JP2996252B2 - ディジタル情報信号を記録する装置 - Google Patents

ディジタル情報信号を記録する装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は記録担体の情報トラック中にあるデジタル情
報信号を記録する装置に関する。そのような装置は、特
に米国特許第4,511,933号(特開昭第59−75416号すなわ
ち特公平第6−103522号に相当する)及びびヨーロッパ
特許出願第250,049号(特開昭第63−4,721号すなわち特
許第2809306号に相当する)に記載されている。
n個の引き続くビットから成るビットシーケンスをn
ビットの「情報語」と呼び、幾つかの情報語のシーケン
スを「デジタル情報信号」と呼び、またnビットの情報
語をチャネル符号化して得られるmビットのビットシー
ケンスが「チャネル語」であり、「チャネルコード」と
は情報語をチャネル語に符号化するためのアルゴリズム
(又は変換テーブル)であり、2進数の「ディスパリテ
ィ」とは、該2進数を構成するビットのうちその値が
“1"であるビットの個数からその値が“0"であるビット
の個数を引き算した結果を表す(正負の符号を伴う)数
値である、と定義する。
上記米国特許明細書は、与えられたデジタル情報信号
のうちの複数の情報語の各々に対して、相互に異なるデ
ィスパリティを持つ少なくとも2個のチャネル語が利用
可能となるようにチャネルコードが選択されるとき、デ
ジタル情報信号を記録担体の情報トラックに記録するた
め、及び、その記録をする前に、与えられたデジタル情
報信号の引き続く情報語を、選定されたチャネルコード
のチャネル語に変換するための装置を記載する。
〔従来の技術〕
上記装置が、 − 情報語を受け取るための入力端子;及び − 上記入力端子に結合する第1入力と、制御信号を受
け取るための第2入力と、第1出力と、を持つ符号化デ
バイス; を含んで成り、該符号化デバイスは、与えられた情報語
と制御信号とに依存して、与えられた情報語のために、
利用可能なチャネル語のうちから1個のチャネル語を選
択し、かつ選定されたチャネル語を出力に与えるように
構成され、また上記装置が: − 符号化デバイスの第2入力に結合する出力を持ち、
更に信号発生器と接続するための信号入力を含む制御信
号ユニット;及び − 上記符号化デバイスの出力に結合してチャネル語を
供給するための出力端子; を更に含んで成り、また、記録される情報信号に比して
相対的に小さい低周波数の内容を持つ第2信号をチャネ
ル語のデータストリーム中に挿入するために、上記制御
信号ユニットは、制御信号を生成するのに適合するもの
であり、且つ、上記符号化デバイスは、各情報語にとっ
て利用可能なチャネル語のうちから上記制御信号に依存
して選択を行うに当たり、その選択の仕方を、上記記録
されるデジタル信号の平均値が相対的に低い周波数の第
2信号の変動とほぼ一致して変動するように、上記選択
を行うのに適合するものである旨を、上記米国特許明細
書は記載している。
この装置では、上記第2信号は、記録される情報信号
に係わるところの、周波数の比較的低い搬送波を含むパ
イロット信号であり、該パイロット信号は、情報トラッ
ク中に記録されたチャネル語を読み出すための読み取り
手段の、トラックを横切る方向の相対的な位置を指示す
るためのトラッキング信号として、上記記録担体の情報
トラック中に記録されるものである。読み取り手段によ
って特定の情報トラックを読み出すときに、上記トラッ
キング信号の比較的低い周波数(変動する直流成分)が
読み取り手段に対し、2つの隣接する情報トラックに記
録されているトラッキング信号の比較的強い漏話を生じ
させる。これら2つの隣接する情報トラックと読み取り
手段との間の漏話の大きさは、読み出そうとする情報ト
ラックに対する読み取り手段の位置関係に依存するもの
であるから、読み出そうとする情報トラックに対する読
み取り手段の位置を表すものとして、上記漏話信号の大
きさから制御信号を導き出すことが可能である。そして
この制御信号は、読み出そうとする情報トラックに対す
る読み取り手段の位置の制御に用いることができる。
情報トラックに対する読み取り手段の位置を制御する
目的で、比較的低い周波数のトラッキング信号を用いる
ことは、それ自体としては既知であることが注意され
る。磁気記録担体のテープ上にビデオ信号を記録したり
再生するために、そのようなトラッキング信号を使用す
る例としては、米国特許明細書第4,056,832号(特開昭5
1−34707号に相当する);第4,110,799号(特開昭52−8
8314号に相当する);及び第4,297,733号(特開昭53−1
16,120号に相当する)があるということが判っている。
しかしこれらのシステムではすべて、記録されるトラッ
キング信号は追加信号(additional signal)であっ
て、これは記録される情報信号に付加されるものであ
る。
これとは反対に、上述の米国特許明細書第4,511,933
号から既知の装置は、記録されるデジタル信号に付加さ
れる追加トラッキング信号を用いるのではなく、その代
わりにこの装置では、記録されるデジタル信号のデジタ
ル総和値(digital sum value)が上記トラッキング信
号を表すものとするように、符号化が適合させてある。
しかし、記録された信号は完全にデジタル信号のままで
ある、換言すれば、2進符号が使用される場合には純粋
に2進数の信号であり、3進符号が使用される場合には
純粋に3進数の信号である。
この既知の装置では、5個のデータビットを持つ情報
語を7個のデータビットを持つチャネル語に変換するこ
とが好適である、とする。情報語をチャネル語に変換す
ることは、1個の情報語に対して2個のチャネル語が利
用可能であるように行われ、それら2個のチャネル語
