JP6646944B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関し、特に、遊技媒体を用いて所定の遊技を行なうことが可能な遊技機に関する。
この種の遊技機として一般的に知られているものとしては、たとえば遊技球等の遊技媒体を用いて所定の遊技を行なうことが可能なパチンコ遊技機等があった。
このような遊技機においては、たとえば停電等により発生した電断から復旧したときに、復旧画面を表示するものがあった(特許文献1)。
特開2014−111003号公報(段落0461、図62等)
しかし、前述した特許文献1の遊技機では、電断から復旧したときに各種演出音をどのように制御するかについて考慮されていなかった。
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、電断から復旧したときにおいて、制御の処理負担を軽減しつつ、遊技者が不利になるのを抑制することである。
(1) 遊技媒体(遊技球)を用いて所定の遊技を行なうことが可能な遊技機(パチンコ遊技機1等)であって、
所定領域に遊技媒体が進入可能となる第1状態(開状態)と、前記所定領域に遊技媒体が進入不可能または進入困難な第2状態(閉状態)とに変化可能な可変入賞手段(特別可変入賞球装置20)と、
前記可変入賞手段を前記第2状態から前記第1状態に変化させるラウンド遊技(ラウンド遊技)を複数回行なう有利状態(大当り遊技状態等)に制御する有利状態制御手段(遊技制御用マイクロコンピュータ560の大当り制御機能等)と、
前記ラウンド遊技を開始するときに、特定音(特別可変入賞球装置20の開放音)を出力可能な特定音出力手段(演出制御用マイクロコンピュータ100の開放音出力機能等)と、
前記有利状態中に、複数種類の楽曲音(大当りBGM音)のうちいずれかの楽曲音を出力可能な楽曲音出力手段(演出制御用マイクロコンピュータ100の大当りBGM音出力機能等)と、を備え、
前記有利状態(図3(b)等)において発生した電断(電断状態)から復旧したとき(図3(a)等)に、前記楽曲音を復旧させず(図3(e)等)、
前記有利状態において発生した電断から復旧した後、電断の発生の際に行っていた前記ラウンド遊技を再開するときには前記特定音を出力しない一方で復旧中である旨を示す復旧画面を表示し、再開した前記ラウンド遊技を終えて次の前記ラウンド遊技を開始するまで当該復旧画面の表示を継続するとともに再開した前記ラウンド遊技を終えて次の前記ラウンド遊技を開始するときに前記特定音を出力する(図3(d)、演出制御用マイクロコンピュータ100の電断復旧後開放音出力復旧機能等)。
また、前記ラウンド遊技中に、前記所定領域に所定の上限数を超える遊技媒体が進入したときに、特別音を出力可能な特別音出力手段をさらに備え、
前記特別音出力手段は、電断が発生する前の前記ラウンド遊技中と電断から復旧した前記ラウンド遊技中とで前記所定領域に進入した遊技媒体の合計数が前記所定の上限数を超えたときに、前記特別音を出力可能である。
このような構成によれば、有利状態において発生した電断から復旧したときに、楽曲音を復旧させず、電断から復旧した後、ラウンド遊技を開始するときに前記特定音を出力可能とすることにより、制御の処理負担を軽減しつつ、遊技者が不利になるのを抑制することができる。
(2) 前記(1)の遊技機において、
前記ラウンド遊技中における電断の復旧から次回のラウンド遊技の開始に至るまでの期間において、復旧中演出(変形例に示す復旧中画面表示演出等)を実行する復旧中演出手段(演出制御用マイクロコンピュータ100の復旧中画面表示演出機能等)をさらに備えた。
このような構成によれば、復旧中演出が次回のラウンド遊技の開始に至るまでの期間に限られて実行されることにより、制御の処理負担を軽減することができる。
(3) 前記(1)または前記(2)の遊技機において、
前記有利状態において電断から復旧したときに、前記特定音よりも優先的(電断復旧報知音を開放音よりも高音量にする、電断復旧報知音を出力するときに開放音を出力しない等の優先)に、所定期間に亘り所定音(変形例に示す電断復旧報知音等)を出力する所定音出力手段(演出制御用マイクロコンピュータ100の電断復旧報知音出力演出機能等)をさらに備えた。
このような構成によれば、電断から復旧したときに特定音よりも優先的に出力される所定音により、電断から復旧したことが認識しやすいようにすることができる。
(4) 前記(1)〜前記(3)のいずれかの遊技機において、
前記ラウンド遊技中に、前記可変入賞手段に所定の上限数(10個等)を超える遊技媒体が進入したときに、特別音(オーバー入賞音等)を出力可能な特別音出力手段(演出制御用マイクロコンピュータ100のオーバー入賞音出力機能等)をさらに備え、
前記ラウンド遊技中において発生した電断から復旧した後、復旧したラウンド遊技中に前記可変入賞手段に前記所定の上限数を超える遊技媒体が進入したときに、前記特別音を出力可能(変形例に示す電断復旧後オーバー入賞音復旧制御機能等)である。
このような構成によれば、電断から復旧したラウンド遊技中に特別音を出力可能となるので、電断から復旧したときにおいて、上限数を超える遊技媒体が進入したことを認識可能とすることができる。
パチンコ遊技機を正面からみた正面図である。 主基板(遊技制御基板)における回路構成の一例を示すブロック図である。 大当り遊技状態におけるラウンド遊技中での電断状態復旧後の音出力復旧制御の一例を示すタイミングチャートである。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示すが、本発明はパチンコ遊技機に限られず、コイン遊技機等のその他の遊技機であってもよく、遊技媒体を用いて所定の遊技を行なうことが可能な遊技機であれば、どのような遊技機であってもよい。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。まず、遊技機の一例であるパチンコ遊技機1の全体の構成について説明する。図1はパチンコ遊技機1を正面からみた正面図である。
パチンコ遊技機1は、遊技媒体としての遊技球を遊技領域7に打込むことにより、以下に説明するような所定の遊技が行なわれる。パチンコ遊技機1は、外枠と、外枠の内側に開閉可能に取付けられた遊技枠とで構成される。また、パチンコ遊技機1は、遊技枠に開閉可能に設けられているガラス扉枠2を有する。
