JP3229051U - 眼鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】花粉、粉塵、飛沫、ウイルスなどから目を保護するためのフードが着脱可能に取り付けられた眼鏡を提供する。【解決手段】眼鏡100は、眼鏡本体1と、眼鏡本体1のレンズフレーム5と顔面との隙間を遮蔽するためのフード2とを備える眼鏡100であって、レンズフレーム5は、後方へ延びるフレーム上側延在部10と後方へ延びるフレーム下側延在部12とを有し、フード2には、フレーム上側延在部10およびフレーム下側延在部12の少なくとも一部が嵌合する凹部が形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、眼鏡に関するものであり、より詳細には、花粉、粉塵、飛沫、ウイルスなどから目を保護するための眼鏡に関する。
花粉、粉塵などから目を保護するための眼鏡に関する技術として、例えば、特許文献1〜4がある。
特許文献1には、レンズを保持するフレーム部に被着用者の顔面側に延設された筒状の保護フード部を一体に備えたフード付き眼鏡であって、前記保護フード部は前記フレーム部と同一の樹脂材料によって一体に形成されているとともに、前記フレーム部の外周枠部の外縁から段差部を介してその内周側へ縮径した内周保護フード部として形成されていることを特徴とするフード付き眼鏡が開示されている。
特許文献2には、レンズが左右対称に並立して装着される左右リム、これら左右リムを繋ぐブリッジ、これら左右リムの左右両端に形成された曲げ智、及び前記左右リムのブリッジ寄りの接眼側に対称に形成された隆起サドル型の鼻当部を備えたフロント枠と;このフロント枠の形状に対応した左右リム及びブリッジを備え、かつ、少なくとも上縁部および両サイドにフード部が形成されたエラストマー製のインナーフレームとを含んで成り、更に前記フロント枠のブリッジの後面と、これに対向するインナーフレームのブリッジの前面に互いに嵌合可能な凹凸部が設けられると共に、前記インナーフレームの両サイド位置に、フロント枠のリムまたは曲げ智に着脱可能な止着部が設けられる一方、前記フロント枠の鼻当部において、基部の裏面或いは内側面に、前記インナーフレームの左右リム本体に対応した形状の嵌装溝が上下にわたって設けられ、当該嵌装溝にインナーフレームの左右リム本体が挿入可能となっていることを特徴とするインナーフレーム付き眼鏡フロント枠が開示されている。
特許文献3には、鼻当部を一体に有する本体リム部とレンズ部とテンプル部とを備えたメガネ本体部と、該メガネ本体部に後方から着脱が自在であるカバー体と、よりなる防塵用メガネ体であって、該カバー体はカバー体リム部と該カバー体リム部の端部から後方に起立するフード部を備えており、該フード部には前記テンプル部を逃がすための切り欠き部が形成されており、該切り欠き部には、テンプル部の折り畳み方向及び該折り畳み方向とは逆の過回動方向の回動を案内するために、ブラケット部とテンプル部の各々の一部を上下から把持するように外側に向かって突出する鍔部がさらに設けられており、前記鼻当部には、前記カバー体リム部の一部を嵌合するための細溝が形成されている防塵用メガネ体が開示されている。
特許文献4には、フレームのリム及び智に、眼鏡装着時当該リム及び智から顔面方向に突出する、目の周囲を完全には覆わない内方突出庇が一体成形されており、かつ当該内方突出庇が、眼鏡装着時に装着者の顔面に当接することのない3〜15mmの範囲の突出長を有すると共に、当該内方突出庇の突出端部が、半径50〜85mmの円弧状または楕円カーブを呈しており、かつ、当該フレーム及びフレームに形設された当該内方突出庇が、紫外線吸収剤または紫外線散乱剤を含有する合成樹脂で形成されていることを特徴とする眼鏡が開示されている。
特開2014−240886号公報 特許第5690907号公報 特許第6547051号公報 特開2015−121794号公報
本考案は、花粉、粉塵、飛沫、ウイルスなどから目を保護するためのフードが着脱可能に取り付けられる新規な眼鏡を提供することを目的とする。
