JPH06304314A - 弾球遊技機の映像表示装置 - Google Patents

弾球遊技機の映像表示装置

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JPH06304314A
JPH06304314A JP5096206A JP9620693A JPH06304314A JP H06304314 A JPH06304314 A JP H06304314A JP 5096206 A JP5096206 A JP 5096206A JP 9620693 A JP9620693 A JP 9620693A JP H06304314 A JPH06304314 A JP H06304314A
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Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
広司 伊東
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像表示パネルを簡単に再利用できるように
する。 【構成】 球入賞部を設けた遊技盤に配設され、遊技条
件に基づく映像を表示する弾球遊技機の映像表示装置に
おいて、映像表示パネル49を有する表示ユニット43
と、これと別体に映像表示の制御ユニット45とを設
け、この表示ユニット43と制御ユニット45とを互換
自由に組付けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、弾球遊技機(パチン
コ遊技機等)の映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技機等の遊技盤に、遊技表示
を行う表示装置としてカラー液晶等の映像表示装置が用
いられ始めており、これは、映像表示器や電源装置等の
ほかに映像制御装置を備え、各種入賞装置、各種表示装
置等を制御する遊技制御装置からの表示要求信号に基づ
いて、映像制御装置が映像表示器の映像を制御するよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような映像表示装
置は、遊技、表示に特徴を持たせるために、遊技機種毎
に専用に開発、製作され、また取扱い性等から、一体構
造に形成されている。
【0004】しかし、これだと互換性に欠け、また映像
表示装置から表示パネルを外して、再利用すること等は
難しい。
【0005】このため、遊技店にて遊技盤や遊技機を入
れ替える際には、映像表示装置も一緒に廃棄されてい
た。
【0006】遊技盤や遊技機の交換サイクルは比較的短
いものの、映像表示装置の表示パネルあるいは映像表示
装置自体、まだまだ使えるのであり、再利用が望まれて
いる。
【0007】この発明は、このような問題点を解決する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、球入賞部を
設けた遊技盤に配設され、遊技条件に基づく映像を表示
する弾球遊技機の映像表示装置において、映像表示パネ
ルを有する表示ユニットと、これと別体に映像表示の制
御ユニットとを設け、この表示ユニットと制御ユニット
とを互換自由に組付けてなる。
【0009】前記表示ユニットは、映像表示パネルの照
明部材を着脱自由に取付けるようにする。
【0010】前記制御ユニットに、映像表示パネルの表
示データ、表示制御データを記憶する記憶回路を交換自
在に配設する。
【0011】
【作用】したがって、映像表示装置が不要になった場
合、映像表示パネルを表示ユニットごと外して再利用す
ることができる。
【0012】表示ユニットに映像表示パネルの照明部材
を取付けるため、構造が簡略化し、照明部材の交換は容
易である。
【0013】制御ユニットに設ける、映像表示パネルの
表示データ、表示制御データの記憶回路を交換自在にす
れば、記憶回路を交換することで、遊技表示を変更で
き、制御ユニットを再利用することが可能になる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0015】図1はパチンコ遊技機1の前面斜視図で、
遊技機1の前面枠2には、遊技盤3(後述する)の前面
を覆うカバーガラス4の上方に賞球の表示ランプ5等
が、カバーガラス4の下方にパチンコ球の供給皿6、受
け皿7と、供給皿6からのパチンコ球を1個ずつ打ち出