ガラス扉枠2の下部表面には打球供給皿(上皿)3がある。打球供給皿3の下部には、打球供給皿3に収容しきれない遊技球を貯留する余剰球受皿4、および、打球を発射する打球操作ハンドル5等が設けられている。パチンコ遊技機1の内部には、打球操作ハンドル5の操作に応じて遊技領域7に遊技球を打込む打球発射装置が設けられている。ガラス扉枠2の背面には、遊技盤6が着脱可能に取付けられている。遊技盤6の前面には、打込まれた遊技球が流下可能な遊技領域7が形成されている。
打球供給皿(上皿)3を形成する部材には、操作手段として、プッシュボタン120が設けられている。プッシュボタン120に対する遊技者の操作行為がプッシュセンサ124(図2参照)により検出される。
遊技領域7の中央付近には、各々を識別可能な複数種類の識別情報としての演出図柄を変動表示(可変表示ともいう)可能な演出表示装置9が設けられている。遊技領域7における演出表示装置9の右側方には、各々を識別可能な複数種類の識別情報としての第1特別図柄を変動表示する第1特別図柄表示器8aと、各々を識別可能な複数種類の識別情報としての第2特別図柄を変動表示する第2特別図柄表示器8bとが設けられている。
第1特別図柄表示器8aおよび第2特別図柄表示器8bのそれぞれは、数字および文字を変動表示可能な表示器(たとえば7セグメントLED)で構成されている。演出表示装置9は、液晶表示装置(LCD)で構成されており、表示画面において、第1特別図柄または第2特別図柄の変動表示に同期した演出図柄の変動表示等の各種画像を表示する表示領域が設けられる。このような表示領域には、たとえば「左」,「中」,「右」の3つの装飾用(演出用)の演出図柄を変動表示する図柄表示領域が形成される。
演出表示装置9の下方には、第1始動入賞口13を有する入賞装置が設けられている。第1始動入賞口13に入賞した遊技球は、第1始動口スイッチ13aによって検出される。また、第1始動入賞口13を有する入賞装置の下方には、遊技球が入賞可能な第2始動入賞口14を有する可変入賞球装置15が設けられている。第2始動入賞口14に入賞した遊技球は、第2始動口スイッチ14aによって検出される。
可変入賞球装置15は、左右一対の可動片を備え、遊技者にとって有利(遊技球が進入可能)な開状態(第1状態)と、遊技者にとって不利(遊技球が進入不可能)な閉状態(第2状態)とに変化可能な電動チューリップ(電チューとも呼ばれる)型の入賞手段であり、ソレノイド16によって駆動される。可変入賞球装置15が開状態のときには、遊技球が第2始動入賞口14に入賞可能になる(始動入賞し易くなり)。可変入賞球装置15が閉状態のときには、遊技球が第2始動入賞口14に入賞不可能になる。なお、可変入賞球装置15は、閉状態になっている状態において、入賞はしづらいものの、入賞することは可能である(遊技球が入賞しにくい)ように構成されてもよい。可変入賞球装置15は、所定領域に遊技球が進入可能となる第1状態と、所定領域に遊技球が進入不可能または進入困難な第2状態とに変化可能となる可変入賞手段により構成されていればよい。
可変入賞球装置15が閉状態のときには、可変入賞球装置15が遊技球を受入可能な領域がなくなるので、遊技球が第2始動入賞口14よりも第1始動入賞口13に入賞しやすい。一方、可変入賞球装置15が開状態のときには、第1始動入賞口13よりも、可変入賞球装置15が遊技球を受入可能な領域が広くなるので、第1始動入賞口13よりも第2始動入賞口14に遊技球が入賞しやすい。以下、第1始動入賞口13と第2始動入賞口14とを総称して始動入賞口または始動口ということがある。
演出表示装置9の左方には、各々を識別可能な普通図柄を変動表示する普通図柄表示器10が設けられている。普通図柄表示器10は、0〜9の数字を変動表示可能な表示器(たとえば7セグメントLED)で実現されている。
遊技球がゲート32を通過しゲートスイッチ32aで検出されると、普通図柄表示器10の変動表示が開始される。普通図柄表示器10における変動表示結果による停止図柄が所定の図柄(当り図柄。)となったときに、可変入賞球装置15が所定回数および所定時間だけ開状態に制御される。普通図柄表示器10の近傍には、ゲート32を通過した入賞球数を表示する4つのLEDによる表示部を有する普通図柄保留記憶表示器41が設けられている。ゲートスイッチ32aによって遊技球が検出される毎に、普通図柄の変動表示が保留記憶され、普通図柄保留記憶表示器41は点灯するLEDを1増やす。このような普通図柄の保留記憶に基づいて普通図柄表示器10の変動表示が開始される毎に、普通図柄の保留記憶が消化され、点灯するLEDを1減らす。
第1特別図柄または第2特別図柄の変動表示は、遊技球が、始動入賞領域としての第1始動入賞口13または第2始動入賞口14に進入(通過、入賞を含む)して第1始動口スイッチ13aまたは第2始動口スイッチ14aで検出されることにより変動表示の実行条件である第1始動条件(第1実行条件)または第2始動条件(第2実行条件)が成立する。その後、第1特別図柄または第2特別図柄の変動表示は、たとえば、保留記憶数が0でない場合であって、第1特別図柄および第2特別図柄の変動表示が実行されていない状態であり、かつ、大当り遊技が実行されていない状態となる変動表示の開始条件が成立したことに基づいて開始される。第1特別図柄または第2特別図柄の変動表示は、変動表示時間(変動時間)が経過すると、当該変動表示の表示結果(停止図柄)が導出表示されて終了する。また、第1始動入賞口13および第2始動入賞口14のような始動入賞領域に遊技球が進入したにもかかわらず未だ開始条件が成立していない変動表示について、所定の上限数の範囲内で情報を記憶することが保留記憶と呼ばれる。第1始動入賞口13への遊技球の進入による保留記憶は、第1保留記憶と呼ばれる。第2始動入賞口14への遊技球の進入による保留記憶は、第2保留記憶と呼ばれる。
第1特別図柄表示器8aおよび第2特別図柄表示器8bの上方には、第1保留記憶の保留記憶数を表示する第1特別図柄保留記憶表示器18aおよび第2保留記憶の保留記憶数を表示する第2特別図柄保留記憶表示器18bが設けられている。第1特別図柄保留記憶表示器18aおよび第2特別図柄保留記憶表示器18bのそれぞれは、対応する有効な始動入賞がある毎に、点灯する表示器の数を1増やし、対応する特別図柄表示器での変動表示が開始される毎に、点灯する表示器の数を1減らす。
第1特別図柄表示器8aで第1特別図柄の変動表示が実行されているときには、その変動表示に対応して演出表示装置9で演出図柄の変動表示等の演出表示が実行される。第2特別図柄表示器8bで第2特別図柄の変動表示が実行されているときには、その変動表示に対応して演出表示装置9で演出図柄の変動表示等の演出表示が実行される。
