JP3000477U - パッド交換式眼鏡枠 - Google Patents

パッド交換式眼鏡枠

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JP3000477U
JP3000477U JP1994000228U JP22894U JP3000477U JP 3000477 U JP3000477 U JP 3000477U JP 1994000228 U JP1994000228 U JP 1994000228U JP 22894 U JP22894 U JP 22894U JP 3000477 U JP3000477 U JP 3000477U
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spectacle frame
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hooking
holding rod
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悟 増永
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MASUNAGA OPTICAL MFG.CO.,LTD.
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MASUNAGA OPTICAL MFG.CO.,LTD.
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    • G02—OPTICS
    • G02C—SPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C5/00—Constructions of non-optical parts
    • G02C5/12—Nose pads; Nose-engaging surfaces of bridges or rims
    • G02C5/126—Nose pads; Nose-engaging surfaces of bridges or rims exchangeable or otherwise fitted to the shape of the nose
    • G—PHYSICS
    • G02—OPTICS
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    • G02C5/122—Nose pads; Nose-engaging surfaces of bridges or rims with adjustable means

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パッド交換を簡易迅速に行うことができ、し
かもパッドは眼鏡着用者の角膜頂点間距離の調整に役立
つと共にパッド自体は眼鏡枠に安定に保持できるように
すること。 【構成】 可撓性を有するパッド交換部材の少なくとも
本筈端部を、フロントの内側下弦部位に設けた掛止部に
着脱可能に嵌着せしめた。 【効果】 パッド交換を簡単に行うことができてパッド
の補修、洗浄、調整、および眼鏡枠の変形の手直しが楽
になり、しかも眼鏡のフロント部と着用者の眼部との位
置調整を簡易に行えて角膜頂点間距離の保障にも有利に
なった。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、パッドを交換可能な眼鏡枠の改良、更に詳しくは、パッド交換部材 を眼鏡枠に容易かつ安定に固定でき、しかもパッド交換部材の取り外しも簡単に 行えるパッド交換式眼鏡枠に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、眼鏡のパッドを取り替える際には、ネジ回しを使ってパッドの小ネジを 外し、所要の処置を行った後、再びネジ回しを使って別のパッドまたは補修した 元のパッドを取り付けるという方式が採られていた。ところが、このようにネジ 回しを使用して眼鏡のパッドを交換する作業は、パッドを固定している小ネジが 非常に小さいため大変難しく手間を要するうえに、眼鏡パッドは鼻部に常時接触 しているため、眼鏡の中では一番応力の加わる部分であり破損し易い。そこで、 パッドの交換が必要になるのであるが、その作業が頗る面倒である。このため、 従来においては、パッド交換作業を容易かつ迅速に行えるような構造のパッドが 要望されていた。
【０００３】 また、眼鏡パッドは鼻部に常時接触しているため、汗や鼻脂などでパッドが汚 れやすく定期的に洗浄する必要もあった。しかし、パッドが眼鏡枠に付いたまま の状態で洗浄しても、パッドおよびパッド周辺の汚れを完全に落とすことはでき ない。この場合パッドを取り外してから洗浄すれば、汚れを効率よく完全に落と すことができるため、取り外しの簡単なパッドが一層望まれる。
【０００４】 このような構造のパッドを得るためには、ただ単にパッド交換が容易であるの みならずパッドの固定具合も安定にする必要があり、この矛盾する問題を同時に 克服しなければならない。しかしながら、パッド交換を容易にするとパッドの固 定具合が不安定になり、また逆にパッドの固定を完全にするとパッド交換機能が 複雑化してパッド着脱に手間がかかることになり、これらの機能を同時に満足す ることは大変困難であった。
【０００５】 また、従来の眼鏡ではパッドの可動範囲に制限があるため、角膜頂点間距離（ 角膜の頂点と眼鏡レンズの裏面頂点の距離）を微調整することはできなかった。 このため、眼鏡を長期間使用しているうちに眼鏡枠が変形して角膜頂点間距離が ずれても調整することができず、そのような角膜頂点距離の合わない眼鏡を掛け 続けると、めまい、眼精疲労、頭痛、さらにはこれらによるストレスから胃腸障 害を引き起こす原因にもなった。
【０００６】
【解決すべき技術的課題】
本考案は、前述の問題に鑑みて為されたものであり、パッド交換作業を容易か つ迅速に行え、しかもパッドを眼鏡枠に安定に固定できるパッド交換式眼鏡枠を 提供することを技術的課題とするものである。
【０００７】 また、本考案の技術的課題は、角膜頂点間距離の微調整が可能な可撓性を有す るパッド交換部材を設けたパッド交換式眼鏡枠を提供することにある。