す打球発射装置の操作部8が配設される。
【0016】遊技機1の片側には、その遊技機専用のカ
ード式の球貸機10が付設される。球貸機10のカード
リーダ11に所定のカードを挿入した状態で、供給皿6
の外面に設けた球貸しボタン12を押すと、カードの残
高の範囲で球貸しボタン12の1回の操作につき所定数
の貸し球が、後述の球排出装置を介して供給皿6に排出
される。14は球貸機10の正常時に点灯する表示ラン
プである。
【0017】図2のように遊技盤3の表面には、ガイド
レ−ル16で囲われた遊技部17のほぼ中央に遊技映
像、情報を表示可能な映像表示装置20が、その下方に
変動入賞装置21が配設される。
【0018】変動入賞装置21の直上方には始動口22
が配設され、始動口22には入賞球を検出する始動スイ
ッチ23が設置される。
【0019】24は映像表示装置20の上方に設けられ
る天入賞口(一般入賞口)、25a〜25dは遊技部1
7の左右に設けられる袖入賞口(一般入賞口)、26は
アウト口を示す。
【0020】打球発射装置から発射された打球はガイド
レ−ル16に沿って遊技部17内に導かれる。27a,
27bは装飾ランプ、28a,28bは大当たりならび
に故障表示ランプである。
【0021】映像表示装置20は、図2、図3のよう
に、遊技盤3の表面から遊技盤3に設けられた開口部
(図示されない)に前面飾りパネル30が装着され、こ
の前面飾りパネル30の奥部位にて遊技盤3の裏面側に
配設される。
【0022】前面飾りパネル30は、図4のように所定
の奥行きの窓32を有する基枠33に天飾り34、その
前面板35が組付けられ、天飾り34に装飾LED37
ならびに記憶表示器(LED)38が配設される。
【0023】基枠33の背面には、窓32を塞ぐ透明の
樹脂製のクリアプレートからなるカバー39が、上縁に
上飾り36が左右に横飾り40が取付けられ、組付けら
れる。カバー39の下部には、基枠33の間に受けプレ
ート41が配設される。
【0024】これら各部品を基枠33に組込んだ状態
で、前面飾りパネル30が遊技盤3の開口部に取付けら
れる。
【0025】記憶表示器38には、始動口22に入賞し
た球数の未処理球数(最大4つ)が始動記憶として表示
される。
【0026】映像表示装置20は、図3、図5〜図8の
ように表示ユニット43、表示ユニットケース44およ
び制御ユニット45、制御ユニットケース46からな
る。
【0027】表示ユニット43は、液晶表示器(映像表
示器)47のフレーム48に支持された液晶表示パネル
(映像表示パネル)49の背面にバックライト50が配
設されると共に、フレーム48の裏面にバックライトカ
バー51が嵌め合わされ、このカバー51を間にバック
フレーム52を介して駆動基板(ドライバ)53が組付
けられる。
【0028】これが表示ユニットケース44に収装さ
れ、ケース44に設けられた支持部54にバックフレー
ム52がビス等を介して固定される。ケース44の映像
表示パネル49の前面は樹脂製のクリアプレート55に
て形成される。
【0029】表示ユニットケース44ならびにフレーム
48の左側面にはバックライト50の差込口57が形成
され、差込口57にバックライト押え58がビスを介し
て着脱自由に装着される。ケース44外からバックライ
ト50を差込口57に差し込むと、そのライト部59が
差込口57から映像表示パネル49の背面に挿入され、
この状態でバックライト押え58を装着すれば、バック
ライト50が保持され、差込口57が塞さがれる。
【0030】表示ユニットケース44の右側面には上下
2カ所にヒンジピン60が突設され、ケース44の左側
面のフランジ部61およびバックライト押え58のフラ
ンジ部62にはワンタッチ式ロック63が取付けられ
る。
【0031】制御ユニットケース46には、制御用のC
PU120、フォントROM123、VDP(ビデオデ
ィスプレイプロセッサ)121、V−RAM122a,
122bおよび電源回路等を組込んだ制御ユニット(制
御基板)45が収装され、ビス等を介して固定される。
【0032】制御ユニット45には、カセット式のフォ
ントROM124のコネクタ65が設けられ、カセット
式のフォントROM124は制御ユニットケース46に
形成された開口からコネクタ65に着脱自由に形成され
る。
【0033】制御ユニットケース46の左側面前端には
上下2カ所にピン穴を設けたヒンジボス66が突設さ
れ、ケース46の右側面前端には上下2カ所にワンタッ