特別図柄および演出図柄の変動表示が実行され、第1特別図柄表示器8aに特定表示結果としての大当り表示結果(大当り図柄)が導出表示されたとき、または、第2特別図柄表示器8bに特定表示結果としての大当り表示結果(大当り図柄)が導出表示されたときには、演出表示装置9においても、特定表示結果としての大当り表示結果(大当り図柄の組合せ)が導出表示される。このように変動表示結果として特定表示結果が表示されたときには、遊技者にとって有利な価値が付与される有利状態としての特定遊技状態(大当り遊技状態)に制御される。
また、演出表示装置9において、最終停止図柄(たとえば左右中図柄のうち中図柄)となる図柄以外の図柄が、所定時間継続して、大当り図柄(たとえば左中右の図柄が同じ図柄で揃った図柄の組合せ)と一致している状態で停止、揺動、拡大縮小もしくは変形している状態、または、複数の図柄が同一図柄で同期して変動したり、表示図柄の位置が入替わっていたりして、最終結果が表示される前で大当り発生の可能性が継続している状態(以下、これら状態をリーチ状態という。)で行なわれる演出をリーチ演出という。
ここで、リーチ状態は、演出表示装置9の表示領域において停止表示された演出図柄が大当り組合せの一部を構成しているときに未だ停止表示されていない演出図柄の変動が継続している表示状態、または、全部もしくは一部の演出図柄が大当り組合せの全部または一部を構成しながら同期して変動している表示状態である。
また、演出表示装置9の表示領域中における下端部には、発生した保留記憶情報を表示する画像(以下、保留画像または保留表示と呼ぶ)が保留記憶情報の数に対応して表示される保留表示エリアが形成される(図示省略)。
可変入賞球装置15の下方には、ソレノイド21によって駆動される開閉板を備え、遊技者にとって有利(遊技球が進入可能)な開状態(第1状態)と、遊技者にとって不利(遊技球が進入不可能)な閉状態(第2状態)とに変化可能な入賞手段として、特別可変入賞球装置20が設けられている。特別可変入賞球装置20は、大当り遊技状態において開閉板が開放状態に制御されることによって、入賞領域となる大入賞口が開放状態になる。大入賞口に進入した遊技球は、カウントスイッチ23により入賞球として検出される。なお、可変入賞球装置20は、閉状態になっている状態において、入賞はしづらいものの、入賞することは可能である(遊技球が入賞しにくい)ように構成されてもよい。特別可変入賞球装置20は、所定領域に遊技球が進入可能となる第1状態と、所定領域に遊技球が進入不可能または進入困難な第2状態とに変化可能となる可変入賞手段により構成されていればよい。
大当り遊技状態においては、特別可変入賞球装置20が開放状態と閉鎖状態とを繰返す繰返し継続制御が行なわれる。繰返し継続制御において、特別可変入賞球装置20が開放されている状態が、ラウンドと呼ばれる。ラウンドにおいて繰返し継続制御により特別可変入賞球装置20が開放される遊技は、ラウンド遊技と呼ばれる。あるラウンド遊技が終了してから次のラウンド遊技が開始されるまでの間には、所定期間(たとえば数秒間)に亘り特別可変入賞球装置20が閉鎖状態とされるインターバル期間が設けられている。大当り遊技状態において、ラウンド遊技は、インターバル期間を介して複数回繰返し継続制御されることとなる。大当り遊技状態では、特別可変入賞球装置20が、開放状態とされた後、所定の開放状態の終了条件(開放状態において所定期間(たとえば29秒間)が経過したこと、または、所定の上限個数(たとえば10個)の入賞球が発生したという開放終了条件)が成立したことに応じて閉鎖状態とされる。開放終了条件が成立すると、継続権が発生し、特別可変入賞球装置20の開放が再度行なわれる。継続権の発生は、大当り遊技状態における開放回数が予め定められた上限値となる最終ラウンド(たとえば第15ラウンド等)に達するまで繰返される。
大当りについては、複数の種別が設けられており、大当りとすることが決定されたときには、いずれかの大当り種別が選択される。「大当り」の種別のうち、大当り遊技状態に制御された後、特別遊技状態として、通常状態(確変状態でない通常の遊技状態)に比べて大当りとすることに決定される確率が高い状態である確変状態(確率変動状態の略語であり、高確率状態ともいう)に移行する大当りの種類(種別)は、「確変大当り」と呼ばれる。特別遊技状態としては、確変状態に付随し、特別図柄や演出図柄の変動時間(変動表示期間)が非時短状態よりも短縮される時短状態に制御される場合がある。特別遊技状態としては、確変状態とは独立して時短状態に制御される場合があるようにしてもよい。
このように、時短状態に移行することによって、特別図柄や演出図柄の変動時間が短縮されるので、時短状態となったときには、有効な始動入賞が発生しやすくなり大当り遊技が行なわれる可能性が高まる。「大当り」のうち、大当り遊技状態に制御された後、確変状態に移行しない大当りの種類(種別)は、「通常大当り」と呼ばれる。
特別遊技状態としては、確変状態または時短状態に付随して、可変入賞球装置15が開状態になる頻度を高くすることにより可変入賞球装置15に遊技球が進入する頻度を高くして可変入賞球装置15への入賞を容易化(高進入化、高頻度化)する電チューサポート制御状態に制御される場合がある。
遊技盤6の下部には、入賞しなかった打球が取込まれるアウト口26がある。また、遊技領域7の外側には、効果音や音声を発声する4つのスピーカ27が設けられている。遊技領域7の外周には、前面枠に設けられた枠LED28が設けられている。
また、プリペイドカードが挿入されることによって球貸しを可能にするプリペイドカードユニット(単に「カードユニット」ともいう。)が、パチンコ遊技機1に隣接して設置される(図示せず)。
図2は、主基板(遊技制御基板)31における回路構成の一例を示すブロック図である。図2には、払出制御基板37および演出制御基板80等も示されている。主基板31には、プログラムにしたがってパチンコ遊技機1における遊技の進行等を制御する遊技制御用マイクロコンピュータ(遊技制御手段に相当)560が搭載されている。遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ゲーム制御(遊技進行制御)用のプログラム等を記憶するROM54、ワークメモリとして使用される記憶手段としてのRAM55、プログラムにしたがって制御動作を行なうCPU56およびI/Oポート部57を含む。遊技制御用マイクロコンピュータ560には、さらに、ハードウェア乱数(ハードウェア回路が発生する乱数)を発生する乱数回路503が内蔵されている。
