JPH0984136A - ディジタルコードレス電話システム - Google Patents

ディジタルコードレス電話システム

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Publication number
JPH0984136A
JPH0984136A JP7241984A JP24198495A JPH0984136A JP H0984136 A JPH0984136 A JP H0984136A JP 7241984 A JP7241984 A JP 7241984A JP 24198495 A JP24198495 A JP 24198495A JP H0984136 A JPH0984136 A JP H0984136A
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JP
Japan
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unit
slave
call
signal
master
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Application number
JP7241984A
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English (en)
Inventor
Nobuo Sugi
伸夫 杉
Naohide Kushige
直英 櫛笥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0984136A publication Critical patent/JPH0984136A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 子機間通話中でも親機の制御信号を受信で
き、着信があった旨の通知が受けられるディジタルコー
ドレス電話システムを提供する。 【解決手段】 親機の圏内で待ち受け中の子機は、親機
からの制御信号と、発呼側子機からの呼出信号とを交互
に受信し、上記呼出信号の受信により発呼側子機のTD
MAタイミングとの同期を確立する。発呼側子機は、親
機との同期を維持したまま、親機が制御信号を送信する
タイムスロットと同じタイムスロットで上記呼出信号を
送信して子機間通話を開始し、通話中に親機が制御信号
を送信するフレームが来たら、該フレームだけ着呼側子
機からの音声信号の変わりに親機からの制御信号を受信
し、これにより、親機のTDMAタイミングとの同期維
持を行うと同時に、外線着信あるいは親機からの内線着
信の有無を知る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TDMA/TDD
方式のディジタルコードレス電話システムに係り、詳し
くは、子機間直接通話中にも子機が親機からの制御信号
を受信できるようにするための無線スロット制御の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】TDMA(時分割多元接続)方式の無線
通信システムでは、複数の端末の信号を同一周波数上で
時分割して伝送する。この種の代表的なシステムである
ディジタルコードレス電話システムでは、4チャル多重
TDMA方式を採用しており、1フレームを4つのタイ
ムスロットに分割し、1タイムスロットに1つの端末の
信号をのせることにより、最大4台の端末の信号を同一
周波数で伝送できる。受信側では、送信側の周波数タイ
ムスロットに同期してフレーム周期の受信を行うことに
より、通信相手の端末の信号だけを受信できる。
【0003】以下、ディジタルコードレス電話を例にあ
げて、その送受信動作について説明する。図10は、デ
ィジタルコードレス電話の一般的構成を示す概略図であ
り、公衆回線に接続される親機100と、この親機10
0と無線回線により接続される複数の子機200(A,
B,C)とにより構成される。この装置において、親機
100と子機200(A,B,C)とが通話する場合
(以下、親子モードという)、親機100が上記フレー
ムやタイムスロットなどのTDMAタイミングおよび周
波数を規定し、子機200(A,B,C)がこれに従属
同期して動作する。 図11は、この種の従来システム
における親子モードの待ち受け動作の一例を示すタイム
チャートである。親機100からは、着信の有無を知ら
せる制御信号〔同図(b)〕が例えば1秒間隔で送信さ
れている。子機200(A,B,C)は親機100に同
期しており、親機100の送信タイミングに合わせてシ
ンセサイザを親子モード用周波数に設定しかつ受信回路
を起動して〔同図(c),(d)参照〕、上記制御信号
を同期受信する。それ以外のタイミングでは、子機20
0(A,B,C)はバッテリーセービングをしており、
子機200(A,B,C)のTDMAタイミングはフリ
ーラン状態となる。このため、制御信号を受信した際
に、その受信位置から親機100のTDMAタイミング
を割り出し、バッテリーセービング期間内に生じた自分
のTDMAタイミングの同期ずれを補正する〔同図
(a)参照〕。これにより、親機100との同期が維持
