JP2515599B2 - 自走式掃除機 - Google Patents
自走式掃除機Info
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- JP2515599B2 JP2515599B2 JP1310722A JP31072289A JP2515599B2 JP 2515599 B2 JP2515599 B2 JP 2515599B2 JP 1310722 A JP1310722 A JP 1310722A JP 31072289 A JP31072289 A JP 31072289A JP 2515599 B2 JP2515599 B2 JP 2515599B2
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- Electric Vacuum Cleaner (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は自走式掃除機の改良に関するものである。
［従来の技術］ 最近ホームオートメイション（HA）の普及とともに、
家庭内の種々の電化製品の自動化が次々と進行してい
る。家庭内で使用する電気掃除機もその一つで、種々の
センサやCPUを搭載しモータ駆動で床面を自走しながら
掃除を行う自走式掃除機の開発が盛んである。
家庭内の種々の電化製品の自動化が次々と進行してい
る。家庭内で使用する電気掃除機もその一つで、種々の
センサやCPUを搭載しモータ駆動で床面を自走しながら
掃除を行う自走式掃除機の開発が盛んである。
第３図は本発明者らが先に発明した特願平1-70984号
の明細書に示されたこの種の自走式掃除機を示す斜視
図、第４図は吸引ノズルの側面図で、図中１は自走式掃
除機、２はブロワ、３はそのモータ、４は電源用電池、
５はハウジング、６は紙パック、７はホース、８は吸入
パイプ、９は吸引ノズル、10a、10bは右及び左障害物セ
ンサ、11は後部障害物センサ、12は台車、13は車輪、14
は制御装置、15はローラ、16はブラシ、17は床面、18は
大きいごみである。
の明細書に示されたこの種の自走式掃除機を示す斜視
図、第４図は吸引ノズルの側面図で、図中１は自走式掃
除機、２はブロワ、３はそのモータ、４は電源用電池、
５はハウジング、６は紙パック、７はホース、８は吸入
パイプ、９は吸引ノズル、10a、10bは右及び左障害物セ
ンサ、11は後部障害物センサ、12は台車、13は車輪、14
は制御装置、15はローラ、16はブラシ、17は床面、18は
大きいごみである。
図にみるように、自走式掃除機１は搭載する電源用電
池４により自走しながら、吸引ノズル９により床面17の
塵埃を吸引する。走行中掃除機が壁面などに接触する
と、障害物センサ10a、ｂが作動して一旦停止し、後退
後旋回して方向を変え直進走行に移る。このように障害
物に接触する度に方向を変えて走行し、やがては対象全
域を清掃してしまうのである。
池４により自走しながら、吸引ノズル９により床面17の
塵埃を吸引する。走行中掃除機が壁面などに接触する
と、障害物センサ10a、ｂが作動して一旦停止し、後退
後旋回して方向を変え直進走行に移る。このように障害
物に接触する度に方向を変えて走行し、やがては対象全
域を清掃してしまうのである。
［発明が解決しようとする課題］ ところで上記自走式掃除機が清掃中は、第４図にみる
ように、吸引ノズルの下面9aと床面17との間にはｔだけ
の隙間をとっている。このためｔより大きい寸法のごみ
18は吸引されず吸引ノズル９により走行方向へ押されて
ゆき、掃除機１が障害物に接触して方向を変えると、ご
みはその場に残されることとなり、これが従来の自走式
掃除機の欠点であった。
ように、吸引ノズルの下面9aと床面17との間にはｔだけ
の隙間をとっている。このためｔより大きい寸法のごみ
18は吸引されず吸引ノズル９により走行方向へ押されて
ゆき、掃除機１が障害物に接触して方向を変えると、ご
みはその場に残されることとなり、これが従来の自走式
掃除機の欠点であった。
本発明は従来の掃除機の上記問題点を解消するために
なされたもので、ごみを残すことなく清掃できる自走式
掃除機を提供しようとするものである。
なされたもので、ごみを残すことなく清掃できる自走式
掃除機を提供しようとするものである。
［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するため、本発明に係る自走式掃除機
は、障害物センサを備え、該障害物センサの障害物との
接触情報により自走中の掃除機の走行を一時停止させる
ようにした自走式掃除機において、 障害物との接触により自走中の掃除機の走行が一時停
止したとき、ブロアを回転させたまま吸引ノズルを所定
量上昇させる吸引ノズル昇降装置を設けたものである。
