JP3002754B2 - 化粧紙、含浸紙および化粧板の製造法 - Google Patents
化粧紙、含浸紙および化粧板の製造法Info
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Description
り含浸紙を基材に直接接合させる方法により化粧板を製
造するための化粧紙および含浸紙、ならびに該含浸紙を
用いて行う化粧板の製造法に関するものである。
は、浸透性良好な原紙に着色や図柄印刷を施し、得られ
た化粧紙に熱硬化性樹脂を含浸していわゆる含浸紙と
し、これをまずクラフト含浸紙(熱硬化性樹脂を含浸し
たクラフト紙)上に置いて熱圧成型することにより積層
体とし、最後にこの積層体を接着剤で基材表面に接着す
る方法が一般的であり、製品は高圧メラミン化粧板とし
て知られている。
品が得られるものの、含浸紙とクラフト含浸紙を積層す
るのにコールドプレス→ホットプレス→コールドプレス
という長時間連続プレスを必要とし、更に接着面をサン
ディングする必要があるなど、工程数が多いという欠点
がある。このため、近年はクラフト含浸紙との積層を行
うことなしに、未硬化の含浸化粧紙を直接基材に接合す
ると同時に成型する方法が採用されるようになった。そ
の一例が、いわゆるショートサイクルメラミン化粧板で
あって、専用の急速硬化性メラミン樹脂が使用される。
しかしながら、この場合は短時間に含浸樹脂を硬化させ
る必要上、含浸紙と基材のプレスもかなりの高温で行わ
れ、しかも製品が高温のままでプレスから取り出される
ため、木質基材および含浸紙が含有する水分や熱硬化性
樹脂の縮合反応により生じる水分が水蒸気となって成型
表面から抜け出す過程で光沢低下など表面性状の悪化を
招き易い。この傾向は、プレス工程で含浸紙表面に接触
させる鏡面板の光沢度が高い場合ほど顕著であるから、
ショートサイクルメラミン化粧板の製造においては反射
率が50%未満の表面に仕上がる鏡面板を使用するのが
普通であり、それ以上の光沢面を得ようとすると、光沢
度とその均一性のコントロールが難しい。
た熱硬化性樹脂および含浸紙裏面に付着した熱硬化性樹
脂が木質基材との接着剤ともなるので、成型工程におい
て含浸樹脂の一部が基材側に移行するが、それにともな
い含浸紙表面の付着樹脂の一部が原紙に吸収され、最後
まで表面にあって硬化する樹脂の量も減少するので、製
品の化粧紙層の耐摩耗性が不十分なものになりがちであ
る。しかも、含浸樹脂の移行量は含浸紙原紙の紙質や基
材表面の性状に左右されるため、表面物性にバラツキを
生じ易い。
おける上述のような問題点を解決する手段としては、基
材や含浸紙の揮発性成分含有量をなるべく少なくする
(約6%前後にコントロールする)方法、含浸紙の熱硬
化性樹脂含浸量をやや多くするとともに含浸樹脂中の触
媒量を増やす方法などがあるが、効果は十分でなく、特
に後者では成型段階で熱安定性の悪化を招き、製品の表
面性状を悪くし易い。
紙を基材に直接接合すると同時に成型を行う化粧板製造
法における上述のような問題点を解決し、耐摩耗性、光
沢、表面物性の均一性のいずれにおいても優れた化粧板
の製造を可能にすることにある。
1または2以上の印刷インキ層による着色または図柄印
刷を施すとともに、上記印刷インキ層の上もしくは層間
または印刷インキ層と原紙との間に、含浸用熱硬化性樹
脂の硬化促進剤を含有する薄層を全面にわたり設けてな
る含浸紙製造用の化粧紙、および、原紙の片面に1また
は2以上の印刷インキ層による着色または図柄印刷を施
してなる含浸紙製造用の化粧紙において、全面に施され
た印刷インキ層の少なくとも1層が含浸用熱硬化性樹脂
の硬化促進剤を含有するものであることを特徴とする含
浸紙製造用の化粧紙を提供するものである。
硬化性樹脂を含浸してなる含浸紙、および該含浸紙を基
材に重ね合わせ、加熱下に強圧を加えて熱硬化性樹脂を
硬化させると共に化粧紙を基材に接着させることを特徴
とする化粧板製造法を提供するものである。ここで「化
粧紙」と「含浸紙」は、いずれも熱圧成型のとき含浸紙
を基材に直接接合させる化粧板製造法のためのものであ
る(以下の説明においても同じ)。
の硬化促進剤を一様に含有させた本発明の含浸紙は、基
材と重ね合わせて熱圧成型されたとき、硬化促進剤分布
層付近にある熱硬化性樹脂が硬化促進剤の作用により他
の部分の樹脂よりも速く硬化するので、それよりも表面
側の樹脂の移行が防止され、厚い硬化樹脂の被膜を表面
