JP2996268B2 - 強誘電性液晶組成物 - Google Patents
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Description
に詳しくはブックシェルフ構造を維持しつつ液晶組成物
としての粘度の低下を図るようにした強誘電性液晶組成
物に関する。
スオートメーションならびにダウンサイジングの進展に
伴い、ワードプロセッサー、パーソナルコンピュータ、
ワークステーション等の情報処理装置が広く普及するよ
うになった今日、これらの情報処理機器のマン−マシン
インターフェイスとしてのディスプレイデバイスは益
々、その重要性が高まっている。このような状況下、液
晶ディスプレイ(LCD)は、比較的低電圧で駆動可能
なフラットパネルディスプレイとして、これら情報処理
機器には不可欠なデバイスとなっている。
く使われているLCDは、スーパーツイステッドネマテ
ィック(STN)型液晶である。STNは、20V前後
の比較的低電圧で、640×400画素の中容量表示
を、10:1程度のコントラスト比で表示できるため、
パーソナルコンピュータやワードプロセッサの基本的表
示機能を満たすことができる。しかし、前述のように、
ダウンサイジングにより、ワークステーション等の情報
処理装置までパーソナル化している現在、ディスプレイ
デバイスにも、より大容量、大面積、高速応答、高コン
トラスト比、広視野角等が求められるようになった。S
TNは、単純マトリクスパネル構成により、液晶を直接
駆動するため対角15インチ以上の大面積ディスプレイ
を実現することはそれほど困難ではないものの、表示容
量を、ワークステーション等で要求される1240×1
028画素(機種により多少の画素数差はあるが、ほぼ
100万画素)まで増やすことは、極めて困難である。
仮に、増やせたとしても、STNではコントラスト比、
応答速度が著しく低下してしまい、表示品質の悪いディ
スプレイとなってしまう。
ディスプレイに対応可能なLCDの手法として2つの方
法が提案、開発されている。1つは、マトリクスの各交
点(絵素)に薄膜トランジスタ等の非線型能動素子を形
成する、いわゆるアクティブマトリクスであり、もう1
つは、STNと同様、単純マトリクスパネルで直接駆動
する強誘電性液晶表示である。
十分なマージンで液晶駆動のための電圧を印加すること
が可能であるため原理的に高いコントラスト比、速い応
答が期待できる。しかし、1240×1028画素、〜
15インチ超の大容量、大面積のアクティブマトリクス
パネルを作製することは、2つの点で極めて困難であ
る。1つは、現状の大形サイズパネル(少なくとも〜6
インチ以上)では技術的理由(大面積での半導体形成技
術)からアモルファスシリコン(aシリコン)による薄
膜トランジスタを形成することになるが、aシリコンは
トランジスタを励起するために必要な電子のモビリティ
が低く、大面積化、大容量化には限界がある。現状で
は、〜15インチ程度がモビリティの観点からの技術的
限界と言われている。もう1つの理由としては、製造性
の問題である。1240×1028画素級になると、単
一基板上に無欠陥に近い完全性が要求されるディスプレ
イパネルでは、極めて歩留りが低下するため製造コスト
が高くなり、少なくとも現状の製造技術では陰極管線デ
ィスプレイ(CRT)の製造コストに比べて桁違いの値
になってしまう。
スパネル構成で、大容量表示が可能であるため、ワーク
ステーション級ディスプレイへの適用は原理的に可能で
ある。しかし、実用的な強誘電性液晶ディスプレイ(F
LCD)を実現するためには、いくつかの課題がある。
これらの課題のうち、特に大きな課題は、液晶分子配向
の大面積均一配向、および液晶層構造の均一化である。
従来の強誘電性液晶は、ジグザグ配向欠陥等が顕著であ
り、特に大面積表示では面内での配向ばらつきが大き
く、場所によるコントラスト比のばらつきが大きかっ
た。このようなジグザグ配向欠陥(ジグザグ欠陥)は、
液晶の層構造に依ることが明らかにされている。(Hiji
他;Japanese Journal of Applied Physics Vol.27, N
o.1. 1988 pp.L1-L4)即ち、従来の強誘電性液晶材料
