JP2999188B1 - 熱可塑性エラストマー組成物およびそれを使用した空気入りタイヤ、ホース - Google Patents

熱可塑性エラストマー組成物およびそれを使用した空気入りタイヤ、ホース

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    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C1/00Tyres characterised by the chemical composition or the physical arrangement or mixture of the composition
    • B60C1/0008Compositions of the inner liner

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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 耐気体透過性能を保持した上で耐久性、特に
低温での耐久性の向上を図った、熱可塑性エラストマー
組成物を提供する。 【解決手段】 エラストマー組成物(A)を分散相、熱
可塑性樹脂組成物(B)をマトリックスとし、かつ熱可
塑性樹脂組成物が2種以上の熱可塑性樹脂のブレンドよ
りなる熱可塑性エラストマー組成物において、エラスト
マー組成物(A)の分散粒径が10μm以下で、かつ熱
可塑性樹脂組成物(B)中のマトリックス樹脂組成物
(C)中に分散している樹脂組成物(D)の粒径が分散
ゴム粒子径より小さい熱可塑性エラストマー組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱可塑性エラスト
マー組成物、更に詳しくは、耐久性、特に低温での耐久
性を向上させた、耐気体透過性に優れる熱可塑性エラス
トマー組成物に関する。また、本発明は、かかる熱可塑
性エラストマー組成物をタイヤの空気透過防止層および
ホース材料に使用した空気入りタイヤ、ホースに関す
る。
【0002】
【従来の技術】タイヤ、ホース等の耐動的疲労性が必要
な積層体において、ゴム/樹脂を分散した耐気体透過性
熱可塑性エラストマー組成物を使用した場合に、柔軟性
と耐気体透過性のバランスを取るために、柔軟なN1
1,N12系のナイロンと耐気体透過性に優れたN6,
N66系のナイロンを併用することは公知である。そし
て、本発明者等によって、熱可塑性エラストマー組成物
における連続相成分および分散相成分の体積分率を
φm ,φd 、また各成分の溶融粘度をηm ,ηd とした
ときのαの式:(φd /φm )×(ηm /ηd )<1.
0を用いて、体積分率および溶融粘度の規定を行い、更
に、粘度比:ηm /ηd を1に近づけることでドメイン
のゴム分散粒子を小さくし、耐久性を向上させることも
提案してきた(特願平8−193545(特開平10−
36571号公報)、特願平9−175150(特開平1
0−114840号公報)および特願平10−2353
86)。しかし、ゴム粒子径を小さくするだけでは耐久
性、特に低温での耐久性が不十分であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明で
は、ブレンド樹脂をマトリックスとし、ゴムエラストマ
ーを分散させた構造をもつ熱可塑性エラストマー組成物
において、ゴムエラストマーの分散粒子のみではなくマ
トリックス相のブレンド樹脂構造を制御することによ
り、耐気体透過性能を保ちながら耐久性、特に低温での
耐久性を改善した熱可塑性エラストマー組成物を提供す
ることを目的とする。また、本発明では、かかる熱可塑
性エラストマー組成物を用いた空気入りタイヤおよびホ
ースを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、エラス
トマー組成物(A)を分散相、熱可塑性樹脂組成物
(B)をマトリックスとし、かつ熱可塑性樹脂組成物が
2種類以上の熱可塑性樹脂のブレンドよりなる熱可塑性
エラストマー組成物において、エラストマー組成物
(A)の分散粒径が10μm以下で、かつ熱可塑性樹脂