また、RAM55は、その一部または全部が電源基板(図示省略)において作成されるバックアップ電源によってバックアップされている不揮発性記憶手段としてのバックアップRAMである。遊技機に対する電力供給が停止しても、所定期間(バックアップ電源としてのコンデンサが放電してバックアップ電源が電力供給不能になるまで)は、RAM55の一部または全部の内容は保存される。特に、少なくとも、遊技状態すなわち遊技制御手段の制御状態に応じたデータ(特別図柄プロセスフラグ等)と未払出賞球数を示すデータは、バックアップRAMに保存される。
乱数回路503は、特別図柄の変動表示の表示結果により大当りとするか否か判定するための判定用の乱数を発生するために用いられるハードウェア回路である。乱数回路503は、初期値(たとえば、0)と上限値(たとえば、65535)とが設定された数値範囲内で、数値データを、設定された更新規則にしたがって更新し、ランダムなタイミングで発生する始動入賞時が数値データの読出(抽出)時であることに基づいて、読出される数値データが乱数値となる乱数発生機能を有する。また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、乱数回路503が更新する数値データの初期値を設定する機能を有している。
また、ゲートスイッチ32a、第1始動口スイッチ13a、第2始動口スイッチ14a、カウントスイッチ23からの検出信号を遊技制御用マイクロコンピュータ560に与える入力ドライバ回路58も主基板31に搭載されている。また、可変入賞球装置15を開閉するソレノイド16、および大入賞口を形成する特別可変入賞球装置20を開閉するソレノイド21を遊技制御用マイクロコンピュータ560からの指令にしたがって駆動する出力回路59も主基板31に搭載されている。
また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、特別図柄を変動表示する第1特別図柄表示器8a、第2特別図柄表示器8b、普通図柄を変動表示する普通図柄表示器10、第1特別図柄保留記憶表示器18a、第2特別図柄保留記憶表示器18bおよび普通図柄保留記憶表示器41の表示制御を行なう。
演出制御基板80は、演出制御用マイクロコンピュータ100、ROM102、RAM103、VDP109、および、I/Oポート部105等を搭載している。ROM102は、表示制御等の演出制御用のプログラムおよびデータ等を記憶する。RAM103は、ワークメモリとして使用される。演出制御用マイクロコンピュータ100は、演出制御用CPU101を含む。VDP109は、演出制御用マイクロコンピュータ100と共動して演出表示装置9の表示制御を行なう。演出制御用CPU101は、プッシュセンサ124の検出信号が、入力ポート106を介して入力される。
遊技制御用マイクロコンピュータ560は、演出表示装置9等の各種演出装置の演出内容を指示する演出制御コマンドを、主基板31から演出制御基板80の方向への一方向にのみ信号を通過させる中継基板77を介して送信する。演出制御用マイクロコンピュータ100では、演出制御コマンドを受信し、演出表示装置9の変動表示制御を行なう他、ランプドライバ基板35を介して、枠側に設けられている枠LED28の表示制御を行なったり、音声出力基板70を介してスピーカ27からの音出力の制御を行なったりすることで、各種の演出制御を行なう。
遊技制御用マイクロコンピュータ560では、遊技制御用の予め定められたメイン処理を実行すると、所定時間(たとえば2ms)毎に定期的にタイマ割込がかかりタイマ割込処理が実行されることにより、各種の遊技制御が実行可能となる。第1特別図柄と第2特別図柄とのような特別図柄の変動表示、および、大当り遊技制御等の特定の遊技制御が、タイマ割込処理が実行されるときに付随して実行される遊技制御プロセス処理により、所定のプロセスにしたがって実行される。
遊技制御用マイクロコンピュータ560では、各種のランダムカウンタからデータを抽出し、その抽出データを用いて、大当り判定、大当り種類判定、変動パターン種別判定、変動パターン判定、普通当り判定、および、ラウンダムカウンタの初期値決定等を行なう。遊技制御用マイクロコンピュータ560では、このような各種判定に基づいて、大当り遊技制御、第1特別図柄の変動表示、第2特別図柄の変動表示、および、普通図柄の変動表示等の各種遊技制御を実行する。
遊技制御用マイクロコンピュータ560では、このような各種判定に基づいて、大当りの判定結果、大当り種類の判定結果、変動パターン種別の判定結果、および、変動パターンの判定結果等の予め定められた制御情報を、演出制御指示用のコマンドである演出制御コマンドとして、演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する。演出制御用マイクロコンピュータ100では、受信した演出制御コマンドに基づいて、第1特別図柄の変動表示、第2特別図柄の変動表示、および、大当り制御等の遊技制御に合せた演出を実行する。
演出制御用マイクロコンピュータ560では、演出制御用の予め定められたメイン処理を実行すると、所定時間(たとえば2ms,4ms等)毎に定期的にタイマ割込がかかりタイマ割込処理が実行されることにより、各種の演出制御が実行可能となる。演出図柄の変動表示に関する演出、および、大当り遊技状態に関する演出等の特定の演出制御が、タイマ割込処理が実行されるときに付随して実行される演出制御プロセス処理により、所定のプロセスにしたがって実行される。
次に、大当り遊技状態におけるラウンド遊技中での電断状態復旧後の音出力復旧制御について説明する。停電等の各種の原因によりパチンコ遊技機1への電力供給が断たれる電断状態となったときに、パチンコ遊技機1では、前述のように、バックアップRAMの機能を有するRAM55に電断時の遊技制御用のデータがバックアップ記憶される。具体的に、電断時には、実行中の遊技制御用のデータのすべてがバックアップ記憶される。
電断状態が復旧し、パチンコ遊技機1が起動されるときに、遊技店員が所定の遊技状態復旧操作をすると、バックアップ記憶された遊技制御用のデータがバックアップRAMから読出され、読出されたデータに基づいて、電断時の遊技制御状態が、遊技制御用マイクロコンピュータ560のメイン処理により復旧される。具体的に、電断状態からの復旧時には、バックアップ記憶された実行中の遊技制御用のすべてのデータに基づいて、電断時とまったく同じ遊技制御状態から、遊技制御状態が復旧される。なお、電断時には、実行中の遊技制御用のデータのうち、少なくとも、大当り遊技状態であるか否か、確変状態であるか否か、大当り遊技状態のラウンド数、ラウンドでの特別可変入賞球装置の開放経過時間、および、大当り遊技状態のラウンドでの入賞個数等の遊技者にとって有利な状態に関する遊技制御用データ等の特定の一部データをバックアップ記憶し、そのデータを用いて、電断状態から遊技制御状態を復旧するようにしてもよい。