は、絶対値が等しく正負の符号が反対のディスパリテ
ィ、例えば±2、を持つ、ようなやり方で行われる。
この既知の装置は、パイロット信号の形をとる第2信
号が、矩形波というただ1個の振幅と波形とを有するの
みである、という欠点を持つ。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、第2信号の振幅と波形とについて、
より広範な選択を、また求めようとする符号化に関し
て、より幅の広い選択を、可能とする記録装置を提供す
ることである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本発明による装置において
は、上記チャネルコードは、与えられたデジタル情報信
号のうちの複数の情報語の各々に対して、相互に異なる
ディスパリティを持つ少なくとも3個のチャネル語が利
用可能であるように選択され;上記制御信号ユニット
は、積分エレメントと信号組合せユニットとを更に含
み;上記符号化デバイスは、上記第1出力に与えられる
チャネル語のディスパリティを供給するための第2出力
を更に含み、該第2出力は上記積分エレメントの入力に
結合し、上記積分エレメントの出力は上記信号組合せユ
ニットの第1入力に結合し;上記制御信号ユニットの信
号入力は上記信号組合せユニットの第2入力に結合し、
上記信号組合せユニットの出力は上記制御信号ユニット
の出力に結合している;ことを特徴とする。
本発明は、情報語をチャネル語に変換するときには、
多数のパラメタが重要な役割を果たす、という事実を認
識することに立脚している。
まず初めに、変換ファクタなるものが存在する。これ
は情報語(変換前)のビット数とチャネル語(変換後)
のビット数との比のことで、前に述べた通り既知の装置
では、このファクタは5:7であることが適当とされる。
その次に、パラメタTmaxなるものが存在し、これは一連
のビットストリーム中で同じビット値(0か1)が続く
最大長、すなわちビット値が変わる端間のビットの個数
の最大値のことである。
“5:7"の変換は効率が71%であり、これは寧ろ低い効
率である。従って更に効率の高い変換の方が好ましい。
それは、もっと長い語を要することを意味する。例えば
80%の効率を持つ“8:10"の変換を考えることが可能で
ある。そのときに、或る特定の値のTmaxには、28個の8
ビット情報語のすべてに対し、絶対値は等しく正負の符
号は反対のディスパリティを持つ10ビットチャネル語が
十分な数だけは存在しないようになることがある。
このことは、情報ストリームの中にパイロット信号を
含ませることが必ずしも容易に可能ではないことを意味
するであろう。もう1つの可能性は、Tmaxを更に大きな
ものとすることである。しかしこれには検出している間
(又は再生している間)のクロック特性を劣化させると
いう欠点がある。更にそれには、隣接するトラック中の
実際の情報の間で漏話を増大させることになり、またト
ラッキング信号中の低周波数の雑音を増大させることに
もなる。
本発明によって、もし±2以外のディスパリティを持
つ別の10ビット語がチャネル語として許されるのであれ
ば、それによってチャネル語の情報ストリーム中にパイ
ロット信号を挿入することができるようになるであろ
う。
実際にこの考え方は、少なくとも複数の情報語の変換
に対し、ディスパリティが相互に異なるところの少なく
とも3個のチャネル語が、これらの情報語の各々にとっ
て利用可能である、ということを意味する。ある場合に
は、1個の情報語ごとに正確に3個のチャネル語を持つ
ことが適当であろう。もしそれができないときは、各情
報語に対して、4番目のチャネル語(或いはもっと多数
のチャネル語)を利用可能にすることもあろう。
1個の情報語に対して、3個又はそれ以上の数のチャ
ネル語のうちのどれが選択されるかは、チャネル語の情
報ストリーム中に含まれる第2信号に依存する。この選
択は、チャネル語の情報ストリーム中の直流成分が、所
望のパターンに従って変動するようになされるものであ
る。もし第2信号がパイロット信号の形をとるならば、
これはそのときには、記録される情報信号に比べて比較
的低い周波数を持つ所望の搬送波に従って、直流成分が
変動する、ということを意味する。そのとき更に、種々
の異なる波形及び振幅を第2信号として選ぶことが可能
になる。第2信号は、例えばパイロット信号より更に広
い周波数スペクトルを有することもあろう。
直流成分が、挿入される第2信号に対する極めて近い
近似となることを保証するためには、制御ループが必要
である。積分エレメントは、供給されるチャネル語のデ
ィスパリティから、チャネル語の情報ストリームのデジ
タル総和値(DSV)を導出する。信号組合せユニットで
は、そのデジタル総和値が、制御信号ユニットの信号入
力に接続される信号発生器の出力信号によって指示され
る所望のデジタル総和値と比較される。この比較は、変
換されようとする情報語にとって利用可能な3個又はそ
れ以上個数のチャネル語のうちから、どれを選ぶかを決
定する制御信号をもたらす。そうすると、チャネル語の
情報ストリーム中に挿入された第2信号が積分の後で信
号発生器により供給される信号に極めて近い近似となる
ディスパリティを持つように、チャネル語が選定され
る。
信号発生器により供給される信号は、例えば波形が三
角形の信号のような、特定の周波数を持つ信号であろ
う。そうすれば、第2信号は(ほぼ)矩形の波形を持つ
パイロット信号となる。既に述べたように、チャネル語
の情報ストリームに含まれるパイロット信号は、トラッ
キングのために用いることができよう。4周波数のDTF
(dynamic track following−ダイナミックトラック追
従)システムの場合には、4個の異なる周波数の4個の
異なるトラッキング信号のうちの1つが、4個の引き続
くトラックのサイクル中の各トラックで、記録担体上に
