JP3224185U - お薬手帳、シールおよびスタンプ印 - Google Patents

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Abstract

【課題】記入にあたって挫折し難く、しかも、携行し易い“お薬手帳ベスト”を提供する。【解決手段】お薬手帳1は、本人の意思表示なしでは把握が容易ではない複数の項目11が箇条書きで印刷され、さらに、項目11ごとに、本人の意思表示に相当する複数の選択肢12、13が印刷されたページを備えている。このお薬手帳1において、項目11と、それに対応する各選択肢12、13は、同一行に印刷されており、各選択肢12、13は、動詞表現となっている。【選択図】図1

Description

本考案は、“お薬手帳ベスト”に関するものであり、お薬手帳、シールおよびスタンプ印という形態で具現化されるものである。
近年、病気になった時や死亡してしまった時など自ら意思表示できなくなったときのために、前もって自身に関する要望を書類に残しておくことが行われている。そのような書類の1つとして、エンディングノートが挙げられる。エンディングノートには、例えば、介護や延命治療に対する考え、葬儀や墓についての希望、遺産相続における希望、遺言書を作成又は開示をするか否かに関する情報等が記入される。
しかし、エンディングノートを書き進める過程で、挫折してしまう人が少なくないという問題があった。また、エンディングノートを完成させた場合であっても、外出先で突然の病気や事故などに遭い、自ら意思表示できなくなってしまったときに、エンディングノートを所持しておらず、その人の要望をすぐに把握することができないことがある、という問題もあった。
本考案はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、記入にあたって挫折し難く、しかも、携行し易い“お薬手帳ベスト”を提供することにある。“お薬手帳ベスト”は、お薬手帳、シールおよびスタンプ印という形態で具現化される。
本考案の一実施の形態としてのお薬手帳は、本人の意思表示なしでは把握が容易ではない複数の項目が箇条書きで印刷され、さらに、項目ごとに、本人の意思表示に相当する複数の選択肢が印刷されたページを備えている。このお薬手帳において、項目と、それに対応する各選択肢は、例えば、同一行に印刷されており、各選択肢は、例えば、動詞表現となっている。
本考案の一実施の形態としてのシールは、裏に糊面を有し、表に印刷面を有する主シートと、糊面を保護する保護シートとを備えている。主シートおよび保護シートは、お薬手帳の1ページの大きさと同じか、または、それよりも小さな大きさとなっている。印刷面には、本人の意思表示なしでは把握が容易ではない複数の項目が箇条書きで印刷され、さらに、項目ごとに、本人の意思表示に相当する複数の選択肢が印刷されている。このシールにおいて、項目と、それに対応する各選択肢は、例えば、同一行に印刷されており、各選択肢は、例えば、動詞表現となっている。
本考案の一実施の形態としてのスタンプ印は、ゴム印と、ゴム印を支持する支持部とを備えている。ゴム印は、お薬手帳の1ページの大きさと同じか、または、それよりも小さな大きさの凹凸面を有している。凹凸面には、本人の意思表示なしでは把握が容易ではない複数の項目が箇条書きで反転して設けられ、さらに、項目ごとに、本人の意思表示に相当する複数の選択肢が反転して設けられている。このスタンプ印において、項目と、それに対応する各選択肢は、例えば、同一行に反転して設けられており、各選択肢は、例えば、動詞表現となっている。
本考案の一実施の形態としてのお薬手帳およびシールでは、本人の意思表示なしでは把握が容易ではない複数の項目が箇条書きで設けられており、さらに、項目ごとに、本人の意思表示に相当する複数の選択肢が設けられている。これにより、お薬手帳の所有者は、複数の選択肢の中から1つを選択するだけでよく、その選択の仕方についても、例えば、1つの選択肢を丸で囲むだけでよい。従って、記入にあたって挫折し難い。
本考案の一実施の形態としてのスタンプ印では、本人の意思表示なしでは把握が容易ではない複数の項目が箇条書きで反転して設けられており、さらに、項目ごとに、本人の意思表示に相当する複数の選択肢が反転して設けられている。これにより、お薬手帳の所有者は、スタンプ印を用いて転写された複数の選択肢の中から1つを選択するだけでよく、その選択の仕方についても、例えば、1つの選択肢を丸で囲むだけでよい。従って、記入にあたって挫折し難い。
