JP3003102U - 種物入り味付けコンニャク - Google Patents
種物入り味付けコンニャクInfo
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- JP3003102U JP3003102U JP1994005206U JP520694U JP3003102U JP 3003102 U JP3003102 U JP 3003102U JP 1994005206 U JP1994005206 U JP 1994005206U JP 520694 U JP520694 U JP 520694U JP 3003102 U JP3003102 U JP 3003102U
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- seeds
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スライスしても中身の種物と外皮のコンニャ
クが分離しない種物入リ味付けコンニャクを提供するこ
とを課題とする。 【構成】 コンニャク50の中心にニンジン等の野菜そ
の他の種物51を充填したコンニャクであって、種物5
1の表面に膨張性食材52をまぶしてから筒状コンニャ
クの中空孔内に種物51を充填して煮沸することでコン
ニャク50と種物51の間に膨張性食材が変質した膨張
接着層52を形成した種物入リ味付けコンニャクであ
る。 膨張性食材52は、マンナンと石灰を9:1の比
で混合したものである。膨張性食材は着色することなど
自由にできる。筒状コンニャクの中空孔内に種物51を
充填して、味付け煮沸によりコンニャク50と種物51
の間に膨張接着層52を形成したのちに調味液53とと
もに真空パックすると調味の時間も短縮でき、またスラ
イスしたものを真空パックしてもよく、種物とコンニャ
クは分離することはない。
クが分離しない種物入リ味付けコンニャクを提供するこ
とを課題とする。 【構成】 コンニャク50の中心にニンジン等の野菜そ
の他の種物51を充填したコンニャクであって、種物5
1の表面に膨張性食材52をまぶしてから筒状コンニャ
クの中空孔内に種物51を充填して煮沸することでコン
ニャク50と種物51の間に膨張性食材が変質した膨張
接着層52を形成した種物入リ味付けコンニャクであ
る。 膨張性食材52は、マンナンと石灰を9:1の比
で混合したものである。膨張性食材は着色することなど
自由にできる。筒状コンニャクの中空孔内に種物51を
充填して、味付け煮沸によりコンニャク50と種物51
の間に膨張接着層52を形成したのちに調味液53とと
もに真空パックすると調味の時間も短縮でき、またスラ
イスしたものを真空パックしてもよく、種物とコンニャ
クは分離することはない。
Description
【0001】
本考案は、種物入リ味付けコンニャクに関するものである。
【0002】
従来、種物が入ったコンニャクとしては、特開昭54ー143543号「コン ニャク巻き」、実開昭63ー53289号「種物入りコンニャク」がある。
前記の「コンニャク巻き」は、筒状コンニャクに食品を充填したものであるが 、筒内に充填された食品は、コンニャクの加温収縮で圧着するだけで実際は接着 していないので、種物は抜け出たり分離しやすく、スライスなどの薄切りには向 いていないものである。 また前記「種物入りコンニャク」は、そのような分離がないようにかつ味がし みやすいように、筒内に種物を差し込みその種物に貫通して串をさしかつ表面に 多数の切り溝を形成したものである。 種物を貫通串刺ししないものは、やはり種物とコンニャクが分離してしまう。 このように、種物をコンニャクの穴や筒内にいれただけでは、調理中やスライス の際に分離しやすい問題があったのである。 分離するということは、煮物や包丁で切る調理に適さない食品であった。 本考案ではスライスしても分離しない種物入リ味付けコンニャクを提供するこ とを課題とする。 しかも、膨潤したコンニャクの安定を破壊しないで、種物との調和のある味付 けをしたコンニャクを提供することを課題とする。
【0003】
ここに本考案は、コンニャクの中心にごぼうやニンジン等の種を充填したコン ニャクであって、先ず筒状にコンニャクを作成して適当長さに切断し、適当な長 さ太さに切断し予めボイル加工したニンジンやゴボウなどの種物の表面に膨張性 食材をまぶしてから筒状コンニャクの中空孔(筒内)に種物を充填して、調味液 で味付け煮沸することによりコンニャクと種物の間に膨張接着層を形成した種物 入リ味付けコンニャクを提供するものである。 膨張性食材が、煮沸により、膨張接着層に変質して筒状コンニャクの中心に種物 が密着した種物入リ味付けコンニャクが提供される。
