JP3002302U - 卓上清掃装置 - Google Patents

卓上清掃装置

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JP3002302U
JP3002302U JP1994004517U JP451794U JP3002302U JP 3002302 U JP3002302 U JP 3002302U JP 1994004517 U JP1994004517 U JP 1994004517U JP 451794 U JP451794 U JP 451794U JP 3002302 U JP3002302 U JP 3002302U
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JP
Japan
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wheels
traveling
tabletop
vehicle
differential
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Application number
JP1994004517U
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English (en)
Inventor
泰山 吉田
Original Assignee
株式会社タイト
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的簡単な構造のもとに、電動により走行
しつつ卓上面を満遍なく清掃することができる自動走行
型の卓上清掃装置を提供することにある。 【構成】 電動により走行する小型走行車1に吸引清掃
機14を結合すると共に、この走行車1には負荷による
差動あるいは定期的な差動により操向される方向転換機
構9を設け、障害物に衝触した場合に差動により方向転
換して停止を回避するようにし、また前輪3,3に近い
後方に方向転換用の補助車輪12を他の車輪よりも僅か
に上方に設けて走行時に常時駆動状態を保ったまま、前
輪3が卓上面から外れた場合に限り前記補助車輪12を
卓上面に接触させて方向転換するようにしたことを特徴
とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、走行しつつ卓上面を満遍なく清掃することができるようにした吸引 型卓上清掃装置に関するものであり、詳しくは電動により走行しつつ障害物に衝 触した場合および卓上面の端部に到達した場合に方向転換する卓上清掃装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の卓上清掃装置は走行機能のない小型の吸引型卓上清掃機を専ら手動によ り掃引する型式である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
清掃装置自体が自動走行しつつ卓上を清掃することができれば便利であり、従 って走行車に清掃機を付設すればよいが、狭小な卓上面においては障害物に衝触 しあるいは端部から落下するおそれがある。
【0004】 そこで本考案の目的は、比較的簡単な構造のもとに、電動により走行しつつ卓 上面を満遍なく清掃することができ、かつ障害物に衝触した場合および卓上面の 端部に到達した場合に方向転換することができる自動走行型の卓上清掃装置を提 供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、上記目的を達成するため、電動により走行する小型走行車に 吸引清掃機を結合すると共に、この走行車には負荷による差動あるいは定期的な 差動により操向される方向転換機構を設け、障害物に衝触した場合に差動により 方向転換して停止を回避するようにし、また前輪に近い後方に方向転換用の補助 車輪を他の車輪よりも僅かに上方に設けて走行時に常時駆動状態を保ったまま、 前輪が卓上面から外れた場合に限り前記補助車輪を卓上面に接触させて方向転換 するようにしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
電動により走行しつつ吸引清掃機の駆動により走行した部分の卓上面は清掃さ れ、しかもに吸引清掃機を結合した小型走行車は障害物に衝触した場合に車輪の 差動により方向転換して停止が回避され、また走行車が卓上の端縁に進行して前 輪が卓上面から外れた場合には、通常走行時には遊回により無効状態の補助車輪 が卓上面に接触し、この補助車輪により走行車は急速に方向転換して落下が回避 され、従って衝触時の方向転換および卓上面の端縁における方向転換により、卓 上面を不規則に走行しつつ吸引清掃機により自動的に満遍なく清掃される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図示の実施例について詳細に説明する。 図1および図2のように、走行車1として車体2に遊動する前輪3,3と駆動 用後輪4と遊動用後輪5とを設けるほか、電源電池6からの給電によるモータ7 により伝動機構8を介して後輪4を駆動するようにし、この後輪4と後輪5とに より負荷による差動によって操向される方向転換機構9を構成し、かつ前記後輪 4の軸10に傘歯車機構11を介してトルクを伝達される補助車輪12を前後方 向軸線のもとに設けると共に、特にこの補助車輪12はこれを前記前輪3,3, 後輪4,5よりも僅かに上方に配設して通常の走行時には走行卓上面に接触する ことなく僅かに浮いた無効状態のもとに回転するようにする。
