JP3001063B2 - 金属の連続鋳造用の、プレートで構成されたインゴットモールド - Google Patents
金属の連続鋳造用の、プレートで構成されたインゴットモールドInfo
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- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/04—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
成されたインゴットモールドに係る。
の鋳造スラブの形成用キャビティを相互間に画成する4
枚の冷却プレートを含みインゴットモールドを使用す
る。このキャビティはスラブの抽出方向に直線状であ
り、一般にほぼ長方形の横断面を有する。
成するプレートは、インゴットモールドの該キャビティ
の他の2つの対向壁を構成する他のプレートに形成され
た支承面に支承される。これらの支承面は同時に、イン
ゴットモールドのキャビティまで伸延し、こうしてプレ
ート内面間に接合部を規定するという意味でプレート間
の接合面を構成する。
にほぼ垂直に作用する締着装置により相互に締着され
る。
後、圧延し、薄板を得る。
込み傷が生じ、傷が非常に深いと、圧延後も残ってしま
う。この欠陥は幅の調整中にスラブの上隅が下隅に「流
出する(coulement)」ために生じる。
い鍛造圧力に耐え、ちなみに幅約1700mmのスラブを圧延
して幅約4500mmを有する板を形成する。この場合、巻込
み傷を避けるためには、金属予備分、即ち約80mmの付加
幅を用意することが不可欠である。この付加幅は材料の
重大な損失である。
例えば各隅のレベルにトーチによりベベルを形成するこ
とによりスラブの面取りを行う方法がある。
属損失が非常に大きく、製造費用が莫大になる。
ィを画成する4枚の冷却プレートを含むインゴットモー
ルドを使用することにより、面取りしたスラブを直接鋳
造する方法である。
ベベルは板の縁部の巻込み傷の欠陥を完全に避けるため
に所定の寸法上の特徴をもたなければならないことが判
明した。
間に画成する4枚の冷却プレートを含み、各対向プレー
ト対のプレートが他方の対向プレート対のプレートの対
応する支承面に支承され、プレートが支承面にほぼ垂直
に作用する締着装置により相互に締着されるように構成
された、金属、特にスラブの連続鋳造用の、プレートで
構成されたインゴットモールドに係り、キャビティの各
角のベベルが直角三角形の斜辺により形成され、直角を
挟む2辺が夫々隣接プレートの1つの内壁により形成さ
れる面に配置され且つ30mmを越える長さを有することを
特徴とする。
2辺はスラブの寸法及び鋳造すべき鋼の組成に応じて30
〜150mmの長さを有する。
む2辺は夫々80mm及び50mmであり、 −相互に隣接するプレート間の支承面は5〜7゜の角度
でインゴットモールドの内側に向かって傾斜しており、 −キャビティの各角のベベルは該キャビティの小さいの
壁を構成するプレート対に形成され、 −各直角三角形の斜辺はキャビティの各大きい壁により
形成される面に配置され、 −キャビティの小さい壁を構成するプレートは隣接プレ
ートの各支承面と反対側に、隣接プレートの伸長部の側
面に支承され且つ熱収縮による屈曲力を補償するために
十分な長さを有するシューを備え、 −各シューは隣接プレートの伸長部の側面から離れるゾ
ーンと、収縮熱に拮抗する力を加える厚さの薄いセクシ
ョンとを備え、 −プレートの締着装置は力の調節及び締着維持手段を備
えるジャッキにより構成され、 −力の調節及び締着維持手段は液圧によりプレストレッ
シングした弾性ワッシャのスタックにより構成される。
記載に明示される。
鋳造用インゴットモールド1は、相互に対向する2つの
大きいプレート2と、相互に対向する2つの小さいプレ
ート3とを備えており、これらのプレートは、スラブの
抽出方向に直線状であり且つほぼ長方形の横断面を有す
るキャビティ4を相互間に画成する。
り、夫々鋼製補強プレート5及び6に固定され、適当な
冷却剤(例えば水)を流通させるように構成された溝7
を備えている。
る支承面8に支承される。
向に沿って対応補強プレート6を介して各小さいプレー
ト3に作用する締着装置10により相互に締着されてい
る。
ている。
れ、第2図に示すように、夫々直角三角形Tの斜辺cに
より形成され、直角を挟む2辺a及びbは30mmを越える
長さ、好ましくは30〜150mmの長さを有する。
である。
内壁の面内に配置され、辺bに対応するベベル7が形成