たとえば、大当り遊技状態におけるラウンド遊技中に電断状態となった後、電断状態が復旧したときには、電断状態となったときの当該ラウンド遊技中の遊技制御状態と同じ遊技制御状態が復旧され、電断状態となったときの遊技状態からラウンド遊技が再開される。具体的に、たとえば、大当りの種別、大当り遊技状態におけるラウンド遊技中に電断状態となったときのラウンド回数、特別可変入賞球装置の開放経過時間、ラウンド中における入賞個数等のすべての遊技制御状態を特定可能なデータがバックアップ記憶され、その記憶データを用いて、電断状態となったときのラウンド遊技中の遊技制御状態と同じ遊技制御状態が復旧される。
このような大当り遊技状態のラウンド遊技中に発生した電断状態が復旧した後に、ラウンド遊技が再開されるときにおいて、演出制御用マイクロコンピュータ100は、電断状態の復旧後に遊技制御用マイクロコンピュータ560から送信されてくる各種演出制御コマンドに基づいて、演出表示装置9の表示を、再開されたラウンド遊技に対応する演出態様で再開させるが、スピーカ27から出力される演出音は、次に説明するように、復旧されるものと、復旧されないものとに分けて再開させられる。
大当り遊技状態中においては、演出制御用マイクロコンピュータ100により、予め定められた楽曲音等よりなる背景音として、大当り中BGM(Back Ground Music)を、大当り遊技状態のほぼ全期間に亘り出力する制御が実行される。大当り中BGMは、予め定められた複数種類の大当り中BGMの楽曲のうちからいずれか1つの楽曲が選択されて、出力される。具体的に、大当り中BGMは、複数の大当り種類のそれぞれに対応して設けられており、大当り遊技状態が実行される大当りの種類に対応する1つの楽曲が選択されて出力される。この場合の大当りの種類は、たとえば、確変大当りであるか否かにより分類される大当り種類、ラウンド数により分類される大当り種類、および、確変大当りであるか否かとラウンド数との両方により分類される大当り種類等、どのような分類態様に応じた大当りの種類であってもよい。大当り中BGMは、大当り遊技状態の期間中において、所定の曲の最初から最後までを1回再生する態様で出力される。なお、大当り中BGMは、1人の遊技者が確変状態の連続発生等により大当りが連続して発生した回数(所謂連チャン回数)による大当りの分類等のその他の大当りの種類分けに応じて、選択されるようにしてもよい。また、大当り中BGMは、大当りの種類等に関係なく、大当り遊技状態が発生するごとに異なる楽曲が所定の順番で選択されるようにしてもよい。
大当り中BGMが出力されることにより、遊技者は、大当り遊技状態中にあることを認識可能となる。また、大当り遊技状態中においては、各ラウンド遊技を開始するときにおいて、特別可変入賞球装置20が開放開始された当初に、所定期間(たとえば、1秒間等)に亘り、所定の単音等よりなる開放を示す開放音が出力される。開放音が出力されることにより、遊技者は、各ラウンド遊技において特別可変入賞球装置20が開放されたことを認識可能となる。この実施の形態では、大当り遊技状態中に出力する開放音として、特別可変入賞球装置20の開放開始時と同時に出力する例を一例として示すが、当該開放音の出力時期は、当該開放開始時から所定時間後の時期、または、所定時間前の時期等のその他の時期に出力されるように制御してもよい。このように、ラウンド遊技を開始するときに開放音のような特定音を出力可能であるが、この「ラウンド遊技を開始するとき」は、「ラウンド遊技の開始と同時の時期」という概念と、たとえば、復旧時から所定期間経過時のような「ラウンド遊技の開始と同時以外の時期」という概念との両方の概念を含む。
大当り遊技状態中(ラウンド遊技期間およびインターバル期間を含む期間中)に電断状態が発生し、その電断状態が復旧したときには、復旧された大当り遊技状態が終了するまでの大当り遊技状態中において、演出音のうち、大当り中BGMについて出力を再開させずに出力を停止することにより復旧を制限する制御が演出制御用マイクロコンピュータ100により実行される。また、大当り遊技状態中(ラウンド遊技期間およびインターバル期間を含む期間中)に電断状態が発生し、その電断状態が復旧したときには、復旧された大当り遊技状態中において、演出音のうち、開放音については出力条件が成立したときに出力させる制御が演出制御用マイクロコンピュータ100により実行される。なお、大当り遊技状態中に発生した電断状態が復旧したときの大当り中BGMを制限する態様としては、前述のように音の出力を停止させることに限らず、音を出力させるための制御自体は実行するが音量(音のボリューム)を最小音量(消音レベル)とすることにより、実質的に音が出力されないようにしてもよい。
図3は、大当り遊技状態におけるラウンド遊技中での電断状態復旧後の音出力復旧制御の一例を示すタイミングチャートである。図3においては、大当り遊技状態中における電断状態復旧後の音出力復旧制御の一例として、ラウンド遊技中に電断状態が発生し、当該電断状態が復旧したときの音出力復旧制御状態を説明する。
図3においては、(a)にパチンコ遊技機1に供給される電源の状態(通電、しゃ断)、(b)に大当り遊技状態の制御状態(制御実行、制御不実行)、(c)に特別可変入賞球装置20(大入賞口)の状態(開、閉)、(d)にラウンド遊技の開放音(特定音)の状態(出力、停止)、(e)に大当り遊技状態中に出力される大当り中BGM(Back Ground Music)の状態(出力、停止)が示されている。
図3においては、図3(a)に示すように、大当り遊技状態における第2ラウンド(以下、ラウンドをRという文字で示す)の途中で停電により電断状態となり、その後、電断状態が復旧した例が示されている。
図3(a)に示す電断状態中においては、図3(b)のように、遊技制御用マイクロコンピュータ560による大当り遊技状態の制御が中断され、図3(c)のように、特別可変入賞球装置20が閉状態となることにより、遊技制御用マイクロコンピュータ560によるラウンド遊技が第2Rの途中で中断される。このような電断状態中においては、演出制御用マイクロコンピュータ100により制御されていた演出音に関し、図3(d)に示すように開放音の出力が停止され、図3(e)に示すように大当り中BGMの出力が停止される。
