JP3002197U - 救急ペンダント - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 救急時、ペンダントの外部から救急の必要事
項を容器の透明体を通して透視可能とし、緊急の医療の
手助けとする。 【構成】 氏名、住所、生年月日、血液型、保険証番
号、緊急連絡場所など救急に際し必要な事項が書き込ま
れたメモ用紙を納入できる胴体２と蓋体３からなる容器
１を首飾りとして懸吊できるように構成し、胴体の一部
を透明体６で構成してメモ用紙に書き込まれた必要な事
項が外部から透視できるように構成された救急キーホル
ダーとして利用できる救急ペンダントである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本案は救急キーホルダーとして利用できる救急ペンダントに関するものである 。

【０００２】

【従来の技術】

従来、氏名、住所、生年月日、血液型、保険証番号、緊急連絡場所など救急に 際し、必要な事項が書き込まれたメモ用紙を納入できる胴体と蓋体とからなる容 器を首飾りとして懸吊できるように構成された救急キーホルダーとして利用でき る救急ペンダントは知られている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

前述したように従来氏名、住所、生年月日、血液型、保険証番号、緊急連絡場 所など救急に際し、必要な事項が書き込まれたメモ用紙を納入できる胴体と蓋体 からなる容器を首飾りとして懸吊ができるように構成された救急キーホルダーと して利用できる救急ペンダントは知られている。 かかる救急ペンダントは事故や怪我、又予期せぬ事が発生した場合、医療機関 を含めあらゆる場所で救急処理がうけられる手助けとなるという特徴がある。 しかしながら容器内に納入されたメモ用紙に書き込まれた事項は容器を開蓋し て容器の中からメモ用紙を取出さなくてはならず、容器内にメモ用紙を丸め込ん で納入しているので開蓋するのに手間どるばかりか、メモ用紙を巻き戻して読み 取らねばならず、その際、巻き込まれたメモ用紙はくせがついて容易に巻き戻す ことができず、巻き戻しても元通りに復元するということがあり、中身を読みと るのに手間どるということがあって緊急の場合、間に合わぬという欠点がある。 本案はかかる点に鑑みて考案されたもので、緊急の場合間に合う救急ペンダン トをうることを目的とするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】 本案は以上のような目的を達成するため次のような救急ペンダントを提供する ものである。 すなわち、氏名、住所、生年月日、血液型、保険証番号、緊急連絡場所など救 急に際し必要な事項が書き込まれたメモ用紙を納入できる胴体と蓋体からなる容 器を首飾りとして懸吊できるように構成し、胴体の一部を透明体で構成してメモ 用紙に書き込まれた必要な事項が外部から透視できるように構成された救急キー ホルダーとして利用できる救急ペンダントである。

【０００５】

【作用】

救急時、ペンダントの外部から救急の必要事項を容器の透明体を通して透視し うるので緊急の医療の手助けとなる。

【０００６】

【実施例】

以下、図面に示す実施例に基づいて説明する。 図１、２に示す容器（１）は胴体（２）とこの胴体（２）の口部にねじ込める ことのできる蓋体（３）からなり、図のものは全体として円筒状を呈しており、 胴体（２）の底部と、蓋体（３）の頭部は丸みをもっている。 蓋体（３）には首輪（８）の取付金具（４）がある。 容器（１）内には図４に示すような氏名、住所、生年月日、血液型、保険証番 号、緊急連絡場所が書き込まれたメモ用紙（５）が納入される。 本案は以上のような緊急事項が外部から透視しうるように緊急事項が外側とな るようにメモ用紙が巻き込まれて容器（１）内に納入しうるようにし、胴体（ ２）の一部を透明体（６）で構成したものである。 容器は強化プラスチックで構成し、メモ用紙は浸水中でもメモ用紙が濡れない ように防水紙を用いるものである。 以上の如く、容器の一部が透明体でできているので緊急事項を外部から透視す ることができ、首飾りとして懸吊したまま緊急事態に対処できるという特徴があ る。 図３のものは容器の胴体の一部に笛（７）を形成したものを示してある。 このものを使用すると、緊急時に笛を吹いて緊急事態が発生したことを第３者 に知らせることができる。 図５のものは以上のような救急ペンダント（１）を台紙（８）上にゴム（１ １）を利用して取付け、その上から透明紙（９）を貼合わせて店頭に台紙の穴 （１０）を利用して懸吊すれば台紙に印刷された宣伝文句によって顧客が注目し て救急ペンダントを購入するようになる。

【０００７】

【考案の効果】

本案のものによれば、容器の透明部を透して容器内に納入したメモ用紙の注意 事項を容易に読みとることができて緊急の場合、間に合うという特徴がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本案救急ペンダントの全体図

【図２】同上の分解図

【図３】図１、図２と異なる実施例にかかる救急ペンダ
ントの全体図

【図４】メモ用紙の平面図

【図５】本案救急ペンダントの包装形態を示す正面図

【符号の説明】

１ 容器 ２ 胴体 ３ 蓋体 ４ 取付金具 ５ メモ用紙 ６ 透明体 ７ 笛

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 氏名、住所、生年月日、血液型、保険証
   番号、緊急連絡場所など救急に際し、必要な事項が書き
   込まれたメモ用紙を納入できる胴体と蓋体とからなる容
   器を首飾りとして懸吊できるように構成し、胴体の一部
   を透明体で構成してメモ用紙に書き込まれた必要な事項
   が外部から透視できるように構成された救急ペンダン
   ト。