信回路15が
相当しており、受信側携帯無線機の送信制御手段は、図
1のプレストークスイッチ24が相当している。
【0018】次に、本発明の実施の形態に係る携帯無線
機について図1を用いて説明する。図1は、本発明の実
施の形態に係るSCPC方式の携帯無線機の構成ブロッ
ク図である。本発明の実施の形態に係る携帯無線機は、
図1に示すように、送信側の携帯無線機10として、ア
ンテナ11と、受信機12と、送信機13と、プレスト
ークスイッチ14と、発呼信号送信回路15と、マイク
16と、スピーカ17と、受信監視タイマ18と、間欠
受信タイマ19とを備え、受信側の携帯無線機20とし
て、アンテナ21と、受信機22と、送信機23と、プ
レストークスイッチ24と、発呼信号送信回路25と、
マイク26と、スピーカ27と、受信監視タイマ28
と、間欠受信タイマ29とを備えている。
【0019】次に、本発明の携帯無線機の各部につい
て、具体的に説明する。ここでは、送信側の携帯無線機
10と受信側の携帯無線機20は全く同様の構成である
とし、受信側の携帯無線機20の各部については説明を
省略するが、送信専用の携帯無線機と受信専用の携帯無
線機を使用して通話を行う場合においては、両者が全く
同様の構成である必要はなく、用途に応じて必要な構成
のみを備えていればよい。
【0020】アンテナ11は、発呼及び通話時の信号の
送受信を行うものである。受信機12は、間欠受信タイ
マ19の指示により連続受信または間欠受信のいずれか
で動作し、間欠受信の場合、間欠受信タイマ19の与え
るタイミングによってON/OFFされ、間欠的に受信
を行える状態となっている。受信機12は、連続受信時
または間欠受信のON時において、アンテナ11から発
呼信号を受信した場合、着信音を発生させてスピーカ1
7へ送信すると同時に、受信監視タイマ18へ受信があ
ったことを通知し、アンテナ11から送話信号を受信し
た場合、その送話信号を復調してスピーカ17へ送信す
ると同時に、受信監視タイマ18へ受信があったことを
通知する。
【0021】送信機13は、プレストークスイッチ14
の指示によって動作し、マイク16または発呼信号送信
回路15から受信した信号を変調してアンテナ11へ送
信する。プレストークスイッチ14はユーザが操作する
スイッチであり、これをクリックすることにより送信機
13を動作させることができ、または、これをダブルク
リックすることにより送信機13及び発呼信号送信回路
15を動作させると同時に、間欠受信タイマ19を連続
受信制御に切り替えることができる。
【0022】発呼信号送信回路15は、プレストークス
イッチ14の指示により動作され、他の携帯無線機を発
呼する信号(発呼信号)を送信機13へ送信するもので
あるが、間欠受信タイマ19が間欠受信制御を行う場合
の受信機12の間欠周期が予め設定されており、発呼信
号の送信については受信機12の間欠周期(受信機22
の間欠周期と同じ)より長い時間にわたって送信を行う
ものである。
【0023】マイク16は、ユーザが入力する音声信号
を送信機13へ送信するものである。スピーカ17は、
受信機12から受信した信号を音声として出力するもの
である。受信監視タイマ18は、予め設定された特定時
間内に受信機12において受信がなかった場合、間欠受
信タイマ19を間欠受信制御にし、受信機12から受信
の通知を受けると、内部のタイマをリセットすると同時
に間欠受信タイマ19を連続受信制御に切り替える。
【0024】間欠受信タイマ19は、受信監視タイマ1
8によって動作され、間欠受信制御時においては、予め
設定された間隔で受信機12をON/OFFさせ、間欠
的に受信が行われるようにし、連続受信制御時において
は、受信機12を常にON状態にして連続的に受信を行
えるようにするものである。
【0025】次に、本発明の実施の形態に係る携帯無線
機の動作について説明する。携帯無線機10は、通話時
以外の待ち受け時においては、受信機12が特定時間内
に受信を行わなければ、受信監視タイマ18が間欠受信
タイマ19を動作させ、間欠受信タイマ19が予め設定
された間隔で受信機12をON/OFFさせて間欠受信
を行っており、バッテリーセービングを実現している。
携帯無線機20も、通話時以外の待ち受け時において
は、同様に間欠受信を行いバッテリーセービングを実現
している。
【0026】次に、両携帯無線機間の通話時の動作につ
いて説明する。まず、送信側の携帯無線機10から受信
側の携帯無線機20へ発呼を行う場合、ユーザはプレス
トークスイッチ14をダブルクリックする。これによ
り、プレストークスイッチ14は、送信機13及び発呼
信号送信回路15を動作させると同時に、間欠受信タイ
マ19を連続受信制御にする。このとき、間欠受信タイ
マ19が連続受信制御となったため、受信機12は連続
的に受信を行う状態に切り替えられる。
【0027】発呼信号送信回路15は、プレストークス
