JP3000112B2 - テープカートリッジの収納ケース - Google Patents

テープカートリッジの収納ケース

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JP3000112B2
JP3000112B2 JP3033662A JP3366291A JP3000112B2 JP 3000112 B2 JP3000112 B2 JP 3000112B2 JP 3033662 A JP3033662 A JP 3033662A JP 3366291 A JP3366291 A JP 3366291A JP 3000112 B2 JP3000112 B2 JP 3000112B2
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JP
Japan
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case body
tape cartridge
insole
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case
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修 山本
外志孝 石灰
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Kitano Co Ltd
Hitachi Maxell Energy Ltd
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Kitano Co Ltd
Hitachi Maxell Energy Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープカートリッジを
個別に収納保管する収納ケースに関し、片手操作で上蓋
を開き操作できると同時に、内部の中敷きに支持したテ
ープカートリッジも一部が外方に突出して簡単に取り出
せるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】テープカートリッジの収納ケースにおい
て、ケース本体に上蓋を開閉自在に枢結してあり、上蓋
を開き操作すると、これに連動してケース本体内のテー
プカートリッジの一部が前方に押し出される形態は、実
公昭49ー26257号公報に公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の収納ケー
スでは、片手でケース本体を持ち、他方の手で上蓋を開
くようになっており、例えば自動車を運転しながら運転
者が片手で収納ケースを開いてテープカートリッジCを
取り出すことまでは困難であった。そこで本発明の目的
は、片手だけのワンタッチ操作でテープカートリッジC
を簡単に取り出せる収納ケースを得るにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の収納ケースは、
前面がテープカートリッジCの出入口14として開口し
ており、かつ上面が開口しているケース本体1と、この
ケース本体1に対して開閉揺動可能に装着されて、ケー
ス本体1の前記出入口14を閉じる前面壁21およびケ
ース本体1の開口上面を閉じる上面壁22を有する上蓋
2とからなり、ケース本体1の底面壁11の内面上にテ
ープカートリッジCを受け止め支持する中敷き3が前後
スライド自在に装備されており、この中敷き3は上蓋2
の上開き揺動に連動して前方の出入口14側に進出する
が、上蓋2の閉じ揺動に連動してケース本体1の後方側
へ退入するようスライド自在に支持されており、上蓋2
を上開き姿勢に揺動付勢するバネ40を有し、ケース本
体1に対し上蓋2を閉じ姿勢に保持する係合手段が、ケ
ース本体1の出入口14側の近傍に設けられていること
を要件とする。
【0005】
【作用】上蓋2を閉じ姿勢に係合保持する係合手段がケ
ース本体1の出入口14の近傍にあるので、その付近の
ケース本体1は上蓋支点が存在する側よりも弾性変形し
やすい状態にあり、ケース本体1側の該当部分に外力を
加えるとケース本体1が弾性変形して係合手段の係合が
外れる。バネ40で開き勝手となっている上蓋2は、係
合手段の係合が外れると自動的に開き作動し、これに伴
ってケース内の中敷き3が前方に進出してテープカート
リッジCはケース本体1の出入口14からその一部が突
出する。
【0006】
【発明の効果】従って、片手でも簡単に上蓋2を開放す
ることができる。しかも上蓋2の開放に伴い、テープカ
ートリッジCの一部が出入口14から少し突出する状態
となるので、この突出部分をつまんで容易にテープカー
トリッジCを抜き出せる。これにより、自動車の運転中
でも手さぐりだけの片手ワンタッチ操作で簡単かつ手際
よくテープカートリッジCの取り出しが可能となり、使
い勝手が良い。
【0007】
【実施例】図面はフィリップス型のテープカートリッジ
Cを収納する収納ケースが例示されている。図1におい
て収納ケースは、それぞれがプラスチック成形品である
ケース本体1と、上蓋2と、中敷き3とからなる。ケー
ス本体1は、テープカートリッジCより一回り大きい前
後縦長の角箱形状に形成されており、底面壁11の左右
端および後端から左右側壁12・12と後側壁13とを
立設し、前面が出入口14として開口しているととも
に、上面後端に上部壁15を残して上面の大部分を開口
し、後端側にのみポケット部16が形成されている。
【0008】上蓋2は、ケース本体1の開口前面および
開口上面をそれぞれ開閉する前面壁21と上面壁22と
を一連に形成してなり、上面壁22の後端左右に一対の
連結片23・23を突設し、該連結片23・23に連結
ピン24・24が外向きに突設されている。この各連結
ピン24はケース本体1の左右側壁12に形成した連結
孔17に係入してあり、上蓋2を該ピン24まわりに揺
動させることで、上蓋2がケース本体1の出入口14と
開口上面を開閉する。
【0009】上蓋2をケース本体1に取り付けるに際し
ては、片側の連結ピン24につる巻きバネ40を外嵌装
着し、このバネ40の一端をケース本体1の内面に受け