【0004】 本考案の種物入リ味付けコンニャクは、まず長尺筒状コンニャクを作成し、こ れを所定長さに切断し、この筒状コンニャクに、膨張性食材をまぶしたボイル済 種物を充填して、味付け煮沸して膨張性食材を両者の接着層に変質させることで 達成できるものである。
【0005】 なお本考案では、本件考案者が先に出願した味付けコンニャクの製造方法を適 用することもできる。 長尺の筒状コンニャクを作成した後に、少なくとも12時間以上静置し、次に 筒状コンニャク表面に多数の微細な貫通孔を形成し、次いで1%(小量)の石灰 を入れた水温22℃〜23℃の水に12〜24時間浸し、次ぎに種物の充填をし て調味液で煮沸し、調味液とともに真空パックした種物入リ味付けコンニャクを 作成できる。 種物入リ味付けコンニャクの表面に微細な貫通孔を多数形成したものであるの で、調味液のしみ込みが多く、多様な調味が期待できる。
【0006】 本考案の種物入リ味付けコンニャクの輪郭形状や中空孔の形状は、角形、円形 など適宜にでき、調味も種々選択できる。
【0007】
ここで、本考案に係る種物入リ味付けコンニャクの一実施例を図面に基いて説 明する。 図1は、味付けされたコンニャク50の中心に種物51が充填されかつ両者の 間に膨張接着層52を形成し、調味液53に漬けられた種物入リ味付けコンニャ クを示すものである。 膨張接着層52は、コンニャク50と種物51とを密着している。 コンニャク コンニャク50は、包装容器54に調味液53とともにパックされており、棒 状の長いコンニャク50や、これをスライスした態様などで提供される。
【0008】 図1実施例のスライスした種物入リ味付けコンニャクは、、次ぎのような工程 で作成される。 第1工程:筒状コンニャクの作成。 第2工程:所定長さに筒状コンニャクを切断。 第3工程:ボイル済種物に膨張性食材をまぶして、筒状コンニャクへ充填。 第4工程:味付け煮沸。 第5工程:調味液とともにパック。 詳説すれば、まず所要量の温湯に3%位の量のコンニャク粉を入れて攪拌して 、30分〜40分間位放置し、これに石灰乳(精石灰を水で溶いたもの)とPH 調整剤と、クロレラ粉末(ひじき・パプリカ・クチナシ・しそ・などの乾燥粉末 添加物を1種又は数種入れてもよい)を入れ、1〜2分位攪拌しながら、 スクリューポンプ装置12で、水を吐出する中子13を有するノズル14から消 石灰を添加した温湯中に射出して、50m〜500mの長尺の筒状コンニャク3 を作成する。 20分間ボイルする。 次ぎにこの長尺の筒状コンニャク3を、変速機付きカッター18で所定長さに 切断する。 1〜2時間凝固膨潤させる。その後清水中に移してアクを抜いておく。 このように所定長さの筒状のコンニャク5は、常法で作成できる。 種物51となる食品は、例えばニンジン、たけのこ、ごぼう、ふき、セロリな どの野菜、かまぼこ等の加工水産物、加工肉製品などであり、予め、適当な長さ ・太さに切断してボイルしておく。 次いで種物51の表面にコンニャク粉(マンナン)と石灰を約9:1の比で混 合した粉末状の膨張性食材をまぶす。 膨張性食材には、着色材を添加して、色彩的おもしろさのある商品を作成するこ ともできる。 膨張性食材は、湯中で含水して種物と筒状コンニャクの隙間で膨張凝固し、膨張 接着層52となりコンニャク50と一体的に融合してかつ種物51の表面に接着 することになる。 このような膨張性食材をまぶした種物51を筒状コンニャク5の中空部に挿入 し、ついで醤油等で調味した湯中に投入して、味付け煮沸する。 静置して冷やしたのち、そのまま或はスライスして、調味液53とともに真空パ ックし、次いで80℃で煮沸殺菌する。 調味液53は、甘酢、梅酢、醤油、など適宜選択され、天然調味料とオリゴ糖 の混合液など、特異な液体副原料で調整される。
【0009】 図2は、種物入リ味付けコンニャクの製造工程を示す工程図である。 第1工程;温度70〜80℃の湯水700リットルに、コンニャク粉25Kg 、天然着色料および香味料(フレーバー)、牛骨粉適当量、を原料 混合機10で混合し、混合原料1を得る。 混合原料1に固形粉末副原料1aとして、ひじき、クロレラ、パプ リカ等香辛料、しそ、海苔粉末、ごま、わさび粉末、粉末納豆、そ の他の乾燥素材を添加することもできる。 副原料1bとして、漢方薬あるいは漢方薬原料とされている草根粉 末、野草粉末、骨肉粉末などの混入も可能である。 なお、ショ糖脂肪酸エステルを混合原料1に微量添加することによ り、調味料や着色料の吸収が向上するのでこれを利用することもで きる。 