JPH0719409Y2 - 自走式小型掃除機 - Google Patents

自走式小型掃除機

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JPH0719409Y2
JPH0719409Y2 JP1988128498U JP12849888U JPH0719409Y2 JP H0719409 Y2 JPH0719409 Y2 JP H0719409Y2 JP 1988128498 U JP1988128498 U JP 1988128498U JP 12849888 U JP12849888 U JP 12849888U JP H0719409 Y2 JPH0719409 Y2 JP H0719409Y2
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JPH0248049U (ja
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克巳 倉科
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Nihon Dennetsu Co Ltd
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Nihon Dennetsu Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自走しながら掃除を行なう自走式小型掃除機に
関する。
[従来の技術] 従来、小型掃除機は、第5図に示すように、把手1を形
成した本体3と、この本体3に着脱可能に接続された集
塵ケース5とを有している。
本体3の内部には、図示しない蓄電池、この蓄電池によ
り駆動するファン駆動モータ及び、このファン駆動モー
タにより回転する吸引ファンとが設けられている。本体
3の上面には電源を入切する入切スイッチを操作するた
めの操作ボタン7が設けられている。
一方、集塵ケース5の内部には、図示しない集塵フイル
タが吸引ファンに対向して設けられている。集塵ケース
5の先端部には、吸引ファンによって、塵を集めるため
の吸入口9が形成されている。
このような小型掃除機は、把手1を手によって握り、操
作ボタン7を操作すれば、駆動モータが回転し、吸引フ
ァンによって吸引が開始する。
したがって、この小型掃除機は室内や自動車内などにお
いて、簡易的に掃除をするのに用いられている。
また、最近では、このような小型掃除機に対して、一般
に用いられている大型の掃除機では自走式掃除機が開発
されている。
自走式掃除機はマイクロコンピュータと各種のセンサー
を掃除機に搭載することにより、清掃場所の移動を掃除
機自体で判断しつつ清掃を行うものがある。(例えば、
特開昭63−183032号公報がある。) [考案が解決しようとする課題] しかしながら、大型の自走式掃除機の機能をそのまま、
小型掃除機に組込み、マイクロコンピュータやセンサー
により自走式小型掃除機を製作すれば、複雑化し、コス
ト高となるばかりか、本体3を大きくしなければならな
い。結局、自走式掃除機は大型化しなければならなくな
る。
したがって、本体3は重量が大きくなる上、大型化して
しまい、蓄電池ではパワー不足となってしまう。
それ故に、本考案の課題は、小型掃除機の重量、形状、
大きさをほとんど変えることなく、自走が可能な自走式
小型掃除機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、吸引ファンを備えた本体と、この本体
に備えた上記吸引ファンの駆動により塵等を吸引するこ
とのできる吸引口を形成した集塵ケースと、この集塵ケ
ース内に備えた集塵フイルターとからなる小型掃除機に
おいて、上記本体はこの本体を走行させる車輪駆動装置
と、この車輪駆動装置とは別に上記本体に設けた車輪と
を有し、この車輪駆動装置は上記本体に固定した駆動モ
ータと、この駆動モータに連結して回転する駆動用車輪
とを有し、この駆動用車輪は回転円盤に設けた円盤軸に
取り付けられて、この円盤軸を回転する主軸を上記駆動
モータにより回転して、上記回転円盤と、上記駆動用車
輪とを回転可能とし、上記本体を走行することを特徴と
する自走式小型掃除機が得られる。
[作用] この自走式小型掃除機の構成によれば、電源の投入によ
り、吸引ファンが駆動して集塵ケース内に吸引口から集
塵が行われる。これとともに、駆動用車輪は駆動モータ
によって回転するため、本体を走行させる。本体が障害
物に突き当たると、主軸を中心として回転円盤が駆動用
車輪の回転力により回転して、障害がない方向へ、本体
を進行させる。
このようにして、この自走式小型掃除機では、走行時に