に形成して優れた表面物性の化粧板を与える。一方、硬
化促進剤の作用により急速硬化した樹脂の層は原紙より
も上にあり、したがって、接着剤として必要な熱硬化性
樹脂が原紙中または原紙裏面から基材に移行するのを妨
げないから、硬化促進剤を含有させなかった場合と比べ
て化粧紙と基材との接合力が低下することはない。
処理を施すことを除けば、従来の化粧紙製造法と同様に
して製造することができる。原紙としては通常の含浸紙
製造に用いられるものと同様の、浸透性のよい紙を用い
ることができるが、含浸樹脂が酸硬化型のものの場合
は、含浸紙の保存性を考慮すると中性紙であることが望
ましい。原紙にベタの着色や図柄印刷を行うためのイン
キも特に限定されるものではなく、セルロース誘導体系
のもの、ポリウレタン系のもの、アクリル樹脂系のもの
などをいずれも使用することができる。印刷も、常法に
より任意の回数繰返してほどこすことができる。
用されるビヒクルと同様の媒体中に硬化促進剤を含有さ
せて、ベタ印刷方式でコーティングすることにより形成
させる。コーティングを行うのは、全部の印刷を終わっ
た後でも印刷開始前でもよい。また、複数回の印刷を行
う場合においては、印刷途中でコーティングを行い、複
数のインキ層の中間層として硬化促進剤含有層を形成さ
せてもよい。硬化促進剤を含有する薄層は、ベタ印刷を
行うためのインキに硬化促進剤を含有させて印刷を行う
ことにより、印刷インキ層と合体させた形で形成させて
もよい。硬化促進剤は、含浸用熱硬化性樹脂の種類に応
じて選ばれる。メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂な
ど縮合反応により硬化する樹脂の場合は、酢酸、ギ酸等
の有機酸、塩酸、硝酸等の無機酸、塩化アンモニウムそ
の他の潜在性硬化促進剤を使用することができる。ま
た、ジアリルフタレート系、ポリエステル系など、ラジ
カル重合により硬化する樹脂の場合は、有機過酸化物
等、ラジカル反応を促進する化合物を用いる。
った原紙を次いで任意の熱硬化性樹脂の溶液に浸漬し、
樹脂含浸を行う。含浸処理は、樹脂溶液が原紙および印
刷インキ層に十分浸透するまで行う。その後、処理済み
原紙を樹脂溶液から引き上げ、そのまま乾燥する。この
とき、表裏両面に付着していた樹脂溶液は薄い樹脂膜を
形成する。本発明の含浸紙は、従来の含浸紙を用いて行
うショートサイクルメラミン化粧板の製造とまったく同
様にして基材と積層成型し、化粧板とすることができ
る。
インキによるベタ刷りを行なった。 酢酸セルロース系バインダーインキ(白、黄、茶、混合
色)100重量部 硬化促進剤(パラトルエンスルホン酸) 6重量
部 さらに、酢酸セルロース系インキを用いるグラビヤ印刷
の3版刷りで木目柄の印刷を行った。得られた印刷済み
原紙に速硬性メラミン樹脂(日産化学株式会社製品・M-
700)を、樹脂付着量60%(含浸紙重量基準)になるよ
うに含浸処理したのち125℃で乾燥して、本発明の含
浸紙を得た。比較のため、原紙に最初に塗布するインキ
に硬化促進剤を加えなかったほかは上記と同様にして、
含浸紙を製造した。
粧板を製造した。基材としては厚さ15mmのパーチクル
ボードを用い、平板プレスにはショートサイクル専用鏡
面板(つや消し)を取り付けた。プレス条件は下記のと
おりとした。 熱板設定温度 180℃ 成型圧力 25kg/cm2 プレスタイム 60秒 得られた化粧板について、JASで定めるテーバー式摩
耗試験機を使用して摩耗テストを行なったところ、比較
例使用製品は50回の摩擦で柄の50%が摩耗し消失し
たが、本発明例使用製品は100回摩擦後も柄の50%
以上が残っていた。また、上記2種類の化粧板につい
て、JAS A試験に準じて引っ掻き硬度試験を行なっ
たところ、引っ掻き傷の深さは比較例使用製品の場合4
μであったのに対し、本発明例使用製品の場合は1μで
あり、高圧メラミン化粧板に匹敵する硬度を有すること
が確認された。
ス系インキを用いてベタ刷りを行い、さらにその上に、
パールシルバー・イリオジン103(雲母表面に酸化チ
タンで特殊処理を施したもの;西独メルク社製品)を含
有するパールインキでベタ刷りを施した。その後、印刷
面上に下記処方の硬化促進剤含有ワニスを塗布した。 酢酸セルロース系バインダーワニスインキ 100重量
部 硬化促進剤(パラトルエンスルホン酸) 6重量
部 得られた化粧紙に速硬性メラミン樹脂(日産化学株式会