【0008】 上記構成のもとに走行車1を駆動すると、駆動用後輪4および補助車輪12が 駆動されるが、補助車輪12は無効状態のまま後輪4の回転により前方へほぼ直 進する。走行車1が卓上の障害物に衝触すると、両後輪4,5中の一方の遊動用 後輪5による前進作用は発揮されずに専ら駆動用後輪4のトルクによる前進作用 が発揮される関係上、差動現象により方向転換機構9が機能して走行車1は遊動 用後輪5側に方向転換して停止することが回避される。また走行車1が卓上の端 縁に到達して前輪3,3の一方もしくは両方が卓上面から脱落すると、補助車輪 12が卓上面に接触し、補助車輪12により走行車1を側方へ方向転換して卓上 からの走行車1の落下を確実に防止することができる。
【0009】 前輪3,3はその車軸のほぼ中央を支点としてシーソー式に揺動するように支 承するようにするのがよく、これにより走行車1が卓上の端縁に到達して前輪3 ,3の一方だけが卓上面から脱落した場合に、卓上面に接触している側の前輪3 を走行車1の自重により車体内へ適度に没入する傾向にし、補助車輪12を直ち に卓上面に接触させて方向転換機能を速やかに発揮させ、卓上からの走行車1の 落下を確実に防止することができる。
【0010】 方向転換機構9については、種々の構造が適用できるのであって、例えば図3 に示すように、両後輪4,5をゴム等の摩擦係数の高い材料で形成して軸10に 固着すると共に、両後輪4,5の周面もしくはその付近に半径方向に突出する突 起13を全周中の約3分の1程度の角度範囲にわたり付設し、しかもこの突起1 3はこれを摩擦係数の低い例えば硬質プラスチック材料で形成するほか、両後輪 4,5に対しほぼ反対位相に配設した構成にしてもよく、これにより後輪4と後 輪5とは卓上面との摩擦の差により実質的に差動を生じてジグザグ走行し、従っ て走行車1が卓上の障害物に衝触した場合においても、車体2を左右に揺動する 関係上左右いずれかに方向転換して走行し、停止することが回避される。
【0011】 前記車体2には例えば前部に電動式の吸引清掃機14を配設するのであって、 この吸引清掃機14としては、図1のように卓上面に対向する下向きの吸引口1 5と、この吸引口15に連続する導入路16と、導入路16の後部に着脱自在に 設けたフィルタ17と、前記電源電池6から給電されるモータ18により駆動さ れるファン19と、車体2に穿設した排気口20とにより構成し、走行時にモー タ18に給電してファン19を駆動することにより、卓上面の塵埃を空気と共に 吸引口15から吸引しつつフィルタ17により濾過して清浄な空気を排気口20 から放出するようにする。なおフィルタ17に蓄積される塵埃は必要に応じ清浄 化し、フィルタ17の交換により清浄なものに更新すればよい。
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、次のような効果が得られる。 a.電動により走行する卓上走行に適応する小型走行車に吸引清掃機を結合し たから、手動によることなく卓上面を清掃することができる。 b.走行車に負荷による差動あるいは定期的な差動により操向される方向転換 機構を設けたから、障害物に衝触した場合において差動により方向転換して停止 状態となることが回避され、従って走行が持続すると共に卓上面を満遍なく清掃 することができる。 c.前輪に近い後方に方向転換用の補助車輪を他の車輪よりも僅かに上方に設 けて走行時に常時駆動状態を保つようにしたから、これにより走行車が卓上の端 縁に進行して前輪が卓上面から外れた場合、補助車輪が卓上面に接触して急速に 方向を転換して落下が回避され、従って走行車が卓上面から落下せずに走行を持 続し、卓上面を不規則に走行しつつ吸引清掃機により卓上面を満偏なく自動的に 清掃することができる。 d.障害物の存在に拘らず、また卓上面からの落下が防止された状態のもとに 走行を持続して卓上面を自動的に清掃することができから、興趣豊かな玩具性を 兼ね備えた実用品として便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す卓上清掃装置の縦断側面
図である。
【図2】車輪部分だけの平面図である。
【図3】他の実施例における後輪部分だけの斜面図であ
る。
【符号の説明】
1 走行車 3 前輪 4 吸引清掃機 9 方向転換機構 12 補助車輪

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動により走行する小型の後輪駆動型の
    走行車(1)に吸引清掃機(14)を結合すると共に、
    この走行車(1)には負荷による差動あるいは定期的な
    差動により操向される方向転換機構(9)を設け、かつ
    遊動する前輪(3),(3)に近い後方に方向転換用の
    補助車輪(12)を他の車輪よりも僅かに上方に設けて
    走行時に常時駆動状態を保ったまま、前輪(3),
    (3)が卓上面から外れた場合に限り前記補助車輪(1
    2)を卓上面に接触させるようにしたことを特徴とする
    卓上清掃装置。
JP1994004517U 1994-03-23 1994-03-23 卓上清掃装置 Expired - Lifetime JP3002302U (ja)

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ID=43138269

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