イッチ14の指示により動作されると、受信側の携帯無
線機20を発呼するための信号(発呼信号)を、予め設
定された間欠周期より長い時間にわたって送信機13へ
送信し、送信機13はこの発呼信号をアンテナ11を介
して送信する。このとき発呼信号送信回路15は、発呼
信号を送信する間に呼出音を発生させてスピーカー17
から呼出音を鳴らし、発呼を行っていることをユーザに
知らせることも可能である。
【0028】一方、受信側の携帯無線機20の受信機2
2は、発呼信号が送信された時に連続受信を行っていた
場合、アンテナ21を介して直ちに発呼信号を受信し、
着信音を発生させてスピーカ27へ送信し、呼出音を鳴
らしてユーザに発呼信号の受信を知らせると同時に、受
信監視タイマ28に受信があったことを通知する。
【0029】受信機22が、発呼信号が送信された時に
待ち受け状態で間欠受信を行っていた場合でも、発呼信
号が間欠受信の間欠周期より長い時間にわたって送信さ
れるので、発呼信号が送信されている間に必ずON状態
となり、その時点でアンテナ21を介して発呼信号を受
信し、着信音を発生させてスピーカ27へ送信し、着信
音を鳴らしてユーザに発呼信号の受信を知らせると同時
に、受信監視タイマ28に受信があったことを通知す
る。
【0030】これを受けて、受信監視タイマ28は、間
欠受信タイマ29を連続受信制御にする。このとき、間
欠受信タイマ29が連続受信制御となったため、受信機
22は連続受信に切り替えられる。
【0031】以上の動作により、受信機12及び22は
何れも連続受信を行っており、送信側の携帯無線機10
と受信側の携帯無線機20とは通話可能な状態となる。
以後、両携帯無線機において、従来と同様にプレストー
クスイッチ14または24をクリックして、マイク16
または26から音声を入力することにより、送話が可能
となる。
【0032】尚、上記動作においては、受信機22が発
呼信号の受信を行った時点で、自動的に間欠受信タイマ
29が連続受信制御となるが、ユーザが着信音により発
呼信号の受信を認知した後、キー操作など何らかの操作
を行った場合のみ間欠受信タイマ29を連続受信制御に
切り替えることも可能である。このとき、受信側の携帯
無線機20のユーザが携帯無線機20から離れた場所に
いて通話に応じることができない場合等において、自動
的に受信機22が連続受信になることがないから、一定
期間の電池の余分な消耗を防止することができる。
【0033】両携帯無線機間の通話終了後、送信側の携
帯無線機10の受信機12において特定時間内に受信が
なかった場合、受信監視タイマ18は間欠受信タイマ1
9を間欠受信制御に切り替え、受信機12は連続受信か
ら間欠受信へ切り替えられ待ち受け状態となる。同様
に、受信側の携帯無線機20の受信機22において特定
時間内に受信がなかった場合、受信監視タイマ28は間
欠受信タイマ29を間欠受信制御に切り替え、受信機2
2は連続受信から間欠受信へ切り替えられ待ち受け状態
となる。
【0034】ここで、両携帯無線機のユーザが、通話終
了時にキー操作などを行うことにより、間欠受信タイマ
19または29を間欠受信制御に切り替えることも可能
である。また、携帯無線機が終話信号の送出機能を有し
ており、終話信号の送信または受信により間欠受信タイ
マ19または29を間欠受信制御に切り替えることも考
えられる。
【0035】本発明の実施の形態に係る携帯無線機によ
れば、通常の待ち受け状態においては間欠受信を行って
いるため、消費電力を大幅に低減するバッテリーセービ
ングを実現でき、また、送信側の携帯無線機10から受
信側の携帯無線機20への発呼信号が、受信機22の間
欠周期より長い時間にわたって送信されるので、発呼信
号を送信している間に受信機22が必ずON状態になっ
て連続受信へ切り替わるため、迅速かつ確実に両携帯無
線機を通話可能状態とすることができるという効果があ
る。
【0036】従って、同期確立が容易でないSCPC方
式の携帯無線機において、消費電力を大幅に低減するバ
ッテリーセービングを実現できるので、携帯無線機の小
型化、軽量化及び低コスト化を図ることができる。ま
た、バッテリーの充電回数が低減できるので、使い勝手
を向上させることができる。
【0037】
【発明の効果】本発明の携帯無線機によれば、受信側の
携帯無線機の受信機における間欠周期より長い時間の発
呼信号を送信側の携帯無線機が送信し、当該発呼信号を
受信した受信側の携帯無線機は受信機の間欠受信を連続
受信に切り替え、両携帯無線機間で通話を可能としてい
るので、同期確立が容易でない通信方法にて携帯無線機
間で通話を行う場合でも、通話時以外の待ち受け時に間
欠受信を行うことができ、消費電力を大幅に低減するバ
ッテリーセービングを実現できるという効果がある。
【0038】また、本発明によれば、SCPC方式の携
帯無線機において、送信側携帯無線機が、信号を送信す
