JP5066029B2 - 防塵眼鏡 - Google Patents

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Description

本発明は防塵眼鏡に係り、さらに詳細には、小型軽量化を図ることができると共に使用者の顔に対する密着性をよくして防塵性の向上を図ることのできる防塵眼鏡に関する。
防塵眼鏡は、粉塵の多い環境で使用するのが普通であり、粉塵の多い現場においては、図5に示すように、作業者(使用者)Mは防塵マスク3を着用しているのが一般的である。また、従来においては、例えば近眼や老眼などを矯正するための眼鏡を着用した状態においても使用可能に構成してある。したがって、従来の防塵眼鏡1Aは、全体的構成の上下寸法及び左右寸法が大きく、矯正用の眼鏡全体を覆うと共に防塵マスクの一部分を覆う構成であって、矯正用眼鏡を必要としない使用者にとっては大きく重いという問題があると共に、使用者に装着した防塵マスク3の上側部分に防塵眼鏡1Aが重なるように装着して使用されるので、下方視野が悪いという問題がある。
また、従来の防塵眼鏡は、使用者の顔に密着するために、例えばゴムバンドなどを使用しているので圧着感があり、装着時の快適性向上には問題がある。そこで、前記ゴムバンドに代えてテンプルを備えた防塵眼鏡も開発されている。
ところで、矯正用の眼鏡を必要としない使用者を対象とした保護眼鏡の先行例として、例えば特許文献1がある。
特開2004−216034号公報
特許文献1に記載の眼鏡保護用カバー(保護眼鏡)は、左右両側にテンプルを備えた透明な第1カバー部材(眼鏡レンズに相当)の上部に、使用者の額部分に接触する第2カバー部材を備えた構成であって、保護眼鏡の第1カバーと使用者の額部分との密着性の向上が図られているものの、前記第1カバーの下部側と使用者の頬部分との間には間隙を有するものであり、防塵効果には問題がある。また、使用者が防塵マスクを着用している場合に関しては何等記載されていない。
本発明は、前述したごとき従来の問題に鑑みてなされたもので、透明な眼鏡部の周囲を支持したフレーム本体の周面に使用者突出して密接する可撓性の防塵部を備えると共に使用者に装着するためのテンプルを備えた防塵眼鏡であって、使用者の額に接触する部分の突出寸法よりも、使用者の鼻の鼻根に接触する部分の突出寸法を大きく構成してあることを特徴とするものである。
また、前記防塵眼鏡において、使用者の鼻に接触する部分から頬に接触する部分を経て目尻の側方に接触する部分に至るに従って次第に小さくなる突出寸法を有することを特徴とするものである。
また、前記防塵眼鏡において、使用者の鼻に接触する前記防塵部の逆V字状防塵部の頂部(27T)は、正面視した場合における左右のテンプル取付部またはヨロイの高さ位置にほぼ等しい高さ位置であることを特徴とするものである。
本発明によれば、防塵眼鏡の小型軽量化を図ることができると共に、使用者の額に接触する部分の突出寸法よりも使用者の鼻の鼻根に接触する部分の突出寸法を大きくしてあるので、鼻に接触する部分の逆V字形状の頂部を、使用者の鼻尖よりも上方に大きく離れた位置において鼻に接触する構成とすることができ、使用者が防塵マスクを装着している場合であっても何等の問題を生じることなく防塵効果を向上させることができる。
図1,2を参照するに、本発明の実施形態に係る防塵眼鏡1は、作業者(使用者)Mが防塵マスク3を装着している場合、この防塵マスク3と重なり合うことなく、防塵マスク3よりも上側位置において使用者に装着して使用されるものであって、透明な眼鏡部5の周縁部を支持したフレーム本体7を備えている。このフレーム本体7の左右両側部にはテンプル取付部9が備えられており、この左右のテンプル取付部9には、左右のテンプル11が傾斜角を調節可能かつ折りたたみ自在に取付けてある。なお、眼鏡において、テンプル11の傾斜角を調節する構成やヒンジを介してテンプル11を折りたたむ構成は周知構成であるから、前記テンプル取付部9に対するテンプル11の取付け構造についての詳細な説明は省略する。