ところで、お薬手帳は、通院されている方にとっては、日頃から携行しているものである。また、日頃から通院されていない方にとっても、病気や怪我などの度に、お薬手帳が必要になるため、お薬手帳を日頃から携行することに同意しやすい。そのため、お薬手帳そのものに、記入欄が設けられている場合には、その記入欄に、丸などを記載しておけば、いつでも、自身に関する要望を相手に伝えること可能となる。また、お薬手帳にシールを貼ったり、スタンプ印を押印したりした場合には、シールの貼付やスタンプ印による押印により、お薬手帳に設けられた記入欄に、丸などを記載しておけば、いつでも、自身に関する要望を相手に伝えること可能となる。従って、携行を習慣付けるという点において、お薬手帳は非常に優れている。
以上のことから、本考案の一実施の形態としてのお薬手帳、シールおよびスタンプ印では、作成にあたって挫折し難く、しかも、携行し易いという効果がある。
本考案の一実施の形態としてのお薬手帳の概略構成例を表す図である。 本考案の一実施の形態としてのシールの概略構成例を表す図である。 図2の主シールをお薬手帳に貼付した様子を表す図である。 本考案の一実施の形態としてのスタンプ印の概略構成例を表す図である。 図4のスタンプ印を用いてお薬手帳に転写した様子を表す図である。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。以下の説明は本考案の一具体例であって、本考案は以下の態様に限定されるものではない。また、本考案は、各図に示す各構成要素の配置や寸法、寸法比などについても、それらに限定されるものではない。
<1.第1の実施の形態>
[構成]
図1(A)は、本考案の第1の実施の形態としてのお薬手帳1の外観を表している。図1(B)は、お薬手帳1の、ある特定のページ10を開いた様子を表している。お薬手帳1は、いつ、どこで、どんなお薬を処方してもらったかを記録しておく手帳である。複数の医療機関を受診する時や、転居した時などに、お薬手帳1を提示するだけで、お薬手帳1の所有者のお薬のことを把握してもらうことが可能である。
お薬手帳1は、お薬の記録の他に、“お薬手帳ベスト”としの役割を有している。具体的には、お薬手帳1は、病気になった時や死亡してしまった時など自ら意思表示できなくなったときのために、前もって自身に関する要望を書き留めるためのページ10を有している。ページ10には、本人の意思表示なしでは把握が容易ではない複数の項目11が箇条書きで印刷されている。ページ10には、さらに、項目11ごとに、本人の意思表示に相当する2つの選択肢12,13が印刷されている。なお、選択肢の数は、必要に応じて、3つ以上となっていてもよい。項目11と、それに対応する各選択肢12,13は、同一行に印刷されており、各選択肢12,13は、動詞表現となっている。
ページ10には、複数の項目11として、例えば、ペースメーカ、遺言書、エンディングノート、尊厳死宣言書、生命保険、臓器提供カードおよび延命治療などが印刷されている。また、ページ10には、ペースメーカに対応する2つの選択肢12,13として、例えば、「入っている」、「入っていない」が印刷されている。また、ページ10には、遺言書に対応する2つの選択肢12,13として、例えば、「書いている」、「書いていない」が印刷されている。また、ページ10には、エンディングノートに対応する2つの選択肢12,13として、例えば、「書いている」、「書いていない」が印刷されている。また、ページ10には、尊厳死宣言書に対応する2つの選択肢12,13として、例えば、「書いている」、「書いていない」が印刷されている。また、ページ10には、生命保険に対応する2つの選択肢12,13として、例えば、「入っている」、「入っていない」が印刷されている。また、ページ10には、臓器提供カードに対応する2つの選択肢12,13として、例えば、「ある」、「ない」が印刷されている。また、ページ10には、延命治療に対応する2つの選択肢12,13として、例えば、「する」、「しない」が印刷されている。