組成物(B)中のマトリックス樹脂組成物(C)中に分
散している樹脂組成物(D)の粒径が分散ゴム粒子径よ
り小さい熱可塑性エラストマー組成物が提供される。
【0005】また、本発明によれば、前記のエラストマ
ー組成物(A)と熱可塑性樹脂組成物(B)が下記式
(1)および式(2)を満たし、 (φd /φm )×(ηm /ηd )<1.0 …(1) 0.8<(ηm /ηd )<1.2 …(2) (式中、φd :エラストマー組成物(A)の体積分率、 φm :熱可塑性樹脂組成物(B)の体積分率、 ηd :エラストマー組成物(A)の溶融粘度、および ηm :熱可塑性樹脂組成物(B)の溶融粘度) かつ、熱可塑性樹脂組成物(B)中のマトリックス樹脂
組成物(C)と分散樹脂組成物(D)が下記式(3)お
よび式(4)を満たす、 (φD /φC )×(ηC /ηD )<1.0 …(3) 0.8<(ηC /ηD )<1.2 …(4) (式中、φD :分散樹脂組成物(D)の体積分率、 φC :マトリックス樹脂組成物(C)の体積分率、 ηD :分散樹脂組成物(D)の溶融粘度、および ηC :マトリックス樹脂組成物(C)の溶融粘度) 熱可塑性エラストマー組成物が提供される。
【0006】また、本発明によれば、前記熱可塑性樹脂
組成物として少なくとも2種のポリアミド系樹脂のブレ
ンドが選ばれること、前記熱可塑性樹脂組成物(B)中
のマトリックス樹脂組成物(C)としてアミド基1つに
対するメチレン基の数が7以上のポリアミド系樹脂が、
かつその分散樹脂組成物(D)としてアミド基1つに対
するメチレン基の数が7未満のポリアミド系樹脂が含ま
れることを特徴とする熱可塑性エラストマー組成物が提
供される。
【0007】また、本発明によれば、前記本発明により
得られる熱可塑性エラストマー組成物を使用した空気入
りタイヤおよびホースが提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明では、ブレンド樹脂をマト
リックスとし、ゴムエラストマーを分散させた構造をも
つ熱可塑性エラストマー組成物において、ゴムエラスト
マーの分散粒子を所定の微小粒径以下に制御するととも
に、マトリックス相での分散樹脂粒子の粒径を前記ゴム
エラストマー分散粒子の粒径よりも小となるように制御
することによって、耐久性、特に低温での定歪み性を大
巾に改善できることを見出したものである。
【0009】本発明による、エラストマー組成物(A)
を分散相とし、熱可塑性樹脂組成物(B)をマトリック
スとし、かつ、この熱可塑性樹脂組成物が2種以上の熱
可塑性樹脂のブレンドよりなる熱可塑性エラストマー組
成物においては、前記エラストマー組成物(A)の分散
粒径が10μm以下、好ましくは5μm以下であり、か
つ前記熱可塑性樹脂組成物(B)中のマトリックス樹脂
組成物(C)中に分散している樹脂組成物(D)の粒径
が分散ゴム粒子径より小さいことが、熱時、常温時の耐
久性は勿論のこと、特に10℃,0℃,−20℃、ある
いは−40℃といった酷寒時までの使用状況を考えた、
特に耐久性を向上するために必要である。
【0010】本発明のかかる相構造を達成するには、第
一に、前記のエラストマー組成物(A)と熱可塑性樹脂
組成物(B)が、次式(1)および(2)を満足するよ
うにそれぞれのエラストマー組成物(A)および熱可塑
性樹脂組成物(B)の体積分率比、溶融粘度比を制御
し、 (φd /φm )×(ηm /ηd )<1.0 …(1) 0.8<(ηm /ηd )<1.2 …(2) (こゝで、φd は、エラストマー組成物(A)の体積分
率、φm は、熱可塑性樹脂組成物(B)の体積分率、η
d は、エラストマー組成物(A)の溶融粘度、およびη
m は、熱可塑性樹脂組成物(B)の溶融粘度である。)
かつ、第二に、前記熱可塑性樹脂組成物(B)中におけ
るマトリックス樹脂組成物(C)と分散樹脂組成物
(D)が、次式(3)および(4)を満足するようにそ
れぞれのマトリックス樹脂組成物(C)および分散樹脂
組成物(D)の体積分率比、溶融粘度比を制御すればよ
い。 (φD /φC )×(ηC /ηD )<1.0 …(3) 0.8<(ηC /ηD )<1.2 …(4) (こゝで、φD は、分散樹脂組成物(D)の体積分率、