前記フレーム本体7は、前記左右の眼鏡部5の上縁部を支持しかつ使用者の額に対応する上部フレーム13をほぼ水平に備えており、この上部フレーム13の左右両側部には、使用者の目尻の側方位置に対応する側方フレーム15が一体に備えられている。そして、この左右の側方フレーム15の内側において前記眼鏡部5の末端部に前記テンプル取付部9が一体的に備えられている。さらに、前記上部フレーム13の左右方向の中央部には垂下フレーム17が一体に備えられており、この垂下フレーム17には、逆V字形状に形成したV字フレーム19が一体に備えられている。
前記V字フレーム19は下部側の間隔が次第に広がる構成であって、V字フレーム19における左右の下端部19Eは、使用者の目の下側において盛上がっている部分、すなわち涙袋の下側において盛上がっている頬骨に対応した下部フレーム21の内端側と一体に接続してある。そして前記下部フレーム21の外端側は前記側方フレーム15に一体に接続してある。前記垂下フレーム17と前記V字フレーム19との接続部すなわちV字フレーム19の円弧状の頂部19Tは、使用者の左右の目の間であって鼻の鼻根に対応するように設けられている。
前記説明より理解されるように、左右の眼鏡部5は、上部フレーム13,側方フレーム15,垂下フレーム17,V字フレーム19及び下部フレーム21によって周縁部を支持されているものである。なお、垂下フレーム17を省略して左右の眼鏡部5を一体化した構成とすることも可能である。
前記防塵眼鏡1において、前記フレーム本体7における上部フレーム13の内側部すなわち上部フレーム13が防塵眼鏡1の装着者に対向する対向面の部分には、当該防塵眼鏡1を使用者に装着したときに使用者の額に接触する上部防塵部23(図3参照)が前記上部フレーム13から内方向(使用者側方向)へ突出して備えられている。そして側方フレーム15の内側部には前記上部防塵部23に連続した側部防塵部25が上部防塵部23と同程度に内方向へ突出して備えられている。前記V字フレーム19の内側部には、前記上部防塵部23よりも内方向への突出寸法が大きなV字状防塵部27が備えられている。
このV字状防塵部27は、前記下部フレーム21の内側に内方向へ突出して備えた下部防塵部29と連続して一体に備えられている。そして、前記V字状防塵部27から前記下部防塵部29を経て前記側部防塵部25へ至るに従って下部防塵部29の内方向への突出寸法は、図3に示すように次第に小さくなるように形成してある。すなわち前記フレーム本体7の内側周面に環状に設けた前記防塵部(上部防塵部23,側部防塵部25,V字状防塵部27及び下部防塵部29の全体を含んだ防塵部)は、柔軟性かつ弾力性を備えた樹脂により構成してあって、防塵眼鏡1を使用者に装着したとき、使用者の顔の頬骨などの凹凸に対応して接触し密着するものである。
前記防塵部における上部防塵部23は、防塵眼鏡1を使用者に装着したとき、使用者の額に接触する部分であり、側部防塵部25は使用者の目尻の側方位置において顔に接触するものである。そして、下部防塵部29は涙袋の下方において頬骨部分に接触するものであり、V字状防塵部27の頂部27Tは、使用者の目と目の間の鼻根に対応する部分であるから、図4(A)に示すように、前記上部防塵部23に比較してフレーム本体7からの内側方向(図4(A)において右方向)への突出寸法を大きく構成してある。そして、前記頂部27Tから連続したV字形状の防塵部27は鼻筋の両側において鼻筋が盛上がる境界部分付近に接触するものであるから、前記頂部27Tとほぼ等しい突出寸法に形成してある。また、使用者の鼻に接触する防塵部の逆V字状防塵部27の頂部27Tは、正面視した場合における左右のテンプル取付部9またはヨロイの高さ位置にほぼ等しい高さ位置である。
