JP3000861U - 把手付清掃具 - Google Patents

把手付清掃具

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JP3000861U
JP3000861U JP1994001691U JP169194U JP3000861U JP 3000861 U JP3000861 U JP 3000861U JP 1994001691 U JP1994001691 U JP 1994001691U JP 169194 U JP169194 U JP 169194U JP 3000861 U JP3000861 U JP 3000861U
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JP1994001691U
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宏 川本
幸康 永田
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Inoac Corp
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Inoac Corp
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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 把手の着脱不良を生じず、しかも手を汚さず
に清掃具本体を交換できるようにする。 【構成】 清掃具本体11の片面に固着したプレート2
1の把手着脱面23に、二つの係止片27を係止部29
が背中合わせとなるように、かつ係止片間に隙間28を
設けて立設し、把手41には開口部43を把手の上下面
を貫通して形成し、開口部内の対向する一組の側面に前
記係止片の係止部とプレート表面との間に係合する係合
突部45を設け、前記係合後の係止片間の隙間28に係
止片固定用スペーサー49を圧入する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車のワックス掛け、家具の清掃、あるいはトイレの清掃等の ような種々の清掃に用いられる把手付清掃具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来前記把手付清掃具として、その側面を示す図6および把手取り付け時の中 央切断端面を示す図7のようなもの、すなわち、スポンジ体からなる清掃具本体 61の片面に折り曲げ可能なプレート体63を設け、そのプレート体63に設け た把手支持片65,65の内側に、把手67先端両側の突起69,69を嵌めて 把手67を着脱可能に取り付けたものが知られている(実開平1−66265号 )。この把手付清掃具においては、把手67の存在により清掃し易く、また把手 67が着脱可能なため、清掃具本体61が汚れた場合あるいは破損した場合等の 際に、清掃具本体61をプレート体63とともに新しいものと交換できる利点が ある。
【0003】 ところで、前記の把手付清掃具にあっては、図7のように、プレート体63を 曲げて把手支持片65,65先端間を広げた状態で把手67の着脱を行なうため 、プレート体63を薄くしたり、プレート体63に部分的に溝を設けたりして、 プレート体63を曲げ易くしている。
【0004】 しかし、前記プレート体63が曲がり易くなっているため、力を入れて使用し た場合に把手67が外れ易く、力を入れて清掃できない問題がある。 また、把手67の着脱を容易に行なおうとしてプレート体63を曲げ過ぎると 、プレート体63が破損したり、あるいはプレート体63に曲げ癖がついて、プ レート体63および把手支持片65,65が元の位置に戻らなくなることもある 。特に、把手取り付け時にプレート体63に破損あるいは曲げ癖せを生じた場合 には、使用中に把手67が一層簡単に外れ易くなったり、最悪の場合には把手6 7が取り付けられなくなって、把手の無い状態で使用しなければならなくなる。 さらに、プレート体に破損等を生じない場合でも、プレート体を曲げるために かなりの力を加える必要があったり、清掃後の清掃具本体交換時に清掃具本体を 握ってプレート体を曲げる必要があるため、清掃具本体の汚れた面に手が触れて 汚れる問題もある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
そこでこの考案は、把手の着脱不良を生じず、しかも手を汚さずに清掃具本体 を交換できる把手付清掃具を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、スポンジ等からなる清掃具本体の片面に固着したプレートに、把 手を着脱可能に取り付けた把手付清掃具において、前記プレートの把手着脱面に 、突出した係止部を側面に有する少なくとも二つの係止片を、前記係止部が背中 合わせとなるようにして、かつ該係止片間に隙間を設けて立設し、他方、前記把 手には前記係止片の挿入される開口部を把手の上下面を貫通して形成するととも に、該開口部内の対向する一組の側面に前記係止片の係止部とプレート表面との 間に係合する係合突部を設け、前記係合後の係止片間の隙間に係止片固定用スペ ーサーを圧入したことを特徴とする。
