JP2004195242A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機の前面に設けられる遊技効果部を画逸的な装飾効果から、興趣ある遊技効果を創り出す装置を提供する。
【解決手段】前面枠12全域を透明または部分半透明にし、遊技領域以外でも内部を透視可能にする。前面枠と遊技盤18に設けられる誘導レール52を囲むように遊技盤装飾装置53を設け、遊技盤装飾装置には、ランダムに発光体を埋設し、発光体を制御する装飾制御回路64を設ける。装飾制御回路は、主制御装置94と図柄制御装置43と動作制御装置44とからのコマンド情報を受信して、その受信内容を分析するとともに発光体を発光させる発光制御手段を創出して発光させる。装飾制御回路は、入賞記憶部を内装し、従来の払出制御装置またはこのROMの違法交換による賞品球の過剰払い出しの不正営業を防止する目的で設ける。装飾制御回路は、不正営業を防止する目的で、遊技客から容易に監視可能である。
【選択図】図1

Description

発明の詳細な説明
本発明は、弾球遊技機の遊技客に面した発光装飾装置に関す。
従来、風俗営業法に規制される弾球遊技機は、ぱちんこ遊技機、アレンジボール遊技機、じゃん球遊技機(雀球)、スマートボール遊技機等があり、弾発しないものとして回胴式遊技機(別名パチスロ)がある。
上述した弾球遊技機うちの代表格であるぱちんこ遊技機(以後パチンコ機と称す)は、遊技中に入賞がすると、この入賞した遊技球の重量を利用して梃子による払出装置を作動させて遊技球を賞品球として払い出しをするものが主流で、このときの装飾効果は、タンク窓に設けたランプが普通である。その後、プリペードカードを利用した球貸機能を備えたパチンコ機が認可され、遊技球の貸し出しと賞球の払い出しを併用する関係上、払出装置も梃子式からスプロケットを応用した払出装置へと移行し、制御も電子化されていった。また、役物(遊技球の受入を容易にする複式入賞装置)も遊技球の重量で作動するものから電動式の役物へと発達し、さらに、電子的確率を内蔵した通称第一種遊技機、第二種遊技機、第三種遊技機、パチスロ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機そして普通電動遊技機等が開発され、前面枠の右上隅や最上部に大当たりや確率の変更を表現する電飾を複数備えるようになった。一方、遊技盤の遊技領域外とする上部に取り付けられる、タンク窓も、打ち止めの表示と払い出し時に同期したランプによる電飾も大当たりの表現をする構成へと発達した。
パチンコ機が電子化となる基礎技術としては、前述した電子的に動作するアレンジボール遊技機やじやん球遊技機等がその発端となっている。パチンコ機が大当りとして多量の遊技球の獲得できるものが開発されると共に、全ての弾球遊技機は電子化が進み、昭和55年頃にマイクロコンピュータとCRTを利用したアレンジボール遊技機が開発され、物珍しさも手伝って、中部日本放送、NHK名古屋および新潟放送から報道されもした。これを土台としてマイクロコンピュータを使用する弾球遊技機が次々と開発されるようになった。このときからタンク窓装飾と遊技機枠上部も複雑な装飾表示ができるようになった。ところが、ハーネスワイヤによる配線を引き出して接続するには、遊技盤に鑽孔された穴から通す等と言ったことや遊技機枠周囲への接続も製造コスト、容易メンテナンス等の見地から本数が限定されたものであった。
上述の電子化の基となったアレンジボール遊技機は、図柄表示としてLEDを利用して変動と停止を繰り返しをする図柄表示装置を備えて、この図柄表示装置に停止表示される図柄によって当たり判定をする弾球遊技機が開発された。これに刺激されたパチンコ機では、LED式図柄表示装置に表示される図柄が特定の並びで大当たりして多量の遊技球が獲得できる遊技へとなった。CRTを使用する弾球遊技機は、その後、図柄をカラーLCDでの図柄を表現するようになり、弾球遊技機自体も高度技術を応用する開発競争も激化している。
発明が解決しようとする課題
現在でもそうであるが、前述したように遊技盤の遊技領域外や前面枠周囲にランプ等を設けても少ない発光部と単一的な表現によって遊技効果を引き抱いている。そして、これら発光部への配線の引き回しが、配線量の増加とこれらを接続するコネクタを多用し複雑になっている。このことは、生産工程においてもコストのかかる人手を多用しないと完成に至らず、さらに遊技店においてもメンテナンス作業に特定の店員でないと取扱が困難であった。以上のように生産性とメンテナンス性を鑑みて本発明がなされ以下に示す事項により解決することとなる。
また、前述の大当りを表現する遊技機は、プログラム的又はロジック的による電子制御による確率を備えており、場合によっては遊技球の挙動により入球位置からの大当りを表現するものもある。現在では法的に制限されている釘間の一部を閉鎖させて一発的な遊技機も開発された。ところが、プログラム的又はロジック的な確率を備えず、遊技球の挙動による入球位置への入球によらない機構的な確率を備えた遊技機は価値観の関係上、開発がなされることも無かった。
課題を解決するための手段および発明の効果
請求項1に示す発明は、先端部にネジ状を形成した遊技釘を多数配置した遊技盤と、該遊技盤に略楕円形状の遊技球を誘導する誘導レールと、遊技中の遊技効果を引き立てる装飾ランプを組み込んだ入賞装置と、を設けた弾球遊技機において、前記誘導レールを囲むように遊技盤装飾装置を配し、該遊技盤装飾装置はコマンド情報により装飾効果をする。タンク窓等の装飾は、従来のようにメイン制御装置やランプ制御装置による点灯点滅であると、それぞれにプログラム上の負担が大きく定型的なものであったが、本発明では、各部に制御を分担しているので当たり判定からの情報で各様で複雑な報知表示が可能となっている。
請求項2の発明は先端部にネジ状を形成した遊技釘を多数配置した遊技盤と、該遊技盤に略楕円形状の遊技球を誘導する誘導レールと、遊技中の遊技効果を引き立てる装飾ランプを組み込んだ入賞装置と、を設けた弾球遊技機において、
前記遊技盤装飾装置に装飾装置基盤を内装し、該装飾装置基盤には能動的に作動する装飾制御回路を設けた。CPUを含む制御装置を備えることにより、配線量を少なくして、生産性の向上と断線事故を防ぎ、遊技店に於ける不慣れな店員でも容易に取扱ができるメンテナンス性をも可能にした。
請求項3の発明は、先端部にネジ状を形成した遊技釘を多数配置した遊技盤と、該遊技盤に略楕円形状の遊技球を誘導する誘導レールと、遊技中の遊技効果を引き立てる装飾ランプを組み込んだ入賞装置と、を設けた弾球遊技機において、前記装飾装置基盤の前記装飾制御回路に記憶部を設けた。入賞によって払出数を記憶する記憶部は、遊技客側から観察可能にしているから、賞品球の払い出しに関わる払出数を違法に過剰払い出しのできるものに交換しても、遊技客に発覚するようにしている。
請求項4の発明は、先端部にネジ状を形成した遊技釘を多数配置した遊技盤と、該遊技盤に略楕円形状の遊技球を誘導する誘導レールと、遊技中の遊技効果を引き立てる装飾ランプを組み込んだ入賞装置と、を設けた弾球遊技機において、前記遊技盤装飾装置の装飾装置基盤には複数の発光体をランダムで略全域に設けた。従来の装飾部は、画逸的であったので特定の報知手段しか講じられなかったが、本発明では、全域に渉って表示報知するから複雑な光学的報知も可能となって、従来には無かった、装飾効果を得ることができる。特に遊休時には、星空のごとく全体をランダムに点灯点滅できるので、遊技客に特別な優越感を与えることとなる。
上記各請求項に示す発光部は、その発光部を覆うように装飾保護板(実施例に記載)を、遊技領域を避けて円形状または渦巻き状のプリズムを成形した装飾保護板にする方法もある。これは、プリズムの略三角の角度を替えたものにして、発光照射方向を遊技客に対したものから周囲遊技客にアピールするようにしても良い。プリズムの略三角の角度を変化をつけることで如何なる方向へもできるので、遊技店の意向にそったものが可能となる。さらに、装飾保護板の満杯表示部や当り表示部、継続表示部等の特定位置の発光部に対応した位置を違ったプリズムにして発光照射方向を変えることも良い。
以下に、本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する。尚、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもない。
図1は、遊技規則に規定されるた弾球遊技機(以後パチンコ機と称す)であって、この弾球遊技機に代表されるパチンコ機10の正面図である。パチンコ機10には外枠11(周囲で詳細図略)が設けられ、この外枠11はパチンコ機10を保持すると共に図示を省略した弾球遊技機設置島に取り付ける為の取付手段でもある。パチンコ機10を保持する外枠11に対して、パチンコ機10の構成の基本をなす前面枠12が、前面枠12と外枠11とに上下に設けられる前面ヒンジ13によりその前面ヒンジ13を支軸にして遊技者側に開閉可能になって、この上下の前面ヒンジ13は、下のヒンジから垂直線に対してほぼ2°の角度で右傾きにしてあるいる。従って、開放したとき手を離すと自動的に閉鎖ができる。
前面枠12の中央部は装飾保護板14が設けてあり、この装飾保護板14は透明な硬質プラスチック、たとえばポリカボネードやアクリル等の樹脂板が前面枠12と一体的に取り付けられている。装飾保護板14は透明としているが、内側をプリズム的梨地構造として、光の進行方向を特定方向へとする半透明でもよい。前面枠12の略中央内部にはパチンコ機10の遊技の基本とも言える、その詳細を後述するが点線で図示する遊技盤18が収納されている。前面枠12の背部には窓枠状に構成されたガラス枠15が内装され、前面枠12とガラス枠15とに設けられるガラス枠ヒンジ16により背部に開閉可能に取り付けられている。