なお、ページ10には、上述した内容以外の内容が印刷されていてもよい。例えば、「家に(こども・介護が必要な人・ペット)がいる」が印刷されていてもよい。この場合には、項目の存在は曖昧であるが、複数の選択肢が同一行に印刷されており、選択肢が動詞表現となっている。
[効果]
次に、お薬手帳1の効果について説明する。
近年、病気になった時や死亡してしまった時など自ら意思表示できなくなったときのために、前もって自身に関する要望を書類に残しておくことが行われている。そのような書類の1つとして、エンディングノートが挙げられる。エンディングノートには、例えば、介護や延命治療に対する考え、葬儀や墓についての希望、遺産相続における希望、遺言書を作成又は開示をするか否かに関する情報等が記入される。
しかし、エンディングノートを書き進める過程で、挫折してしまう人が少なくないという問題があった。また、エンディングノートを完成させた場合であっても、外出先で突然の病気や事故などに遭い、自ら意思表示できなくなってしまったときに、エンディングノートを所持しておらず、その人の要望をすぐに把握することができないことがある、という問題もあった。
一方、本実施の形態では、本人の意思表示なしでは把握が容易ではない複数の項目11が箇条書きで設けられており、さらに、項目11ごとに、本人の意思表示に相当する複数の選択肢12,13が設けられている。これにより、お薬手帳1の所有者は、ページ10に記載されている複数の選択肢12,13の中から1つを選択するだけでよく、その選択の仕方についても、例えば、1つの選択肢を丸で囲むだけでよい。従って、記入にあたって挫折し難い。
ところで、お薬手帳1は、通院されている方にとっては、日頃から携行しているものである。また、日頃から通院されていない方にとっても、病気や怪我などの度に、お薬手帳1が必要になるため、お薬手帳を日頃から携行することに同意しやすい。そのため、お薬手帳1そのものに、記入欄(ページ10)が設けられている場合には、その記入欄(ページ10)に、丸などを記載しておけば、いつでも、自身に関する要望を相手に伝えること可能となる。従って、携行を習慣付けるという点において、お薬手帳1は非常に優れている。
以上のことから、お薬手帳1では、作成にあたって挫折し難く、しかも、携行し易いという効果がある。
また、お薬手帳1では、項目11と、それに対応する各選択肢12,13は、同一行に印刷されており、各選択肢12,13は、動詞表現となっている。これにより、お薬手帳1の所有者は、項目11と、それに対応する各選択肢12,13を、1つの文章のようにして理解することができる。その結果、お薬手帳1の所有者は、記入の仕方などの説明書がなくても、簡単かつ直感的に記入することができるので、記入の仕方がわからないといった理由による意思表示の未記入を低減することができる。
<2.第2の実施の形態>
[構成]
図2は、本考案の第2の実施の形態としてのシール2の外観を表している。シール2は、例えば、図3に記載のおくすり手帳100の所定のページ110に、貼り付けるためのシールである。なお、おくすり手帳100は、いつ、どこで、どんなお薬を処方してもらったかを記録しておく手帳である。複数の医療機関を受診する時や、転居した時などに、お薬手帳1を提示するだけで、お薬手帳100の所有者のお薬のことを把握してもらうことが可能である。ページ110は、例えば、処方されたお薬が記録されたシールを貼り付けるためのページ、または、シール2を貼り付けるための専用のページである。
シール2は、裏に糊面21Bを有し、表に印刷面21Aを有する主シート21と、糊面21Bを保護する保護シート22とを備えている。主シート21と保護シート22とは、互いに積層されており、糊面21Bによって剥離可能に互いに貼り合わされている。シール2をお薬手帳100のページ110に貼り付ける際には、シール2から保護シート22を剥がして糊面21Bを露出させ、露出した糊面21Bをページ110に向けて、主シート21をページ110に貼り付ける。
主シート21および保護シート22は、お薬手帳100の1ページ(例えばページ110)の大きさと同じか、または、それよりも小さな大きさとなっている。印刷面21Aには、本人の意思表示なしでは把握が容易ではない複数の項目23が箇条書きで印刷されている。印刷面21Aには、さらに、項目23ごとに、本人の意思表示に相当する2つの選択肢24,25が印刷されている。なお、選択肢の数は、必要に応じて、3つ以上となっていてもよい。項目23と、それに対応する各選択肢24,25は、同一行に印刷されており、各選択肢24,25は、動詞表現となっている。