は、障害物センサを備え、該障害物センサの障害物との
接触情報により自走中の掃除機の走行を一時停止させる
ようにした自走式掃除機において、 障害物との接触により自走中の掃除機の走行が一時停
止したとき、ブロアを回転させたまま吸引ノズルを所定
量上昇させる吸引ノズル昇降装置を設けたものである。
［作用］ 本発明においては、障害物との接触により自走中の掃
除機の走行が一時停止したとき、吸引ノズル昇降装置
が、ブロアを回転させたまま吸引ノズルを所定量上昇さ
せるから、吸引ノズルの下面と床面との隙間が大きくな
り、大きいごみもこの隙間から吸引ノズルに吸引され
る。
除機の走行が一時停止したとき、吸引ノズル昇降装置
が、ブロアを回転させたまま吸引ノズルを所定量上昇さ
せるから、吸引ノズルの下面と床面との隙間が大きくな
り、大きいごみもこの隙間から吸引ノズルに吸引され
る。
［発明の実施例］ 第１図は本発明の一実施例を示す自走式掃除機の斜視
図、第２図はその吸引ノズルの側面図で、図中１〜18は
従来の掃除機と同一または相当部品、20はラック、21は
ピニオン、22はモータ、23は壁面である。
図、第２図はその吸引ノズルの側面図で、図中１〜18は
従来の掃除機と同一または相当部品、20はラック、21は
ピニオン、22はモータ、23は壁面である。
図において、自走式掃除機１の吸入パイプ８にラック
20を配設し、該ラック20に噛合しモータ22で駆動される
ピニオン21を配置し、障害物センサ10a、ｂが障害物に
接触すると、その情報をうけてモータ22を作動し、吸引
ノズル９を上昇させるように構成する。
20を配設し、該ラック20に噛合しモータ22で駆動される
ピニオン21を配置し、障害物センサ10a、ｂが障害物に
接触すると、その情報をうけてモータ22を作動し、吸引
ノズル９を上昇させるように構成する。
自走式掃除機１が清掃しつつ走行中、例えば壁面23な
どの障害物に接触すると、障害物センサ10a、ｂの接触
情報により掃除機１は走行を一時停止し、同時にモータ
22が作動しピニオン21を駆動してピニオン21に噛合する
ラック20を上昇させる。そのため吸引ノズル９が上昇
し、吸引ノズルの下面9aと床面17との間隔Ｔは大きくな
る。この時ブロワ２は回転させたままであるから、大き
なごみ18も吸引ノズルにより吸引されることとなる。こ
の結果自走式掃除機１を使用して清掃しても、ごみを床
面17上に残すことはなくなり、清掃の実は上がることと
なる。
どの障害物に接触すると、障害物センサ10a、ｂの接触
情報により掃除機１は走行を一時停止し、同時にモータ
22が作動しピニオン21を駆動してピニオン21に噛合する
ラック20を上昇させる。そのため吸引ノズル９が上昇
し、吸引ノズルの下面9aと床面17との間隔Ｔは大きくな
る。この時ブロワ２は回転させたままであるから、大き
なごみ18も吸引ノズルにより吸引されることとなる。こ
の結果自走式掃除機１を使用して清掃しても、ごみを床
面17上に残すことはなくなり、清掃の実は上がることと
なる。
なお吸引ノズル９の昇降手段は、本実施例に示すピニ
オンとラックとによる方法に限るものではない。
オンとラックとによる方法に限るものではない。
［発明の効果］ 本発明は以上説明したとおり、障害物センサを備え、
該障害物センサの障害物との接触情報により自走中の掃
除機の走行を一時停止させるようにした自走式掃除機に
おいて、障害物との接触により自走中の掃除機の走行が
一時停止したとき、吸引ノズル昇降装置が、ブロアを回
転させたまま吸引ノズルを所定量上昇させるから、吸引
ノズルの下面と床面との隙間が大きくなり、大きいごみ
もこの隙間から吸引ノズルに吸引される。従って、障害
物の所まで吸引ノズルにより押されていった大きなごみ
が床面に残ることがなくなり、清掃の実が上るという効
果がある。
該障害物センサの障害物との接触情報により自走中の掃
除機の走行を一時停止させるようにした自走式掃除機に
おいて、障害物との接触により自走中の掃除機の走行が
一時停止したとき、吸引ノズル昇降装置が、ブロアを回
転させたまま吸引ノズルを所定量上昇させるから、吸引
ノズルの下面と床面との隙間が大きくなり、大きいごみ
もこの隙間から吸引ノズルに吸引される。従って、障害
物の所まで吸引ノズルにより押されていった大きなごみ
が床面に残ることがなくなり、清掃の実が上るという効
果がある。
第１図は本発明の一実施例を示す自走式掃除機の斜視
図、第２図は吸引ノズルの側面図、第３図は従来の自走
式掃除機の斜視図、第４図はその吸引ノズルの側面図で
ある。 図中、１は自走式掃除機、８は吸引パイプ、９は吸引ノ
ズル、10a、ｂは障害物センサ、17は床面、18は大きな
ごみ、20はラック、21はピニオン、22はそのモータ、23
は壁面である。 なお図中の同一符号は同一または相当部品を示すものと