チ式ロック67が取付けられる。
【0034】これらのヒンジボス66のピン穴に表示ユ
ニットケース44の左側面後端に突設された各ヒンジピ
ン69を差し込み、両ケース44,46を合わせて制御
ユニットケース46のワンタッチ式ロック67を押し込
むと、これらのロック67の先端が表示ユニットケース
44の右側面後端に設けられた各掛止穴70に嵌まり、
両ケース44,46が1つに組付けられる。ロック67
を引き、ヒンジピン69からヒンジボス66を外すと、
両ケース44,46が分離される。
【0035】制御ユニット45には、図示しないが表示
ユニット43側の駆動基板53およびバックライト50
との接続端子が設けられ、その配線はケース内に納めら
れる。71,72は制御ユニット45と後述する遊技制
御装置および電源側とを接続する配線である。
【0036】この映像表示装置20がセットされる遊技
盤3の裏面には、遊技盤3の各入賞口(始動口22,入
賞口24,25a〜25bならびに変動入賞装置21等
の入賞口)に入賞した入賞球を、後述の賞球装置に導く
案内樋パネル74が取付けられる。
【0037】案内樋パネル74の前記前面飾りパネル3
0の裏面側には、映像表示装置20の前面の大きさの開
口部75が形成される。案内樋パネル74の内側には入
賞球をスムーズに流下させる誘導通路が、下部には集合
部が形成され、導出樋を介して賞球装置に接続される。
【0038】案内樋パネル74の開口部75の左側(後
方から見て)には上下2カ所にピン穴を設けたヒンジ受
け76が突設され、開口部75の右側(後方から見て)
には上下2カ所にワンタッチ式ロックの掛止穴を設けた
支持脚77が突設される。
【0039】これらのヒンジ受け76のピン穴に表示ユ
ニットケース44の右側面の各ヒンジピン60を差し込
み、ケース44を開口部75に合わせながら左側フラン
ジ部61,62のワンタッチ式ロック63を押し込む
と、これらのロック63の先端が各支持脚77の掛止穴
に嵌まり、表示ユニットケース44が案内樋パネル74
に組付けられる。ロック63を引き、ヒンジ受け76か
らヒンジピン60を外すと、ケース44が分離される。
【0040】案内樋パネル74に組付けた状態で、表示
ユニット43の映像表示パネル49が前面飾りパネル3
0の窓32の背面に位置される。
【0041】なお、78は変動入賞装置21の後述の入
賞球検出スイッチのカバーケースである。
【0042】変動入賞装置21は、図2のように遊技盤
3に取付けられる基板80の中央に長方形の大入賞口8
1が形成され、大入賞口81に球を受け入れない閉状態
(遊技者に不利な状態)と、球を受け入れやすい開状態
(遊技者に有利な状態)とに変換可能な開閉扉82が配
設される。
【0043】開閉扉82は、基板80に基部両端を回動
自由に支持され、基板80の裏面に設けた駆動ソレノイ
ド83をオンすると、閉状態から開状態に変換され、駆
動ソレノイド83をオフすると、開状態から閉状態に変
換される。
【0044】大入賞口81の内部には、図示しないが中
央に継続入賞口が、その左右に一般入賞口が設けられ、
継続入賞口に入賞球を検出する継続スイッチ84が、一
般入賞口に入賞球を検出するカウントスイッチ85が設
置される。
【0045】始動口22は、基板80に通常の入賞口を
間に球を受け入れ難い閉状態(遊技者に不利な状態)
と、球を受け入れやすい開状態(遊技者に有利な状態)
とに変換可能な開閉翼86a,86bが配設され、基板
80の裏面に駆動ソレノイド87が設けられる。
【0046】駆動ソレノイド87をオンすると、開閉翼
86a,86bが閉状態から開状態に変換され、駆動ソ
レノイド87をオフすると、開閉翼86a,86bが開
状態から閉状態に変換される。
【0047】大入賞口81の左右には、所定距離を置い
て普図始動口88a,88bが設けられ、普図始動口8
8a,88bには通過球を検出する普図始動スイッチ8
9が設置される。
【0048】大入賞口81の下方前面には、普図始動口
88a,88bにかけて飾りカバー90が取付けられ、
飾りカバー90の中央に普通図柄表示器(マトリクス型
のLED)91が、普通図柄表示器91の左右に記憶表
示器(LED)92が配置される。
【0049】普通図柄表示器91には、0〜9の数字
(図柄)が表示され、記憶表示器92には、普図始動口
88a,88bを通過した球の未処理球数(最大4つ)
が通過記憶として表示される。
【0050】図9は遊技機1の裏機構を示すもので、9