印刷面21Aには、複数の項目23として、例えば、ペースメーカ、遺言書、エンディングノート、尊厳死宣言書、生命保険、臓器提供カードおよび延命治療などが印刷されている。また、印刷面21Aには、ペースメーカに対応する2つの選択肢24,25として、例えば、「入っている」、「入っていない」が印刷されている。また、印刷面21Aには、遺言書に対応する2つの選択肢24,25として、例えば、「書いている」、「書いていない」が印刷されている。また、印刷面21Aには、エンディングノートに対応する2つの選択肢24,25として、例えば、「書いている」、「書いていない」が印刷されている。また、印刷面21Aには、尊厳死宣言書に対応する2つの選択肢24,25として、例えば、「書いている」、「書いていない」が印刷されている。また、印刷面21Aには、生命保険に対応する2つの選択肢24,25として、例えば、「入っている」、「入っていない」が印刷されている。また、印刷面21Aには、臓器提供カードに対応する2つの選択肢24,25として、例えば、「ある」、「ない」が印刷されている。また、印刷面21Aには、延命治療に対応する2つの選択肢24,25として、例えば、「する」、「しない」が印刷されている。
なお、印刷面21Aには、上述した内容以外の内容が印刷されていてもよい。例えば、「家に(こども・介護が必要な人・ペット)がいる」が印刷されていてもよい。この場合には、項目の存在は曖昧であるが、複数の選択肢が同一行に印刷されており、選択肢が動詞表現となっている。
[効果]
次に、シール2の効果について説明する。
近年、病気になった時や死亡してしまった時など自ら意思表示できなくなったときのために、前もって自身に関する要望を書類に残しておくことが行われている。そのような書類の1つとして、エンディングノートが挙げられる。エンディングノートには、例えば、介護や延命治療に対する考え、葬儀や墓についての希望、遺産相続における希望、遺言書を作成又は開示をするか否かに関する情報等が記入される。
しかし、エンディングノートを書き進める過程で、挫折してしまう人が少なくないという問題があった。また、エンディングノートを完成させた場合であっても、外出先で突然の病気や事故などに遭い、自ら意思表示できなくなってしまったときに、エンディングノートを所持しておらず、その人の要望をすぐに把握することができないことがある、という問題もあった。
一方、本実施の形態では、本人の意思表示なしでは把握が容易ではない複数の項目23が箇条書きで設けられており、さらに、項目23ごとに、本人の意思表示に相当する複数の選択肢24,25が設けられている。これにより、お薬手帳100の所有者は、貼り付けたシール2(主シート21)に記載の複数の選択肢24,25の中から1つを選択するだけでよく、その選択の仕方についても、例えば、1つの選択肢を丸で囲むだけでよい。従って、記入にあたって挫折し難い。
ところで、お薬手帳100は、通院されている方にとっては、日頃から携行しているものである。また、日頃から通院されていない方にとっても、病気や怪我などの度に、お薬手帳100が必要になるため、お薬手帳を日頃から携行することに同意しやすい。そのため、お薬手帳100に、シール2(主シート21)を貼ることにより、お薬手帳100に記入欄を設けた場合には、その記入欄に、丸などを記載しておけば、いつでも、自身に関する要望を相手に伝えること可能となる。従って、携行を習慣付けるという点において、お薬手帳100は非常に優れている。
以上のことから、シール2(主シート21)を貼り付けたお薬手帳100では、作成にあたって挫折し難く、しかも、携行し易いという効果がある。
また、シール2では、項目23と、それに対応する各選択肢24,25は、同一行に印刷されており、各選択肢24,25は、動詞表現となっている。これにより、お薬手帳100の所有者は、項目23と、それに対応する各選択肢24,25を、1つの文章のようにして理解することができる。その結果、お薬手帳100の所有者は、記入の仕方などの説明書がなくても、簡単かつ直感的に記入することができるので、記入の仕方がわからないといった理由による意思表示の未記入を低減することができる。
<3.第3の実施の形態>
[構成]