記録されなければならない。このことは、信号発生器
が、4個の引き続くトラックのサイクル中で記録される
ようとする4個の引き続くトラックの各々に対して、適
切な周波数の信号を生成するように構成されなければな
らない、ということを意味する。
パイロット信号の代わりに、チャネル語の情報ストリ
ーム中にもう1つ別の信号を挿入することもできる、そ
れは例えば、追加(デジタル)情報である。そのときに
は信号発生器は、上記もう1つ別の信号に対応する信号
を、制御信号ユニットの信号入力に与えなければならな
い。またはパイロット信号と上記もう1つ別の信号との
双方を、チャネル語の情報ストリーム中に挿入すること
も可能である。その場合には、信号発生器は制御信号ユ
ニットの信号入力に、適切な信号をも与えなければなら
ない。
チャネル語は、符号化デバイスのメモリ中に記憶され
るであろう。与えられる情報語は、3個又はそれ以上の
数のメモリに対してアドレスとして用いることができ、
それらのメモリ中には、3組又はそれ以上の数のチャネ
ル語のセットが記憶されている。そうすると、3個又は
それ以上の数のチャネル語がメモリの出力に出現する。
すると符号化デバイスは、制御信号に依存してそれらの
チャネル語のうちの1個を選択する。そのときには、各
情報語に対して1個ずつのチャネル語であるところのチ
ャネル語の1セットを結果的に含むメモリに、同じディ
スパリティを持つチャネル語を記憶して置くことは必要
でない。
代案として、唯1個のメモリのみを設けて、そのメモ
リには唯1組の補助チャネル語のセットのみを記憶し、
それらの補助チャネル語の各々は、チャネル語のビット
数より少なくとも2個は少ない数のビットを持つ、とす
ることも可能である。
この場合にもまた、メモリにアドレスするために情報
語が用いられ、それにより、補助チャネル語がメモリの
出力に出現する。このとき、符号化デバイスは、制御信
号に依存して、補助チャネル語では失われている数のビ
ットを補充してチャネル語を得るための手段を、追加し
て含まなければならない。もし失われているビットの数
が2であるならば、情報語を符号化してチャネル語にす
るために、補助チャネル語に補充して完全なチャネル語
を得る4通りの可能性がある。すると、これらの4通り
の可能性により、3つの異なるディスパリティを持つ4
個のチャネル語がもたらされる。
再生に当たり、チャネル語を復号するには、符号化の
ときに用いたやり方とは相補的な(complementary)や
り方で、復号しなければならない。
本発明によれば、磁気記録担体の情報トラックからデ
ジタル信号を読み取る装置であって、該デジタル信号
は、そのデジタル信号のビットレートに係わるところ
の、周波数の比較的低い搬送波を有するパイロット信号
を含み、また該デジタル信号は、周波数の比較的低い搬
送波の変動と一致してデジタル信号の平均値が変化する
ように特定のディスパリティを持つところの引き続くチ
ャネル語を含み、上記デジタル信号を読み取る装置は、
引き続くチャネル語を読み出し、その後でそれを情報語
に変換する構成であり、また − 記録担体上の情報トラックからデジタル信号を読み
出すための、下記積分増幅器の入力に結合する出力を持
つ読み取り手段と; − 下記復号ユニットの入力に結合する出力を持つ積分
増幅器と; − チャネル語を情報語に変換するため、及び情報語を
出力端子に供給するための復号ユニットと;を含んで成
るデジタル信号を読み取る装置が、 上記積分増幅器は、第1の周波数より下の第1周波数
範囲内でほぼ一定の値をとる周波数応答特性を持ち、ま
た該周波数応答特性は、上記第1の周波数範囲より上の
第2周波数範囲内では周波数の減少する方に向かって上
昇する形をとり、更にまた、もし上記パイロット信号の
周波数が第1周波数範囲内に位置するならば、上記積分
増幅器は、パイロット信号を選択的に増幅する手段を更
に含み、その増幅ファクタは、上記パイロット信号の周
波数における周波数応答特性の実際の値と、上記周波数
の減少する方に向かって上昇する周波数応答特性カーブ
を外挿すると上記パイロット信号の周波数がとる値との
差に少なくともほぼ対応することを特徴とする。こうし
て、読み取りヘッドの微小な変動を補正することが可能
となり、且つ、パイロット信号が正しい振幅で読み出さ
れることを可能にさせる。パイロット信号を選択的に増
幅する手段は、その中心周波数がパイロット信号の周波
数にほぼ一致するところの狭帯域帯域通過フィルタと、
増幅器との直列な配置を含み、該直列な配置は、積分増
幅器と並列に配置されている。種々のフィルタの位相シ
フトを補正するために、その直列な配置は、更に移相器
をも含んでいる。
〔実施例〕
添付図面を参照し、実例によって本発明の実施例を説
明する。
第1図は、8ビットの情報語を10ビットのチャネル語
に変換するチャネルコードすなわち変換テーブルの概略
を示す図である。その変換テーブルの完全な形は、第2
図(I)及び第2図(II)に与えられている。第1図の
概略変換テーブルでは、一番左の縦の列Iに、256(=2
8)個の情報語が与えられ、それらは10進法で表現して
0から255までとされている。第1図のテーブルには、
更に3個の縦の列C1,C2,C3がある。各情報語I(i)に
対して、これらの縦の列はそれぞれ1つのチャネル語Cj
(i),に1,2,3を含んでいる。その結果として、各情
報語I(i)に対して3つのチャネル語C1(i),C2
(i),C3(i)が利用可能である。第2図に示すテー
ブルでは、チャネル語が再び10進法の表現で与えられて
いる。第1図のテーブルは、チャネル語のディスパリテ
ィDSのみを与えている。
情報語0から192までに対応する縦の列CIのチャネル
語は、ディスパリティとして+2を持つ。情報語193か
ら255までに対応する縦の列CIのチャネル語はディスパ
リティとして+4を持つ。縦の列C2では、情報語0から
