JP3002707B2 - 遊技機の上皿ユニット - Google Patents

遊技機の上皿ユニット

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JP3002707B2
JP3002707B2 JP3135509A JP13550991A JP3002707B2 JP 3002707 B2 JP3002707 B2 JP 3002707B2 JP 3135509 A JP3135509 A JP 3135509A JP 13550991 A JP13550991 A JP 13550991A JP 3002707 B2 JP3002707 B2 JP 3002707B2
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吉平 新山
広司 伊東
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株式会社ソフィア
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、底面が一方向へ向かっ
て緩やかに傾斜され発射される前の遊技球を貯留する供
給皿および該供給皿の少なくとも前面を覆う前面構成部
材とによって構成され、かつ遊技機の前面側に一側を回
転中心として開閉可能に螺着された開閉パネルに取り付
けられて遊技機の打球発射装置へ1個宛遊技球を供給す
るための遊技機の上皿ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機の代表例であるパチンコ機におい
ては、遊技者により投入もしくは賞球排出装置より排出
された球を貯留し且つ貯留された球を発射位置に1個ず
つ供給する機能を有する上皿が設けられている。従来の
上皿の機能は、球を貯留し且つ貯留された球を発射位置
に1個ずつ供給する機能だけであったが、近年、磁気カ
ードを媒介として遊技を行なうようにしたカード対応パ
チンコ機の出現に伴って、上記機能に加えて上皿にカー
ドの残高を表示する表示器や球貸し要求信号を導出する
ための操作スイッチ等を設けたものも提案されるように
なってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年のパチ
ンコ機は、市場に提供されるすべてのパチンコ機に上記
表示器や操作スイッチ等を必要とするものばかりでな
く、表示器や操作スイッチ等を必要としないパチンコ機
も提供されている。そのため、表示器や操作スイッチ等
の有無によって異なる上皿を用意しなければならず、上
皿を全く別の金型で成型していた。そのために上皿の製
造コストが高く極めて不経済であるという問題点があっ
た。また、パチンコ遊技機は検定機関で厳しい検査をし
て合格した機種のみ発売することができるのが現状であ
る。かかる検定機関での検査では、カード式のパチンコ
遊技機の上皿とそれ以外のいわゆる現金式のパチンコ遊
技機の上皿とで別の金型で成形された形状の異なるもの
が使用されている場合には、両方の上皿をそれぞれ検査
しなくてはならないため検査の手間が多くなるとともに
検査期間が長くなってしまうという問題がある。
【0004】本発明は、上記した問題点に鑑み提案され
たもので、その目的とするところは、カードの残高を表
示する表示器や球貸し要求信号を導出するための操作ス
イッチ等を設けた遊技機にも、あるいは上記表示器やス
イッチ等を設ける必要のない遊技機にも容易に使用でき
てコストダウンを図ることが可能な上皿ユニットを提供
することにある。
【0005】
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明は、底面が一方向へ向かって緩やかに傾斜
され発射される前の遊技球を貯留する供給皿(120)
および該供給皿の少なくとも前面を覆う前面構成部材
(例えば操作パネル121)とによって構成され、かつ
遊技機の前面側に一側を回転中心として開閉可能に螺着
された開閉パネル(110)に取り付けられて遊技機の
打球発射装置へ1個宛遊技球を供給するための遊技機の
上皿ユニットであって、上記供給皿の下流側外面とこれ
に対応する上記前面構成部材の対応する内面との間に所
要の大きさの空間部が形成されるように上記前面構成部
材を膨出形状となすとともに、上記空間部に対応して上
記前面構成部材には開口を有する止着部を形成し、該止
着部には、遊技カードに記憶された有価価値情報を表示