される。
【0004】このように、親子モードの待ち受けでは、
親機100から着信の有無を知らせる制御信号が一定時
間間隔で送信される。子機200(A,B,C)は親機
100のTDMAタイミングに同期しており、親機10
0が送信するタイミングを知っているので、それに合わ
せて受信動作を起動して制御信号を受信する。これによ
り、効率的なバッテリーセービングをしながら着信を知
ることができる。
【0005】ディジタルコードレス電話では、上述した
親子モードの他に、子機同士が親機100を介さずに直
接通信する子機間モードがある。子機間モードは、本
来、親機100の圏外で子機2台をトランシーバのよう
に使うことを想定したものである。しかしながら、これ
以外にも、例えば家庭用システムで親機1台に対して無
線チャネル数以上の子機がある場合、外線通話や親機間
の内線通話で親機の無線チャネルがすべてふさがってし
まうことがあるが、このような時に、親機100の圏内
で残りの子機同士を子機間モードで使用することによ
り、更なる内線通話も実現可能となる。子機間モードで
は先に発呼キーが押された子機200(A,B,C)が
発呼側子機となり、自らフレームやタイムスロットなど
のTDMAタイミングを生成する。周波数に関しては、
親子モードと子機間モードでは異なるチャネルを使用す
る。発呼側子機からの呼出信号を受信した子機200
(A,B,C)は着呼側子機となり、親機100のTD
MAタイミングではなく、発呼側子機のTDMAタイミ
ングに従属同期して動作する。これにより、子機間通話
は親機100のTDMAタイミングとは非同期に行われ
る。
【0006】図12は、この種の従来システムにおける
子機間モードの待ち受け動作の一例を示すタイムチャー
トである。子機間モードに設定された子機200(A,
B,C)は全て着信側子機となり、親機100からの制
御信号は受信せず、一定時間バッテリーセービングをし
ては一定時間子機間モード用周波数で非同期受信を行う
という動作を繰り返す〔同図(c),(d)参照〕。こ
れら着信側子機は発呼キーが押された瞬間から発呼側子
機となり、以後、着呼側子機に対して呼出信号を一定フ
レーム数だけ繰り返し送信する〔同図(a),(b)参
照〕。従って、着呼側子機のバッテリーセービング時間
よりも発呼側子機の呼出時間を長くすることにより、着
呼側子機が非同期で動作していても呼出信号を受信でき
る。呼出信号を受信した着呼側子機は、呼出信号の受信
位置から発呼側子機のTDMAタイミングを割り出し、
自分のTDMAタイミングを上記発呼側子機のTDMA
タイミングに合わせることにより同期を確立する。
【0007】このように、子機間モードの待ち受けで
は、発呼キーが押されるまではどちらの子機も着信側子
機であり、何も送信しない。このため、待ち受け中は共
通のTDMAタイミングが存在せず、お互いに子機間モ
ード用周波数を連続受信(非同期受信)しながら相手か
らの呼出信号を待つことになる。実際には待ち受け時の
消費電流を減らすため、一定時間バッテリーセービング
しては一定時間非同期受信を行うという動作を繰り返す
のが一般的である。
【0008】外線から着信があった場合には、親子モー
ドにあっては、親機100が上記着信を検出して子機2
00に報知する。待ち受け中の子機に対しては、一定時
間間隔で送信している上記制御信号により知らせる。ま
た、親機100と内線通話中の子機200に対しては、
下り音声信号と一緒に着信を知らせる制御データを送信
して知らせる。上記方法で着信を知った待ち受け中の子
機200はリンガを鳴動させることにより利用者に報知
し、同じく上記着信を知った内線通話中の子機200は
通話音声に着信を知らせる信号音を重畳して利用者に報
知する。
【0009】これに対し、子機間モードで待ち受け中あ
るいは通話中の子機に対しては、親機100は上記着信
を知らせることができなかった。これは、上述の如く、
子機間モードで待ち受け中あるいは通話中の子機200
は、親子モードとは異なる周波数を用いしかも親機10
0とは全く非同期で動作しているため、親機100から
単発的に送信される制御信号を受信できないことによ
る。
【0010】図13は、図10に示す様な従来システム
において、子機200Aと子機200Bとが子機間モー
ドで通話している時の子機及び親機の無線利用状況を示
す概略図である。同図からも分かるように、子機間モー
ドの待受け中の状態から子機200Aと子機200Bが
そのまま周波数f2の無線信号による子機間直接通話へと
移行すると、親機100からの周波数f1 の制御信号が
受信できなくなってしまい、着信があった時に、親機1
00から子機200Aと子機200Bに上記着信情報を
伝達する手段がなく、親機100からの着信が全く受け
られないことになった。
【0011】ここでもし、子機200A,200Bが、
ある周波数・タイムスロットで通話をしながら、その合
間に異なる周波数・タイムスロットで親機からの制御信
号を受信することができれば上記不都合を生じることも
ない。しかしながら、この種の機能は以下の理由により
実現できなかった。
【0012】すなわち、この種のシステムにおける一般
的な子機は、コスト・スペースを抑えるために、シンセ
