JP3672044B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、遊技機に係わり、詳しくは開閉枠が備えられた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、遊技機のガラス枠は、中央に四角い開口部を形成した額縁状の枠体によって構成され、この枠体にガラスを保持する機能を持たせている。すなわち、ガラス枠は金属製からなり、その裏面側に2枚のガラスを保持可能な保持部が形成されている。そして、ガラス枠は前面枠の開口部の縁に釘により固定された縁飾り枠に形成された蝶番に固定されており、遊技機の前面側に遊技盤を覆う状態で開閉可能なように構成されている。
また、遊技盤表面にバンド部材(例えば、内バンド、外バンド)や遊技盤の側部を装飾するサイドケースに形成された区画壁により遊技領域を形成し、発射装置から遊技球を遊技領域に向けて発射して、遊技を行っている。
そして、遊技盤の前面側にガラス枠が配置され、ガラス枠の開口部から遊技盤の区画壁によって形成された遊技領域の区画部を遊技機の前面側から視認可能な状態としている。なお、ガラス枠を樹脂により形成するものも考えられている。
【0003】
さらに、従来の遊技機では、効果音を発生するスピーカーは開閉パネルあるいは前面枠の裏面に1個備えられている。なお、スピーカーの配置は、機種や製造メーカーによって若干の相違がある。そして、この1個のスピーカーで複数種類の音、例えば賞球排出音とか、大当り音、リーチ音等のあらゆる音を出力している。音の出力を制御する制御回路はモノラル音の発生の制御を行っており、1個のスピーカーからモノラル音が出力されている。
なお、遊技機からの音だけを発生可能であり、遊技機外部からの音(例えば、管理装置からの入力情報に基づく音)は出力していない。
また、従来の遊技機では、役物装置や遊技に関連する表示を行う表示器の制御を主に遊技制御回路で行うとともに、球の排出に関する制御は排出制御回路で行い、球の発射に関する制御は発射制御回路で行っている。そして、遊技機前面の装飾体(例えば、パイロットランプ等)は遊技制御回路で制御している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の遊技機にあっては、各種制御の面で、以下のような問題点があった。
(イ)役物装置、遊技に関連する表示および遊技機前面の装飾体を全て遊技制御回路で行う構成になっていたため、同回路の構成が複雑化し、制御の負担が大きいという欠点があった。
(ロ)従来の遊技制御回路では回路の制御容量が不足気味であり、より一層高いレベルで各種の機能要求を十分に果すことが困難であった。すなわち、遊技制御回路を各種の機能要求を十分に果すように単体で作ると、回路の複雑化やコストの上昇を招くため、従来の構成のままで性能を高めようとすると、回路の制御容量が不足していた。
(ハ)従来は遊技機の枠部分の構成が異なると、その枠部分の構成に沿った制御を行うために遊技制御回路毎に枠制御部を設け、この枠制御部によりその枠部分の制御を行っている。そのため、遊技制御回路を共通化することができなかった。すなわち、遊技制御の部分は同じでも枠制御の内容が異なるため、同じ種類の遊技機(例えば、第1種)でも、遊技制御回路の共通化が困難であった。したがって、どのような遊技機枠でも使用できるようにすることができなかった。その結果、例えば遊技盤の交換時には不利であり、必然的に遊技機枠を制御可能なタイプの遊技制御回路に交換する必要があり、コスト高にもなっていた。
(ニ)1個のスピーカーからモノラル音が出力されているだけであったため、遊技情報の装飾が十分でなかった。
【0005】
そこで本発明は、遊技制御における個々の回路処理分担が可能で、回路の複雑化を防止でき、かつ十分な遊技制御を行うことのできる遊技機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による遊技機は、遊技機の前面側に開閉可能に備えられ、開口部に透明板を保持可能な開閉枠が備えられた遊技機において、
前記開閉枠の前面側を覆う状態で備えられ、中央開口部が形成された合成樹脂製の取り付けベース盤と、
該取り付けベース盤の前面側に配置される前面装飾体と、
前記取り付けベース盤に形成され、該前面装飾体を止着する第1止着手段と、を設け、
前記前面装飾体は、
前記取り付けベース盤における中央開口部の縁部に沿った状態で配置される開口縁装飾体と、
前記取り付けベース盤の上方部に備えられ、横方向に長い形状で形成されるとともに膨出形状に形成され、内部に複数の装飾ランプを有するランプカバーと、
該ランプカバーの両側部にそれぞれ配置され、スピーカーを内蔵するスピーカーカバーと、を含み、
前記ランプカバー内部に、ドットLED又はLCDからなり、各種の遊技状態の表示を行う遊技機情報表示器を位置させ、
前記取り付けベース盤は、
左側上部に配置される第1取り付けベース盤と、
右側上部に配置される第2取り付けベース盤と、
を含んで分割可能に構成し、
前記遊技機情報表示器は、枠制御回路基盤に備えられ、
該枠制御回路基盤の隅部を前記第1取り付けベース盤と前記第2取り付けベース盤とに各々形成された第2止着手段に固定するようにしたことを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明による遊技機は、遊技機の前面側に開閉可能に備えられ、開口部に透明板を保持可能な開閉枠が備えられた遊技機において、
前記開閉枠の前面側を覆う状態で備えられ、中央開口部が形成された合成樹脂製の取り付けベース盤と、
該取り付けベース盤の前面側に配置される前面装飾体と、
前記取り付けベース盤に形成され、該前面装飾体を止着する第1止着手段と、を設け、
前記前面装飾体は、
前記取り付けベース盤における中央開口部の縁部に沿った状態で配置される開口縁装飾体と、
前記取り付けベース盤の上方部に備えられ、横方向に長い形状で形成されるとともに膨出形状に形成され、内部に複数の装飾ランプを有するランプカバーと、
該ランプカバーの両側部にそれぞれ配置され、スピーカーを内蔵するスピーカーカバーと、を含み、
前記ランプカバー内部に、複数の装飾ランプが配置される装飾ランプ中継基盤を位置させ、
前記取り付けベース盤は、
左側上部に配置される第1取り付けベース盤と、
右側上部に配置される第2取り付けベース盤と、
を含んで分割可能に構成し、
前記装飾ランプ中継基盤の隅部を前記第1取り付けベース盤と前記第2取り付けベース盤とに各々形成された第2止着手段に固定するようにしたことを特徴とする。
また、好ましい態様として、例えば請求項3記載のように、前記取り付けベース盤は、
該取り付けベース盤とベース盤固定部材とを前記開閉枠を挟むようにして連結することにより前記開閉枠に取り付けられ、
前記取り付けベース盤の上部側に取り付けられる前記ベース盤固定部材は、細長い形状で、一端を前記第1取り付けベース盤に取り付け、他端を前記第2取り付けベース盤に取り付けるようにしてもよい。
例えば、請求項4記載のように、前記ベース盤固定部材には、前記透明板に当接して該透明板の振動を防止するガラス押さえ部材が形成されているようにしてもよい。
【0008】
【作用】
本発明では、開閉枠に合成樹脂製の取り付けベース盤と前面装飾体と第1止着手段とが設けられ、前面装飾体に開口縁装飾体とランプカバーとスピーカーカバーとが配置され、ランプカバー内部に遊技機情報表示器が位置している。また、取り付けベース盤は第1取り付けベース盤と第2取り付けベース盤とに分割可能に構成され、遊技機情報表示器は枠制御回路基盤に備えられ、枠制御回路基盤の隅部は第1取り付けベース盤と第2取り付けベース盤とに各々固定される。
したがって、前面装飾体の制御を遊技制御回路から切り離して行うことにより、遊技制御回路の負担が軽減し、同回路の複雑化を防止できる。
【0010】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
図1〜図18は本発明をプリペイドカード方式のパチンコ機に適用した場合の第1実施例を示している。
A.パチンコ装置の正面構成
図1はパチンコ装置の全体を示す正面斜視図である。図1において、1はパチンコ装置であり、大きく分けてパチンコ機2(以下、適宜単に遊技機という)と、遊技媒体貸出装置としてのカード式玉貸機(以下、単に玉貸機という)3によって構成され、これらが対をなして設置される。パチンコ機2とカード式玉貸機3とが対をなして設置されたパチンコ装置1は、いわゆるCR機(カードリーディング機)と称されている。玉貸機3にはカードリーダーが内蔵され、玉貸機3の前面パネル4にはプリペイドカードが挿入されるカード挿入口5と、7セグメントの発光ダイオードを用いて3列で構成され、カードの残り度数を表示するカード残度数表示器6と、発光ダイオード等からなりカードの受け付けが有効であることを表示するカード受付け表示器7とが設けられている。
【0011】
パチンコ機2は遊技領域を形成する遊技盤10と、額縁状前面枠11と、ガラス(透明板)12aを支持する金属製のガラス枠(金枠)12(ただし、図1ではほとんど見えておらず、詳しくは図2〜図7参照)と、ガラス枠12の前面側に取り付けられる取り付けベース盤13と、取り付けベース盤13の前面側に取り付けられる前面装飾体14とを有している。額縁状前面枠11はパチンコ機2の前面側に開閉可能に備えられ、ほぼ中央に開口部が形成され、開口部を通して遊技盤10における遊技に供する各種入賞装置等が見えるようになっている。ガラス枠12は開閉枠に相当し、中央に開口部が形成されている。
また、パチンコ機2は前面側に前面表示パネル15と、前面操作パネル16とを有している。額縁状前面枠11は木製(樹脂製でもよい)の機枠17に対して上部蝶番18および下部蝶番(図示略)によって開閉可能に支持され、ガラス枠12は額縁状前面枠11に開閉可能に支持されており、特に本実施例では着脱可能な構成になっている(詳細は後述)。
なお、額縁状前面枠11の図中左側には縁飾り部19が設けられており、縁飾り部19はガラス枠12と同様に金属製である。縁飾り部19の部分には取り付けベース盤13が配置されていない。これは、取り付けベース盤13の所まで取り付けベース盤13を配置すると、ガラス枠12の開閉が困難になる(例えば、前面装飾体14が額縁状前面枠11に衝突する)から、余裕を持たせているためである。
上記額縁状前面枠11、機枠17、前面表示パネル15と、前面操作パネル16等の遊技盤10以外の部分は、全体として遊技機本体(遊技機枠に相当)20を構成する。
【0012】
ここで、前面装飾体(電気的機構体に相当)14は遊技領域を囲むようにパチンコ機2の前面側に配置されており、スピーカー304を内蔵する外側スピーカーカバー371、スピーカー314を内蔵する外側スピーカーカバー372、上部装飾ランプ中継基盤306と枠制御回路901と遊技機情報表示器902を内蔵するランプカバー351、開口縁部装飾体レンズ231〜234(一部は図示略)、サイド装飾体401およびサイド装飾体402によって構成される(詳細な構成は後述)。
この場合、スピーカー304、314によってステレオ配置構造の音響装置(特に、音出力部分)が構成される。また、開口縁部装飾体レンズ231〜234は遊技領域を取囲むようになっており、開口縁部装飾体レンズ231〜234によって囲まれた遊技盤の領域で遊技が行われる。外側スピーカーカバー371、372、ランプカバー351およびサイド装飾体401、402はパチンコ機2の前面側にやや突出しているとともに、比較的に大きな形状に形成され、カラフルな色彩が施されている。
枠制御回路(遊技機枠制御手段)901は遊技機情報表示器902の作動やスピーカー304、314から出力される音を制御するもので、詳細な回路構成は後述する。遊技機情報表示器902はランプカバー351のほぼ中央付近に配置され、ドットLED、LCDあるいはパイロットランプによって表示面が形成され、枠制御回路901を備えたような構成になっている。遊技機情報表示器902は各種の遊技状態の表示を行う。例えば、ラッキーナンバー、無制限ナンバー、アンラッキーナンバーの表示、ラッキーナンバー決定遊技の表示、ラッキーナンバー等の遊技中の表示を行う(詳細な具体例は後述する)。
なお、枠制御回路901を備えた遊技機情報表示器902はパイロットランプを表示面にして構成されているが、例えば通常のパイロットランプで表示のみが可能なものと交換が可能である。これにより、オプション設定でホールが選択的にどちらの遊技機情報表示器を使用することもでき、便利であるという利点がある。
【0013】
前面表示パネル15には上皿21と、プリペイドカードの残高を表示するカード度数表示器(カード残高表示器)22と、玉を購入するときに操作される玉貸釦(変換釦)23と、プリペイドカードを排出するときに操作されるカード排出釦(返却釦)24と、玉貸し可能表示器25と、上皿21の玉を後述の玉貯留皿32に移す玉通路開閉用の押し釦26とが設けられている。