するカード情報表示器(例えば残高表示器122)と上
記有価価値情報を貸球に変換する指令を与える変換ボタ
ン(例えば、変換スイッチ123a)と上記遊技カード
の返却指令を与える返却ボタン(例えば、返却スイッチ
124a)とがそれぞれ所定の間隔をおいて上記開口よ
外部に臨むよう組付け可能なカード式遊技機用の操作
基板(137)または上記止着部と外形形状がほぼ同じ
であって該止着部を被覆可能な上記カード式遊技機以外
の遊技機用の装飾部材(例えばカバー部材135)のい
ずれか一方を装着可能に構成した遊技機の上皿ユニット
とするものである。
【0008】
【作用】上記した手段によれば、表示器や操作スイッチ
等を設けたカード式遊技機用の上皿ユニットを構成する
場合には、供給皿下流側の部材外面と前面構成部材内面
との間に形成される空間部に対応する止着部にカード式
遊技機用の操作基板を組み付ければ良く、また表示器や
操作スイッチ等を設けないカード式遊技機以外の現金式
遊技機用の上皿ユニットを構成する場合には、供給皿下
流側の部材外面と前面構成部材内面との間に形成される
空間部に対応する止着部に上記カード式遊技機以外の遊
技機用の装飾部材を組み付ければ良い。即ち、本発明に
おいては、上記カード式遊技機以外の遊技機用の上皿ユ
ニットとカード式遊技機用の上皿ユニットとで異なる部
分は操作基板と装飾部材だけとなり、供給皿と前面構成
部材は共通部品化することができるので、カード式遊技
機とそれ以外の遊技機とに容易に対応することができる
と共に、上皿ユニットの製造コストを下げることができ
る。
【0009】
【実施例】(実施例1) 図1には、本発明を適用した遊技機としてのカード式パ
チンコ遊技機の一実施例が示されている。この実施例で
は、パチンコ遊技機100が玉貸機を兼用した構成にさ
れており、各パチンコ遊技機100にはカードリーダが
内蔵され、パチンコ遊技機100の前面枠101の下部
に設けられた受け皿141の前面左側には上記カードリ
ーダに対応してカード挿排口211と、カードリーダが
稼動状態すなわちカード挿入可能状熊にあることを表示
する有効表示ランプ230が設けられている。
【0010】また、パチンコ遊技機100の前面には供
給皿120を有する開閉パネル110が設けられてお
り、上記供給皿120の前方を覆うように前面構成部材
としての操作パネル121が形成され、この操作パネル
121上に上記カード挿排口211に挿入されたカード
の残高を表示する残高表示器122と、貸し玉(遊技
球)への変換の指令を与える変換ボタン123と、カー
ドの排出(返却)を指令する返却ボタン124と、玉貸
しが可能であることを表示する玉貸可能表示器126と
が設けられている。上記供給皿120と上記操作パネル
121等で上皿ユニットを構成している。
【0011】なお、129は遊技機背部に内蔵された球
排出装置から排出された球を排出樋から供給皿120上
に吐出させるための玉出口、141は上記供給皿120
が満杯になったときに内部でオーバーフローした賞品球
を貯留する受け皿、142は供給皿120から流下され
る球を一個ずつ遊技領域内に発射する打球発射装置の操
作ダイヤルである。パチンコ遊技盤前面の遊技領域の構
成は従来のものと同様であり、任意の構成をとり得る。
【0012】この実施例では、上記カードリーダへカー
ドを挿入してから変換ボタン123を押すと、カードの
有する金額の範囲内で、所定数の貸し玉を排出する指令
がパチンコ遊技機100の裏面に設けられている球排出
装置の制御装置に対して供給され、球排出装置が作動さ
れることによって排出された球は上記玉出口129より
供給皿120上に吐出されるように構成されている。変
換後のカードの残り金額は、100円を1単位とする度
数で残高表示器122に表示されるようになっている。
【0013】図2ないし図11には、パチンコ遊技機1
00の前面に設けられた上記開閉パネル110および供
給皿120の第1の実施例の構成が示されている。この
うち、図2は上記開閉パネル110および供給皿120
を拡大して示す。開閉パネル110は左端に設けられた
ヒンジ110aによって前面枠101に回動可能に取付
けられるようになっているとともに、開閉パネル110
と供給皿120は各々別個の部材により構成され、供給
皿120はボス部120a(図4参照)にて開閉パネル
110の前面にネジ止めされる。
【0014】上記供給皿120の前方を覆う操作パネル
121には、図3に示すように、変換ボタン123と返
却ボタン124が装着される個所に開口部121a,1