サイザを1個だけ使用しており、送信と受信の合間に周
波数を切り替えて再度ロックさせる必要がある。その一
方で、子機では、少しでも電池を長持ちさせるために、
送受信動作の合間にシンセサイザの電源を落とすことが
多い。図14は、子機のシンセサイザのバッテリーセー
ビングの一例を示すタイムチャートである。一般的なシ
ンセサイザでは、電源ONから周波数ロックまでに2タ
イムスロット弱の時間がかかるため、同図に示すように
送受信ともに3タイムスロットずつ電源をONする必要
がある〔同図(d)〕。このため、シンセサイザ1個で
はフレーム周期内では1フレーム〔同図(a)〕で1タ
イムスロットの送受信しかできない〔同図(b),
(c)〕。即ち、ある周波数・タイムスロットで通話を
しながら、その合間に異なる周波数・タイムスロットで
親機からの制御信号を受信するようなことはできなかっ
た。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
システムでは、親機の圏内で待ち受けをする際に、親子
モードで外線着信あるいは親機からの内線着信を待つ
か、子機間モードで他の子機からの呼び出しを待つかの
どちらか一方しか選択できなかった。ここで、親子モー
ドと子機モードとは、待ち受けに用いる周波数が全く異
なり、しかも子機モードでの待ち受けあるいは子機間通
話は独自の無線スロットタイミングを用いて親機とは全
く非同期に行われていた。
【0014】これにより、親子モードで待ち受け中の子
機は、他の子機からの子機間モードでの内線通話呼び出
しがあっても応答できず、例えば家庭内で親機の無線チ
ャネルが塞がっている場合に、他の部屋から子機間モー
ドで呼び出しても気づかない等の問題点があった。
【0015】逆に、子機間モードで待ち受け中または通
話中の子機は、外線着信または親機からの内線呼び出し
に応答できず、例えば家庭内で外線がかかってきても、
子機間モードに設定した子機を持って親機のリンガが聞
こえない場所にいると着信に気づかないという問題点が
あった。
【0016】更に、子機間モードで待ち受け中の場合
は、発呼側子機からいつ送出されるとも分からない呼出
信号に対し、子機間モード専用の周波数を非同期受信し
ながらその呼出信号を待たなければならず、親機が制御
信号を送出する一定の間隔毎に受信動作を行えば済む親
子モードの待ち受けに比べて消費電流が大幅に増大する
という問題点もあった。
【0017】本発明は上記問題点を除去し、親子モード
または子機間モードを意識することなく、外線着信,親
機からの内線着信あるいは子機間通話の呼び出しのいず
れに対しても子機が応答でき、併せて、上記いずれのモ
ードにおける待ち受け動作時にも効果的なバッテリーセ
ービングが図れるディジタルコードレス電話システムを
提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、親機と複数の
子機とで構成され、前記親機と前記子機間で通話を行う
親子モード及び前記子機間で直接通話を行う子機間モー
ドを有するTDMA/TDD方式のディジタルコードレ
ス電話システムにおいて、前記親機の無線圏内で待ち受
け中の子機は、前記親機から定期的に送信される制御信
号と、該待ち受け中の子機との子機間直接通話を所望す
る子機から送信される呼出信号とを、同一の動作モード
内で交互に受信するようにしたことを特徴とする。
【0019】望ましくは、子機間直接通話を所望する子
機は、相手子機に対する呼出信号を前記親機のTDMA
タイミングに同期して送信することを特徴とする。
【0020】また、待ち受け中の子機は、子機間直接通
話を所望する子機からの呼出信号を前記親機のTDMA
タイミングに同期して受信することを特徴とする。
【0021】更に、子機間直接通話中の双方の子機は、
前記親機のTDMAタイミングに同期して通話すること
を特徴とする。
【0022】また、子機間直接通話中の一方の子機は、
通話中に前記親機からの制御信号を受信し、該制御情報
を通話相手の子機に伝達することにより前記親機のTD
MAタイミングとの同期を維持するとともに親機からの
呼出に応答できることを特徴とする。
【0023】また、子機間直接通話中の双方の子機は、
通話中に前記親機からの制御信号を受信することにより
前記親機のTDMAタイミングとの同期を図ることを特
徴とする。
【0024】また、子機間直接通話に使用する無線スロ
ットと、前記親機からの制御信号を受信する無線スロッ
トを1スロット以上離間させることを特徴とする。
【0025】本発明では、親機の圏内にいる子機は、制
御信号の間欠受信による親子モードの待ち受けを行い、
更に、上記制御信号を受信するタイミングを避けて、呼
出信号の同期受信による子機間モ−ドの待ち受けも行
う。制御信号および呼出信号の受信の合間にはバッテリ
ーセービングを行い、なおかつ呼出信号を受信するまで
は、親機のTDMAタイミングとの同期を維持する。呼
出信号を受信したならば、発呼側子機のTDMAタイミ
ングとの同期確立・維持に切り替える。
【0026】次いで、発呼側子機は、親機との同期を維
持したまま、親機が制御信号を送信するタイムスロット
と同じタイムスロットで呼出信号を送信して子機間通話
を開始する。通話中に親機からの制御信号を間欠送信す