前述の装飾保護板14は、遊技盤面側に無色の伸縮するポリエチレン樹脂とロッシェル塩からなる電気的に伸縮する伸縮部材が貼り付けてある。この伸縮部材の上に透明保護膜にて覆って、伸縮部材の上下に電極を引き出している。ロッシェル塩は、電圧的に伸縮するのでスピーカの役目をさせることは周知であるが透明性を要求するので、セラミック等のものでは利用ができないから装飾保護板14にはうってつけである。本パチンコ機10の装飾保護板14では、面積が広いので低周波しか発生させることができないので、通常音スピーカ28(後述)と併用している。遊技中に特定遊技、例えば大当たり等の特別遊技に移行したときなどに応用しているから遊技客の腹に応える震動的低周波音による遊技効果を盛り上げている。
ガラス枠15には透明で厚さ3ミリの板ガラス17がガラス枠15に接着装填されている。接着装填される板ガラス17は、生産コストの軽減のための構成にしている。従来のように板ガラスサッシの溝に板ガラスを差し込む方法は、旧来の手動打ちの名残で、遊技者が発射球を貯めて強く弾いたとき、不規則な発射球となって板ガラスを破損させる、と言ったことがあって、即、板ガラスの交換ができると言った目的でもあった。時代の進歩と共に、電動式の発射装置を備えるようになった今は、貯め打ちができないので板ガラスの破損もなく、板ガラスの交換を必要としない。従って、板ガラスを差し込む必要も無くなったのでこのような構成にしている。また以上の構成から装飾保護板14と板ガラス17との間隔がほぼ12ミリにしてあり、この間隔は、強力磁石で遊技球の落下方法を変更させると言った、通称「石師」による違法遊技を防止する目的で設けてもある。
旧来のように2枚の板ガラスを5ミリ間隔にしたものは、当時の磁石能力で充分「石師」対策を可能としていた。ところが、現代では、製造技術の向上した磁石によって、この不正遊技の対磁効果もなくなっている。本実施例では、装飾保護板14と板ガラス17のの間隔を、ほぼ12ミリとしているが、板ガラスを挿入するためのサッシ枠が設けていない。このため、遊技盤18と前面枠12との間隔が、従来の遊技盤と外側板ガラスとの間隔を同一に保つことができる。後述する図柄表示装置42の回転図柄表示盤85が磁場に対して軟弱の面があって、以上の間隔を保つことでこの欠点も補うこもできる。図3と図10により詳細を後述するが、遊技盤18の左上部には、点線で図示する満杯表示部22が設けてある。前面枠12の略中央左側には、メンテナンス錠25が設けてある。
パチンコ機10の略中央の下には、受皿装置19が設けられ、この受皿装置19の上部には、凹状で右下がりの皿部を内装した上皿20が、左側に設けたヒンジ(図示略)により開閉可能に取り付けられている。上皿20とその下側に下皿26が取り付けられ、この下皿26には溢球排出口27が開口している。下皿26には、球抜装置26aが設けられ、この球抜装置26aには、球抜レバー26bが取り付けられている。上皿20の左側内側には、賞球を放出するための払出球排出口21が開口している。遊技中に入賞が生じて遊技球が賞品球として払い出されるとこの払出球排出口21より排出される。
上皿20の遊技客側で略中央には、点線で図示する位置に超音波センサ24が内装されている。受皿装置19の左側には、詳細図を省略した磁気ラッチが取り付けられ受皿装置19を閉鎖固定するために設けられている。磁気ラッチは、磁石盤からなり回動軸を擁しており、吸着面積が変化可能になっている。受皿装置19と前面枠12とを開放するときは、メンテナンス錠25へ図を省略した鍵を挿入し、この鍵を右に回すと前面枠12が開放され、左側に廻すと、ガラス枠15が開放される。前面枠12とガラス枠15の開放時には、それぞれに開放検出器(図省略)が設けてあるので、遊技場の管理コンピュータへ送信と、後述する遊技盤装飾装置53へ2回点滅し、そのうえ賞球記憶表示部54に、前面枠12であれば「全面枠が開放されました」、ガラス枠15であれば「ガラス枠が開放されました」と、それぞれを表示するようになっている。前面枠12を開放して受皿装置19の図を省略した上皿装置開放レバーを操作すると、磁気ラッチの吸着面が変化する。吸着面が変化をすれば、受皿装置19の上部を引き出すことにより容易に磁気ラッチが外れ受皿装置19が開放できる。受皿装置19を閉鎖するときは、そのまま押し込めば磁気ラッチの磁石盤が吸着して「ガタ的余裕」なく閉塞でき、さらに前面枠12をも押し込めば、この前面枠12が閉塞できる。
受皿装置19の略中央左には通常音スピーカ28が内蔵され、対する右側には超音波スピーカ29も内蔵されている。受皿装置19の下右側には、受皿装置19に固着される発射ハンドル30が設けられている。発射ハンドル30には、反時計方向に付勢されて遊技球を発射作動させるリングレバー(図示略)と発射個数調整桿89が回胴可能に内装されている。遊技の開始をするときは、遊技球を上皿20に投入して、リングレバーを時計方向に操作することにより、投入された遊技球を球送装置(図省略)の作動により発射点へ装填し、発射槌(図省略)も作動して遊技盤18の図示しない遊技領域へ発射される。尚、リングレバーはタッチセンサにもなっており、このタッチセンサに遊技者の手が触れると通電され、リングレバーを回胴させることにより内部に発射ハンドル30の内部に設けたスイッチ(詳細略)オンされ後述する発射装置48が、発射槌に連接される発射モータ(図省略)を駆動させる。これら、遊技球を遊技領域へ発射するメカニズムについては公知であるから、その詳細説明は省略する。
発射個数調整桿89は、遊技領域への遊技球の発射個数を調整するために設けられ、この発射個数調整桿89の回胴量がほぼ30°の間での調整ができるようにしてある。回胴可能にされる発射個数調整桿89は、時計方向へ回胴すると発射個数が毎分99発に設定と反時計方向いっぱいで毎分約85発の発射ができるようになって、アナログ的に順次変化可能になっている。従って、前述したように従来では、発射個数が毎分100発未満と規定された、一辺倒であったものが、遊技客が任意に調整しながら、重要と感じられる位置への狙いができるようになって、遊技客に満足させる遊技となる。この満足させる遊技を可能とは、例えば、時間的に揺動する役物に対してにして、その揺動動作に同期させることができるから、たとえ入賞させることに失敗しても調整が悪かったと判断して、さらなる遊技の続行をすることとなる。つまり、遊技に引き込まれると言うことであり、その結果、遊技店の売上にも大きく貢献もできることとなる。
また、上皿20の球抜は、図により詳細を説明しないが、前述した発射ハンドル30のリングレバーを反時計方向強く回動させると、上皿20に保有する遊技球を下皿26へ排出することができ、さらに一段強く反時計方向へ回動させれば半発射態様となり発射装置48(後述)と流路変換器(図省略)が作動して球送装置(図省略)に装填されている遊技球が、下皿26へ排出されるとともに、リングレバーは一旦固定され、発射能動させると固定保持が解かれさらに時間でも固定の保持も解かれる。遊技球を一部抜き出すときは一段目で全てを抜き出すときは二段目まで回すのみである。従来のように球抜レバーの操作や発射点に残球と言ったことが無く片手で球抜ができる。また、球抜レバーの隙間に異物を挿入して球抜操作の固定による球抜操作部の故障といったものも無くなる。
パチンコ機10の左側には、図を省略したプリペードカードによる遊技球の貸し出しをするカードユニット100が併設され、このカードユニット100の頂上には遊技球補給筒101が設けられ、図示しない巻きスプリングでできた蛇腹により弾球遊技機設置島の島樋に接続され、貸し出しする遊技球の補給ができるようになっている。カードユニット100の正面上部には、液晶表示体からなる案内表示部102が取り付けられ、その下に5個の表示体からなる硬貨受付表示部103と、紙幣挿入口104とが設けられ、このうち紙幣挿入口104は、千円札の挿入と500円、100円の硬貨の投入可能になって、内部に詳細を図示しないが、偽硬貨と500円と100円の円周と重量及び図柄判別する分別装置が組み込んである。また、図示しない保留ボタンを押して硬貨を投入すると、一旦保留され、後述する精算ボタン110を押せば返却され、貸出ボタン109を押せば遊技球が排出される。
紙幣挿入口104の下には、プリペードカード挿入口105とプリペードカード表示部106が設けられている。プリペードカード挿入口105の下には、公知の球貸操作部107が設けられており、一般的にはこの球貸操作部107は上皿や下皿等に設けられるが、分離した上皿や下皿に設けると配線が複雑になり上皿の開放閉鎖時にリード線の咬み込みによる断線が生じることがある。本実施例のようにカードユニット100側に設けると断線現象は生じない。
球貸操作部107には残高表示部108と貸出ボタン109および精算ボタン110とが設けられ、この残高表示部108と貸出ボタン109および精算ボタン110等の機能説明は、公知であるからその説明を省くこととする。
球貸操作部107の下方には象鼻樋112が取り付けられ、この象鼻樋112の先端部に遊技球排出口113が接続されている。カードユニット100の最下部にはプリペードカード排出口111が設けられている。
ここで、カードユニット100の機能の説明すれば、プリペードカードをプリペードカード挿入口105に挿入すると、案内表示部102に「カード挿入中だ」の表示をすると共に、残高表示部108には有価価値の残高が表示される。この残高が表示されているとき、貸出ボタン109を任意の回数を押すと、遊技球がパチンコ機10の内部から皿部(図示略)に排出される。所望の数の遊技球が排出されると、プリペードカードに記憶された有価価値分の残高に対して減算された数値が書き込まれる。残高が無くなるとプリペードカードは内部に引き込まれて、案内表示部102に「プリペードカードが無効になった」と表示され、ある時間後に表示が消される。