なお、玉貸機3にカードリーダでなく、例えばカードリーダ・ライタを配置し、玉数等の価値情報や遊技客の識別情報が記憶されている遊技用カードを用い、遊技結果をカードに書き込む等のデータ処理が可能なものであってもよい。さらに、遊技用カードはプリペイドカードに限らず、例えば玉数等の価値情報が記憶されいる玉数カード、あるいは遊技客の識別情報が記憶されている識別カード等を単独で使用する遊技機でもよい。
【0014】
要は、遊技用カードを使用するために、このカード情報を読み込み可能なカードリーダ、若しくは読み込み/書き込み可能なカードリーダ・ライタであればよい。例えば、完全なカード式のパチンコ遊技システムで封入球式の遊技機(例えば、クレジット方式の遊技機)にも本発明を適用することができる。
また、遊技用カードとして磁気カードを用いている例に限らず、例えばICカードを用いる遊技機でもよい。ICカードを用いた場合、当然のことながらカードリーダ若しくはカードリーダ・ライタはICカードに対応するものを使用することになる。
なお、カードリーダとカード制御装置とは別体として分離して配置してもよいし、あるいは両者を一体化してもよく、例えばカードリーダの内部にカード制御装置を組み込むようにしてもよい。
【0015】
前面操作パネル16には、灰皿31と、玉を貯留する玉貯留皿(受皿)32と、玉貯留皿32に貯留された玉を外部下方に抜くための玉抜きレバー33と、発射装置の操作を行う発射操作ノブ34とが設けられている。
パチンコ機2の額縁状前面枠11の図中右部には前面枠飾り部材41が設けられており、前面枠飾り部材41には樹脂飾り42、43と、施錠部44とが配置されている。樹脂飾り42、43はカラフルな色彩の施された縦長形状で樹脂製のもので、額縁状前面枠11を装飾するものである。なお、樹脂飾り42、43の内部にはランプは入っていないが、ランプを内蔵して点滅制御するようにしてもよい。
ガラス枠12は前面枠11に開閉可能に支持され、通常は施錠装置によって前面枠11に対して施錠されている。ガラス枠12を開く場合には、施錠部44に所定のキーを挿入して回動操作することにより、施錠装置のロック状態が解除されてオープンする。
なお、前面枠飾り部材41における樹脂飾り42、43は樹脂製であるため、例えば取り付けベース盤13と一体成形するようにしてもよい。あるいは、前面枠飾り部材41の部分を全体的に取り付けベース盤13と一体成形するようにしてもよい。
【0016】
ここで、遊技盤における遊技領域はどのようなものでもよく、遊技球を使用するパチンコ遊技機であれば、任意の構成を取り得る。例えば、いわゆる「第1種」に属するもので、複数の図柄を可変表示可能な表示装置(特別図柄表示装置)を備え、この表示装置における可変表示結果が予め定められた特別図柄で表示されたことを条件に遊技者に有利な特別遊技状態(大当り状態)を発生可能な遊技機でもよい。また、表示装置の図柄内容を変化させてゲームを行うもので、「第3種」に属する遊技機、あるいは表示装置を備えた他の種類の遊技機、いわゆる「第2種」に属する遊技機、又はその他の機種(例えば、他種タイプ)等に幅広く適用が可能である。また、表示装置を備えていない各種類の遊技機にも適用することができる。本実施例では「第1種」に属するタイプのものを用いている。
【0017】
B.取り付けベース盤の取り付け構造
次に、取り付けベース盤(取付手段)13の取り付け構造について説明する。図2は取り付けベース盤13の上部側を示す図、図3は取り付けベース盤13の下部側を示す図、図4は取り付けベース盤13の右側部分を示す図である。
(a)取り付けベース盤13の上部側の取り付け構造
まず、図2を参照して取り付けベース盤13の上部側の取り付け構造から説明すると、図2に示すように、取り付けベース盤13は後述するように3分割可能であるが、ここでは組み立てる前の状態で示されている。取り付けベース盤13の上部側の裏面にはビスを捩じ込み可能なボス101、102が形成されている。一方、ガラス枠12には2枚のガラスを保持可能なようにガラス保持枠103、104が形成されており、これらのガラス保持枠103、104に上側からガラスを挿入することで、ガラスがガラス枠12に取り付けられる。また、ガラス枠12の上部で裏面側には開口部105の周囲に沿って一定長さの折返し縁106が形成されている。
【0018】
折返し縁106にはベース盤固定部材107が嵌合可能になっており、ベース盤固定部材107は細長い形状で、スリットを構成する係合片108、109が設けられている。ベース盤固定部材107は樹脂製であるが、金属製にしてもよい。また、ベース盤固定部材107の上端部は折返し部107aになっており、折返し部107aと係合片108とで構成されるスリット111に折返し縁106が嵌合し、係合片108と係合片109とで構成されるスリット112に取り付けベース盤13の裏面側のボス101、102が嵌合可能になっている。
ベース盤固定部材107の両端下部にはガラス押え部材113、114が形成されており、ガラス押え部材113、114はガラスに当接してガラスの振動を防止する機能を有している。また、ベース盤固定部材107の中央部107cはR形状に形成され、遊技者が遊技盤の遊技領域を見る際に、視覚を妨げないようになっている。
【0019】
取り付けベース盤13の上部側をガラス枠12に取り付けるには、まずベース盤固定部材107のスリット111(折返し部107aと係合片108とで構成)にガラス枠12の折返し縁106を挿入するとともに、スリット112(係合片108と係合片109とで構成)に取り付けベース盤13の裏面側のボス101、102を嵌合させる。次いで、ベース盤固定部材107の両端に形成されたビス穴121a、121bにビス(図示略)を挿入して取り付けベース盤13の裏面側のボス101、102に捩じ込む。これにより、ガラス枠12を挟むようにして取り付けベース盤13とベース盤固定部材107とが連結され、結局、取り付けベース盤13の上部側をガラス枠12に取り付けることができる。このとき、ガラス枠12の折返し縁106がベース盤固定部材107のスリット111に挿入されているから、頑丈に固定することが可能である。
【0020】
(b)取り付けベース盤13の下部側の取り付け構造
次に、図3を参照して取り付けベース盤13の下部側の取り付け構造について説明する。図3に示すように、取り付けベース盤13は後述するように3分割可能であるが、ここでは取り付けベース盤13の下部側が組み立てる前の状態で示されている。取り付けベース盤13の下部側の裏面にはビスを捩じ込み可能なボス131、132が形成されるとともに、多数のリブ133a、133b、・・・・・(他は繁雑になるので、符号付けは省略)が形成されている。
ガラス枠12の下部側における折返し縁106には同様にベース盤固定部材134が嵌合可能になっており、ベース盤固定部材134は細長い形状で、断面コ字状に形成され、ボス131、132を嵌合可能なスリット135を構成するようになっている。なお、ベース盤固定部材134は樹脂製であるが、金属製にしてもよい。
ベース盤固定部材134の一部には、ベース盤固定部材134を取り付けベース盤13と連結した際に、ベース盤固定部材134がリブ133aに対して当接しないように逃げ用切り欠き136が形成されるとともに、ボス131、132に対する逃げ用切り欠き137、138が形成されている。逃げ用切り欠き137、138に対応したベース盤固定部材134の部分には、ビスを挿入可能なビス穴が形成されている。
【0021】
取り付けベース盤13の下部側をガラス枠12に取り付けるには、まずベース盤固定部材134のスリット135にガラス枠12の折返し縁106を挿入するとともに、スリット135に取り付けベース盤13の裏面側のボス131、132を嵌合させる。次いで、取り付けベース盤13の逃げ用切り欠き137、138の部分に形成されたビス穴にビス(図示略)を挿入して取り付けベース盤13の裏面側のボス131、132に捩じ込む。これにより、ガラス枠12を挟むようにして取り付けベース盤13とベース盤固定部材134とが連結され、結局、取り付けベース盤13の下部側をガラス枠12に取り付けることができる。このとき、ガラス枠12の折返し縁106がベース盤固定部材134のスリット135に挿入されているから、頑丈に固定することが可能である。
このようにして、取り付けベース盤13の上部側および下部側が取り付けベース盤13を介してガラス枠12に固定される。なお、取り付けベース盤13の上部側および下部側をそれぞれ取外すには上記と逆の手順になる。
【0022】
(c)取り付けベース盤13の右側部分の取り付け構造
次に、図4を参照して取り付けベース盤13の右側部分(遊技機を正面から見た場合に右側に位置する部分のこと、左側部分も同様の意味)の取り付け構造について説明する。図4に示すように、取り付けベース盤13は後述するように3分割可能であるが、ここでは取り付けベース盤13の右側部分が組み立てる前の状態で示されている。取り付けベース盤13の右側部分の裏面にはビスを捩じ込み可能なボス141、142、143が形成されている。
ガラス枠12の右側部分における折返し縁106には同様にベース盤固定部材144が嵌合可能になっており、ベース盤固定部材144は細長い形状で、断面コ字状に形成され、ボス141、142、143を嵌合可能なスリット145を構成するようになっている。なお、ベース盤固定部材144は樹脂製であるが、金属製にしてもよい。
ガラス枠12にはボス141、142、143に対する逃げ用切り欠き151、152、153が形成されている。逃げ用切り欠き151、152、153に対応したベース盤固定部材144の部分には、ビスを挿入可能なビス穴の形成されたビス係合部154、155、156が設けられている。ビス係合部154、155、156は円筒形で、ボス141、142、143の頭部を収納可能な形状になっている。
【0023】
取り付けベース盤13の右側部分をガラス枠12に取り付けるには、まずベース盤固定部材144のスリット145にガラス枠12の折返し縁106を挿入するとともに、ビス係合部154、155、156に対してそれぞれ取り付けベース盤13の裏面側のボス141、142、143を嵌合させる。次いで、ベース盤固定部材144のビス係合部154、155、156のビス穴にビスを挿入して取り付けベース盤13の裏面側のボス141、142、143にそれぞれ捩じ込む。これにより、ガラス枠12を挟むようにして取り付けベース盤13とベース盤固定部材144とが連結され、結局、取り付けベース盤13の右側部分をガラス枠12に取り付けることができる。このとき、ガラス枠12の折返し縁106がベース盤固定部材144のスリット145に挿入されているから、頑丈に固定することが可能である。
このようにして、取り付けベース盤13の右側部分が取り付けベース盤13を介してガラス枠12に固定される。なお、取り付けベース盤13を取外すには上記と逆の手順になる。
また、取り付けベース盤13の左側部分の取り付け構造も図示は略すが、同様の構成であり、かつその取り付け方法も同様である。
【0024】
C.ガラス枠の取り付け構造
次に、ガラス枠(開閉枠)12の取り付け構造について説明する。図5はガラス枠12が閉じた状態を示す図、図6はガラス枠12が開いた状態を示す図である。
図5、図6を参照してガラス枠12の開閉指示構造を説明すると、ガラス枠12はロ字状の枠形に形成され、その一方の側に開閉機構部160が設けられている。開閉機構部160はガラス枠12をパチンコ機2の前面で開閉可能に支持するとともに、ガラス枠12をパチンコ機2に着脱可能に取り付ける着脱手段161を有している。なお、開閉機構部160はガラス枠12に複数(ここでは2つ)設けられており、本実施例では下側の開閉機構部160を示し、上側の開閉機構部は図示を略している。2つの開閉機構部によって安定的にガラス枠12がパチンコ機2(特に、縁飾り部19)に取り付けられるようになっている。
【0025】
図7に示すように、着脱手段161は着脱機構部162と、着脱機構部162を操作する操作部(操作手段)163とを有している。着脱機構部162はガラス枠12を開閉可能に支持可能な支軸164と、ガラス枠12本体と一体成形され支軸164をスライド可能に収納する支軸収納部165と、支軸164を支軸収納部165に収納する方向に付勢するスプリング166とを有している。支軸収納部165には一部に切り欠き165aが形成され、支軸164を上側に引上げる際の邪魔にならないようになっている。
スプリング166の一端側は操作部163に係合し、他端側はガラス枠12の本体に固定されている。支軸164を持上げるには、操作部163を上側に引上げるが、このときスプリング166の付勢力に抗して支軸164が支軸収納部165から上方向に引上げられる。また、逆に操作部163から手を離すと、スプリング166の付勢力によって支軸164が支軸収納部165内に収納され、最大限に収納された状態で図示のように長さLだけ、支軸164の先端部が支軸収納部165の端から下側に突出する。
