JP2000051491A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2000051491A
JP2000051491A JP10242574A JP24257498A JP2000051491A JP 2000051491 A JP2000051491 A JP 2000051491A JP 10242574 A JP10242574 A JP 10242574A JP 24257498 A JP24257498 A JP 24257498A JP 2000051491 A JP2000051491 A JP 2000051491A
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JP
Japan
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control board
sound effect
game
board box
mounting
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JP10242574A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Takeshi Suzuki
健 鈴木
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JP2000051491A publication Critical patent/JP2000051491A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 効果音制御基板を収納する効果音制御基板ボ
ックスの取付部を容易に確保することが可能な遊技機を
提供する。 【構成】 遊技制御基板を収納する遊技制御基板ボック
ス111を遊技機に取り付けるための取付従台130を
含む取付主台120に、効果音制御基板を収納する効果
音制御基板ボックス170を取り付けるための取付板部
132を一体的に形成したので、効果音制御基板ボック
ス170を遊技機の背面ではなく遊技制御基板ボックス
111の取付主台120に取り付けられる取付従台13
0の取付板部132に取り付ければ良いため、効果音制
御基板ボックス170の取付部を確保するためにわざわ
ざ遊技機の背面の設計をし直すこともない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技動作を制御す
る遊技制御基板と、遊技動作に応じた効果音を発生制御
する効果音制御基板と、を備えた遊技機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ遊技機やスロットマシン
等の遊技機においては、遊技動作を制御する遊技制御基
板の内部に効果音を発生制御する音声合成LSIからな
る音声合成回路部を有して構成されていた。このような
場合には、遊技制御基板のCPUの負担が大きくなり、
複雑な効果音を導出することができないという欠点があ
り、また、遊技制御基板の交換に伴い音声合成回路部も
交換され、しかも、音声合成回路部だけをリサイクルし
難いという欠点があった。そこで、近年、遊技制御基板
の負担を軽減し、音声合成回路部のリサイクルを促進す
るために、遊技制御基板と音声合成回路部を有する効果
音制御基板とを分離して設ける遊技機が僅かづつではあ
るが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかして、遊技制御基
板と効果音制御基板とを分離して設ける場合には、遊技
機の背面にそれぞれの基板を基板ボックスに収容して設
けることになるが、遊技機の背面には、多数の装置等が
設けられるため、必須の構成部品である遊技制御基板を
収容する遊技制御基板ボックスを取り付けるための取付
部を確保することはできても、効果音制御基板を収容す
る効果音制御基板ボックスを取り付けるための取付部を
確保するためには、遊技機の背面の設計から考え直さな
ければならないという欠点があった。本発明は、上記し
た欠点を解消するためになされたもので、その目的とす
るところは、効果音制御基板を収容する効果音制御基板
ボックスの取付部を容易に確保することが可能な遊技機
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1の発明においては、遊技動作を制御す
る遊技制御基板と、遊技動作に応じた効果音を発生制御
する効果音制御基板と、を備えた遊技機において、前記
遊技制御基板を収容する遊技制御基板ボックスを前記遊
技機に取り付けるための取付部材に、前記効果音制御基
板を収容する効果音制御基板ボックスを取り付けるため
の取付部を一体的に形成したことを特徴とするものであ
る。このように構成することにより、効果音制御基板ボ
ックスを遊技機の背面ではなく遊技制御基板ボックスの
取付部材の取付部に取り付ければ良いので、効果音制御
基板ボックスの取付部を確保するためにわざわざ遊技機
の背面の設計をし直すこともない。
【0005】また、請求項2の発明においては、遊技動
作を制御する遊技制御基板と、遊技動作に応じた効果音
を発生制御する効果音制御基板と、を備えた遊技機にお
いて、前記遊技制御基板を収容する遊技制御基板ボック
スに、前記効果音制御基板を収容する効果音制御基板ボ
ックスを取り付けるための取付部を一体的に形成したこ
とを特徴とするものである。このように構成することに
より、効果音制御基板ボックスを遊技機の背面ではなく
遊技制御基板ボックスの取付部に取り付ければ良いの
で、効果音制御基板ボックスの取付部を確保するために
わざわざ遊技機の背面の設計をし直すこともない。
【0006】更に、請求項3の発明においては、前記遊
技制御基板ボックス及び前記効果音制御基板ボックス
は、内部に収容される遊技制御基板及び効果音制御基板
が外部から視認し得るように形成されると共に、前記取
付部に前記効果音制御基板ボックスを取り付けたときに
前記効果音制御基板で前記遊技制御基板ボックスが隠れ
ないようにしたことを特徴とするものである。このよう
に構成することにより、2つの基板ボックスが取り付け
られた状態において、内部に収容されるそれぞれの制御
基板が不正改造されているか否かを容易に確認すること
ができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。まず、図1及び図2を参照
して遊技機としての弾球遊技機1の全体の構成について
説明する。図1は、実施形態に係る弾球遊技機1の正面
図であり、図2は、弾球遊技機1の背面図である。
【0008】弾球遊技機1は、縦長な方形状に枠組み形
成される外枠2と、該外枠2の一側に開閉自在に軸支さ
れ且つ弾球遊技機1の主要構成部のほぼすべてが集約し
て設けられる前面枠3と、該前面枠3の前面上部に開閉
自在に設けられるガラス板保持枠4とから構成されてい
る。また、前面枠3に設けられる主要構成部としては、
上記したガラス板保持枠4、遊技盤40、上皿19、灰
皿26を含む下皿24、操作ハンドル27、機構板9
0、打球発射装置88がある。また、図示の実施形態で
は、弾球遊技機1の側方に遊技者に遊技玉を貸し出すた
めのカードユニット装置30が付設されている。
【0009】ガラス板保持枠4には、後述する遊技盤4
0の遊技領域41をほぼ透視し得る円形透視窓5が開設
され、該円形透視窓5の裏面からガラス板が装着されて
いる。また、ガラス板保持枠4には、円形透視窓5の外
周に沿って、装飾ランプ6〜8が設けられ、中央の装飾
ランプ7の上部に装飾LED11が設けられている。こ
の装飾ランプ6〜8及び装飾LED11は、遊技状態に
応じて点灯又は点滅されるものであり、特別の遊技状態
の発生時や継続時を遊技者に報知すると共に遊技の雰囲
気を盛り上げるものである。また、ガラス板保持枠4の
軸支側上部には、払い出すべく賞球が不足したことを報
知する玉切れランプ9や、入賞玉の発生に基づいて所定
個数の賞球が払い出されたことを報知する賞球ランプ1
0が設けられ、更に、ガラス板保持枠4の上部左右に遊
技の進行に応じた効果音を発生するスピーカ12a,1
2bが設けられている。また、スピーカ12a,12b
の周囲には、装飾LED13,14が設けられている。
【0010】上記した装飾ランプ6〜8、玉切れランプ
9、賞球ランプ10、装飾LED11,13,14は、
それぞれプリント配線基板で構成されるランプ基板やL
ED基板に実装されて前面枠3の前面側やガラス扉保持
枠4の裏面側に取り付けられている。そして、各ランプ
基板が電飾中継基板15に接続され、各LED基板が電
飾中継基板16に接続されている。電飾中継基板15,
16は、後述する遊技制御基板110からの情報信号の
種類に応じて上記した装飾ランプ6〜8、玉切れランプ
9、賞球ランプ10、装飾LED11,13,14を表
示制御する電飾制御基板104に接続されている。な
お、電飾中継基板15は、前面枠3の前面側に取り付け
られ(これに対応してランプ基板も前面枠3の前面側に
取り付けられている)、電飾中継基板16は、ガラス扉
保持枠4の裏面側に取り付けられている(これに対応し
てLED基板もガラス扉保持枠4の裏面側に取り付けら
れている)。更に、電飾中継基板15には、ドアスイッ
チ17が接続されており、このドアスイッチ17からの
入力信号は、電飾中継基板15を介して遊技制御基板1
10に入力された後、遊技制御基板110からの情報信
号に基づいて電飾制御基板104によって一部又は全部
のランプ6〜8、9、10を点灯制御されることにより
ガラス扉保持枠4が開放されたことを報知するようにな
っている。また、電飾中継基板16には、前記スピーカ
12a,12bも接続されていると共に電飾制御基板1
04を介して後述する効果音制御基板150も接続され
ている。効果音制御基板150は、遊技制御基板110
からの情報信号の種類に応じてスピーカ12a,12b
を発生制御するものである。なお、スピーカ12a,1
2bは、LEDやランプを中継する電飾中継基板15,