従来、プリペードカードの利用に係わる説明は、LEDによる利用度数の表示と利用したときの更新結果を表示するものと、ランプによりプリペードカードが挿入されていることを表示するのみであった。本実施例では、文字による表示を案内表示部102に表示するようにしている。この案内表示部102の背部にフルカラーLEDによるバックライトを設けているので、表示する内容によって色彩を変えて表示するようにしている。たとえば、無効カードを挿入した場合、赤色のバックライトを点滅表示して、「無効カードです」と表示し、磁気面が汚れてプリペードカードを読み取っても一部のデータが化けているとき、「カウンタで確認して下さい」と表示する。このように表示するから、素人でも安心してプリペードカードを利用し、プリペードカードしか遊技ができない弾球遊技機でもとまどうことなく利用できから、遊技店にとっても価値ある表示方法となる。本実施例のカードユニット100は、住民登録カード及びハイウエイカード等の公的カードも利用可能になっており、住民登録カード及びハイウエイカード等を遊技店が代行してプリペードカード管理機構へ特別預金システムを登録して口座引き落としの手続きをすると利用可能になる。
紙幣挿入口104は、紙幣と硬貨の共用投入口になっており、直線的に紙幣の読み取りと、硬貨の落下判読する構成になっている。紙幣は前述したようにプリペードカードの発行をするが、硬貨の場合は千円単位として機能をし、100円を投入すると硬貨受け付け表示部103の頂上の表示体が1個点滅し、25個の貸し出し遊技球を遊技球排出口113より排出する。
次に、200円目を投入すると、点滅していた表示体が点灯に変化し、遊技球の排出がなされる。5個すべてが点灯すると、擬似的にプリペードカード発行の信号が生成され、500円の場合は、投入すれば125個の遊技球が排出され硬貨受け付け表示部103の2個の表示体が点灯し3個目が点滅するようになる。満杯の点灯の変化で同様に擬似的にプリペードカード発行の信号が生成される。
このカードユニット100の特徴は、たとえば、遊技中に大当たりが発生し、皿部に発射する遊技球が不足したとき100円を投入すれば即、遊技の継続が可能で、従来では、発射球が全く無くなって大当たりの継続条件入賞口への入賞がないので消滅になっていた。また、このカードユニット100は、プリペードカードの発行で行ってもよいが、札入れから千円出して挿入しようとしても両手を使わなければならないので、どうしても発射ハンドル30から手を離さなければならないという欠点を備えていたが本実施例のカードユニット100では、硬貨で処理できるから、このような心配する必要がない。といった優れた機構を備えている。
なお、本実施例のカードユニット100は、消費税または遊技税対応になっており、カードユニット100内部に設けた設定スイッチ(詳細略)の変更で、例えば25個の遊技球が貸し出されるとき、1個が税金分として差し引かれて、払い出される数が24個になり、遊技球が貸し出されると、その旨、管理コンピュータ(詳細と図は公知であるから以後省略)に送信と、管理会社にも送信され、遊技店は月末に管理会社に代理納税をすることとなる。従って、脱税と言ったことを有効に防止できる。この他にも、設定スイッチの変更で、過去に制定されたような遊興税の設定が可能になっており、例えば、遊技中に大当たりをひいたとき臨時収入として納税義務が生じる。このときには大当たり中に払い出される賞品球が100個当たり5個の割合で差し引かれた95個の遊技球が払い出され、前述と同様に5個分を送信と納税ができ、遊技店が代行するのみである。
次に、パチンコ機10の背面側を図2に従って説明をする。
図2を見れば明らかのように、図1の説明で外枠の形状が図示ができなかったが、その形状を示し、底無しの箱であることがうかがえる。
図2は、パチンコ機10の背面を示したもので背面ほぼ全体を覆うように機構装置31が取り付けられている。機構装置31には、補強配線樋32が設けられており、この補強配線樋32と機構装置31とに、詳細図を省略するが、凹凸線条が主要部に設けられているから、互いに咬み合って機構装置31がねじれるのを好適に防止している。さらに、この補強配線樋32には、機構装置31に設けられ、後述する各種制御装置と電装品の連絡配線(図示略)が固着装填されている。連絡配線は、固着装填されているので違法装置の組み付けを不能状態にしている。機構装置31と補強配線樋32とには、ヒンジ機構33が上下に設けられ、このヒンジ機構33を支軸にして補強配線樋32が機構装置31より離脱開閉可能になっている。補強配線樋32の左側には、上下2個の雄ナイラッチからなる取着具34が設けられ、対する位置に機構装置31にも雌ナイラッチも設けられ、双方が協同して機構装置31へ固着し、取着具34を引っ張ると、補強配線樋32が着脱ができるようになっている。補強配線樋32を最大限に開放して引き上げると、この補強配線樋32は機構装置31から取り出しができる。機構装置31は、前面枠12に対して遊技盤18をサンドイッチ状に背部から押圧固定している。機構装置31の樋部(図示略)には、各制御装置間を接続するハーネスワイヤ(図示略)が埋設され、このハーネスワイヤは有色透明被覆からなり、樋部に変色する有機接着剤により固着されている。従って、勝手にハーネスワイヤ間や各制御装置の接続部へ異物の仕込みが出来ない構成になっている。これにより、無理にコネクタを抜くとき、ハーネスが引っ張られるので、有機接着剤が変色してコネクタを抜いた痕跡が目視可能となっている。機構装置31の最上部には、遊技者が遊技開始に先立って遊技球を貸し出すため、及び、遊技中に入賞があったとき遊技球を賞品球として払い出すための遊技球を保有する球タンク35が取り付けられ、遊技機設置島(図示略)の遊技球補給口に合うようにされている。
球タンク35の右側には外部入出力制御装置40が設けられ、赤外線を利用した無接続子で電気的には接続されておらず、光学的信号の授受をするようにしてあり、接続側のコネクタにも光学的信号の授受をするようにされている。この光学的信号の授受は、一組の光ケーブルからなる光コネクタを差し込んで送受信可能になっている。外部入出力制御装置40は、内部にCPU、RAM、ROM、I/Oを含む1チップLSIからなる制御装置が組み込まれ、管理コンピュータとの情報の授受が可能となっている。パチンコ機10と管理コンピュータとの連絡が、光ケーブル方式を採用しているのでノイズに強く正確なデータの授受が可能になっている。外部入出力制御装置40は、補強配線樋32から延設される制御コード41が接続され、後述する各種制御装置との連絡をしている。
球タンク35の下には補給誘導樋37が取り付けられており、この補給誘導樋37は、球タンク35からの遊技球を後述する払出装置38に整列流下誘導させる目的で設けられている。球タンク35の側面には球タンク35に保有する遊技球が不足すると好適に遊技球の補給を要求する補給検出器36が取り付けられている。この補給検出器36はアナログ的に作用しその制御を外部入出力制御装置40で制御をしており、大当たり等の即大量に遊技球の補給するときは、大当り信号と、賞球払出数とを算出すると共に、僅かな補給要求信号と「OR」をとって通常より早めに補給要求をするようにしている。この結果、補給遅れによる特別遊技の終了でも払い出しをすることがなく同時終了が可能になっている。
補給誘導樋37の下流側には、図示しない方向変換カーブレールと、この方向変換カーブレールの下流側には球切検出器39と一体化した払出装置38が接続されている。詳細を述べないが、アタッチメントの交換で払出装置38が賞品球の払い出しと、遊技球の貸し出しができるようなっている。アタッチメントの交換で、前述したプリペードカードによる貸し出しもできるようになる。図により詳細を述べないが、払出装置38には球抜装置も組み込まれており、球タンク35と補給誘導樋37および払出装置38に保有する全ての遊技球をこの球抜装置により弾球遊技機設置島内部に排出可能になっている。
補給誘導樋37の下側には、その背面に図柄制御装置43を設けた図柄表示装置42が取り付けられ、公知の特別図柄を表示をするようにされている。図柄表示装置42の下には、動作制御装置44が取り付けられ、この動作制御装置44のその下には、パチンコ機10の全ての電源を筆用電力に変換して供給する電源制御装置45が、それぞれ補強配線樋32に取り付けられている。電源制御装置45は、外部からの電力供給用の電源コード50が接続されている。詳細を図示して詳述しないが、動作制御装置44の内部には、図7により後述するランプやモータ及びソレノイドを駆動させる出力制御部44a、発射制御部44b、払出制御部44cとを設けた回路が設置されている。
電源制御装置45の左側には、音声制御装置46が取り付けられ、この音声制御装置46は、前述した通常音スピーカ28と超音波スピーカ29を駆動している。なお、これも前述した超音波センサ24もこの音声制御装置46に接続して単独駆動も可能になっている。このほかの実施例として挙げれば、前述した動作制御装置44は、一般市販のRAMを内蔵するCPUと、外付けROM及び割り込みアドレスデコーダや入出力IOポート等をLSI化したチップが組み込まれ複数の遊技機に対応可能にしてある。図6により後述する主制御装置94と図柄制御装置43との双方から送られるコマンド情報(制御するための作業コマンド及び作業データも含む)に従って、動作制御装置44の各部が並列処理のできるようになっている。