【０００８】
【課題解決のために採用した手段】
本考案者が上記技術的課題を解決するために採用した手段を、添附図面を参照 して説明すれば、次のとおりである。
【０００９】 即ち、本考案は、可撓性を有するパッド交換部材２の両端部を、フロント部１ の上方部位に設けた掛止部13とフロント部１の内側下弦部位に設けた掛止部14に それぞれ着脱可能に嵌着するという手段を採用することによって、上記技術的課 題を解決したことを骨子とする。
【００１０】
【実施例】
以下、本考案を添附図面に示す実施例に基づいて更に詳しく説明する。なお、 図１は本考案のパッド交換式眼鏡枠の一部、特にパッド交換部材を詳しく説明し た部分拡大分解図、図２は本考案のパッド交換式眼鏡枠を用いて構成した眼鏡の 斜視図、図３は本考案のパッド交換式眼鏡枠の変更態様を示す部分拡大分解図で ある。
【００１１】 図１に示すように、本考案のパッド交換式眼鏡枠は、フロント部１に設けた２ つの掛止部13・14とパッド交換部材２とから成る。前記パッド交換部材２は、可 撓性を有するパッド保持棒21の適宜位置にパッドア−ム23を設けパッド箱24を介 してパッド22が固定されるよう形成してある。前記パッド保持棒21は、ニッケル ・チタン系超弾性合金で作製すると理想的である。この可撓性を有するパッド保 持棒21を指で軽く曲げつつ当該保持棒21の両端部を前記掛止部13・14にそれぞれ 嵌着する。そうすると、前記パッド保持棒21に元に戻ろうとする力が働いてこの 力が前記掛止部13・14の内面を押さえつけることにより、安定した状態で前記パ ッド交換部材２が固定され、図２のような眼鏡が出来上がる。また、パッドを取 り替える場合には、前記パッド保持棒21の一部を指で摘んで引っ張るだけで簡単 に取り外すことができる。
【００１２】 前記掛止部は、一方の掛止部13がフロント部１のブリッジ11近傍にコイル状に 形成してあり、もう一方の掛止部14がフロント部１のリム12の内側下弦部位に管 状に形成してある。前記コイル状掛止部13では、一端がリム12の側部内側の方へ 伸長して接合され、他端がブリッジ11の方へ伸長して引っ掛けるように接合され ており、その略中間部をコイル状に巻いて筒孔を設けてある。また、前記管状掛 止部14は正面から見えないような位置に設けてあるので、デザイン的に見苦しく なることはない。
【００１３】 また、長さ調節ピ−ス25の一端の突起部を掛止部14に挿入し、パッド保持棒21 の下端を長さ調節ピ−ス25の他端の盲孔に挿入することによって、角膜頂点間距 離の微調整が可能となり、眼鏡の装着者に一番適した角膜頂点間距離を有する眼 鏡を得ることができる。したがって、角膜頂点間距離のずれによる眼精疲労や頭 痛などを防ぐことが可能となる。
【００１４】 さらに、図３に示す本考案に係るパッド交換式眼鏡枠の変更態様について説明 する。この変更態様では、一方の掛止部13ａがブリッジ11の適宜箇所に直接形成 してあり、もう一方の掛止部14がフロント部１のリム12の内側下弦部位に管状に 形成してある。フック状に屈曲するパッド保持棒21の上端を前記掛止部13ａに引 っ掛け、パッド保持棒21の下端を前記管状掛止部14に挿入すると、パッド交換部 材２がフロント部１に固定される。
【００１５】 図４は本考案パッド交換式眼鏡枠の更に別の変更態様を示すものである。この 変更態様においては、弓形に湾曲しながら接眼側に張り出せるニッケル−チタン 系超弾性合金製のパッド保持棒21の本筈（もとはず）端部21′がフロント部１の 内側下弦部位に配設した掛止部14に着脱自在に嵌着してあり、かつ、当該パッド 保持棒21の中央張出部にはシリコーンゴム製のスリーブ状パッド22ａが着脱可能 に装着してある。このような態様に本考案の眼鏡枠を設計すると、鼻当パッドを 非常にスリムにすることができるため、着用者と向き合ったときに当該着用者の 顔を引き立たせることができる。なお、この変更態様例の眼鏡枠においても掛止 部14とパッド保持棒の本筈端部21′との間に長さ調節ピース25を介在させること によって、当該パッド保持棒21の湾曲の度合いや着用者の眼部に対するフロント 部１の位置を適宜調節することも可能である。
【００１６】 本考案の実施例は概ね上記のとおりであるが、本考案は前述の実施例に限定さ れるものでは決してなく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内において種々の 変更が可能であって、例えば、パッド交換部材を固定可能であれば掛止部をフロ ント部の何れの場所に設けてもよく、また種々の形状やサイズを有するパッド保 持棒も可能であり、これら何れの変更態様も本考案の技術的範囲に属することは いうまでもない。
【００１７】
【考案の効果】
以上実施例を挙げて説明したとおり、本考案に係るパッド交換式眼鏡枠を使用 すれば、パッド交換作業が容易かつ迅速になるので、眼鏡枠の変形の手直しやパ ッド部分の汚れの除去を簡単に行うことが可能となる。しかも、パッドの交換機 能の向上と固定機能の向上とを同時に満足することができ、頗る実用価値の高い 眼鏡が得られる。
【００１８】 また、要すれば、長さ調節ピ−ス等を用いたパッド交換部材（パッド保持棒） により角膜頂点間距離の微調整が可能であるため、角膜頂点間距離のずれによる めまい、眼精疲労、頭痛などを効果的に防止でき、かつまた、スリーブ状の合成 樹脂パッド22ａを採択する場合には鼻当パッドがスリムになるので、お洒落れな 人に大いに歓迎されよう。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案のパッド交換式眼鏡枠の一部、特にパッ
ド交換部材を詳しく説明した部分拡大分解図である。
【図２】本考案のパッド交換式眼鏡枠を用いて構成した
眼鏡の斜視図である。
【図３】本考案のパッド交換式眼鏡枠の変更態様を示す
部分拡大分解図である。
【図４】本考案のパッド交換式眼鏡枠の更に別の変更態
様を示した部分拡大分解図である。
【符号の説明】
Ｍ 眼鏡枠 １ フロント部 11 ブリッジ 12 リム 13 掛止部 13ａ掛止部 14 掛止部 ２ パッド交換部材 21 パッド保持棒 21′（パッド保持棒の）本筈端部 22 パッド 22a スリーブ状パッド 23 パッドア−ム 24 パッド箱 25 長さ調節ピ−ス