図3(a)に示すように電断状態が復旧した後は、図3(b)のように、遊技制御用マイクロコンピュータ560による大当り遊技状態が、電断状態時にバックアップされた制御データに基づいて、電断状態時の続きから再開され、特別可変入賞球装置20が閉状態となることにより、遊技制御用マイクロコンピュータ560によるラウンド遊技が、電断状態時の続きである第2Rの途中から再開される。これにより、電断状態の復旧後において、第2Rのラウンド遊技は、電断状態時からの残り時間に亘り実行される。
このような電断状態の復旧後においては、図3(e)に示すように、停止された大当り中BGMの出力が、当該復旧から大当り遊技状態の終了まで演出制御用マイクロコンピュータ100により復旧されない。一方、電断状態後の復旧後においては、図3(d)に示すように、演出制御用マイクロコンピュータ100により、開放音が、次回の出力条件が成立する第3Rのラウンド遊技の開始時に特別可変入賞球装置20が開状態となったときに出力され、実行が再開される。また、開放音については、たとえば、1秒間の出力期間の途中、たとえば、0.5秒経過時点で電断状態となったときには、電断状態の復旧後において、0.5秒経過時点という出力期間の途中から残り出力期間において出力され、実行が再開される。
このように、大当り遊技状態において発生した電断状態から復旧したときに、大当り中BGMのような楽曲音を復旧させない制御が実行されるが、この「復旧したとき」は、「復旧と同時の時期」という概念と、たとえば、復旧時から所定期間経過時のような「復旧と同時以外の時期」という概念との両方の概念を含む。また、大当り遊技状態において発生した電断状態から復旧したときに、ラウンド遊技を開始するときに開放音のような特定音を出力可能とする制御が実行されるが、この「ラウンド遊技を開始するとき」は、「復旧したラウンド遊技開始時と同時の時期」という概念と、たとえば、ラウンド遊技開始時から所定期間経過時のような「復旧したラウンド遊技開始時と同時以外の時期」という概念との両方の概念を含む。
図3に示す音出力復旧制御においては、大当り遊技状態において発生した電断状態から復旧したときに、楽曲音としての大当り中BGMを復旧させず、電断状態から復旧した後にラウンド遊技を開始するときに単音としての開放音を出力可能とすることにより、制御の処理負担を軽減しつつ、遊技者が不利になるのを抑制することができる。
このような効果をより具体的に説明すると、次のとおりである。電断状態から復旧した後に大当り中BGMを復旧させるときに、大当り中BGMが楽曲であることにより、電断状態時に中断した再生箇所(進行箇所)から楽曲を再開させるためには、遊技制御用マイクロコンピュータ560が、演出制御用マイクロコンピュータ100に大当り中BGMの楽曲の再開箇所(進行開始箇所)を特定可能な演出制御コマンド等の復旧用のコマンドを送信する必要が生じる。
大当り遊技状態のラウンド遊技中において発生した電断状態から復旧したときに、大当り中BGMを復旧させないことにより、遊技制御用マイクロコンピュータ560、および、演出制御用マイクロコンピュータ100では、このような演出制御コマンドの送信および受信に関する制御の処理負担が軽減される。
一方、電断状態から復旧した後、ラウンド遊技を開始するときに開放音を出力可能とすることについては、開放音が、楽曲ではなく、しかも、ラウンド遊技の開始時にのみ出力される単音であり、音の再生の進行によらず同一音を出力する演出音であるため、たとえば、電断状態時に中断した再生箇所を特定可能な演出制御コマンド等の送受信をする必要がないので、遊技制御用マイクロコンピュータ560、および、演出制御用マイクロコンピュータ100の処理負担が軽減される。
また、電断状態から復旧した後、ラウンド遊技を開始するときに開放音が出力可能とされることにより、遊技者がラウンド遊技の開始時を認識しにくなるというような、遊技者にとって不利な状態になることを抑制することができる。
以下に、パチンコ遊技機1で実行される各種制御の変形例を説明する。
[復旧中画面表示演出をする機能を設ける変形例]
ラウンド遊技中における電断状態の復旧時点から次回のラウンド遊技の開始時点に至るまでの期間では、演出表示装置9において、電断状態から復旧中であることを特定可能な画像による復旧中画面を表示する演出(復旧中画面表示演出)等の復旧中演出を実行してもよい。
復旧中演出では、電断状態からの復旧時に遊技制御用マイクロコンピュータ560から復旧演出用の演出制御コマンドを演出制御マイクロコンピュータ100に送信し、そのコマンドを受信したことに基づき、演出表示装置9において、復旧中画面として、「電断復旧中」というような文字によるメッセージを表示する。このような復旧中画面は、演出制御用マイクロコンピュータ100により、電断状態の復旧時点から次回のラウンド遊技の開始時点に至るまでの期間に亘り表示される。
復旧中画面表示演出を実行すれば、復旧中演出が次回のラウンド遊技の開始に至るまでの期間に限られて実行されることにより、制御の処理負担を軽減することができる。具体的には、復旧中演出が、大当り遊技状態が終了するまでというような長期間ではなく、次回のラウンド遊技の開始に至るまでというような大当り遊技状態の一部期間(短期間)に限られて実行されることにより、演出制御用マイクロコンピュータ100の制御の処理負担を軽減することができる。また、復旧中画面表示演出は、電断状態が発生した時期に応じて実行する必要がある演出ではなく、電断状態時に中断した再生箇所を特定可能な演出制御コマンド等の送受信を必要としない演出であるので、遊技制御用マイクロコンピュータ560、および、演出制御用マイクロコンピュータ100の処理負担を軽減することができる。
[電断復旧報知音出力演出をする機能を設ける変形例]
大当り遊技状態中において電断状態から復旧したときに、前述した開放音に加え、所定音として電断復旧報知音等を出力する演出(電断復旧報知音出力演出)を、演出制御用マイクロコンピュータ100により実行してもよい。たとえば、「電断復旧しました」というような音声によるメッセージをスピーカ27から出力する演出を実行してもよい。その場合には、たとえば、電断復旧報知音を開放音よりも高音量(大音量)にする(音のボリュームを大きくする)制御、または、電断復旧報知音を出力するときに開放音を出力しない制御等のように、電断復旧報知音を開放音よりも優先的に出力する制御を実行する。また、電断復旧報知音等を出力する演出を実行するときには、たとえば、開放音を、電断復旧時以外の通常時に用いている報知音よりも低音量(小大音量)にする(音のボリュームを小さくする)制御をすることにより、電断復旧報知音を開放音よりも優先的に出力する制御を実行するようにしてもよい。
