JPH0350365A - 往復動ピストン機関用のシリンダヘツドパツキング - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、有利にはシリンダヘッドを有する往復動ぎス
トン機関用の、特に内燃機関用のシリンダヘッドパッキ
ングであって、シリンダライナが、センタリング部を備
えたつばをシリンダヘッドに向いた端部に有しておシ、
かつシリンダライナに対して同軸的な円形リング状のウ
ェブを付加的に有しており、シリンダベツドが、（６） このウェブに対して同軸的に対向する円形リング状の溝
を有しておシ、有利には金属材料から製作されて一定の
肉厚を備えた上記パッキングが、ヘッドボルトの締込み
による塑性変形によって、上記ウェブ及び上記溝内へ押
込まれる形式のものに関する。

〔従来の技術〕

湿式のシリンダライナのだめのシリンダヘッドパッキン
グが、ＤＢ−Ｏ８第３７２７５９８号明細書から公知で
ある。この公知シリンダヘッドパッキングは、一定の肉
厚を備えた金属製のパッキングであｐｌかつシリンダラ
イナのつばとシリンダヘッドとの間にはめ込まれている
。

また、突出した環状のウェブがつばに形成されており、
このウェブに対して同軸的に対向する溝が、シリンダヘ
ッドに形成されている。ヘッドボルトが締込まれると、
上記ウェブはバンキング内へ押込まれ）パッキングは塑
性変形によって上記溝内へ押込まれる。この場合、シリ
ンダライナのつば上に位置する上記パッキングは、（４
） このパッキングに形成された溝によって、つば上の突出
するウェブに対してセンタリングされている。しかし、
このような溝を製作するためには多大な費用がかかるの
で、上記公知のパッキングは、高価なものとなってしま
う。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の課題は、製作費用を付加的にかけられずにセン
タリングされて、かつシリンダライナに不利な逆作用を
及はさないような、はじめに述べた形式のシリンダヘッ
ドパッキングを提供することにある。

〔課題を解決するだめの手段〕

上記課題は、本発明によれははじめに述べた形式のシリ
ンダヘッドパッキングにおいて、シリンダヘッドパッキ
ングがリングから形成されてお９、リングがすきまはめ
によってシリンダライナのセンタリング部に接触してお
り、面積Ａ１を備えた、リングの第１端面が、シリンダ
ヘッドの溝の環状面により減しられた面積Ａ２を備えた
、リングの第２端面に対して、を備えた、ウェブの環状
面が、面積Ａ２を備えた、リングの上記第２端面に対し
て、 て解決されている。

〔作用及び効果〕

リングから成るパッキングの２つの端面が、シリンダラ
イナに設けられたウェブの環状面又はシリンダヘッドに
設けられた溝の環状面に対して所定の寸法を有している
ことにより、ウェブの範囲においてリングが塑性変形さ
れて圧縮されても、リングの直径はわずかじか変化しな
い。従って、シリンダライナのセンタリング部の範囲が
、大きく変形されることはない。言いかえれば）パッキ
ングとセンタリング部との間には、すきまばめに応じて
最小限の中間室が形成されれば工い。これによって）パ
ッキングは正確にセンタリングされる。

本発明のさらに有利な構成は、請求項２以下に記載した
通りである。

本発明の有利な構成によれば、冷却水及びエンシンオイ
ルに対するパッキングが得られる。

また、燃焼室からの漏れガスは、本発明による環状ギャ
ップによって外部へ排出されるので、冷却水回路内へ流
入しない。

〔実施例〕

次に図示の実施例につき本発明を説明する。

第１図には、リング１として形成されたパッキングが示
されている。このリング１は、シリンダライナ３のりば
２上にはめ込まれている。

この場合、リング１がシリンダライナ３内へ同軸的には
め込まれるように、シリンダライナ３にはセンタリング
部４が設けられている。さらに、加工されていない、又
は例えば正面研削によってもしくは回転によって切削加
工された、第１端面５及び第２端面６が、リング１に設
けられている。また、負荷されていない状態において、
リング１の高さはＨである。リング１が（７） 方形横断面を有しているので、リング１の高さＨはわず
かな公差のあるように製作されてもよい。さらに、上記
りば２に設けられた環状のつニブ７は、高さ〆を有して
いる。

上記リング１に対して同軸的に、有効面状パッキング７
ａが配置されている。この場合、シリンダライナ３は、
この有効面状パッキング７ａの底面上に長さＵだけオー
バラツゾしている。

有効面状パッキング７ａは、リング１を越えて冷却水回
路内へ流入する危れのおる漏れガスを排出するために、
環状ギャップ８ａ及び８ｂを有している。また、有効面
状パッキング７ａには、ヘッドボルトを貫通案内するだ
めの孔９が形成されている。この孔９は、冷却水及びエ
ンジンオイルに対してシールされるように）パッキング
１０によって取囲まれている。パッキング１０は、金属
担体１１とこの金属担体１１上に加硫された弾性載着部
材１２とから構成されている。さらに、シリンダヘッド
１３の加工された載着面には、環状の溝１４が形成され
ている。

（８） しかもこの溝１４は、上記ウニデフに対して同軸的に対
向して設けられている。

本発明によれば、面積Ａ６を備えたウェブＩの面と、溝
１４の環状面により減じられた面積Ａ２を・備えた第２
端面６との間には、Ａ　３　；　０．５　Ａ　２といっ
た関係が成立する。

