JP3003067U - 携帯電話のホルダー - Google Patents

携帯電話のホルダー

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JP3003067U
JP3003067U JP1994005033U JP503394U JP3003067U JP 3003067 U JP3003067 U JP 3003067U JP 1994005033 U JP1994005033 U JP 1994005033U JP 503394 U JP503394 U JP 503394U JP 3003067 U JP3003067 U JP 3003067U
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JP
Japan
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holder
locking
fitting hole
mobile phone
stopper
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994005033U
Other languages
English (en)
Inventor
晶明 横谷
Original Assignee
株式会社エムアンドケイ・ヨコヤ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 携帯電話を鞄に簡単に取付け及び取り外しで
きるホルダーを提供する。 【構成】 基板21の片面に係止突起22を起立させた
係止具2と、前記係止突起を嵌合させる嵌合孔13を穿
設したホルダー1からなり、一方の嵌合孔の内側面には
係止突起を係止するストッパー4を設け、他方の嵌合孔
の内側面には係止突起を上方に持ち上げるスプリング5
を弾撥的に取付け、ワンタッチで携帯電話の取付け、取
り外しができるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は鞄の前面に、携帯電話を装着し又は取り外しするためのホルダーに関 するものであり、特に、電話機の取付け操作及び取り外し操作が極めて簡単に行 えるよう構成した携帯電話のホルダーに関するものである。
【0002】
【従来技術】
携帯電話を携行する場合、電話機本体をそのまま手に持って携行するか、或い は鞄の中などに収納して携行し、必要時に鞄から取り出して通話を行うようにす ることが一般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながらこのような携行手段を採る場合、例えば手持ち携行をする場合は 電話機を携帯する側の手は常に塞がった状態となって活動に不便を来すほか、電 話機或いは電話機のカバー体が掌から出る汗によって変色、変質してしまう欠点 があり、また、電話機本体を鞄の中に収納している場合は、外部からの呼出し音 が鳴ってから電話機を取り出すのに時間がかかる等の不便のあることが指摘され ている。
【0004】
【考案の目的】
本考案はこれらの問題に対応しようとするものであり、鞄の前面に携帯電話機 を着脱可能に取付けることにより、電話機の収納、及び取り外しを極めて迅速に 行えるよう構成した携帯電話のホルダーを提供しようとするものである。
【0005】 また本考案の他の目的は、構造が簡単であり、格別の係止手段を講じなくても 電話機を係止具に嵌合させるだけで自動的に、かつ、正確に係止できるよう構成 した携帯電話のホルダーを提供せんとするものである。
【0006】
【考案の要点】
本考案は、基板の片側面に二つの係止突起を起立させた係止具と、前記係止突 起が嵌合できる二つの鍵孔状の嵌合孔を穿設したホルダー本体との組合せからな り、二つの鍵孔状の嵌合孔のうち、一方の嵌合孔の内側には、先端近くに鉤状の 係止部を形成するとともに、後端部にはホルダー本体の外側に突出する押圧部を 形成したストッパーを、前記嵌合孔を横切る方向に摺動自在に取付け、また他方 の嵌合孔の内側には、弾撥力を付勢した板バネを傾斜させた状態で嵌合孔の内側 に位置させて構成した携帯電話のホルダーを考案の要点としている。
【0007】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0008】 本考案の携帯電話のホルダーは、ホルダー本体1と、このホルダー本体1を係 止する係止具2との組合せにより構成している。
【0009】 係止具2は鞄3の前面に固定するものであり、鞄3に固定する基板21の上面に 適宜高さの軸杆22aを起立させ、その先端には軸杆22aの軸径よりも少しだけ外 径の大きい偏平膨大部22bを形成した係止用突起22,22を起立させた構造として おいる。
【0010】 ホルダー本体1は携帯電話Tのカバー体Cの背面側に取付けるものであり、背 丈の低い囲枠11に囲まれる内側を浅い窪み12,12とした浅い箱状体からなる枠板 12aと、箱状体の開口面に当接して、開口面を閉塞する蓋板12bとで構成してい る。
【0011】 13,13は係止用突起21,21を嵌合させるための嵌合孔であり、枠板12aの表側 から箱状体の内側に向けて鍵孔状に穿設している。
【0012】 鍵孔状に穿設した係止用突起22,22の嵌合孔13,13は、孔径の大きい部分の内 径が係止用突起21の偏平膨大部22bの外径より少しだけ大きく形成され、また、 これに連続する長孔部分の溝幅は、係止用突起22の軸杆22aよりも少しだけ大き く形成して軸杆22aが自由に摺動できるよう構成している。
【0013】 4は、一方の嵌合孔13に嵌合された係止用突起22の軸杆22aを係止して、その 離脱を規制するストッパーであり、嵌合孔13の内側に形成される浅い窪み12部分 に嵌合孔13を横切る方向に摺動するよう取付けられ、且つ後端部に形成した押圧 部41が囲枠11の外側に突出するよう形成されている。
【0014】 42はストッパー4の本体部に鉤状に切欠形成した係止部であり、鉤状先端部が 嵌合孔13の溝幅の小さい長孔部を横切る部位に位置している。
【0015】 43はストッパー4と囲枠11との間に弾撥力を発揮するよう差し渡されたスプリ ングであり、ストッパー4が常に係止方向へ移動する力を付勢している。
【0016】 なお、ストッパー4の後端部に形成する押圧部41は、携帯電話Tを把持する指 先が触れる位置に突出形成することが望ましく、このように構成した場合、電話 機Tを握る動作を行うと、自然に且つ同時に押圧部41を押圧してホルダー本体1 を係止具2から取り外すことができる。
【0017】 5は他方の嵌合孔13の下方に装着した押し戻し用スプリングであり、倒V字状 乃至L字状に形成したスプリングの横杆51部分を浅い窪み12部に固定し、傾斜状 態を持たせたバネ板52部分に上方に持ち上げる弾撥力を付勢して、嵌合孔13に嵌 合した一方の係止用突起21を常時押し出し方向に移動させる力を付勢している。 (図4二点鎖線部分参照)
【0018】
【考案の使用】
上記のように構成した本考案は以下のように使用する。
【0019】 (1) 係止具2は係止用突起22,22が外側に向けて起立するよう基板21部分を 鞄3の前面にネジその他で固定し、ホルダー本体1は裏面部分(蓋板12b部分) が携帯電話TのカバーCに当接するよう、接着テープ若しくは止めネジ(いずれ も図示しない)で固定する。
【0020】 (2) 携帯電話Tを携行する時は、ホルダー本体1に穿設した嵌合孔13,13に 鞄3の前面に固定した係止具2の係止用突起22,22を嵌合させる。この場合、嵌 合孔13は孔径の大きい部分に溝幅の小さい長孔を連続させた鍵孔状に形成してお り、またこれに嵌合させる係止用突起22は、軸径の小さい軸杆22aの先端部にこ れよりも外径の大きい偏平膨大部22bを連続させた構造としているので、偏平膨 大部22bを嵌合孔13に嵌合させた後、軸杆22aを溝幅の小さい長孔方向に摺動さ せるだけで簡単に離脱を防止させて嵌合できる。
【0021】 (3) 嵌合孔13,13に嵌合した係止用突起22,22を溝幅の小さい長孔方向に摺 動させると、一方の嵌合孔13に嵌合した係止用突起22はストッパー4に鉤状に形 成した係止部42の鉤状先端部を横方向に押し退けながら進行し、他方の嵌合孔13 に嵌合した係止用突起22は軸径の細い軸杆22aが押し戻し用スプリング5のバネ 板52部分を押し倒す方向に進行する。
【0022】 (4) 係止用突起22,22が嵌合孔13内を進行し、軸杆22aがストッパー4の係 止部42まで摺動すると、軸杆22aによる鉤状係止部に対する押圧が開放される、 軸杆22aにより鉤状先端部を押し退けられたストッパー4はスプリング43の弾撥 力により瞬時に原位置に復帰するよう移動し、軸杆22aはストッパー4に形成さ れた係止部42の内側位置に係止される。(図4の実線部分参照)
【0023】 (5) 携帯電話Tを使用したい場合は、ホルダー本体1の外側に突出した押圧 部41部分を内側に押し込んで係止部41による軸杆22aの係止を開放すれば、他方 の係止用突起22の軸杆22aにより押圧されていた押し戻し用スプリング5の弾撥 力により瞬時に原位置に押し戻され、係止が開放されるのでホルダー本体1を係 止具2から簡単に取り外すことができる。
【0024】
【考案の効果】
本考案は上記のように構成したので、電話機カバーCの裏面に取付けたホルダ ー本体1の嵌合孔13,13に、係止具2に突設形成した係止用突起22,22を嵌合さ せるだけでワンタッチ装着することが可能となり、手持ち携帯をし、或いは鞄内 に収納していた時に生じていた各種の不便を完全に解消できる利点がある。
【0025】 また、鍵孔状に穿設した二つの嵌合孔13,13の一方側にストッパー4を摺動自 在に位置させて取付け、また他方の嵌合孔13には係止用突起22を押し戻す方向の 力を付勢した押し戻し用スプリング5を取付けたので、ストッパー4による係止 を開放された係止用突起22,22は瞬時に開放位置に摺動するようになり、格別の 摺動操作をすることなく取り外し位置に摺動させられる特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 鞄の係止具が取付けられ、携帯電話にホルダ
ーが取付けられた状態を示す分解斜視図
【図2】 係止具とホルダーを分解して示す斜視図
【図3】 ホルダーの蓋板を外した状態で示すホルダー
と係止具の正面図
【図4】 係止用突起と嵌合孔との嵌合状態を示すホル
ダーの正面図
【符号の説明】
1 ホルダー本体 11 囲枠 12 浅い窪み 12a 枠板 12b 蓋板 13 嵌合孔 2 係止具 21 基板 22a 軸杆 22b 偏平膨大部 22 係止用突起 3 鞄 4 ストッパー 41 押圧部 42 係止部 43 スプリング 5 押し戻し用スプリング 51 横杆 52 バネ板