第2工程;前記混合原料1に精石灰1,5Kg 、水30リットルを加え、PH 調整剤を加え攪拌機11で混合攪拌し、精石灰混合原料2を得る。 第3工程;前記精石灰混合原料2をスクリューポンプ装置12へ導入して、水 を吐出する中子13を有するノズル14から消石灰を添加した温湯 中に射出して、中心に中空孔を有する筒状の長尺のコンニャク3を 作成する。 12時間以上静置して、比較的凝固程度の高い長尺の筒状コンニャ ク3を得る。 第4工程;この工程は、選択的に採用する工程であり、手作業又は、穴あけ機 15で、前記筒状コンニャク3の表面へ多数の微細な穴31をあけ る。 多数の微細な針を植設した昇降体を筒状コンニャク3に接触させる ことにより容易に形成することができる。 多数の微細な穴は味がしみやすい構造であり、また「アク」が抜け やすい構造である。 穴31は、相当の深さで中空孔へ貫通する孔でもよい。 第5工程;次いで1%の石灰を入れた水温22℃〜23℃の水槽16に12〜 24時間浸し、かつコンプレッサー17でこの石灰水に気泡を噴射 して、微細穴付コンニャク4に気泡との衝突および気泡噴射によっ て生じる水流による回転を与える。 この工程は、微細穴31を維持し、コンニャクの形状の安定化を 図り、離水現象の防止や保形性を向上させる効果がある。 第6工程;次ぎに変速ギア付きのカッター18で所望の長さに切断して、所定 の大きさの筒状コンニャク5を得る。 第7工程;一方、種物51となる食品、例えばニンジン、たけのこ、ごぼう、 ふき、セロリなどの野菜を予め、適当な長さ・太さに切断してボイ ルしておく。この種物51は、根菜などの野菜に限らず、種々の食 品が適用できる。 そして種物51の表面にコンニャク粉(マンナ ン)と石灰を9:1の比で混合した粉末状の膨張性食材をまぶす。 膨張性食材には、着色材を添加して、色彩的おもしろさのある商品 を作成することもできる。 膨張性食材は、湯中で含水して種物51と筒状コンニャク5の隙間 で膨張凝固し、コンニャク(層)50と一体的に融合してかつ種物 51の表面に接着することになる。 このような膨張性食材をまぶ した種物51を筒状コンニャク5の中空部に挿入する。 挿入作業は、手作業であるが、将来は自動化も可能である。 第8工程;前記種物51を入れた筒状コンニャク5を回転式ボイル機19に投 入し煮沸する。 回転式ボイル機19には、醤油等で味付けした調味液が入っている 。 調味液は、例えば「しいたけ」「コンブ」「醤油」「調味料」など で調整した味付け用のものである。 この時間は、5〜10分で、短い時間が好ましい。長い時間煮沸す ると、表面が少し固化して透明感や、歯ざわりがよくない。 調味液には、液体副原料1cを添加する。 液体副原料1cは、オリゴ糖、ビフィズス菌溶液などである。 また、人参エキスや、薬草をカイライ機でペースト状にした漢方薬 エキスなどである。 第9工程;煮沸した筒状コンニャク5を包装容器54に入れ、一方調味タンク から前記の調味液または別途調整した調味液を包装容器に入れる。 調味液53は、食塩・砂糖・醤油・だし汁などで調整した醤油味や 、酢を添加した酢漬け液などである。 そして調味液53とともに真空パック自動機で真空パックする。 このとき筒状コンニャク5は、種物51としっかり一体化している ので、棒状でも、薄くスライスしてからでも包装容器54に入れる ことができる。 第10工程;次ぎに、80℃前後の温度で、殺菌機で加熱殺菌し、製品としての 種物入り味付コンニャクを得る。
【0010】 本件考案は、前記の第1工程〜第10工程や装置使用してをそのまま実施する ことを不可欠とするものではない。 構造的に、コンニャク50の中心に種物51が充填されかつ種物51の周囲に加 熱により膨張し接着する食材である膨張接着層52を形成したものであれば、製 造工程は前記工程に限定されるものではない。 製品例としては、クロレラ粉末を添加した薄緑のコンニャク50の中心に赤色 のニンジンを充填して膨張接着層52を両者が引き立つように半透明にしたもの など、コンニャク50に添加する混合副原料と、種物51の色彩の組み合わせで 種々のものができる。
【0011】