は、層構造が図2に示すようにパネル中央付近で「く」
の字に折れ曲がったシェブロン層構造を取るため、ジグ
ザグ欠陥等の配向欠陥を発生してしまう。これに対し、
層構造が図1に示すように基板に対し、垂直に整列する
ブックシェルフ層構造では、液晶分子は均一配向する。
大容量表示が原理的に可能でワークステーション級ディ
スプレイへの適用ができる強誘電性液晶を用い、実際に
均一配向を実現し、高コントラスト比を得るためには、
液晶層構造をブックシェルフ層構造にし、ジグザグ欠陥
をなくすことが重要である。ブックシェルフ層構造を実
現するためには、液晶材料自体の改良が必要であり、特
定の液晶材料によりブックシェルフ層構造が得られる。
本発明者は、ナフタレン系液晶を用い、ブックシェルフ
層構造が得られることを明らかにしている(Mochizuki
他Ferroelectrics, Vol.122. 1991 pp.37-51) 。しか
し、従来のナフタレン系液晶は、一般に粘度が高く、特
に低温領域での電気−光学応答特性が低下するという問
題があった。そのため、ナフタレン系液晶の持つブック
シェルフ層構造を維持しつつ、かつ液晶組成物としての
粘度を低下させる必要があった。
決するためになされたものであり、本発明の強誘電性液
晶組成物の第一の態様は次式I〜V:
17は各々互いに独立にC6-16アルキル又はC6-16アルコ
キシを表わし、R2 * ,R4 * ,R5 * ,R8 * および
R18 * は各々互いに独立に、結合手に不斉炭素を有する
C4-16アルキルを表わし、Xは、水素又はフッ素原子を
表わし、lおよびmは、各々1ないし5の整数を表わ
す)で表わされる5種の液晶のうちの少なくとも3種を
含んでなるナフタレンベース混合液晶(以下、ナフタレ
ン系混合液晶ともいう)70〜97重量部並びに次式V
I:
アルコキシを表わし、R14 * は不斉炭素を有するC4-16
アルキルを表わし、AおよびBは、各々互いに独立に水
素又はフッ素原子を表わし、yは−(CH2 )i −(但
し、iは0〜5の整数を表わす))で表わされるトラン
系液晶3〜30重量部を含んでなる。
態様は、次式I〜V:
17は各々互いに独立にC6-16アルキル又はC6-16アルコ
キシを表わし、R2 * ,R4 * ,R5 * ,R8 * および
R18 * は各々互いに独立に、結合手に不斉炭素を有する
C4-16アルキルを表わし、Xは、水素又はフッ素原子を
表わし、lおよびmは、各々1ないし5の整数を表わ
す)で表わされる5種の液晶のうちの少なくとも3種を
含んでなるナフタレンベース混合液晶70〜97重量部
並びに次式VII :
アルコキシを表わし、R16はC6-16アルキル又はC6-16
アルコキシを表わし、Aは、水素又はフッ素原子を表わ
す)、で表わされるトラン系液晶3〜30重量部を含ん
でなる。
態様は、次式VIII〜XIおよび次式V
17は各々互いに独立にC6-16アルキル又はC6-16アルコ
キシを表わし、R2 * ,R5 * ,R10 * ,R12 * および
R18 * は各々互いに独立に、結合手に不斉炭素を有する
C4-16アルキルを表わし、lは、1ないし5の整数を表
わす)で表わされる5種の液晶のうちの少なくとも3種
を含んでなるナフタレンベース混合液晶70〜97重量
部並びに次式VI:
アルコキシを表わし、R14 * は不斉炭素を有するC4-16
アルキルを表わし、AおよびBは、各々互いに独立に水
素又はフッ素原子を表わし、yは−(CH2 )i −(但
し、iは0〜5の整数を表わす))で表わされるトラン
系液晶3〜30重量部を含んでなる。
第四の態様は、次式VIII〜XIおよび次式V
17は各々互いに独立にC6-16アルキル又はC6-16アルコ
キシを表わし、R2 * ,R5 * ,R10 * ,R12 * および
R18 * は各々互いに独立に、結合手に不斉炭素を有する
C4-16アルキルを表わし、lは、1ないし5の整数を表
わす)で表わされる5種の液晶のうちの少なくとも3種
を含んでなる混合ナフタレンベース液晶70〜97重量
部並びに次式VII :
はC6-16アルコキシを表わし、Aは、水素又はフッ素原
子を表わす)、で表わされるトラン系液晶3〜30重量