【0026】
開閉機構部160の着脱手段161は、額縁状前面枠11の前面側周囲にある枠状の金属製の縁飾り部19の一部に対して係合するようになっており、縁飾り部19には支軸収納部165から突出した支軸164の先端部を回動可能に支持する支軸支持部167が設けられている。支軸支持部167は縁飾り部19に対してほぼ直行するように水平方向に一定長さだけ突出して一体成形で形成されており、支軸支持部167には支軸164の先端部を支持する先細りに形成されたテーパー状の支持穴168が設けられている。また、縁飾り部19における支軸支持部167が設けられている箇所には、切り欠き169が形成されている。
【0027】
ここで、ガラス枠12を縁飾り部19に取り付けるときの手順について説明する。なお、開閉機構部160の操作は図示しない上側の開閉機構部についても同様である。ただし、上側の開閉機構部の場合、その操作部が固定状態になっている点が異なる。
ガラス枠12の開閉機構部160を縁飾り部19に取り付けるには、まずガラス枠12における上側の開閉機構部の支軸の先端部を縁飾り部19の支軸支持部(こちらは図示略)の所まで移動させ、支軸支持部のテーパー条の支持穴に挿入する。一方、このときほぼ同時のタイミングで、ガラス枠12における下側の開閉機構部について、その着脱手段161における操作部163を上側に引上げて、支軸164の先端部を支軸収納部165内に収納し、このままの状態で支軸収納部165を縁飾り部19の支軸支持部167の所まで移動させ、次いで、操作部163から手を離して支軸164の先端部を支軸支持部167のテーパー状の支持穴168に挿入する。上下2つの開閉機構部について上記のような手順を実行することにより、開閉機構部160が縁飾り部19に取り付けられる。そして、これにより、ガラス枠12を縁飾り部19に開閉可能に固定することができる。
【0028】
一方、ガラス枠12の開閉機構部160を縁飾り部19から取り外すには、上記と逆の手順になる。すなわち、最初に着脱手段161における操作部163を上側に引上げて、支軸164の先端部を支軸収納部165内に収納し、支軸支持部167のテーパー状の支持穴168から抜く。次いで、このままの状態で支軸収納部165を縁飾り部19の支軸支持部167から離れる方向に移動させる。また、上側の開閉機構部についても、支軸の先端部をテーパー状の支持穴168から抜くという同様の手順を実行することにより、開閉機構部160が縁飾り部19から取り外される。そして、これにより、ガラス枠12を縁飾り部19から取り外すことができる。
【0029】
図5および図6に戻り、縁飾り部19には着脱手段161における操作部163に対向する位置に、切り欠き171が形成されており、切り欠き171はガラス枠12が閉鎖状態のときに操作部163を納めるようになっている。
ガラス枠12を開くと図6に示すようになって、操作部163が切り欠き171から逸脱し、自由な開閉を許容する。一方、ガラス枠12を閉じると図5に示すようになって操作部163が切り欠き171に納められ、誤って操作部163が上側に移動しないようにロックされる。
なお、縁飾り部19には釘(図示略)を貫通させて縁飾り部19を額縁状前面枠11に取り付けるための釘穴172、173(他は図示略)が形成されている。
【0030】
D.取り付けベース盤の構造
次に、取り付けベース盤13の構造について説明する。図8は取り付けベース盤13の斜視図(特に、正面側の斜視図)である。図8において、取り付けベース盤13は大きく分けて3つの部分、すなわち第1取り付けベース盤13A、第2取り付けベース盤13B、第3取り付けベース盤13Cに区分(つまり、3分割)され、これらが相互に連結されて組み立てられるようになっている。第1取り付けベース盤13A、第2取り付けベース盤13B、第3取り付けベース盤13Cは何れも樹脂で成形され、各端部にそれぞれ嵌合部が形成されている。
第1取り付けベース盤13Aはパチンコ機2の正面左側上部に配置されるもので、嵌合部201、202および取り付け部203を有している。また、第1取り付けベース盤13Aは薄い平板状に形成され、遊技領域に対応して内側部分がR状に形成されている。第1取り付けベース盤13Aには開口縁部装飾体基盤(ただし、第1取り付けベース盤13Aに対応するものは図示略)を貫通して開口縁部装飾体レンズ(ここでは図示略)を取り付けるためのボス(止着手段)204が複数形成されている。なお、ボス204は繁雑になるのを避けるため、一部のものにだけ符号を付している。
また、第1取り付けベース盤13Aの嵌合部201の部分には3つのボス205が形成されるとともに、第2取り付けベース盤13Bに対して横方向に突出したU字状の2つの位置決め突起206が形成されている。なお、位置決め突起206は繁雑になるのを避けるため、一部のものにだけ符号を付している。
さらに、第1取り付けベース盤13Aの嵌合部202の裏面側には第3取り付けベース盤13Cの後述の嵌合部222に形成された位置決め突起224に係合可能な位置決めボス(図示略)が形成されている。
【0031】
第2取り付けベース盤13Bはパチンコ機2の正面右側上部に配置されるもので、嵌合部211、212および取り付け部213、214を有している。また、第2取り付けベース盤13Bは薄い平板状に形成され、遊技領域に対応して内側部分がR状に形成されている。第2取り付けベース盤13Bには開口縁部装飾体基盤215、216を貫通して開口縁部装飾体レンズ(ここでは図示略)を取り付けるためのボス(止着手段)217が複数形成されている。開口縁部装飾体基盤215、216にはランプ215a、216aがそれぞれ配置されており、ランプ215a、216aは遊技状態に応じ点灯(あるいは点滅)制御される。なお、ボス217は繁雑になるのを避けるため、一部のものにだけ符号を付している。
【0032】
取り付け部213は第1取り付けベース盤13Aの方に突出し、ビス穴の形成された3つの係合突起の形状に形成されている。同様に、取り付け部214は第3取り付けベース盤13Cの方に突出し、ビス穴の形成された1つの係合突起の形状に形成されている。また、第2取り付けベース盤13Bの嵌合部211の裏面側にはには第1取り付けベース盤13Aの嵌合部201に形成されたU字状の2つの位置決め突起206に係合可能な位置決めボス(図示略)が形成されている。位置決めボスは円筒形状をなし、この位置決めボスに対してU字状の位置決め突起206を係合させることで、両者が連結される。
さらに、第2取り付けベース盤13Bには第3取り付けベース盤13Cの後述の嵌合部221に形成されたU字状の位置決め突起225に係合可能な位置決めボス(図示略)が形成されている。
【0033】
第3取り付けベース盤13Cはパチンコ機2の正面下側に配置されるもので、嵌合部221、222を有している。また、第3取り付けベース盤13Cは薄い平板状に形成され、遊技領域の下部に対応してほぼ細長く形成されるとともに、各端部の内側部分は小径のR状に形成されている。第3取り付けベース盤13Cには開口縁部装飾体レンズ(図8では図示略)を取り付けるためのボス(止着手段)223が複数形成されている。なお、ボス223は繁雑になるのを避けるため、一部のものにだけ符号を付している。
また、第3取り付けベース盤13Cには第1取り付けベース盤13Aの嵌合部202の裏面側に形成された位置決めボス(図示略)に係合可能なU字状の位置決め突起224が形成されるとともに、第2取り付けベース盤13Bの嵌合部212の裏面側に形成された位置決めボス(図示略)に係合可能なU字状の位置決め突起225が形成されている。
【0034】
第1取り付けベース盤13Aの嵌合部201にはメスタイプの縦長のスリットが形成され、このスリットに対して第2取り付けベース盤13Bの嵌合部211の裏面側に形成されたオスタイプの凸部(図示略)が嵌合可能になっている。
第1取り付けベース盤13Aと第2取り付けベース盤13Bを組み立てるには、まず第1取り付けベース盤13Aの嵌合部201に形成された2つの位置決め突起206を第2取り付けベース盤13Bの嵌合部221の裏面側に形成された2つの位置決めボスに係合(位置決めボスに対してU字状の位置決め突起をかぶせるような係合状態になる)して位置決めするとともに、同時に第1取り付けベース盤13Aのメスタイプの嵌合部201に対して第2取り付けベース盤13Bのオスタイプの凸部の裏面側に嵌合部211を嵌合させる。これにより、双方の位置決めが行われつつ、つながる。次いで、第2取り付けベース盤13Bの3つの取り付け部213にビスを挿入して第1取り付けベース盤13Aの嵌合部201の部分に形成された3つのボス205にそれぞれ捩じ込んで固定する。これにより、第1取り付けベース盤13Aと第2取り付けベース盤13Bが組み立てられる。各嵌合部201、211はスリット状に十分に嵌合するから、堅固に連結することができる。
【0035】
次に、第3取り付けベース盤13Cの嵌合部221にはメスタイプの縦長のスリットが形成され、このスリットに対して第2取り付けベース盤13Bの嵌合部212に形成されたオスタイプの凸部(図示略)が嵌合可能になっている。同様に、第3取り付けベース盤13Cの嵌合部222にはメスタイプの縦長のスリットが形成され、このスリットに対して第1取り付けベース盤13Aの嵌合部202の裏面側に形成されたオスタイプの凸部(図示略)の裏面側が嵌合可能になっている。
第3取り付けベース盤13Cに対して、第1取り付けベース盤13Aおよび第2取り付けベース盤13Bを組み立てるには、まず第3取り付けベース盤13Cの嵌合部222に形成された1つのU字状の位置決め突起224を第1取り付けベース盤13Aの嵌合部202に形成された1つの位置決めボスに係合させて位置決めするとともに、同時に第3取り付けベース盤13Cのメスタイプの嵌合部222に対して第1取り付けベース盤13Aのオスタイプの凸部を有する嵌合部202を嵌合させる。これにより、双方の位置決めが行われつつ、つながる。次いで、第1取り付けベース盤13Aの1つの取り付け部203にビスを挿入して第3取り付けベース盤13Cの嵌合部222の部分に形成された1つのボス226に捩じ込んで固定する。これにより、第3取り付けベース盤13Cと第1取り付けベース盤13Aが組み立てられる。各嵌合部222、202はスリット状に十分に嵌合するから、堅固に連結することができる。
【0036】
同様に、ほぼ同じタイミングの作業で、第3取り付けベース盤13Cの嵌合部221に形成された1つの位置決め突起225を第2取り付けベース盤13Bの嵌合部212の裏面側に形成された1つの位置決めボスに係合させて位置決めするとともに、同時に第3取り付けベース盤13Cのメスタイプの嵌合部221に対して第2取り付けベース盤13Bのオスタイプの凸部の裏面側に嵌合部212を嵌合させる。これにより、双方の位置決めが行われつつ、つながる。次いで、第2取り付けベース盤13Bの1つの取り付け部214にビスを挿入して第3取り付けベース盤13Cの嵌合部221の部分に形成された1つのボス227に捩じ込んで固定する。これにより、第3取り付けベース盤13Cと第2取り付けベース盤13Bが組み立てられる。各嵌合部221、212はスリット状に十分に嵌合するから、堅固に連結することができる。
このようにして、3つの第1取り付けベース盤13A、第2取り付けベース盤13B、第3取り付けベース盤13Cが相互に連結されて組み立てられる。そして、組み立てた状態で前述したようにガラス枠12に固定される。
【0037】
E.開口縁部装飾体レンズの構成
次に、開口縁部装飾体レンズについて説明する。図9は開口縁部装飾体レンズを示す図である。図9において、開口縁部装飾体レンズは大きく分けて4つの部分、すなわち開口縁部装飾体レンズ(装飾カバー体)231〜234に区分(つまり、4分割)されるようになっている。
各開口縁部装飾体レンズ231〜234は半透明な樹脂製で、レンズの機能を有している。また、各開口縁部装飾体レンズ231〜234のそれぞれの端部は向い合う端部同士が容易に接続可能なように、段差加工されている。具体的には、一方の端部が凹加工で、向合う他方の端部が凸加工される。なお、開口縁部装飾体レンズ231〜234には、カラフルな色彩を塗布してもよいし、あるいは半透明で無色に近い色であってもよい。
【0038】
開口縁部装飾体レンズ231は遊技領域の上部中央に配置されるもので、第1取り付けベース盤13Aに形成されたボス204および第2取り付けベース盤13Bに形成されたボス217にビス止めすることで、固定される。
同様に、開口縁部装飾体レンズ232は遊技領域の左側に配置されるもので、第1取り付けベース盤13Aに形成されたボス204にビス止めすることで、固定される。また、開口縁部装飾体レンズ233は遊技領域の右側に配置されるもので、第2取り付けベース盤13Bに形成されたボス217にビス止めすることで、固定される。さらに、開口縁部装飾体レンズ234は遊技領域の下側に配置されるもので、第3取り付けベース盤13Cに形成されたボス223にビス止めすることで、固定される。