4は遊技盤3裏面の案内樋パネル74の集合部からの入
賞球を導く導出樋、95は導出樋94からの入賞球を賞
球の排出終了毎に1個ずつ排出する賞球装置の入賞球排
出ユニットで、その内部に入賞球を検出するセンサなら
びに排出機構が設けられる。
【0051】球排出装置96は、球貯留タンク97から
のパチンコ球を整列誘導する誘導樋98、誘導樋98か
ら送られたパチンコ球を排出する排出ユニット99、そ
の排出球の流路を切替える流路切替え装置100、排出
制御装置101から構成される。
【0052】排出制御装置101により、入賞球排出ユ
ニット95、入賞球排出ユニット95のセンサ検出に基
づく賞球の排出および前記球貸機10からの指令に基づ
く貸し球の排出が制御される。
【0053】102は打球発射装置の制御装置、105
は遊技盤3の各入賞装置、表示装置等を制御する遊技制
御装置である。
【0054】図10は遊技制御装置105、映像表示装
置20のブロック構成を示す。
【0055】遊技制御装置105は、役物用CPU10
6、ROM107、RAM108、バッファゲート10
9、出力ポート110等からなり、ROM107に定め
たプログラムデータおよび始動口22の始動スイッチ2
3、普図始動口88a,88bの普図始動スイッチ8
9、変動入賞装置21の大入賞口81内の継続スイッチ
84、カウントスイッチ85等からの信号に基づいて、
映像表示装置20の制御ユニット45に表示制御信号を
出力すると共に、記憶表示器38、変動入賞装置21の
開閉扉82の駆動ソレノイド83、普通図柄表示器9
1、記憶表示器92、始動口22の開閉翼86a,86
bの駆動ソレノイド87、各ランプ、LED等を制御す
る。
【0056】映像表示装置20の制御ユニット45は、
ROM、RAMを内蔵した表示器用CPU120、VD
P(ビデオディスプレイプロセッサ)121、V−RA
M122a,122b、フォントROM123および1
24等からなり、遊技制御装置105からの表示制御信
号、表示器用CPU120のROMデータおよび球貸機
10からの表示要求信号等に基づいて、該当表示デー
タ、表示制御データを設定し、表示ユニット43の映像
表示器47(映像表示パネル49)の映像を制御する。
【0057】VDP121は、フォントROM123,
124の表示データをV−RAM122a,122bに
セットすると共に、映像表示器47に出力する。
【0058】フォントROM123には、遊技関連情報
表示データ、異常表示データ、球貸し用表示データ等の
割込み用表示データを格納している。
【0059】フォントROM124は、遊技図柄表示デ
ータ、ディスプレイ表示データ、遊技情報表示データ等
の遊技用表示データを格納しており、図3〜図8のよう
に交換自由に設けることで、データ即ち遊技図柄、ディ
スプレイ、情報表示を変更できるようになっている。
【0060】球貸機10から球貸し可能状態、カードリ
ーダに挿入したカードの残高、球貸し操作説明、球貸し
ボタン12の操作による設定金額、球貸し排出状態等の
表示要求があると、要求の情報を映像表示器47に割込
み表示する。
【0061】なお、130は制御周期を定める分周回
路、131は各種音声を発生するためのサウンドジェネ
レータ、132はスピーカである。
【0062】このように映像表示装置20を構成、即ち
映像表示パネル49を有する表示ユニット43とその映
像表示の制御ユニット45とに分割形成し、このユニッ
ト43,45を組付け、組外し自由にしたので、遊技盤
3や遊技機1の入れ替えに伴って映像表示装置20が不
要になった場合等、映像表示パネル49を簡単に再利用
することができる。
【0063】表示ユニット43を表示ユニットケース4
4に、制御ユニット45を制御ユニットケース46に収
装し、ケース44,46間で組付け、組外し可能なた
め、取扱い性が良い。
【0064】表示ユニットケース44と制御ユニットケ
ース46とは、ワンタッチ式ロック67と差し込み式の
ヒンジによって簡単に分離でき、また遊技盤3の案内樋
パネル74から表示ユニットケース44を、制御ユニッ
トケース46を組付けたままあるいは外した状態にて、
ワンタッチ式ロック63と差し込み式のヒンジによって
簡単に外せる。
【0065】表示部をユニット化しているため、映像表
示パネル49を再利用する場合、表示ユニット43ごと
利用でき、またケース44ごと利用することも可能であ
る。表示ユニット43、表示ユニットケース44を標準