前記V字フレーム19の下端部19Eに対応したV字状防塵部27の下端部27Eは下部防塵部29と接続する部分であって、下部防塵部29は、前記下端部27Eとの接続部付近から側部防塵部25に至るに従って内方向への突出寸法が次第に小さくなるように、下部防塵部29の顔との接触部は外方向凸状に湾曲した接触面に形成してある。なお、前記下部防塵部29のフレーム本体7からの内側方向への突出寸法は、図4(B),(C)に示すように、上下に対応した上部防塵部23の内側方向への突出寸法とほぼ等しく形成してある。
前記構成において、使用者(作業者)が図1,2に示すように、防塵マスク3を装着した状態において防塵眼鏡1を装着すると、防塵眼鏡1におけるV字フレーム19の下端部19Eが前記防塵マスク3よりも上方において顔に接触するので、前記防塵マスク3に防塵眼鏡1が重なり合うようなことがないものである。したがって、防塵眼鏡1の下部側が防塵マスク3によって持ち上げられるようなことがなく、下方向の視野を阻害するようなことがないものである。
そして、前記V字フレーム19に対応したV字状防塵部27は、上部防塵部23のフレーム本体7からの内側方向への突出寸法より大きな突出寸法に形成してあって、フレーム本体7におけるV字フレーム19と使用者の顔の表面との間の間隙を閉塞するので、フレーム本体7の全周に亘って顔と接触することができ、防塵効果が向上するものである。
また、使用者の額に密着する上部防塵部23のフレーム本体7からの使用者側への突出寸法よりも、使用者の鼻に密着するV字状防塵部27の前記フレーム本体7からの使用者側への突出寸法を大きく構成してあるので、使用者の額と鼻根付近の凹凸の差(高低差)を補うことができる。したがって、フレーム本体7における上部フレーム13と下部フレーム21とをほぼ同一垂直面に保持することができ、フレーム本体7における上部フレーム13が下部フレーム21よりも大きく前方向に突出した状態に傾斜するようなことがないものである。
以上のごとき説明より理解されるように、前記構成によれば、防塵眼鏡1の小型軽量化を図ることができ、かつ防塵マスク3を装着した状態であっても防塵マスク3に重なることなく防塵眼鏡1を使用することができ、前述したごとき従来の問題を解消することができるものである。
防塵マスクと共に本発明の実施形態に係る防塵眼鏡とを装着した状態を示す正面説明図である。 斜め前方向から見た斜視説明図である。 防塵眼鏡を背面側から見た斜視説明図である。 図3におけるA−A,B−B,C−Cの切断端面説明図である。 従来の防塵眼鏡と防塵マスクとの関係を示す説明図である。
符号の説明
1 防塵眼鏡
3 防塵マスク
5 眼鏡部
7 フレーム本体
9 テンプル取付部
11 テンプル
13 上部フレーム
15 側方フレーム
17 垂下フレーム
19 V字フレーム
19E 下端部
19T 頂部
21 下部フレーム
23 上部防塵部
25 側部防塵部
27 V字状防塵部
27E 下端部
27T 頂部
29 下部防塵部

Claims (3)

  1. 透明な眼鏡部の周囲を支持したフレーム本体の周面に使用者突出して密接する可撓性の防塵部を備えると共に使用者に装着するためのテンプルを備えた防塵眼鏡であって、
    使用者の額に接触する部分の突出寸法よりも、使用者の鼻の鼻根に接触する部分の突出寸法を大きく構成してある
    ことを特徴とする防塵眼鏡。
  2. 請求項1に記載の防塵眼鏡において、
    使用者の鼻に接触する部分から頬に接触する部分を経て目尻の側方に接触する部分に至るに従って次第に小さくなる突出寸法を有する、
    ことを特徴とする防塵眼鏡。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の防塵眼鏡において、
    使用者の鼻に接触する前記防塵部の逆V字状防塵部の頂部(27T)は、正面視した場合における左右のテンプル取付部またはヨロイの高さ位置にほぼ等しい高さ位置である
    ことを特徴とする防塵眼鏡。
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