機構装置31の下で前面枠12の裏側左には、発射装置48が前面枠12側に固着されている。発射装置48は、図1で説明した発射ハンドル30がこの発射装置48に、詳細を図示しないが、それぞれを連結してある。発射装置48には発射モータ(図示略)が取り付けられている。
機構装置31の略中央左側には、図1で図示したメンテナンス錠25に接続され、詳細をのべないが、スライド錠(図示略)が設けられている。補強配線樋32の左上部には、補強配線樋錠47が取り付けられ、詳細図により詳細を述べないが、補強配線樋42を勝手に交換の防止と、補強配線樋錠47を作動させたことを発信させる装置も組み込まれ、内蔵電池によりパチンコ機10への電力遮断があっても作動するようになっている。前述した外部入出力制御装置40から光ケーブルを介して管理コンピュータとプリペードカード管理機構(公知のため詳細を述べない)へ送信可能になっている。
機構装置31の中央最下部には、無効球排出口と溢球通路(共に図示略)が設けられており、無効球排出口は遊技盤18に打ち込まれた全ての遊技球がこの無効球排出口より排出される。
機構装置31の下部には感圧センサからなる満杯検出器49が取り付けられ、異物の違法な挿入も好適に検知可能になっている。
次に、図3により、本発明の要点となる前面枠12の内部に装填されている遊技盤18の構成について説明をする。
本発明を応用した遊技盤18は、従来から設置されている内レールを取り除いた遊技領域にしている。そのため外レールのみの構成としており、この外レールを誘導レール52として説明をする。
遊技盤18は、表面をブナ材で内部をラワン材からなる板素材を複数枚張り合わせたベニヤ板51からなっている。このベニヤ板51の遊技客側の表面には、シルク印刷を施したセルロイド板が張り付けられ、図で後述するが各種入賞口や図柄表示装置42、入賞装置62等の取り付けられるようにルータ機により鑚孔され、外周も前面枠12に装填できるようにもルータ加工されている。遊技盤18の外周には、内側を略円形状にした遊技盤装飾装置53が取り付けられ、この略円形状に合うように円の集合体からなる略卵形の誘導レール52も遊技盤装飾装置53の内径側に装填されている。本実施例では従来のような内レールは、電動発射式であるから、手動発射と違って打ち損ねが生じないから設けていない。
遊技盤装飾装置53には、賞球記憶表示部54と証紙貼付部56とがそれぞれ設けている。このうち賞球記憶表示部54は、リチュウム電池を組み込み、発生する得点を一旦、図4により後述する装飾制御回路64に内蔵しているフラッシュメモリに記憶し、賞球払い出し実行時に減算表示しながらフラッシュメモリの記憶も減算するようにし、さらに払い出しの実行時の賞球データにもしている。
これは、停電等の賞球記憶の消滅を防止している。一般的にゲームデータ及び賞球貸球データの停電対策の電源保持は、電源回路や賞球払出制御回路等にリチュウム電池、ニカド電池や高容量コンデンサによりバックアップされている。この場合、高出力を必要とするので回路的コスト的に好ましくなかったが、本装置では遊技内容をCPUの内蔵RAMに保持するのみであるから0.7V、≒50μAである。従って、一般的ケミコンでも十分に足りるのでフラッシュメモリと共に全てのデータが保持できる。全てのデータ消去は、図示しない球抜スイッチをオンにしながら電源スイッチをオフ−オン−オフするのみで消去できる。遊技客側から遊技客が観察可能にしているから、従来のように遊技機内部に設けたリセットスイッチでは、違法に付加回路をを取り付けて遠隔操作ができたが本遊技機では遊技客の監視ができるのでこれもできない。
遊技盤18には、先端部にネジ状を形成した遊技釘(図略示)を図示しない遊動部や各種入賞口入り口に多数打ち込まれ、これらの各種入賞口の入り口周辺は、正村ゲージと言われる遊技釘の配列に加え、命釘や袴釘、さそい釘等で言われる釘を組み合わせて打ち込まれている。先端部にネジ状にした遊技釘は少しではあるが形状記憶の性質があって、遊技球の衝突で曲がりが生じても、経時と共にほぼ元の状態に復帰する。またねじ状にしてあると、遊技球の衝突による衝撃から脱落することはないが、折損することもある。折損の防止と形状記憶の両面からビッカース硬度を遊技内容に従って選択するとよい。
遊技盤18の略中央には、図柄表示装置取付枠57に設置させる図柄表示装置42が設けられている。この図柄表示装置42は、LCD(フルカラーLEDのバックライト)からなり、公知の特別遊技の起因となる図柄が表示される。図柄表示装置42の天の中央には、ワープ入球口58が設けられ、さらに図柄表示装置42の略中央に図示を省略したスクリーンと、スクリーンを覆う、これも図示を省略した偏光レンズからなるフィルター等が設けられている。
図柄表示装置取付枠57の左下には、小窓が開けられ、図6にも示すが、主制御装置94を遊技客によって観察可能にしてある。図柄表示装置42の下左右には通常入賞口60が複数個取り付けられ、図柄表示装置42の略下には入賞装置62がそれぞれ設けられている。入賞装置62には、通常入賞口60と同一の機能をする袖入賞口53が左右に設けてある。図柄表示装置42の左側にはサイドランプ59が取り付けてある。一般的には、このサイドランプを左右に一対として取り付けるが、本実施例では、内レールを除いた関係上左側1個にしている。このようにすると、従来にない横幅の大型図柄表示装置の取付が可能になって、しかも飛び交う遊技球が、不規則条件を備えることとなり、従来では、大型図柄表示装置を使用したとき、遊技球の流下路が単一条件であったが、本実施例ではこのようなことがない。入賞装置扉65(アタッカとも言う)が設けてあるが、従来と違がったところといえば、従来内レールの先端に設けた戻玉防止具が、この入賞装置62の左先端に戻玉防止具68を取り付けている点である。
以上からすれば、この誘導レール52(外レール)のみとする実遊技領域は、入球範囲が≒180°と従来より広く採れ、左右へ広がる大型の図柄表示装置の取り付けが容易となり、遊技をもり立てる動く補助装置の取り付けが可能になった。大型図柄表示装置を取り付けた従来の遊技領域では、遊技球の通り道が限定され、狙い所もなく面白みに欠ける結果にたっていたが、内レールを除いて遊技領域を拡大することで遊技球の落下ルートが複雑化して面白味が増した。しかも左側に設けた左傾きの通常入賞口60への狙いが容易になり、従来のように天の一部で約30%の開口部であったものが50%以上の広い開口部となり広範囲で遊技を楽しむことができるようになった。さらに内レールと言う部品も無くなり取り付けの手間も必要でなくなった。以上の構成からすれば、例えば、図柄変動に関わる入賞口にすると「貴方任せ」となっていたものが、遊技者自身で勝ち取ったものと思い、遊技者に満足感を与えることとなる。当りは確率で決定されるから遊技店では利益率の調整ができるから何の問題はない。左右対称とした既成概念から脱却して、全体の遊技釘配置を、遊技客の好みに合わせて考えれば、どのようにでもできる優れた構成としている。遊技釘は、脱落防止目的で打ち込まれる先端がねじ状にしてあり、遊技盤の左側に打ち込まれている遊技釘が発射された遊技球とこの遊技釘に衝接して折損することがある。この遊技釘の折損防止のためにラミネート樹脂パイプや真鍮パイプ等を挿貫するとよい。
次に、前述した遊技盤装飾装置53を図4と図5により、その構成を詳述することとする。図4は、遊技盤装飾装置53の分解斜視図である。
遊技盤装飾装置53は、おおまかに装飾装置基体53cと装飾装置基盤53b及び誘導レール52からなり、前面枠12に内装されているものを取り外して分解した図である。装飾装置基体53cには、成形状態として凹部状に証紙貼付部56と誘導レール52のレール段差75に合う形で副段差76とが設けられ、さらに当ゴム74が裏面側から挿貫されている。装飾装置基体53cは、下部に集合グローブ53aが設けられ、この集合グローブ53aの左先端に板バネ69を設けた戻玉防止具68も取り付けられている。この戻玉防止具68は、既に多くの提案され、公知のものと同等のものではあるが、ただ、従来では内レールの左先端に取り付けられていたものが、この集合グローブ53aの左先端に設けている。集合グローブ53aの右下には、排出口67が設けられている。装飾装置基盤53bは、装飾装置基体53cの凹部状に成形された基板取付部52fへ図を省略したビスにより取り付けられるようになっている。また、この装飾装置基盤53bには、一部前述した装飾制御回路64が設けられ、各種電飾の光学的装飾と遊技情報の表示制御をしている。装飾制御回路64は、CPUを主体としたマイクロコンピュータからなり図柄制御装置43と動作制御装置44からの制御コマンド情報により、遊技客に装飾効果と、遊技客と遊技店店員とに対しての遊技情報の表示をも行っている。
装飾制御回路64に隣接して動作表示部55が設けられ、装飾制御回路64が各制御装置及び制御部から送られてくるアドレスA16の信号を分周して5秒毎更新しながら順次表示している。各制御装置のアドレス信号が点灯もしくは途絶えたときが、問題を発生していると判断ができるようにしてある。それは、その内容を賞球記憶表示部54が文字により故障内容を表示するから容易にメンテナンスができる。
装飾装置基盤53bは、フイルム状のエポキシ樹脂からなり表面と裏面とに回路が導電性インクにより印刷して、印刷した部分を銅メッキをし、半田乗りをよくするために半田メッキをした表層を備えて、その背面に耐熱性低硬質で透明なウレタンゴム板上に張り付け、スルホール加工して構成したものである。従来のようにエッチング行程を必要とした回路基板が印刷で回路が構成されるから、不要エッチング液の処理による公害問題もない。さらに曲面への貼り付けができるから、各所に応用できる。この方法は、耐熱性に優れた一般的プラスチック板でも応用可能で、例えば、柔軟性に優れたウレタンゴムや強度を保証するポリプロピレン、透明性を保証するポリカボネード等の各種樹脂板で多様に応用で、用途にそった材料で各様にできると言った優れたものである。機構装置31でも上記同様に印刷配線でメッキを施して、リベット方式による端子を設ければば、配線の組み付けも不要となり、人件費の節約にもなる。