化することで、種々の遊技盤、遊技機に適用することが
できる。
【0066】再利用する場合には、回収した遊技盤等か
ら表示ユニット43を外し、製造工程時に新規の遊技盤
に取付ければ良い。また、遊技店にて遊技盤や遊技機を
入れ替える際に、交換する遊技盤等から表示ユニット4
3を外して、新規の遊技盤に取付けるだけで良い。これ
はケース44ごとでも、ケース44を交換して行っても
良い。
【0067】さらに、新規の遊技機を遊技店に納入する
場合には、製造メーカは表示ユニット43(特に液晶表
示パネル49)無しで遊技店に納入し、遊技店は従来の
遊技機で使用していた表示ユニット43(特に液晶表示
パネル49)のみを取り外して、新規の遊技機に装着す
るのみで、新規の遊技機に再利用することができる。
【0068】遊技盤や遊技機は比較的短い期間で交換さ
れるが、液晶表示パネル49の寿命は7〜10年あり、
その再利用によってコストを低減でき、資源を大幅に節
約することできる。
【0069】パチンコ遊技機等の弾球遊技機は、遊技盤
および遊技機自体の交換サイクルが短く、短いもので6
カ月未満のものもあり、これで消却してしまうには余り
にも無駄が多い上、現在の社会情勢等から見ても資源の
節約等のリサイクル活動が盛んに行われており、弾球遊
技機のメーカもこの社会情勢を無視するわけには行かな
い。
【0070】したがって、表示ユニット43、液晶表示
パネル49のリサイクルによって、資源の節約に答える
ことができる。なお、遊技盤や遊技機の交換サイクルが
短い原因としては、遊技が面白くない(遊技者がつかず
売上が上がらない)、売上が上がらない(出玉が多すぎ
て遊技者が儲かり遊技店が儲からない)、表示内容自体
がつまらない等の欠点により交換されてしまう場合が多
い。
【0071】液晶表示パネル49、表示ユニット43お
よびケース44(特に取付構造)等の規格を定めておけ
ば、遊技機のメーカ各社によって製作されたものでも、
再利用が可能になり、高い利用度を得ることができる。
【0072】さらに、液晶表示パネル部分は、特定メー
カ(製造メーカ以外の場合もある)が供給して、製造メ
ーカは各社ともこの液晶表示パネル49を利用して遊技
機を製造するような場合もあり、このような場合にも液
晶表示パネル49の再利用は大変有意義である。このよ
うな場合には、供給される液晶表示パネル49が共通な
ため、各社が取付構造を共通にしておくことで、液晶表
示パネル49はどのメーカの遊技機であっても再利用可
能である。また、液晶表示パネル49の取付構造が異な
る場合には、そのメーカに対応する専用の取付パーツを
用意しておけば、良い。
【0073】バックライト50は、表示ユニットケース
44の差込口57のバックライト押え58を外すことに
よって交換でき、ケース44、46を外したり、分解せ
ずとも良いので、メンテナンスが簡単である。
【0074】バックライトの場合には、寿命が約10,
000時間なので、バックライトの交換はしなくてはな
らないが、バックライトの交換のみで、十分表示パネル
自体を復活させることが可能である。この10,000
時間は、遊技店においては、1日12時間の営業と考え
て833日であり、休業日等を考えても2年半ぐらいは
バックライトの交換無しでも、使用可能である。
【0075】バックライト50から発生するノイズは、
制御ユニット45側との間に設けたノイズ遮断部材のバ
ックライトカバー51によって遮断され、制御に影響を
及ぼすことはない。
【0076】一方、制御ユニット45に遊技用の表示デ
ータを格納したカセット式のフォントROM124を交
換自由に構成したので、これを他のデータをセットして
あるフォントROMと交換することで、遊技の図柄やデ
ィスプレイ表示等を変更可能である。
【0077】このため、1台に遊技機にて異なった遊技
を行え、また遊技盤3や遊技機1を入れ替える際に、フ
ォントROM124を交換するのみで、制御ユニット4
5を再利用することができる。
【0078】この場合、制御ユニット45のCPU12
0の制御ROMもカセット式にすれば、遊技の内容も変
えることができ、したがって全く新しい遊技を実現でき
ると共に、表示ユニット43とともに制御ユニット45
を種々の遊技盤、遊技機に適用することが可能になる。
【0079】本実施例は、CPU120、フォントRO
M123,124、VDP121、V−RAM122
a,122b、電源回路等を組込んで制御ユニット45
を構成しているが、少なくともCPU120の制御RO