図4は、本考案の第3の実施の形態としてのスタンプ印3の外観を表している。スタンプ印3は、例えば、図5に記載のおくすり手帳100の所定のページ110に、転写模様40を形成するための印である。なお、ページ110は、例えば、処方されたお薬が記録されたシールを貼り付けるためのページ、または、スタンプ印3を用いて転写模様40を押印するための専用のページである。転写模様40は、後述の凹凸面31の模様を反転させた模様となっている。
スタンプ印3は、ゴム印31と、ゴム印31を支持する支持部32とを備えている。ゴム印31は、表面に凹凸面31を有している。ゴム印31と支持部32とは、互いに積層されており、例えば接着剤(図示せず)によって互いに貼り合わされている。スタンプ印3をお薬手帳100のページ110に押印する際には、凹凸面31にインクを塗布し、インクの塗布された凹凸面31をページ110に押しつけることにより、転写模様40をページ110に形成する。
ゴム印31は、お薬手帳100の1ページ(例えばページ110)の大きさと同じか、または、それよりも小さな大きさの凹凸面31を有している。凹凸面31には、本人の意思表示なしでは把握が容易ではない複数の項目33が箇条書きで反転して設けられている。凹凸面31には、さらに、項目33ごとに、本人の意思表示に相当する2つの選択肢34,35が反転して設けられている。なお、選択肢の数は、必要に応じて、3つ以上となっていてもよい。項目33と、それに対応する各選択肢34,35は、同一行に反転して設けられており、各選択肢34,35は、動詞表現となっている。
凹凸面31には、複数の項目33として、例えば、ペースメーカ、遺言書、エンディングノート、尊厳死宣言書、生命保険、臓器提供カードおよび延命治療などが反転して設けられている。また、凹凸面31には、ペースメーカに対応する2つの選択肢34,35として、例えば、「入っている」、「入っていない」が反転して設けられている。また、凹凸面31には、遺言書に対応する2つの選択肢34,35として、例えば、「書いている」、「書いていない」が反転して設けられている。また、凹凸面31には、エンディングノートに対応する2つの選択肢34,35として、例えば、「書いている」、「書いていない」が反転して設けられている。また、凹凸面31には、尊厳死宣言書に対応する2つの選択肢34,35として、例えば、「書いている」、「書いていない」が反転して設けられている。また、凹凸面31には、生命保険に対応する2つの選択肢34,35として、例えば、「入っている」、「入っていない」が反転して設けられている。また、凹凸面31には、臓器提供カードに対応する2つの選択肢34,35として、例えば、「ある」、「ない」が反転して設けられている。また、凹凸面31には、延命治療に対応する2つの選択肢34,35として、例えば、「する」、「しない」が反転して設けられている。
なお、凹凸面31には、上述した内容以外の内容が反転して設けられていてもよい。例えば、「家に(こども・介護が必要な人・ペット)がいる」が反転して設けられていてもよい。この場合には、項目の存在は曖昧であるが、複数の選択肢が同一行に反転して設けられており、選択肢が動詞表現となっている。
転写模様40は、凹凸面31の模様を反転させた模様となっている。具体的には、転写模様40には、複数の項目33を反転させた複数の項目43が箇条書きで設けられている。転写模様40には、さらに、項目43ごとに、2つの選択肢34,35を反転させた2つの選択肢44,45が設けられている。なお、選択肢の数は、必要に応じて、3つ以上となっていてもよい。項目43と、それに対応する各選択肢44,45は、同一行に設けられており、各選択肢44,45は、動詞表現となっている。
[効果]
次に、スタンプ印3の効果について説明する。
近年、病気になった時や死亡してしまった時など自ら意思表示できなくなったときのために、前もって自身に関する要望を書類に残しておくことが行われている。そのような書類の1つとして、エンディングノートが挙げられる。エンディングノートには、例えば、介護や延命治療に対する考え、葬儀や墓についての希望、遺産相続における希望、遺言書を作成又は開示をするか否かに関する情報等が記入される。