障害物に突き当たると、自力にて方向を変えて再び走行
しながら、集塵を行う。
[実施例] 第1図は本考案の自走式小型掃除機一実施例を示してい
る。
この実施例において、第5図と同じ部分には同じ符号を
付して説明を省略する。
第1図を参照して、この自走式小型掃除機は、本体3の
側面に対の後車輪11と、対の前車輪13とを有している。
後車輪11と前車輪13とは、軸16a,16bによって本体3に
回転可能に接続されている。これらの後車輪11と前車輪
13とは、本体3の底面より下方に突き出した外周部分を
有している。後車輪11と前車輪13との間の本体3の低面
には、車輪駆動装置15が設けられている。車輪駆動装置
15は、対の駆動用車輪19と車輪駆動モータ20とを有して
いる。また、本体3の内部には、蓄電池21、吸引ファン
22、ファン駆動モータ23が設けられている。
一方、集塵ケース5の内部には吸引ファン22に対向して
集塵フィルター25が設けられている。この集塵ケース5
の先端部、すなわち、集塵フィルター25の反対側には、
ブラインド27と、このブラインド27を覆うように、吸入
アダプター29が着脱可能に設けられている。吸入アダプ
ター29には水平方向に延びた吸入口31が形成されてい
る。
次に、第2図及び第3図をも参照して、車輪駆動装置15
の構成について説明をする。
車輪駆動装置15は本体3に固定された固定ケース32と、
この固定ケース32に支持され、垂直方向にのびた主軸33
の回転により回転する回転用円盤35とを有している。回
転用円盤35はその円盤面が主軸33に対して直角に位置し
ている。回転用円盤35には直径方向の縁部に対の切欠け
部36が形成されている。これらの切欠け部36には回転用
円盤35を直径方向にまたぐ水平な円盤軸37が設けられて
いる。円盤軸37の両端部には、駆動用車輪19が取り付け
られている。駆動用車輪19は切欠け部36の切欠け厚み内
に位置している。駆動用車輪19の外周面は回転用円盤35
の上下面より突出している。
主軸33の下端部には、フェースギヤ40が水平方向に固定
されている。このフェースギヤ40は回転用円盤35の中央
に位置している。フェースギヤ40は円盤軸37に取り付け
られた第1のピニオン41に噛み合わされている。したが
って、フェースギヤ40と第1のピニオン41は交差するよ
うに噛み合わされている。
一方、固定ケース32の内部には、主軸33の中間部分に、
この主軸33と直角な平面を有する第一の平歯車43が固定
されている。この第一の平歯車43には主軸33に平行して
固定ケース32の上下間に取り付けられた副軸44に固定さ
れた柱状歯車45に噛み合わされている。副軸44の上部は
固定ケース32の上面から上方にまで突き出している。こ
の副軸44の上部には、副軸44と平面が直角方向となる第
二の平歯車46が固定されている。第二の平歯車46が第2
のピニオン47に噛み合わされている。第2のピニオン47
は固定ケース32の上面に垂直方向に取り付けられたピニ
オン軸48に固定されている。このピニオン軸48には、第
2のピニオン47の下で、平面を水平方向にした第三の平
歯車49が固定されている。
第三の平歯車49は駆動用モータ20の回転軸50に固定され
ている第3のピニオン51に噛み合わされている。駆動用
モータ20は固定ケース32の内部に固定され、その回転軸
50が固定ケース32の上面から突き出ている。この自走式
小型掃除機では、第4図に示すように、走行面53、すな
わち室内であれば床、カーペットなどの上に置かれた場
合には、後車輪11と、駆動用車輪19とが走行面53に接し
ている。
したがって、駆動用車輪19の位置は、自走式小型掃除機
全体の重心よりも少し、集塵ケース5に近い部分に設け
るのが良い。また、後車輪11は、前車輪13よりも直径が
大きく作られており、前車輪13は走行面53と隙間Sだけ
離間している。同様に、吸引アダプター29の吸入口31は
走行面53よりも少し上方に位置している。
次に、この自走式小型掃除機の走行機能について説明を
する。なお走行中には、本体3の内部のファン駆動モー
タ23の駆動により吸引ファン22が回転し、吸入口31から
集塵ケース5の内部に塵を吸引する点については、一般
の小型掃除機と同様である。
まず、この自走式小型掃除機では、本体3の把手1を手
によって持ち、清掃を必要とする床やカーペットなどの
走行面53に置く。そして、本体3の操作ボタン7を押す
と入切スイッチ4が操作されて、蓄電池21の電源が入り
モータ23と、駆動モータ20とが回転駆動する。
したがって集塵ケース5の内部には、吸入口31から吸引
が行われる。
さらに、車輪駆動装置15では、駆動モータ20が駆動さ
れ、第3のピニオン51、第三の平歯車49、第2のピニオ