φC は、マトリックス樹脂組成物(C)の体積分率、η
D は、分散樹脂組成物(D)の溶融粘度およびη C は、
マトリックス樹脂組成物(C)の溶融粘度である。)
【0011】本発明では、前記式(1)および(2)を
満足するように制御することで、ゴムエラストマー成分
が分散相で、熱可塑性樹脂成分が連続相を形成し、かつ
ゴムエラストマー分散相が微細分散相となる。また、前
記式(3)および(4)を満足するように制御すること
で、前記連続相のマトリックス樹脂中に更に分散樹脂相
を形成し、かつこの樹脂分散相が微細分散相となって、
低温における耐久性が著しく向上した熱可塑性エラスト
マー組成物が得られる。
【0012】本発明の熱可塑性エラストマー組成物の作
製に用いられるゴムエラストマー組成物(A)は、ゴム
エラストマー成分に加硫系配合成分を含む通常のゴム配
合剤を配合してなるゴムエラストマー組成物としてもよ
いし、または、ゴムエラストマー成分に加硫系配合成分
を除く通常のゴム配合成分を配合してなるゴムエラスト
マー組成物であってもよい。このゴムエラストマー成分
としては、天然ゴム、合成ポリイソプレンゴム(I
R)、エポキシ化天然ゴム、スチレン−ブタジエンゴム
(SBR)、ポリブタジエンゴム(BR)、ニトリル−
ブタジエンゴム(NBR)、水素化NBR、水素化SB
Rのようなジエン系ゴムおよびその水素化合物;エチレ
ンプロピレンゴム(EPDM,EPM)、マレイン酸変
性エチレンプロピレンゴム(M−EPM)、ブチルゴム
(IIR)、イソブチレンと芳香族ビニルまたはジエン
系モノマー共重合体、アクリルゴム(ACM)、アイオ
ノマーのようなオレフィン系ゴム;Br−IIR,Cl
−IIR、イソブチレンパラメチルスチレン共重合体の
臭素化物(Br−IPMS)、クロロプレンゴム(C
R)、ヒドリンゴム(CHC,CHR)、クロロスルホ
ン化ポリエチレン(CSM)、塩素化ポリエチレン(C
M)、マレイン酸変性塩素化ポリエチレン(M−CM)
のような含ハロゲンゴム;メチルビニルシリコンゴム、
ジメチルシリコンゴム、メチルフェニルビニルシリコン
ゴムのようなシリコンゴム;ポリスルフィドゴムのよう
な含硫黄ゴム:ビニリデンフルオライド系ゴム、含フッ
素ビニルエーテル系ゴム、テトラフルオロエチレン−プ
ロピレン系ゴム、含フッ素シリコン系ゴム、含フッ素ホ
スファゼン系ゴムのようなフッ素ゴム;スチレン系エラ
ストマー、オレフィン系エラストマー、ポリエステル系
エラストマー、ウレタン系エラストマー、ポリアミド系
エラストマーのような熱可塑性エラストマーなどを挙げ
ることができる。
【0013】本発明の熱可塑性エラストマー組成物の分
散相を構成する前記ゴムエラストマー成分を動的加硫す
る場合の加硫剤、加硫助剤、および加硫条件(温度、時
間)等は、添加するゴムエラストマー成分の組成に応じ
て適宜決定すればよく、特に限定されるものではない。
加硫剤としては、一般的なゴム加硫剤(架橋剤)を用い
ることができる。具体的には、硫黄系加硫剤としては粉
末硫黄、沈降性硫黄、高分散性硫黄、表面処理硫黄、不
溶性硫黄、ジモルフォリンジサルファイド、アルキルフ
ェノールジサルファイド等を例示でき、例えば、0.5
〜4重量部〔ゴム成分(ポリマー)100重量部あたり
の重量部〕程度用いることができる。
【0014】また、有機過酸化物系の加硫剤としては、
ベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルヒドロパーオキ
サイド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキ
シ)ヘキサン、2,5−ジメチルヘキサン−2,5−ジ
(パーオキシルベンゾエート)等が例示され、例えば、
1〜20重量部程度用いることができる。更に、フェノ
ール樹脂系の加硫剤としては、アルキルフェノール樹脂
の臭素化物や、塩化スズ、クロロプレン等のハロゲンド
ナーとアルキルフェノール樹脂とを含有する混合架橋系
等が例示でき、例えば、1〜20重量部程度用いること
ができる。
【0015】その他の配合成分として、亜鉛華(5重量
部程度) 、酸化マグネシウム (4重量部程度)、リサー
ジ(10〜20重量部程度) 、p−キノンジオキシム、