このような電断復旧報知音出力演出を実行すれば、電断状態から復旧したときに開放音よりも優先的に出力される電断復旧報知音により、電断状態から復旧したことが認識しやすいようにすることができる。
[オーバー入賞音復旧制御をする機能を設ける変形例]
パチンコ遊技機1においては、大当り遊技状態の各ラウンドにおける特別可変入賞球装置20への入賞球の個数が、前述のような上限個数を超えたとき(オーバーしたとき)、特別音として、オーバー入賞音と呼ばれる演出音(たとえば、比較的短い演出音)をスピーカ27から出力するオーバー入賞音演出を、演出制御用マイクロコンピュータ100により実行してもよい。
オーバー入賞音演出を実行する場合において、大当り遊技状態のラウンド遊技中において電断状態から復旧したときに、復旧したラウンド遊技中に特別可変入賞球装置20への入賞球が上限個数を超えた場合に、単音等よりなるオーバー入賞音を出力可能とする、電断復旧後のオーバー入賞音復旧制御を、演出制御用マイクロコンピュータ100により実行するようにしてもよい。このような電断復旧後のオーバー入賞音復旧制御は、電断時にバックアップ記憶されたラウンド遊技中に特別可変入賞球装置20に入賞した入賞球の個数のデータにより特定される電断時の入賞球個数と、電断復旧後に検出された可変入賞球装置20に入賞した入賞球の個数との合計値を用いて、オーバー入賞したか否かを判断することに基づいて、実行される。
このようなオーバー入賞音復旧制御を実行すれば、電断状態から復旧したラウンド遊技中にオーバー入賞音を出力可能となるので、電断状態から復旧したときにおいて、ラウンド遊技中に上限数を超える遊技媒体が進入したことを認識可能とすることができる。
[その他の変形例]
次に、その他の変形例や特徴点等を以下に列挙する。
(1)前述した実施の形態で説明したラウンド遊技については、各ラウンドの開放回数が1回であるラウンドが繰返されるものであっても、各ラウンドの開放回数が複数回であるラウンドが繰返されるものであっても、ラウンドにより開放回数(1回または複数回)が異なるものであってもよい。
(2)前述した実施の形態で説明したラウンド遊技については、大当り遊技状態でのラウンド遊技を示したが、これに限らず、前述のラウンド遊技については、大当り遊技状態に限らず、大当り遊技状態よりも特別可変入賞球装置20への遊技球の入賞可能個数が少ない小当り、中当り等と呼ばれる、その他の種類の当り遊技状態でのラウンド遊技であってもよい。つまり、ラウンド遊技が行なわれる遊技にとって有利な状態は、大当り遊技状態に限られるものではない。
(3)ラウンド遊技で開放される可変入賞手段としては、前述した実施の形態で説明した開閉板形式の可変入賞手段に限らず、たとえば、可変入賞球装置15のような電チュー形式の可変入賞手段、または、遊技領域7から前方に突出したときに遊技球の通路を形成し遊技領域7から内部に引込まれたときに入賞口を形成する通路形式の可変入賞手段等のその他の型式の可変入賞手段を用いてもよい。
(4)図3(d)においては、開放音について、電断状態が復旧した後、次の開放条件が成立したとき、すなわち、電断状態が復旧した後に開始されるラウンド(次回ラウンド)におけるラウンド遊技の開始時(開放時)に出力させる例を示した。しかし、これに限らず、電断状態が復旧した後の開放音については、ラウンド遊技が復旧したときに、特別可変入賞球装置20が開放状態にあるので、当該ラウンド遊技中に開放音を出力するようにしてもよい(電断復旧時と同時に出力してもよく、電断復旧時以降の時期に出力してもよい)。より具体的に、たとえば、1回のラウンド遊技中に特別可変入賞球装置20が1回開放状態に制御される大当り遊技状態の例では、その開放時に開放音を出力する制御を実行し、当該ラウンド遊技中に電断状態となり、その電断状態が復旧したときには、当該ラウンド遊技中には開放音を出力させずに、次回ラウンドのラウンド遊技の開放時まで待って開放音を出力させてもよく、その電断状態が復旧したときに、当該ラウンド遊技中に開放音を出力させてもよい。また、たとえば、1回のラウンド遊技中に特別可変入賞球装置20が2回(複数回)開放状態に制御される大当り遊技状態の例では、その第1回目の開放時に開放音を出力する制御を実行し、当該ラウンド遊技中に電断状態となり、その電断状態が復旧したときには、当該ラウンド遊技中には開放音を出力させずに、次回ラウンドのラウンド遊技の第1回目の開放時まで待って開放音を出力させてもよく、その電断状態が復旧したときに、当該ラウンド遊技中に開放音を出力させてもよい。たとえば、第1回目の開放期間中に電断状態となって復旧したときには、復旧時に開放音を出力させるか、復旧時には開放音を出力せずに第2回目の開放時に開放音を出力させるか、または、次回ラウンドのラウンド遊技の第1回目の開放時に開放音を出力させるかのいずれにしてもよい。また、第2回目の開放期間中に電断状態となって復旧したときには、復旧時に開放音を出力するか、または、復旧時に開放音を出力せずに次回ラウンドのラウンド遊技の第1回目の開放時に開放音を出力させるかのいずれにしてもよい。なお、このような復旧時の開放音の制御は、1回のラウンド遊技中に特別可変入賞球装置20が2回(複数回)開放状態に制御される大当り遊技状態において、第1回目の開放時と、第2回目の開放時とのそれぞれの開放時に開放音を出力する制御を実行する場合にも、同様に実行させるようにしてもよい。また、電断状態が復旧したときのラウンド遊技中に開放音を出力する場合には、電断状態が復旧したときのラウンド遊技の開放時間の残り時間に応じて、出力するときと、出力しないときとが選択されるようにしてもよい。
(5)図3(e)に示した大当り遊技状態中に出力される楽曲音としては、BGM音以外の楽曲、たとえば、ラウンド遊技中に演出表示装置9に表示される演出画像の変化に応じて楽曲の種類および楽曲の音量等が変化するような演出音等のその他の種類の楽曲音を用いてもよい。
(6)前述したラウンド遊技を開始するときに出力される特定音としての開放音は、単音ではなく、たとえば、人等による音声であってもよく、また、短い期間出力される楽曲音等のその他の種類の音を用いてもよい。
(7)前述した特別音としてのオーバー入賞音は、単音ではなく、たとえば、人等による音声であってもよく、また、短い期間出力される楽曲音等のその他の種類の音を用いてもよい。