される小さいプレート3の内壁の面内に配置される。
ルド1の内側に向かって傾斜した支承面8により大きい
プレート2に連結される。
で、小さい面が同様に5〜7゜の角度でインゴットモー
ルドの内側に向かって傾斜している切取り部11と、他方
で、小さい面を介して隣接する小さいプレート3を斜め
に嵌め込むための凹部を該切取り部11と共に形成する伸
長部12とを備える。
び3間の密封性を実質的に改良することができる。
上隅が下隅に流出することにより生じることが確認され
た。
のスラブを鋳造した。
陥を比較し、第3A図〜第3D図に示す。
30×20、50×65、60×65、80×50のベベルを有するスラ
ブの圧延後に得られる圧延薄板の上部、中間部及び下部
における縁部の断面図を示す。
(図示せず)は40mmの巻込み傷があり、80mmの平均材料
損失であった。
ような直角三角形に対応するとき、巻込み傷は10mmであ
るが、縁部から30mmしか欠陥を構成していない(第3A
図)。
直角三角形に対応するとき、巻込み傷の影響は約3mmに
過ぎず、縁部から15mmしか欠陥を構成しない(第3B図及
び第3C図)。
の長さが夫々80×50mmであるような直角三角形に対応す
るとき、驚くべきことに巻込み傷は完全になくなること
が確認された(第3D図)。
の各小さいプレート30は、隣接する各大きいプレート2
の伸長部12の側壁に支承されるシュー31を支承面8と反
対側に備える。シュー31は熱収縮による屈曲力を補償す
るために十分な長さを有する。
ン32と、熱収縮に対する拮抗力を加えるレバーアームを
形成する厚さの薄いセクション33とを備え得る。
締着装置は小さいプレート3に力を加え、また反対側の
小さいプレートに力を加える締着装置も同様である。
ッキを備える。
結されている。
は、対応する小さいプレート3の補強プレート6に連結
される端部102aを有する中空ロッド102が摺動可能に配
置されている。
固定されたスリーブ104を貫通する操作ロッド103が螺合
されている。
の本体と共に内側チャンバ105を形成するショルダ103a
を備えており、該チャンバはスリーブ104の内側でロッ
ド103の本体上を摺動可能に配置されたピストン106によ
り閉鎖されている。
側チャンバ108を形成するキャップ107が固定されてお
り、該チャンバ内には、連結部材110によりポンプ(図
示せず)に連結され得る小管109が開口している。
107aを備える。このねじ111は同様に、ロッド103の本体
が該ねじを貫通できるようにする内側孔111aを備える。
ねじ111の端部111bはピストン106に接触している。
側には、ロッド103の本体に装着された弾性ワッシャ積
重体112が配置されている。
は次のように実施される。
に大きいプレート2を締着し、その後、このために六角
部103bを備える操作ねじ103を操作することにより小さ
いプレート3を締着し、こうして小さいプレート3の支
承面8と大きいプレート2とを接触させる。
ッド103の連続段階により行う。
加圧してピストン106を移動させ、弾性ワッシャ112を圧
縮し、ロッド102を介して小さいプレート3に所定の力
を加える。
ねじの端部111bがピストン106に接触し、ポンプを分離
させる。
ッシャ112は小さいプレート103にほぼ一定の力を加え、
鋳造中の膨張による変位を回復することができる。
は、特にキャビティの角のベベルの寸法上の特徴によ
り、薄板の縁部の巻込み傷の欠陥を完全に解消し、しか
も得られる製品の品質に何ら影響しない。
ルドの概略平面図、第2図はインゴットモールドの小さ
いプレートの拡大半断面概略平面図、第3A〜第3D図は、
スラブの圧延後の圧延済みの薄板の縁部の断面図、第4
図はインゴットモールドの小さいプレートの変形例の概
略平面図、第5図はインゴットモールドの小面のプレー
トの締着装置の拡大断面図である。 1……インゴットモールド、2,3,30……プレート、 4……キャビティ、8……支承面、9……ベベル、 10……締着装置、12……伸長部、31……シュー、 100……ジャッキ、112……弾性ワッシャ。
Claims (10)
- 【請求項1】ベベルにより角を落としたキャビティを相
互間に画成する4枚の冷却プレートを含み、各対向プレ
ート対のプレートが他方の対向プレート対のプレートの
対応する支承面に支承され、プレートが支承面にほぼ垂
直に作用する締着装置により相互に締着されるように構
成された、金属、特にスラブの連続鋳造用の、プレート
で構成されたインゴットモールドであって、キャビティ