次ぎに、本考案に係る種物入リ味付けコンニャクによる特有な技術的効果につ いて説明する。 第一に、本願考案に係る種物入リ味付けコンニャクは、種物とコンニャクが 分離しない特徴が顕著である。 このことは、従来の種物入りコンニャクが、調理中に分離し、スライスなど には不向きであった点を考慮すると、調理の方法や用途にきわめて大きな差 がある。 従来のコンニャク製造設備へ、送り出し機とカッターを連設して、筒状コン ニャクを作成し、ボイル済種物の表面に膨張性食材をまぶしたものを充填し て作成するので、製造上の負担も少ない。 製造においては、種物に膨張性食材を粉としてまぶすので処理が楽である。 筒状のコンニャクは、ボイルにより少し収縮するが、膨張性食材は、内側か 膨張して接着してゆくので、種物の形が多少不規則でも全体の形が統一的に 維持されて、凹んだりせず貧弱にならない。 調味液中にパックした味付コンニャクは、賞味期間は長期化でき、離水現象 や腐敗を防ぎ、保形性が維持される。 外側コンニャクと種物の組み合わせで、商品の多様化やバリエーションが可 能であり、和食に限らず洋食の食材としても可能性がある。 本考案は、種物入りコンニャクにおいて、より保形性と調味を向上したもので あり、実用的であり、商品価値を大きくした、きわめて優れた考案である。
【図1】本考案に係る種物入リ味付けコンニャクの一実
施例を示す斜視図。
施例を示す斜視図。
【図2】本考案に係る種物入リ味付けコンニャクの製造
例を示す工程図。
例を示す工程図。
50 コンニャク 51 種物 52 膨張接着層 53 調味液 54 包装容器
Claims (5)
- 【請求項1】 コンニャクの中心にニンジン等の種物を
充填したコンニャクであって、種物の表面に膨張性食材
をまぶしてから筒状コンニャクの中空孔内に種物を充填
して煮沸することでコンニャクと種物の間に膨張接着層
を形成したことを特徴とする種物入リ味付けコンニャ
ク。 - 【請求項2】 コンニャクの中心にニンジン等の種物を
充填したコンニャクであって、種物の表面にマンナンと
石灰を9:1の比で混合した膨張性食材をまぶしてから
筒状コンニャクの中空内に種物を充填して、味付け煮沸
によりコンニャクと種物の間に膨張接着層を形成したこ
とを特徴とする種物入リ味付けコンニャク。 - 【請求項3】 コンニャクの中心にニンジン等の種物を
充填したコンニャクであって、種物の表面にマンナンと
石灰を9:1の比で混合しかつ着色した膨張性食材をま
ぶしてから筒状コンニャクの中空孔内に種物を充填し
て、味付け煮沸によりコンニャクと種物の間に着色した
膨張接着層を形成したことを特徴とする種物入リ味付け
コンニャク。 - 【請求項4】 コンニャクの中心にニンジン等の種物を
充填したコンニャクであって、種物の表面にマンナンと
石灰を9:1の比で混合した膨張性食材をまぶしてから
筒状コンニャクの中空孔内に種物を充填して、味付け煮
沸によりコンニャクと種物の間に膨張接着層を形成した
のちに調味液とともに真空パックしてなる種物入リ味付
けコンニャク。 - 【請求項5】 コンニャクの中心にニンジン等の種物を
充填したコンニャクであって、種物の表面にマンナンと
石灰を9:1の比で混合しかつ着色した膨張性食材をま
ぶしてから筒状コンニャクの中空孔内に種物を充填し
て、味付け煮沸によりコンニャクと種物の間に着色した
膨張接着層を形成したのちにスライスして調味液ととも
に真空パックしてなる種物入リ味付けコンニャク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1994005206U JP3003102U (ja) | 1994-04-14 | 1994-04-14 | 種物入り味付けコンニャク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1994005206U JP3003102U (ja) | 1994-04-14 | 1994-04-14 | 種物入り味付けコンニャク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3003102U true JP3003102U (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=43139057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1994005206U Expired - Lifetime JP3003102U (ja) | 1994-04-14 | 1994-04-14 | 種物入り味付けコンニャク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3003102U (ja) |
-
1994
- 1994-04-14 JP JP1994005206U patent/JP3003102U/ja not_active Expired - Lifetime
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