本考案の眼鏡は、レンズフレームと、
前記レンズフレームの右側端部から後方へ延びる右側智と、
前記レンズフレームの左側端部から後方へ延びる左側智と、
前記右側智に接続する右側テンプルフレームと、
前記左側智に接続する左側テンプルフレームとを有する眼鏡本体と、
前記眼鏡本体のレンズフレームと顔面との隙間を遮蔽するためのフードとを備える眼鏡であって、
前記レンズフレームは、レンズが装着される左右一対のリムと、前記一対のリムを連結するブリッジとを有し、
前記リムは、レンズ上部に位置する上側リムと、レンズ下部に位置する下側リムと、鼻側に位置する中央側リムとを有し、
前記ブリッジと上側リムとの裏面には、後方へ延びるフレーム上側延在部が設けられ、
前記中央側リムと下側リムとの裏面には、後方へ延びるフレーム下側延在部が設けられ、
前記フードは、前記眼鏡本体のレンズフレームに着脱可能に取り付けられ、レンズフレームの裏面の形状と同一またはほぼ一致する形状を有する前面フレームと、前面フレームから後方へと延びるカバー部とを有し、前面フレームの前面には、前記フレーム上側延在部およびフレーム下側延在部の少なくとも一部が嵌合する凹部が形成されていることを特徴とする。
本考案によれば、花粉、粉塵、飛沫、ウイルスなどから目を保護するためのフードが着脱可能に取り付けられた新規な眼鏡を提供することができる。
本考案の眼鏡の好ましい態様を前方から見た斜視図。 本考案の眼鏡の好ましい態様における眼鏡本体を前方から見た斜視図。 本考案の眼鏡の好ましい態様における眼鏡本体を後方から見た斜視図。 本考案の眼鏡の好ましい態様におけるフードの正面図。 本考案の眼鏡の好ましい態様におけるフードを側面から見た斜視図。 本考案の眼鏡本体とフードとの取付状態を説明する説明図。
本考案の眼鏡は、レンズフレームと、
前記レンズフレームの右側端部から後方へ延びる右側智と、
前記レンズフレームの左側端部から後方へ延びる左側智と、
前記右側智に接続する右側テンプルフレームと、
前記左側智に接続する左側テンプルフレームとを有する眼鏡本体と、
前記眼鏡本体のレンズフレームと顔面との隙間を遮蔽するためのフードとを備える眼鏡であって、
前記レンズフレームは、レンズが装着される左右一対のリムと、前記一対のリムを連結するブリッジとを有し、
前記リムは、レンズ上部に位置する上側リムと、レンズ下部に位置する下側リムと、鼻側に位置する中央側リムとを有し、
前記ブリッジと上側リムとの裏面には、後方へ延びるフレーム上側延在部が設けられ、
前記中央側リムと下側リムとの裏面には、後方へ延びるフレーム下側延在部が設けられ、
前記フードは、前記眼鏡本体のレンズフレームに着脱可能に取り付けられ、レンズフレームの裏面の形状と同一またはほぼ一致する形状を有する前面フレームと、前面フレームから後方へと延びるカバー部とを有し、前面フレームの前面には、前記フレーム上側延在部およびフレーム下側延在部の少なくとも一部が嵌合する凹部が形成されていることを特徴とする。
本考案の眼鏡において、レンズ側を前方とし、耳側を後方とする。眼鏡をかけたときに、眉毛側を上側とし、鼻あるいは頬に接する側を下側とする。眼鏡をかけたときに右耳側を右側とし、左耳側を左側とする。また、左右の横方向において、鼻側を中央側とし、目尻側または智側を端部側とする。眼鏡をかけたときに、レンズフレームまたは智の頭や顔に対向する面を裏面とし、その反対を前面とする。
本考案の眼鏡は、レンズフレームと、前記レンズフレームの右側端部から後方へ延びる右側智と、前記レンズフレームの左側端部から後方へ延びる左側智と、前記右側智に接続する右側テンプルフレームと、前記左側智に接続する左側テンプルフレームとを有する眼鏡本体と、前記眼鏡本体のレンズフレームと顔面との隙間を遮蔽するためのフードとを備える。
前記レンズフレームは、レンズが装着される左右一対のリムと、前記一対のリムを連結するブリッジとを有する。前記リムは、レンズ上部に位置する上側リムと、レンズ下部に位置する下側リムと、鼻側に位置する中央側リムと、智側に位置する端部側リムとを有する。本考案の眼鏡本体のレンズフレームは、特に限定されないが、レンズ全体をフレームで囲むフルリムであることが好ましい。