16とは別の独立した中継基板に接続してもよい。
【0011】次に、ガラス板保持枠4の下部で開閉自在
に取り付けられる上皿19の構成について説明すると、
上皿19は、合成樹脂製の上皿開閉板18の表面に複数
の合成樹脂製部材を組合せた皿部材を固着することによ
り構成されている。上皿開閉板18には、その開放側の
上端に玉抜き操作レバー21が設けられている。この玉
抜き操作レバー21は、左右方向に移動可能に設けら
れ、図示しないスプリングの付勢力に抗して一方向に移
動させることにより、上皿19に貯留されていた玉を上
皿開閉板18の裏面に形成される玉抜き路(図示しな
い)を流下させて下皿24に誘導するものである。ま
た、上皿19には、その内部に圧電ブザー22が内蔵さ
れている。この圧電ブザー22は、遊技玉の貸出異常が
生じたとき(例えば、ピッ、ピッ、ピッという連続
音)、あるいは遊技玉の貸出時(例えば、100円相当
の遊技玉が払い出される毎にピーという音)に、その旨
を報知する報知音が発生されるものである。
【0012】上記した上皿19について、さらに詳細に
説明すると、上皿19は、その上流側に形成される賞球
払出口20から払い出された賞球を一旦貯留した後、図
示しない発射位置に玉を供給するものである。また、上
皿19には、弾球遊技機1に隣接して設けられるカード
ユニット装置30を介して遊技玉を借り受ける際に操作
する操作部が設けられている。操作部として図1に図示
しないが、球貸スイッチと返却スイッチと残高表示器が
実装される残高表示基板が上皿19の上面に臨むように
設けられている。
【0013】球貸スイッチは、カードユニット装置30
によって遊技玉を借り受ける際に操作するものであり、
返却スイッチは、遊技終了の際にカードユニット装置3
0のカード挿入口33に差し込まれたカードを返却する
ためのものである。また、残高表示器は、カードユニッ
ト装置30のカード挿入口33に差し込まれたカードの
残額が表示されるものである。なお、上皿19に設けら
れる上記した球貸スイッチ、返却スイッチ、残高表示器
が実装される残高表示基板から延びる上皿配線は、前面
枠3の軸支側の下部に形成される配線通し開口(図示し
ない)から前面枠3の裏側に引き出されて後述する払出
制御基板99に接続されている。
【0014】更に、上皿開閉板18の開放側上部には、
前記ガラス板保持枠4を前面枠3に対して施錠し且つ前
記前面枠3を外枠2に対して施錠する施錠装置(図示省
略)を操作するためのシリンダー錠23が臨んでいる。
【0015】また、前面枠3の下部に取り付けられる下
皿24は、前記上皿19から溢れた余剰の賞球を貯留す
るものであり、その下皿24の前面壁には、玉抜き操作
レバー25がスライド可能に取付けられるようになって
いる。この玉抜き操作レバー25を操作することによ
り、下皿24に貯留されていた賞球を下方に玉抜きして
持ち運び可能な玉箱に移し替えることができる。また、
下皿24の左側には、灰皿26が設けられ、右側には、
操作ハンドル27が設けられている。操作ハンドル27
は、後述する打球発射装置88の打球モータ89の駆動
を開始せしめる単発発射スイッチ及びタッチセンサ(共
に図示しない)を内蔵していると共に、弾発力を調節す
るものである。
【0016】遊技盤40を除く弾球遊技機1の正面構造
は、概ね上記した通りであるが、図示の実施形態では、
弾球遊技機1にカードユニット装置30が隣接されてい
る。このカードユニット装置30は、前記上皿19の上
面に設けられる前述した球貸スイッチや返却スイッチ等
の操作部を操作することにより作動されるものである。
しかして、カードユニット装置30は、使用可能状態で
あるか否かを表示する使用可能表示器31と、当該カー
ドユニット装置30がいずれの側の弾球遊技機1に対応
しているか否かを表示する連結台方向表示器32と、記
録媒体としての磁気カードを挿入するカード挿入口33
とが設けられている。そして、このように構成されるカ
ードユニット装置30は、独自の制御回路によって制御
されるものであるが、後述する払出制御基板99とカー
ドユニット配線34(図2参照)を介して接続されてい
る。なお、カードユニット装置30を弾球遊技機1に内
蔵しても良い。また、本実施形態においては、遊技者に
遊技玉を貸し出すためのユニット装置としてカードユニ
ット装置30を例示したが、例えば、紙幣等を挿入し得
るユニット装置であっても良い。
【0017】次に、遊技盤40について説明する。遊技
盤40の正面構造について図1を参照して説明する。遊
技盤40は、前面枠3の裏面側に一体的に形成される遊
技盤収容枠に収容固定されるべく、ほぼ正方形状の合板
により形成され、その表面には、円形うず巻き状に誘導
レール42が取り付けられ、該誘導レール42の内側が
遊技領域41とされて発射された打玉が落下するもので
ある。遊技領域41には、図示の場合、特別可変表示装
置44、特別可変入賞球装置54、普通可変入賞球装置
63、普通可変表示装置66等が設けられると共に、単
に打玉を入賞とする入賞口70、打玉の流下方向,速度
を変化せしめる風車72,76又は多数の障害釘が設け
られ、また、遊技領域41の最下方には、いずれの入賞
領域にも入賞しない打玉が取り込まれるアウト口77が
設けられている。なお、誘導レール42の終端には、一
旦遊技領域41に打ち出された打玉が誘導レール42に
逆流しないように逆流防止部材43が取り付けられてい
る。
【0018】遊技領域41の構成をその遊技動作に従っ
てより詳細に説明すると、遊技領域41の中央よりやや
下方の左側に設けられる普通可変表示装置66は、遊技
領域41を落下する打玉の通過を検出する通過玉検出器
67と、該通過玉検出器67の検出信号に基づいて可変
表示して表示結果を導出する普通図柄表示器68と、普
通図柄表示器68の可変表示中に通過玉検出器67を通
過した打玉数を記憶表示する普通図柄始動記憶LED6
9(最高4個まで記憶表示する)とが設けられている。
しかして、普通図柄表示器68の表示結果が予め定めら
れた当り図柄(0〜9までの数字の可変表示において、
7が表示された場合)である場合に、普通可変入賞球装
置63が所定時間開放される。なお、普通図柄表示器6
8の可変時間は、通常確率モードのときに相対的に長く
(例えば、30秒)、確率変動モードのときに相対的に
短く(例えば、3〜5秒)設定されている。
【0019】普通可変入賞球装置63は、遊技領域41
のほぼ中央に配置される特別可変表示装置44と遊技領
域41の前記アウト口77の上部に配置される特別可変
入賞球装置54との間に配置され、ソレノイド64によ
って開閉駆動される電動チューリップタイプの可変入賞
球装置である。そして、普通可変入賞球装置63には、
始動玉検出器65が内蔵され、開放中又は閉成中に受け
入れた入賞玉を検出するようになっている。しかして、
打玉が始動玉検出器65によって検出されると特別可変
表示装置44が可変表示を開始する。なお、普通可変入
賞球装置63の開放時間は、通常確率モードのときに相
対的に短く(例えば、0.5秒)、確率変動モードのと
きに相対的に長く(例えば、2秒)設定されている。ま
た、普通可変入賞球装置63が開放していない場合でも
打玉を受け入れるようになっている。
【0020】特別可変表示装置44は、遊技領域41の
ほぼ中央に配置され、ドラムモータ46a〜46c(図
4に符号を表示)によって回転駆動される複数の回転ド
ラム45a〜45cが可変表示するようになっている。
回転ドラム45a〜45cの表面には、複数の図柄が形
成されており、停止時における図柄の組合せが予め定め
た大当り図柄の組合せ(例えば、同一の図柄が当りライ
ンのいずれかに揃った場合)である場合に、大当り遊技
状態となって特別可変入賞球装置48を次に説明する所
定の態様で開閉駆動するものである。ただし、大当り図
柄の組合せの一部は、確率変動図柄として設定され、こ
の確率変動図柄で大当り遊技状態となったときには、そ
の大当り遊技状態終了後における前記普通図柄表示器6
8における当り図柄の出現確率や特別可変表示装置44
における大当り図柄の出現確率が高くなる確率変動モー
ドとなるように設定されている。なお、特別可変表示装
置44には、回転ドラム45a〜45cの可変表示を制
御するためにそれぞれに対応してドラムセンサ47a〜
47cが内蔵され、また、回転ドラム45a〜45cを
装飾するためにドラムランプ48a〜48cが内蔵され
ている。
【0021】ところで、特別可変表示装置44は、遊技
盤40の表面側に取り付けられる飾り基板(符号なし)
と遊技盤40の裏面側に取り付けられ且つ回転ドラム4
5a〜45cを収容するドラム収容ボックス81とから
構成されており、そのうち飾り基板の上部に通常入賞口
49が形成され、その通常入賞口49の下部に飾りLE
D52が取り付けられ、また、その飾りLED52の側
方から入った打玉を飾り基板の外周に沿って誘導して飾
り基板の下部中央から落下せしめるワープ通路50a,
50bが形成されている。ワープ通路50a,50bの
裏面には、複数のワープ通路LED51a,51bがワ
ープ通路50a,50bに沿って設けられている。更
に、飾り基板の下部中央に特別可変表示装置44の可変
動作中に前記始動玉検出器65によって検出された玉数
を記憶表示する特別図柄始動記憶LED53(最高4個
まで記憶表示する)が取り付けられている。
【0022】大当り遊技状態となったときに駆動制御さ
れる特別可変入賞球装置54は、ソレノイド56によっ
て開閉駆動される開閉板55を有し、その開閉板55に
受け入れられた打玉を検出する特定玉検出器57及び入
賞個数検出器58が設けられている。また、開閉板55
の下方には、大当り遊技状態となったときの開閉板55
の開放回数と開閉板55の1回の開放中に受け入れられ
た入賞玉数とを表示する回数個数表示器59とが設けら
れている。しかして、大当り遊技状態となった場合に
は、一定時間(例えば、28秒)が経過するまで又はそ
の一定時間内に所定個数(例えば、10個)の入賞玉が
入賞するまで開閉板55を開放(以下、この開放を開放
サイクルという)し、その開放サイクル中に受け入れら