なお、各開口縁部装飾体レンズ231〜234にはビス止め用の小さい穴が形成されているが、図示は略している。ビス止めによる固定に限らず、例えばボスに対して挿入し、ロック可能な構成を有する突起部を開口縁部装飾体レンズ231〜234の内側に設けるようにしてもよい。そのようにすると、保守・点検の作業性がよい。
ここで、開口縁部装飾体レンズ231〜234にラッキーナンバーの表示をさせるように、半透明の図柄をランプに対応させて点灯可能な構成とし、例えば大当り時にランプを点灯表示させるような図柄変動遊技を行ってもよい。そのようにすると、開口縁部装飾体レンズ231〜234を有効に活用することができる。
【0039】
開口縁部装飾体レンズ233の内部には開口縁部装飾体基盤(電気部品)215、216が収納され、開口縁部装飾体レンズ233は開口縁部装飾体基盤215、216に配置されたランプ(電気部品)215a、216aの点灯光をレンズ機能により拡大しつつ透過させる。なお、他の開口縁部装飾体レンズ231、232についても同様に開口縁部装飾体基盤(電気部品)が内蔵される(図示は略)。一方、開口縁部装飾体レンズ234には開口縁部装飾体基盤が内蔵されないが、この部分にも開口縁部装飾体基盤を内蔵するようにしてもよい。そのようにすると、遊技領域の周囲を全て遊技状態に応じて装飾することが可能になる。
【0040】
ここで、3つの第1取り付けベース盤13A、第2取り付けベース盤13B、第3取り付けベース盤13Cからなる取り付けベース盤13と、開口縁装飾体502は全体として遊技領域区分部材501を構成する(図8参照)。遊技領域区分部材501はガラス枠12の前面側に備えられ、その取り付けベース盤13によって中央開口部503が形成されるとともに、中央開口部503の周囲に開口縁部装飾体レンズ231〜234が設けられる。そして、開口縁部装飾体レンズ231〜234、開口縁部装飾体基盤215、216(図示は略しているが開口縁部装飾体レンズ232に内蔵の開口縁部装飾体基盤も含む)は全体として開口縁装飾体(電気的表示手段)502を構成する(図8および図9参照)。
遊技領域区分部材501は、弾発された遊技球により遊技盤10で主要な遊技を行う主要遊技領域(中央開口部503を通して視覚的に区分される領域)と、この主要領域以外の領域(中央開口部503以外で遊技領域区分部材501が配置されている領域)との区分を前方より視認可能にする機能を発揮する。
なお、本実施例では遊技領域区分部材501をガラス枠12の前側に配置することで、主要遊技領域と、主要領域以外の領域との区分を前方より視認可能にしているが、これに限らず、例えば遊技領域区分部材501をガラス枠12の後側に配置して同様の機能を発揮させるようにしてもよい。
【0041】
F.電気的装飾部材の構成
次に、取り付けベース盤13A、13Bに配置される電気的装飾部材の構成について説明する。図10は取り付けベース盤13A、13Bに配置される電気的装飾部材の取り付けの様子を示す図である。図10において、取り付けベース盤13Aには後述のスピーカー(音出力手段)304を設置するためのほぼ円形のスピーカー設置部301が形成され、スピーカー設置部301の周囲には円筒形の区画壁302が設けられている。区画壁302はスピーカー304からの放出音が不必要に周囲(例えば、横方向)に洩れないようにするもので、主に前面側にスピーカー304からの放出音を出すようする。区画壁302の周囲には取り付けベース盤13Aから突出する一定長さのスピーカー取り付けボス(止着手段)303が4つ設けられており(図面では、2つに符号を付し、繁雑になるので、他は符号を略す)、ボス303にはビスを捩じ込み可能なねじ溝が形成されている。
【0042】
スピーカー取り付けボス303にはスピーカー304を取り付け可能であり、スピーカー304はリード線305を介して上部装飾ランプ中継基盤306に接続されている。上部装飾ランプ中継基盤306は各種の装飾ランプとコネクタが配置されるとともに、集中配線を行うフラットケーブル307が接続されている。
また、スピーカー304の前面側にはスピーカー防護部材308および内側スピーカーカバー309が順次配置されるようになっている。スピーカー防護部材308は金属製のメッシュからなり、内側スピーカーカバー309を通して「いたずら」等により細いピン状の部材(例えば、つまようじ)が突っ込まれた場合に、その侵入を阻止してスピーカー304が破損する等の不具合の発生を防止するものである。内側スピーカーカバー309は樹脂製で、スピーカー防護部材308およびスピーカー304を全体的に覆って保護する。
スピーカー304およびスピーカー防護部材308を取り付けるには、まずスピーカー304をスピーカー設置部301に置き(図11の状態)、次いで、スピーカー304の前面側にスピーカー防護部材308を重ね合せ、スピーカー防護部材308の4角に形成された4つのビス穴308aにビスを挿入するとともに、このビスをスピーカー304の4角に形成された4つのビス穴304aにも通した後、ボス303に捩じ込む。これにより、スピーカー304の前面側にスピーカー防護部材308を重ね合せた状態で両者が取り付けベース盤13Aに固定される。次いで、内側スピーカーカバー309をその上にかぶせる。なお、内側スピーカーカバー309にはスピーカー304へのリード線305を通すためのリード線開口部309aが形成されている。
【0043】
次に、取り付けベース盤13Bにも同様に後述のスピーカー(音出力手段)314を設置するためのほぼ円形のスピーカー設置部311が形成されており、スピーカー設置部311の周囲には円筒形の区画壁312が設けられている。区画壁312はスピーカー314からの放出音が不必要に周囲(例えば、横方向)に洩れないようにするもので、主に前面側にスピーカー314からの放出音を出すようする。区画壁312の周囲には取り付けベース盤13Bから突出する一定長さのスピーカー取り付けボス(止着手段)313が4つ設けられており(図面では、2つに符号を付し、繁雑になるので、他は符号を略す)、ボス313にはビスを捩じ込み可能なねじ溝が形成されている。
【0044】
スピーカー取り付けボス313にはスピーカー314を取り付け可能であり、スピーカー314はリード線315を介して上部装飾ランプ中継基盤306に接続されている。また、スピーカー314の前面側にはスピーカー防護部材318および内側スピーカーカバー319が順次配置されるようになっている。スピーカー防護部材318は金属製のメッシュからなり、内側スピーカーカバー319を通して「いたずら」等により細いピン状の部材(例えば、つまようじ)が突っ込まれた場合に、その侵入を阻止してスピーカー314が破損する等の不具合の発生を防止するものである。内側スピーカーカバー319は樹脂製で、スピーカー防護部材318およびスピーカー314を全体的に覆って保護する。
スピーカー314およびスピーカー防護部材318を取り付けるには、まずスピーカー314をスピーカー設置部311に置き(図11の状態)、次いで、スピーカー314の前面側にスピーカー防護部材318を重ね合せ、スピーカー防護部材318の4角に形成された4つのビス穴318aにビスを挿入するとともに、このビスをスピーカー314の4角に形成された4つのビス穴314aにも通した後、ボス313に捩じ込む。これにより、スピーカー314の前面側にスピーカー防護部材318を重ね合せた状態で両者が取り付けベース盤13Bに固定される。次いで、内側スピーカーカバー319をその上にかぶせる。なお、内側スピーカーカバー319にはスピーカー314へのリード線315を通すためのリード線開口部(図示略)が形成されている。
【0045】
次に、上部装飾ランプ中継基盤(電気部品)306について説明する。
上部装飾ランプ中継基盤306は4角に形成された4つのビス穴306aにビスを挿入し、このビスを取り付けベース盤13A、取り付けベース盤13Bに各2つずつ形成された取り付けボス(止着手段)321、322に捩じ込むことにより、取り付けベース盤13A、取り付けベース盤13Bに固定される。上部装飾ランプ中継基盤306上には複数の装飾ランプ341が配置され、これらの装飾ランプ341は遊技状態に応じて点灯(あるいは点滅)制御される。具体的には、以下に示すような遊技盤10に関する各種の装飾状態表示を行うように制御される。
・普段状態(特図の通常状態のこと)
・特図の変動状態
・リーチ状態(スペシャルリーチも含む)
・外れ状態
・大当りファンファーレ状態
・大当り状態
・確率変動状態(特図、普図の両方を含む)
・ラッキーナンバー遊技状態(持ち玉遊技状態)
なお、遊技機が第2種に属する場合には、2種の羽根開閉状態を表示してもよいし、あるいは遊技機が第3種に属する場合には、第3種の権利発生状態を表示するようにしてもよい。
また、これら各種の装飾状態情報は表示でなく、スピーカー304、314から音声として放音する。音声の放音は各種の装飾状態表示と一緒に組み合せてもよいし、単独に行ってもよい。
【0046】
次に、上部装飾ランプ中継基盤306上には複数のコネクタ342、343、344が配置され、上側に配置された2つのコネクタ342、343は取り付けベース盤13A、取り付けベース盤13Bに配置される後述のサイド装飾体からの配線を中継するためのものであり、下側に配置された4つのコネクタ344は取り付けベース盤13A、取り付けベース盤13Bの内側周囲に配置された開口縁部装飾体基盤215、216(その他の開口縁部装飾体基盤は図示略につき、符号は無い)からの配線を中継するためのものである。
なお、取り付け基盤13上に配置された全ての電気的な部品は、繁雑になるので、事細かくその旨の定義をしないが、電気部品に相当する。
【0047】
上部装飾ランプ中継基盤306はランプカバー(装飾カバー体)351によって覆われるようになっており、ランプカバー351は横方向に長い形状に形成されるとともに、膨出状に形成されている。ランプカバー351は半透明で、上部装飾ランプ中継基盤306に配置された複数の装飾ランプ341の点灯光を透過可能である。ランプカバー351は端部に形成されたワンタッチ用の2つの取り付け片352を取り付けベース盤13A、取り付けベース盤13Bに形成された2つの取り付け穴353にそれぞれ挿入することにより、取り付けベース盤13A、取り付けベース盤13Bにワンタッチで取り付けられる。この場合、ランプカバー351の取り付け片352は小さく弾力性があって取り付け穴353にロック可能な形状に形成されており、取り付け片352が取り付け穴353に挿入されると、弾力によりワンタッチでロックされる。また、ランプカバー351の側部には配線305、315等(その他の配線も含む)を通過させるための配線用スリット351a(他方の配線用スリットは図示略)が形成されており、上部装飾ランプ中継基盤306をランプカバー351で覆ったときに各スピーカー304、314に接続される配線305、315がランプカバー351によって押し付けられないようになっている。
【0048】
取り付けベース盤13Aには配線用開口部(配線処理手段)361が形成されており、配線用開口部361は上部装飾ランプ中継基盤306のコネクタに接続された集中配線のためのフラットケーブル307を通過させて取り付けベース盤13Aの裏側に引出すようになっている。これにより、取り付けベース盤13に配置される各種電気部品の配線をまとめてパチンコ機2の本体(いわゆる枠)側に中継することが行われる。
ここで、上部装飾ランプ中継基盤306、装飾ランプ341、コネクタ342、343、344、ランプカバー351、開口縁部装飾体基盤215、216および開口縁部装飾体レンズ231〜234は全体として電気的装飾手段610を構成する。
【0049】
図11はスピーカー304、スピーカー314および上部装飾ランプ中継基盤306を取り付けベース盤13A、取り付けベース盤13B上に配置するとともに、配線用開口部361にフラットケーブル307を通過させた状態を示している。
ここで、各スピーカー304、スピーカー314からの配線305、315は取り付けベース盤13A、13Bに形成された配線用固定片(配線処理手段)365、366によって固定されるようになっている。
また、図12はスピーカー304、314および上部装飾ランプ中継基盤306がランプカバー351および外側スピーカーカバー(装飾カバー体)371、372によってそれぞれ覆われる様子を示している。外側スピーカーカバー371、372は樹脂製で、内側スピーカーカバー309、スピーカー防護部材308およびスピーカー304を順次全体的に覆って保護するものである。外側スピーカーカバー371、372にはそれぞれスピーカー304、314へのリード線305、315を通すためのリード線開口部371a(他方は図示略)が形成されている。
【0050】
再び図10に戻り、スピーカー設置部301、311の下方にはサイド装飾体取り付け部381、382が形成されており、サイド装飾体取り付け部381、382は一定長さに延在し周囲を取り囲むように形成された複数の壁383、384をそれぞれ有している。