の各角のベベルが直角三角形の斜辺により形成され、直
角を挟む2辺が夫々相互に隣接するプレートの1つの内
壁により形成される面に配置され且つ30mmを越える長さ
を有するプレートで構成され、相互に隣接するプレート
間の支承面が5〜7゜の角度でインゴットモールドの内
側に向かって傾斜しているインゴットモールド。 - 【請求項2】直角三角形の直角を挟む2辺が30〜150mm
の長さを有することを特徴とする請求項1に記載のプレ
ートで構成されたインゴットモールド。 - 【請求項3】厚さ300mmのスラブの場合には直角三角形
の直角を挟む2辺が夫々80mm及び50mmであることを特徴
とする請求項1又は2に記載のプレートで構成されたイ
ンゴットモールド。 - 【請求項4】ベベルにより角を落としたキャビティを相
互間に画成する4枚の冷却プレートを含み、各対向プレ
ート対のプレートが他方の対向プレート対のプレートの
対応する支承面に支承され、プレートが支承面にほぼ垂
直に作用する締着装置により相互に締着されるように構
成された、金属、特にスラブの連続鋳造用の、プレート
で構成されたインゴットモールドであって、キャビティ
の各角のベベルが直角三角形の斜辺により形成され、直
角を挟む2辺が夫々相互に隣接するプレートの1つの内
壁により形成される面に配置され且つ30mmを越える長さ
を有するプレートで構成され、厚さ300mmのスラブの場
合には直角三角形の直角を挟む2辺が夫々80mm及び50mm
であるインゴットモールド。 - 【請求項5】キャビティがほぼ長方形の横断面を有して
おり、一方のプレート対が該キャビティの小さい壁を形
成し、他方のプレート対が該キャビティの大きい壁を形
成する、プレートで構成されたインゴットモールドであ
って、キャビティの各角のベベルがキャビティの小さい
壁を構成するプレート対に形成されていることを特徴と
する請求項1から4のいずれか一項に記載のプレートで
構成されたインゴットモールド。 - 【請求項6】各直角三角形の斜辺がキャビティの各大き
い壁により形成される面に配置されることを特徴とする
請求項1から5のいずれか一項に記載のプレートで構成
されたインゴットモールド。 - 【請求項7】キャビティの小さい壁を構成するプレート
が隣接プレートの各支承面と反対側に、該隣接プレート
の伸長部の側面に支承され且つ熱収縮による屈曲力を補
償するために十分な長さを有するシューを備えることを
特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のプレ
ートで構成されたインゴットモールド。 - 【請求項8】各シューが隣接プレートの伸長部の側面か
ら離れるゾーンと、収縮熱に拮抗する力を加える厚さの
薄いセクションとを備えることを特徴とする請求項7に
記載のプレートで構成されたインゴットモールド。 - 【請求項9】プレートの締着装置がジャッキにより構成
され、各ジャッキが力の調節及び締着維持手段を備える
ことを特徴とする請求項1または4に記載のプレートで
構成されたインゴットモールド。 - 【請求項10】力の調節及び締着維持手段が液圧により
プレストレッシングした弾性ワッシャの積重体により構
成されることを特徴とする請求項9に記載のプレートで
構成されたインゴットモールド。
Applications Claiming Priority (2)
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FR898909731A FR2649918B1 (fr) | 1989-07-19 | 1989-07-19 | Lingotiere a plaques pour la coulee continue de metal |
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- 1990-07-13 AT AT90402033T patent/ATE96705T1/de not_active IP Right Cessation
- 1990-07-18 US US07/554,704 patent/US5191924A/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-07-19 JP JP2191846A patent/JP3001063B2/ja not_active Expired - Lifetime
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