前記ブリッジと上側リムとの裏面には、後方へ延びるフレーム上側延在部が設けられている。前記フレーム上側延在部は、ブリッジと上側リムとの裏面に設けられていることが好ましく、フレームの両端部の間をわたるように連続的に設けられていることが好ましい。すなわち、左右の上側リムおよびこれを接続するブリッジの裏面に幅方向に連続する延在部が設けられている。
前記フレーム上側延在部の左右の両端部は、左右の智の上部に連続していることが好ましい。前記フレーム上側延在部の両端部の上面と左右の智の上面は面一となるように、前記フレーム上側延在部の両端部は、左右の智の上部に接続していることが好ましい。
前記フレーム上側延在部は、前記フレーム上側延在部の上面と上側リムの上面とが面一となるように、上側リムの裏面に設けられていることが好ましい。
前記フレーム上側延在部は、レンズフレーム(具体的に、レンズフレームのブリッジと上側リム)と一体成形されていることが好ましく、前記フレーム上側延在部、レンズフレーム、左右の智が一体成形されていることがより好ましい。
前記フレーム上側延在部の後方への延在長は、例えば、中央側(ブリッジ側)よりも端部側(智側)の方が長くなることが好ましく、中央側から端部側に向かって長くなることがより好ましい。前記フレーム上側延在部の後端縁は、中央側よりも端部側の延在長が長くなるような、直線状または弧状であることが好ましく、弧状であることがより好ましい。
前記上側延在部の延在長は、特に限定されないが、通常、2mm〜50mmの範囲から適宜選択すればよい。また、前記上側延在部の厚みは、特に限定されないが、リムの幅(上下方向の長さ)以下であることが好ましい。
前記フレーム下側延在部は、中央側リムと下側リムとの裏面に設けられている。前記フレーム下側延在部は、中央側リムと下側リムとの裏面において連続的に設けられていることが好ましい。
前記フレーム下側延在部の外側端部は、智の下部に連続していることが好ましい。すなわち、前記フレーム下側延在部の外側端部の下面と智の下面が面一となるように、前記フレーム下側延在部の外側端部が、智の下部に接続していることが好ましい。
前記フレーム下側延在部は、前記フレーム下側延在部の下面と下側リムの下面とが面一となるように、下側リムの裏面に設けられていることが好ましい。
前記フレーム下側延在部は、レンズフレーム(具体的に、レンズフレームの中央側リムと下側リム)と一体成形されていることが好ましく、レンズフレームと、智と一体成形されていることが好ましい。
前記フレーム下側延在部の延在長は、例えば、中央側(ブリッジ側)よりも端部側(智側)の方が長くなることが好ましく、中央側から端部側に向かって長くなることがより好ましい。前記フレーム下側延在部の後端縁は、中央側よりも端部側の延在長が長くなるような、直線状又は弧状であることが好ましく、弧状であることがより好ましい。
前記下側延在部の延在長は、特に限定されないが、通常、2mm〜40mmの範囲から適宜選択すればよい。また、前記下側延在部の厚みは、特に限定されないが、リムの幅(上下方向の長さ)以下であることが好ましい。
智は、レンズフレームの左右の端部から、後方に向かって延設されている部分であり、レンズフレームと、テンプルフレームとの間に位置する部分である。レンズフレームと智は一体的に成形されていることが好ましい。智は、ヨロイとも言われる。テンプルフレームは、蝶番を介して智に接続され、内側に折りたたむことができる。
前記レンズフレーム、智、テンプルフレーム、および、各延在部の材質は、特に限定されないが、ポリカーボネート樹脂、アセテート樹脂やポリアミド樹脂などを挙げることができる。前記ポリアミド樹脂としては、例えば、エムスケミー・ジャパン製グリルアミドTRシリーズ(例えば、TR90)を挙げることができる。
