JP2998137B2 - 建築構造部材の基礎固定装置 - Google Patents

建築構造部材の基礎固定装置

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JP2998137B2
JP2998137B2 JP1037980A JP3798089A JP2998137B2 JP 2998137 B2 JP2998137 B2 JP 2998137B2 JP 1037980 A JP1037980 A JP 1037980A JP 3798089 A JP3798089 A JP 3798089A JP 2998137 B2 JP2998137 B2 JP 2998137B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、アパートの外部階段や廊下やその他の外部
構造部材の柱脚部の下端を、基礎に対して固定する基礎
固定装置の構成に関するものである。
(ロ)従来技術 従来、これらの外部構造部材の下端を基礎に対して固
定する場合においては、コンクリート基礎を造る際にお
いて、先にアンカーボルトを埋め込んで、アンカーボル
トの螺子部のみを突出していたのである。
第10図から第13図において、従来のアンカーボルトの
構成が開示されている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 即ち、階段5や階段柱脚部6の下端をコンクリート基
礎17に固定する場合において、コンクリート基礎17を流
し込む場合に、最初からU字形アンカーボルト14を複数
本ずつ埋め込んでおくのである。
そして、該U字形アンカーボルト14にレベル調整用ナ
ット15を螺装し、該レベル調整用ナット15に階段5の下
端の載置板4を載置した後に、もう1個のレベル調整用
ナット15を螺装して、高さを調整しながら固定していた
のである。
しかし、コンクリート基礎17から突出したU字形アン
カーボルト14の位置や高さの精度が出にくく、精度の出
ていない状態で階段・廊下部材の載置板4を取付けよう
としても、載置板4の孔とU字形アンカーボルト14の位
置が合わなかったり、その調整に時間が掛かりすぎてい
たのである。
特に、U字形アンカーボルト14の位置が相違する場合
には、せっかく埋め込んであるU字形アンカーボルト14
を切断し、またコンクリート基礎17に孔を開けて、新た
にU字形アンカーボルト14を埋め込む等の手続きが必要
だったものである。
また、U字形アンカーボルト14の位置の精度が出にく
いのでコンクリート基礎17を作る際には、U字形アンカ
ーボルト14の埋め込みを辞めて、後からコンクリート基
礎17に孔を開けて、U字形アンカーボルト14を埋め込ん
でいたのである。
本発明は、これらの従来の不具合いを解消すべく構成
したものである。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成
するための構成を説明する。
下部に設けた基台1より螺装筒1aを突出し、該螺装筒
1aにターンバックル2を螺装し、該ターンバックル2の
上端を、支持台3から下方に突出した螺装筒3a内に螺装
し、ターンバックル2の中央部にスパナ掛け部2aやハン
ドル2cを設けた基礎アンカーにおいて、前記基台1は正
方形板の周囲に立縁部1cを上向きに曲折した構成とし、
該立縁部1cをハンマー8で叩くことにより、ベースコン
クリート12に食い込むことなく挿入可能としたものであ
る。
(ホ)実施例 本発明の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の
図面に示した実施例の構成を説明する。
第1図はアパートの外壁部に付設する階段5と該階段
の上端を支持する階段柱脚部6を、本発明の建築構造部
材の基礎アンカーにより支持した状態の外形図、第2図
は階段5の下端部分を裏返してみた斜視図、第3図は本
発明の建築構造部材の基礎アンカーの分解状態を示す図
面、第4図は階段柱脚部6を支持する基礎アンカーを分
解した状態の図面、第5図は階段5の下端に基礎アンカ
ーを介装する状態の側面図、第6図は階段柱脚部6の下
端に基礎アンカーを介装する状態の側面断面図、第7図
は階段5と基礎アンカーを調節した状態で、コンクリー
トを流し込んで固めた状態の側面断面図、第8図は同じ
く階段柱脚部6と下の基礎アンカーをコンクリートに流
し込んで固めた状態の側面断面図、第9図は本発明の建
築構造部材の基礎アンカーの他の実施例を示す図面であ
る。
本発明の建築構造部材の基礎アンカーは、第1図の如
く、階段5の下部や、該階段を支える階段柱脚部6の下
部等に介装するものであるが、その他に、住宅本体の階
段柱脚部6の下端を支持する場合に用いても良いもので
ある。
この階段5や階段柱脚部6の如く、住宅本体と別に組
み立てて付設する場合等において、特に本発明の基礎ア
ンカーが効果を発揮するのである。
住宅本体の基礎は全体的に精度が向上し、位置関係も
ズレの無いように構成しているが、階段5や階段柱脚部
6の基礎は、位置が離れておりまた高さも相違するの
で、精度が出にくい場合が多いのである。
このような場合において、少々精度が出ていない場合
においても、その精度の狂いを吸収可能としたのが、本
発明の建築構造部材の基礎固定装置を構成する基礎アン
カーである。
本発明の基礎アンカーの構成を説明する。
第3図、第4図、第9図において、基台1とターンバ
ックル2と支持台3を組み立てて構成している。
該基台1は板材に、コンクリート固定時において、コ
ンクリートが流し込み可能なように、開口1bを数箇所設
けている。
そして、中央に、ターンバックル2を螺装する螺装筒
1aを突出している。
また、支持台3には、載置板4のボルト孔4aとの間を