179までに対応するチャネル語はディスパリティとして
−2を持ち、情報語180から255までに対応するチャネル
語はディスパリティとして−4を持つ。縦の列C3では、
情報語0から19までに対応する最初の20個のチャネル語
は+2のディスパリティを持ち、それ以後の情報語に対
応するチャネル語は0のディスパリティを持つ。
1024(=210)ビットチャネル語のうちでTmax=6に
合致するのは、ディスパリティが0のチャネル語を236
個、ディスパリティが+2のチャネル語を194個、ディ
スパリティが−2のチャネル語を180個、ディスパリテ
ィが+4のチャネル語を97個、及びディスパリティが−
4のチャネル語を78個だけ含む。
第1図のテーブルでは、上記丁度正確に236個の、デ
ィスパリティが0であるチャネル語が用いられること;D
S=2であるところの194個のチャネル語のうち193個が
用いられること(縦の列C1の最初の20個のチャネル語と
縦の列C3の最初の20個のチャネル語とは同一であること
に注意されたい);DS=−2であるところの180個のチャ
ネル語のすべてが用いられること;DS=−4であるとこ
ろの78個のチャネル語のうち76個が用いられること;が
示されている。また、縦の列C1の中のDS=4であるとこ
ろの63個のチャネル語に対して、Tmax=5である。この
ことは、785個のチャネル語が利用可能であり、そのう
ちの748語が用いられていることを意味している。
ディスパリティの相互に異なる3個のチャネル語が利
用可能であるのは、20から255までの情報語に対してだ
けである、ということに注意されたい。0から19までの
情報語に対しては、ディスパリティ(の正負)が互に反
対の2個のチャネル語のみが利用可能である。
第2図の縦の列C1,C2,C3には、記録担体の上に記録で
きる2進法のチャネル語に対応する10進法の数値が与え
られている。縦の列C1,C2,C3中の数値は、チャネル語と
して記録担体の上に直接記録することはできない。これ
らの数が記録担体の上に記録できるようになる前に、そ
れらは先ず最初に第3図に示す前置符号器(precoder)
で処理されなければならない。
一例として前置符号器におけるC1(1)=67という数
の変換を説明する。前置符号器は、排他的論理和(EXO
R)ゲート1と、1ビットセルの遅延時間Tを持つ遅延
手段2とを含む。前置符号器の入力3は、EXOR1の1個
の入力に結合している。EXORの出力は、前置符号器の出
力4及び遅延手段2を介して、EXORの他の入力に結合す
る。10進法の数67に対応する10ビットの2進数は000100
0011である。
この数は、MSB(最高位のビット)を先頭にして順次
に入力3に与えられるものと仮定する。また、遅延手段
2は、MSBが与えられる瞬間に、EXORのもう一方の入力
に“0"を与えることも仮定する。するとそのときに出力
に現れるチャネル語は2進数0001111101である。このチ
ャネル語は+2のディスパリティを持つ。
もし、磁気記録で通常用いられるNRZ−I(non−retu
rn−to−zero inverse)記録方式が利用されているなら
ば、前置符号器は重要である。NRZ−I記録方式は、記
録すべきデータ信号中の“1"を記録担体の磁化の変化に
変換するので、チャネルの極性はもはや適切なものでは
なくなる。再生ヘッドにより再生される各パルスは、極
性には関係なく“1"を表し、一方、パルスが不在ならば
“0"を表すことになる。
しかし、前置符号器の機能を符号化デバイスの中に直
接に取り込むことも可能であり、従って符号化デバイス
は、第2図のテーブル中の数値の代わりに、チャネル語
を直接供給することもできる。これについては第4図を
参照した以下の説明から明らかにされるであろう。
第4図は、デジタル情報信号を記録する装置をブロッ
ク図で示している。情報語を受信する入力端子10は、符
号化デバイス12の第1入力11に結合する。符号化デバイ
ス12の第1出力13は、記録装置の出力端子14に結合し
て、チャネル語を供給する。引き続いてチャネル語は書
き込み手段15に与えられ、該チャネル語を磁気記録担体
16上の情報トラック(図示されていない)に記録する。
書き込み手段15は回転可能なヘッドドラムの上に配置さ
れた1個又はそれ以上の数の書き込みヘッドを含むこと
ができる。
或いは代案として、他の非磁性の記録担体にチャネル
語を記録することも可能である。それは例えば光学的記
録担体である。
符号化デバイス12の第2の出力17は、制御信号ユニッ
ト19の入力18に結合する。この制御信号ユニット19は、
積分エレメント21及び信号組合せユニット22を有する。
制御信号ユニット19の入力は18は、積分エレメント21を
介して信号組合せユニット22の第1入力23に結合する。
信号発生器20は、制御信号ユニット19の信号入力20aに
結合する。この入力20aは、信号組合せユニット22の第
2入力24に結合し、信号組合せユニット22は、制御信号
ユニット19の出力26に結合する出力25を有する。制御信
号ユニット19の出力26は、符号化デバイス12の第2入力
27に結合する。
符号化デバイス12は、入力11に与えられるところの引
き続いて来る情報語のチャネル語を決定し、そのチャネ
ル語は出力13に与えられる。このことは次のように実行
される。出力13に与えられる各チャネル語のディスパリ
ティDSが決定され、出力17に与えられる。積分エレメン
ト21は、符号化デバイスにより連続的に供給されたチャ
ネル語のディスパリティを積分することによって、出力
13に現れるチャネル語の情報ストリームのデジタル総和
値(DSV)を決定する。
信号発生器20は信号RVを供給し、該信号RVの変動は、
チャネル語の情報ストリームのデジタル総和値によって
表されることになる。
第5図では、どのようにすれば、チャネル語のディス