るフレームが来たならば、そのフレームだけ着呼側子機
からの音声信号を受信せず、親機からの制御信号を受信
する。これにより、親機のTDMAタイミングとの同期
維持を図ると同時に、外線着信あるいは親機からの内線
着信の有無を上記制御信号により知ることができる。着
信があった場合には、音声信号と一緒に着信を知らせる
制御データを送信して着呼側子機に知らせる。着呼側子
機では、上記制御データに基づき使用者に対して何等か
の手段で報知を行うことにより、親機からの着信を受付
けることができる。
【0027】上記構成によれば、親機の圏内で待ち受け
中の子機は、外線着信、親機からの内線着信、子機機間
モードの呼び出しのいずれにも応答でき、同様に、子機
間通話中の子機についても、外線着信または親機からの
内線着信に応答できる。ここで、上記親子モードの待ち
受けと子機間モードの待ち受けを連続して行い、それ以
外のタイミングでは待ち受け動作を停止するようにすれ
ば、親子モードでのバッテリーセービングとほぼ同じ期
間だけ待ち受け動作に係る電流の消費を抑止でき、子機
間モード用の周波数を非同期受信しながら呼出信号を待
つ従来方式に比べ、消費電流を大幅に節約ができる。
【0028】また、本発明では、子機間通話に入った
後、発呼側子機及び着呼側子機が相互に親機からの制御
信号を受信しながら親機との同期を維持して通話を行
い、かつ子機間通話に使用する無線スロットを親機から
の制御信号を受信する無線スロットに対して1スロット
以上間隔を空けるような制御も併用できる。
【0029】この制御によれば、子機間直接通話の無線
スロットと親機からの制御信号を受信する無線スロット
とが重なることがなく、親機との同期を確実に維持して
通話の安定化に貢献できる。また、子機間直接通話の無
線周波数と親機が一定間隔で制御信号を送出する無線周
波数とが異なる現状にあって、子機の無線部においてこ
れら異なる周波数を隣接する無線スロットで受信するた
めには高速でロックアップする周波数シンセサイザが不
可欠であるが、上述したスロット制御により、親機と子
機間の無線スロットに対する子機間の無線スロットを1
スロット以上離間させることで、通常のロックアップ速
度を持つ安価かつ小型な周波数シンセサイザで対応で
き、装置のコスト増が防げる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に係る
ディジタルコードレス電話システムの子機(図10にお
ける子機200に相当)の構成を示すブロック図であ
る。
【0031】この子機200において、1は受信側では
図示しない基地局からの電波を受信し中間周波数処理し
てディジタルベースバンド信号に変換して受信し、送信
側ではディジタルベースバンド信号を中間周波数処理し
て無線周波数に変換し電力増幅し電波として基地局に送
信する無線部、2は受信側ではディジタルベースバンド
信号からフレーム同期、ビット同期をとり同期信号を制
御部5に送ると共に受信信号をπ/4シフトQPSK復
調する復調部を、送信側ではシリアルディジタル信号を
π/4シフトQPSK変調する変調部を有するモデム
部、3は受信側ではπ/4シフトQPSK復調されたデ
ィジタル信号から自スロット信号を取り出し、送信側で
は音声符号化された信号をTDMA信号の自スロットに
のせるTDMA(Time Division Multiple Access )
部、4は受信側ではADPCM復調、PCM復調を行っ
てディジタル信号から音声信号を復調して受話器である
スピーカ43に送り、また送信側では送話器であるマイ
クロフォン44からの音声信号をPCM変調、ADPC
M変調する通話部である。
【0032】また、5は装置全体の制御を行う制御部、
6は通信に必要な表示やダイヤル番号などを表示する表
示部、7はキーダイヤル操作をはじめとする機器操作を
行う操作部、8は呼出音を発生するサウンダ、9は制御
に必要な情報、プログラムや短縮ダイヤルなどを記憶す
るメモリ部である。
【0033】無線部1は、送受信に共通に用いられ、電
波を送受信するアンテナ10、アンテナ10で受信した
基地局からの無線受信信号を送受切替えスイッチ11を
介して入力して増幅する受信アンプ12、該受信アンプ
12の出力を入力して同調選局し、無線受信信号をシン
セサイザ19から出力される搬送波信号等で中間周波数
処理してディジタルベースバンド信号に変換する第1受
信ミキサ13,第2受信ミキサ14、該第2受信ミキサ
14の出力を増幅する第2IFアンプ15、変調部から
のπ/4シフトQPSK変調信号を直交変調する直交変
調器16、該直交変調器16の出力を中間周波処理しシ
ンセサイザ19から出力される搬送波信号で変調する送
信ミキサ17、該送信ミキサ17の出力を送信に必要な
レベルまで電力増幅し送受切替えスイッチ11を介して
送信する送信パワーアンプ18、クリスタル発振器から
の発振信号から搬送波信号を合成して出力するシンセサ
イザ19、制御部5からの送受信制御信号に従ってアン
テナ10を受信アンプ12と送信パワーアンプ18に切
替える送受切替えスイッチ11等から構成される。モデ
ム部2は、第2IFアンプ15の出力である受信ディジ
タルベースバンド信号のπ/4シフトQPSK変調信号
を復調検波しシリアルデータ信号にするπ/4シフトQ
