JP3003076U - 粉体スプレー装置 - Google Patents

粉体スプレー装置

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JP3003076U
JP3003076U JP1994005142U JP514294U JP3003076U JP 3003076 U JP3003076 U JP 3003076U JP 1994005142 U JP1994005142 U JP 1994005142U JP 514294 U JP514294 U JP 514294U JP 3003076 U JP3003076 U JP 3003076U
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敏雄 山下
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敏雄 山下
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉末状の微髪毛等の粉体を噴霧状にして適量
ずつ散布し、毛髪等に付着できるようにする。 【構成】 容器本体1内にガスボンベ体2を収納し、微
髪毛の如き粉体Pを収容する収容部4を区画する。ガス
ボンベ体2内の圧力ガスをガスボンベ体2に連結した噴
出案内管21を介して噴射させるものとし、この噴出案
内管21先端には、収容部4上方から収容部4内に向か
って圧力ガスを絞り込み状に噴射案内させる噴射ノズル
24を連結する。 【効果】 収容部4に収容された粉体Pの上方から圧力
ガスを噴射することで、粉体Pを細かく砕き、凝固を防
止し、噴出量を定量化できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、主として、粉末状に形成されている微髪毛等の粉体を噴霧状にし て適量ずつ毛髪等に付着させるための粉体スプレー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、少なくなった頭髪の如き毛髪を自然な状態とさせるために、粉末状の微 髪毛を毛髪に付着させることで、毛髪のボリューム感を発揮させるようにするこ とが行なわれており、しかも、これは、自然な使用感が得られることで好まれて もいる。
【0003】 そのための粉体スプレー装置の一つとして、例えば実開昭62−20665号 公報にあるように、微髪毛が収容されている容器本体内に、圧力ガスが封入され ているガスボンベ体を収納したものがある。これは、容器本体外からのガスボン ベ体のノズルに対する開放噴出操作によって容器本体内に圧力ガスを噴出させ、 その強制的な噴出力によって微髪毛を浮遊状態として容器本体外に噴射させるも ので、こうした噴射によって、スプレー状にして毛髪に付着させるものである。
【0004】 ところが、これは、不使用時に容器本体が完全に密閉されるものではないから 、大気中の湿気分によって微髪毛が収容部内で固まることがあり、塊を生じてし まうと、収容部内に供給される圧力ガスによっては噴出口に浮遊送出されず、内 部に残留されてしまうことがある。
【0005】 また、これを防止すべく、実開昭64−32757号公報にあるように、容器 本体内に収容されている微髪毛が圧力ガスによって噴出されるとき、回転式の攪 拌翼によって微髪毛を容器本体内で分散させ、その噴出量を安定化させる粉状物 の噴射装置が提案されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
この粉状物の噴射装置は、微髪毛を強制分散させるために、回転式の攪拌翼を 容器本体に内蔵した構造のもので、容器本体内に配設した上下向きの軸芯に攪拌 翼を回転自在に設け、ガスボンベ体から供給される圧力ガスの一部によって攪拌 翼を回転させるようにしたものである。そのため、容器本体内に、軸芯、攪拌翼 、圧力ガスの送気路その他を配装する必要があり、構造的に極めて複雑になるば かりでなく、分散噴出される微髪毛が攪拌翼等に付着し、攪拌翼の円滑な回転が 阻害されることがあった。
【0007】 更には、ガスボンベ体から供給される圧力ガスが、例えば使用開始直後のガス ボンベ体であるとその噴出量が極めて大きいために、容器本体から噴出される微 髪毛が不必要に多くなり過ぎることもあり、その適当量の調整が極めて困難なも のであった。