遊技情報の光学的装飾は、左から前述した満杯表示部22、その上部に特別遊技表示部71、その右に継続表示部70、またその右には、特別遊技表示部71と、さらにこの特別遊技表示部71の下側に、順をおって補給要求表示部72及び賞球記憶表示部54と発射表示部73等が設けられている。図に表示はできないが、周辺装飾表示部として各所にまばらに発光点が設けられ、さらに遊技盤装飾装置53に内装される装飾装置基盤53bの表面には、透明な図を省略したフイルム状の装飾偏光板が取り付けられている。全ての発光点はマトリックス状に配線され、単独発光も可能で、遊技情報の表示コマンド情報が無いときは、散りばめた夜空の星のような各色点滅するようになっている。装飾偏光板の場所によっては散光を目的としたメッシュ状、ダイヤカット風や焦点のあるプリズムレンズ状に成型し、隠蔽するところに遮蔽印刷と文字印刷も施してある。従って、従来のような前面枠の装飾発光部に発光場所によってプラスチックレンズを填め込むような手間もなく簡単に構成され、より効果的な装飾効果をかもしだす遊技盤装飾装置53となっている。
上述の遊技盤装飾装置53の裏面について図5により説明する。
遊技盤装飾装置53の裏面全体の各部に取付ダボピン78が設けられ、上部には、コネクタ窓80が開けられている。このコネクタ窓80は、装飾装置基盤53bに取り付けられ、図4で説明した装飾制御装置コネクタ77が、約22ミリ突出している。遊技盤18の厚みが約19ミリであるから、ハーネスワイヤに取り付けたコネクタの挿入がやりやすいように装飾制御装置コネクタ77を長くしたものを取り付けている。遊技盤装飾装置53の略中央より左に円弧傾斜する集合グローブ53aが遊技盤18側に開放状態になるように設けられている。集合グローブ53aの下には、玉止53hが取り付けられ、この玉止53hは、中心より左側へ揺動可能になっている。集合グローブ53aは、遊技球が流出させる目的で設けられ、排出通路66に沿って排出通路段差53gから排出口67を経て矢印Eへ流下するようになっている。集合グローブ53aは、以上の他に衝撃吸収棚79とメンテナンス溝53eが設けられている。排出通路段差53gは、排出する遊技球が連続すると、排出口67で玉咬みが生じることがあるので、連続性を防ぐ目的で設けている。また、メンテナンス溝53eは、円弧傾斜する排出通路66に塵が溜まりやすいので、清掃ができるようにこのメンテナンス溝53eを設けている。衝撃吸収棚79は、排出通路66が傾斜面であればよいが、平面に近くなると、上部から落下する遊技球により通路面に傷ができて球止まりが生じたり、排出通路66自体を破損するおそれがあるから、これ等を防止する目的で設けてある。玉止53hは、半欠けの遊技球を発射したとき、充分な打撃力を得ることができず、半打撃となって次の発射される遊技球の発射点に戻るのを防止する目的で設けている。
図3により説明した遊技盤18の裏面について図6により説明をする。
図6は、前述した遊技盤18の裏面を示したものである。
遊技盤18裏側の4カ所周囲には、図3において図示こそしなかったが、裏側へ貫通するように遊技盤取付穴96が設けられ、図示しない遊技盤枠に設けた取付ピンへ挿貫し、固着するようになっている。裏面には、ほぼ中央を覆うように配線樋90が取り付けられ、この配線樋90の頂上には、配線樋出力コネクタ91と配線樋入力コネクタ92が取り付けられ、中央右に主制御装置94が、そして、この主制御装置94には照合コネクタ95が設けられている。この主制御装置94は1チップマイクロコンピュータからなり、その主要部には、外周バーコードシールが貼り付けられている(図を省略)。主制御装置94は、図3で図示したように遊技盤18の表側から観察できるようにもしてあるから、遊技客からバーコードシールの貼り付け状況が監視できる。さらに、主制御装置94は、図示しないロック機構によりロックされ有資格者である遊技機取扱主任にしか取り出しができないようになっている。
配線樋90の右上部には、装飾制御装置コネクタ77が取り付けられ、この装飾制御装置コネクタ77には配線樋90から引き出された制御装置ケーブル93が差し込まれている。前述の主制御装置94は、配線樋出力コネクタ91を経由して図柄制御装置43と動作制御装置へのコマンド情報を送信可能になっている。主制御装置94の入力側は、通常入賞口60と袖入賞口や入賞装置62に設けたセンサスイッチ(図示略)、図示しない副図柄作動口等の信号を入力し、賞球数や当り判定および各種動作方法などのコマンド情報を演算して、配線樋出力コネクタ91を介して、図柄制御装置43、動作制御装置44、電源制御装置45へ1方向送信できるようにしている。照合コネクタ95は、主制御装置94の内容をチェックするためとシュミレーション出力ができるようにしてあり、さらに内部に記憶されているプログラムの内容が正常なものであるかの検査をするために設けられている。従来の主制御装置は、主制御装置としてアタッカ等の機械的動作制御と装飾LEDの動作制御等をしていたが、本実施例の主制御装置94は、電動部品の駆動は行わず、遊技盤18の入力情報を判定してコマンド情報にして出力するから小型で済み、取り付け位置も図示しない複雑なセキュリティ解除が必要のため着脱容易でない、と同時に配線樋90に埋設される有色透明なハーネスワイヤも有機接着剤により固着されている。従って、違法な基盤交換やハーネスワイヤの組み替えなどができないようになっているので優れた防犯効果がある。遊技盤18の下方には排出口67が設けられ、図示しないアウト通路もルータ加工されている。尚配線樋に係わる詳細説明は、出願人が先に出願した特願2001−246319に記載してあるから、これを援用する。
上述したパチンコ機10を制御する電気的接続は、図7に示す配線系統を示すブロック図により詳述する。
図7のブロック図に示すように、遊技盤18の裏側に設けられた主制御装置94を頂点とした入力側には、遊技盤18の遊技領域に設けられた入賞に係わる信号のみを入力するようにされ、上左から図柄表示装置42に設けられる回転図柄表示盤85の停止位置を読みとるためのデータ読取部、機外へ排出される遊技球を数えるアウト球検出部(共に図示略)、入賞装置62に内装される規定個数検出部、継続検出部、袖入賞検出部(63)そして各普通入賞口60の入賞検出センサ(詳細図略)等が接続されている。
出力側は、配線樋出力コネクタ91を介して図柄表示装置42の図柄制御装置43と、動作制御装置44とへ接続されている。図柄表示装置42は、内部に図柄制御装置43、エレクトロルミネッセンス(LE)からなる発光面のスクリーン、そして、その電源部、図柄表示装置42の遊技客側に設けられる周囲装飾表示部が一体的に構成されている。図柄制御装置43は、主制御装置94からの制御コマンド情報を単位時間でNMI割込により受信されると、その制御コマンド情報を分析して上記の各部等を制御する。図柄制御装置43の図柄の変動に関わる制御では、装飾制御回路54と動作制御装置44及び音声制御装置46への制御コマンド情報をNMI割込送信をもしている。このほかに、違法対策としての構成は、主制御装置94から図柄制御装置43への信号の内、$02の確率変動を知らせる信号を、引き出してタイミング信号とで大当たりの発生を部分的に多く、又は極端に少なくでるように遠隔操作で可能であるから、主制御装置94と図柄制御装置43との信号から各制御装置が自己判断可能として、遠隔操作中であると装飾制御回路64が賞球記憶表示部54に交互の正反転表示するようになり遊技客に知らせるようになっている。
主制御装置94に接続される動作制御装置44は、公知のCPUを主体としたマイクロコンピュータからなり、出力制御部44a、発射制御部44b、払出制御部44cと動作制御装置44とを介してその外部に設けられる音声制御装置46と装飾制御回路64とを制御している。このうち音声制御装置46と装飾制御回路64とは、動作制御装置44からのNMI割込制御コマンド情報で動作するようになって、出力制御部44a、発射制御部44b、払出制御部44cは動作制御装置44のアドレスバスやデータバス等に接続されて制御される。動作制御装置44の入力側には、装飾制御回路64からも接続され入賞記憶部からの入賞データを受信するようになっており、払出制御部44cを経て払出装置38に内蔵される払出モータ(図示略)の駆動と図を省略した球送装置とを作動させる。動作制御装置44の出力制御部44aは、前面枠12と機構装置31に設けられるスイッチやセンサからの作動信号を入力可能に入力側に接続され、そのスイッチやセンサは、払い出し球の有無を検知する球切検出器(図示略)、前面枠12とガラス枠15の開放を検知する枠開放検出器(図示略)、入貰が生じて遊技球を賞品球として払い出すときにその数を数える排出球検出器(図省略)、球タンクに35に遊技球が不足して補給の要求する補給検出器36、補強配線樋32を開放するための補強配線樋錠47の内部に設けた回胴検出スイッチ(図省略)、下皿26に遊技球が一杯になったことを検知する満杯検出器49、遊技球を遊技領域に発射したことを検知する発射球検出器(図省略)、パチンコ機10の前に遊技者が居ることを検知する超音波センサ24等が接続されている。