(8)前述した実施の形態において、大当り中BGMは、大当り遊技状態の期間中において、所定の楽曲の最初から最後までを1回再生する態様で出力される例を示した。しかし、これに限らず、特定の種類の大当りについては、大当り中BGMとして、大当り遊技状態の期間中において、特定の楽曲を複数回繰返し再生(ループ再生)するようなものを用いてもよい。その場合には、大当り中BGMをラウンド遊技のどの段階から復旧させても、楽曲の進行とラウンド遊技機の進行との間に相関関係があまりなく、違和感を生じさせにくいので、ラウンド遊技中に発生した電断状態が復旧した後に、大当り中BGMを復旧させて再生開始させるようにしてもよい。その場合においては、大当り中BGMの復旧による再生開始時に大当り中BGMの楽曲の最初から再生する。このように、特定の楽曲を複数回繰返し再生(ループ再生)する大当り中BGMを用いる場合においては、大当り中BGMをどの進行状態から再生開始しても、違和感を生じさせにくいので、遊技制御用マイクロコンピュータ560から再生開始に関する演出制御コマンドを送信する必要がなく、演出制御用マイクロコンピュータ100の方で独自に、楽曲の最初から大当り中BGMを復旧させて再生開始させる制御を実行させればよい。これにより、遊技制御用マイクロコンピュータ560および演出制御用マイクロコンピュータ100の制御の処理負担を軽減することができる。
(9) パチンコ遊技機1においては、所定種類の当りとなったときに、たとえば、実質的に遊技球が入賞しないような短時間の開放時間で、特別可変入賞球20装置を開閉する短期開放遊技制御が実行される場合がある。その場合には、電断状態からの復旧後の遊技状態以外の通常の遊技状態において、短期開放遊技制御が実行されたときに開放音を出力させないが、電断状態からの復旧後の遊技状態に限り、期開放遊技制御が実行されたときに開放音を出力させる演出制御を実行するようにしてもよい。
(10) 打球操作ハンドル5の周囲に、タッチリングと呼ばれる接触検出器が設けられた場合において、遊技者が打球操作ハンドル5に接触したときに予め定められた単音のような接触検出音をスピーカ27から出力させる演出を演出制御用マイクロコンピュータ100により実行する場合において、電断状態からの復旧後に、その接触検出音については、復旧して出力させる演出を実行させるようにしてもよい。
(11) 前述した実施の形態では、ラウンド遊技中における特別可変入賞球装置20の開放態様として、ラウンド遊技状態の全時間に亘り遊技者にとって有利な開放状態(たとえば、遊技球が入賞容易な状態)に制御される例を示した。しかし、ラウンド遊技中における特別可変入賞球装置20の開放態様としては、ラウンド遊技状態の第1期間に亘り遊技者にとって不利な開放状態(たとえば、特別可変入賞球装置20が極めて短時間の開閉を繰り返す等、遊技球が入賞不可能または入賞困難な状態)に制御され、ラウンド遊技状態の第2期間に亘り遊技者にとって有利な開放状態(たとえば、遊技球が特別可変入賞球装置20が長時間開放して入賞容易な状態)に制御される(第1期間と第2期間とはどちらが先の期間であってもよい)ようにしてもよい。たとえば、第1期間の制御後に第2期間の制御が実行されるときには、第1期間の開始当初(開始時および所定時間経過時を含む)ではなく、遊技者にとって有利な第2期間の開始当初(開始時および所定時間経過時を含む)において、前述した開放音を出力する制御を実行してもよい。また、第2期間の制御後に第1期間の制御が実行されるときには、先の第2期間の開始当初に開放音を出力する制御を実行してもよい。なお、第1期間の制御後に第2期間の制御が実行されるときであっても、第1期間の開始当初に開放音を出力する制御を実行してもよい。また、このように1回のラウンド遊技中に特別可変入賞球装置20が複数回開放状態に制御されるラウンド遊技と、前述した実施の形態に示したような1回のラウンド遊技中に特別可変入賞球装置20が1回開放状態に制御されるラウンド遊技とを、1回の大当り遊技状態中に組合せて実行させるようにしてもよい。また、大当り遊技状態の種類としては、1回のラウンド中に1回開放状態に制御されるラウンド遊技を複数回実行する第1の大当り遊技状態と、1回のラウンド中に1回開放状態に制御されるラウンド遊技、および、1回のラウンド中に複数回開放状態に制御されるラウンド遊技との組合せよりなるラウンド遊技を複数回実行する第2の大当り遊技状態と、1回のラウンド中に複数回開放状態に制御されるラウンド遊技を複数回実行する第3の大当り遊技状態との複数種類の大当り遊技状態のうち、いずれか2つまたは3つの種類の大当り遊技状態から実行する大当り遊技状態を選択する遊技制御をしてもよい。
(12)なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 パチンコ遊技機、20 特別可変入賞球装置、560 遊技制御用マイクロコンピュータ、100 演出制御用マイクロコンピュータ。

Claims (2)

  1. 遊技媒体を用いて所定の遊技を行なうことが可能な遊技機であって、
    所定領域に遊技媒体が進入可能となる第1状態と、前記所定領域に遊技媒体が進入不可能または進入困難な第2状態とに変化可能な可変入賞手段と、
    前記可変入賞手段を前記第2状態から前記第1状態に変化させるラウンド遊技を複数回行なう有利状態に制御する有利状態制御手段と、
    前記ラウンド遊技を開始するときに、特定音を出力可能な特定音出力手段と、
    前記有利状態中に、複数種類の楽曲音のうちいずれかの楽曲音を出力可能な楽曲音出力手段と、を備え、
    前記有利状態において発生した電断から復旧したときに、前記楽曲音を復旧させず、
    前記有利状態において発生した電断から復旧した後、電断の発生の際に行っていた前記ラウンド遊技を再開するときには前記特定音を出力しない一方で復旧中である旨を示す復旧画面を表示し、再開した前記ラウンド遊技を終えて次の前記ラウンド遊技を開始するまで当該復旧画面の表示を継続するとともに再開した前記ラウンド遊技を終えて次の前記ラウンド遊技を開始するときに前記特定音を出力する、遊技機。
  2. 前記ラウンド遊技中に、前記所定領域に所定の上限数を超える遊技媒体が進入したときに、特別音を出力可能な特別音出力手段をさらに備え、
    前記特別音出力手段は、電断が発生する前の前記ラウンド遊技中と電断から復旧した前記ラウンド遊技中とで前記所定領域に進入した遊技媒体の合計数が前記所定の上限数を超えたときに、前記特別音を出力可能である、請求項1に記載の遊技機。
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