社製品・M-700)を、樹脂付着量60%(含浸紙重量基
準)になるように含浸処理し、125℃で2分間乾燥し
て、本発明の含浸紙を得た。比較のため、化粧紙製造の
最終工程で塗布するワニスに硬化促進剤を加えなかった
ほかは上記と同様にして含浸紙を製造した。
粧板を製造した。基材としては厚さ15mmのパーチクル
ボードを用い、平板プレスにはショートサイクル専用鏡
面板(つや出し)を取り付けた。プレス条件は下記のと
おりとした。 熱板設定温度 180℃ 成型圧力 25kg/cm2 プレスタイム 60秒 得られた化粧板について、60°入射、60°測光のグ
ロスメーターを使用して化粧表面の可視光線反射率を測
定したところ、比較例使用製品が93%であったのに対
し、本発明例使用製品は105%であった。また、化粧
表面のパール感も、本発明例使用製品のほうが輝度と深
みの点で優れていた。
刷では、アイボリー等の単色系印刷に際し印刷ムラ防止
の目的でベタ印刷を重ねるのが普通である。この実施例
では、白色チタン紙(坪量100g/m2)に複数層印
刷を施してアイボリーベタ印刷化粧紙を製造するに当た
り、実施例2で用いた硬化促進剤含有ワニスの薄層をベ
タ印刷の層間に施した。得られた化粧紙に、次いで速硬
性メラミン樹脂(日産化学株式会社製品・M-700)を、樹
脂付着量56%(含浸紙重量基準)になるように含浸処
理し、125℃で2分間乾燥して本発明の含浸紙を得
た。比較のため、ワニスに硬化促進剤を加えなかったほ
かは上記と同様にして含浸紙を製造した。
粧板を製造した。基材としては厚さ15mmのパーチクル
ボードを用い、プレスの鏡面板としてはつや消しのもの
を用いた。プレス条件は下記のとおりとした。 熱板設定温度 180℃ 成型圧力 25kg/cm2 プレスタイム 60秒 得られた化粧板について、JASに準じて摩耗テストを
行なったところ、比較例使用製品は80回の摩擦で摩耗
により柄の50%が消失したが、本発明例使用製品は1
60回摩擦後もベタ刷り柄の50%以上が残っており、
デスク天板に使用可能な耐久性を備えていることが確認
された。また、上記2種類の化粧板について、JAS規
格に準じて汚染試験を行なったところ、比較例使用製品
は事務用青インキ汚染で不合格となったが、本発明例使
用製品の場合、汚染はほとんど目立たない程度であり、
表面性状の優れていることが確認された。
性樹脂の硬化促進剤を一様に含有させた本発明の含浸紙
を用いる化粧板製造においては、硬化促進剤が分布して
いる印刷層近傍の熱硬化性樹脂が既に軽く硬化を開始し
た状態にあって流動性を減じており、しかも含浸紙と基
材とを重ね合わせて熱圧成型したとき原紙中の樹脂より
も速く硬化するから、表面に付着している樹脂が原紙に
吸収されることなく厚い硬化被膜を表面に形成する。し
たがって、おのずから、耐摩耗性など、表面物性に優れ
た化粧板が得られる。また、表面樹脂被膜が厚くなるこ
とにより、それを通して観察される化粧紙上の図柄に深
みが増し、特にパール顔料を含むインキで印刷された化
粧紙では成型工程における樹脂の流動に伴うパール顔料
の好ましくない配向が抑制されるから、輝度の高い、パ
ール感の優れた外観が達成される。
Claims (4)
- 【請求項1】 原紙の片面に1または2以上の印刷イン
キ層による着色または図柄印刷を施すとともに、上記印
刷インキ層の上もしくは層間または印刷インキ層と原紙
との間に、含浸用熱硬化性樹脂の硬化促進剤を含有する
薄層を全面にわたり設けてなる、基材に直接接合させる
含浸紙を製造するための化粧紙。 - 【請求項2】 原紙の片面に1または2以上の印刷イン
キ層による着色または図柄印刷を施してなる、基材に直
接接合させる含浸紙を製造するための化粧紙において、
全面に施された印刷インキ層の少なくとも1層が含浸用
熱硬化性樹脂の硬化促進剤を含有するものであることを
特徴とする含浸紙製造用の化粧紙。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の化粧紙
に熱硬化性樹脂を含浸してなる、基材に直接接合させる
熱圧成型化粧板製造用の含浸紙。 - 【請求項4】 請求項3記載の含浸紙を基材に重ね合わ
せ、加熱下に強圧を加えて熱硬化性樹脂を硬化させると
共に化粧紙を基材に接着することを特徴とする化粧板の
製造法。
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