p−ジベンゾイルキノンジオキシム、テトラクロロ−p
−ベンゾキノン、ポリ−p−ジニトロソベンゼン(2〜
10重量部程度)、メチレンジアニリン(0.2〜10
重量部程度) が例示できる。
【0016】また、必要に応じて、加硫促進剤を添加し
てもよい。加硫促進剤としては、アルデヒド・アンモニ
ア系、グアニジン系、チアゾール系、スルフェンアミド
系、チウラム系、ジチオ酸塩系、チオウレア系等の一般
的な加硫促進剤を、例えば、0.5〜2重量部程度用い
ることができる。また、加硫促進助剤としては、一般的
なゴム用助剤を併せて用いることができ、例えば、ステ
アリン酸やオレイン酸およびこれらのZn塩(2〜4重
量部程度)等が使用できる。
【0017】さらに、分散相をなすゴムエラストマー中
には、前記の配合剤に加えて、分散性や耐熱性などの改
善その他のために一般的に配合される軟化剤、老化防止
剤、加工助剤などの配合剤を必要に応じ適宜配合するこ
とができる。
【0018】また、本発明の熱可塑性エラストマー組成
物の作製に用いられる熱可塑性樹脂組成物(B)として
は、2種以上の熱可塑性樹脂のブレンドが使用され、該
樹脂成分としては、ポリアミド系樹脂(例えばナイロン
6(N6)、ナイロン66(N66)、ナイロン46
(N46)、ナイロン11(N11)、ナイロン12
(N12)、ナイロン610(N610)、ナイロン6
12(N612)、ナイロン6/66共重合体(N6/
66)、ナイロン6/66/610共重合体(N6/6
6/610)、ナイロンMXD6(MXD6)、ナイロ
ン6T、ナイロン6/6T共重合体、ナイロン66/P
P共重合体、ナイロン66/PPS共重合体)、ポリエ
ステル系樹脂(例えばポリブチレンテレフタレート(P
BT)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリ
エチレンイソフタレート(PEI)、PET/PEI共
重合体、ポリアリレート(PAR)、ポリブチレンナフ
タレート(PBN)、液晶ポリエステル、ポリオキシア
ルキレンジイミド酸/ポリブチレートテレフタレート共
重合体などの芳香族ポリエステル)、ポリニトリル系樹
脂(例えばポリアクリロニトリル(PAN)、ポリメタ
クリロニトリル、アクリロニトリル/スチレン共重合体
(AS)、メタクリロニトリル/スチレン共重合体、メ
タクリロニトリル/スチレン/ブタジエン共重合体)、
ポリメタクリレート系樹脂(例えばポリメタクリル酸メ
チル(PMMA)、ポリメタクリル酸エチル)、ポリビ
ニル系樹脂(例えば酢酸ビニル(EVA)、ポリビニル
アルコール(PVA)、ビニルアルコール/エチレン共
重合体(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン(PVD
C)、ポリ塩化ビニル(PVC)、塩化ビニル/塩化ビ
ニリデン共重合体、塩化ビニリデン/メチルアクリレー
ト共重合体)、セルロース系樹脂(例えば酢酸セルロー
ス、酢酸酪酸セルロース)、フッ素系樹脂(例えばポリ
フッ化ビニリデン(PVDF)、ポリフッ化ビニル(P
VF)、ポリクロルフルオロエチレン(PCTFE)、
テトラフロロエチレン/エチレン共重合体(ETF
E))、イミド系樹脂(例えば芳香族ポリイミド(P
I))などを挙げることができる。
【0019】本発明の熱可塑性樹脂組成物(B)として
は、2種以上の前記ポリアミド系樹脂のブレンドを使用
し、更に、そのうちでも、前記熱可塑性樹脂組成物
(B)中のマトリックス樹脂組成物(C)にアミド基1
つに対するメチレン基の数が7以上のポリアミド系樹脂
を用い、かつその分散樹脂組成物(D)にアミド基1つ
に対するメチレン基の数が7未満のポリアミド系樹脂を
用いることが、特に、耐久性と耐気体透過性のバランス
を良好にするため一層好ましい。
【0020】上記ポリアミド系樹脂におけるアミド基の
数対メチレン基の数については、以下の表1によりその
定義を説明する。
【表1】
【0021】また、前記熱可塑性エラストマー組成物の
マトリックスを構成する熱可塑性樹脂中には、加工性、
分散性あるいはまた耐熱・酸化防止性などの改善その他
のために一般的に配合される可塑剤、軟化剤、充填剤、
補強剤、加工助剤、安定剤、酸化防止剤等を必要に応じ
