JP3001204U - 密封材収容部 - Google Patents

密封材収容部

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JP3001204U
JP3001204U JP1994002180U JP218094U JP3001204U JP 3001204 U JP3001204 U JP 3001204U JP 1994002180 U JP1994002180 U JP 1994002180U JP 218094 U JP218094 U JP 218094U JP 3001204 U JP3001204 U JP 3001204U
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JP
Japan
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sealing material
packing
accommodating portion
objects
material accommodating
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Application number
JP1994002180U
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English (en)
Inventor
寿実 前川
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Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の物体を接合したとき、これら接合物体
間の密封を確実に行うパッキンとすることを目的とす
る。 【構成】 複数の物体の接合部に形成される密封材収容
部32において、前記密封材収容部32の内周若しくは外周
から密封材収容部32の中心に向かって密封材30仮固定用
の突出部31を設けている密封材収容部32とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数の物体を接合するときに使用される密封構造に係わり、特に密 封材が埋設される密封材収容部の形状に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の物体を接合し、この接合部分を密封する際に、密封材料として種々の密 封材(以下「パッキン」と呼ぶ)が提案されている。図3と4は、例えば電磁弁 等に使用されるパッキンの上面図と断面図であり、巻線が施されるボビン10本体 上部と樹脂成形されるコイルモールド部20とが接合され、前記ボビン10の外形と 、ここに接合されるコイルモールド部20の内形は円形であり、これら双方の接合 部上方向には、ぞれぞれ溝12と22が形成され、この溝12と22とで形成される円形 のパッキン収容部32には円筒形のパッキン30が埋設され、図4の上方より弁管路 等他の部品を押付けることにより前記ボビン10本体とコイルモールド部20との接 合部が密封されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記構成のパッキン30は、製造行程上の作業性またバラツキ等を考慮し、パッ キン収容部32の幅より小形に設計されており、このためにパッキン30をパッキン 収容部32に埋設した際、パッキン30の配置ズレ等により、前記ボビン10本体とコ イルモールド部20の接合部が密封できないことがある。
【0004】 上記接合部が密封されていない電磁弁が、特に自動車の内燃機関等苛酷な条件 下において使用されれば、この両者間の僅かな隙から雨、泥水、油等が侵入し、 巻線コイルに流入し、所望の動作が得られなくなる。
【0005】 本考案は上記課題を鑑みてなされたもので、複数の物体を接合したとき、これ ら接合物体間の密封を確実に行うパッキンとすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案では、複数の物体の接合部に形成される密 封材収容部32において、前記密封材収容部32の内周若しくは外周から密封材収容 部32の中心に向かって密封材30仮固定用の突出部31を設けている密封材収容部32 とする。
【0007】
【作用】
上記構成により、複数の物体間の接合時、この物体間に形成される接合部がパ ッキン30により確実に密封でき、振動等による外部からの液滴の侵入防止等、前 記諸問題が解決できる。
【0008】
【実施例】
本考案の実施例とするパッキンの上面図を図1に、この断面図を図2に示す。 図1と2において、巻線が施されるボビン10本体上部と樹脂成形されるコイルモ ールド部20とが接合され、前記ボビン10の外形と、ここに接合されるコイルモー ルド部20の内形は円形であり、これら双方の接合部上方向には、ぞれぞれ溝12と 22が形成され、この溝12と22とが形成する円形のパッキン収容部32には円筒形の パッキン30が埋設され、図2の上方より弁管路等他の部品を押し付けることによ り前記ボビン10本体とコイルモールド部20との接合部が密封されている。
【0009】 前記パッキン収容部32内周の4カ所には、ほぼ等間隔で突出部31が設けられて いる。前記突出部31は、パッキン収容部32の外周もしくは内周の少なくとも一方 からこの中心に向かって配置され、また、この数は複数個、パッキン30のズレを 考慮すれば少なくとも3カ所以上に設けることが好ましい。
【0010】
【考案の効果】
上記構成により、複数の物体間の接合時、この物体間に形成される接合部がパ ッキン30により確実に密封でき、振動等による外部からの液滴の侵入防止等、前 記諸問題が解決できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例とするパッキンの側面断面図で
ある。
【図2】本考案の実施例とするパッキンの図である。
【図3】従来のパッキンの側面断面図である。
【図4】従来のパッキンの上面図である。
【符号の説明】
図において同一符号は同一、または相当部分を示す。 10 ボビン 12、22 溝 20 コイルモールド部 30 パッキン 31 突出部 32 パッキン収容部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の物体の接合部に形成される密封材
    収容部において、前記密封材収容部の内周若しくは外周
    から密封材収容部の中心に向かって密封材仮固定用の突
    出部を設けている密封材収容部。
JP1994002180U 1994-02-18 1994-02-18 密封材収容部 Expired - Lifetime JP3001204U (ja)

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