左右の智が、レンズフレーム側端部に接続する部分の高さは、レンズフレームの側端部の高さとほぼ同一であるか、側端部の高さよりやや低いことが好ましい。智の高さは、前方(レンズ側)から後方に向かって徐々に低くなるようにされることも好ましい。
本考案の眼鏡には、前記眼鏡本体のレンズフレームと顔面との隙間を遮蔽するためのフードが、レンズフレームに着脱可能に取り付けられることが好ましい。
前記フードは、前記眼鏡本体のレンズフレームの裏面の形状と同一またはほぼ一致する形状を有する前面フレームと、前面フレームから後方へと延びるカバー部とを有し、前面フレームの前面には、前記フレーム上側延在部およびフレーム下側延在部の少なくとも一部が嵌合する凹部が形成されている。
前記フードの前面フレームは、眼鏡本体のレンズフレームの左右一対のリムに当接する左右一対のリム部と、前記左右のリム部を連結するブリッジ部とを有することが好ましい。前記リム部は、眼鏡本体のレンズフレームの上側リム、下側リム、および、中央側リムに対応する上側リム部と、下側リム部と、中央側リム部とを有することが好ましい。
前記フードの前面フレームの左右一対のリム部の前面形状は、眼鏡本体のレンズフレームの左右一対のリムの裏面形状と同一またはほぼ一致することが好ましい。同一またはほぼ一致する形状を有することにより、フードと眼鏡本体のレンズフレームとの密着性が向上するからである。
前記フードの上側リム部およびブリッジ部の前面には、眼鏡本体のレンズフレームの裏面に設けられたフレーム上側延在部の少なくとも一部が嵌合する凹部が形成されていることが好ましい。前記凹部は、左右一対の上側リム部およびブリッジ部の前面に連続して形成されていることが好ましい。
前記フードの中央側リム部と下側リム部の前面には、眼鏡本体のレンズフレームの中央側リムと下側リムの裏面に設けられたフレーム下側延在部の少なくとも一部が嵌合する凹部が形成されていることが好ましい。
前記凹部は、中央側リム部と下側リム部の前面に連続して設けられていることが好ましい。
前記フードは、前面フレームから後方へ延びるカバー部を有している。カバー部を有することにより、フード内部に空間ができ、眼鏡を着用したときの圧迫感が低減する。前記フードは、前面フレームの凹部の周縁から後方へ延びるカバー部を有していることが好ましい。前記カバー部が後方へ延出する長さは、カバー部が顔面に沿うように、中央側から端部側に向かって徐々に長くなることが好ましい。すなわち、顔面と接触するカバー部の後端部の形状は、顔面に沿うような曲線状であることが好ましい。カバー部の後端部は、顔面との隙間がないように接触するように後方へ延出していることが好ましいが、顔面との間にわずかな隙間が生じてもよい。
カバー部の上面部は、上側リム部に設けられた凹部の上縁から上方にむかって広がるように傾斜していることが好ましい。カバー部の下面部は、中央側リム部と下側リム部に設けられた凹部の下縁から下方に向かって広がるように傾斜していることが好ましい。
前記フードは、例えば、エラストマー製の透明または半透明のフードであることが好ましく、シリコンラバー製の透明または半透明のフードであることがより好ましい。透明または半透明にすることにより、視野が広がるからである。また、エラストマー製の材料を採用することにより、弾性力を利用してフードとレンズフレームとを強固に固定することができる。
本考案の眼鏡は、眼鏡本体にフードを着脱可能に取り付けるように構成されている。レンズフレームの裏面に設けられた延在部(フレーム上側延在部およびフレーム下側延在部)の少なくとも一部を、フードの前面フレームに設けられた凹部にはめ込むことにより取り付けることができる。
フレーム上側延在部の少なくとも一部が、フードの左右一対の上側リム部およびブリッジ部の前面に連続して形成された凹部に嵌合する。フレーム下側延在部の少なくとも一部が、フードの中央側リム部と下側リム部の前面に連続して形成された凹部に嵌合する。前記眼鏡本体の延在部が、フードの凹部に嵌合することにより、眼鏡本体とフードとが固定される。