止め支持するとともに、バネ40の他端を上蓋2の上面
壁22の内側に受け止め、これでケース本体1に対して
上蓋2を常に上開き勝手に揺動付勢してある。
【0010】中敷き3はケース本体1内の底面壁11上
に前後スライド自在に装着してあり、平板上の主面壁3
1の後端にテープカートリッジCの差し込み端側を受け
る立壁32を備えている。中敷き3の左右の一方、図で
は右端側にラックギヤ33を前後方向に所定の長さ範囲
で一体に形成してある。このラックギヤ33は、上蓋2
における一方の連結片23の外周に形成したピニオンギ
ヤ25とかみ合う。
【0011】上蓋2を閉じて行くと、図3および図4に
示すごとく中敷き3はケース本体1の内側後方に退入す
る。一方、上蓋2を上開きすると、図7に示すごとく中
敷き3は前方の出入口14側に向かって一定量だけ進出
する。
【0012】いま、図7に示すように上蓋2を開いた状
態でテープカートリッジCをこれの一端が中敷き3の立
壁32に接当する状態で載せたとき、テープカートリッ
ジCの他端部が出入口14から僅かに突出した状態にあ
る。
【0013】上蓋2を上開き状態からバネ40に抗して
閉じて行くと、上蓋1と一体のピニオンギヤ25が回動
し、これにかみ合うラックギヤ33を備えた中敷き3が
後方にスライドして行く。上蓋2を完全に閉じた状態で
は図2ないし図4に示すごとくテープカートリッジCは
完全にケース内に収まる。
【0014】ケース本体1の底面壁11の前端縁には、
図1および図6に示すごとく左右中央部位に係合凹部1
8を切り欠き形成する。一方、上蓋2の前面壁21の下
端には係合突部26を形成する。かくして、上蓋2を完
全に閉じた状態では係合突部26が係合凹部18に回り
込み係合し、ケース本体1に対して上蓋2を閉じ状態に
維持する。
【0015】上蓋2の内面には前後に一対の係止爪27
・27を形成してあり、上蓋2を閉じると該係止爪27
がテープカートリッジCの左右に形成した各駆動軸挿入
孔41に係入して、その内部に備えたテープハブ42に
回り止め状に係合する。
【0016】テープカートリッジCを収納ケースから取
り出すには、例えばケース本体1の出入口14側の左右
側壁12・12を片手でつかんで内方側に弾性変形させ
ると、ケース本体1の底面壁11の前端が下方に撓み変
形することによって該係合凹部18が係合突部26に対
して外方に外れ、両者の係合が解除された上蓋2はバネ
40によって自動的に上開き揺動し、これに伴ってピニ
オンギヤ25とピニオンラック33を介して中敷き3が
前方に進出スライドして行き、テープカートリッジCの
一端が図7に示すごとく前面の出入口14から少し突出
し、この突出した部分をつまむことでテープカートリッ
ジCを抜き出せる。
【0017】なお、中敷き3の主面壁31の図上左半部
分は段落ち面34に形成し、この段落ち面34にテープ
カートリッジCの外面の台形突部43が入り込む。
【0018】(別実施態様例)上蓋2を上開き姿勢に揺
動付勢するについては、連結ピン24に外嵌するつる巻
きバネ40を用いる他に、例えば中敷き3の立壁32と
ケース本体1の後側壁13との間に板バネを装着してお
き、この板バネ40で中敷き3を前方に押し出し付勢
し、これでギヤ連動させた上蓋2を間接的に開き勝手に
する形態にしてもよい。上蓋2と中敷き3とはレバー、
リンク、ベルトを用いて連動連結し、上蓋2の開閉に連
動させて中敷き3を進退スライドさせてもよい。テープ
カートリッジCはケース本体1に対して短辺方向から出
し入れすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】分解状態での斜視図である。
【図2】収納状態での平面図である。
【図3】横断平面図である。
【図4】図2におけるA−A線断面図である。
【図5】図2におけるB−B線断面図である。
【図6】上蓋の係合手段を示す要部の拡大縦断側面図で
ある。
【図7】上蓋を開放した状態での縦断側面図である。
【符号の説明】
1 ケース本体 2 上蓋 3 中敷き 14 出入口 11 底面壁 18 係合凹部 25 ピニオンギヤ 26 係合突部 33 ラックギヤ 40 バネ C テープカートリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−112376(JP,U) 実開 昭54−172717(JP,U) 実開 昭61−61910(JP,U) 実開 昭64−39291(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 85/00 - 85/575 G11B 23/08 B65D 39/00 - 55/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面がテープカートリッジCの出入口1
    4として開口しており、かつ上面が開口しているケース
    本体1と、このケース本体1に対して開閉揺動可能に装
    着されて、ケース本体1の前記出入口14を閉じる前面
    壁21およびケース本体1の開口上面を閉じる上面壁2
    2を有する上蓋2とからなり、ケース本体1の底面壁1
    1の内面上にテープカートリッジCを受け止め支持する
    中敷き3が前後スライド自在に装備されており、この中
    敷き3は上蓋2の上開き揺動に連動して前方の出入口1
    4側に進出するが、上蓋2の閉じ揺動に連動してケース
    本体1の後方側へ退入するようスライド自在に支持され
    ており、上蓋2を上開き姿勢に揺動付勢するバネ40を
    有し、ケース本体1に対し上蓋2を閉じ姿勢に保持する
    係合手段が、ケース本体1の出入口14側の近傍に設け
    られているテープカートリッジの収納ケース。
  2. 【請求項2】 前記係合手段として、ケース本体1の底
    面壁11の前端には、左右中央部位の下面側に係合凹部
    18が切り欠き状に形成されており、かつ上蓋2の前面
    壁21の下端には、前記係合凹部18に回り込み係合す
    る係合突部26が突設されている請求項1記載のテープ
    カートリッジの収納ケース。
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