動作制御装置44の発射制御部44bに接続される入力は、発射ハンドル30の内部に設けたアナログ的容量性のタッチプレート(詳細な説明省略)、タッチプレートが回胴されたことを検知するスイッチ(図省略)の通電を遮断する発射停止ボタン(図示略)等が接続されている。前述した装飾制御回路64に接続されるものは、そのデータバスとアドレスバスにタイミングデバイス等を介して接続される入賞記憶部(図示略)と、フラット型LED(赤緑青3色封止のカラーLED)をマトリックス状に配するか、又はまばら的にと集合的にとに配置されている。特定位置に集合的配置されるものは、満杯表示部22、特別遊技表示部71、継続表示部70、発射表示部73、賞球記憶表示部54、補給要求表示部72である。不規則でまばら的で全体に配置したものが周辺装飾表示部(図を省略)ある。出力制御部44aに接続されるものは、おもに遊技盤18に設けられるものであって、サイドランプ59、ランプ風車(図示略)入賞装置ランプ(詳細図略)、アウト球検出ランプ66a、通常入賞口ランプ(詳細図略)と内部にCPUを主体とした制御部を備えた外部入出力制御装置40である。音声制御装置46の出力先は、通常音スピーカ28と超音波スピーカ29及び装飾保護板14である。以上以外に図を省略したレザー光源部が接続され、このレザー光源部からのレザー光線が遊技店内に設けられるミラーボールへ照準が向けれ、遊技店全体から特定遊技に移行した旨が知らされるようになっている。
払出制御部44cの入力側には、球抜スイッチ(図省略)が接続され、出力側には、払出装置38に内蔵される払出モータ(図略)と球抜装置(図略)とが一体化してある払出装置38に接続されている。
図7に示したパチンコ機10に設けられる電気部品への電力供給するための電源制御装置45には、内部温度を検知して作動するモータを内蔵した放熱ファン(図示略)が設けられ、この放熱ファンは、検知温度、によって回転数の変化するように設定されている。さらに、電源制御装置45は、全体の制御をCPUを主体としたマイクロコンピュータからなり、各制御装置への通電状況を監視する通電監視手段が内蔵され、これと同期するように監視結果を報知する監視結果報知手段も設けられている。この監視結果報知手段である通電表示部(図示略)も設けられ、この通電表示部の監視結果報知手段は、通常通電中は緑色に発光し、主制御装置94や図柄表示装置42、動作制御装置44、装飾制御回路64及び音声制御装置46の各制御装置のいずれかが過電流であると、該当する制御装置への電力供給が過剰であることを報知させるために橙色に発光させると共に、各制御装置のいずれかが短絡したときと、無負荷となっているときは赤色に点灯または点滅発光するようになっている。橙色点灯する場合は赤色に近いときが負荷が多く緑に近いときは負荷が少ない場合をそれぞれアナログ的に表現するようになっている。例えば、ソレノイド等が動作した場合、作動した瞬間は赤に近い橙色で発光し、ソレノイドが一杯作動になったとき、コマンド情報を受け取っているから電力不足を補う制御を実行する。電力補充が完了すると緑色に転じる。
以上の電源制御装置45の監視結果報知手段は、ソレノイドの内部がショートしていると赤色の点滅により表示し、断線であると無負荷となるから赤色の点灯となって表示する。従って、各制御装置への電力供給状況や接続状況が即判断ができ、メンテナンスするときに修理が容易になる。
以上の構成について装飾制御回路64を例にとって詳細を述べれば、まず第一に装飾制御装置コネクタ77が接続不良や接続のためのピン(詳細図省略)が折損しているときが赤色に点灯し装飾装置基盤53bの配線パターンが短絡していると赤色の点滅がなされる。点滅しているときは、装飾制御回路64への通電を停止して、図柄制御装置43へ通電を遮断したことを情報コマンドにより通信し、スクリーンへX何番Y何番が短絡している、点灯しているときがオープンになっていると表示するようにもなっている。上記のトラブルに対して、監視結果報知手段は、さらにコマンド情報を賞球記憶表示部54と図柄制御装置43へも割込送信して、そのトラブルの詳細内容を表示するようにもなっている。従って、遊技機の取り扱いに不慣れな店員でも、表示内容から容易にトラブルの判定ができるから迅速な対応が可能となる。
装飾制御回路64の出力は、RAMを備えたマトリックス回路(詳細図略)構成になっており、主制御装置94や図柄表示装置42、動作制御装置44及び音声制御装置46からの制御コマンド情報を分析して点灯や点滅の内容をRAMに書き込む作業をする。クロックにより動作するハード構成されたマトリックス回路は、RAMの内容を時分割的に装飾装置基盤53bに設けた各色LEDをダイナミック通電するようになっている。装飾制御回路64のCPUが直接ダイナミック制御しないので、専用ディバイスとマトリックス回路が高速に制御するから揺らぎのない自然な装飾効果を得ることができる。
従来から実行されている各部電光装飾の制御は、主制御基板により制御してランプ基板により電力増幅して、電飾効果を得ていたので主制御基板でのプログラム的に重荷であったことと、単一的な表現であった。
次に、前述した装飾装置基盤53bの動作について図8と図9のフローチャートにより詳述するが、まず図8から説明をする。
図8は、遊技盤18に固着される主制御装置94(メイン制御)のおおまかな動作フローチャート図である。電源を投入すると、電源制御装置45が主制御装置94へ送電を開始する。すると主制御装置94の内部に設けたハードリセット回路によりCPUを含む出力部、入力部及び指定回路を順序に従って遅延リセットし、このうちCPUは、13クロックで内部リセットをする。この後、ROMに記録されたプログラムにより、ステップ(以後ステップをSと称す)S10からスタートする。このときCPUは、ハードリセットか更新リセット(タイマーリセットとも言う)かを判断する。更新リセットは、CPUの暴走防止と動作タイミングのために設けられ、公知技術として開示されているから詳述はしない。S10の判定結果から肯定であれば次のサブルーチンステップS11により初期値の設定をする。初期値の設定は、入力側設定とクリア設定、出力側設定とそのクリア設定、内部はタイマーとフラグ領域及び待避領域の確保、タイマー初期値とフラグ初期値等である。このほかにも初期値は各種備えられているが省略する。初期値の設定が完了すると次のS12へ進む。先のS10の判定が否定であると、電源投入後第一回のメインループ完了した後であると判断され、S12のサブルーチンへジャンプをする。なお、電源を投入したときRAMの特定部をコンデンサにより0.7Vの電圧で保持しているが、主制御装置94を最初に取り付けたときに特定部が保持してないので非常コマンド情報をも組み立てるべき非常フラグの立設をする。さらに、主制御装置94を交換したときも同様の処理をする。これは、不法に主制御装置94をいじくったことを検出するものである。
S12は、図7により詳述したように遊技盤18に備えられる各種入賞口(各種入賞口とは、図示しない通過口(副図柄の作動契機となる)を含め入賞装置62、通常入賞口60、袖入賞口63等である)に設けたスイッチ又はセンサからの信号を処理する。処理の結果を遊技コマンド情報として組み立てる。以上の処理の一つには、データ読取部(43内部)データを検出したとき、一旦、RAMに記憶し、そのタイミングに合わせて当たり判定カウンタの値も記憶する。もう一つの処理は、入賞装置62に設けた規定個数検出部のセンサと継続検出部のセンサが遊技球の通過を検出し、それを記憶する。そして各種入賞口の遊技球を払い出すための信号も記憶する。次に、これら記憶されたものをコマンド情報に設定作業をして、先に記憶されたものを次の遊技球通過の検出の準備のため消去する。但し、入賞装置62の規定個数検出部と継続検出部の検出は、大当りフラグが立設されているときのみ、遊技球の通過を検出するものである。S13は、データ読取部から読み込んだ値を判定し、ROMに記憶された内容と比較するとともに、一致する特定数値(大当り)があったときは当りフラグを立設する。特定数値または、そのほかの特定数値を検出したときも、遊技コマンド情報に組み込み作業もし、ランプ情報をもコマンドに組み込み次のステップS14へ進む。
S14は、カウンタ更新処理であって、このカウンタは各種入賞口の入力を正確にするためのタイミングを取るためで、チャタリングの除去とノイズ除去をするためのものと、副図柄や大当り図柄の当り判定のための乱数取得するカウンタをも備えたものである。次のS15がこのカウンタ更新処理の結果上限値または下限値になったかを調査するものである。調査の結果カウンタ値が上限値または下限値であったら、次のステップS16のカウンタ初期値設定手段によりその初期値を設定して次のS17へ進む。S15において、カウンタ更新処理の結果上限値または下限値でなかったときは、ブランチしてS17へ進み当り判定手段において入賞装置62の規定個数検出部のセンサと継続検出部のセンサが遊技球の通過を検出可能にする。
次のステップS18の遊技進行監視手段は、主に主制御装置94に設けられる照合コネクタ95に、図を省略した照合装置のコネクタが挿入されたことを検出して、主制御装置94の遊技情報が記憶されているROMとRAMの記憶内容を出力させるものである。そして、この主制御装置94が保通協合格品であるかのチェックを行う。S11により得た主制御装置94の不法取り出しの検出結果も非常フラグを検出して非常コマンド情報を組み立てる。各種入賞口ののセンサが内部ショートもしくはオープンの検出もする。同様にハーネスワイヤおよびコネクタ等の断線と電圧的違和をも検出して異常コマンド情報の組み立てをする。S18により非常コマンド情報と異常コマンド情報および遊技コマンド情報の送信をする。送信先の受信部はハード的に着信拒否構造にしてある部分もあり、送信するときこの着信拒否も調査して送信の開始をする。相手先の構成は、高抵抗でプルアップしているが、着信拒否をするとき低抵抗に切り替えてアクティブローになりにくくしている。着信拒否ができる装置は、前面枠12またはガラス枠15が枠開放検出器で開放の検出ができる動作制御装置44であり、この動作制御装置44が開放の検出されたときは、不正行為として扱うようにしているから不正防止する目的で設けている。S19のサブルーチンが済めばENDではあるが、メインが終了する不特定時間を利用したミニループにしてリセット割込待ちとなっている。このミニループでは、特定の遊技客が所持する当り判定機を無効にさせるための乱数を生成するカウンタ値や、そのほかのカウンタ値とを加減算している。