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の片側面に二つの係止突起を起立させ
    た係止具と、前記係止突起が嵌合できる二つの鍵孔状の
    嵌合孔を穿設したホルダー本体との組合せからなり、二
    つの鍵孔状の嵌合孔のうち、一方の嵌合孔の内側には、
    先端近くに鉤状の係止部を形成するとともに、後端部に
    はホルダー本体の外側に突出する押圧部を形成したスト
    ッパーを、前記嵌合孔を横切る方向に摺動自在に取付
    け、また他方の嵌合孔の内側には、弾撥力を付勢した板
    バネを傾斜させた状態で嵌合孔の内側に位置させて構成
    した携帯電話のホルダー。
  2. 【請求項2】前記ストッパーに形成した鉤状の係止部が
    嵌合孔の溝幅の小さい長孔部に位置するよう構成されて
    いる請求項1記載の携帯電話のホルダー。
  3. 【請求項3】ストッパーの基端部と、ホルダー本体との
    間に弾撥力を付勢させたスプリングを介在させている請
    求項1記載の携帯電話のホルダー。
JP1994005033U 1994-04-13 1994-04-13 携帯電話のホルダー Expired - Lifetime JP3003067U (ja)

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ID=43139022

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014512709A (ja) * 2011-01-11 2014-05-22 チョ,ソン‐モク 携帯用電子機器把持器具

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