適宜配合してもよい。
【0022】本発明において、マトリックス樹脂中にエ
ラストマーと合成樹脂が微細に分散している熱可塑性エ
ラストマー組成物の製造方法は、以下の通りである。先
ず、エラストマー成分と配合剤成分を予め一般のニーダ
ー、バンバリーミキサー等を用いて均一混合状態が得ら
れるまで混練してエラストマー組成物(A)を作製す
る。この際エラストマー組成物には、カーボンブラッ
ク、オイル、その他炭酸カルシウム等の充填剤を適当量
添加することも可能である。また、必要な場合には、エ
ラストマーの加硫剤または架橋剤、加硫助剤、加硫促進
剤等を加えてもよい。このようにして作製したエラスト
マー組成物とマトリックス樹脂組成物(C)、分散樹脂
組成物(D)を2軸混練機等に投入し、溶融混練を行
う。エラストマー組成物(A)に加硫系配合剤を除いた
エラストマー組成物を用いた場合には、混練が十分にな
された段階で加硫系配合剤を添加して更に混練し、エラ
ストマー組成物を動的架橋させ、目的の熱可塑性エラス
トマー組成物を得る。
【0023】また、熱可塑性樹脂またはエラストマー組
成物への各種配合剤は、上記2軸混練前に予め混合して
もよいが、上記2軸混練中に添加してもよい。これらエ
ラストマー組成物(A)、マトリックス樹脂組成物
(C)、分散樹脂組成物(D)との混練およびエラスト
マー組成物の動的加硫の溶融混練条件として、温度は熱
可塑性樹脂が溶融する温度以上であればよい。また、混
練時の剪断速度は500〜7500sec -1であるのが好
ましく、混練時間は、30秒から10分程度が好まし
い。
【0024】得られた熱可塑性エラストマー組成物を引
き続き単軸押出機の先端のT型シーティングダイス、ス
トレートまたはクロスヘッド構造のチュービングダイ
ス、インフレート成形用の円筒ダイス等を使用し、シー
ト、フィルムまたはチューブ状に成形させれば、これを
空気入りタイヤの空気透過防止層、ホース等のゴム/樹
脂積層体に供することができる。なお、得られた熱可塑
性エラストマー組成物は、一度ストランド状に引き取り
ペレット化した後、前記樹脂用単軸押出機によって成形
するようにしてもよい。
【0025】このようにして得られるシート状又はチュ
ーブ状の成形体は、本発明のゴムエラストマー/マトリ
ックス樹脂/分散相樹脂の多元系ブレンドのモルフォロ
ジーを制御した熱可塑性エラストマー組成物で、マトリ
ックス樹脂中に加硫ゴムが微細に分散し、かつこのゴム
粒子よりも微細な分散相樹脂が均一分散した状態の相構
造を有する組成物から成っているため、この薄膜は、そ
の特性として、低温での高い耐久性能を有する。マトリ
ックス樹脂に微分散させる樹脂を耐気体透過性に優れる
ものとすることで、低温での耐久性を有し、かつ優れた
耐気体透過性を有するようにできるので、これを空気入
りタイヤの空気透過防止層または低ガス透過性ホースの
ホースチューブやホースカバーに有効に使用することが
できる。
【0026】
【実施例】以下、実施例および比較例によって本発明を
更に詳細に説明するが、本発明を以下の実施例に限定す
るものでないことは言うまでもない。
【0027】以下の表2に示す各例の配合成分および配
合条件に従って混練、作製した熱可塑性エラストマー組
成物をペレット化し、単軸押出機でTダイを通して幅3
50mm、厚さ100μmのフィルムとし、これを各試験
の試験サンプルに用いた。
【0028】試験サンプルの作製 先ず、表2のゴム成分を密閉式混合機を用いて混練を行
った後、ストランド状に押出し、ペレット化した。次
に、マトリックス樹脂成分、分散樹脂成分とゴム成分を
ドライブレンドした上、JSW製TEX44 2軸混練
機の第一投入口より投入し、230℃で約10分間、溶
融混練した。得られた混練物は、2軸混練押出機の先端
よりストランド状に押出し、水冷した後にペレタイザー
でペレット化した。ペレット化した混練物は、T型ダイ
スを有する40mm口径の樹脂用単軸押出機で40rpm の
回転速度、230℃で溶融させ、幅350mm、厚さ10
0μmのフィルムを作成した。
【0029】なお、試験サンプルの作製に用いた熱可塑
エラストマー組成物のゴム、各樹脂成分における溶融粘