【0008】 そこで、この考案は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので 、粉末状の微髪毛の如き粉体が収容されている収容部内に、この収容部の上方か ら噴射ノズルを介して圧力ガスを噴射し、収容部内の粉体を攪拌することで、供 給される圧力ガスによって粉体を粉砕して粉体が固まるのを防止し、しかも、粉 体の噴出量を自然に調整して常時一定量の粉体の噴出量が得られる粉体スプレー 装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、この考案にあっては、内蔵されているガスボン ベ体2内の圧力ガスをガスボンベ体2に連結した噴出案内管21を介して噴射さ せ、容器本体1内に収容してある粉体Pを容器本体1外に噴出させるようにして 成るものにおいて、噴出案内管21先端には、粉体Pを収容している収容部4上 方から収容部4内に向かって圧力ガスを噴射案内させる噴射ノズル24を連結し たことを特徴とする。
【0010】
【作用】
この考案に係る粉体スプレー装置にあっては、供給された圧力ガスを噴射ノズ ル24を介して上方から収容部4内に噴出させると、その噴射は絞り込み状とな り、収容部4内の粉体Pを攪拌して噴き上げさせ、収容部4内に浮遊させる。こ のとき、塊状に固まっている粉体Pでも細かく砕き、当初の粉末状のままで噴出 させ、散布面に細かく付着させる。
【0011】
【実施例】
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説明するに、図において示される 符号1は平面で長円形を呈する有底筒状の容器本体であり、この容器本体1内は 、ガスボンベ体2を収納セットするセット部3と、微髪毛の如き粉体Pが収容さ れる収容部4とに区画壁5によって区画されている。
【0012】 セット部3に収納されるガスボンベ体2は、前記区画壁5によってセット部3 内に位置決め固定されており、この区画壁5によってガスボンベ体2をがたつく ことなく、しっかりと保持している。
【0013】 また、図示のように、容器本体1内にガスボンベ体2がセットされ、収容部4 内に粉体Pが収容された状態で、容器本体1の上部開口は、蓋体6によって閉塞 されている。必要があれば、この蓋体6を容器本体1に対して着脱自在にし、粉 体Pの補充、ガスボンベ体2の交換を可能にする。
【0014】 一方、ガスボンベ体2は、ノズル12に対する押圧操作によってノズル12自 体から、ガスボンベ体2内に封入されている圧縮されている空気圧、無害な適当 な圧縮気体等の圧力ガスを噴出させるようになっている公知のものであり、ノズ ル12への押圧操作は蓋体6に設けた操作手段15による。また、この操作手段 15は、ノズル12の押圧と同時に、噴出口16、例えば蓋体6に開口形成した 噴出口16を開放し、操作手段15での押圧操作を解除すると、噴出口16を閉 塞するようにしてある。
【0015】 すなわち、図示にあっての操作手段15は、蓋体6前部に開口形成した噴出口 16の前面で上下動し、噴出口16を開閉するキャップ部17を前端に有し、ま た、手指等によって押圧される操作部18を後端に有する操作レバー体19を蓋 体6上面に揺動自在に設ける。一方、ノズル12には、小径管状の噴出案内路を 有する噴出案内管21を側方に突出させた押圧体22を被せ、この押圧体22の 上端を蓋体6上壁から貫挿突出させて操作部18下面に当接させて成る。
【0016】 また、図示のように、噴出案内管21先端には、その噴出案内路に連通する噴 出案内キャップ23を被せ、収容部4下方への圧力ガスの案内を図るものとして ある。更に、この噴出案内キャップ23には、先端が収容部4下方に向けられた 噴射ノズル24が噴出案内管21の噴出案内路に連通させた状態で連結されてお り、ガスボンベ体2の圧力ガスを収容部4内の粉体Pにこれの上方から絞り込み 状にして強く直接に噴射するものとしてある。この噴射によって、収容部4内の 粉体Pを攪拌し、それらが塊状となっていても崩壊させて粉末状となすようにな っている。なお、この噴射ノズル24は、噴出案内キャップ23に連結されるも のとしてあるが、噴出案内管21に直接に連結したり、これと一体形成したりす ることもできる。
【0017】 次に、以上のように構成されたこの考案装置の使用の一例を説明すると、操作 手段15において、蓋体6上の操作レバー体19の操作部18を押圧操作するも のであり、操作部18を押圧すると、押圧体22を介してノズル12を押すこと になる。その結果、ガスボンベ体2内の圧力ガスを収容部4内に噴射ノズル24 を介して噴出させ、収容された粉体Pの上方から直接に噴射させることで粉体P を攪拌して噴き上げさせ、収容部4内に浮遊させる。一方、操作部18の押圧操 作は、キャップ部17を上昇させて噴出口16を開放し、収容部4内の粉体Pを 容器本体1外に噴出させる。
