JPH0643773Y2 - 日除け用或いは補助用の前掛けレンズ - Google Patents

日除け用或いは補助用の前掛けレンズ

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JPH0643773Y2
JPH0643773Y2 JP9427989U JP9427989U JPH0643773Y2 JP H0643773 Y2 JPH0643773 Y2 JP H0643773Y2 JP 9427989 U JP9427989 U JP 9427989U JP 9427989 U JP9427989 U JP 9427989U JP H0643773 Y2 JPH0643773 Y2 JP H0643773Y2
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JP
Japan
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lens
apron
regular
locking body
synthetic resin
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JP9427989U
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Inventor
宣輔 纐纈
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丹羽 宣輔
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は眼鏡の分野で利用するもので、日除け用或いは
補助用の前掛けレンズに関する。
従来の技術 従来、常用眼鏡(イ)の装用者がレンズ(ト)に、日除
け用や遠視用、近視用等のレンズを重ねて使用するいわ
ゆる前掛けレンズ(A)は、第9図のように左右一対の
レンズ(A)(A)に、ブリッジ(D)を架設して連結
すると共に金属製の一対の「ハ」の字形の支持部(C)
(C)に弾性を保有させ、前掛けレンズ(A)を水平及
び垂直の方向に起伏自在となるように前記支持部(C)
(C)を前掛けレンズ(A)のブリッジ(D)の部分に
取り付け、前記支持部(C)(C)を自らの弾力を利用
して常用眼鏡(イ)のレンズ枠(ロ)とレンズ(ト)に
かけて挾持させたり或いは挾着させることによって、常
用眼鏡の前面に前掛けレンズを上下方向に於いて着脱自
在に装着していた。
考案が解決しようとする問題点 併し、従来のものは左右の支持部(C)(C)が金属製
であってその先端が常用眼鏡(イ)のレンズ(ト)に接
触するため、長期間にわたり使用している間に反復して
着脱したり、また装用者の体の振動によって前掛けレン
ズが常用眼鏡に対して揺動したりしていると、常用眼鏡
のレンズ面に微細な擦り傷を生じさせるという欠点があ
った。
而も、常用眼鏡レンズが2重焦点レンズであると、装用
者が瞳を下に向けて2重焦点レンズの近用部分を通して
物を見ようとした場合に、前記の微細な擦り傷が視界を
妨げたり、不快感を生じたりするという問題もあった。
更に、従来の前掛けレンズは機械的に左右一対に連結し
て作られているため、近年の如く常用眼鏡のレンズ枠の
大きさや形状が多様化して来ている場合には、必ずしも
常用眼鏡のレンズ枠に適合した前掛けレンズを選択出来
ぬことがあり、眼鏡の小売業者が必ずしも顧客の要望に
そえないという問題があった。
更にまた、前掛けレンズの左右のレンズがブリッジ
(D)によって一体化されているため、一方のレンズを
破損したり傷つけたりした時にも損傷した方のレンズを
小売業者が店頭に於いて補充出来ず、残った前掛けレン
ズも再使用出来なくなるという不経済性もあった。
本考案は、長期の間に常用眼鏡に対し前掛けレンズを装
着したり着脱を反復して使用しても、常用眼鏡レンズに
傷を生じさせることなく、常用眼鏡の使用を快適に保つ
こと、小売業者の店頭に於ける補充加工を容易にするこ
と、そのことによって顧客の要求に対応を可能にするこ
と経済性を保つことを目的とした考案である。
問題点を解決するための手段 本考案は、合成樹脂製のコ字型の係止体(1)の内部途
中に、合成樹脂製の受部(2)を突設して前記受部
(2)の前後に前係合部(3)及び後係合部(4)を形
成し、前記係止体(1)の3個を、合成樹脂製の前掛け
レンズ(A)の周縁(B)に於いて、3個の係止体
(1)の配置位置が三角形の位置関係で且つ常用眼鏡
(イ)のブリッジ(ヘ)寄りにある上下の係止体(1)
(1)間の間隔(L)を、常用眼鏡(イ)のレンズ枠
(ロ)の垂直方向の外径(l)よりも僅かに大きくし
て、前掛けレンズ(A)をレンズ枠(ロ)に対し横方向
から嵌脱可能に配設して、夫々の係止体(1)の前係合
部(3)を周縁(B)に係合接着するか、或いは係止体
(1)の頭部(5)から前掛けレンズ(A)の周縁
(B)を通り受部(2)にかけて通孔(6)(7)を穿
設し、この通孔(6)(7)に線条(8)を貫通させて
係止体(1)を前掛けレンズ(A)に固定して構成す
る。
作用 本考案は上述のように構成したので、常用眼鏡(イ)の
左右のレンズ枠(ロ)に対して前掛けレンズ(A)
(A)を夫々別別に装着するものである。そして、常用
眼鏡(イ)の装用者が一方のレンズ枠(ロ)に前掛けレ
ンズ(A)を装着する場合には、第7図のように、先づ
常用眼鏡(イ)の一方のレンズ枠(ロ)の前面に於いて
つる(ハ)寄りの上縁部分(ニ)に、前掛けレンズ
(A)の上方の係止体(1)の後係合部(4)を嵌合
し、次にレンズ枠(ロ)のつる(ハ)寄りの下縁部分
(ホ)に、前掛けレンズ(A)の下方一側の係止体
(1)の後係合部(4)を嵌合し、上方の係止体(1)
を支点にしてやゝ廻動調整し、上方の係止体(1)と下
方一側の係止体(1)を結ぶ直線(X)が、レンズ枠