ン47、第二の平歯車46、柱状歯車45、第一の平歯車43、
フェースギヤ40、第1のピニオン41へと回転力が伝わ
る。第1のピニオン41は円盤軸37に固定されているの
で、対の駆動用車輪19が回転する。駆動用車輪19は走行
面53に接しているから、本体3、集塵ケース5及び吸引
アダプター29を進行させる。この自走式小型掃除機は、
吸引アダプター29を前方として進行し、吸引アダプター
29の先端あるいはその他の部分が障害物に突き当たる
と、方向を自力にて変更する。
すなわち、自走式小型掃除機が、障害物に突き当たる
と、固定ケース32が本体3に固定されているため、主軸
33とフェースギヤ40は走行時と同様に回転しつづけ、駆
動用車輪19も回転を続ける。
この結果、駆動用車輪19の回転力により、回転用円盤35
が回転し、進行が可能な方向にまで、駆動用車輪19が回
転すると、再び駆動用車輪19の回転力により、走行を開
始する。
このようにして、自走式小型掃除機は、障害物に突き当
たる都度に回転用円盤35を回転して自力にて進行方向を
選択して走行する。
なお、この自走式小型掃除機では、本体3の内部の蓄電
池21により、ファン駆動モータ23及び、駆動モータ20を
駆動するようにしている。
蓄電池21では運転時間が短い場合には、電源フードを用
いてファン駆動モータ23及び駆動モータ20を駆動するよ
うにしてもよい。
[考案の効果] 以上、実施例により説明したように、本考案の自走式小
型掃除機によれば、進行方向を自力にて変更可能な車輪
駆動装置を小型掃除機に設けたため、簡単な構成にて、
従来の小型掃除機の形状をほとんど代えることなく、自
走式小型掃除機が得られる。
また、小型の掃除機を自走させることができるため、大
型の自走式小型掃除機では入り込みずらい場所、すなわ
ち、高さや幅に制限がある場所にも入り込むことができ
るため、たとえば室内においては、隅々まで掃除ができ
る。
さらに、この自走式小型掃除機はハンディタイプである
ため、持ち運びが容易な重量にすることができ、平坦面
の掃除中にも、自走できないソファや座布団等の掃除に
ただちに変更ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の自走式小型掃除機の一実施例を示す外
略断面図、第2図は第1図の車輪駆動装置の斜視図、第
3図は第2図の側面図、第4図は車輪、後輪及び駆動用
車輪の関係を示す説明図、第5図は従来の小型掃除機の
斜視図である。 1……把手、3……本体、5……集塵フィルタ、9……
吸入口、11……後輪、13……前輪、15……車輪駆動装
置、19……駆動用車輪、20……駆動用モータ、23……フ
ァン駆動モータ、29……アダプター、31……吸入口、40
……フェースギヤ、53……走行面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸引ファンを備えた本体と、この本体に備
    えた上記吸引ファンの駆動により塵等を吸引することの
    できる吸引口を形成した集塵ケースと、この集塵ケース
    内に備えた集塵フイルターとからなる小型掃除機におい
    て、上記本体はこの本体を走行させる車輪駆動装置と、
    この車輪駆動装置とは別に上記本体に設けた車輪とを有
    し、この車輪駆動装置は上記本体に固定した駆動モータ
    と、この駆動モータに連結して回転する駆動用車輪とを
    有し、この駆動用車輪は回転円盤に設けた円盤軸に取り
    付けられて、この円盤軸を回転する主軸を上記駆動モー
    タにより回転して、上記回転円盤と、上記駆動用車輪と
    を回転可能とし、上記本体を走行することを特徴とする
    自走式小型掃除機。
JP1988128498U 1988-09-30 1988-09-30 自走式小型掃除機 Expired - Lifetime JPH0719409Y2 (ja)

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JPH0248049U JPH0248049U (ja) 1990-04-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57103616A (en) * 1980-12-19 1982-06-28 Tokyo Shibaura Electric Co Self-running type cleaner

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JPH0248049U (ja) 1990-04-03

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