【0007】
【作用】
この考案の把手付清掃具は、プレートの把手着脱面に立設した係止片の係止部 とプレートの把手着脱面との間に、把手の開口部内面に設けた係合突部が係合す ることによって、把手がプレートを介して清掃具本体に固着される。また、前記 係止片間の隙間に圧入された係止片固定用スペーサーにより、係止片が互いに近 接する方向に屈曲するのが防止されて、前記係止片と把手の係合突部との係合解 除が阻止され、清掃中に把手が外れるのが防止される。 一方、把手を取り外す場合には、前記係止片固定用スペーサーを係止片間の隙 間から外した後、二つの係止片の先端を互いに近接させて前記係止片と把手の係 合突部との係合を解除して、把手をプレートから離す。
【0008】
【実施例】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1はこの考案の一実施例に係る把手付清掃具の把手取り付け時を示す斜視図 、図2はプレートの係止片と把手の係合突部が係合した状態を示す斜視図、図3 は図2の3−3線に沿う切断端面図、図4は把手取り付け後を示す斜視図、図5 は図4の5−5線に沿う切断端面図である。
【0009】 図1ないし図5に示す把手付清掃具10は、清掃具本体11、プレート21お よび把手41よりなる。 清掃具本体11は、スポンジ等の弾性材から構成される。この弾性材は、一つ の材質からなるものに限らず、複数の材質のものが積層等によって組み合わされ ていてもよい。また、清掃具本体11の形状は、円盤形状等からなり、用途に応 じた所望形状にされる。 この清掃具本体11の片面には、プレート21が接着等により固着されている 。
【0010】 プレート21は、把手41を清掃具本体11に着脱可能にするためのもので、 ポリプロピレン、ポリスチレン等のプラスチックまたは金属から構成されるが、 錆びにくさ、軽量性、製造容易さ等からプラスチック製が好ましい。このプレー ト21において前記清掃具本体11とは反対側の面が、把手着脱面23を構成す る。その把手着脱面23には、一組の把手挟持用突部25,25、係止片27, 27、位置固定用突部31,31が形成されている。
【0011】 前記把手挟持用突部25,25は、把手41先端の幅にほぼ等しい距離離れて 形成されている。この把手挟持用突部25,25は、把手41取り付け時に把手 41の両側面42,42を挟んで把手41を正しい位置に導くとともに、把手取 り付け後に把手41のグラツキを防ぐためのものである。
【0012】 係止片27,27は、把手41を着脱可能にするためのもので、先端の側面に は背中合わせに突出した係止部29,29が形成されている。この係止片27, 27は、両係止片間に所定の隙間28を設けて、前記把手挟持用突部25,25 間に立設されている。また、係止部29,29は、後記する把手41開口部の係 合突部が係合容易なように、図3等に示すように先端が薄くなった三角断面形状 のものが好ましい。なお、前記係止片27,27は先端が二股状に分かれて二つ の係止片を構成するものでもよく、また係止片の数は三以上であってもよい。
【0013】 位置固定用突部31,31は、清掃時に把手41が係止片27,27に沿って ずれるのを阻止するためのものである。この実施例では、係止片27,27と直 交して係止片27,27の両外側に設けられており、後記する把手開口部43下 面の内周縁と当接して、把手41のずれを防止するようになっている。
【0014】 把手41は、ポリプロピレン等のプラスチック製からなる長い柄状のもので、 先端部下面が前記プレート21の把手着脱面と当接するようにしてプレート21 に取り付けられる。この把手41の先端部には、上下面を貫通する開口部43が 形成されている。
【0015】 この開口部43は、前記プレートの係止片27,27が挿入されるもので、内 部の対向する一組の側面に、前記係止片の係止部29,29とプレートの把手着 脱面23間に係合する係合突部45,45が形成されている。また、この実施例 における開口部43は、下面48に比べて上面が大なる空間となっていて、その 開口部43先端の縁に薄肉のヒンジ46を介して蓋体47が一体に形成されてい る。
【0016】 蓋体47は、ヒンジ46を利用する回転により開口部43の上部に嵌まる大き さからなり、その内面には、蓋体47が開口部43を閉じた際に前記係止片間の 隙間28内に圧入される係止片固定用スペーサー49がリブ状に突出形成されて いる。 この係止片固定用スペーサー49は、係止片27,27が互いに近接する方向 へ屈曲するのを防止するためのもので、前記係止片間の隙間28とほぼ等しい厚 みからなる。なお、係止片固定用スペーサー49としては、リブ形状に限らず、 棒状のものであってもよい。
【0017】 また、前記開口部43には、後部上面の縁に、蓋体47の取り出しを容易とす る凹部51が形成されている。なお、53,55は、蓋体47が開口部43を閉 じる際に蓋体47の内面と当接して、蓋体47による閉じ具合を規制するストッ パーである。