M、フォントROM123,124が制御ユニット45
側にあれば、その他の部品は表示ユニット43側に組込
んでも構わない。
【0080】表示ユニットケース44と制御ユニットケ
ース46および表示ユニットケース44と遊技盤3側と
の各取付構造は、ヒンジ機構とワンタッチ式ロックによ
って行っているが、これに限定するものではなく、ビス
等により簡単に着脱できるものであれば良い。
【0081】映像表示パネル49、表示ユニット43、
制御ユニット45等を再利用する場合に、パネルあるい
はユニット部分に“管理番号”、“製造年月日”、“再
利用か否かの記号”等を表示するようにしてあれば、便
利である。
【0082】なお、実施例の遊技は、打球発射装置から
遊技部17に発射された遊技球が始動口22に入賞する
と、映像表示装置20が複数の図柄の変動表示を始め、
これらの図柄が所定の組合わせで停止すると、大当たり
を発生して、変動入賞装置21の開閉扉82を所定期
間、遊技者に有利な開状態に変換する特別の遊技等を実
行するものである。
【0083】
【発明の効果】以上のように本発明は、球入賞部を設け
た遊技盤に配設され、遊技条件に基づく映像を表示する
弾球遊技機の映像表示装置において、映像表示パネルを
有する表示ユニットと、これと別体に映像表示の制御ユ
ニットとを設け、この表示ユニットと制御ユニットとを
互換自由に組付けたので、遊技盤や遊技機の交換時に映
像表示パネルを簡単に再利用でき、コストの低減、省資
源化を図ることができる。
【0084】表示ユニットに、映像表示パネルの照明部
材を着脱自由に取付けるので、構造が簡略化し、メンテ
ナンスが容易になる。
【0085】制御ユニットに、映像表示パネルの表示デ
ータ、表示制御データを記憶する記憶回路を交換自在に
配設するので、記憶回路を交換するのみで、種々の遊技
を行うことができ、制御ユニットの再利用も可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機の前面側の斜視図である。
【図2】遊技盤の正面図である。
【図3】映像表示装置の遊技盤への組付図である。
【図4】前面飾りパネルの分解斜視図である。
【図5】映像表示装置の斜視図である。
【図6】映像表示装置の斜視図である。
【図7】映像表示装置の分解斜視図である。
【図8】表示ユニットの分解斜視図である。
【図9】遊技機の裏面図である。
【図10】制御系のブロック構成図である。
【符号の説明】
1 遊技機 3 遊技盤 10 球貸機 20 映像表示装置 21 変動入賞装置 22 始動口 30 前面飾りパネル 32 窓 43 表示ユニット 44 表示ユニットケース 45 制御ユニット 46 制御ユニットケース 47 映像表示器 48 フレーム 49 映像表示パネル 50 バックライト 51 バックライトカバー 52 バックフレーム 53 駆動基板 55 クリアプレート 57 差込口 58 バックライト押え 60 ヒンジピン 63 ワンタッチ式ロック 65 コネクタ 66 ヒンジボス 67 ワンタッチ式ロック 69 ヒンジピン 70 掛止穴 74 案内樋パネル 76 ヒンジ受け 77 支持脚 105 遊技制御装置 120 表示器用CPU 121 VDP 122a,122b V−RAM 123,124 フォントROM

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球入賞部を設けた遊技盤に配設され、遊
    技条件に基づく映像を表示する弾球遊技機の映像表示装
    置において、映像表示パネルを有する表示ユニットと、
    これと別体に映像表示の制御ユニットとを設け、この表
    示ユニットと制御ユニットとを互換自由に組付けてなる
    弾球遊技機の映像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示ユニットは、映像表示パネルの
    照明部材を着脱自由に取付けるようになっている請求項
    1に記載の弾球遊技機の映像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記制御ユニットに、映像表示パネルの
    表示データ、表示制御データを記憶する記憶回路を交換
    自在に配設した請求項1に記載の弾球遊技機の映像表示
    装置。
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