(ロ)の垂直方向の最長の直線(Y)と平行となるよう
に位置させて、前掛けレンズ(A)を常用眼鏡(イ)の
ブリッジ(ヘ)寄りに平行移動させると、前掛けレンズ
(A)は常用眼鏡(イ)のレンズ(ト)の前面に重合
し、下方他側の係止体(1)の後係合部(4)はレンズ
枠(ロ)のつる(ハ)寄りの下縁部分(ホ)に嵌合し、
前掛けレンズ(A)が常用眼鏡(イ)の一方のレンズ枠
(ロ)に対しほゞ横方向からレンズ(ト)と平行に装着
出来る。
前掛けレンズ(A)を外す場合は、前掛けレンズ(A)
の周縁(B)に対して、レンズ(ト)と平行で且つ装着
する場合と逆方向即ち曼側に回転する力を多少加えて前
掛けレンズ(A)を廻動し、前掛けレンズ(A)の直線
(X)をレンズ枠(ロ)の直線(Y)と平行にさせ、こ
の状態で前掛けレンズ(A)を横方向に引くと、前掛け
レンズ(A)はレンズ枠(ロ)から外れる。
常用眼鏡(イ)の他方のレンズ枠(ロ)に対する前掛け
レンズ(A)の装着及び取り外しも同様の操作によって
行う。
実施例 本考案の実施例を図面について説明する。
実施例(1) (1)は合成樹脂製のコ字形の係止体で、この係止体
(1)の内部途中に合成樹脂製の受部(2)を突設し
て、この受部(2)の前後に前掛けレンズ(A)の周縁
(B)を嵌合する前係合部(3)と、常用眼鏡(イ)の
レンズ枠(ロ)を嵌合する後係合部(4)を形成する。
前記受部(2)は合成樹脂成形の時に係止体(1)と一
体に成形することもある。(A)は合成樹脂製の前掛け
レンズで、その周縁(B)には、三つの係止体(1)
(1)(1)を三角形の位置関係で且つ第8図に示すよ
うに、前掛けレンズ(A)を常用眼鏡(イ)に装着した
時に、常用眼鏡(イ)のブリッジ(ヘ)寄りに位置する
上下の係止体(1)(1)の間隔(L)を、常用眼鏡
(イ)のレンズ枠(ロ)の垂直方向の外径(l)よりも
僅かに大きくして、前掛けレンズ(A)をレンズ枠
(ロ)に対し横方向から嵌脱可能に配設する。更に第3
図に示すようにそれらの係止体(1)(1)(1)を配
設した位置に切り込み(9)(9)(9)を設け、この
切り込み(9)(9)(9)に係止体(1)(1)
(1)の夫々の前係合部(3)(3)(3)を係合し合
成樹脂系接着剤によって固着して前掛けレンズを形成す
る。
実施例(2) 第5図及び第6図に示すように、実施例(1)の係止体
(1)の頭部(5)と受部(2)に通孔(6)(6)を
穿設し、また前掛けレンズ(A)の周縁(B)にも係止
体(1)(1)(1)の取り付け位置に於ける前記通孔
(6)(6)に対向して通孔(7)を穿設し、前掛けレ
ンズ(A)の周縁(B)に3つの係止体(1)(1)
(1)を実施例(1)の場合と同様の位置関係に配設
し、頭部(5)と前掛けレンズ(A)と受部(2)の夫
々の通孔(6)(7)(6)を合致させ、これらの通孔
(6)(7)(6)に合成樹脂製の線条(8)を貫通さ
せ、線条(8)の両端に接着剤を塗布して頭部(5)及
び受部(2)に接着固定し、前掛けレンズ(A)に3つ
の係止体(1)(1)(1)を固着する。
効果 依って本考案によれば、係止体を合成樹脂によって成形
したので、常用眼鏡に装着して長期にわたって使用して
も、常用眼鏡のレンズに傷を生じさせることがなく、特
に遠近両用レンズの場合の近用部分による透視に際して
も快適に利用出来る。また、係止体は前掛けレンズの周
縁に三角形状の位置関係で且つ第8図に示すように、前
掛けレンズ(A)を常用眼鏡(イ)に装着した時に常用
眼鏡(イ)のブリッジ(ヘ)寄りに位置する上下の係止
体(1)(1)の間隔(L)を、常用眼鏡(イ)のレン
ズ枠(ロ)の垂直方向の外径(l)よりも僅かに大きく
して、前掛けレンズ(A)をレンズ枠(ロ)に対し横方
向から嵌脱可能に配設固定したので、常用眼鏡に装着す
る場合に、常用眼鏡のレンズに平行で且つレンズの横に
配置し、上方の1つの係止体の後係合部をレンズ枠に接
触させ、この係止体を支点として常用眼鏡(イ)のブリ
ッジ(ヘ)に向って多少横方向に廻動調整して平行移動
させれば装着出来、また前記と逆に常用眼鏡(イ)のつ
る(ハ)に向って横方向に多少廻動調整して平行移動さ
せれば外すことが出来るので、着脱操作は極めて簡単で
ある。而も、左右の前掛けレンズはブリッジにより一体
化することなく分離して常用眼鏡の左右のレンズ枠に別
々に着脱するので、一方を破損しても、これを補充すれ
ば他方の前掛けレンズは継続使用出来るので経済的であ
る。更に、合成樹脂製の前掛けレンズの生地を、顧客の
常用眼鏡のレンズ枠の形状や大きさに合せて加工し、こ
の生地に係止体を配設固定すればよいので小売業者が店
頭でも加工が容易に出来、顧客の要望にもこたえられる
ものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は常用眼鏡に
前掛けレンズを装着する状態を示した斜視図である。第
2図は実施例(1)の係止体の斜視図、第3図は前掛け
レンズの斜視図、第4図は実施例(1)の係止体を常用
眼鏡に、装着した状態の側面図、第5図は前掛けレンズ
に係合した実施例(2)の係止体の斜視図、第6図は第
5図の側面図である。第7図は常用眼鏡の一方に於ける
本案の前掛けレンズを嵌脱する状態を示した正面図、第
8図は常用眼鏡の各種のレンズ枠の外径と前掛けレンズ
の2つの係止体の間隔との関係を示した正面図で、
(I)はボストン型、(II)は丸型、(III)はウエリ
ントン型、(IV)はオート型を示している。 第9図は従来の跳ね上げ式の前掛けレンズを背面から見
た斜視図である。 符号: 1……係止体 2……受部 3……前係合部 4……後係合部 5……頭部 6・7……通孔 8……線条 9……切り込み A……前掛けレンズ B……周縁 C……支持部 D……ブリッジ イ……常用眼鏡 ロ……レンズ枠 ハ……つる ニ……上縁部分 ホ……下縁部分 ヘ……ブリッジ ト……レンズ L……間隔 l……外径 X……直線 Y……直線