PSK復調部21と、チャネルエンコーダ32からのシ
ルアルデータ信号をπ/4シフトQPSK変調信号に変
調するπ/4シフトQPSK変調部22、該π/4シフ
トQPSK変調部22の出力を2系統に分離してそれぞ
れディジタル信号からアナログ信号に変換するD/A変
換器23a,23bの他、RSSI生成部24及びRS
SI判定部25を具備して構成される。
【0034】また、TDMA部3は、π/4シフトQP
SK復調部21の出力であるシリアルデータ信号から自
スロット信号を取出す時分割多重化のデコードを行うチ
ャネルデコーダ31と、ADPCMコーデック41から
の音声信号を送信スロットにエンコードするチャネルエ
ンコーダ32、上記復調シリアルデータ信号からユニー
クワード(UW)を検出するUW検出部33、そのUW
の検出結果に基づき親機100または他の子機200と
の同期確立の制御を行う同期生成部34から構成され
る。
【0035】通話部4は、音声信号の冗長性を利用して
音声信号の線形予測に従い通話品質を保ちながら簡単な
処理と少ない遅延で音声符号化を行う適応差分パルス符
号変調方式符号復号装置であるADPCM(Adaptive P
ulse Code Modulation)コーデック41と、アナログ音
声をPCM符号にディジタル化し、PCM符号にディジ
タル化された音声をアナログ信号に変換するPCM(Pu
lse Code Modulation)コーデック42から構成され、
受話器としてのスピーカ43と、送話器としてのマイク
ロフォン44に接続されている。
【0036】一方、制御部5は、マイクロプロセッサに
より構成され、装置全体の制御を実行する。この制御部
5には、通信に必要な表示やダイヤル番号などを表示す
る表示部6とキーダイヤル操作をはじめとする機器操作
を行う操作部7、呼出音を発生するサウンダ8、制御に
必要な情報、プログラムや短縮ダイヤルなどを記憶する
メモリ部9が接続されている。
【0037】本実施例の子機200は、第1受信ミキサ
13及び第2受信ミキサ14を有することからも分かる
ように、無線受信部にダブルスーパーヘテロダイン方式
を採用している。この方式では、受信信号の周波数を一
旦中間周波数に落としてからベースバンド帯域の周波数
に落とすため、エア上では同一周波数での送受信となる
が、子機内のシンセサイザには送信と受信で異なる周波
数を設定する必要がある。この場合においても、コスト
・スペース等の制約から、シンセサイザを1個だけ使用
しており、フレーム周期内では1フレームで1タイムス
ロットの送受信しかできない。即ち、ある数タイムスロ
ットで通話をしながら、その合間に異なる数タイムスロ
ットで親機からの制御信号を受信できない。
【0038】以下、本発明に係る子機200の特有の動
作について説明する。図2は、本発明における子機20
0の待ち受け動作の一例を示すタイムチャートである。
親機100からは、自己のフレーム〔同図(a)〕を基
に、着信の有無を知らせる制御信号〔同図(b)〕が例
えば1秒間隔で送信されている。子機200は親機10
0に同期しており、親機100の送信タイミングに合わ
せてシンセサイザ19を親子モード用周波数に設定しか
つ受信系回路を立ち上げることにより〔同図(d),
(e)〕、制御信号を同期受信する。更に、制御信号の
受信位置から親機100のTDMAタイミングを割り出
し、バッテリーセービング中に生じる自分のTDMAタ
イミングの同期ずれを補正する。これにより、親機10
0との同期が維持される。
【0039】続いてシンセサイザ19を子機間モード用
周波数に切り替え、更には、送信/受信のフレームタイ
ミングを逆転させて〔同図(f)〕、一定フレーム数だ
け、例えば家庭用システムであれば同一親機につながる
子機の数だけ、親機100からの制御信号を受信したタ
イムスロットと同じタイムスロット(ただし送信/受信
のタイミングは逆転している)で同期受信を行う〔同図
(d),(e)〕。後述するように、発呼側子機からの
呼出信号〔同図(c)〕は、これらのいずれかのフレー
ムで送信されるため、従来システムのように非同期受信
をしなくても呼出信号を受信できる。呼出信号を受信し
た子機200は、この時点から着呼側子機となり、呼出
信号の受信位置から発呼側子機のTDMAタイミングを
割り出し、自分のTDMAタイミングをこれに合わせて
同期を確立する。呼出信号が受信されない場合は、送信
/受信フレームタイミングを再度逆転させてからバッテ
リーセービングに入る。呼出信号待ち受け中およびバッ
テリーセービング中は、子機200のTDMAタイミン
グはフリーラン状態であり、制御信号受信時に補正した
親機100との同期がそのまま維持される。
【0040】図3は、本発明における発呼側子機の呼出
動作の一例を示すタイムチャートである。この例は、特
に、子機Bが待ち受け状態から発呼側子機に切り替わる
時の動作を示している。図2で説明したように、待ち受
け中の子機Bは、親機100の送信タイミング〔同図
(a)〕に合わせてシンセサイザ19を親子モード用周
波数に設定しかつ受信系回路を立ち上げ〔同図(d),
(e)〕、制御信号〔同図(b)〕を同期受信すること
により、親機100との同期を維持している。
【0041】この状態で子機Bにおいて子機間通話の発