パリティが、従ってこのときにはパイロット信号の形式
を持つ第2信号の波形が、理想的な場合になっていなけ
ればならないであろうか、ということを、カーブDS′が
示している。実際には、このカーブは上述の米国特許明
細書第4,511,933号の第5図のカーブuに対応する。パ
イロット信号は、デジタル信号のビットレートに比べて
周波数の相対的に低い搬送波である。カーブDSV′は、
カーブDS′から導かれ、カーブDS′の積分により得られ
たデジタル総和値を表している。このカーブが信号発生
器20により供給される所望の値RVに対応するものであ
る。
信号組合せユニット22は、その入力23及び24に与えら
れた信号DSV及び信号RVから制御信号を導き、それを出
力25を介して符号化ユニット12の制御信号入力27に与え
る。
多数の情報語に対し、符号化ユニット12にとっては理
想的なディスパリティのチャネル語が利用可能でないの
で、第5図における理想的なカーブDS′から逸脱するこ
とが、従って理想的なカーブDSV′から逸脱することが
必要であるということを、これは意味する。符号化ユニ
ット12は、理想的なカーブDSV′=RVに接近したDSVの近
似が得られるように、チャネル語を毎回選択している。
すなわち、新しいチャネル語は、DSNを新しいチャネル
語のディスパリティとするとき、3個の利用可能なチャ
ネル語のうちから RV−DSV+DSN の大きさが最小になるようなやり方で選択される、とい
うことをこれは意味している。
符号化ユニット12は、3個の別々のメモリに記憶して
ある3組のチャネル語を持つことができる(これは図示
されていない)。その場合に、入力11を介して与えられ
る情報語が、3個のメモリにアドレスするために使用さ
れる。そのとき3個のチャネル語は、3個のメモリの出
力で利用可能である。これら3個のメモリの出力は、選
択ユニット(図示されていない)に接続され、この選択
ユニットは更に制御信号RV−DSVを受信して3つのチャ
ネル語のうちから適切なチャネル語を選択する。
或いはその代案として、符号化ユニットは例えば唯1
個のメモリ30を有することもあり、該メモリ30には8ビ
ットの情報語Iがアドレスとして与えられる(第6図参
照)。このメモリは、例えば9ビット語をその出力に供
給する。符号化ユニット12の一部分を形成するところの
ビット生成ユニット31が、入力27を介して与えられた制
御信号に依存して、2個の追加ビットを供給して11ビッ
トのチャネル語が生じる。この2個の追加ビットの値
は、実際には制御信号によって決定され、1つの情報語
に対して利用可能な種々のチャネル語のディスパリティ
を供給する。
第4図に示す装置は更に、符号化ユニット12の出力13
から第3入力28へのフィードバックを持つこともある。
もしNRZ−I符号化方式が用いられるならば、このフィ
ードバックが必要である。もし情報が磁気記録担体上に
記録されるのであれば、そのような符号化が通常は用い
られる。そしてこのNRZ−I符号化には、前述の第3図
に示した前置符号器が必要である。
これは、もしNRZ−I符号化が適用されないならば前
置符号器は必要でない、ということを意味している。そ
の場合には、テーブルは情報語に対応するチャネル語を
直接に含み、エレメント29を介して先行のチャネル語の
最終ビットのフィードバックは行われない。
もしNRZ−I符号化が適用されるならば、エレメント2
9を介してフィードバックすることが必要となる。この
フィードバックがどのように行われるかを、次に説明す
る。
第3図を参照した説明で既に述べたように、数値67
(=0001000011)は、もし先行する数値の最終ビットが
“0"ならば、前置符号器によって0001111101に変換され
る。このチャネル語は±2のディスパリティを持つ。も
し先行する数の最後のビットが“1"ならば、前置符号器
は数値67を1110000010に変換し、それは第1の数を正確
に反転した数である。するとそのときこの数のディスパ
リティは明らかに±2である。前置符号器に与えられる
第1のビットがMSBであることに注意されたい。
もし、ディスパリティが+2のチャネル語を必要とす
るという理由で、入力27を介して符号化ユニット12に与
えられる制御信号が、第2図(又は第1図)のテーブル
C1からチャネル語“67"を選択しなければならないなら
ば、先行チャネル語の最後のビットが“1"である場合に
は、ディスパリティが−2のチャネル語が出力13に与え
られることを前置符号器は保証するであろうが、これは
望ましくないことである。
エレメント29を介して入力28へ最後のビットをフィー
ドバックすることの影響の下では、符号化ユニット12
は、他のテーブル、例えばC2から選択を行う。すると前
置符号器は、ディスパリティが−2の数“68"(2進数
値は0001000100)を、もし先行のチャネル語の最後のビ
ットが“1"であるならば、ディスパリティが+2の2進
数1110000111に変換する。
これまでの記述では、符号化ユニット12のうちで、第
3図の前置符号器は、第2図のテーブルのC1,C2及びC3
からチャネル語を供給する部分と、出力13との間に配置
される、と仮定していた。
既に述べたように、前置符号器の機能はテーブルに直
接組み込むこともできるのである。このことは、情報語
0に対して、C1が数67(=000100011)とはならない
で、数0001111101(先行のチャネル語の最後のビットは
“0")となることを意味している。または、テーブルC1
に対比して反転されているチャネル語を記憶するところ
のテーブル(C1)′を与えることも可能である。もし先
行のチャネル語の最後のビットが“1"であるならば、こ
れらのチャネル語が前置符号器によって供給されるであ
ろう。または、チャネル語C1の反転によって、反転チャ