れた打玉が特定玉検出器57によって検出されたときに
継続権が成立して、再度上記した開放サイクルが実行さ
れ、各開放サイクルにおいて継続権が成立していること
を条件に最高16回の開放サイクルを繰り返すことがで
きるようになっている。なお、回数個数表示器59は、
開放サイクルと開放サイクルとの間のインターバル時間
中に開閉板55の開放回数を表示し、開放サイクル中に
開閉板55によって受け入れられた入賞玉を表示するよ
うになっている。
【0023】更に、特別可変入賞球装置54には、開閉
板55の左右に通常の入賞口60a,60bや開閉板5
5が開放していることを表示するアタッカーランプ61
や継続権が成立していることを表示する飾りランプ(図
示しない)、及び大当り遊技状態である旨を報知する飾
りLED62が設けられている。
【0024】遊技領域41には、上記した構成以外に、
普通可変表示装置66の対称位置にチャッカーランプ7
1を内蔵する入賞チャッカー70が配置され、更に、特
別可変表示装置44の上部左右に風車ランプ73を内蔵
するランプ付き風車72、特別可変表示装置44の下部
左右に通常の風車76、遊技領域41の左右両側にサイ
ドランプ75を内蔵するサイド飾り74が設けられてい
る。
【0025】遊技盤40の遊技領域41には、上記した
ようにスイッチやソレノイド、あるいは飾りランプや飾
りLED等の電気的部品が多数設けられるが、これら
は、次に説明する入賞玉集合カバー体80の裏面に取り
付けられる中継基板85,86を介して遊技制御基板1
10に接続されるようになっている。
【0026】一方、遊技盤40の裏面には、図2に示す
ように、前記特別可変表示装置44の回転ドラム45a
〜45cを収容するドラム収容ボックス81が突出して
設けられている。このドラム収容ボックス81には、回
転ドラム45a〜45cと該回転ドラム45a〜45c
を回転駆動するドラムモータ46a〜46cと回転ドラ
ム45a〜45cの絵柄を後方から照明するドラムラン
プ48a〜48cと回転ドラム45a〜45cの停止図
柄を計測するためのドラムセンサ47a〜47cとから
なるドラムユニットが複数個収容固定され、また、ドラ
ム収容ボックス68の裏面には、内部で発生した熱を外
部に放熱する放熱板(図示しない)が止着されている。
この放熱板の裏面には、内部に表示制御基板83を収容
する表示制御基板ボックス82が係止レバー87によっ
て着脱自在に取り付けられている。表示制御基板83
は、特別可変表示装置44の回転ドラム45a〜45c
の可変表示動作を遊技制御基板110からの情報信号の
種類に応じて駆動制御するものである。このため、表示
制御基板83には、遊技制御基板110と接続するため
のコネクタ84が設けられている。
【0027】上記したドラム収容ボックス68の下部を
除く周囲には、遊技領域41に設けられる各種の入賞口
や入賞装置から入賞した入賞玉を誘導する誘導通路がそ
の前面に形成される入賞玉集合カバー体80が取り付け
られている。入賞玉集合カバー体80には、前記ドラム
収容ボックス81が貫通する窓孔が形成されると共に、
一側後面に中継基板85,86が取り付けられている。
中継基板85,86は、前述したように遊技盤40の遊
技領域41に設けられるスイッチ、ランプ、ソレノイ
ド、LED等の電気部品と遊技制御基板110との接続
を中継するものであり、特に、中継基板86の一部に設
けられる端子は、図3に示すように、弾球遊技機1の営
業管理上必要な遊技情報(例えば、大当り遊技状態中で
ある旨を報知する大当り情報、確率変動図柄で大当り遊
技状態となりその大当り状態中及びその大当りによる確
率変動中である旨を報知する大当り(高確率)情報、特
別可変表示装置の可変動作回数を報知する有効始動情報
等)を遊技場に設置される管理コンピュータに出力する
ための外部接続端子としての機能を有し、これらの情報
が遊技制御基板110から与えられるようになってい
る。
【0028】一方、弾球遊技機1の裏面側には、図2に
示すように、機構板90が開閉自在に設けられている。
機構板90の中央には、周知のように窓開口が開設さ
れ、該窓開口からは、前記遊技盤40の裏面に取り付け
られた入賞玉集合カバー体80が臨んでいる。また、前
記機構板90には、多数の賞球を貯留する賞球タンク9
1と、発生した入賞玉に基づいて所定個数の賞球を払い
出す賞球払出装置95と、賞球タンク91内の玉を賞球
払出装置95に送る玉整列レール部材92、カーブ樋9
3、及び通路体94と、玉止め部材と入賞玉排出ソレノ
イドと入賞玉検出器とを備えた入賞玉処理装置96と、
遊技制御回路基板110を収容した遊技制御基板ボック
ス111と、払出制御基板99を収容した払出制御基板
ボックス100と、ユニット中継基板98を収容した中
継基板ボックス兼用カバー97と、ターミナル基板10
2を収容したターミナル基板ボックス103と、が設け
られている。
【0029】遊技制御回路基板110は、後に詳述する
ように、CPU、RAM、及びROMを備えた基本回路
200によって特別可変表示装置44や特別可変入賞球
装置54等の遊技装置の遊技動作を制御するものであ
る。払出制御基板99は、賞球払出装置95の動作を制
御するものであり、制御動作等でトラブルが生じて修理
点検したときに制御を復帰させるリセットスイッチ10
1が設けられている。ユニット中継基板98は、弾球遊
技機1とカードユニット装置30との配線を中継するも
のである。ターミナル基板102は、遊技制御回路基板
110に電源を供給すると共に、弾球遊技機1に設けら
れる各種電気的装置、例えば、上記した各基板及び打球
発射装置88にも電源を供給する。それと共に、弾球遊
技機1の内部での信号線の中継、あるいは弾球遊技機1
と外部との信号線の中継を行うための端子も設けられて
いる。
【0030】また、弾球遊技機1の裏面には、上記した
機構板90以外の領域に、電飾制御基板104を収容し
た電飾制御基板ボックス105と、打球モータ89を備
えた打球発射装置88とが設けられている。電飾制御基
板104は、遊技制御回路基板110からの指令又はデ
ータに基づいて主として前面枠3に設けられる電気的装
飾部品(前記装飾ランプ6〜8や装飾LED11,1
3,14等)の動作を制御するものである。なお、電飾
制御基板104には、前記スピーカ12a,12bの効
果音の音量を切り換える音量切換スイッチ106が設け
られている。
【0031】なお、各基板83,99,104,110
を収容する基板ボックス82,100,105,111
は、内部の基板83,99,104,110が視認し得
るように透明な合成樹脂によって形成されており、特
に、内部の基板に対して不正行為が行われ易い遊技制御
基板ボックス111は、後に詳述するようにボックス主
体112とカバー体113との分離が容易に行えないよ
うに工夫されている。また、上記した表示制御基板ボッ
クス82に収容される表示制御基板83、払出制御基板
ボックス100に収容される払出制御基板99、及び電
飾制御基板ボックス105に収容される電飾制御基板1
04と遊技制御基板ボックス111に収容される遊技制
御基板110とは、電気的に接続されており、遊技制御
基板110からの指令信号又はデータ信号に基づいて各
制御基板83,99,104が対象となる電気部品を駆
動制御する。この点については、後に詳述する。
【0032】更に、遊技制御基板110は、前記スピー
カ12a,12bから遊技状態に応じた効果音を発生さ
せるために指令信号を導出するようになっているが、こ
の指令信号は、遊技制御基板110とは別体に構成され
る効果音制御基板150に導出されるものである。効果
音制御基板150は、遊技制御基板110から導出され
る指令信号の種類に応じて予めプログラムされた効果音
を電飾制御基板104を介してスピーカ12a,12b
から発生させるようになっている。そして、この効果音
制御基板150を収容する効果音制御基板ボックス17
0は、弾球遊技機1の背面に直接取り付けられるのでは
なく、遊技制御基板ボックス111を弾球遊技機1の背
面に取り付けるための取付部材としての取付主台120
と一体的に形成される取付部としての取付板部132に
着脱自在に取り付け得るようになっている。これらの点
については、後に詳述する。
【0033】そこで、まず、図3乃至図5を参照して遊
技制御基板110と表示制御基板83,払出制御基板9
9,電飾制御基板104,効果音制御基板150との電
気的な関係について説明する。図3は、遊技制御基板1
10に形成される遊技制御回路をブロック構成で示す回
路図であり、図4は、表示制御基板83に形成される表
示制御回路をブロック構成で示す回路図であり、図5
は、効果音制御基板150に形成される効果音制御回路
をブロック構成で示す回路図である。
【0034】図3において、遊技制御基板110には、
CPU、ROM、RAM、入出力回路を含む基本回路2
00、アドレスデコード回路201、初期リセット回路
202、クロック用リセットパルス回路203、7セグ
LED・LED・ランプ回路204、ランプ・ソレノイ
ド・情報出力回路205、スイッチ入力回路206、カ
ードリーダー入出力回路207(図4参照)、及び電源
回路208(図4参照)が形成されている。基本回路2
00は、スイッチ入力回路206を介して始動玉検出器
65、通過玉検出器67、特定玉検出器57、及び入賞
個数検出器58からの検出信号が入力され、アドレズデ
コード回路201から基本回路200にチップセレクト
信号が与えられる。また、電源投入時に初期リセット回
路202から基本回路200にリセット信号が与えら
れ、クロック用リセットパルス回路203から基本回路
200及び表示制御基板83の基本回路210にクロッ
ク用リセット信号が与えられる。また、基本回路200
には、カードリーダー入出力回路207を介して入賞玉
処理装置96に設けられる入賞玉検出器からの当り信号
が入力されるようになっている。
【0035】また、基本回路200からは、以下の装置
及び回路に制御信号が与えられる。即ち、7セグLED
・LED・ランプ回路204を介して普通図柄表示器6