ここで、図13を参照して一方のサイド装飾体取り付け部381について詳細に説明する。図13において、サイド装飾体取り付け部381は三角形状に近似した形状を有しており、複数の壁383によって区画される内側にはLED385、386を搭載した基盤387がビスによって固定されるようになっている。すなわち、基盤387に形成されたビス穴387aにビスを通してサイド装飾体取り付け部381に形成されたボス(止着手段)388に捩じ込むことにより、基盤387が固定される。基盤387はレンズ機能を有する半透明な樹脂製の内カバー389によって覆われるようになっているとともに、内カバー389はさらに樹脂製の外カバー390によって覆われるようになっている。外カバー390には内カバー389の前面側がそのまま臨むような前面開口部391が形成されている。また、外カバー390および内カバー389にはそれぞれ取り付けのためのビス穴390a、389aが形成されている。
【0051】
外カバー390および内カバー389をサイド装飾体取り付け部381に取り付けるには、まず外カバー390および内カバー389を重ねるとともに、各カバーに形成されたビス穴390a、389aにビスを通してサイド装飾体取り付け部381に設けられたボス(止着手段)392に捩じ込む。これにより、基盤387を内蔵する状態で外カバー390および内カバー389を順次外側から重ね合せた状態で両者が取り付けベース盤13Aに固定される。なお、基盤387のリード線315を通すために、外カバー390および内カバー389にはそれぞれリード線開口部390b、389bが形成されている。
また、形状の大きい外カバー390は強固に取り付けベース盤13Aに固定するようになっており、外カバー390の外側に形成された取り付け部393にビスを通してサイド装飾体取り付け部381の外側に設けられたボス(止着手段)394に捩じ込むことにより、外カバー390が取り付けベース盤13Aに堅固に固定される。
【0052】
ここで、基盤387に配置されたLED385、386はパチンコ機2の枠側の情報を表示し、例えば以下の情報を表示(例えば、点灯表示)する。
・ガラス枠12が開放したときに点灯する開放表示
・賞球排出時に点灯する賞球玉排出表示
・島設備から玉の補給が行われるときに点灯する補給表示
・遊技機の打ち止め状態の表示
・玉貸し状態の表示
・玉抜き状態の表示
・玉の発射状態の表示
・カードに関する情報(例えば、カード残高、カード挿入状態、カードでの玉貸し可能状態など)の表示
なお、これら以外の情報を表示するようにしてもよい。
上記LED385、386、基盤387、内カバー(装飾カバー体)389および外カバー(装飾カバー体)390は全体としてサイド装飾体401を構成する。なお、パチンコ機2の右側にはサイド装飾体402が配置(図1参照)されている。
【0053】
さらに、この図13に示すように、外側スピーカーカバー371(他方の、外側スピーカーカバー372も同様)の外側には取り付け部395が形成されており、この取り付け部395にビスを通してサイド装飾体取り付け部381の外側に設けられたボス(止着手段)396に捩じ込むことにより、外側スピーカーカバー371が取り付けベース盤13Aに堅固に固定される。
上記取り付けベース盤13に配置される各種の電気部品、および上部装飾ランプ中継基盤306を内蔵するランプカバー351、開口縁部装飾体レンズ231〜234、左右のサイド装飾体401、サイド装飾体402は電気的表示手段を構成する。そして、電気的表示手段および装飾カバー体は全体として装飾手段600を構成する。
また、取り付けベース盤13および装飾手段600は全体としてガラス枠12(開閉枠)の前面側に配置される装飾枠601を構成する。
【0054】
ここで、電気的装飾手段610、スピーカー304、314およびサイド装飾体401、402は、少なくとも遊技者にとって重要度の高い情報を報知するもの程、視認性を高めるような配置状態であり、遊技機の前面側の上部の極めて見やすい位置に配置されている。
視認性を高めるような配置状態とは、例えば表示面積を大きくするとか、重要なもの(言換えれば緊急度の高いもの)程、上方に配置するような手法である。例えば、電気的装飾手段610およびサイド装飾体401、402は従来の遊技機に比べて表示面積が大きく、かつ上方に配置されている。また、スピーカー304、314も従来の遊技機に比べて表示面積が大きく、かつ遊技機の前面側でしかも上方に配置されている。さらに、これらの部品を集約化した構成になっており、遊技者にとって情報が集中的に得やすい構成である。
なお、スピーカー304、314から出る音情報とは、音声合成音、効果音、音楽(歌を含むもの)、メロディ音、演奏音等のあらゆる音を含む概念である。
【0055】
G.制御系の構成
次に、図14はパチンコ装置1における制御系のブロック図である。
図14において、この制御系は大きく分けると、パチンコ遊技の中で特に役物装置の作動、各種センサ信号の処理等に必要な制御を行う役物用IC801と、役物用IC801内に配置され役物装置の制御に必要な処理を行うCPU802と、同じく役物用IC801内に配置されワークエリアの設定や制御に必要なデータの一時記憶等を行うRAM803と、役物用IC801の制御プログラム等を格納しているROM804と、水晶の発振周波数を分周して役物用IC801の基本クロックを得る分周回路805と、役物用IC801等に必要な電源を供給する電源回路806と、各種情報信号を受け入れるローパスフィルタ807と、ローパスフィルタ807からの信号をバス808を介して役物用IC801に出力するバッファゲート809と、役物用IC801からの信号をバス808を介して受ける出力ポート810と、出力ポート810を介して入力される制御信号をドライブして各種駆動信号を生成して各表示器等に出力するドライバ811と、遊技に必要な効果音を生成する(あるいは音声合成を行ってもよい)音声制御回路B812と、音声制御回路B812からの音声信号を増幅するアンプ813とによって構成される。
なお、音声制御回路B812はバス808を介して役物用IC801に接続されるとともに、外部情報端子基盤861を介してホールの管理装置850(詳細は後述)および排出・発射制御回路837に接続され、これらの出力信号によって効果音を生成する処理を行う。
【0056】
役物用IC801を含む上記各回路(ただし、排出・発射制御回路837、表示制御回路862、枠制御回路901は除く)は、パチンコ装置1の裏側の所定位置に配置したマイクロコンピュータを含む役物制御回路盤というボードユニットによって実現されている。そして、マイクロコンピュータのボードユニットは玉貸機、島設備、遊技店の管理装置等との間で制御信号やデータの授受が行われるようになっている。
ここで、役物用IC801、ROM804は遊技制御手段890を構成する。音声制御回路B812は遊技に必要な効果音として、排出・発射制御回路837からの出力信号および管理装置850からの出力信号に基づいて主に枠側の情報(例えば、賞球排出音、玉貸音、不正音、打ち止め音、補給音、ガラス枠開放音、始動入賞音など)に関する音を生成し、生成された効果音はアンプ813により増幅されてスピーカ814から放音される。なお、音声制御回路B812の他に、例えば音声合成ICを設け、枠側の情報に必要な音声合成(例えば、不正時に通告する音声、“それは不正になります”)を行うようにしてもよい。遊技機の打ち止めに関する音声は管理装置850からの出力信号に基づいて生成されるが、これに限らずその他の音声でもよいのは勿論である。
【0057】
ローパスフィルタ807には始動スイッチ821、カウントスイッチ822、継続スイッチ(V入賞検出スイッチ)823および確率設定装置824からの信号が入力されている。なお、ローパスフィルタ807から役物用IC801に取り込まれる信号については、役物用IC801でソフト的に2回読み込む処理を行うことにより、ノイズの時定数等を考慮し、チャタリング防止を図っている。始動スイッチ821は始動入賞口(例えば、普通電動始動口)に玉が入賞したことを検出するとともに、普図始動口に玉が入賞したことも検出する。両者の区別は、例えば入賞玉の通路を分けることで、認識される。
カウントスイッチ822は変動入賞装置がオープンしたとき、この変動入賞装置内に入賞した玉を検出する。継続スイッチ823は大入賞口としての変動入賞装置に配置され、いわゆるV入賞口に玉が入賞したことを検出する。なお、上記各検出スイッチは近接スイッチからなり、玉の通過に伴う磁力の変化に基づいて玉を検出する。
【0058】
確率設定装置824は特別図柄表示装置の大当り確率を変更、設定するもので、その設定内容は、例えば次の通りである。
大当り確率の設定内容
大当り確率:設定3…………1/200
大当り確率:設定2…………1/210
大当り確率:設定1…………1/220
なお、普図当り確率を設定する場合には、例えばその設定内容は次のような値にする。
普図当り確率の設定内容
普図当り確率:設定3…………1/5
普図当り確率:設定2…………1/10
普図当り確率:設定1…………1/20
なお、上記の各設定率はホールの管理室に配置されている管理装置850によっても設定可能であり、その場合、管理装置850における選択指令信号発生回路からの選択指令信号に基づいて各確率が遠隔的に設定される。各確率の設定内容は、上記と同様である。なお、各確率の設定内容は上記例に限らず、他の設定内容であってもよいのはもちろんである。
【0059】
ドライバ811からは変動入賞装置831の大入賞口ソレノイド、遊技盤13の各種の装飾ランプ・LED832、始動記憶表示器833に制御信号が出力されるとともに、図示は略しているが、普通図柄表示装置、補助変動入賞装置としての普通電動補助装置などにも必要な制御信号が出力される。
変動入賞装置831の大入賞口ソレノイドは変動入賞装置(アタッカー)831をオープンさせるもので、特別図柄表示器869が大当り状態になると、1サイルク目以後はV入賞を条件に各サイクルで一定時間あるいは一定の玉数だけ大入賞口ソレノイドが励磁されてアタッカーが開く。
遊技盤13の各種の装飾ランプ・LED832としては、報知用の各種ランプ・LEDがあり、例えば遊技盤13における点灯可能な打球方向変換部材等があり、ゲーム内容に応じて適当に点灯あるいは点滅する。始動記憶表示器833は4個の範囲内で始動入賞した玉の数を記憶したことを表示する。
【0060】
ガラス枠上装飾部841は開口縁部表示器834、遊技機上部表示器835の他に、遊技機上部スピーカー304、314、遊技機機能表示部836、遊技機情報表示器902を備えている。遊技機機能表示部836はサイド装飾体401およびサイド装飾体402によって構成される。遊技機上部スピーカー304、314には枠制御回路901におけるステレオタイプのアンプから出力信号が供給され、これらの出力信号に基づいてステレオ音を放音する。
遊技機機能表示部836には排出・発射制御装置837からの出力信号および外部情報端子基盤861を介してホールの管理装置850からの信号が入力され、遊技機機能表示部836は排出・発射制御装置837からの出力信号および外部情報端子基盤861を介して入力されるホールの管理装置850からの信号に基づいて必要な情報を表示する。具体的には、主に枠側の情報、例えば前述したように、以下の情報を表示する。
【0061】
・ガラス枠12が開放したときに点灯する開放表示
・賞球排出時に点灯する賞球玉排出表示
・島設備から玉の補給が行われるときに点灯する補給表示
・遊技機の打ち止め状態の表示
・玉貸し状態の表示
・玉抜き状態の表示
・遊技音の一部(例えば、始動入賞音)
・玉の発射状態の表示
・カードに関する情報(例えば、カード残高、カード挿入状態、カードでの玉貸し可能状態など)の表示
管理装置850からの信号に基づく表示としては、例えば遊技機の打ち止め表示がある。
【0062】
排出・発射制御装置837は排出制御回路盤705および発射回路盤709の中に配置されている各制御回路によって構成され、役物用IC801との間で、データの授受を行うようになっている。
したがって、遊技機機能表示部836は枠側情報を主に表示するが、これ以外の情報を表示してもよい。役物側の情報に関する表示、例えば大当り表示、リーチ表示、図柄変動表示、大当り発生時のファンファーレ表示、始動入賞表示、カウント表示、スペシャルリーチ表示、アタッカーオープン表示、確率変動中表示などを行うようにしてもよい。