ネル語(C1)′を得ることも可能である。
同様のことがテーブルC2のチャネル語及びテーブルC3
のチャネル語にも適用されることは明らかにである。従
って、もし情報語0が与えられ且つ制御信号はディスパ
リティとして+2を持つチャネル語が要求されることを
示しており、一方では、入力28を介してのフィードバッ
クが、先行の語の最後のビットが“1"であることを示し
ているならば、符号化ユニット12は、テーブル(C2)′
からチャネル語“1110000111"を選択するであろう。も
し別個のテーブル(C1)′,(C2)′,及び(C3)′が
利用可能でないならば、符号化ユニット12は、テーブル
C2からチャネル語0001111000を選択し、引き続いてその
後は反転される。
更にもう1つの実例を示す。第1図を参照して、情報
語180と情報語192との間に位置する情報語のうちの1つ
が符号化されようとしており、また、ディスパリティと
して+4を持つチャネル後が、RV−DSV+DSNは最小でな
ければならないという要求に合致する最良の語である、
と仮定する。
なおそれ以外に、先行のチャネル語の最後のビットは
“1"であることが判っている、と仮定する。このこと
は、符号化ユニット12が、上記情報語に対応してテーブ
ル(C1)′,(C2)′,(C3)′の3個のチャネル語の
うちから選択を行うべきである、ということを意味して
いる。ディスパリティに関して最も近い近似は、(C
1)′からのチャネル語である。これはディスパリティ
として−2を持ち、それ故に符号化ユニット12によって
選択されるであろう。
こうして、前置符号器の機能が符号化ユニット12内の
テーブルに組み込まれ、従って別個の前置符号器は不必
要となる。
第7図は、第4図に示す装置の動作を説明するフロー
チャートである。この図では、ブロック40で、RV及びDS
Vの特定の値を設定することでスタートする。引き続い
て情報語が受信される(ブロック42)。もしこの情報語
が最初の情報語でないならば、先行の情報語が復号され
たチャネル語の最後のビットは“0"であったか又は“1"
であったかを、ブロック44で判定する。その応答に依存
して、縦の列C1,C2,C3からの3個のチャネル語が選択さ
れるか(ブロック45)、又はそれら3個のチャネル語の
反転語が選択されるか(ブロック46)のいずれかとな
る。なおここで、前置符号器の機能はチャネル語に組み
込まれていると仮定し、従って別個の前置符号器は不必
要と仮定している。
続いてブロック48で、同期語(sync word)を、符号
化しようとする情報のストリームに挿入するどうかを確
認する。もし挿入しないならばブロック52で、当該チャ
ネル語のディスパリティをDSNとして、RV−DSV−DSNが
最小になるようなチャネル語を3個の利用可能なチャネ
ル語のうちから選択する。選択されたチャネル語は記録
されるために書き込み増幅器に与えられ(ブロック5
4)、その上で更にこのチャネル語の最後のビットが判
定され(ブロック56)、RVの新しい値が定められ、DSV
の新しい値がDSV及びDSNの以前の値に依存して計算され
(ブロック58)、その後でプログラムはライン60を経由
してブロック42に戻り、次の情報語が読み込まれる。
ブロック50での同期語の選択は以下のように進行す
る。2回に亙り10ビットの語S0,S1がチャネル語のデー
タストリームの中に挿入され、その挿入のやり方はでき
る限りパイロット信号の形状が維持されるようにする。
整数個の10ビットのチャネル語が信号RVの期間の半分に
収納できるというのが、時間という観点からは適当であ
る。これにはパイロット信号に接近した近似が可能であ
るという利点がある。
4周波のDTFシステム(four−frequency DFT syste
m)では、パイロット信号はf1からf4までの特定周波数
のトラッキング電流の形をしており、それらのトラック
は記録担体62の上に、4つの引き続くトラックの周期で
記録される(第8図参照)。このことは例えば、これら
4個のトラッキング信号の1つの期間はそれぞれ6チャ
ネル語,8チャネル語及び10チャネル語の長さを持つこと
ができる、ということを意味する。従って、これら4つ
のトラックの各々で記録が開始されるときに、信号発生
器20は信号RVに対して適当な周波数に、周期的に切り替
えられるのである。
なおまた、2つの引き続く同期語の(中心の)間の信
号RVの期間の数は、整数であることが好適である。同期
語は相互にすべて同一であり(それはDSに等しいものと
する)、トラッキング信号中で整合しているのが適切で
ある。従って、それらは常にトラッキング信号の同じ極
性と一致すべきである。こうすると、同期語は2つの10
ビット語を含み、その一方は例えば+2のDSを持ち、も
う一方は−2のDSを持つ。同期語の中心はパイロット信
号中で+から−への零交差と一致する筈である。このこ
とは、整数個のパイロット信号の期間が2つの引き続く
同期語の中心間に位置すべきである、ということを意味
する。
チャネル語を読み、引き続いて上記のチャネル語を情
報語に復号する装置が第9図に示される。この装置は読
み取りヘッド65を含み、この読み取りヘッドは積分増幅
器67の入力66に結合し、該積分増幅器67は、復号ユニッ
ト70の入力69に結合する出力68を持つ。復号ユニット70
の出力71は、この装置の出力端子72に結合している。
積分増幅器は、読み取りヘッドの微分特性を補償する
ために設けられている。従って積分増幅器67は、その一
部分が周波数の低い方に向かって上昇するところの周波
数応答カーブH(f)を持つ。このカーブは第10図に示
す通り、特定の周波数f0に到達するまでは6dB/オクター
ブの割合で、低い周波数の方に向かって上昇している。
この特定の周波数f0から先の部分では、カーブは周波数
の低い方向に水平なラインになる。これは読み取られる