呼キーが押されて発呼側子機となっても、子機Bは、従
来システムとは異なり、親機100との同期を維持し続
けるように動作する。そして、親機100からの次の制
御信号を受信した後、シンセサイザ19を子機間モード
用周波数に切り替えかつ送信系回路を立ち上げて〔同図
(d),(f)〕、予め決められたフレームで、かつ親
機100が制御信号を送信したのと同じタイムスロット
で呼出信号を単発送信する〔同図(c)〕。単発送信す
るフレームは、例えば同一親機につながる複数の子機に
固有の番号を付加しておき、1番の子機は制御信号を受
信した直後のフレームで、2番の子機はその次のフレー
ムで、3番は更にその次のフレームでという様に、子機
毎に異なるフレームを予め決めておく。待ち受け中の子
機は、図2で説明したように、子機数と同じフレーム数
だけ同期受信するため、どの子機が呼出信号を送信して
も受信できる。
【0042】この制御により、複数の子機200(A,
B,C)が呼出信号を送信しても、呼出信号同士が衝突
・干渉するのを防ぐことができる。もし、呼出信号を送
信しても着呼側子機から応答がなかった場合には、親機
からの次の制御信号受信を待って、再度同じタイミング
で呼出信号を単発送信する。
【0043】上記の如く、本発明では、待ち受け中の子
機200は親機100からの制御信号と発呼側子機から
の呼出信号の両方を1つのモードで受信できる。即ち、
外線着信や親機100からの内線着信に応答できる一方
で、子機間モードの発呼側子機からの呼出にも応答でき
る。更に、呼出信号の受信を、受信系回路を長時間連続
してパワーオンする非同期受信ではなく、タイミングス
ロット幅だけパワーオンすればすむ同期受信で行うた
め、従来の子機間モードでの待ち受けに比べて消費電流
の増加がほとんどない。
【0044】次に、図4は、本発明における子機間通話
の動作の一例を示すタイムチャートである。通話中の発
呼側子機のTDMAタイミング〔同図(c)〕は、フリ
ーラン状態のまま親機100との同期を維持している。
着呼側子機のTDMAタイミング〔同図(g)〕は、発
呼側子機との同期を維持している。親機からは、自己の
フレーム〔同図(a)〕に従い、着信の有無を知らせる
制御信号〔同図(b)〕が例えば1秒間隔で送信されて
いる。
【0045】発呼側子機は、自らのTDMAタイミング
に従ってシンセサイザ19を子機間モード用周波数に切
り替え、送信スロットで自らの音声信号〔同図(e)〕
を送信し、受信スロットで着呼側子機からの音声信号
〔同図(f)〕を受信しながら親機との同期を維持した
通話を行う。通話中にも、発呼側子機は、親機100が
制御信号を送信するフレームを知っており、そのフレー
ムでシンセサイザ19を子機間モード用周波数から親子
モード用周波数に切り替えて〔同図(d)斜線部〕、着
呼側子機からの音声信号を受信せずに親機100からの
制御信号を受信する。更に、制御信号の受信位置から親
機のTDMAタイミングを割り出し、通話中に生じた自
分のTDMAタイミングの同期ずれを補正する。これに
より、発呼側子機と親機との同期が維持される。その
後、シンセサイザ19を子機間モード用周波数に切り替
えて子機間通話を継続する。結果的に、発呼側子機の受
信音声が制御信号を受信するフレームだけ通話が途切れ
ることになるが、途切れる長さは1フレームのみである
ため、それほど違和感を感じずに通話を行うことができ
る。 受信した制御信号の中に外線着信あるいは親機か
らの内線着信を示すデータが含まれていた場合、発呼側
子機は、その情報を音声信号と一緒に着呼側子機に送信
する。これを受けた着呼側子機では、音声信号に外線着
信を報知する信号音を重畳させるなどして利用者に知ら
せる。発呼側子機でも同様な方法で利用者に知らせる。
これにより、利用者は子機間通話を保留あるいは切断し
て外線着信に応答することができる。
【0046】従来システムでは、親子モードで待ち受け
中の子機は、周波数が異なりかつ親機との同期を維持し
なければならないため、発呼側子機からの子機間モード
の呼出信号を受信できず、また、子機間モードで待ち受
け中の子機は、周波数が異なりかつ親機と同期していな
いため、親機から単発的に送信される制御信号を受信で
きなかった。これに対し、本発明では、子機が子機間直
接通話状態に移っても、親機からの制御信号を同時に受
信して無線スロットの同期を維持すべく制御するため、
例えば、通話中の発呼側子機が親機からの制御信号を受
信して着信側子機に伝えることにより、子機間通話中で
も外線着信や親機からの内線着信に応答可能となる。
【0047】尚、上記実施の形態では、子機間通話中、
一方の子機200が親機100からの制御信号を受信
し、該制御信号をもう一方の子機に送出することによ
り、双方の子機が親機との同期を維持するようにしてい
るが、この他、図5に示す如く、双方の子機200
(A,B)が親機100からの制御信号を受信して個別
に親機との同期を維持して子機間通話を行う方法も考え
られる。
【0048】この場合、待ち受け中の子機は、一定周期
で親機100からの周波数f1 の制御信号を受信してお
り、無線スロットの同期は維持している。この状態で子
機間直接通話に移行する時、子機間通話親機モードとな