21bが、また残高表示器122が装着される個所に開
口部121cが形成されており、供給皿120の後方よ
り挿入して対応する開口部に臨むようにネジ止めする
と、各ボタンの頭と表示器の表面が開口部121a,1
21b,121cより露出されるようになっている。特
に限定されるものではないが、変換ボタン123と返却
ボタン124は共通の基板131上に固定されており、
一体化された状態で操作パネル121に装着されるよう
になっている。また、開口部121a,121bのうち
返却ボタン124に対応して形成された開口部121b
の縁には、表面側に突出する枠が形成されており、挿入
された返却ボタン124に簡単に触れないようにガード
することによって遊技中における誤操作を防止できるよ
うになっている。
【0015】さらに、上記操作パネル121の玉貸可能
表示器126が装着される個所にも開口部が形成され、
この開口部内には半透明部材132がパネルと同一平面
をなすように固定されており、後方より玉貸可能表示ラ
ンプ126aが装着されたときにランプの光が前方に透
過できるように構成されている。なお、133は供給皿
120上の球を下方の受け皿141へ移動させるための
球抜き操作部材、121dはこの球抜き操作部材133
を取付けるための開口部で、球抜き操作部材133は上
記開口部121d内にピン133aによって回転可能に
装着されるようになっている。詳しい構造は省略する
が、上記操作部材133を回転させると、図4に示され
ている流路切換部材134が矢印イ方向に移動され、供
給皿120上の球を発射装置の基部でなく受け皿141
側へ誘導させるべく流路を切り替えるようになってい
る。図4は供給皿120の前方を覆う操作パネル121
を除去した状態を示している。
【0016】上記供給皿120が装着される開閉パネル
110は、図5に示すように、玉出口129の縁部を覆
う縁部材111が前方から、また排出樋と玉出口129
とを接続させるための連絡部材112およびその防犯カ
バー113が後方からそれぞれ組み付けられるようにな
っている。さらに、開閉パネル110の裏面には、供給
皿120上の球を一個ずつ発射装置に供給するための玉
送りユニット114が装着されるようになっている。図
6は開閉パネル110に上記各部品を装着した状態を示
す。
【0017】なお、図6において、138は上記残高表
示器122と変換ボタン123および返却ボタン124
を遊技機内部の制御装置に電気的に接続させるためのコ
ネクタで、このコネクタ138には遊技機100の裏面
に設けられた中継基板180(図21参照)から引き出
された接続コード139の端部のコネクタが結合される
ようになっている。上記中継基板180には制御装置4
00から引き出されたコード181も接続されており、
上記操作パネル121上のスイッチの信号は中継基板1
80を介して制御装置400に供給されるようになって
いる。
【0018】このように開閉パネル110のヒンジ側に
コネクタ138を設け、このコネクタ138にリード線
(図示省略)を介して上記残高表示器122と変換ボタ
ン123および返却ボタン124を接続させておくこと
によって、開閉パネル110の開閉の際にリード線が邪
魔にならないようにすることができる。一方、カード式
でないパチンコ遊技機を組み立てる場合には制御装置側
からの接続コード139がないので、コネクタ138を
オープン状態のままにしておくだけでよく、しかも残高
表示器122と変換ボタン123および返却ボタン12
4から引き出されたリード線を未接続のまま放置してお
く場合に比較して開閉パネル110の裏側が整然となる
のみならずコネクタ138をオープン状態しておいても
何ら支障は生じない。図21において、170は球払出
装置、155は払い出された球を上記供給皿120に誘
導する排出樋である。
【0019】さらに、この実施例では、図7に示すよう
に操作パネル121の玉貸し変換処理部周辺を覆う不要
時嵌押部材としてのカバー部材135を係止するための
一対の係合穴121eが形成されており、カバー部材1
35を前方より操作パネル121に接合させ、カバー部
材135に設けられた係止爪135aを上記係合穴12
1eに係合させることによって、図8に示すごとく玉貸
し変換処理部を隠蔽できるように構成してある。これに
よって、カード式でないパチンコ遊技機を製造しようと
するときは、組立ラインの最終工程でカバー部材135
を操作パネル121に装着させてやるだけで2種類の機