信号中に余りにも低周波のノイズが生成されることを防
止するためである。パイロット信号の周波数fPは、上記
特定の周波数f0より低い。その結果、フィルタリングに
より、パイロット信号の振幅は、主としてf0より上の周
波数範囲に位置するチャネル語の信号の振幅に対比して
低減される。実際に、第10図のf=fPにおけるパイロッ
ト信号は、水平の線と斜めの実線の延長との差であると
ころのファクタΔHだけ増幅されなければならない筈で
あったので、そうすればパイロット信号の振幅は書き込
みヘッドにより記録担体上に記録される時点でチャネル
語の信号の増幅と同じ割合で復元されることになる筈で
あった。
これを達成するもう1つの可能性として、中心周波数
fPを持つ狭帯域フィルタを、第10図に示すフィルタ特性
と並列に配置することである。これは第11図に示されて
いる。
中心周波数fPと第10図に示されたフィルタ特性とを持
つ狭帯域フィルタ76がフィルタ75と並列に配置され、こ
の狭帯域フィルタは単に、読み取りヘッド65により記録
担体から読み出された情報からパイロット信号の周波数
fPを抽出するだけである。フィルタ75の出力信号と76の
出力信号との間の位相シフトを補償するために、移相器
77が設けられる。引き続いて増幅器78の利得Aが、信号
組合せユニット79で組み合わされた信号が正しい振幅の
パイロット信号を持つように調整される。
もし(第8図に示す引き続くトラック中の)信号が、
種々の異なる周波数のパイロット信号を含むとするなら
ば、更に多数の帯域通過フィルタが、フィルタ75と並列
に配置されることになり、そのうちの1個としてフィル
タ76′だけが、それに付随する移相器77′及び振幅器7
8′と共に、破線で示されている。読み出される信号に
どのパイロット信号が含まれているかに応じて、並列な
分枝のうちの1つが、すなわち該当する狭帯域フィルタ
を含む分枝が、回路内で切り替えられるのが好適であ
る。第10図で説明したパイロット信号を正しい振幅で再
現することは、パイロット信号がチャネル語のデータス
トリーム中にどのように含まれているかとは、全く無関
係であることが認識されよう。従ってそのようなパイロ
ット信号の再現は、米国特許明細書第4,511,933号に記
載の読み取りデバイスにも適用できるであろう。
復号ユニット70は、チャネル語を復号して情報語に戻
し、その後で元の情報語のシーケンスが出力端子72上に
得られる。復号は記録を行う間に符号化の過程を逆にし
て実行される。更に、積分増幅器の出力68は処理ユニッ
ト74の入力73にも結合し、この処理ユニットで信号から
パイロット信号を抽出することができる。トラッキング
システムの場合には、そのときにパイロット信号からエ
ラー信号を導くことが可能であって、そのエラー信号と
は、読み取りエレメント65の、読み取ろうとする情報ト
ラックに関する位置的な偏りを表すものである。このエ
ラー信号は端子76に与えられ、また適切なサーボ制御ユ
ニットに与えられることもあろう。
処理ユニット74の構成の種々の可能性については、前
に引用した米国特許明細書第4,056,832号、米国特許明
細書第4,110,799号、及び米国特許明細書第4,297,733号
を参照されたい。
第12図の(a)は、パイロット信号のみならず付加情
報信号もチャネル語の情報ストリーム中に挿入されるべ
き場合の、信号発生器20の出力信号RVを示している。カ
ーブDSV′はパイロット信号をチャネル語に挿入する時
間の関数としての理想的な鋸歯状波である。このカーブ
は第5図のカーブDSV′にほぼ一致している。このカー
ブは、例えば10ビットの長さを持つ32個のチャネル語の
期間、すなわち320個のチャネルビットの期間を持つ。
第12図の(b)は、時間の関数としての付加情報信号
Ieを示し、この信号もやはりチャネル語に挿入されよう
としている。1ビットの情報信号Ieが情報ストリーム中
に挿入される時間の内に、例えば8ビット長の情報語4
個が、例えば10ビット長のチャネル語に変換される、と
いうことは明らかである。その結果、情報信号Ieは、チ
ャネル語の情報ストリームより遥かに低い周波数を持っ
ている。
パイロット信号を維持している間に、4個のチャネル
語ごとに1個の付加ビットを挿入することは、以下のよ
うにして実現できる。
i)パイロット信号のカーブの立ち上がりエッジに対し
て: − もし付加ビットが“0"であるならば、これら4つの
チャネル語の所望のディスパリティは、0,0,2,2の順序
となり、 − もし付加ビットが“1"であるならば、これら4つの
チャネル語の所望のディスパリティは、2,2,0,0の順序
となる; ii)パイロット信号のカーブの下降するエッジに対し
て: − もし付加ビットが“0"であるならば、これら4つの
チャネル語の所望のディスパリティは0,0,−2,−2の順
序となり、 − もし付加ビットが“1"であるならば、これら4つの
チャネル語の所望のディスパリティは−2,−2,0,0の順
序となる。
パイロット信号のカーブの下降するエッジに対して
は、以下の選択を行うことも可能である、ということに
注意されたい: − もし付加ビットが“0"であるならば、これら4つの
チャネル語の所望のディスパリティは−2,−2,0,0の順
序となり、 − もし付加ビットが“1"であるならば、これら4つの
チャネル語の所望のディスパリティは0,0,−2,−2の順
序となる。
付加情報信号Ieを実際に挿入することは、第4図の信
号発生器20の付加接続端子(これは図示されていない)
を介して実行される。付加情報信号が無いときには、信
号発生器は第12図中の望ましい信号DSV′を生成する。
付加情報信号Ieの影響の下では、信号発生器は第12図中
の信号RVを生成する。その結果として、制御信号ユニッ
ト19も同様にもう1つの制御信号を供給する。こうする
と符号化デバイス12は、第12図に示すカーブRVとほぼ一