8、回数個数表示器59、特別図柄始動記憶LED5
3、普通図柄始動記憶LED69、ワープ通路LED5
1a,51b、飾りLED52、及び飾りLED62に
表示制御信号が与えられ、ランプ・ソレノイド・情報出
力回路205を介してソレノイド56,64、アタッカ
ーランプ61、風車ランプ73、チャッカーランプ7
1、サイドランプ75に表示制御信号が与えられると共
に、電飾制御基板104にランプ制御データD0〜D3
が出力され、更に、中継基板86に大当り情報・有効始
動情報・大当り(高確率)情報が出力されている。ま
た、基本回路200からは、カードリーダー入出力回路
207を介して払出制御基板99に賞球個数信号0〜3
が出力される。この賞球個数信号0〜3は、例えば、始
動玉検出器65と入賞玉処理装置96に設けられる入賞
玉検出器からの両方の信号が入力されているときに「7
個」払出用の信号を出力し、入賞玉処理装置96に設け
られる入賞玉検出器からの信号だけが入力されていると
きに「15個」払出用の信号を出力するものである。更
に、基本回路200からは、表示制御基板83に表示状
態制御信号を出力し、電源回路208に電圧変化信号
(ドラムモータ46a〜46cの回転速度を変化させる
ための信号)を出力し、効果音制御基板150に音声制
御信号を出力する。
【0036】一方、表示制御基板83には、図4に示す
ように、CPU、ROM、RAM、入出力回路を含む基
本回路210、モータドライブ回路211、センサ入力
回路212、及びドラムランプ回路213が形成されて
いる。基本回路210(以下、これをサブ基本回路とい
う)は、遊技制御基板110の基本回路200(以下、
これをメイン基本回路200という)から出力される表
示状態制御信号に応じてモータドライブ回路211を介
してドラムモータ46a〜46cに駆動信号を与え、ド
ラムランプ回路213を介して各ドラムランプ48a〜
48cに表示駆動信号を与える。また、表示状態制御信
号に含まれる停止図柄情報信号に応じて停止する図柄を
決定するために各ドラムセンサ47a〜〜47cからの
信号がサブ基本回路210に入力されている。なお、上
記した装置や回路には、遊技制御基板110に形成され
る電源回路208から各種電圧の電力が供給されるよう
になっている。なお、表示制御基板83にエラー表示器
としての7セグメントLEDを実装して、表示制御にお
けるエラーの種類を7セグメントLEDに表示するよう
にしてもよい。ただし、普通図柄表示器68を表示制御
基板83で制御するようにした場合においては、普通図
柄表示器68をエラー表示器として兼用使用するように
してもよい。
【0037】ところで、図3に示すように、遊技制御基
板110から効果音制御基板150に向けて音声制御信
号が出力され、その音声制御信号に基づいて効果音制御
基板150は、ステレオ音声信号を電飾制御基板104
を介してスピーカ12a,12bに出力する。具体的に
は、図5に示すように、効果音制御基板150には、内
蔵メモリであるRAM152を含むCPU151と、制
御用ROM153と、音データ用ROM154と、音声
・楽音再生用LSI155と、パワーアンプ158と、
3端子レギュレータ159と、入力バッファ160とを
含んで構成される。しかして、遊技制御基板110(主
基板と表示)から効果音制御基板150の入力バッファ
160には、音声制御コマンドD0〜D6とINT信号
(割り込み信号)が入力され、その入力バッファ160
から一方向通信でその信号がCPU151に入力され
る。INT信号が入力される毎にCPU151は、制御
用ROM153に記憶されたプログラムにより音声制御
コマンドD0〜D6を読み込む処理をして(RAM15
2に記憶)、音声・楽音再生用LSI155に音声制御
コマンドD0〜D6に基づく制御信号を出力する。音声
・楽音再生用LSI155は、その制御信号に応じた音
データを音データ用ROM154から読み出して音声信
号を合成し、パワーアンプ158に出力する。パワーア
ンプ158は、音声信号を増幅して電飾制御基板104
に出力し、電飾制御基板104に接続されるスピーカ1
2a,12bから効果音を発生する。なお、遊技制御基
板110からCPU151及び音声・楽音再生用LSI
155には、5Vのデジタル電圧が供給されると共に、
遊技制御基板110から音声・楽音再生用LSI155
及びパワーアンプ158に12Vのアナログ電圧が供給
されるようになっている。ただし、音声・楽音再生用L
SI155に供給されるアナログ電圧は、3端子レギュ
レータ159によって5Vに減圧されている。
【0038】なお、本実施形態においては、スピーカ1
2a,12bからの配線が電飾制御基板104に接続さ
れているため、音声信号を効果音制御基板150から電
飾制御基板104に導出するようにしているが、スピー
カ12a,12bからの配線を効果音制御基板150に
直接接続するようにしてもよい。この場合には、音量切
換スイッチ106を効果音制御基板150やスピーカ1
2a,12bを取り付けるための基板等に設けることが
望ましい。もちろん、音量切換スイッチを効果音制御基
板とも別体の基板上に実装し、その別体の基板を効果音
制御基板又は電飾制御基板と一緒に収容してもよい。
【0039】また、上記した図5における説明で、IN
T信号が入力される毎に音声制御コマンドD0〜D6を
RAM152に記憶させるとしたが、プログラム上でス
トローブ信号を複数回(例えば、2回)受けたら、音声
制御コマンドD0〜D6を読み込む(RAM152に記
憶させる)というようにしてもよい。このようにするこ
とにより、ノイズによる誤動作を防止することができ
る。また、音データ用ROM154に記憶される音デー
タ(効果音)としては、録音した音声だけでなく楽曲や
サンプリングして録音した音、デジタル音等何でも良
く、効果音とは、音声を含む音である。
【0040】以上、弾球遊技機1の背面に設けられる遊
技制御基板110と効果音制御基板150、電飾制御基
板104、表示制御基板83、払出制御基板99との関
係について説明したが、本実施形態においては、前述し
たように、遊技制御基板110を収容する遊技制御基板
ボックス111を弾球遊技機1の背面に取り付けるため
の取付部材としての取付主台120と一体的に形成され
る取付板部132に効果音制御基板150を収容する効
果音制御基板ボックス170を着脱自在に取り付け得る
ようになっている。そこで、この構造を図6乃至図9を
参照して説明する。図6は、遊技制御基板ボックス11
1と効果音制御基板ボックス170とそれらを取り付け
るための取付部材である取付主台120及び取付従台1
30との関係を示す斜視図であり、図7は、取付部材で
ある取付主台120及び取付従台130との組付け構造
を示す斜視図であり、図8は、効果音制御基板ボックス
170の分解斜視図であり、図9は、効果音制御基板ボ
ックス170に収容される効果音制御基板150に実装
される制御用ROM153及び音データ用ROM154
の実装方法を示す斜視図である。
【0041】図6において、遊技制御基板110を収容
する遊技制御基板ボックス111は、遊技制御基板11
0を支持固定するボックス主体112と、そのボックス
主体112を被覆するカバー体113と、から構成され
ている。ボックス主体112とカバー体113との組付
けは、所定の個所で係合させた後に複数形成される止着
穴115のいずれか1つ(左右の一対)にワンウェイネ
ジ等の固着手段でネジ止めすることにより外部からは分
離できないようになっている。これを検査等により分離
する場合には、ネジ止めされた止着穴115の近傍の連
結突起114をニッパ等の工具で切断する必要がある。
連結突起114を切断することにより、カバー体113
がボックス主体112から分離できる。その後、再度組
み付けるには、次の止着穴115にワンウェイネジを固
着することにより行う。このように遊技制御基板ボック
ス111は、不正の目的をもって分離することはできな
いようになっている。なお、この構造については、出願
人が先に提案した特願平9−116389号に詳細に説
明されている。
【0042】ところで、遊技制御基板ボックス111の
底面には、長方形状の底面開口116が開設されてお
り、その底面開口116の長手方向に沿ってL字状の係
合レール部117が裏側に向かって突出形成されてい
る。この係合レール部117は、次に説明する取付主台
120の係合レール121に係合されるものである。ま
た、遊技制御基板ボックス111の底面の一側側方に
は、係合穴118が開設されている。この係合穴118
は、取付主台120の係合突起124に係合するもので
ある。なお、底面開口116には、遊技制御基板ボック
ス111の内側から透明な閉塞板によって閉塞されてい
る。
【0043】上記のように構成される遊技制御基板ボッ
クス111は、弾球遊技機1の機構板90の背面に取付
部材としての取付主台120を介して取り付けられる。
取付主台120は、図6及び図7に示すように、合成樹
脂(金属でもよい)によって形成された長方形板からな
り、その基板中央には断面逆L字状をなす一対の係合レ
ール121が所定間隔を置いて条設されている。なお、
係合レール121の条設方向は、取付主台120の長辺
部に沿った左右方向となっている。取付主台120の各
長辺部には、基板面に対して直交するガイド片122が
突設されている。取付主台120の右側端部には、弾性
変形する解除レバー123が形成されており、該解除レ
バー123の基部には、ボックス主体112の係合穴1
18と係合する係合突起124が突設されている。ま
た、取付主台120の基板面には、機構板90側の取付
ボス(図示しない)に取付主台120をビス止めするた
めの止め穴125が穿設されている。
【0044】しかして、上記した取付主台120は、止
め穴125を介して機構板90にビス止めされることで
機構板90上の所定部位に固定される。また、この取付
主台120に遊技制御基板ボックス111を取り付ける
ときには、取付主台120に対してボックス111を左
側方からスライド装着させる。このとき、取付主台12