部を含んでなる。更にまた本発明の強誘電性液晶組成物
の第五の態様は、次式I〜V:
17は各々互いに独立にC6-16アルキル又はC6-16アルコ
キシを表わし、R2 * ,R4 * ,R5 * ,R8 * および
R18 * は各々互いに独立に、結合手に不斉炭素を有する
C4-16アルキルを表わし、Xは、水素又はフッ素原子を
表わし、lおよびmは、各々1ないし5の整数を表わ
す)で表わされる5種の液晶のうちの少なくとも3種を
含んでなるナフタレンベース混合液晶70〜97重量部
並びに次式VIおよび次式VII :
いに独立にC6-16アルキル又はC6-16アルコキシを表わ
し、R14 * は不斉炭素を有するC4-16アルキルを表わ
し、AおよびBは、各々互いに独立に水素又はフッ素原
子を表わし、yは−(CH2 )i −(但し、iは0〜5
の整数を表わす))で表わされるトラン系混合液晶3〜
30重量部を含んでなる。
六の態様は、次式VIII〜XIおよび次式V
17は各々互いに独立にC6-16アルキル又はC6-16アルコ
キシを表わし、R2 * ,R5 * ,R10 * ,R12 * および
R18 * は各々互いに独立に、結合手に不斉炭素を有する
C4-16アルキルを表わし、lは、1ないし5の整数を表
わす)で表わされる5種の液晶のうちの少なくとも3種
を含んでなるナフタレンベース混合液晶70〜95重量
部並びに次式VIおよびVII :
ルキル又はC6-16アルコキシを表わし、R14 * は不斉炭
素を有するC4-16アルキルを表わし、AおよびBは、各
々互いに独立に水素又はフッ素原子を表わし、yは−
(CH2 )i −(但し、iは0〜5の整数を表わす)で
表わされるトラン系混合液晶5〜30重量部を含んでな
る。
原理について説明する。強誘電性液晶の分子配向は、従
来のSTN用液晶と根本的に異なる面がある。STN液
晶は常誘電体であり、各分子に「頭」と「尾」の区別が
ないため、分子の向き、すなわち配向方向のみが問題と
なる。一方、強誘電性液晶では印加電界の有無に関わら
ず、常に自発分極を有するため各分子間では、クーロン
相互作用が極めて強い。このため、液晶分子の分極状態
によって、強誘電性液晶分子の配向状態は大きく影響さ
れる。分極状態は、分子の回転状態と深く関わってお
り、図3に示すように分子長軸方向に自由回転すれば、
分極はキャンセルされ、バルクとしての自発分極は発生
せず、自由回転でなくなれば、図4のようにバルクとし
ての自発分極が発生する。即ち、分子長軸まわりの自由
回転を抑制すればするほど、自発分極は大きく安定にな
る。このような長軸まわりの回転抑制による自発分極の
発生は、分子構造中に光学活性基を導入することにより
達成される。光学活性基は鏡像異性体を形成し、分子の
回転対称性を低下させる。通常の強誘電性液晶では、光
学活性基により分子の回転対称性が低下した結果として
分子長軸まわりの回転が抑制され、自発分極が発生す
る。ナフタレン系液晶組成物では、光学活性基を有する
カイラルスメクティック液晶により、組成物全体の分子
長軸まわりの回転を抑制しているが、この回転の抑制が
比較的強いため、自発分極が大きく、かつ分極反転時の
粘度も高くなっている。しかし、ナフタレン系液晶組成
物では、強誘電性液晶ディスプレイにとって最も重要な
ブックシェルフ層構造が達成されており、(Mochizuki
他Ferroelectrics, Vol122. 1991 pp.37-51)安定なメモ
リ性、高コントラスト比、広視野角、高速応答(室温以
上)が得られる。
シェルフ層構造を損なわずに、分極反転時の粘度を低下
させる方法を検討した。強誘電性液晶における自発分極
発生のメカニズムは上述のとおり、分子長軸まわりの回
転が抑制されることによる。従って、一般に、回転が抑
制されればされるほど、言い換えれば、自発分極が大き
くなるほど液晶層構造はリジッドになり、粘度は上昇す
る。従って、ナフタレン系液晶組成物の粘度を低減する
ためには、何らかの方法で分子長軸まわりの回転抑制を
弱めてやれば良いことがわかる。この時、重要なこと
は、ナフタレン系液晶組成物のブックシェルフ層構造を
損なわずに、回転抑制を弱めることである。これを実現