役物用IC801は外部情報端子基盤861を介して管理装置850に接続されるとともに、表示制御回路862に接続されている。外部情報端子基盤861は遊技機外部に情報を出力するとともに、外部から遊技機に情報を取り込む場合の端子であり、遊技盤13における各種情報、例えば役物装置に関する情報で、大当り、ラッキーNO.、アンラッキーNO.、大当り確率設定値、ラッキーNO.およびアンラッキーNO.の発生率、大当り確率設定値、始動口入賞数、役物の回転数、大当り時のサイクルの継続回数、不正情報(入賞による不正あるいはコネクタの抜けなど)をホールの管理装置850に出力する一方、管理装置850からの情報(例えば、音楽、打ち止め情報等)を取り込む際の配線の中継を行う。管理装置850はホールに設置された多数のパチンコ機および島設備等から必要なデータを収集してデータの管理を行ったり、大当り確率の設定を遠隔的に行ったり、各遊技機に必要な情報を送信したりする。
【0063】
表示制御回路862は画像用CPU865、ROM866、RAM867および表示駆動回路868により構成される。画像用CPU865は役物用IC801との間で通信処理を行い、送信されるコマンドに応じて特別図柄表示器869に表示される画像の制御を行うもので、画像用CPU865の出力は表示駆動回路868に送られる。表示駆動回路868は画像用CPU865からの出力信号に基づいて特別図柄表示器869を駆動する。ROM866は画像用CPU865の制御プログラム、キャラクターデータ等を格納しており、RAM867は画像用CPU865のワークエリアとして用いられる。特別図柄表示器869はCRTディスプレイによって構成され、始動入賞口に玉が入賞したとき、CRTディスプレイ画面に表示された図柄の内容を変化させ、その図柄が特定の利益状態(すなわち、特別態様遊技状態で、例えば、大当りのゾロ目状態:「777」など)になると、大当り遊技に移行して変動入賞装置(アタッカー)831が開放するようになっている。
このように、役物装置の制御を行う役物用IC801と、いわゆる特図の表示制御を行う表示制御回路862とをわけることにより、役物用IC801の負担を軽減しつつ、遊技者への演出効果の高い特図画面を表示することが可能になっている。
【0064】
次に、枠制御回路901は役物用IC801との間でデータの授受を行い、遊技機上部スピーカー304、314および遊技機情報表示器902の作動を制御する。枠制御回路901は前面装飾体14に配置されているが、このような構成に限るものではない。例えば、樹脂製又は木製の前面枠11の裏面側に配置してもいいし、機枠17に配置してもいいし、あるいは従来のパイロットランプ(前面枠の上部に配置されているもの)に一体的に備えるような配置にしてもいい。また、枠制御回路901は枠側の外部情報端子基盤872を介して外部の管理装置850や呼出ランプ(例えば、島設備に配置されたもの)と接続され、信号の伝達が可能になっている。枠側の外部情報端子基盤872は遊技機本体(遊技機枠)20であれば、どの部分に設けてもよい。一般的には、遊技機の裏面側に配置され、既設の外部情報端子基盤861とは別体で構成される。一方、枠側の外部情報端子基盤872の機能を実現するために、例えば既設の外部情報端子基盤861を利用し、外部情報端子基盤861に枠側の外部情報端子基盤872の信号伝達に必要な端子を追加して設けるようにしてもよい。あるいは、遊技盤10の裏面側に枠側の外部情報端子基盤872を配置するようにしてもよい。
【0065】
枠制御回路901の詳細な回路構成は図15のように示される。図15において、枠制御回路901は音声制御回路A873、アンプ874、枠制御CPU875、ROM876、RAM877、ラッキーナンバー(ラッキーNO)設定器878、受信器879、出力ドライバー880により構成される。なお、枠制御回路901に対しては、遊技機の電源部から必要な電源が供給されるが、枠制御回路901自体に電源回路を備えるようにしてもよい。その場合、例えばAC24Vの電源入力をDC24V、DC12V、DC5Vに変換するものが備えられる。
枠制御CPU875は役物用IC801との間で通信処理を行い、送信されるコマンドに応じて音声制御回路A873に制御信号を出力したり、出力ドライバー880を介して遊技機情報表示器902の作動(例えば、ラッキーナンバー遊技の表示等)を制御したりする。
ここで、枠制御回路901はステレオ音制御手段、ラッキーナンバー遊技制御手段、遊技データ表示制御手段を構成する。
【0066】
音声制御回路A873は遊技関連音をステレオサウンドで生成する。遊技関連音としては、例えば役物(遊技盤13)側の情報に関する音で、大当り音、リーチ音、図柄変動音、大当り発生時のファンファーレ音、始動入賞音、カウント音、スペシャルリーチ音、アタッカーオープン音、確率変動中音などがあり、これらをステレオ音として生成する。そして、生成されたステレオ音はアンプ874により増幅されて遊技機上部スピーカ(ステレオ音出力手段)304および遊技機上部スピーカ(ステレオ音出力手段)314からそれぞれ放音される。なお、音声制御回路A873の他に、例えば音声合成ICを設け、遊技盤側の情報に必要な音声合成(例えば、大当り時の音声、“やったね、大当り”)を行うようにしてもよい。
【0067】
ROM876は枠制御CPU875の制御プログラム、キャクターデータ、音(音声)データ、ホールの状況データ等を格納しており、RAM877は枠制御CPU875のワークエリアとして用いられる。ROM876の一部は表示データ用および音声データ用に使用されるが、ROM876の一部を表示データ用ROMと、音声データ用ROMに分けてもよく、この場合にはさらに表示データ用ROMと、音声データ用ROMを交換可能にしてもよい。そのようにすると、データの内容を変えたい場合には、ROMを交換すればよく便利である。例えば、遊技盤10の交換に応じてROMを交換したり、あるいはホールの要望に応じてROMを交換する。
ラッキーナンバー設定器878はホールの係員によって操作され、ラッキーナンバーの設定およびラッキーナンバー決定遊技で表示される図柄の出現率(発生率)の設定を行うものである。ここで、遊技機情報表示器902にはラッキーナンバー決定遊技が表示されるとともに、停止図柄が決定した場合には、それがラッキーナンバーであるか否かの判別は枠制御CPU875で行う。この場合、遊技機情報表示器902は遊技機(すなわち、役物用IC801)からの大当り信号に基づいてラッキーナンバー決定遊技を表示する。遊技機情報表示器902はラッキーナンバー決定遊技に関連した表示を行うことのできる表示手段および遊技データを表示する遊技データ表示手段を構成する。
【0068】
また、役物用IC801から枠制御回路875に遊技データ(例えば、大当り、始動入賞、図柄変動開始等)が送信されるようになっており、枠制御回路875ではその遊技データの計数、演算を行い、演算結果が遊技機情報表示器902に表示されるようになっている。その他に、ROM876に格納されているホールの状況データに基づき枠制御CPU875は以下のような情報を遊技機情報表示器902に表示させる制御を行う。
・「このコーナーは禁煙席になっております」
・「このコーナーは女性専用台になっております」
・「このコーナーは会員専用台になっております」
・「この遊技機は予約台になっております」
・「この遊技機は食事台になっております」
・「この遊技機は整備中です」
なお、遊技機情報表示器902に表示させる内容は上記例に限るものではなく、その他の表示をさせてもよい。
ラッキーナンバー設定器878の操作は係員が所持している所定のリモコン881によって行われるようになっている。なお、ラッキーナンバー設定器878に係員が直接的に触れてラッキーナンバーの指定およびラッキーナンバー決定遊技で表示される図柄の出現率を設定可能なように、ラッキーナンバー設定器878を構成してもよい。
【0069】
ラッキーナンバー、アンラッキーナンバーとしては、例えば以下のように設定する。
・ホールラッキーナンバー:例えば「1」、「3」、「5」
・アンラッキーナンバー:例えば「4」、「9」
・スペシャルラッキーナンバー:例えば「7」
ここで、ホールでの遊技形態について説明し、特にホールラッキーナンバーについて詳細に説明する。ホールでの営業形態は大きく分けて次のようなものがある。
▲1▼単純ラッキーナンバー遊技
ラッキーナンバー大当り発生時のみ、持ち玉遊技が可能である。例えば、「3」、「5」というラッキーナンバーで大当りが発生したときのみ、持ち玉遊技ができる。
他の図柄(例えば、「2」)での大当り発生時は、持ち玉を全て交換する必要がある。
▲2▼ラッキーナンバー、アンラッキーナンバー遊技
ラッキーナンバー大当り発生(例えば、「3」、「5」)により、持ち玉遊技を開始する。
持ち玉が無くなるか、あるいはアンラッキーナンバー(例えば、「4」)での大当り発生により、持ち玉を全て交換する。又は、遊技者が自発的に遊技を止めるときもある。
【0070】
▲3▼ラッキーナンバー、アンラッキーナンバー、スペシャルラッキーナンバー遊技ラッキーナンバー(例えば、「3」)、スペシャルラッキーナンバーでの大当り発生(例えば、「7」)により、持ち玉遊技を開始する。
ラッキーナンバーによる持ち玉遊技の場合、アンラッキーナンバー(例えば、「4」)での大当り発生により、持ち玉を全て交換する。
スペシャルラッキーナンバーによる大当りの場合、終日、持ち玉の交換はない。ただし、持ち玉が無くなった場合には、持ち玉遊技を無効にする場合と、引続き持ち玉遊技を可能とする場合がある。スペシャルラッキーナンバーであっても、例えば遊技者が代ると、持ち玉遊技を無効にする。
▲4▼時間指定による無制限
例えば、“開店から12時まで”、“閉店前の2時間”等の時間を制限して無制限営業(全ての図柄で持ち玉遊技が可能)を行うものである。
▲5▼時間指定によるラッキーナンバーの追加
例えば、“開店から12時まで”等の期間中は、通常「1」、「3」によるラッキーナンバーに加えて「5」を追加する場合(あるいは少なくする場合)である。
【0071】
▲6▼終日無制限
全ての大当り図柄に対して玉の交換が無いというものである。遊技者にとっては有利となる。
▲7▼完全1回交換制
どの図柄で大当りしても、大当り終了後に出玉の交換を強制するものである。ただし、大当り終了後の始動記憶内で再び大当りが発生した場合には、その大当り終了後に出玉を交換することになる。
▲8▼アンラッキーナンバーのみ設定
アンラッキーナンバー以外の大当りは全て無制限で、アンラッキーナンバー(例えば、「4」、「9」)の大当りが発生すると、全て出玉を交換する。
▲9▼その他
定量制:所定の出球数により玉の交換を強制するもので、打ち止め制ともいう。
確率変動:大当り確率のアップ中のみ、持ち玉遊技を可能にするものである。
【0072】
受信器879は係員が所持しているリモコン881からの信号(例えば、赤外線信号)を受信するもので、受信器879によって受信された信号はA/D変換等の信号処理がされて枠制御CPU875に送られる。なお、リモコン881の送信媒体は赤外線信号に限らず、他のもの(例えば、超音波、電波)でもよい。枠制御CPU875は受信器879からの信号に基づきラッキーナンバー設定器878によって設定された内容でラッキーナンバー決定遊技や、その停止図柄の判定を行う処理を実行する。枠制御CPU875からは出力ドライバー880を介して遊技機情報表示器902、開口縁部表示器834、遊技機上部表示器835に駆動信号が出力されるとともに、枠側の外部情報端子基盤(外部接続手段)872を介して遊技機外部に信号やデータが出力される。
開口縁部表示器834は開口縁装飾体502に相当し、遊技機上部表示器835は上部装飾ランプ中継基盤306、複数の装飾ランプ341、ランプカバー(装飾カバー体)351によって構成される。遊技機上部表示器835は前述したように、遊技盤10に関する各種の装飾状態表示、すなわち、以下の表示を行う。また、役物用IC801は報知制御手段を構成する。
・普段状態(特図の通常状態のこと)
・特図の変動状態
・リーチ状態(スペシャルリーチも含む)
・外れ状態
・大当りファンファーレ状態
・大当り状態
・確率変動状態(特図、普図の両方を含む)
なお、その他に遊技機情報表示器902によって表示されるラッキーナンバー遊技状態(持ち玉遊技状態)を遊技機上部表示器835で表示するようにしてもよい。
【0073】
枠制御回路901から外部に出力されるデータは管理装置850に送信され、管理装置850では各遊技機からのデータを収集して営業データ等を作成する。例えば、大当り信号は送信されていたが、大当りの図柄データについては従来、管理装置850では収集できなかった。これに対して本実施例では、ラッキーナンバー遊技の図柄データを管理装置850に送信することにより、ラッキーナンバー遊技の状況データを収集することが可能になる。
また、枠制御回路901から外部に出力されるデータは島設備に送信され、島設備の演出(例えば、大当りが発生した場合に島設備でファンファーレを発生すくような演出)に利用することが行われる。
なお、枠制御回路901で他の装飾表示器の装飾を行うようにしてもよい。例えば、上部装飾ランプ中継基盤306上に配置された装飾ランプ341の制御を行って、これらの装飾ランプ341を遊技状態に応じて点灯(あるいは点滅)制御するようにしてもよい。
【0074】
以上の構成において、本実施例の動作について説明する。