0側の係合レール121は、ボックス111側の係合レ
ール部117と係合した状態にあり、ガイド片122
は、ボックス111のスライド移動を案内する。そし
て、このようなボックス111のスライド移動によって
取付主台120側の解除レバー123が下方に弾性変形
し、遂には、ボックス111側の係合穴118が取付主
台120側の係合突起124と係合してボックス111
の装着が完了する。一方、遊技制御基板ボックス111
を取付主台120から取り外すときには、解除レバー1
23を下方に押して係合穴118と係合突起124との
係合を解除し、この状態からボックス111を左側方に
スライドさせることで簡単に取り外すことができる。即
ち、遊技制御基板ボックス111は、機構板90にビス
止め固定された取付主台120に対して着脱自在な構成
となっている。
【0045】上記した取付主台120には、効果音制御
基板150を収容する効果音制御基板ボックス170を
着脱自在に取り付けるための取付従台130が着脱自在
に取り付け得るようになっている。取付従台130は、
図7に示すように、側面形状L字型の金属(導電性合成
樹脂でも良い)によって形成されており、水平部の連結
板部131と垂直部の効果音制御基板ボックス用取付板
部132(以下、取付板部132という)とが連結板部
131と取付板部132と段差をもって一体成形される
接続板部133に接続されることにより構成されてい
る。
【0046】連結板部131は、前記取付主台120の
係合レール部121の間であってその長手方向に密着し
て取り付けられるものであり、その図示右側端上下に一
対の係合爪135が形成されると共に図示左側端(連結
板部131と接続板部133とを連結する段差の裏側)
に係止片136が突設形成されている。しかして、取付
主台120の図示右側端縁の上下2箇所を係合爪135
に係合させた後、取付主台120の図示左側端縁中央部
を係止片136に係止させることにより、取付従台13
0を取付主台120に着脱自在に装着することができる
ものである。なお、連結板部131には、一対の係合爪
135の間に前記係合突起124が臨む切欠部134が
形成され、その長手方向の中央に弾性当接片137が形
成され、更に、長手方向の端縁に沿って補強用のリブ1
39(平面に対してほぼ垂直状に曲折された突片)が前
方に向かって突設されている。このうち、弾性当接片1
37は、取付主台120に遊技制御基板ボックス111
を取り付けたときに遊技制御基板ボックス111の底面
を押圧するものであり、この押圧する付勢力により係合
レール部117と係合レール121との係合状態をガタ
付きのないようにするものである。なお、弾性当接片1
37が形成される位置には、開口138が形成されてい
る。
【0047】接続板部133は、前述したように連結板
部131と取付板部132と段差をもって一体成形され
るものであり、その一体成形の強度を高めるために連結
板部131と取付板部132との段差部に渡るようにビ
ード加工部140(ビード加工とは、直線状に凹凸を形
成する加工)が形成されると共に周縁に後方に向かって
補強用のリブ141が突設されている。
【0048】取付板部132は、縦長の長方形状に形成
され、その上下に係合穴142が形成されると共にその
周縁に後方に向かって補強用のリブ143が突設されて
いる。係合穴142には、効果音制御基板ボックス17
0の上下に形成される係合爪177と係合片180とが
それぞれ係合されるようになっている。具体的には、効
果音制御基板ボックス170の下方に形成される係合片
180は、L字状に突設形成され、係合爪177は、片
矢印状に形成されている。しかして、下方の係合片18
0を取付板部132の下方の係合穴142に係合させた
後、上方の係合爪177を上方の係合穴142に係合さ
せることにより、効果音制御基板ボックス170を取付
板部132に簡単に装着することができる。また、取り
外す場合には、係合爪177が形成される係合片178
を下方に押圧して係合爪177と係合穴142との係合
を解除した状態で後方に引き、その後係合片180を下
部の係合穴142から引き抜くことにより簡単に取り外
すことができる。
【0049】上記した実施形態においては、遊技制御基
板110を収容する遊技制御基板ボックス111を弾球
遊技機1に取り付けるための取付部材としての取付従台
130を含む取付主台120に、効果音制御基板150
を収容する効果音制御基板ボックス170を取り付ける
ための取付部としての取付板部132を一体的に形成し
たので、効果音制御基板ボックス170を弾球遊技機1
の背面ではなく遊技制御基板ボックス111の取付主台
120の取付板部132に取り付ければ良いため、効果
音制御基板ボックス170の取付部を確保するためにわ
ざわざ弾球遊技機1の背面の設計をし直すこともない。
また、遊技制御基板ボックス111及び効果音制御基板
ボックス170は、内部に収容される遊技制御基板11
0及び効果音制御基板150が外部から視認し得るよう
に形成されると共に、取付部としての取付板部132に
効果音制御基板ボックス170を取り付けたときに効果
音制御基板150で遊技制御基板ボックス111が隠れ
ないようにしたので、2つの基板ボックス111,17
0が取り付けられた状態において、内部に収容されるそ
れぞれの制御基板110,150が不正改造されている
か否かを容易に確認することができる。
【0050】また、本実施形態においては、取付主台1
20と取付板部132とにそれぞれ独立して遊技制御基
板ボックス111と効果音制御基板ボックス170とを
取り付けるようにしたので、いずれか一方の基板110
又は150が故障又は破損して交換する必要が生じて
も、その交換すべき基板ボックス111又は170だけ
を簡単に取り外すことができる。また、本実施形態にお
いては、効果音制御基板150が垂直方向となるように
取付板部132に取り付けられているので、取付面積を
最小に抑えることができ、また、後述するように効果音
制御基板150に設けられるコネクタ161,162の
位置が遊技制御基板110のコネクタ側に臨むような位
置関係で効果音制御基板ボックス170が取付板部13
2に取り付けられているので、効果音制御基板150と
遊技制御基板110との配線163の接続が容易である
と共に配線163の長さを最短にすることができる。
【0051】なお、上記した実施形態においては、取付
部材を取付主台120と取付従台130とを組付けるこ
とにより構成されるものを一体化したものとして説明し
たが、これらを一体成形で構成したものでも良い。ま
た、取付主台120と取付従台130との組付けも、係
合組付けだけではなく、ビス止め又は接着剤で組み付け
てもよい。また、上記した実施形態においては、取付板
部132を有する取付従台130を含む取付主台120
の弾球遊技機1の機構板90への取付を、取付主台12
0に形成される止め穴125によって行う旨を説明した
が、この場合には、止め穴125が遊技制御基板ボック
ス111によって隠れてしまうため、取付主台120を
機構板90に取り付けた後でないと各基板ボックス11
1,170を装着することができないが、止め穴125
を遊技制御基板ボックス111で隠れない位置に形成す
ることにより、予め各基板ボックス111,170を取
付主台120及び取付板部132に装着した状態で機構
板90の裏面に取付主台120を取り付けたり取り外し
たりすることができる。なお、止め穴125に代えて取
付主台120を機構板90に取り付ける構造として、機
構板90に取付主台120を着脱自在に係止する係止爪
を突設したり、あるいは機構板90に取付主台120を
着脱自在及び開閉自在に軸支する構造であれば、予め各
基板ボックス111,170を取付主台120及び取付
板部132に装着した状態で機構板90の裏面に取付主
台120を取り付けたり取り外したりすることができ、
遊技盤40の交換時に取付主台120でユニット化され
た遊技制御基板ボックス111と効果音制御基板ボック
ス170とを同時に交換できるので、交換作業の簡略化
を図ることができる。
【0052】次に、上記した取付従台130の取付板部
132に取り付けられる効果音制御基板ボックス170
の構造について図8及び図9を参照して説明する。ま
ず、効果音制御基板ボックス170に収容される効果音
制御基板150について説明すると、効果音制御基板1
50は、ほぼ長方形状のプリント基板上に内蔵メモリで
あるRAM152を含むCPU151と、制御用ROM
153と、音データ用ROM154と、音声・楽音再生
用LSI155と、パワーアンプ158と、3端子レギ
ュレータ159と、入力バッファ160と、コネクタ1
61,162とが実装されることにより構成されてい
る。このうち、制御用ROM153と音データ用ROM
154とは、図9に示すように、ICソケット156,
157を介して基板150上に着脱自在に実装し得るよ
うになっている。このように構成することによりROM
153,154を取り外してROMチェッカー等で内容
をチェックしたり、あるいはROMライター等で内容を
書き換えて効果音制御基板150のリサイクルをし易く
することができる。
【0053】上記のように構成される効果音制御基板1
50は、効果音制御基板ボックス170を構成するボッ
クス主体171とボックスカバー体172(共に透明合
成樹脂で成形されている)とで挟持されて内部に収容さ
れるようになっている。ボックス主体171は、図8に
示すように、一側が開放したボックス状に形成されてい
る。即ち、長方形状の主体面171aから側壁である上
面壁173,下面壁174,後面壁175,前面壁17
6(取付板部132に対面する側)が突設されてボック
ス状となっている。
【0054】上面壁173の前面壁176側には、先端
に前記係合爪177が形成される係合片178が延設形
成されている。係合片178の中央には、楕円形状の長
孔179が開設されているが、これは、係合片178を
上下方向に変形し易くするためである。また、下面壁1
74の前面壁176側には、前記係合片180が突設形
成されている。また、後面壁175の2箇所及び前面壁