するため、種々の液晶について検討した結果、相転移系
列が一般的なナフタレン系液晶組成物と同様、等方相
(I)−スメクティックA相(SA )−カイラルスメク
ティックC相(Sc * )であり、かつナフタレン系液晶
組成物と同様に広いSA 相温度範囲を持つ液晶であるト
ラン系液晶を混合することが有効であることを見出し本
発明を完成した。
フェニルピリミジン系液晶を混合した場合には、ブック
シェルフ層構造が損なわれシェブロン層構造になってし
まう、あるいはSc * 相温度範囲が極端に狭まってしま
う等の問題が生じる。また、フェニルベンゾエイト系液
晶の混合では、ブックシェルフ層構造が保たれ、Sc *
相温度範囲も広く保たれるものの、肝心の低粘度化が達
成できない等が判明した。
は、混合ナフタレンベース液晶70〜97重量部並びに
トラン系液晶である前記VI又はVII の液晶3〜30重量
部から構成される。本発明の液晶組成物中のトラン系液
晶の添加割合を3〜30重量部としたのは以下の理由に
よる。
ると一般にSA 相−Sc * 相転移温度が室温以下となっ
てしまい、室温で強誘電相とならない。また3重量部未
満では粘度低減の効果が現われなくなるからである。な
お、特に好ましい添加割合は10〜25重量部である。
本発明は、また、前述の全ての態様の強誘電性液晶組成
物が、駆動電極を配置した絶縁基板間のセル内に封入さ
れている、強誘電性液晶ディスプレイを提供する。
レイは、例えば図8に示すように、駆動電極2を設けた
2枚の絶縁基板1間に本発明の強誘電性液晶組成物5を
狹持したセル構造6を有する液晶表示素子である。な
お、絶縁基板1には、図示する如く必要により絶縁膜3
および配向膜4を設けることができる。以下、本発明を
実施例により更に具体的に説明するが、本発明がこれら
の実施例に限定されないことはもとよりである。
示される組成を有する組成Iおよび組成IIの2種類の混
合液晶を用いた。
液晶を混合して強誘電性液晶組成物(A〜T)を調製し
た。この液晶組成物について粘度、液晶相温度範囲、層
構造を測定した。トラン系液晶混合によるナフタレン系
混合液晶の低粘度効果は、分極反転の速さ、すなわち分
極反転ピーク電流の半値幅から算出した粘度で評価し
た。また、液晶層構造はX線回折により確認した。 組成物A:エステル結合を有し、光学活性なトラン系液
晶を混合した例 ナフタレン系混合液晶I トラン系液晶
なトラン系液晶を混合した例 ナフタレン系混合液晶I 85重量部
なトラン系液晶を混合した例 ナフタレン系混合液晶I 85重量部
なトラン系液晶を混合した例 ナフタレン系混合液晶I 85重量部
なトラン系液晶を混合した例 ナフタレン系混合液晶I 76重量部
なトラン系液晶を混合した例 ナフタレン系混合液晶I 76重量部
なトラン系液晶と、エステル結合を有し、光学活性なト
ラン系液晶を混合した例 ナフタレン系混合液晶I 76重量部
なトラン系液晶と、エステル結合を有し、光学活性なト
ラン系液晶を混合した例 ナフタレン系混合液晶I 76重量部
なトラン系液晶と、エステル結合を有し、光学活性なト
ラン系液晶を混合した例 ナフタレン系混合液晶II 76重量部
なトラン系液晶と、エステル結合を有し、光学活性なト
ラン系液晶を混合した例 ナフタレン系混合液晶II 76重量部
を混合して、以下の組成物を調製し、上記と同様の特性
を測定した結果を表2に示す。 組成物U:光学不活性なフェニルピリミジン液晶を混合した例 ナフタレン系混合液晶I 85重量部
るナフタレン系混合液晶およびトラン系液晶組成の範囲
外を含有する組成物〔1〕〜〔5〕を調製し、上記と同
様の特性を測定した結果を表2に示す。トラン系液晶が
30重量部超の例、 組成物〔1〕ナフタレン系混合液晶I 65重量部
てしまい室温で強誘電相を示さない。 組成物〔2〕ナフタレン系混合液晶I 60重量部
転移温度は、表2に示されるとおりである。また、トラ
ン系液晶を混合した各組成物ともブックシェルフ層構造
を維持したが、一例として、組成物LのX線回折ピーク
を図5に示す。表2より明らかなように、ベースとした
ナフタレン系組成物に対し、トラン系液晶を混合するこ
とによって、SA −Sc * 相転移温度をあまり変化させ