固着ボルト10,10により締結可能とするボルト孔3bが開
口されている。
そして、支持台3の中央から下方に向けて螺装筒3aが
突出されており、前記螺装筒1aと螺装筒3aとの間には、
ターンバックル2が螺装されている。
ターンバックル2の上下の螺子部は逆に構成されてお
り、スパナ掛け部2aを中央に構成している。
該スパナ掛け部2aにスパナ9を掛けて回転することに
より、基台1と支持台3の間の距離を大小に伸縮するこ
とが出来るのである。
また、基台1は正方形に構成されており、周囲に立縁
部1cを曲折しており、該立縁部1cは、第5図の如く、基
礎アンカーを載置板4の下で、コンクリート基礎13やベ
ースコンクリート12の間に挿入する場合において、簡単
に挿入出来ない時に、ハンマー8でたたくことができる
ように、また挿入時にベースコンクリート12に食い込む
ことがないように立縁部1cを構成しているのである。
このように基台1の部分に立縁部1cを構成したことに
より、ベースコンクリート12の上を滑らせて、載置板4
の下に挿入する場合に、立縁部1cが橇と同じような効果
を発生し、スムーズな挿入が出来るのである。
また、基礎アンカーを挿入終了した時点で、固着コン
クリート層7を作った場合においても、該立縁部1cの部
分が引っ掛け状態で固着コンクリート層7に埋もれるの
で、アンカー効果を発揮し、固定が確実に行われるので
ある。
また、第9図においては、スパナ掛け部2aの代わり
に、ターンバックル2の中央部にハンドル2cを突出して
おり、このハンドル2cを握って回転すればスパナ9がな
くても操作可能としているのである。
基礎アンカーを構成するターンバックル2によりコン
クリート基礎13やベースコンクリート12と、載置板4と
の間の間隔を設定された間隔に調節終了した後に、第7
図と第8図に示す如く、コンクリートを流し込んで、基
礎アンカーと載置板4の部分全体、更に階段柱脚部6や
階段5の下部までも、同時に固着コンクリート層7内に
埋め込んでしまうのである。
(ヘ)発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を
奏するものである。
第1に、従来の如くU字形アンカーボルト14が固定さ
れているのではなく、基礎アンカーの部分が階段5や階
段柱脚部6と共に移動可能であるので、U字形アンカー
ボルト14と、載置板4の孔が合わないという不具合が無
くなったのである。
第2に、基台1は正方形に構成されており、周囲に立
縁部1cを曲折しており、該立縁部1cは、第5図の如く、
基礎アンカーを載置板4の下で、コンクリート基礎13や
ベースコンクリート12の間に挿入する場合において、簡
単に挿入出来ない時に、ハンマー8でたたくことができ
るように、また挿入時にベースコンクリート12に食い込
むことがないように立縁部1cを構成しているのである。
このように基台1の部分に立縁部1cを構成したことに
より、ベースコンクリート12の上を滑らせて、載置板4
の下に挿入する場合に、立縁部1cが橇と同じような効果
を発生し、スムーズな挿入が出来るのである。
また、基礎アンカーを挿入終了した時点で、固着コン
クリート層7を作った場合においても、該立縁部1cの部
分が引っ掛け状態で固着コンクリート層7に埋もれるの
で、アンカー効果を発揮し、固定が確実に行われるので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はアパートの外壁部に付設する階段5と該階段の
上端を支持する階段柱脚部6を、本発明の建築構造部材
の基礎アンカーにより支持した状態の外形図、第2図は
階段5の下端部分を裏返してみた斜視図、第3図は本発
明の建築構造部材の基礎アンカーの分解状態を示す図
面、第4図は階段柱脚部6を支持する基礎アンカーを分
解した状態の図面、第5図は階段5の下端に基礎アンカ
ーを介装する状態の側面図、第6図は階段柱脚部6の下
端に基礎アンカーを介装する状態の側面断面図、第7図
は階段5と基礎アンカーを調節した状態で、コンクリー
トを流し込んで固めた状態の側面断面図、第8図は同じ
く階段柱脚部6と下の基礎アンカーをコンクリートに流
し込んで固めた状態の側面断面図、第9図は本発明の建
築構造部材の基礎アンカーの他の実施例を示す図面、第
10図から第13図は従来の基礎アンカーの状態を示す図面
である。 1……基台 1a,3a……螺装筒 2……ターンバックル 2a……スパナ掛け部 2c……ハンドル 3……支持台 4……載置板 5……階段 6……階段柱脚部 7……固着コンクリート層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実願 昭63−63763号(実開 平1− 170712号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) 実願 昭60−159092号(実開 昭62− 67294号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部に設けた基台1より螺装筒1aを突出
    し、該螺装筒1aにターンバックル2を螺装し、該ターン
    バックル2の上端を、支持台3から下方に突出した螺装
    筒3a内に螺装し、ターンバックル2の中央部にスパナ掛
    け部2aやハンドル2cを設けた基礎アンカーにおいて、前
    記基台1は正方形板の周囲に立縁部1cを上向きに曲折し
    た構成とし、該立縁部1cをハンマー8で叩くことによ
    り、ベースコンクリート12に食い込むことなく挿入可能
    としたことを特徴とする建築構造部材の基礎固定装置。
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