176の1箇所には、ボックスカバー体172に突設さ
れる係合爪189が係合する係止穴181が形成されて
いる。更に、上面壁173の2箇所と下面壁174の2
箇所と後面壁175の2箇所と前面壁176の4箇所で
あって主体面171a寄りの内周には、効果音制御基板
150を挟持するための押え片182が突設されてい
る。また、前面壁176の下面壁174側には、ボック
スカバー体172に形成される仕切片193の先端が挿
入される係合穴183が形成されている。また、前面壁
176は、その一部が切り欠けられた切欠部176aと
なっており、この切欠部176aと対応する位置にボッ
クスカバー体172に形成されるコネクタ領域仕切壁1
91が位置するようになっている。なお、上面壁173
及び後面壁175には、多数の放熱穴185が形成さ
れ、また、主体面171aが前面壁176より前方に延
設されて支持片184となっている。この支持片184
は、効果音制御基板ボックス170を取付板部132に
装着した際に取付板部132と当接するものである。
【0055】一方、ボックスカバー体172は、長方形
状のカバー主体面172aの内側に長方形状のリブ18
6が突設されている。このリブ186は、ボックス主体
171に組み付けたときに上面壁173と下面壁174
と後面壁175と前面壁176との開放側内周と当接重
合するようになっているものである。そして、リブ18
6の四隅は、さらに長く突設されて効果音制御基板15
0を挟持する基板挟持突片187となっている。ただ
し、図示の下部左側の基板挟持突片187は、後述する
コネクタ領域仕切壁191の一部を利用している。ま
た、前記係止穴181に対応する位置のリブ186も長
く突設されて(ただし、基板挟持突片187よりも短
い)先端に係合爪189を有する係合片188となって
いる。係合片188の近傍には、ボックス主体171を
リブ186に沿って重合したときにボックス主体171
の外側壁と当接挟持する挟持片190が一体的に形成さ
れている。この挟持片190とリブ186とによってボ
ックス主体171の側壁を挟持し、しかも、挟持片19
0が係合片188の近傍に形成されるので、係合爪18
9と係止穴181との係合が堅固なものとなる。
【0056】また、ボックスカバー体172の図示左側
下部には、コネクタ領域仕切壁191が後方に向かって
突設されている。このコネクタ領域仕切壁191の形成
位置はやや内側に入り込んだ状態となっており、効果音
制御基板150を内部に収容した状態でボックス主体1
71とボックスカバー体172とを組み付けたときに、
効果音制御基板150のコネクタ161,162が外部
に露出するようになっている。つまり、コネクタ領域仕
切壁191の外側がコネクタ接続空間192となってい
る。また、コネクタ接続空間192を区切るようにコネ
クタ領域仕切壁191には、仕切片193が突設されて
いる。この仕切片193の先端は、前記係合穴183に
挿入されるものであるが、仕切片193の先端が傾斜状
となっているので、その挿入が行い易くなっている。な
お、仕切片193の左右に入力コネクタ161と出力コ
ネクタ162とがそれぞれ臨むようになっている。ま
た、コネクタ領域仕切壁191の基部には、コネクタ1
61,162への接続作業を行い易くするために指収容
凹部194が形成されている。これによって指を内部に
入れて配線163のコネクタを攫んで脱着できるように
なっている。更に、カバー主体面172aが前方に延設
されて支持片195となっている。この支持片195
は、効果音制御基板ボックス170を取付板部132に
装着した際に取付板部132と当接するものである。
【0057】上記のように構成される効果音制御基板ボ
ックス170に効果音制御基板150を収容するには、
まず、効果音制御基板150の電子部品の実装面がボッ
クス主体171の開放側に向くようにして効果音制御基
板150をボックス主体171内に収容し、効果音制御
基板150のハンダ面(実装面の反対側の面)が押え片
182に当接するまで入れる。この際、押え片182の
侵入側は、図示しないが傾斜状となって効果音制御基板
150をスムーズに押え片182の当接部に導くように
なっている。その後、ボックスカバー体172の基板挟
持突起187がボックス主体171の側壁の隅角部に沿
うように重ね合わせ、係合爪189を係止穴181に係
合させる。このとき、効果音制御基板150が押え片1
82と基板挟持突起187の先端部とで挟持固定された
状態となって効果音制御基板150が効果音制御基板ボ
ックス170に収容された状態となる。一方、効果音制
御基板150を取り出すには、係止穴181と係合爪1
89との係合を解除した状態でボックスカバー体172
を引き抜くことにより簡単にボックス主体171とボッ
クスカバー体172とを分離することができて効果音制
御基板150を取り出すことができる。
【0058】上記した実施形態(以下、第一実施形態と
いう)においては、遊技制御基板ボックス111を弾球
遊技機1に取り付けるための取付主台120に一体的に
形成される取付板部132に効果音制御基板ボックス1
70を取り付けるものを示したが、遊技制御基板ボック
スを構成する部材に効果音制御基板ボックスを取り付け
るための取付部を形成したものでも良い。このような実
施形態について図10乃至図12を参照して以下説明す
る。図10は、第二実施形態に係る遊技制御基板ボック
ス250の背面から見た斜視図であり、図11は、第二
実施形態に係る遊技制御基板ボックス250の背面から
見た分解斜視図であり、図12は、第三実施形態に係る
遊技制御基板ボックス300と効果音制御基板ボックス
310との関係を示す斜視図である。
【0059】まず、図10及び図11を参照して第二実
施形態に係る遊技制御基板ボックス250について説明
する。第二実施形態に係る遊技制御基板ボックス250
は、遊技制御基板(図示しない)を収容支持する箱状の
ボックス主体251と、該ボックス主体251を被覆す
るボックスカバー体252とを組み付けることにより構
成される。ボックス主体251とボックスカバー体25
2とは、透明な合成樹脂で構成される点、及びボックス
主体251とボックスカバー体252がワンウェイネジ
等で固着されて容易に分離できないようになっている点
は、第一実施形態と同じである。しかして、この第二実
施形態の特徴は、ボックス主体251の底面側に、効果
音制御基板ボックス(第一実施形態の効果音制御基板ボ
ックス170と同じ構造のもの)を取り付けるための取
付板部276を有する取付板部材270が着脱自在に装
着される点である。そこで、ボックス主体251の底面
側の構造について説明する。
【0060】ボックス主体251の底面には、その長手
方向の周縁に沿って補強リブ253が突設されると共に
そのやや内側の底面板254にもリブが突設されてい
る。この底面板254の内側に形成されるリブは、係合
レール部255を構成すると共に挟持レール部261及
びストッパーリブ部264を構成するものである。係合
レール部255は、第一実施形態における係合レール部
117と同じ機能を奏するもので、遊技制御基板ボック
ス250を取付主台(第一実施形態の取付主台120と
同じ構造のもの)の係合レールに係合させるものであ
る。また、挟持レール部261は、取付板部材270の
装着板部270aを着脱自在に係合するものであり、ス
トッパーリブ部264は、取付板部材270をスライド
装着する際に取付板部材270の装着板部270aの先
端と当接してスライド移動を規制するものである。な
お、係合レール部255と挟持レール部261が形成さ
れる位置の底面板254には、レール形成開口256,
262がそれぞれ形成されている。なお、底面板254
には、その短辺側に沿った位置に開口257,258が
形成されるが、これらの開口257,258及び前記レ
ール形成開口256,262は、ボックス主体251の
底面板254の内側に密着して取り付けられる底板25
9(これも透明合成樹脂によって底面板254とほぼ同
じ大きさで形成されている)によって閉塞されている。
この底板259には、前記開口257に対応する位置に
係合穴260が形成されており、この係合穴260が取
付主台の係合突起(第一実施形態の係合突起124と同
じ)と係合するものである。
【0061】また、底面板154には、前記レール形成
開口262に沿って挟持案内突片263が突設され、前
記係合レール部255と挟持レール部261とを区画す
るように突設される前記ストッパーリブ部264の中央
に係止突起266を有する係止レバー265が形成され
ている。挟持案内突片263は、取付板部材270の装
着板部270aを挟持レール部261に沿ってスライド
装着する際に、挟持レール部材261と挟持案内突片2
63とで取付板部材270の装着板部270aを挟持す
るものである。また、係止レバー265は、底面板15
4にレバー形成溝267を切り欠くことにより弾性変形
し得るようになっており(したがって、この部分には、
底板259に凹部が形成されている)、係止突起266
が取付板部材270の後述する係止穴271と係合する
ようになっている。また、前記開口258側の底面板2
54には、その上部に係合凹部268が形成されてい
る。この係合凹部268は、取付板部材270をスライ
ド装着した際に、取付板部材270の装着板部270a
に形成される嵌合片272と嵌合するものである。
【0062】一方、上記した挟持レール部261にスラ
イド装着される取付板部材270は、その上部に効果音
制御基板ボックス用取付板部276(以下、これを取付
板部276という)が一体的に形成されている。この取
付板部276は、第一実施形態の取付板部132と全く
同じ構成であり、効果音制御基板ボックスに形成される
係合爪(第一実施形態の係合爪177と同じ)及び係合
片(第一実施形態の係合片180と同じ)が係合する係
合穴279が上下に形成され、後方に向かって補強用の
リブ280が突設されている。また、取付板部276
は、接続板部277を介して取付板部材270の装着板
部270aとクランク状に接続され、そのクランク状の