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂製のコ字型の係止体(1)の内部
    途中に、合成樹脂製の受部(2)を突設して前記受部
    (2)の前後に前係合部(3)及び後係合部(4)を形
    成し、前記係止体(1)の3個を、合成樹脂製の前掛け
    レンズ(A)の周縁(B)に於いて、3個の係止体
    (1)の配置位置を三角形の位置関係で且つ常用眼鏡
    (イ)のブリッジ(ヘ)寄りにある上下の係止体(1)
    (1)間の間隔(L)を、常用眼鏡(イ)のレンズ枠
    (ロ)の垂直方向の外径(l)よりも僅かに大きくし
    て、前掛けレンズ(A)をレンズ枠(ロ)に対し横方向
    から嵌脱可能に配設して、夫々の係止体(1)の前係合
    部(3)を周縁(B)に係合接着したことを特徴とする
    日除け用或いは補助用の前掛けレンズ。
  2. 【請求項2】実用新案登録請求の範囲第一項記載の前掛
    けレンズに於いて、係止体(1)の頭部(5)から前掛
    けレンズ(A)の周縁(B)を通り受部(2)にかけて
    通孔(6)(7)を穿設し、この通孔(6)(7)に線
    条(8)を貫通させて係止体(1)を前掛けレンズ
    (A)に固定したもの。
JP9427989U 1989-08-10 1989-08-10 日除け用或いは補助用の前掛けレンズ Expired - Lifetime JPH0643773Y2 (ja)

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JPH0333417U JPH0333417U (ja) 1991-04-02
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US7063419B1 (en) * 2004-12-03 2006-06-20 Sunray Corporation Sunglass with multistage stop function and attachment fitting thereof

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