以上、説明したように主制御装置94は、遊技盤18の各種入賞口が遊技球の通過を検出して、それをコマンド情報に組み立てて、配線樋出力コネクタ91を介して図柄表示装置42と動作制御装置44へ割込情報として送信をする。受け側の動作制御装置44は、受信したコマンド情報を分析して、出力制御部44a、発射制御部44b、払出制御部44cまたは遊技盤装飾装置53の装飾制御回路64への宛先を決定するとともに、フラグとデータとを設定して、ハンドシェーク送信をする。この送信の場合、別にハンドシェークでなく割り込み式の垂れ流し送信でも構わない。装飾制御回路64がコマンド情報を受信をすると、発信先と優先度を分析し、作業コマンドから送信先の求めるデータの組み立てをして実行を開始する。その内容を次の図9により詳述する。
図9の(a)は、装飾制御回路64に接続設置されるROMに記憶されたプログラムの作動順序を示すフローチャートを図である。この図では、上段が(a)メインフローを示し、下段(b)を割込処理の概要を示し、動作の大まかな説明をするためのものである。
図9(a)の開始で、その開始後のプログラムは、主制御装置94のプログラム開始とほぼ同様にしてあり、電源オンとリセット割込処理の判定をするのがS20である。その判断を行って、S21により、入出力回路の初期値の設定とRAMのフラグやバッファ及び待避領域の設定をする。従って、これらS20とS21の説明は省略する。
S22は、時間的動作をさせるためのタイマー手段である。S23は、主制御装置94と図柄制御装置43及び動作制御装置44から割込端子(図省略)を介して送られた内容を解析するサブルーチンである。S24は、遊技盤装飾装置53の装飾装置基盤53bに設けられる発光手段であって、命令通りに実行させるイルミネーション手段を制御するサブルーチンである。このイルミネーション手段は、主に遊休時に客寄せのために作動させるようになっている。S25は、主制御装置94と図柄制御装置43及び動作制御装置44からの異常を検出したとき、S24のイルミネーション手段と違った警報報知手段である。S26は、運用表示手段で通常遊技の盛り上げをするためのサブルーチンである。S27は、賞球記憶表示部54へ表示すると共に払出数を記憶させ、払出の実行時に減産表示もするためのサブルーチンである。以上で次のリセット割込待ちとなる。
図9の(b)は、割込検出であって、主制御装置94と図柄制御装置43及び動作制御装置44からの信号を基にコマンドデータ受け取る割込ルーチンである。S28は、装飾制御回路64に到来したコマンドデータであるかを調べて、否定であればENDで割込ルーチンの終了である。肯定であれば、コマンドデータを一旦、RAMの保存領域へ記憶し、過剰書き込みをしないようにフラグも立設する。
次に、図3により説明した本遊技機に内装される遊技盤に取り付けられた図柄表示装置42について、図10と図11に従って、その詳細を説明する。
図10は、図柄表示装置42の正面図である。
図柄表示装置42には、図柄表示装置42のベースとなる図柄表示装置取付枠57が設けられ、この図柄表示装置取付枠57を図を省略したビスにより遊技盤18に取り付けられるようになっている。
図柄表示装置42には、遊技球入球可能に天にワープ入球口58と上左右に補助入球口81がそれぞれ設けられている。上左右の補助入球口81には、点線で図示するように内部に入球確認センサ86aを内装していて、詳細を省略するが、上左右の補助入球口81の下部には、点線で示すように切替弁86bがソレノイドで切り替え可能に設けられている。切替弁86bの下部には、排出切替通路82と、その下方に外排出口84がそれぞれ対照的に設けられている。
切替弁86bが起立状態であるとき、ワープ入球口58と上左右に補助入球口81に遊技球が入球すると、その遊技球は、排出切替通路82を経て外排出口84から排出される。
図柄表示装置42の略中央部は、角形凹部が設けられ、其の内部に発光面87を備えて、左から1号、2号、3号と3個の回転図柄表示盤85が回転可能に取り付けられ、角形凹部には遊技球が飛び込まないように周囲がせり上がって遮蔽している。3個の回転図柄表示盤85の背後には、図を省略した光源が埋設してあり、それぞれの回転図柄表示盤85が回転すると点滅又は点灯発光するようになっている。角形凹部の上部左右には、内排出口83がそれぞれ遊技球が排出できるように開口している。右側の内排出口83には導出ガイド86cが取り付けられ、根部に配した多色LEDにより、この導出ガイド86c自体が輝くようになっている。切替弁86bが左右へ傾動しているときワープ入球口58に遊技球が入球すると内部の図を省略した振分分岐部により左右内排出口83の何れかえ排出される。切替弁86bが左右へ傾動しているとき、左右の補助入球口81へ遊技球が入球すると右は右の内排出口83から、そして左の補助入球口81へ遊技球が入球すると左側の内排出口83から角形凹部内部に排出される。そして、右側の内排出口83から遊技球が排出されると、その遊技球の重量によって1号の回転図柄表示盤85が、その勢いで半時計方向に回転するようになっており、左側の内排出口83から遊技球が排出されると、右の入球確認センサ86aが遊技球の通過を認識して導出ガイド86cの多色LEDが各色点滅発光し、延出に乗じて回転図柄表示盤85の1号と2号の略中央位置に落下する。落下したときが、やや左であれば1号と2号が回転し、落下がやや右であると2号と3号が回転する。それぞれ2個回転はするが、不定な流下速度落により下位置の微妙な変化でいずれかが多く回転したり少ししか回転すると言ったように不規則になるようになっている。
図柄表示装置42の略中央部上部には、回数表示部88が設けられ、図柄制御装置43により連続遊技の回数を表示できるようにしてある。図柄表示装置42の略中央部下部には、角形凹部内部に排出された遊技球を排出する中央排出口87aが開口し、点線で図示するように、その通路には排出確認センサ86が内装されている。
遊技中に入球確認センサ86aが遊技球の通過を図柄制御装置43により認識すると、その図柄制御装置43cの制御により切替弁86bが作動して、次の遊技球が入球したら排出切替通路82を経て外排出口84から排出されるようになっている。
従って、複数の遊技球が角形凹部に入ることがないが、左右それぞれ同時に入球することはまれにあり、遊技者にとって喜びと憂いの部分が反映されることとなる。と言うことは、回転図柄表示盤85全てが回転をするからである。回転図柄表示盤85の3個のうち2個が揃っていると憂うが、揃がないときは胸の膨らむ希望が生じる。切替弁86bが傾斜しているとき遊技球が入球確認センサ86aが遊技球を認識して、切替弁86bが起立をし、その後、遊技球が角形凹部に入球してから、その遊技球が、排出確認センサ86を通過して排出の確認をすると、切替弁86bが傾斜復帰する。
以上の回転図柄表示盤85について図11により、その構造の説明をする。
図11の(a)(b)(c)を参照して、まず(a)は、回転図柄表示盤85の単体斜視図である。(b)は、回転図柄表示盤85の背面図であり、(c)が記憶部の説明図である。回転図柄表示盤85の(a)から見れば内部に遊技球が受けれれるよう羽根が設けられており、円心を軸にして受け入れた遊技球の自重により何れかへ回転できるようになっている。(b)の背面図では、中心にベアリングが装填されスムーズな回転がなされるようにしてあり、歯車図のような突起が設けられたプレス抜きの平鋼板が貼り付けてある。この突起部が位置検出部98となっており、その詳細が(c)で、図に示すように突起部には、特殊な技術により磁場となるデータ記憶部99が焼き込んであり、このデータ記憶部99が現在の停止位置の確認をしている。
図により説明を省くが、対する図柄表示装置42側には3接点式のリードスイッチが4個取り付けられ、NOとNCの信号が抽出できるようになっている。例えば、図に示すように、データ記憶部99がN・N・S・Nとした場合が、0・0・1・0となり4ビット、$2と認識される。また、磁場になっているから、データ記憶部99同士の中間点にならなく何れかへ吸引され停止すると言ったように駆動制御による能動停止と違って自然停止になっている。従って、プログラム的又はロジック的な電子的確率を有しないので、違法に電気的外部操作ができない構成になっている。
遊技の方法は、遊技中に回転図柄表示盤85の移動回転で回転盤が同数に並んだとき大当たりとなって、第一種パチンコ機の大当たりと同じ遊技となる。この大当たり中は、切替弁86bが遊技球を角形凹部に入球しないようにしているから回転図柄表示盤85の移動回転しないから常時目視確認ができる。また3接点のリードスイッチを使用しているのでノイズにより大当たりを発生させることもできない。アレンジボール遊技機や第三種遊技機等では、ノイズにより大当たりを発生させることができるが、本遊技機ではそのようなことはない。
次に、本発明の遊技盤装飾装置53の装飾効果を着実に表現できる遊技例を図12により挙げる。
図12は、第三種特別電動役物付遊技機(以後第三種という)の遊技盤300の表面を表した簡略図である。