接続部に亘って補強用のビード加工部278が形成され
ている。
【0063】取付板部材270の装着板部270aは、
ほぼ正方形状に形成され、その前方中央に細溝状の係止
穴271が形成され、その後方やや上部にフック状の嵌
合片272が形成されている。なお、嵌合片272が形
成される位置には嵌合片形成開口273が開設してい
る。また、装着板部270aには、補強用のビード加工
部275が水平方向に平行状に形成され、また、後端縁
が折り曲げられた操作折曲リブ274となっている。
【0064】しかして、上記のように構成される取付板
部材270を遊技制御基板ボックス250に装着するに
は、操作折曲リブ274を持って装着板部270aの奥
側面(図11の奥側の面)を係合凹部268に当接させ
ながら、装着板部270aの上下端縁を挟持レール部2
61と挟持案内片263との間に挿入し、装着板270
aの先端が係止突起266に当接した状態でさらに強く
押して係止穴271に係止突起266を係合させる。こ
のとき嵌合片272は、係合凹部268と嵌合した状態
となっており、装着板部270aの先端がストッパーリ
ブ部264に当接した状態となっている。この状態で取
付板部276の係合穴279に効果音制御基板ボックス
を装着すれば良い。もちろん、予め取付板部276に効
果音制御基板ボックスを装着しておいてから装着板部2
70aを遊技制御基板ボックス250の挟持レール部2
61に装着してもよい。逆に、取付板部材270を取り
外す場合には、係止レバー265を遊技制御基板ボック
ス250の内部方向に押圧して係止突起266と係止穴
271との係合を解除した状態で操作折曲リブ274を
引き抜くことにより簡単に取り外すことができる。
【0065】以上、第二実施形態に係る遊技制御基板ボ
ックス250の構成について説明したが、この第二実施
形態においては、遊技制御基板を収容する遊技制御基板
ボックス250に、効果音制御基板を収容する効果音制
御基板ボックスを取り付けるための取付板部276を有
する取付板部材270を一体的に形成(着脱自在に装
着)したので、効果音制御基板ボックスを弾球遊技機1
の背面ではなく遊技制御基板ボックス250の取付板部
276に取り付ければ良いので、効果音制御基板ボック
スの取付部を確保するためにわざわざ遊技機の背面の設
計をし直すこともない。また、遊技制御基板ボックス2
50及び効果音制御基板ボックスは、内部に収容される
遊技制御基板及び効果音制御基板が外部から視認し得る
ように形成されると共に、取付板部276に効果音制御
基板ボックスを取り付けたときに効果音制御基板で遊技
制御基板ボックス250が隠れないようにしたので、2
つの基板ボックスが取り付けられた状態において、内部
に収容されるそれぞれの制御基板が不正改造されている
か否かを容易に確認することができる。
【0066】なお、この第二実施形態においては、効果
音制御基板が故障又は破損した場合には、効果音制御基
板ボックスを取付板部276から取り外して交換するこ
とができるが、遊技制御基板が故障又は破損した場合に
は、遊技制御基板ボックス250と共に効果音制御基板
ボックスを取り外さなければならず、交換した新たな遊
技制御基板ボックス250に効果音制御基板ボックスを
装着した取付板部材270を装着する作業が必要とな
る。この点に関しては、前述した第一実施形態のものよ
り面倒な作業が強いられる。また、上記した第二実施形
態においては、遊技制御基板ボックス250と取付板部
材270とを着脱自在に装着し得る構造を一体的として
説明したが、取付板部材270を遊技制御基板ボックス
250と一体成形してもよいし、あるいは、取付板部材
270を遊技制御基板ボックス250にビス止め又は接
着して一体化したものでもよい。
【0067】次に、第三実施形態に係る遊技制御基板ボ
ックス300の構成について図12を参照して説明す
る。第三実施形態に係る遊技制御基板ボックス300
は、遊技制御基板(図示しない)を収容支持する箱状の
ボックス主体301と、該ボックス主体301を被覆す
るカバー体302とを組み付けることにより構成され
る。ボックス主体301とカバー体302とは、透明な
合成樹脂で構成される点、及びボックス主体301とカ
バー体302がワンウェイネジ等で固着されて容易に分
離できないようになっている点、ボックス主体301の
裏面に係合レール部及び係合穴が形成されて取付主台の
係合レール及び係止突起にそれぞれ係合される点は、第
一実施形態と同じである。しかして、この第三実施形態
の特徴は、ボックス主体301の一側側壁に形成される
係止穴304に効果音制御基板ボックス310に一体的
に突設される係合爪312を係合させることにより、効
果音制御基板ボックス310を遊技制御基板ボックス3
00に取り付け、その遊技制御基板ボックス300を弾
球遊技機1の機構板90に取り付けられる取付主台に着
脱自在に取り付けることである。
【0068】まず、遊技制御基板ボックス300は、前
述したように遊技制御基板を収容支持する箱状のボック
ス主体301と、該ボックス主体301を被覆するカバ
ー体302とを組み付けることにより構成されている。
そして、ボックス主体301の短辺側側壁の両端には、
貫通穴303が開設され、長辺側側壁の貫通穴303の
近傍に係止穴304が穿設されている。また、一対の貫
通穴303の間には、遊技制御基板と効果音制御基板と
を接続するためのコネクタ306が臨むコネクタ接続開
口305が形成されている。なお、遊技制御基板ボック
ス300の長辺側の上面からは、遊技制御基板に実装さ
れるコネクタに接続される配線307が引き出されて他
の制御基板等に接続されるようになっている。
【0069】一方、効果音制御基板ボックス310は、
図示しない効果音制御基板を収容するように透明な合成
樹脂によって箱状に形成されており、その一側側壁両側
に、先端に係合爪213を有する係合片311が突設さ
れると共に、係合片311の間に前記コネクタ306に
接続されるコネクタ313が突設されている。また、係
合片311が突設される側壁と直交する側壁には、スピ
ーカ等と接続する配線315を接続するためのコネクタ
接続開口314が形成されている。
【0070】上記のように形成される効果音制御基板ボ
ックス310を遊技制御基板ボックス300に装着する
には、係合片311を貫通穴303に差し込んだ後にコ
ネクタ313をコネクタ306に差し込みながら押し込
み、コネクタ313,306が完全に接続された状態で
係合爪312が係止穴304に係合する。そして、この
係合した状態で効果音制御基板ボックス310が遊技制
御基板ボックス300に取り付けられ、その後、遊技制
御基板ボックス300を機構板90に取り付けられてい
る取付主台に取り付けることにより、効果音制御基板ボ
ックス310と遊技制御基板ボックス300とが弾球遊
技機に取り付けられる。なお、この第三実施形態におい
ては、効果音制御基板ボックス310を遊技制御基板ボ
ックス300に取り付けるだけで、効果音制御基板と遊
技制御基板との接続が自動的に行われるので、配線の接
続作業を簡略化することができる。この場合、コネクタ
313,306をフローティングコネクタ(接続ピンが
僅かに移動するもの)で構成することにより、その接続
作業がさらに容易に行うことができる。また、係合爪3
12を遊技制御基板ボックス300に突設形成し、係止
穴304を効果音制御基板ボックス310に形成しても
よい。
【0071】以上、第三実施形態に係る遊技制御基板ボ
ックス300の構成について説明してきたが、この第三
実施形態においては、遊技制御基板を収容する遊技制御
基板ボックス300に、効果音制御基板を収容する効果
音制御基板ボックス310を取り付けるための取付部と
しての係止穴304を一体的に形成したので、効果音制
御基板ボックス310を弾球遊技機1の背面ではなく遊
技制御基板ボックス300の係止穴304に取り付けれ
ば良いので、効果音制御基板ボックス310の取付部を
確保するためにわざわざ弾球遊技機1の背面の設計をし
直すこともない。また、遊技制御基板ボックス300及
び効果音制御基板ボックス310は、内部に収容される
遊技制御基板及び効果音制御基板が外部から視認し得る
ように形成されると共に、係止穴304に効果音制御基
板ボックス310を取り付けたときに効果音制御基板で
遊技制御基板ボックス300が隠れないようにしたの
で、2つの基板ボックス300,310が取り付けられ
た状態において、内部に収容されるそれぞれの制御基板
が不正改造されているか否かを容易に確認することがで
きる。
【0072】なお、この第三実施形態においては、効果
音制御基板が故障又は破損した場合には、効果音制御基
板ボックス310を係止穴304から取り外して交換す
ることができるが、遊技制御基板が故障又は破損した場
合には、遊技制御基板ボックス300と共に効果音制御
基板ボックス310を取り外さなければならず、交換し
た新たな遊技制御基板ボックス300の係止穴304に
効果音制御基板ボックス310を装着する作業が必要と
なる。この点に関しては、前述した第一実施形態のもの
より面倒な作業が強いられる。
【0073】また、第三実施形態のような取付構造にお
いては、遊技制御基板ボックスと効果音制御基板ボック
スとの接続の優位性が発揮される。即ち、従来、遊技制
御基板に回路構成されるものとして、特別可変表示装置
の表示制御を行う表示制御回路があるが、近年、この表
示制御回路を独立した表示制御基板に構成して遊技制御
基板の負担を軽減するようになってきた。しかして、遊
技制御基板ボックスと表示制御基板ボックスとを第三実
施形態のように取り付ける構造も考えられるが、表示制
御基板ボックスに収容される表示制御基板は、表示制御
の対象となる特別可変表示装置が、例えば、CRTで構
成されている場合、液晶で構成されている場合、回転ド
ラムで構成されている場合、とでそれぞれ大きさが大き
く異なるのが一般的であり、このため、表示制御基板ボ
ックスの大きさも変化することとなる。このように表示
制御基板ボックスの大きさが変化する場合には、それに