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 可撓性を有するパッド交換部材２の両端
    部を、フロント部１の上方部位に設けた掛止部13とフロ
    ント部１の内側下弦部位に設けた掛止部14にそれぞれ着
    脱可能に嵌着して成ることを特徴としたパッド交換式眼
    鏡枠。
  2. 【請求項２】 可撓性を有するパッド交換部材２の両端
    部を、フロント部１の上方部位に設けた掛止部13とフロ
    ント部１の内側下弦部位に設けた掛止部14にそれぞれ着
    脱可能に嵌着して成るパッド交換式眼鏡枠において、パ
    ッド交換部材２が弓形に湾曲しながら接眼側へ張り出し
    たパッド保持棒21を含むことを特徴としたパッド交換式
    眼鏡枠。
  3. 【請求項３】 可撓性を有するパッド交換部材２の両端
    部を、フロント部１の上方部位に設けた掛止部13とフロ
    ント部１の内側下弦部位に設けた掛止部14にそれぞれ着
    脱可能に嵌着して成るパッド交換式眼鏡枠において、パ
    ッド交換部材２の一部を成すパッド保持棒21が弾性金属
    材で構成されていることを特徴としたパッド交換式眼鏡
    枠。
  4. 【請求項４】 可撓性を有するパッド交換部材２の両端
    部を、フロント部１の上方部位に設けた掛止部13とフロ
    ント部１の内側下弦部位に設けた掛止部14にそれぞれ着
    脱可能に嵌着して成るパッド交換式眼鏡枠において、フ
    ロント部１のブリッジ11近傍の掛止部13がコイル状に形
    成された筒孔で、略Ｌ字状に屈曲するパッド保持棒21の
    上端が挿入され、もう一方の掛止部14が管状に形成され
    た盲孔で、パッド保持棒21の下端が挿入されることを特
    徴としたパッド交換式眼鏡枠。
  5. 【請求項５】 可撓性を有するパッド交換部材２の両端
    部を、フロント部１の上方部位に設けた掛止部13とフロ
    ント部１の内側下弦部位に設けた掛止部14にそれぞれ着
    脱可能に嵌着して成るパッド交換式眼鏡枠において、長
    さ調節ピ−ス25の一端の突起部が掛止部14に挿入され、
    パッド保持棒21の下端が長さ調節ピ−ス25の他端の盲孔
    に挿入されることを特徴としたパッド交換式眼鏡枠。
  6. 【請求項６】 弓形に湾曲しながら接眼側に張り出せる
    可撓性のパッド保持棒21の少なくとも本筈端部21′がフ
    ロント部１の内側下弦部位に配設した掛止部14に着脱自
    在に嵌着されており、かつ、当該パッド保持棒21には合
    成樹脂から成るスリーブ状パッド22ａが着脱可能に装着
    されてあることを特徴としたパッド交換式眼鏡枠。
  7. 【請求項７】 弓形に湾曲しながら接眼側に張り出せる
    可撓性のパッド保持棒21の少なくとも本筈端部21′がフ
    ロント部１の内側下弦部位に配設した掛止部14に長さ調
    節ピース25を介在して着脱自在に嵌着されており、か
    つ、当該パッド保持棒21にはシリコーンゴム製のスリー
    ブ状パッド22ａが着脱可能に装着されてあることを特徴
    としたパッド交換式眼鏡枠。
JP1994000228U 1994-01-27 1994-01-27 パッド交換式眼鏡枠 Expired - Lifetime JP3000477U (ja)

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JP1994000228U JP3000477U (ja) 1994-01-27 1994-01-27 パッド交換式眼鏡枠
PCT/JP1994/002147 WO1995020775A1 (fr) 1994-01-27 1994-12-20 Monture de lunettes de type a changement de plaquettes
EP95902997A EP0691561A4 (en) 1994-01-27 1994-12-20 EYE-FRAME OF THE TYPE WITH INTERCHANGEABLE NOSE PLATE

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WO1995020775A1 (fr) 1995-08-03
EP0691561A1 (en) 1996-01-10
EP0691561A4 (en) 1996-05-08

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