る子機(発呼側子機)の無線スロット同期を親機100
とのタイミングをそのまま使用して制御信号を送信する
ように子機200の制御を行なう。子機間直接通話の相
手となるべき子機(着呼側子機)200は、この制御信
号を受信して無線スロット同期を確立するため、親機1
00との無線スロットの同期も同時に確立できる。その
後は、図5に示す如く、子機間通話を維持するために必
要な周波数f2 の通話信号の送受信を行ないながら、一
定間隔で親機100から送信される周波数f2 の制御信
号を受信し、無線スロットの再同期を行いつつ親機10
0との通信を行う。
【0049】図6及び図7は、それぞれ、この例に係る
子機間モードでの無線スロットの設定例を示すものであ
る。これらの例では、いずれの場合も、各子機200が
子機間直接通話を行うために用いる無線スロットと親機
100からの制御信号を受信する無線スロットとが隣接
して設定されている。この様に設定された無線スロット
を用いた場合、子機間モードでの待ち受けあるいは子機
間直接通話を行ないながら親機100からの制御信号も
同時に受信できるため、公衆回線からの着信を子機20
0に報知することができる。加えて、子機間直接通話に
用いる無線スロットと親機100からの制御信号を受信
する無線スロットとが独立しているため、上記実施例の
如く、発呼側子機が制御信号を受信する際に着呼側子機
の音声信号の受信が阻害され、この時の1スロット分だ
け通話が途切れるという事態を回避できる。
【0050】ところで、図6及び図7に示す如く、子機
間直接通話の無線スロットと親機100から送信される
制御信号の無線スロットを隣接する無線スロットに配置
した場合、以下の様な不都合が考えられる。まず1つ目
は、親機100から送信される制御信号の無線スロット
は、制御用の周波数の有効利用を図るため一定周期でし
か送信されない。従って、子機200では受信と受信の
間は子機固有の内部のタイマを使用して、次の受信のタ
イミングを取っており、このために図6及び図7に符号
Xで示すような受信タイミングのずれを生じることがあ
る。このずれXは子機200と親機100の固有のタイ
マの相対的なズレにより変化する。一般的に、このズレ
Xは、前記周期に大きく左右されるが、だいたい数10
μsec 程度あり、図6の様に後方にずれている場合は問
題ないが、図7の様に前方にずれている場合は、子機間
直接通話の無線スロットと重なってしまい受信でなくな
ることもある。
【0051】2つ目としては、子機間直接通話用の無線
周波数(f2 )と親機100が一定間隔で送信する制御
信号の無線周波数(f1 )が異なる場合、子機200の
無線受信部ではこの異なる2つの周波数を選択し受信す
る必要があり、隣接する無線スロットで異なる周波数の
無線信号を受信するために、高速でロックアップする周
波数シンセサイザが必要となる。しかしながら、高速で
ロックアップするシンセサイザはコスト的に高くかつ回
路規模も大きくなるため、移動通信装置の低コスト化、
小型化に不利となる。
【0052】上記2つの不都合を解決するためには、例
えば、図8及び図9に示す様に、子機間直接通話の無線
スロットと親機100から送信される制御信号の無線ス
ロットを1スロット間隔を空けて使用する様に子機を制
御する方法がある。この制御によれば、図6及び図7に
示す様な無線信号のずれが生じても無線スロットが重な
ることは考え難く、正常な受信の維持ができる。また、
隣接するスロットを使用していないことで、周波数シン
セサイザのロックアップまでの時間が十分得られるよう
になり、ロックアップ時間の制限が緩く安価かつ小型な
周波数シンセサイザを用いることができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
親機の圏内で待ち受け中の子機が、親機からの制御信号
と、子機間直接通話を所望する他の子機からの呼出信号
とを同一の動作モード内で交互に受信し、上記呼出信号
により子機間直接通話に移行した後も、発呼側子機から
の通話信号と同時に上記制御信号を受信して無線スロッ
トの同期を親機側に合わせるようにしたため、親機の圏
内で待ち受け中の子機は、親子モードで待ち受けをする
か、子機間モードで待ち受けをするかといった選択を行
うことなく、外線着信、親機からの内線着信、子機間通
話の呼び出しのいずれにも応答可能となる。同様に、子
機間通話中の子機も、子機間通話を保留・切断して外線
着信や親機からの内線着信に応答でき、これにより、家
庭内でも子機間通話の利用を促進して、無線チャネルの
有効利用が図れる。
【0054】また、親機からの制御信号と他の子機から
の呼出信号とを交互に受信する動作のインターバル期間
を利用して、親子モードでの場合とほぼ同等のバッテリ
ーセービングが行え、子機間モード用の周波数を非同期
受信しながら呼出信号を待つ従来方式に比べ、消費電流
を大幅に節約ができる。
【0055】更に、子機間直接通話に入った後、発呼側
子機及び着呼側子機が個々に親機からの制御信号を受信
しながら親機との同期を維持して通話を行うようにし、
かつその通話に用いる無線スロットと親機からの制御信
号を受信する無線スロットを1スロット以上間隔を空け
るような制御を併用することによって、親子間あるいは