応じて遊技制御基板ボックスの変更を必要とする場合が
高くなる。これに対し、他の制御基板によって負担が軽
減された遊技制御基板の大きさは、機種が異なってもほ
とんど変わることはなく、また、効果音制御基板におい
ても機種が異なっても前記した制御用ROM153及び
音データ用ROM154のデータを変更するだけで対応
できるため、遊技制御基板ボックス及び効果音制御基板
ボックスの大きさが機種が異なってもほぼ一定であるた
め、それらを組み付けても1つの連続した大きさのボッ
クスとなるため、弾球遊技機1の背面における取付スペ
ースの領域が変化することがなく、一度取り付け得るス
ペースを確保すれば、遊技盤の交換に伴う機種の変更に
よっても遊技制御基板ボックスと効果音制御基板ボック
スとを一体化して取り付けることができるものである。
【0074】なお、上記した第三実施形態においては、
効果音制御基板ボックス310を取り付けるための取付
部として、遊技制御基板ボックス300の側壁に形成し
た係止穴304を示したが、遊技制御基板ボックス30
0に効果音制御基板ボックス310を掛け止めるための
部材を一体成形で、あるいは別体に構成してビス止め接
着で形成したものでも良い。
【0075】以上、本発明に係る第一実施形態乃至第三
実施形態について説明してきたが、いずれの実施形態に
おける遊技制御基板ボックス及び効果音制御基板ボック
スにも、機種名を印刷したシールを貼付することが望ま
しい。また、基板ボックスの構造も基板の全部を収容す
るものではなく基板の一部が露出(例えば、コネクタ接
続領域)した状態で収容するものでも良く、更に、実施
形態のようにボックス主体とカバー体とを組み付ける構
造ではなく、1つの収容体又は3以上の収容体で基板を
収容する構造のものであればどのようなものでも良い。
また、遊技制御基板ボックスを取り付ける取付主台の機
構板への取付構造も前述したように、機構板に取付主台
を着脱自在に係止する係合爪を突設した構造、あるいは
機構板に取付主台を着脱自在及び開閉自在に軸支する構
造であってもよい。また、取付主台を機構板ではなく遊
技盤の裏面側(例えば、入賞玉集合カバー体)に取り付
け得るようにしてもよい。更に、第一実施形態において
説明した遊技制御基板110は、その基本回路200に
よって遊技盤40に設けられるランプやLED等を表示
制御するものとして説明したが、例えば、電飾制御基板
104によって遊技盤40上のランプやLEDを制御す
るようにしてもよい。この場合、効果音制御基板150
と電飾制御基板104とを1つのCPUで制御されるよ
うに合体させてもよい。また、本発明が適用される遊技
機も、弾球遊技機だけではなくスロットマシンやテレビ
ゲーム機等の遊技機であってもよい。
【0076】なお、以上説明した実施形態から把握でき
る発明として下記のような発明がある。 (1)遊技動作を制御する遊技制御基板と、遊技動作に
応じた効果音を発生制御する効果音制御基板と、を備え
た遊技機において、前記遊技制御基板を収容する遊技制
御基板ボックスを前記遊技機に取り付けるための取付部
材に、前記効果音制御基板を収容する効果音制御基板ボ
ックスを取り付けるための取付部を一体的に形成し、前
記遊技制御基板ボックスと効果音制御基板ボックスとを
取り付けたままの状態で前記取付部材を遊技機に着脱自
在に取り付け得るようにしたことを特徴とする遊技機。
このように構成することにより、遊技盤の交換時に取付
部材でユニット化された遊技制御基板ボックスと効果音
制御基板ボックスとを同時に交換できるので、交換作業
の簡略化を図ることができる。 (2)遊技動作を制御する遊技制御基板と、遊技動作に
応じた効果音を発生制御する効果音制御基板と、を備え
た遊技機において、前記遊技制御基板を収容する遊技制
御基板ボックスに、前記効果音制御基板を収容する効果
音制御基板ボックスを取り付けるための取付部を一体的
に形成し、その取付部に効果音制御基板ボックスを取り
付けたことにより前記効果音制御基板と遊技制御基板と
の接続が自動的に行われるようにしたことを特徴とする
遊技機。このように構成することにより、効果音制御基
板と遊技制御基板との接続作業の簡略化を図ることがで
きる。
【0077】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、請求項1の発明においては、遊技動作を制御する遊
技制御基板と、遊技動作に応じた効果音を発生制御する
効果音制御基板と、を備えた遊技機において、前記遊技
制御基板を収容する遊技制御基板ボックスを前記遊技機
に取り付けるための取付部材に、前記効果音制御基板を
収容する効果音制御基板ボックスを取り付けるための取
付部を一体的に形成したので、効果音制御基板ボックス
を遊技機の背面ではなく遊技制御基板ボックスの取付部
材の取付部に取り付ければ良いので、効果音制御基板ボ
ックスの取付部を確保するためにわざわざ遊技機の背面
の設計をし直すこともない。
【0078】また、請求項2の発明においては、遊技動
作を制御する遊技制御基板と、遊技動作に応じた効果音
を発生制御する効果音制御基板と、を備えた遊技機にお
いて、前記遊技制御基板を収容する遊技制御基板ボック
スに、前記効果音制御基板を収容する効果音制御基板ボ
ックスを取り付けるための取付部を一体的に形成したの
で、効果音制御基板ボックスを遊技機の背面ではなく遊
技制御基板ボックスの取付部に取り付ければ良いので、
効果音制御基板ボックスの取付部を確保するためにわざ
わざ遊技機の背面の設計をし直すこともない。
【0079】更に、請求項3の発明においては、前記遊
技制御基板ボックス及び前記効果音制御基板ボックス
は、内部に収容される遊技制御基板及び効果音制御基板
が外部から視認し得るように形成されると共に、前記取
付部に前記効果音制御基板ボックスを取り付けたときに
前記効果音制御基板で前記遊技制御基板ボックスが隠れ
ないようにしたので、2つの基板ボックスが取り付けら
れた状態において、内部に収容されるそれぞれの制御基
板が不正改造されているか否かを容易に確認することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る遊技機の一例としての弾球遊技
機の正面図である。
【図2】弾球遊技機の背面図である。
【図3】遊技制御基板に形成される遊技制御回路をブロ
ック構成で示す回路図である。
【図4】表示制御基板に形成される表示制御回路をブロ
ック構成で示す回路図である。
【図5】効果音制御基板に形成される効果音制御回路を
ブロック構成で示す回路図である。
【図6】遊技制御基板ボックスと効果音制御基板ボック
スとそれらを取り付けるための取付部材である取付主台
及び取付従台との関係を示す斜視図である。
【図7】取付部材である取付主台及び取付従台との組付
け構造を示す斜視図である。
【図8】効果音制御基板ボックスの分解斜視図である。
【図9】効果音制御基板ボックスに収容される効果音制
御基板に実装される制御用ROM及び音データ用ROM
の実装方法を示す斜視図である。
【図10】第二実施形態に係る遊技制御基板ボックスの
背面から見た斜視図である。
【図11】第二実施形態に係る遊技制御基板ボックスの
背面から見た分解斜視図である。
【図12】第三実施形態に係る遊技制御基板ボックスと
効果音制御基板ボックスとの関係を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 弾球遊技機(遊技機) 90 機構板 110 遊技制御基板 111 遊技制御基板ボックス 120 取付主台(取付部材) 130 取付従台 132 効果音制御基板ボックス用取付板部(取付部) 150 効果音制御基板 170 効果音制御基板ボックス 250 遊技制御基板ボックス 270 取付板部材 276 効果音制御基板ボックス用取付板部(取付部) 300 遊技制御基板ボックス 304 係止穴(取付部) 310 効果音制御基板ボックス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技動作を制御する遊技制御基板と、遊
    技動作に応じた効果音を発生制御する効果音制御基板
    と、を備えた遊技機において、 前記遊技制御基板を収容する遊技制御基板ボックスを前
    記遊技機に取り付けるための取付部材に、前記効果音制
    御基板を収容する効果音制御基板ボックスを取り付ける
    ための取付部を一体的に形成したことを特徴とする遊技
    機。
  2. 【請求項2】 遊技動作を制御する遊技制御基板と、遊
    技動作に応じた効果音を発生制御する効果音制御基板
    と、を備えた遊技機において、 前記遊技制御基板を収容する遊技制御基板ボックスに、
    前記効果音制御基板を収容する効果音制御基板ボックス
    を取り付けるための取付部を一体的に形成したことを特
    徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 前記遊技制御基板ボックス及び前記効果
    音制御基板ボックスは、内部に収容される遊技制御基板
    及び効果音制御基板が外部から視認し得るように形成さ
    れると共に、前記取付部に前記効果音制御基板ボックス
    を取り付けたときに前記効果音制御基板で前記遊技制御
    基板ボックスが隠れないようにしたことを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載の遊技機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001286610A (ja) * 2000-04-06 2001-10-16 Daiman:Kk 遊技機
JP2006043201A (ja) * 2004-08-05 2006-02-16 Newgin Corp 遊技機
JP2006055673A (ja) * 2005-11-14 2006-03-02 Kyoraku Sangyo 弾球遊技機

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