種を同一組立ラインで製造することができるようにな
る。
【0020】しかも、この実施例では、残高表示器12
2と変換ボタン123および返却ボタン124が設けら
れている上記変換処理部が他の部分よりも一段低くなる
ように操作パネル121が形成されているとともに、そ
の一段低くされた変換処理部の外形と一致するように上
記カバー部材135の形状が設計されている。これによ
って、図8および図9に示すごとく上記カバー部材13
5を装着した状態では、操作パネル121の表面が滑ら
かになって外観上はカバーの下に表示器やボタン類が設
けられていることが全く分からないようにすることがで
きる。
【0021】さらに、上記変換処理部の周縁には、カバ
ー部材135の端部が係合可能な溝121fが形成され
ており、カバー部材135の装着時の位置決めを容易に
するとともに、装着した状態でカバー部材135と操作
パネル121との間に隙間を生じさせないようになって
いる。また、カバー部材135を装着しない機種にあっ
ては、上記溝121fを隠すため、図10および図11
に示すように溝の形状に対応され一対の係合爪136a
を有するリング状の埋込み部材136を係合させるよう
にしても良い。
【0022】同様にして、カードリーダが組付けられる
受け皿141についても、カード式でないパチンコ遊技
機を製造する場合には、カード挿排口211に対応した
形状をなし係止爪を有するカバー部材をカード挿排口2
11に係合させて開口部を隠蔽させるようになってい
る。ただし、この場合には、カードリーダが組み込まれ
ることはない。カードリーダは残高表示器122や変換
ボタン123、返却ボタン124等の部品に比べてはる
かに単価が高いからである。なお、上記実施例ではカバ
ー部材135の下に残高表示器122と変換ボタン12
3および返却ボタン124を設けるとしたが、カード式
でないパチンコ遊技機を製造する場合には組立ラインで
残高表示器122と変換ボタン123および返却ボタン
124を組み付けるのを省略するようしてもよいことは
いうまでもない。
【0023】(実施例2)図12ないし図15には本発
明の第2の実施例が示されている。この実施例では、操
作パネル121に残高表示器122と変換ボタン123
および返却ボタン124を臨ませる開口部を別々に形成
する代わりに玉貸し変換処理部全体に対応した大きな開
口部121Aを形成し、この開口部121A内に残高表
示器122と変換ボタン123および返却ボタン124
を臨ませる開口部121a,121b,121cを有す
る操作基板137が後方より挿入され、一対のネジ13
7aによって着脱可能に操作パネル121の裏面に装着
されるようになっている。
【0024】特に制限されないが、この実施例では玉貸
可能表示器126も玉貸し変換処理部に設けるようにし
てあり、残高表示器122と変換ボタン123用の開口
部121aと121cとの間に玉貸可能表示器126用
の開口部121gが形成されている。また、残高表示器
122と玉貸可能表示ランプ126a、変換スイッチ1
23a、返却スイッチ124aは同一の基板131上に
固定された状態で上記操作基板137に装着される。こ
のうち、残高表示器122および玉貸可能表示ランプ1
26aは透明な保護プレート122aを介して、また変
換スイッチ123aと返却スイッチ124aはそれぞれ
変換ボタン123および返却ボタン124を介して操作
基板137に装着されるようになっている。一方、カー
ド式でないパチンコ遊技機にあっては、上記操作基板1
37と同一形状で開口部121a−121gを有しない
カバー部材135が、操作パネル121の開口部121
A内に挿入されてネジ137aによって固定され、開口
部121Aを閉塞するようにされている。
【0025】(実施例3)図16ないし図19には本発
明の第3の実施例が示されている。上記第2の実施例で
は操作基板137またはカバー部材135をネジ137
aによって操作パネル121に装着するようにしている
のに対し、この第3の実施例では、操作基板137また
はカバー部材135を着脱自在に操作パネル121に装
着できるようにしている。すなわち、操作基板137ま
たはカバー部材135の両端にそれぞれ一対の爪状の弾
性係合片137b,135bを形成するとともに、操作
パネル121の開口部121Aの縁には後方に向かって
突出し内側に段差部を有する係合部121Bを形成し、
操作基板137またはカバー部材135を前方より開口
部121A内に挿入して上記弾性係合片137bまたは