遊技盤200の略中央には、特別役物装置201が取り付けられて、最下部に発射された遊技球が入賞しえなかったとき取り込むアウトロ202が設けられている。特別役物装置201の最上部には、遊技球が通過可能に始動通過口203が設けられ、その下に図柄表示画面204とが設けられている。特別役物装置201の左右には受入翼205が対で設けられ、点線で図示するように受入翼205aのように電気的に回動するようになっている。特別役物装置201の内部左右には案内翼206が、これも対で設けられ点線で図示するように案内翼206aと電気的に回動可能になっている。特別役物装置201の内下部には、普通入賞口208が対で、そして確定装置207が備えられている。確定装置207の頂上には、詳細図を省略するが、特別装置209が設けられ、この特別装置209は、内部に巻き線式のセンサが封入してあって、主制御装置94へ接続され、そして、遊技球を1球受け入れ可能になっている。図ではボッチが出現しているが、ある主制御装置94での特定条件で主制御装置84のコマンド指令により動作制御装置44に制御され内部に引き込むようになっている。内部に引き込んだとき遊技球を1球搭載でき、遊技球の通過領域を特定領域として主制御装置94がその認識をするようになっている。そして次なる特定条件が生じると、搭載された遊技球を内部に取り込んで、再びボッチが出現するようになる。図を省略するが、特別装置209の内部には線輪式のセンサが設けられ、一定時間の遊技球を検知するようになっている。以上が特別役物装置201の構造と動きである。従来の第三種においては、特別装置や第三種始動口及び第三種特別電動役物がそれぞれ別体にしてあるが、本件の特別役物装置201は、これら一体にしてあるから、遊技盤への組み付けが取り付け位置調整や特別な釘配置を考慮する必要がない。従って、コスト的に有利になる。
次に、遊技はと言うと、遊技客が始動通過口203を狙って遊技球を発射し、この始動通過口203を遊技球が通過すると、図柄表示画面204の図柄が変動を開始する。変動する図柄が規定時間経過すると図柄が停止し当たりや不当たりを表現する。このとき遊技盤装飾装置53が変動図柄に似合った表現をし、時にはスクロール文字表現もする。不当たりは、始動通過口203への次の遊技球の通過を待つが、当りを表現した場合、受入翼205が回数的開閉又は時間的開放する。受入翼205の作動開始と共に案内翼206と特定装置207の特別装置209が作動をし、案内翼206は図12に示した実線の通りとなり、特別装置209のボッチが引き込んで遊技球受け入れ体勢となる。体勢ができたとき、遊技球が受入翼205を伝って特別役物装置201の内部へ導入される。導入された遊技球がそして、動作制御装置44が案内翼206を介して特別装置209へと導かれて特別装置209内に鎮座する。鎮座した遊技球は、主制御装置94で認識すると共にこの主制御装置94が特別遊技の開始を図柄制御装置43や動作制御装置44、遊技盤装飾装置83、電源制御装置45及び音声制御装置46にコマンド情報を送信する。
遊技球を抱えた特別装置209は2秒すると、鎮座していた遊技球を内部へ引き込んで、そのごボッチが復帰し遊技球の再鎮座を防止する。内部へ引き込んだ遊技球は、前述したように特定領域通過で特別遊技の開始となる。すると、ボッチが復帰すると共に受入翼205が作動を開始(前述の開閉又は開放)し、案内翼206が点線図のようになり、入球する遊技球が普通入賞口208へ導入される。導入毎に賞球が15個払い出され、普通入賞口208が10球を検出すると受入翼205が閉鎖しする。このあと、前述した遊技球の受け入れ体勢になり同様の動作をするようになり、これが1回として16回続行される。払い出される遊技球は15球×10×16回で2400個である。遊技盤装飾装置83では、以上の動作に従って、特有の自身装飾手段を講じる。
以上のほかに特別役物装置201の構造から、第二種特別電動役物付遊技機や第一種特別電動役物付遊技機にも簡単に応用ができるので、本案から複合遊技機となり遊技内容を切り替える手段として遊技客の選択や自動的に切り替える方法が考えられる。第二種特別電動役物付遊技機では、遊技内容が第三種とは異なったものとなるので当然違った装飾手段をする。装飾においては、点灯又は点滅をさせるが、マトリックス構成になっているので文字を流すこともでき従来にはない特別な遊技効果も生じる。
請求項に示した内容を確認すると、課題では、遊技機の前面に設けられる遊技効果部を画逸的な装飾効果から、興趣ある遊技効果を創り出す装置の技術提供にある。
その解決手段としては、前面枠12全域を透明または部分半透明にして、遊技領域以外でも内部を透視可能にする。そして、この前面枠12と遊技盤18に設けられる誘導レール52を囲むように遊技盤装飾装置53を設け、この遊技盤装飾装置53には、ランダムに発光体を埋設し、発光体を制御する装飾制御回路64をも設ける。装飾制御回路64は、主制御装置94と図柄制御装置43と動作制御装置44(出力制御部、発射制御部44b、払出制御部44c)とからのコマンド情報を受信して、その受信内容を分析するとともに発光体を発光させる発光制御手段を創出して発光させる。また、装飾制御回路64は、入賞記憶部を内装し、従来の払出制御装置またはこのROMの違法交換による賞品球の過剰払い出しの不正営業を防止する目的で設ける。この装飾制御回路64は、不正営業を防止する目的で、遊技客から容易に監視可能にもなっている。これにともなって、従来、画逸的な前面装飾が高度な遊技アピールをすることができるので、少なくとも遊技技術からくる優越感の増大となる。
実施例に示すパチンコ機の正面図である。 図1に示したパチンコ機の背面図である。 図1に示たパチンコ機に取り付けられる遊技盤の正面図である。 図3により説明した遊技盤装飾装置の表分解斜視図である。 図4に示す遊技盤装飾装置の裏斜視図である。 図3に示した遊技盤の裏側を説明する図である。 実施例のパチンコ機の電気的接続を示すブロック図である。 主制御装置の動作フローチャート図である。 (a)は、遊技盤装飾装置に設置される装飾制御回路の動作メインフローチャート図で、(b)が、割込受信処理をするフローチャート図である。 図3に示した遊技盤略中央に設けられる図柄表示装置の正面図である。 (a)は、図10に示される回転図柄表示盤の正面図で、(b)が回転図柄表示盤の背面図で位置検索部の取り付け状況を示し、(c)では位置検索部のデータ記憶部を示したものである。 第三種遊技機の遊技盤正面図である。
符号の説明
10……パチンコ機、18……遊技盤、19……受皿装置、22……満杯表示部、24……超音波センサ、26……下皿、30……発射ハンドル、29……超音波スピーカ、31……機構装置、35……球タンク、42……図柄表示装置、44……動作制御装置、47……補強配線樋錠、53……遊技盤装飾装置、53a……集合グローブ、53b……装飾装置基盤、54……賞球記憶表示部、54……装飾制御回路、55……動作表示部、59……サイドランプ、62……入賞装置、64……装飾制御回路、68……戻玉防止具、71……特別遊技表示部、72……補給要求表示部、73……発射表示部、74……当ゴム、75……レール段差、76……副段差、77……装飾装置コネクタ、78……取付ダボピン、79……衝撃吸収棚、80……コネクタ窓、85……回転図柄表示盤、87a……中央排出口、88……回数表示部、90……配線樋、91……配線樋出力コネクタ、92……配線樋入力コネクタ、93……制御装置ケーブル、94……主制御装置、95……照合コネクタ、96……遊技盤取付穴、98……位置検索部、99……データ記憶部、100……カードユニット、105……プリペードカード挿入口、106……プリペードカード表示部、107……球貸操作部、108……残高表示部、109……貸出ボタン、110……精算ボタン、111……プリペードカード排出口、112……象鼻樋、113……遊技球排出口。

Claims (4)

  1. 先端部にネジ状を形成した遊技釘を多数配置した遊技盤と、該遊技盤に略楕円形状の遊技球を誘導する誘導レールと、
    遊技中の遊技効果を引き立てる装飾ランプを組み込んだ入賞装置と、を設けた弾球遊技機において、
    前記誘導レールを囲むように遊技盤装飾装置を配し、該遊技盤装飾装置はコマンド情報により装飾効果をする
    ことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 先端部にネジ状を形成した遊技釘を多数配置した遊技盤と、該遊技盤に略楕円形状の遊技球を誘導する誘導レールと、
    遊技中の遊技効果を引き立てる装飾ランプを組み込んだ入賞装置と、を設けた弾球遊技機において、
    前記遊技盤装飾装置に装飾装置基盤を内装し、該装飾装置基盤には能動的に作動する装飾制御回路を設けた
    ことを特徴とする弾球遊技機。
  3. 先端部にネジ状を形成した遊技釘を多数配置した遊技盤と、該遊技盤に略楕円形状の遊技球を誘導する誘導レールと、
    遊技中の遊技効果を引き立てる装飾ランプを組み込んだ入賞装置と、を設けた弾球遊技機において、
    前記装飾装置基盤の前記装飾制御回路に記憶部を設けた
    ことを特徴とする弾球遊技機。
  4. 先端部にネジ状を形成した遊技釘を多数配置した遊技盤と、該遊技盤に略楕円形状の遊技球を誘導する誘導レールと、
    遊技中の遊技効果を引き立てる装飾ランプを組み込んだ入賞装置と、を設けた弾球遊技機において、
    前記遊技盤装飾装置の装飾装置基盤には複数の発光体をランダムで略全域に設けた
    ことを特徴とする弾球遊技機。
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