前記フードは、弾性材料から構成されていることが好ましい。フードと眼鏡本体との脱着が容易になるからである。フードを眼鏡本体に取り付ける際には、フードに設けられた凹部を弾性変形させることにより、延在部をフードに設けられた凹部に嵌め込むことができる。フードの弾性力により、延在部が凹部によって把持される。また、フードの凹部を弾性変形させることにより、眼鏡本体からフードを取り外すことができる。なお、前記フードを取り外した眼鏡本体は、普通の眼鏡としても使用することができる。
本考案の眼鏡のレンズは、特に限定されない。例えば、遠視用レンズ、近視用レンズ、遠近両用レンズ、カラーレンズ、ブルーライトをカットするレンズ、紫外線をカットするレンズ、曇り止めレンズなどを挙げることができる。
以下、図面を参照しながら、本考案を説明するが、本考案は図面に示した態様に限定されない。
図1は、本考案の眼鏡の好ましい態様を前方から見た斜視図である。図1中、矢印Aが、前後方向であり、矢印Bが左右方向(幅方向)であり、矢印Cが上下方向である。
本考案の眼鏡100は、眼鏡本体1と、前記眼鏡本体1のレンズフレーム5と顔面との隙間を遮蔽するためのフード2とを備える。フード2は、レンズフレーム5の裏面に着脱可能に取り付けられる。
図2は、本考案の眼鏡の好ましい態様における眼鏡本体を前方から見た斜視図である。図3は、本考案の眼鏡の好ましい態様における眼鏡本体を後方から見た斜視図である。図2中、矢印Aが、前後方向であり、矢印Bが左右方向(幅方向)であり、矢印Cが上下方向である。
前記眼鏡本体1は、レンズフレーム5と、前記レンズフレーム5の右側端部から後方へ延びる右側智13aと、前記レンズフレーム5の左側端部から後方へ延びる左側智13bと、前記右側智13aに接続する右側テンプルフレーム15aと、前記左側智13bに接続する左側テンプルフレーム15bとを有する。左右のテンプルフレーム15a,15bは、蝶番により左右の智13a,13bに接続され、内側に折りたたむように構成されている。
前記レンズフレーム5は、レンズ4が装着される左右一対のリム3a,3bと、前記一対のリム3a,3bを連結するブリッジ7とを有する。
前記リム3a,3bは、レンズ4の上部に位置する上側リム9uと、レンズ4の下部に位置する下側リム9dと、鼻側に位置する中央側リム9iと、智側に位置する端部側リム9oとを有する。
前記ブリッジ7と上側リム9uとの裏面には、後方へ延びるフレーム上側延在部10が設けられている。前記フレーム上側延在部10は、左右の上側リム9uと前記上側リム9uを連結するブリッジ7の裏面に、フレーム5の左右の両端部の間をわたるように幅方向に連続的に形成されている。
前記フレーム上側延在部10の左右両端部は、前記フレーム上側延在部10の左右両端部の上面と左右の智13a,13bの上面とが面一となるように、前記フレーム上側延在部10の左右両端部が、左右の智13a,13bの上部に接続している。
前記フレーム上側延在部10は、前記フレーム上側延在部10の上面と上側リム9uの上面とが面一となるように、上側リム9uの裏面から延在している。
前記フレーム上側延在部10の後方への延在長は、中央側から端部側に向かって長くなっている。前記フレーム上側延在部10の後端縁は、弧状に形成されている。
前記中央側リム9iと下側リム9dとの裏面には、後方へ延びるフレーム下側延在部12が設けられている。前記フレーム下側延在部12は、中央側リム9iと下側リム9dの裏面において連続的に設けられている。
中央側リム9iに設けられた前記フレーム下側延在部12は、眼鏡本体1を普通の眼鏡として使用する際には、鼻当として作用する。
前記フレーム下側延在部12の外側端部は、それぞれ、左右の智13a,13bの下部に連続している。前記フレーム下側延在部12の外側端部の下面と左右の智の下面が面一となるように、前記フレーム下側延在部12の外側端部のそれぞれが、左右の智13a,13bの下部に接続している。
前記フレーム下側延在部12は、前記フレーム下側延在部12の下面と下側リム9dの下面とが面一となるように、下側リム9dの裏面に設けられていることが好ましい。