る送信機と、信号を受信する受信機と、受信機を間欠受
信させるタイミングを与える間欠受信タイマと、操作に
より受信機を連続受信とするよう間欠受信タイマを制御
し、送信機を動作させ、発呼信号を送信機を介して間欠
周期より長い時間送信すると共に、呼出音を発生させる
発呼手段とを備え、受信側携帯無線機が、発呼信号を受
信すると共に着信音を発生させる受信機と、当該受信に
より受信機の行う間欠受信を連続受信に切り替える間欠
受信タイマと、信号を送信する送信機と、送信機を動作
させる送信制御手段とを備えているので、同期確立が容
易でない通信方法にて携帯無線機間で通話を行う場合で
も、通話時以外の待ち受け時に間欠受信を行うことがで
き、消費電力を大幅に低減するバッテリーセービングを
実現できるという効果がある。
【0039】また、本発明の携帯無線機によれば、送信
側携帯無線機及び受信側携帯無線機に設けられ、特定時
間以上連続して受信がないかどうかを監視し、特定時間
以上連続して受信がない場合には間欠受信タイマを間欠
受信制御に切り替える受信監視タイマを備えているの
で、通話時以外の待ち受け時に、間欠受信タイマを自動
的に間欠受信制御に切り替えるため、消費電力を大幅に
低減するバッテリーセービングを効率的に実現できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るSCPC方式の携帯
無線機の構成ブロック図である。
【図2】従来のSCPC方式の携帯無線機の構成ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
10…携帯無線機、 11…アンテナ、 12…受信
機、 13…送信機、14…プレストークスイッチ、
15…発呼信号送信回路、 16…マイク、17…スピ
ーカ、 18…受信監視タイマ、 19…間欠受信タイ
マ、 20…携帯無線機、 21…アンテナ、 22…
受信機、 23…送信機、 24…プレストークスイッ
チ、 25…発呼信号送信回路、 26…マイク、 2
7…スピーカ、 28…受信監視タイマ、 29…間欠
受信タイマ、 30…携帯無線機、 31…アンテナ、
32…受信機、 33…送信機、 34…プレストー
クスイッチ、 35…マイク、 36…スピーカ、 4
0…携帯無線機、 41…アンテナ、 42…受信機、
43…送信機、 44…プレストークスイッチ、 4
5…マイク、 46…スピーカ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信側の携帯無線機の受信機における間
    欠周期より長い時間の発呼信号を送信側の携帯無線機が
    送信し、当該発呼信号を受信した前記受信側の携帯無線
    機は受信機の間欠受信を連続受信に切り替え、前記両携
    帯無線機間で通話を可能とすることを特徴とする携帯無
    線機。
  2. 【請求項2】 SCPC方式の携帯無線機において、送
    信側携帯無線機が、信号を送信する送信機と、信号を受
    信する受信機と、前記受信機を間欠受信させるタイミン
    グを与える間欠受信タイマと、操作により前記受信機を
    連続受信とするよう前記間欠受信タイマを制御し、前記
    送信機を動作させ、発呼信号を前記送信機を介して前記
    間欠周期より長い時間送信すると共に、呼出音を発生さ
    せる発呼手段とを備え、受信側携帯無線機が、発呼信号
    を受信すると共に着信音を発生させる受信機と、当該受
    信により前記受信機への制御を間欠受信制御から連続受
    信制御に切り替える間欠受信タイマと、信号を送信する
    送信機と、前記送信機を動作させる送信制御手段とを備
    えることを特徴とする携帯無線機。
  3. 【請求項3】 送信側携帯無線機及び受信側携帯無線機
    に設けられ、特定時間以上連続して受信がないかどうか
    を監視し、前記特定時間以上連続して受信がない場合に
    は間欠受信タイマを間欠受信制御に切り替える受信監視
    タイマを備えることを特徴とする請求項2記載の携帯無
    線機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003051912A (ja) * 2001-08-06 2003-02-21 Olympus Optical Co Ltd デジタルカメラと無線通信装置を有するシステム
JP2003099816A (ja) * 2001-09-25 2003-04-04 Kyocera Corp 利用料金課金システム
JP2008079012A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Hitachi Kokusai Electric Inc 携帯無線機

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