135bを係合部121Bの段差部に係合させることに
よって操作基板137またはカバー部材135を着脱自
在に装着するように構成してある。このように操作基板
137またはカバー部材135が操作パネル121に着
脱自在に装着されていると、組立作業が効率良く行なえ
るとともに、カード式パチンコ遊技機にあっては操作基
板137を外すことによってメインテナンスが容易に行
なえかつ故障が生じた場合の部品の交換も容易に行なえ
るようになる。
【0026】図面の実施例では、故障が生じた場合の部
品の交換を容易に行なえるようにするため、前述した開
閉パネル110の裏面のコネクタ138とは別に、上記
操作基板137上の残高表示器122および玉貸可能表
示ランプ126a、変換スイッチ123a、返却スイッ
チ124aを上記コネクタ138に接続させるリード線
151の途中にもコネクタ152を設けてある。これに
よって、操作パネル121をいちいち開閉パネル110
から外さなくても故障した操作基板137の交換が行な
えるようになる。上記の場合、残高表示器122および
玉貸可能表示ランプ126a、変換スイッチ123a、
返却スイッチ124aを上記コネクタ138に接続させ
るリード線151の途中にそれぞれ別個のコネクタを設
けておくことによって、各部品を単独で交換できるよう
にすることも可能である。
【0027】以上、貸し玉への変換ボタン123や返却
ボタン124、残高表示器122等からなる玉貸し変換
処理部を供給皿120に設けるようにした実施例につい
て説明したが、玉貸し変換処理部の位置は供給皿に限定
されず、受け皿141の上面その他パチンコ遊技機の前
面の任意の位置に設けることができる。また、玉貸し変
換処理部の構成は残高表示器122および玉貸可能表示
ランプ126a、変換スイッチ123a、返却スイッチ
124aに限定されず、これらの一部のみあるいはこれ
らに加えて玉数表示器や複数の金額別変換スイッチ等を
備えたものであっても良い。例えば、カードリーダにカ
ードが挿入されると自動的に所定の金額が貸し玉に変換
されるように構成されたパチンコ遊技機にあっては、変
換スイッチ123はもちろん返却スイッチ124も不要
である。
【0028】さらに、上記実施例では本発明をカードリ
ーダを内蔵したパチンコ遊技機に適用した場合について
説明したが、この発明は、図20に示すごとくカードリ
ーダはパチンコ遊技機とパチンコ遊技機との間の玉貸機
200に設けられ、残高表示器122および玉貸可能表
示ランプ126a、変換スイッチ123a、返却スイッ
チ124a等からなる玉貸し変換処理部はパチンコ遊技
機100の側に設けられている場合にも適用することが
できる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の遊技機の
上皿ユニットは、底面が一方向へ向かって緩やかに傾斜
され発射される前の遊技球を貯留する供給皿および該供
給皿の少なくとも前面を覆う前面構成部材とによって構
成され、かつ遊技機の前面側に一側を回転中心として開
閉可能に螺着された開閉パネルに取り付けられて遊技機
の打球発射装置へ1個宛遊技球を供給するための遊技機
上皿ユニットであって、上記供給皿の下流側外面とこ
れに対応する上記前面構成部材の対応する内面との間に
所要の大きさの空間部が形成されるように上記前面構成
部材を膨出形状となすとともに、上記空間部に対応して
上記前面構成部材には開口を有する止着部を形成し、該
止着部には、遊技カードに記憶された有価価値情報を表
示するカード情報表示器と上記有価価値情報を貸球に変
換する指令を与える変換ボタンと上記遊技カードの返却
指令を与える返却ボタンとがそれぞれ所定の間隔をおい
上記開口より外部に臨むよう組付け可能なカード式遊
技機用の操作基板または上記止着部と外形形状がほぼ同
じであって該止着部を被覆可能な上記カード式遊技機以
外の遊技機用の装飾部材のいずれか一方を装着可能に構
成したので、表示器や操作スイッチ等を設けたカード式
遊技機用の上皿ユニットを構成する場合には、供給皿下
流側の部材外面と前面構成部材内面との間に形成される
空間部に対応する止着部にカード式遊技機用の操作基板
を組み付ければ良く、また表示器や操作スイッチ等を設
けない上記カード式遊技機以外の現金式遊技機用の上皿
ユニットを構成する場合には、供給皿下流側の部材外面
と前面構成部材内面との間に形成される空間部に対応す
る止着部に上記カード式遊技機以外の装飾部材を組み付
ければ良い。つまり、カード式遊技機用の上皿ユニット