前記フレーム下側延在部12の延在長は、中央側から端部側に向かって長くなっている。前記フレーム下側延在部12の後端縁は、弧状に形成されている。
本態様では、前記フレーム上側延在部10、フレーム下側延在部12は、前記レンズフレーム5、智13a,13bとが一体成形されている。
図4は、前記フード2の正面図である。図5は、前記フード2を側面から見た斜視図である。
前記フード2は、レンズフレーム5の裏面の形状と同一またはほぼ一致する形状を有する前面フレーム25を有する。前面フレーム25の前面には、前記フレーム上側延在部10およびフレーム下側延在部12の少なくとも一部が嵌合する凹部31、33が形成されている。前記フード2は、前面フレーム25のリム部23に設けられた凹部31、33の周縁から後方へと延びるカバー部22とを有している。
前面フレーム25は、レンズフレーム5の左右一対のリム3a,3bに当接する左右一対のリム部23a,23bと、前記左右のリム部23a,23bを連結するブリッジ部27とを有する。前記リム部23a,23bは、上側リム部29uと、下側リム部29bと、中央側リム部29iとを有する。
上側リム部29uと前記上側リム部29uを連結するブリッジ部27の前面には、凹部31が形成されている。凹部31は、前面フレーム25の両端部の間をわたるように連続的に形成されている。前記凹部31は、上側リム29uから端部側へと延びるように形成されている。
中央側リム部29iと下側リム部29bとの前面には、凹部33が形成されている。凹部33は、中央側リム部29iと下側リム部29bにおいて連続的に形成されている。左右の凹部33は、連結しておらず、ブリッジ部27により切断されている。前記凹部33は、下側リム29bからさらに端部側へと延びるように形成されている。
中央側リム部29iに設けられた凹部33の裏面側は、鼻当として作用する。
フード2は、前面フレーム25に設けられた凹部の周縁から後方へ延びるカバー部22を有している。前記カバー部22が後方へ延出する長さは、カバー部22が顔面に沿うように、中央側から端部側に向かって徐々に長くなっている。すなわち、顔面と接触するカバー部22の後端部の形状は、顔面に沿うような曲線状である。
カバー部22の上面部は、凹部31の上縁から上方にむかって広がるように傾斜している。カバー部22の下面部は、凹部33の下縁から下方に向かって広がるように傾斜している。
カバー部22の後端部には、顔への密着性を高めるための裾部35が設けられている。裾部35は、カバーの上面部、下面部、あるいは、側面部に対してさらに外方に向かって傾斜し、顔面に対向し、密着できるような密着面が形成されている。
フード2の前面フレーム25における凹部31、33は、レンズ空間部37を周回する内周壁39と外周壁41との間で形成される有底の空間である。上側リム部29uに設けられた凹部31と下側リム部29bに設けられた凹部33とは、端部側に回り込んで連結し、フードの側面を形成している。すなわち、フードの側面では、内周壁39に対して、外周壁41がより後方を周回し、内周壁39と外周壁41とが離間している。また、フードの側面では、外周壁41は実質的な高さを有さず、凹部が実質的に形成されていない。そのため、内周壁39がフードの側面を形成する。
カバー部22は、凹部31,33を形成する外周壁41の周縁から後方へ延びるように形成されている。
本考案の眼鏡100は、眼鏡本体1にフード2を着脱可能に取り付けるように構成されている。図6は、眼鏡本体1にフード2を取り付けた状態を説明する説明図である。
眼鏡本体1のレンズフレーム5の裏面に設けられたフレーム上側延在部10およびフレーム下側延在部12を、フード2の前面フレーム25に設けられた凹部31、33にはめ込むことにより取り付けることができる。
フード2は、眼鏡本体1の両端部に位置する智13a、13bに当接するように、眼鏡本体1の裏面に取り付けられている。
フード2が、弾性材料から構成されている場合、フード2に設けられた凹部31,33を弾性変形させることにより、眼鏡本体に設けられた延在部10、12をフードに設けられた凹部に嵌め込むことができる。また、フード2の凹部31,33を弾性変形させることにより、眼鏡本体1からフード2を取り外すことができる。