しかし、エンディングノートを書き進める過程で、挫折してしまう人が少なくないという問題があった。また、エンディングノートを完成させた場合であっても、外出先で突然の病気や事故などに遭い、自ら意思表示できなくなってしまったときに、エンディングノートを所持しておらず、その人の要望をすぐに把握することができないことがある、という問題もあった。
一方、本実施の形態では、本人の意思表示なしでは把握が容易ではない複数の項目33が箇条書きで反転して設けられており、さらに、項目33ごとに、本人の意思表示に相当する複数の選択肢34,35が反転して設けられている。これにより、お薬手帳100の所有者は、転写により形成された複数の選択肢44,45の中から1つを選択するだけでよく、その選択の仕方についても、例えば、1つの選択肢を丸で囲むだけでよい。従って、記入にあたって挫折し難い。
ところで、お薬手帳100は、通院されている方にとっては、日頃から携行しているものである。また、日頃から通院されていない方にとっても、病気や怪我などの度に、お薬手帳100が必要になるため、お薬手帳を日頃から携行することに同意しやすい。そのため、お薬手帳100に、転写模様40を形成することにより、お薬手帳100に記入欄を設けた場合には、その記入欄に、丸などを記載しておけば、いつでも、自身に関する要望を相手に伝えること可能となる。従って、携行を習慣付けるという点において、お薬手帳100は非常に優れている。
以上のことから、転写模様40を形成したお薬手帳100では、作成にあたって挫折し難く、しかも、携行し易いという効果がある。
また、スタンプ印3では、項目33と、それに対応する各選択肢34,35は、同一行に反転して設けられており、各選択肢34,35は、動詞表現となっている。これにより、お薬手帳100の所有者は、項目33を転写することにより得られた項目43と、項目33に対応する各選択肢34,35を転写することにより得られた各選択肢44,45を、1つの文章のようにして理解することができる。その結果、お薬手帳100の所有者は、記入の仕方などの説明書がなくても、簡単かつ直感的に記入することができるので、記入の仕方がわからないといった理由による意思表示の未記入を低減することができる。
1…おくすり手帳、2…シール、3…スタンプ印、10,110…ページ、11,23,33,43…項目、12,13,24,25,34,35,44,45…選択肢、21…主シート、21A…印刷面、21B…糊面、22…保護シート、31…ゴム印、31A…凹凸面、32…支持部、40…転写模様、100…おくすり手帳。

Claims (6)

  1. 本人の意思表示なしでは把握が容易ではない複数の項目が箇条書きで印刷され、さらに、項目ごとに、本人の意思表示に相当する複数の選択肢が印刷されたページを備え、
    項目と、それに対応する各選択肢は、同一行に印刷されている
    お薬手帳。
  2. 各選択肢は、動詞表現となっている
    請求項1に記載のお薬手帳。
  3. 裏に糊面を有し、表に印刷面を有する主シートと、
    糊面を保護する保護シートと
    を備え、
    主シートおよび保護シートは、お薬手帳の1ページの大きさと同じか、または、それよりも小さな大きさとなっており、
    印刷面には、本人の意思表示なしでは把握が容易ではない複数の項目が箇条書きで印刷され、さらに、項目ごとに、本人の意思表示に相当する複数の選択肢が印刷されており、
    項目と、それに対応する各選択肢は、同一行に印刷されている
    シール。
  4. 各選択肢は、動詞表現となっている
    請求項3に記載のシール。
  5. ゴム印と、
    ゴム印を支持する支持部と
    を備え、
    ゴム印は、お薬手帳の1ページの大きさと同じか、または、それよりも小さな大きさの凹凸面を有し、
    凹凸面には、本人の意思表示なしでは把握が容易ではない複数の項目が箇条書きで反転して設けられ、さらに、項目ごとに、本人の意思表示に相当する複数の選択肢が反転して設けられており、
    項目と、それに対応する各選択肢は、同一行に反転して設けられている
    スタンプ印。
  6. 各選択肢は、動詞表現となっている
    請求項5に記載のスタンプ印。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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