【0018】 噴出させるに際し、収容された粉体Pを攪拌し、浮遊させるから、粉体Pの噴 出量が半ば自動的に調整規制され、噴出量を定量化するのである。しかも、粉体 Pがたとえ塊状になっていてもそれPを細かく砕き、当初の粉末状のままで噴出 口16から噴出されるようになり、例えばそれが微髪毛であると、散布面である 毛髪に細かく付着させるのである。
【0019】
【考案の効果】
この考案は以上のように構成されており、これがため、ガスボンベ体2から大 量の圧力ガスが収容部4内に噴出供給されても、噴射ノズル24を介して上方か ら収容部4内の粉体Pを攪拌し、浮遊させることによって、粉体Pの噴出量は適 当に一定化され、粉体Pの噴出量を自然に調整した常時一定量の噴出量とするこ とができる。したがって、例えば使用開始直後で、ガスボンベ体2内に大量の圧 力ガスが封入されていることで、操作手段15の操作で大量の圧力ガスが一時に 供給されるとしても、噴出口16から噴出される粉体P量は適当に抑制され、定 量化され、無駄なく毛髪等に散布させることができる。
【0020】 そればかりでなく、たとえ空気中の湿気その他によって容器本体1の収容部4 内に収容されている粉体Pが固まることがあっても、圧力ガスが粉体P内にこれ の上方から絞り込み状に強く噴射されることで噴き上げられると同時に攪拌させ られるから、粉体Pは細かく砕かれ、噴出されるときは粉末状となり、散布面に 細かに散布されるものである。
【0021】 すなわち、これは、この考案が、内蔵されているガスボンベ体2内の圧力ガス をガスボンベ体2に連結した噴出案内管21を介して噴射させ、容器本体1内に 収容してある粉体Pを容器本体1外に噴出させるようにして成り、しかも、噴出 案内管21先端には、粉体Pを収容している収容部4上方から収容部4内に向か って圧力ガスを噴射案内させる噴射ノズル24を連結したからであり、こうする ことで、粉体Pの噴出量を調整して適当な噴出量とし、上方から噴射される圧力 ガスによって粉体Pを砕き、それの凝固を防止できるものとしたからである。
【0022】 特に、噴射ノズル24は、粉体Pを収容している収容部4にこれの上方から圧 力ガスを絞り込み状に噴射案内させるから、粉体Pを収容部4内で攪拌し、噴き 上げ、浮遊状態とし、収容部4内で充満される圧力ガスの噴出圧で、噴出口16 から粉体Pを一定量で安定して噴出させることができるのである。
【0023】 以上説明したように、この考案によれば、粉末状の微髪毛の如き粉体が収容さ れている容器本体の収容部内に、粉体上から強制的に圧力ガスを噴射させること で、供給される圧力ガス量が大きくても、粉体の噴出量を自然に調整し、常時一 定の噴出量が得られ、しかも、粉体を粉砕し、粉体が固まるのを防止する等の優 れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
P…粉体 1…容器本体 2…ガスボンベ
体 3…セット部 4…収容部 5…区画壁 6…蓋体 11…送気案内口 12…ノズル 13…延長ノズル 15…操作手段 16…噴出口 17…キャップ
部 18…操作部 19…操作レバ
ー体 21…噴出案内管 22…押圧体 23…噴出案内キャップ 24…噴射ノズ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内蔵されているガスボンベ体内の圧力ガ
    スをガスボンベ体に連結した噴出案内管を介して噴射さ
    せ、容器本体内に収容してある粉体を容器本体外に噴出
    させるようにして成る粉体スプレー装置において、噴出
    案内管先端には、粉体を収容している収容部上方から収
    容部内に向かって圧力ガスを噴射案内させる噴射ノズル
    を連結したことを特徴とする粉体スプレー装置。
JP1994005142U 1994-04-13 1994-04-13 粉体スプレー装置 Expired - Lifetime JP3003076U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006116510A (ja) * 2004-10-25 2006-05-11 Major Tsushin:Kk 粉体吹付装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006116510A (ja) * 2004-10-25 2006-05-11 Major Tsushin:Kk 粉体吹付装置

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