ずに粘度(η)および自発分極(PS )を大幅に低減で
きることがわかる。なお、この時、図5に代表されるよ
うにX線回折ピークはほぼ0度の位置に一本となり、こ
の液晶組成物の作る液晶層構造が、基板に垂直で、真っ
直ぐ立っていることを示している。このことは、本願発
明の液晶組成物が理想的なブックシェルフ構造を保持し
ていることを実証している。
は、強誘電性液晶相が消滅するか、存在していても粘度
は逆に増加してしまい低粘度化の効果がないことも示さ
れている。次に、ナフタレンベース液晶〔I〕、ナフタ
レン−トラン系液晶組成物(組成物Q)の、応答時間の
温度依存性をそれぞれ図6および図7に示す。図6およ
び図7から明らかなように、ナフタレンベース液晶のみ
では温度の低下により液晶の粘度が急激に増加するのに
伴い応答時間も延びてしまう。一方、組成物Qでは、同
様に低温になるにつれて応答時間が延びるものの、粘度
の絶対値が小さいため、10℃においても500μs以
下の応答が得られている。
ると、液晶層構造としてブックシェルフ層構造が得られ
ず、良好な層構造を保ち、かつ、低粘度を得るために
は、ナフタレン−トラン混合系でなければならないこと
がわかる。ナフタレン系液晶によるブックシェルフ層構
造の維持のためには、前記のように混合比率が全組成物
に対し70重量部以上である。70重量未満ではブック
シェルフ層構造の維持が困難になるからである。また、
トラン系液晶については混合比率が全組成物に対し30
重量部未満である。30重量部を超えると、ブックシェ
ルフ層構造を不安定化すると同時に、強誘電性液晶相自
体も不安定化してしまうからである。 表2.各液晶組成物の粘度(η),SA −Sc * 相転移
温度および自発分極(PS )
施例のように組成物I,IIを用いたが、ブックシェルフ
層構造を有する他のナフタレン系液晶組成物でもトラン
系液晶の混合により同様の効果が得られることは言うま
でもない。
によれば、高品質の表示画像を実現するブックシェルフ
層構造を実現しながら、混合組成物の粘度、自発分極が
高く、良好な応答特性が得られなかったナフタレン系液
晶組成物の粘度を1/3に低減でき、かつ自発分極の大
きさも半分以下とすることができ、高画質、良好な応答
特性の強誘電性液晶材料を提供することができる。
である。
ある。
依存性を示すグラフである。
温度依存性のグラフである。
す構成図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 次式I〜V: 【化1】 (式中、R1 ,R3 ,R6 ,R7 およびR17は各々互い
に独立にC6-16アルキル又はC6-16アルコキシを表わ
し、 R2 * ,R4 * ,R5 * ,R8 * およびR18 * は各々互
いに独立に、結合手に不斉炭素を有するC4-16アルキル
を表わし、 Xは、水素又はフッ素原子を表わし、 lおよびmは、各々1ないし5の整数を表わす)で表わ
される5種の液晶のうちの少なくとも3種を含んでなる
ナフタレンベース混合液晶70〜97重量部並びに 次式VI: 【化2】 (式中、R13はC6-16アルキル又はC6-16アルコキシを
表わし、R14 * は不斉炭素を有するC4-16アルキルを表
わし、 AおよびBは、各々互いに独立に水素又はフッ素原子を
表わし、 yは−(CH2 )i −(但し、iは0〜5の整数を表わ
す))で表わされるトラン系液晶3〜30重量部を含ん
でなる、強誘電性液晶組成物。 - 【請求項2】 次式I〜V: 【化3】 (式中、R1 ,R3 ,R6 ,R7 およびR17は各々互い
に独立にC6-16アルキル又はC6-16アルコキシを表わ
し、 R2 * ,R4 * ,R5 * ,R8 * およびR18 * は各々互
いに独立に、結合手に不斉炭素を有するC4-16アルキル
を表わし、 Xは、水素又はフッ素原子を表わし、 lおよびmは、各々1ないし5の整数を表わす)で表わ
される5種の液晶のうちの少なくとも3種を含んでなる
ナフタレンベース混合液晶70〜97重量部並びに次式
VII : 【化4】 (式中、R15はC6-16アルキル又はC6-16アルコキシを
表わし、R16はC6-16アルキル又はC6-16アルコキシを