図示されていないヘッドボルトが孔９円へ締込まれると
、第２図に示されたように、ウェブ７はリング１の塑性
変形によってこのリング１内へ押込まれる。第１端面５
が、ウェブＴの面により減じられた表面でつば２に当接
すると、上述したリング１の塑性変形は終了する。

リング１の全表面がシリンダライナ３のりば２上に載着
されると、面積Ａ１を備えた第１端面５と、減じられた
面積Ａ２を備えた第２端面６との間には、 ヘッドボルトの締込みによって、リング１がさらに塑性
変形されると、第２図に示されたように、第２端面６の
、溝１４０近くに位置する部分だけが、さらに塑性変形
される。この場合、シリンダヘッド１３が有効面状パッ
キング７ａに当接して全塑性変形が終了するまで、溝１
４の縁部１５ａ及び１５ｂが第２端面６に食い込む。セ
ンタリング部４と有効面状パッキング７ａとは、第２端
面６の、溝１４に近い範囲において圧縮されないために
、面取り部４ａもしくは４ｂを有している。

本発明により規定された、面＊Ａ１．Ａ２及びＡ３の関
係によれば、リング１がシリンダライナ３のつば２上に
載着される範囲において、リング１の側方変形はわずか
に保たれる。従って、リング１は、すきまはめによって
センタリング部４に接触させられる。筐た、この場合に
、センタリング部４の範囲においてシリンダライナ３が
変形されるプロれはない。

当然ながら、リング１はセンタリング部４によってのみ
センタリングされるのではなく、有４ 動面状パッキング７ａの、リング１に向いた面によって
もセンタリングされる。この場合、有効面状パッキング
７ａ自体は、リング１と同様にシリンダライナ３のつば
２によってセンタリングされているか、又は図示されて
いないはめ合い部材によってセンタリングされている。

リング１が、脈動的な着火時の力によるシリンダヘッド
１３の内部変形に追従できるように、塑性変形後のリン
グ１の爾さＨｌと有効面状パッキング７ａの高さＤと有
効面状パッキング７ａへのシリンダライナ３のオーパラ
ツゾｉＵとが、選定されている。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明によるシリンダヘッドパッキングの１実
施例を示すもので、 第１図はヘッドボルトの締込まれていない状態における
シリンダヘッドパッキングの断面図、るシリンダパッキ
ングの断面図である。 １・・・リング、２・・・つば、３・・・シリンダ２イ
ナ、（１１） ４・・・センタリング部”ｔ４ａ、４ｂ・・・面取り部
、５・・・第１端面、６・・・第２端ｍｌ、７・・・ウ
ニ、プ、７ａ・・・有効面状パッキング、８ａ、８ｂ・
・・環状ギャップ、９・・・孔、１０・・・パッキング
、１１・・・金属担体、１２・・・弾性載着部材、１３
・・・シリンダヘッド、１４・・・溝、１５ａ、１５１
）・・・縁部（１２）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、シリンダライナを有する往復動ピストン機関用のシ
   リンダヘッドパッキングであつて、シリンダライナが、
   センタリング部を備えたつばをシリンダヘッドに向いた
   端部に有しており、かつシリンダライナに対して同軸的
   な円形リング状のウェブを付加的に有しており、シリン
   ダヘッドが、このウェブに対して同軸的に対向する円形
   リング状の溝を有しており、一定の肉厚を備えた上記パ
   ッキングが、ヘッドボルトの締込みによる塑性変形によ
   つて、上記ウェブ及び上記溝内へ押込まれる形式のもの
   において、シリンダヘッドパッキングがリング（１）か
   ら形成されており、リング（１）がすきまばめによつて
   シリンダライナ（３）のセンタリング部（４）に接触し
   ており、面積Ａ１を備えた、リング（１）の第１端面（
   ５）が、シリンダヘッド（１３）の溝（１４）の環状面
   により減じられた面積Ａ２を備えた、リング（１）の第
   ２端面（６）に対して、 ▲数式、化学式、表等があります▼の関係を有しており
   、面積Ａ３を備えた、ウェブ（７）の環状面が、面積Ａ
   ２を備えた、リング（１）の上記第２端面（６）に対し
   て、 ▲数式、化学式、表等があります▼の関係を有している
   ことを特徴とする、往復動ピストン機関用のシリンダヘ
   ッドパッキング。 ２、有効面状パッキング（７ａ）が、リング（１）に対
   して同軸的に取り付けられており、かつヘッドボルトの
   貫通案内とパッキング（１０）の受容とのために孔（９
   ）を有しており）パッキング（１０）が、金属担体（１
   １）とこの金属担体（１１）に加流された弾性載着部材
   （１２）とから構成されている、請求項１記載のシリン
   ダヘッドパッキング。３、有効面状パッキング（７ａ）
   が、環状ギャップ（８ａ、８ｂ）から成る漏れガス排出
   部を有している、請求項２記載のシリンダヘッドパッキ
   ング。 ４、リング（１）の高さ（Ｈ１）が、脈動的な着火時の
   力による、シリンダヘッド（１３）の内部変形に追従で
   きる高さに規定されている、請求項１から３までのいず
   れか１項記載のシリンダヘッドパッキング。