カード式遊技機以外の遊技機用の上皿ユニットとで異
なる部分は操作基板と装飾部材だけとなり、供給皿と前
面構成部材は共通部品化することができるので、カード
式遊技機とそれ以外の遊技機とに容易に対応することが
できると共に、上皿ユニットの製造コストを下げること
ができる。また、検定機関での検査のときに、カード式
遊技機とそれ以外の遊技機とで共通部品を多く有するこ
とにより検査の手間が少なくなるとともに、検査期間が
短くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したカード式パチンコ遊技機の一
実施例を示す斜視図である。
【図2】パチンコ遊技機100の前面に設けられた上記
開閉パネル110および供給皿120の第1の実施例の
構成を示す斜視図である。
【図3】操作パネルの一構成例を示す分解斜視図であ
る。
【図4】供給皿の一構成例を示す斜視図である。
【図5】開閉パネルの一構成例を示す分解斜視図であ
る。
【図6】開閉パネルの裏面の構成例を示す斜視図であ
る。
【図7】カード式でないパチンコ遊技機における操作パ
ネルの構成方法を示す斜視図である。
【図8】カード式でないパチンコ遊技機における変換処
理部の隠蔽状態を示す斜視図である。
【図9】カード式でないパチンコ遊技機における変換処
理部の隠蔽状態を示す断面図である。
【図10】カード式パチンコ遊技機における変換処理部
の変形例を示す斜視図である。
【図11】図10の実施例における埋込み部材136を
係合させた状態を示す断面図である。
【図12】本発明の第2の実施例の操作パネルの一構成
例を示す分解斜視図である。
【図13】本発明の第2の実施例における変換処理部の
構成を示す断面図である。
【図14】本発明の第2の実施例を適用したカード式で
ないパチンコ遊技機における変換処理部の隠蔽状態を示
すを示す斜視図である。
【図15】本発明の第2の実施例を適用したカード式で
ないパチンコ遊技機における変換処理部の隠蔽状態を示
すを示す断面図である。
【図16】本発明の第3の実施例の操作パネルの一構成
例を示す分解斜視図である。
【図17】本発明の第3の実施例における変換処理部の
構成を示す断面図である。
【図18】本発明の第3の実施例を適用したカード式で
ないパチンコ遊技機における変換処理部の隠蔽状態を示
すを示す斜視図である。
【図19】本発明の第3の実施例を適用したカード式で
ないパチンコ遊技機における変換処理部の隠蔽状態を示
すを示す断面図である。
【図20】本発明を適用したカード式パチンコ遊技機の
その他の実施例を示す斜視図である。
【図21】本発明を適用したパチンコ遊技機の裏面の構
成例を示す斜視図である。
【符号の説明】
100 パチンコ遊技機 120 供給皿 121 操作パネル 122 残高表示器 123 変換ボタン 124 返却ボタン 121a−121g,121A 開口部 135 不要時嵌押部材(カバー部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底面が一方向へ向かって緩やかに傾斜され
    発射される前の遊技球を貯留する供給皿および該供給皿
    少なくとも前面を覆う前面構成部材とによって構成さ
    れ、かつ遊技機の前面側に一側を回転中心として開閉可
    能に螺着された開閉パネルに取り付けられて遊技機の打
    球発射装置へ1個宛遊技球を供給するための遊技機の
    皿ユニットであって、 上記供給皿の下流側外面とこれに対応する上記前面構成
    部材の対応する内面との間に所要の大きさの空間部が形
    成されるように上記前面構成部材を膨出形状となすとと
    もに、 上記空間部に対応して上記前面構成部材には開口を有す
    る止着部を形成し、 該止着部には、遊技カードに記憶された有価価値情報を
    表示するカード情報表示器と上記有価価値情報を貸球に
    変換する指令を与える変換ボタンと上記遊技カードの返
    却指令を与える返却ボタンとがそれぞれ所定の間隔をお
    いて上記開口より外部に臨むよう組付け可能なカード式
    遊技機用の操作基板または上記止着部と外形形状がほぼ
    同じであって該止着部を被覆可能な上記カード式遊技機
    以外の遊技機用の装飾部材のいずれか一方を装着可能に
    構成したことを特徴とする遊技機の上皿ユニット
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