する。
図、第２図は吸引ノズルの側面図、第３図は従来の自走
式掃除機の斜視図、第４図はその吸引ノズルの側面図で
ある。 図中、１は自走式掃除機、８は吸引パイプ、９は吸引ノ
ズル、10a、ｂは障害物センサ、17は床面、18は大きな
ごみ、20はラック、21はピニオン、22はそのモータ、23
は壁面である。 なお図中の同一符号は同一または相当部品を示すものと
する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野口 善弘 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地 １ 三菱電機ホーム機器株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−107135（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−292125（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】障害物センサを備え、該障害物センサの障
害物との接触情報により自走中の掃除機の走行を一時停
止させるようにした自走式掃除機において、 前記障害物との接触により前記自走中の掃除機の走行が
一時停止したとき、ブロアを回転させたまま吸引ノズル
を所定量上昇させる吸引ノズル昇降装置を設けたことを
特徴とする自走式掃除機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1310722A JP2515599B2 (ja) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | 自走式掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1310722A JP2515599B2 (ja) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | 自走式掃除機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03173518A JPH03173518A (ja) | 1991-07-26 |
| JP2515599B2 true JP2515599B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=18008692
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1310722A Expired - Fee Related JP2515599B2 (ja) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | 自走式掃除機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2515599B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020095272A (ko) * | 2001-06-14 | 2002-12-26 | 이정철 | 청소용 이동 로봇 |
| KR100524705B1 (ko) * | 2002-12-06 | 2005-10-31 | 엘지전자 주식회사 | 로봇 청소기의 흡입 브러시 제어장치 및 방법 |
| CN112568811A (zh) * | 2019-09-29 | 2021-03-30 | 北京石头世纪科技股份有限公司 | 可拆卸结构及自移动机器人 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57107135A (en) * | 1980-12-23 | 1982-07-03 | Tokyo Electric Co Ltd | Self-running and controlling type electric cleaner |
| JPS62292125A (ja) * | 1986-06-12 | 1987-12-18 | 松下電器産業株式会社 | 自走式掃除機 |
-
1989
- 1989-12-01 JP JP1310722A patent/JP2515599B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03173518A (ja) | 1991-07-26 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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