遊技機における通常の第1種遊技についてはよく知られているので、省略する。図16は枠制御回路901の制御プログラムを示すフローチャートである。この制御プログラムは所定時間毎に繰り返して度実行される。プログラムがスタートすると、まずステップS10で設定変更があるか否かを判別する。ここでいう設定変更とは、ラッキーナンバーの設定あるいはラッキーナンバー決定遊技で表示される図柄の出現率を変更することであり、これらはホールの係員がリモコン881を操作することにより行われる。したがって、設定変更があるかどうかは、リモコン881の操作の有無を判断することになる。設定変更があればステップS12に分岐してラッキーナンバー情報(すなわち、ラッキーナンバーの設定、ラッキーナンバー決定遊技で表示される図柄の出現率)の設定処理を行う。ラッキーナンバーの設定あるいはラッキーナンバー決定遊技で表示される図柄の出現率のうち1つでも変更があると、ステップS12で設定処理を行う。両方とも変更がある場合には、ステップS12でラッキーナンバーの設定およびラッキーナンバー決定遊技で表示される図柄の出現率の設定処理を行う。ステップS12を経ると、次いで、ステップS14に進む。一方、ステップS10で設定変更がなければ、直接にステップS14に進む。
【0075】
ステップS14では役物用IC801とのデータ通信処理を行う。これにより、役物用IC801と枠制御回路901との間で必要なデータ通信の授受が行われ、例えば役物用IC801から枠制御回路901に対して遊技データが送信されたり、音声発生コマンド、装飾表示コマンド等が送信されたりする。次いで、ステップS16で外部装置(例えば、管理装置850)との間で必要なデータ通信の授受が行われる。例えば、管理装置850から枠制御回路901に対して音楽、打ち止め情報データ等が送信されたり、大当り確率の設定(あるいはラッキーナンバーの設定やラッキーナンバー決定遊技で表示される図柄の出現率の設定でもよい)を遠隔的に行ったする場合のコマンドが送信されたりする。
次いで、ステップS18で遊技機情報表示器902の表示内容を切り替えるための分岐条件の判断を行う。分岐条件は、例えば以下のように判断する。
・所定期間で遊技機情報表示器902の表示内容を切り替える。
例えば、30秒経過後とか、1分経過後に表示内容を切り替える。
・管理装置850あるいは役物用IC801からの信号により、遊技機情報表示器902の表示内容を切り替える。
・遊技者あるいは係員の操作により遊技機情報表示器902の表示内容を切り替える。
例えば、遊技者が表示内容を切り替えることが可能な切替ボタンを遊技機に別途設けたり、あるいは係員がリモコン881を操作して表示内容を切り替えるようにする。
【0076】
ステップS18で分岐条件の判断を行うと、ステップS20のラッキーナンバー表示処理、ステップS22の遊技データ表示処理、あるいはステップS24の遊技店情報の表示処理の何れかに進む。
(a)ラッキーナンバー表示処理のルーチン
ステップS20のラッキーナンバー表示処理では設定されているラッキーナンバーを遊技機情報表示器902に表示する。
ここで、図17(a)〜図17(d)および図18(a)〜(c)は遊技機情報表示器902に表示される各種情報を示す図である。
したがって、ステップS20のラッキーナンバー表示処理では、図18(a)に示すように、遊技機情報表示器902にラッキーナンバー設定器878によって設定されたラッキーナンバー、無制限ナンバー、アンラッキーナンバーが表示される。例えば、ラッキーナンバーが「1」、「3」、「5」、無制限ナンバーが「7」、アンラッキーナンバーが「4」、「9」として表示される。これにより、遊技者は遊技機正面上部にある遊技機情報表示器902により、各ラッキーナンバーを見やすい位置で確実に認識することができる。
【0077】
次いで、ステップS26で大当り発生か否かを判別し、大当りが発生した場合には、ステップS28でラッキーナンバー決定遊技処理を行う。これにより、図17(b)に示すように遊技機(つまり、役物用IC801)からの大当り信号をトリガーにラッキーナンバー決定遊技が遊技機情報表示器902で行われ、その様子が遊技機情報表示器902に表示される。図17(b)は図柄(数字)が「6」から「7」にスクロールしている状態を示しており、「ラッキーナンバー決定中」という表示がされる。これにより、遊技者はラッキーナンバー決定中であることを見やすい位置で確実に認識することができる。この場合、各図柄(すなわち、ラッキーナンバーやアンラッキーナンバー)の出現率はラッキーナンバー設定器878で設定されている。
【0078】
次いで、遊技機情報表示器902におけるラッキーナンバー決定遊技の停止図柄が決定した場合、枠制御回路901で停止図柄がラッキーナンバーであるか否かの判別が行われ、遊技機情報表示器902にその判定結果が表示される。図17(c)は停止図柄が「5」で、ラッキーナンバーとなった場合の例を示している。そして、このとき「ラッキーナンバースタートです。持ち玉遊技開始です」という表示がされる。すなわち、遊技機情報表示器902にラッキーナンバー大当りが表示されるとともに、他のランプ(例えば、上部装飾ランプ中継基盤306上の複数の装飾ランプ341)によりラッキーナンバー大当りを装飾する。このとき、音声によってラッキーナンバー大当りを装飾(例えば、「ラッキーナンバースタート」という音声)してもよい。また、このとき管理装置850にラッキーナンバー大当り信号が送信される。なお、これはスペシャルラッキーナンバー大当りのときも同様である。これにより、管理装置850ではラッキーナンバー遊技のデータを収集することができる。
【0079】
次いで、ラッキーナンバー遊技中は図17(d)に示すように、遊技機情報表示器902にラッキーナンバー遊技中であることの表示、すなわち、「ただ今ラッキーナンバー遊技中です。4、9が出たら交換です」という表示がされる。これにより、ラッキーナンバー遊技中であることを遊技者は見やすい位置で確実に認識することができる。また、大当り終了後に「4」あるいは「9」の図柄で次回の大当りが発生すると、その図柄は枠制御回路901で自動判定され、出玉の交換が遊技機情報表示器902に表示される。したがって、この場合には出玉の交換の要請を自動的に表示させることができ、便利で係員の負担が軽減する。
なお、ラッキーナンバーで大当りしたとき、その後、アンラッキーナンバーが出現せずに、遊技を終了するとき(例えば、持ち玉が無くなったとか、遊技者が都合により持ち玉を交換するとき)には、係員が判定してリモコン操作で遊技機情報表示器902の表示を変える。
【0080】
次いで、ステップS30に進む。また、ステップS26で大当りが発生していない場合には、ステップS28をジャンプして直接にステップS30に進む。ステップS30ではスペシャルラッキーナンバー(ラッキーNO(S))での遊技中であるか否かを判別する。スペシャルラッキーナンバー「7」で大当りが発生した場合には、ステップS32に進んで遊技機情報表示器902にスペシャルラッキーナンバー「7」による遊技中であることを表示する。すなわち、遊技機情報表示器902に図18(a)に示すようにスペシャルラッキーナンバー「7」で大当りが発生し、「ただ今無制限遊技中です」という表示がされる。これにより、遊技者は「7」の出目が無制限営業開始であることを見やすい位置で確実に認識することができる。ただし、このときもスペシャルラッキーナンバーで大当りした後、遊技を終了するとき(例えば、持ち玉が無くなったとか、遊技者が都合により持ち玉を交換するとき)には、係員が判定してリモコン操作で遊技機情報表示器902の表示を変える。また、スペシャルラッキーナンバー「7」で大当りが発生した場合には、その後、アンラッキーナンバーが出現しても遊技終了にならないから、係員が判定してリモコン操作で遊技機情報表示器902の表示を遊技終了にはしないようにする。
【0081】
ステップS32を経ると、ステップS34に進む。一方、スペシャルラッキーナンバー「7」による大当りが発生していない場合には、ステップS32をジャンプしてステップS34に進む。ステップS34では役物用IC801および管理装置850からの信号に基づきステレオ音の出力処理を行う。この場合、例えば役物用IC801から枠制御回路901に対して音声出力コマンドが送信され、枠制御回路901ではその音声出力コマンドに基づいてステレオ音を発生する処理を行い、遊技機上部スピーカー304、314からステレオ音(例えば、大当り音、リーチ音、図柄変動音、大当り発生時のファンファーレ音、始動入賞音、カウント音、スペシャルリーチ音、アタッカーオープン音、確率変動中音など)が放音される。また、管理装置850からの信号に基づき打ち止め情報、店内放送、音楽などが遊技機上部スピーカー304、314からステレオ音として放音される。
【0082】
次いで、ステップS36に進み、役物用IC801および管理装置850からの信号に基づき装飾表示処理を行う。例えば、役物用IC801から枠制御回路901に対して装飾表示コマンドが送信され、枠制御回路901ではその装飾表示力コマンドに基づいてガラス枠上装飾部841の遊技機上部表示器835に以下のような遊技盤10に関する各種の装飾状態表示をさせる。
・普段状態(特図の通常状態のこと)
・特図の変動状態
・リーチ状態(スペシャルリーチも含む)
・外れ状態
・大当りファンファーレ状態
・大当り状態
・確率変動状態(特図、普図の両方を含む)
また、枠制御回路901ではその装飾表示コマンドに基づいてガラス枠上装飾部841の開口縁部表示器834に大当り発生の装飾表示などの各種の装飾状態表示を行う。一方、管理装置850からの信号に基づいて、例えば遊技機の打ち止め表示などを開口縁部表示器834に表示する。ステップS36を経ると、ルーチンを終了し、次回の実行タイミングになると、再びルーチンを繰り返す。
【0083】
なお、スペシャルラッキーナンバー遊技の開始のときは、他のランプ(例えば、上部装飾ランプ中継基盤306上の複数の装飾ランプ341)によりスペシャルラッキーナンバー大当りを装飾する。このとき、音声によってスペシャルラッキーナンバー大当りを装飾(例えば、「スペシャルラッキーナンバースタート」という音声)してもよい。また、このとき管理装置850にスペシャルラッキーナンバー大当り信号が送信される。これにより、管理装置850ではスペシャルラッキーナンバー遊技のデータを収集することができる。
全図柄を無制限遊技にする場合、例えば開店(午前10時)から12時までの間(2時間)にどの図柄が大当りが発生しても無制限営業にするようなときは、遊技機情報表示器902に「ただ今サービスタイム中です」という表示がされる。これにより、遊技者はサービスタイム中であれば全図柄の出目が無制限営業開始であることを見やすい位置で確実に認識することができる。
ここで、全図柄を無制限遊技にする場合の設定は、例えば管理装置850からの信号により開店(午前10時)から12時までの間(2時間)というように表示してもよいし、あるいは予め遊技機側の枠制御回路901で設定しておき、それに基づいて表示してもよい。
【0084】
(b)遊技データ表示処理のルーチン
ステップS22の遊技データ表示では遊技機情報表示器902に各種の遊技データを表示する処理を行う。例えば、図18(b)は遊技機情報表示器902に表示される各種遊技データの一例を示す図である。この場合、枠制御回路875は役物用IC801から遊技データ(例えば、大当り、始動入賞、図柄変動開始等を受信し、その受信データに基づいて遊技データの計数、演算を行い、演算結果を遊技機情報表示器902に表示させる。例えば、図18(b)の例では、以下のような表示がされる。
・大当り回数 20回(25回)
・始動回数 193回
・リーチ回数 15回
・大当り確率 1/230(1/210)
なお、最初は本日のデータ、後のかっこ書きのデータは前日のデータである。枠制御回路875ではRAM877に本日、前日、前々日、・・・・というように各データを記憶している。これにより、遊技者は遊技台のデータを見やすい位置で確実に認識することができる。
【0085】
(c)遊技店情報の表示処理のルーチン
ステップS24の遊技店情報の表示処理では遊技機情報表示器902に各種の遊技店情報を表示する処理を行う。この処理では、ROM876に格納されているホールの状況データに基づき遊技機情報表示器902に各種の表示をさせる。例えば、図18(c)は遊技機情報表示器902に表示される一例で、ここでは「このコーナーは禁煙席になっております」という表示がされる例を示している。これにより、遊技者は禁煙席であることを見やすい位置で確実に認識することができる。なお、このような各種の表示は係員がリモコン881を操作して変えることができる。したがって、簡単な操作で遊技機情報表示器902に各種の表示をさせることができる。例えば、以下のような表示を簡単に変更することができる。
・「このコーナーは女性専用台になっております」
・「このコーナーは会員専用台になっております」