度は、以下に示すとおりである。 230℃、1150/sec での溶融粘度(poise) IPMSゴム組成物(Exxpro 89−4、 1030 エクソン化学) N11樹脂(リルサンBMN 0、アトケム) 855.7 N12樹脂(リルサンAMN 0、アトケム) 840 N612樹脂(D−18、ダイセル・ヒュルス) 1047 N666樹脂(1)(5613B、宇部興産) 995.3 N666樹脂(2)(アミランCM6001、東レ) 1800
【0030】実施例および比較例における評価に用いた
各試験法は、以下のとおりである。
【0031】溶融粘度 こゝで、溶融粘度とは、混練加工時の任意の温度、成分
の溶融粘度をいい、各ゴム、ポリマー材料の溶融粘度
は、温度、剪断速度(sec -1)および剪断応力の依存性
があるため、一般に細管中を流れる溶融状態にある任意
の温度、特に混練時の温度領域でのゴム、ポリマー材料
の応力と剪断速度を測定し、下記式(5)より溶融粘度
を測定する。なお、溶融粘度の測定には、東洋精機社製
キャピラリーレオメーターキャピログラフ1Cを使用し
た。
【0032】
【数1】
【0033】定歪み試験 熱可塑性エラストマー組成物フィルムに以下の配合から
なるゴム系セメントをハケ塗りし、乾燥後、以下のゴム
配合になるタイヤカーカス用ゴム(カーカスなし)を積
層させて、180℃で10分間加硫し、2mm厚のフィル
ム/ゴム積層体を作製した。これをJIS2号ダンベル
にて打ち抜き、30.6%の歪をかけながら5Hzの周期
で耐久試験に供した。(1000万回で破壊しないもの
は打切りとした。)
【0034】 (ゴム系セメントの配合) 重量部 天然ゴム(RSS#3) 80 SBR(ニッポール1502、日本ゼオン) 20 FEFカーボンブラック(HTC#100、中部カーボン) 50 ステアリン酸(ビーズステアリン酸NY、日本油脂) 2 ZnO(3号亜鉛華) 3 硫黄(粉末硫黄、軽井沢精錬所) 3 加硫促進剤(BBS、N−t−ブチル−2−ベンゾチアジル スルフェンアミド) 1 アロマオイル(デソレックス3号、昭和シェル石油) 2 ヘキサメトキシメチル化メラミン(CYREZ−964RPC、 三井サイテック) 5 レゾルシン−ホルムアルデヒド樹脂(ペナコライトレジン B−18−S、イントスペックケミカル) 10 フェノール−ホルムアルデヒド樹脂(ヒタノール1502Z、 日立化成工業) 1 トルエン 1000
【0035】 (タイヤ用カーカスゴム配合) 重量部 天然ゴム(RSS#3) 80 SBR(ニッポール1502、日本ゼオン) 20 FEFカーボンブラック(HTC#100、中部カーボン) 50 ステアリン酸(ビーズステアリン酸NY、日本油脂) 2 ZnO(3号亜鉛華) 3 硫黄(粉末硫黄、軽井沢精錬所) 3 加硫促進剤(BBS、N−t−ブチル−2−ベンゾチアジル スルフェンアミド) 1 アロマオイル(デソレックス3号、昭和シェル石油) 2
【0036】空気透過量(空気透過係数)測定法 JIS K 7126「プラスチックフィルム及びシー
トの気体透過度試験方法(A法)」に準じた。 試験片:各例で作成したフィルムサンプルを用いた。 試験気体:空気(N2 :O2 =8:2) 試験温度:30℃ゴムおよび分散樹脂粒径の測定法 作製したフィルムをミクロトーム等を使用して超薄切片
を作製した後、RuO 4 等で染色し、透過電子顕微鏡
(日立H−800型)を用いて直接観察を行なった。
【0037】実施例1〜5および比較例1〜2 試験結果を次の表2に示す。
【表2】
【0038】表2の結果によれば、本発明の実施例のも
のは、ブレンド樹脂の粘度比を1に近づけることで、比
較例に比して低温下での耐久性を改善していることがわ
かる。
【0039】
【発明の効果】本発明では、熱可塑性エラストマー組成
物におけるゴムの分散粒子径と共に、マトリックス相の
ブレンド樹脂構造を制御することにより、耐気体透過性
能を保持した上で耐久性、特に10℃,0℃,−20℃
あるいは−40℃といった酷寒時までの耐久性が著しく
向上することがわかる。よって、本発明の熱可塑性エラ
ストマー組成物は、空気入りタイヤのインナーライナー
部材、ホース部材、ベルト部材および防舷材等常温から
低温領域の広い温度範囲で伸張屈曲疲労等の耐久性が必