子機間のそれぞれ異なる周波数の切り替えに対して、通
常のロックアップ速度を持つ小型かつ安価な周波数シン
セサイザで対応でき、システム全体の小型化・低コスト
化に貢献できるという優れた種々の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電話システムの子機の構成を示す
ブロック図。
【図2】本発明の子機の待ち受け動作を示すタイムチャ
ート。
【図3】本発明の子機間モードでの発呼側子機の呼出動
作を示すタイムチャート。
【図4】本発明の子機間モードでの通話動作を示すタイ
ムチャート。
【図5】本発明の子機間通話時の無線利用状況を示す概
略図。
【図6】図5における子機間通話に係る無線スロットの
設定例を示す図。
【図7】図5における子機間通話に係る無線スロットの
別の設定例を示す図。
【図8】図6における無線スロットの設定例の改良例を
示す図。
【図9】図7における無線スロットの設定例の改良例を
示す図。
【図10】電話システムの一般的構成を示す概略図。
【図11】従来システムの親子モードでの待ち受け動作
を示すタイムチャート。
【図12】従来システムの子機間モードでの待ち受け動
作を示すタイムチャート。
【図13】従来システムの子機間通話時の無線利用状況
を示す概略図。
【図14】従来システムにおける子機のバッテリーセー
ビング例を示すタイムチャート。
【符号の説明】
100 親機、200(A,B,C) 子機、1 無線
部、10 アンテナ、11 送受切替えスイッチ、12
受信アンプ、13 第1受信ミキサ、14第2受信ミ
キサ、15 第2IFアンプ、16 直交復調器、17
送信ミキサ、18 送信パワーアンプ、19 シンセ
サイザ、2 モデム部、21 π/4シフトQPSK復
調部、22 π/4シフトQPSK変調部、23a,2
3bD/A変換器、24 RSSI生成部、25 RS
SI判定部、3 TDMA部、31 チャネルデコー
ダ、32 チャネルエンコーダ、33 UW検出部、3
4 同期生成部、4 通話部、41 ADPCMコーデ
ック、42 PCMコーデック、43 スピーカ、44
マイクロフォン、5 制御部、6 表示部、7操作
部、8 サウンダ、9 メモリ部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親機と複数の子機とで構成され、前記親
    機と前記子機間で通話を行う親子モード及び前記子機間
    で直接通話を行う子機間モードを有するTDMA/TD
    D方式のディジタルコードレス電話システムにおいて、 前記親機の無線圏内で待ち受け中の子機は、前記親機か
    ら定期的に送信される制御信号と、該待ち受け中の子機
    との子機間直接通話を所望する子機から送信される呼出
    信号とを、同一の動作モード内で交互に受信するように
    したことを特徴とするディジタルコードレス電話システ
    ム。
  2. 【請求項2】 子機間直接通話を所望する子機は、相手
    子機に対する呼出信号を前記親機のTDMAタイミング
    に同期して送信することを特徴とする請求項1記載のデ
    ィジタルコードレス電話システム。
  3. 【請求項3】 待ち受け中の子機は、子機間直接通話を
    所望する子機からの呼出信号を前記親機のTDMAタイ
    ミングに同期して受信することを特徴とする請求項1記
    載のディジタルコードレス電話システム。
  4. 【請求項4】 子機間直接通話中の双方の子機は、前記
    親機のTDMAタイミングに同期して通話することを特
    徴とする請求項1記載のディジタルコードレス電話シス
    テム。
  5. 【請求項5】 子機間直接通話中の一方の子機は、通話
    中に前記親機からの制御信号を受信し、該制御情報を通
    話相手の子機に伝達することにより前記親機のTDMA
    タイミングとの同期を維持するとともに親機からの呼出
    に応答できることを特徴とする請求項4記載のディジタ
    ルコードレス電話システム。
  6. 【請求項6】 子機間直接通話中の双方の子機は、通話
    中に前記親機からの制御信号を受信することにより前記
    親機のTDMAタイミングとの同期を図ることを特徴と
    する請求項4記載のディジタルコードレス電話システ
    ム。
  7. 【請求項7】 子機間直接通話に使用する無線スロット
    と、前記親機からの制御信号を受信する無線スロットを
    1スロット以上離間させることを特徴とする請求項6記
    載のディジタルコードレス電話システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007259371A (ja) * 2006-03-27 2007-10-04 Hitachi Kokusai Electric Inc 無線通信システム
JP2016509795A (ja) * 2013-01-16 2016-03-31 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 端末間通信実行方法及びそのための装置

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