・「この遊技機は予約台になっております」
・「この遊技機は食事台になっております」
・「この遊技機は整備中です」
この他、例えば管理装置850から枠制御回路901に表示データを送信して遊技機情報表示器902に各種の情報表示をさせるようにしてもよい。
なお、これらの表示データは遊技機における枠制御回路901のROM876において予め備えられる他に、枠制御回路901のROM876を別なものと交換して対応するようにしてもよい。
【0086】
このように本実施例では、遊技機本体20(以下、遊技機枠という)に前面装飾体(電気的機構体)14が配設され、この前面装飾体14を制御する枠制御回路(遊技機枠制御手段)901が遊技機枠に設けられる。したがって、以下の効果を得ることができる。
(1)前面装飾体14を制御する枠制御回路901を遊技制御回路(すなわち、遊技制御手段890)から切り離して遊技機枠に設けることにより、遊技制御回路の負担が軽減し、同回路の複雑化を防止できる。
(2)枠制御回路901を遊技機枠に設けて遊技制御回路とは別にしてそれぞれ個別化することにより、枠制御回路901の機能を充実させることが可能になる。
(3)その結果、遊技制御回路が枠制御回路901の機能を果す必要がなくなり、制御容量も十分になって、より一層高いレベルで各種の機能要求を満たすことができる。
(4)また、遊技制御回路の構成の複雑化やコストの上昇を避けることができる。
(5)遊技機の枠部分の構成が異なった場合、その枠部分に沿った制御を行うための枠制御回路901を遊技制御回路から切り離して遊技機枠に設けることにより、遊技制御回路を共通化することができる。したがって、遊技制御回路をどのような遊技機枠でも使用できるようにすることが可能になる。
【0087】
(6)その結果、例えば遊技盤10の交換時には有利であり、枠制御回路901を交換する必要がなく、コスト(遊技盤の交換コスト)を低下させることができる。
(7)遊技制御回路と切り離して設けた枠制御回路901により音声のステレオ制御を行うことにより、音声の装飾効果を高めることができる。
(8)遊技制御回路と切り離して設けた枠制御回路901によりラッキーナンバーに関する制御を行い、前面装飾体14に設けた遊技機情報表示器902によりラッキーナンバーに関する表示を行うことにより、ホールの営業に枠制御回路901および遊技機情報表示器902を利用することができる。
(9)遊技制御回路と切り離して設けた枠制御回路901により遊技データに関する制御を行い、前面装飾体14に設けた遊技機情報表示器902により遊技データに関する表示を行うことにより、枠制御回路901および遊技機情報表示器902を利用して遊技者に有益なデータを提供することができる。
(10)枠制御回路901と、外部装置(例えば、管理装置850)とを接続する枠側の外部情報端子基盤(外部接続手段)872を設けることにより、遊技制御回路の処理負担を軽減しつつ、外部装置との間で簡単にデータの授受を行うことができる。例えば、ラッキーナンバー大当り発生を外部装置(例えば、管理装置850)で容易に把握することができ、正確な営業データを収集することができる。
(11)ラッキーナンバー設定器を設けることにより、遊技店の営業に合せてラッキーナンバー決定遊技の図柄の出現率とか、その日のラッキーナンバー、スペシャルラッキーナンバー、アンラッキーナンバーの設定を行うことが可能になる。したがって、各ホールの営業に沿ったきめ細かいラッキーナンバー図柄を選択することができる。
【0088】
本発明の第2実施例
次に、図19は本発明の第2実施例を示す図であり、これは取り付けベース盤13A、13Bに枠制御回路基盤950を配置した例である。
図19において、取り付けベース盤13A、13Bの上部ほぼ中央には枠制御回路基盤950が配置されており、この枠制御回路基盤950によって第1実施例と同様の機能を有する枠制御回路を実現するようになっている。すなわち、枠制御回路基盤950は4角に形成された4つのビス穴(図示略)にビスをを挿入し、このビスを取り付けベース盤13A、取り付けベース盤13Bに各2つずつ形成された取り付けボス(ここでは図示略)に捩じ込むことにより、取り付けベース盤13A、取り付けベース盤13Bに固定される。枠制御回路基盤950には枠制御回路を構成するための枠制御CPU951、交換可能なROM952、RAM953、遊技機情報表示器954が備えられとともに、繁雑になるので、細かい符号付けは省略するが、その他に音声制御回路A、アンプ、ラッキーナンバー(ラッキーNO)設定器、受信器、出力ドライバーを構成するICが備えられている。ROM952には複数の各種メッセージデータが予め格納されており、簡単に交換することができる構成になっている。遊技機情報表示器954は、例えばドットLED、あるいは小型のLCD等によって構成されている。また、枠制御回路基盤950には複数の装飾ランプが配置され、これらの装飾ランプによって第1実施例と同様に上部装飾ランプ中継基盤306の装飾機能を実現可能になっている。すなわち、言換えれば、上部装飾ランプ中継基盤306上に枠制御回路を搭載したようになっている。また、コネクタや配線固定部等は第1実施例と同様に設けられている。なお、上部装飾ランプ中継基盤306上に枠制御回路を搭載するのではなく、枠制御回路基盤950を単独で設けてもよい。
【0089】
以上の構成において、第2実施例では前面装飾体14に枠制御回路基盤950を設けることにより、前面装飾体14の交換と同時に枠制御回路基盤950も交換することができ、作業性がよく、便利である。また、ROM952に予め複数の各種メッセージデータ(例えば、遊技店情報表示データ等)を予め格納しておき、必要な場合には簡単に交換することも可能であるから、メッセージデータを変えたいような場合には、極めて便利である。
なお、枠制御回路基盤950は図19の例に限らず、遊技機枠側であれば遊技盤以外の場所のどこに設けてもよい。遊技機枠の裏側でもよいし、側方の空きスペースに設けてもよい。また、枠制御回路基盤950は例えば通常のパイロットランプで表示のみが可能なものと交換が可能である。これにより、オプション設定でホールが選択的にどちらの遊技機情報表示器を使用することもでき、便利であるという利点がある。
【0090】
なお、本発明はカードリーダを備えていないパチンコ機にも適用できるのは勿論である。
本発明に係わる遊技機は上記実施例のようなプリペイドカード方式のパチンコ機に適用する例に限らない。例えば、クレジット方式のパチンコ機にも適用することができる。遊技盤の構成、機種はどのようなものでもよい。
プリペイドカード方式でなく、全くカードを使用しないパチンコ機についても幅広く適用することが可能である。また、アレンジボール機にも適用することができる。いわゆる回動式のスロットマシンにも適用することができる。
【0091】
【発明の効果】
本発明によれば、開閉枠に合成樹脂製の取り付けベース盤と前面装飾体と第1止着手段とを設け、前面装飾体に開口縁装飾体とランプカバーとスピーカーカバーとを配置し、ランプカバー内部に遊技機情報表示器が位置し、取り付けベース盤は第1取り付けベース盤と第2取り付けベース盤とに分割可能に構成され、遊技機情報表示器は枠制御回路基盤に備えられ、枠制御回路基盤の隅部は第1取り付けベース盤と第2取り付けベース盤とに各々固定しているので、以下の効果を得ることができる。
前面装飾体の制御を遊技制御回路から切り離して行うことにより、遊技制御回路の負担が軽減し、同回路の複雑化を防止できる。
また、遊技制御回路の構成の複雑化やコストの上昇を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したパチンコ装置の一実施例の全体を示す正面斜視図である。
【図2】同実施例の取り付けベース盤の上部側を示す図である。
【図3】同実施例の取り付けベース盤の下部側を示す図である。
【図4】同実施例の取り付けベース盤の右側部分を示す図である。
【図5】同実施例のガラス枠が閉じた状態を示す図である。
【図6】同実施例のガラス枠が開いた状態を示す図である。
【図7】同実施例のガラス枠の着脱手段の要部を示す図である。
【図8】同実施例の取り付けベース盤の斜視図である。
【図9】同実施例の開口縁部装飾体レンズを示す図である。
【図10】同実施例の取り付けベース盤に配置される電気的装飾部材の取り付けの様子を示す図である。
【図11】同実施例の取り付けベース盤に配置されるスピーカーおよび上部装飾ランプ中継基盤の様子を示す図である。
【図12】同実施例の取り付けベース盤に配置される電気的装飾部材の取り付け手順を説明するための図である。
【図13】同実施例のサイド装飾体を示す図である。
【図14】同実施例のパチンコ装置の制御系の構成を示す図である。
【図15】同実施例の枠制御回路の構成を示す図である。
【図16】同実施例の枠制御回路の制御プログラムを示すフローチャートである。
【図17】同実施例の遊技機情報表示器の表示例を示す図である。
【図18】同実施例の遊技機情報表示器の表示例を示す図である。
【図19】本発明の第2実施例の取り付けベース盤に配置される枠制御回路基盤の取り付けの様子を示す図である。
【符号の説明】
1 パチンコ装置
2 パチンコ機
13 取り付けベース盤
14 前面装飾体
20 遊技機本体(遊技機枠)
304、314 スピーカー(ステレオ音出力手段)
306 上部装飾ランプ中継基盤(電気部品)
351 ランプカバー(装飾カバー体)
850 管理装置
872 枠側の外部情報端子基盤(外部接続手段)
890 遊技制御手段
901 枠制御回路(ステレオ音制御手段、遊技データ表示制御手段)
902、954 遊技機情報表示器(遊技データ表示手段)
Claims (4)
- 遊技機の前面側に開閉可能に備えられ、開口部に透明板を保持可能な開閉枠が備えられた遊技機において、
前記開閉枠の前面側を覆う状態で備えられ、中央開口部が形成された合成樹脂製の取り付けベース盤と、
該取り付けベース盤の前面側に配置される前面装飾体と、
前記取り付けベース盤に形成され、該前面装飾体を止着する第1止着手段と、を設け、
前記前面装飾体は、
前記取り付けベース盤における中央開口部の縁部に沿った状態で配置される開口縁装飾体と、
前記取り付けベース盤の上方部に備えられ、横方向に長い形状で形成されるとともに膨出形状に形成され、内部に複数の装飾ランプを有するランプカバーと、
該ランプカバーの両側部にそれぞれ配置され、スピーカーを内蔵するスピーカーカバーと、を含み、
前記ランプカバー内部に、ドットLED又はLCDからなり、各種の遊技状態の表示を行う遊技機情報表示器を位置させ、
前記取り付けベース盤は、
左側上部に配置される第1取り付けベース盤と、
右側上部に配置される第2取り付けベース盤と、
を含んで分割可能に構成し、
前記遊技機情報表示器は、枠制御回路基盤に備えられ、
該枠制御回路基盤の隅部を前記第1取り付けベース盤と前記第2取り付けベース盤とに各々形成された第2止着手段に固定するようにしたことを特徴とする遊技機。 - 遊技機の前面側に開閉可能に備えられ、開口部に透明板を保持可能な開閉枠が備えられた遊技機において、
前記開閉枠の前面側を覆う状態で備えられ、中央開口部が形成された合成樹脂製の取り付けベース盤と、
該取り付けベース盤の前面側に配置される前面装飾体と、
前記取り付けベース盤に形成され、該前面装飾体を止着する第1止着手段と、を設け、
前記前面装飾体は、
前記取り付けベース盤における中央開口部の縁部に沿った状態で配置される開口縁装飾体と、
前記取り付けベース盤の上方部に備えられ、横方向に長い形状で形成されるとともに膨出形状に形成され、内部に複数の装飾ランプを有するランプカバーと、
該ランプカバーの両側部にそれぞれ配置され、スピーカーを内蔵するスピーカーカバーと、を含み、
前記ランプカバー内部に、複数の装飾ランプが配置される装飾ランプ中継基盤を位置させ、
前記取り付けベース盤は、
左側上部に配置される第1取り付けベース盤と、
右側上部に配置される第2取り付けベース盤と、
を含んで分割可能に構成し、
前記装飾ランプ中継基盤の隅部を前記第1取り付けベース盤と前記第2取り付けベース盤とに各々形成された第2止着手段に固定するようにしたことを特徴とする遊技機。 - 前記取り付けベース盤は、
該取り付けベース盤とベース盤固定部材とを前記開閉枠を挟むようにして連結することにより前記開閉枠に取り付けられ、
前記取り付けベース盤の上部側に取り付けられる前記ベース盤固定部材は、細長い形状で、一端を前記第1取り付けベース盤に取り付け、他端を前記第2取り付けベース盤に取り付けたことを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。 - 前記ベース盤固定部材には、前記透明板に当接して該透明板の振動を防止するガラス押さえ部材が形成されていることを特徴とする請求項3記載の遊技機。
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