フード2は、後端縁に裾部35を有している。裾部35が顔に密着することにより、花粉、粉塵、飛沫、ウイルスなどの侵入をブロックすることができる。
前記フード2を取り外した眼鏡本体1は、普通の眼鏡としても使用することができる。
1:眼鏡本体、2:フード、3:リム、4:レンズ、5:レンズフレーム、7:ブリッジ、9u:上側リム,9d:下側リム,9i:中央側リム,9o:端部側リム、10:フレーム上側延在部,12:フレーム下側延在部、13:智、15:テンプルフレーム、22:カバー部、23:リム部、25:前面フレーム、27:ブリッジ部、29u:上側リム部,29b:下側リム部,29i:中央側リム部,29o:端部側リム部、31:凹部、33:凹部、100:眼鏡

Claims (5)

  1. レンズフレームと、
    前記レンズフレームの右側端部から後方へ延びる右側智と、
    前記レンズフレームの左側端部から後方へ延びる左側智と、
    前記右側智に接続する右側テンプルフレームと、
    前記左側智に接続する左側テンプルフレームとを有する眼鏡本体と、
    前記眼鏡本体のレンズフレームと顔面との隙間を遮蔽するためのフードとを備える眼鏡であって、
    前記レンズフレームは、レンズが装着される左右一対のリムと、前記一対のリムを連結するブリッジとを有し、
    前記リムは、レンズ上部に位置する上側リムと、レンズ下部に位置する下側リムと、鼻側に位置する中央側リムとを有し、
    前記ブリッジと上側リムとの裏面には、後方へ延びるフレーム上側延在部が設けられ、
    前記中央側リムと下側リムとの裏面には、後方へ延びるフレーム下側延在部が設けられ、
    前記フードは、前記眼鏡本体のレンズフレームに着脱可能に取り付けられ、レンズフレームの裏面の形状と同一またはほぼ一致する形状を有する前面フレームと、前面フレームから後方へと延びるカバー部とを有し、前面フレームの前面には、前記フレーム上側延在部およびフレーム下側延在部の少なくとも一部が嵌合する凹部が形成されていることを特徴とする眼鏡。
  2. 前記フレーム上側延在部は、フレームの両端部の間をわたるように連続的に形成され、
    前記フレーム下側延在部は、中央側リムと下側リムとの裏面において連続的に形成されている請求項1に記載の眼鏡。
  3. 前記フレーム上側延在部の左右の両端部が、左右の智の上部に連続し、レンズフレームと左右の智と一体成形されているとともに、前記フレーム下側延在部の外側端部は、智の下部に連続し、レンズフレームと左右の智と一体成形されている請求項1または2に記載の眼鏡。
  4. 前記フレーム上側延在部の後方への延在長は、中央側よりも端部側の方が長く、前記フレーム上側延在部の後端縁は、直線状または弧状に形成され、
    前記フレーム下側延在部の後方への延在長は、中央側よりも端部側の方が長く、前記フレーム下側延在部の後端縁は、直線状または弧状に形成されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の眼鏡。
  5. 前記フードの前面フレームは、眼鏡本体のレンズフレームの左右一対のリムに当接する左右一対のリム部と、前記左右のリム部を連結するブリッジ部とを有し、前記リム部は、眼鏡本体のレンズフレームの上側リム、下側リム、および、中央側リムに対応する上側リム部と、下側リム部と、中央側リム部とを有し、
    前記フードの左右一対の上側リム部およびブリッジ部の前面には、前記フレーム上側延在部の少なくとも一部が嵌合する凹部が連続して形成され、
    前記フードの中央側リム部と下側リム部の前面には、前記フレーム下側延在部の少なくとも一部が嵌合する凹部が、連続して形成されている請求項1〜4のいずれか一項に記載の眼鏡。
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