表わし、 Aは、水素又はフッ素原子を表わす)、 で表わされるトラン系液晶3〜30重量部を含んでな
る、強誘電性液晶組成物。 - 【請求項3】 次式VIII〜XIおよび次式V 【化5】 (式中、R1 ,R6 ,R9 ,R11およびR17は各々互い
に独立にC6-16アルキル又はC6-16アルコキシを表わ
し、 R2 * ,R5 * ,R10 * ,R12 * およびR18 * は各々互
いに独立に、結合手に不斉炭素を有するC4-16アルキル
を表わし、 lは、1ないし5の整数を表わす)で表わされる5種の
液晶のうちの少なくとも3種を含んでなるナフタレンベ
ース混合液晶70〜97重量部並びに次式VI: 【化6】 (式中、R13はC6-16アルキル又はC6-16アルコキシを
表わし、R14 * は不斉炭素を有するC4-16アルキルを表
わし、 AおよびBは、各々互いに独立に水素又はフッ素原子を
表わし、 yは−(CH2 )i −(但し、iは0〜5の整数を表わ
す))で表わされるトラン系液晶3〜30重量部を含ん
でなる、強誘電性液晶組成物。 - 【請求項4】 次式VIII〜XIおよび次式V 【化7】 (式中、R1 ,R6 ,R9 ,R11およびR17は各々互い
に独立にC6-16アルキル又はC6-16アルコキシを表わ
し、 R2 * ,R5 * ,R10 * ,R12 * およびR18 * は各々互
いに独立に、結合手に不斉炭素を有するC4-16アルキル
を表わし、 lは、1ないし5の整数を表わす)で表わされる5種の
液晶のうちの少なくとも3種を含んでなるナフタレンベ
ース混合液晶70〜97重量部並びに次式VII 【化8】 (式中、R15およびR16はC6-16アルキル又はC6-16ア
ルコキシを表わし、Aは、水素又はフッ素原子を表わ
す)、 で表わされるトラン系液晶3〜30重量部を含んでな
る、強誘電性液晶組成物。 - 【請求項5】 次式I〜V: 【化9】 (式中、R1 ,R3 ,R6 ,R7 およびR17は各々互い
に独立にC6-16アルキル又はC6-16アルコキシを表わ
し、 R2 * ,R4 * ,R5 * ,R8 * およびR18 * は各々互
いに独立に、結合手に不斉炭素を有するC4-16アルキル
を表わし、 Xは、水素又はフッ素原子を表わし、 lおよびmは、各々1ないし5の整数を表わす)で表わ
される5種の液晶のうちの少なくとも3種を含んでなる
ナフタレンベース混合液晶70〜97重量部並びに次式
VIおよび次式VII : 【化10】 【化11】 (両式中、R13,R15およびR16は各々互いに独立にC
6-16アルキル又はC6-16アルコキシを表わし、R14 * は
不斉炭素を有するC4-16アルキルを表わし、 AおよびBは、各々互いに独立に水素又はフッ素原子を
表わし、 yは−(CH2 )i −(但し、iは0〜5の整数を表わ
す))で表わされるトラン系混合液晶3〜30重量部を
含んでなる、強誘電性液晶組成物。 - 【請求項6】 次式VIII〜XIおよび次式V 【化12】 (式中、R1 ,R6 ,R9 ,R11およびR17は各々互い
に独立にC6-16アルキル又はC6-16アルコキシを表わ
し、 R2 * ,R5 * ,R10 * ,R12 * およびR18 * は各々互
いに独立に、結合手に不斉炭素を有するC4-16アルキル
を表わし、 lは、1ないし5の整数を表わす)で表わされる5種の
液晶のうちの少なくとも3種を含んでなるナフタレンベ
ース混合液晶70〜97重量部並びに次式VIおよびVII
: 【化13】 【化14】 (両式中、R13,R15およびR16はC6-16アルキル又は
C6-16アルコキシを表わし、R14 * は不斉炭素を有する
C4-16アルキルを表わし、 AおよびBは、各々互いに独立に水素又はフッ素原子を
表わし、 yは−(CH2 )i −(但し、iは0〜5の整数を表わ
す)で表わされるトラン系混合液晶3〜30重量部を含
んでなる、強誘電性液晶組成物。 - 【請求項7】 式IIで表わされる液晶を含んでなる、請
求項2記載の組成物。 - 【請求項8】 式Xで表わされる液晶を含んでなる、請
求項4記載の組成物。
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