要な商品の部材として有効に使用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 1/00 - 101/14

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エラストマー組成物(A)を分散相、熱
    可塑性樹脂組成物(B)をマトリックスとし、かつ熱可
    塑性樹脂組成物が2種以上の熱可塑性樹脂のブレンドよ
    りなる熱可塑性エラストマー組成物において、エラスト
    マー組成物(A)の分散粒径が10μm以下で、かつ熱
    可塑性樹脂組成物(B)中のマトリックス樹脂組成物
    (C)中に分散している樹脂組成物(D)の粒径が分散
    ゴム粒子径より小さいことを特徴とする熱可塑性エラス
    トマー組成物。
  2. 【請求項2】 前記のエラストマー組成物(A)と熱可
    塑性樹脂組成物(B)が下記式(1)および式(2)を
    満たし、 (φd /φm )×(ηm /ηd )<1.0 …(1) 0.8<(ηm /ηd )<1.2 …(2) (式中、φd :エラストマー組成物(A)の体積分率、 φm :熱可塑性樹脂組成物(B)の体積分率、 ηd :エラストマー組成物(A)の溶融粘度、および ηm :熱可塑性樹脂組成物(B)の溶融粘度) かつ、熱可塑性樹脂組成物(B)中のマトリックス樹脂
    組成物(C)と分散樹脂組成物(D)が下記式(3)お
    よび式(4)を満たす、 (φD /φC )×(ηC /ηD )<1.0 …(3) 0.8<(ηC /ηD )<1.2 …(4) (式中、φD :分散樹脂組成物(D)の体積分率、 φC :マトリックス樹脂組成物(C)の体積分率、 ηD :分散樹脂組成物(D)の溶融粘度、および ηC :マトリックス樹脂組成物(C)の溶融粘度) 請求項1に記載の熱可塑性エラストマー組成物。
  3. 【請求項3】 前記エラストマー組成物(A)中に含ま
    れるエラストマー成分が、ジエン系ゴム、およびその水
    添物、オレフィン系ゴム、含ハロゲン系ゴム、シリコン
    ゴム、含硫黄ゴム、フッ素ゴム、並びに熱可塑性エラス
    トマーの群から選ばれる少なくとも一種のエラストマー
    である請求項1または2に記載の熱可塑性エラストマー
    組成物。
  4. 【請求項4】 前記熱可塑性樹脂組成物(B)中に含ま
    れる熱可塑性樹脂成分が、ポリアミド系樹脂、ポリエス
    テル系樹脂、ポリニトリル系樹脂、ポリメタクリレート
    系樹脂、ポリビニル系樹脂、セルロース系樹脂、フッ素
    系樹脂およびイミド系樹脂の群から選ばれる少なくとも
    一種の熱可塑性樹脂である請求項1〜3のいずれか1項
    に記載の熱可塑性エラストマー組成物。
  5. 【請求項5】 前記熱可塑性樹脂組成物(B)として、
    少なくとも2種のポリアミド系樹脂のブレンドが選ばれ
    る請求項1〜4のいずれか1項に記載の熱可塑性エラス
    トマー組成物。
  6. 【請求項6】 前記熱可塑性樹脂組成物(B)中のマト
    リックス樹脂組成物(C)として、アミド基1つに対す
    るメチレン基の数が7以上のポリアミド系樹脂が、かつ
    その分散樹脂組成物(D)として、アミド基1つに対す
    るメチレン基の数が7未満のポリアミド系樹脂が含まれ
    ることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載
    の熱可塑性エラストマー組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の熱
    可塑性エラストマー組成物を空気透過防止層に使用した
    空気入りタイヤ。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の熱
    可塑性エラストマー組成物を、補強層に隣接するホース
    外管材料、内管内層材料、内管外層材料および補強層間
    の少なくともいずれかに使用したホース。
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