【0018】 このような構成からなる把手付清掃具10は、次のようにして把手41がプレ ート21に取り付けられる。 まず、図1に示すように、把手開口部の蓋体47を開けた状態で、把手41の 開口部43がプレート21の係止片27,27上に来るようにする。 次いで、前記把手41先端を、プレート21の把手挟持用突部25,25間に 嵌めるようにしてプレート21の把手着脱面23側へ押す。これにより、図2お よび図3に示すように係止片27,27の係止部29,29とプレート21の把 手着脱面23間に開口部43内の係合突部45,45が係合する。この時、開口 部43の下面の内周縁に前記プレート21の位置固定用突部31,31が当接し 、把手41の位置を固定する。
【0019】 その後、図4および図5に示すように、蓋体47をヒンジ46を利用して開口 部43に被せて押圧し、蓋体47内面の係止片固定用スペーサー49を係止片2 7,27間の隙間28に圧入する。これにより、その後に係止片27,27が互 いに近接方向へ屈曲変形するのが防止され、前記把手41とプレート21との係 合解除が防止される。
【0020】 一方、清掃具本体11が汚れたり、破損した場合等には、前記開口部43上面 の縁にある蓋体の取り出し用凹部51に硬貨等を挿入して、蓋体47を持ち上げ て開口部43を開け、その際に蓋体内面の係止片固定用スペーサー49を前記係 止片27,27間から抜き取る。次いで、係止片27,27先端をつまんで係止 片27,27先端を互いに近づけ、係止片27,27と把手41の係合突部45 ,45との係合を解除し、その状態で把手41先端をプレート21から離す。
【0021】 なお、前記実施例においては、係止片27,27間に圧入される係止片固定用 スペーサー49は、開口部43の縁にヒンジ46で連結された蓋体47内面に設 けたが、それに限るものではない。例えば、把手とは分離した蓋体の内面に係止 片固定用スペーサーを設けてもよく、あるいは蓋体を設けることなく係止片固定 用スペーサーのみとしてもよい。
【0022】
【考案の効果】
以上図示し説明したように、この考案の把手付清掃具によれば、プレートを曲 げることなく把手の着脱を行なうことができ、プレートに屈曲癖が付いたり破損 を生じることがない。その結果、把手が取り付けられなかったり、清掃中に把手 が外れたり、あるいは把手がガタツクことがない。 また、この考案の把手付清掃具によれば、把手着脱時に手の触れる部分は、清 掃具本体片面のプレート部分および把手部分であり、スポンジ等の清掃具本体に は手を触れなくても済むため、手を汚すことなく清掃具本体の交換を行なうこと ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る把手付清掃具の把手
取り付け時を示す斜視図である。
【図2】プレートの係止片と把手の係合突部が係合した
状態を示す斜視図である。
【図3】図2の3−3線に沿う切断端面図である。
【図4】把手取り付け後を示す斜視図である。
【図5】図4の5−5線に沿う切断端面図である。
【図6】従来の把手付清掃具の側面を示す図である。
【図7】その把手付清掃具における把手取り付け時の中
央切断端面図である。
【符号の説明】
11 清掃具本体 21 プレート 27 係止片 28 係止片間の隙間 29 係止部 41 把手 43 開口部 45 係合用突部 49 係止片固定用スペーサー

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スポンジ等からなる清掃具本体の片面に
    固着したプレートに、把手を着脱可能に取り付けた把手
    付清掃具において、 前記プレートの把手着脱面に、突出した係止部を側面に
    有する少なくとも二つの係止片を、前記係止部が背中合
    わせとなるようにして、かつ該係止片間に隙間を設けて
    立設し、 他方、前記把手には前記係止片の挿入される開口部を把
    手の上下面を貫通して形成するとともに、該開口部内の
    対向する一組の側面に前記係止片の係止部とプレート表
    面との間に係合する係合突部を設け、 前記係合後の係止片間の隙間に係止片固定用スペーサー
    を圧入したことを特徴とする把手付清掃具。
  2. 【請求項2】 請求項1において、プレートの把手着脱
    面の係止片外側に、把手の両側面を挟む把手挟持用突部
    を設けた把手付清掃具。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、プレートの
    把手着脱面に、把手の開口部内周面と当接して把手の位
    置を固定する位置固定用突部を設けた把手付清掃具。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    ヒンジを介して把手の開口部の縁に連結した蓋体の片面
    に、係止片固定用スペーサーを突出形成した把手付清掃
    具。
  5. 【請求項5】 請求項4において、把手上面の開口部の
    縁に蓋体の取り出し用凹部が形成された把手付清掃具。
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