致して変動するデジタル総和値を信号電流が持つところ
のチャネル語を選択するであろう。
同一の符号テーブルを用いて、8ビットから10ビット
への変換は、今や(例えば)33ビットから40ビットへの
変換に変更されている。付加的に挿入された情報は主と
してベースバンド中に位置するので、周波数多重システ
ムがこのようにして生じるのである。
検出は同じやり方で、紛らわしいところのない(unam
biguous)10ビットから8ビットへの変換により進めら
れる。付加的に挿入されたビットは、周波数領域をフィ
ルタリングすることにより元へ戻すことができ、或いは
受信器で再生された10ビットのチャネル語を(例えばデ
ィスパリティ変動のトラックを保持することによって)
処理することにより元へ戻すことができる。
第12図に示された実例で、データストリーム内に付加
情報信号Ieを挿入することは、DSVとRVとの間の差が0
又は2であるから、可能である。このことは、時点…t
i-4,ti,ti+4…において、情報信号Ieの検出が可能であ
る、ということを意味している。
第13図は、(例えば)8ビットから10ビットへの変換
に、パイロット信号がキイで投入されない場合に対する
1つの解答を示す。これは、直流に関係のない符号(DC
−free code)と呼ばれるものである。この場合には、
2個のチャネル語に対し1個の付加ビットが加えられ、
それによって17ビットから20ビットへの変換が得られ
る。この例ではこのような付加情報信号の挿入が可能で
あって、その理由は、ここでもDSVとRVとの間の差がや
はり0又は2だからである。このことは、時点…ti-2,t
i,ti+2…において、紛らわしいところのない情報信号Ie
の検出が可能である、ということを意味している。
磁気記録の再生を行うときには、ナイキストのクラス
4検出(Nyquist class−4detection)を用いてもよ
い。そうすると、検出の時点における信号対雑音比を最
適なものにするために、受信器(再生デバイス)の周波
数応答が調整され、その調整のやり方は、制御された記
号間の干渉が或る特定の量だけ検出の瞬間に生成され
る、というものである。このやり方は、送信装置にとっ
ては(受信装置のとっても同様に)、第14図に見られる
ような2T−前置符号器を追加する必要がある。この2T−
前置符号器は、第3図の1T−前置符号器と非常によく似
ているが、この場合はフィードバックラインに、1Tの追
加遅延2′が含まれる。
2T−前置符号器は2ビットの記憶機能を持っているの
で、情報語をチャネル語に変換している間に、これら2
ビットの値に依存して4個の異なるチャネル語を生成す
ることができる。
このことを、実例を用いて説明する。8ビットの情報
語“21"(その2進法による数値は00010101である)
が、前置符号器の前で、10ビットの符号語“489"(その
2進法による数値は0111110010である)に変換されるも
のと仮定する。前置符号器の内容に依存して、下記の第
1表で与えられるチャネル語が生成される。
第1表 前置符号器の内容 チャネル語 ディスパリティ(DS) 00 0110010111 +2 01 0011000010 −4 10 1100111101 +4 11 1001101000 −2 前置符号器には語の最初のビットとしてMSBが与えられ
る、ということを念頭において、このことは第15図にも
示されている。第15図は、8ビットから10ビットへの変
換、及びTmax=9であるところのTmaxについての、変換
テーブルを示しており、これに適合すべき要求条件は、
チャネル語の情報ストリームのデジタル総和値と所望の
デジタル総和値RVとの差異が±2より大きいものであっ
てはならない、ということである。第4図を参照された
い。第15図の、“INPUT"としてある一番左の縦の列は
(10進数の)0から(10進数の)255までの8ビットの
情報語を与える。“kw"としてある2番目の縦の列は10
ビット語を与えているが、しかしこれらの10ビット語
は、第14図の2T−前置符号器によって処理がなされる前
の10ビット語である。
第14図の前置符号器における1ビットメモリ2及び1
ビットメモリ2′の内容に依存して、縦の列“kw"にお
ける10ビット語の各々に対し4個のチャネル語が生成さ
れる。これらのチャネル語のディスパリティは、“DS"
としてある右側の縦の列に与えられる。2ビットの2進
数00,01,10,11は、1ビットメモリ2及び1ビットメモ
リ2′の異なる内容のすべて表すもので、第1のビット
はメモリ2′の内容であり、また、第2のビットはメモ
リ2の内容である。換言すれば、メモリ2に記憶されて
いる最後のビットは、符号化デバイスによって丁度いま
生成されたばかりの直前のチャネル語の最後のビットで
ある。メモリ2′に記憶されている第1ビットは同じチ
ャネル語の末尾から2番目のビットである。
第4図に示す記録装置が、第15図の変換テーブルに従
って情報語をチャネル語に変換するのに適している、と
いうことが確認されるであろう。しかし、このことは、
先行するチャネル語の最後の2ビットの値についての情
報をフィードバックするために、出力13から入力28への
フィードバックを必要とする。そうすると2T−前置符号
器を用いて前置符号化された後で、チャネル語が符号化
デバイスの出力13に現れるのである。
与えられる情報語と;符号化デバイスの入力27を介し
て与えられる(第1の)制御信号と;符号化デバイスの
入力28を介して与えられる先行のチャネル語の最後の2
個のビット(第2制御信号)と;に依存して、符号化デ
バイスは、この情報語に対して利用可能なチャネル語の
うちから、このようにチャネル語を選択するのである。
2T−復号の後で、特に再生を行っている間のチャネル
等化を用いて、第15図のテーブルの10ビット語である
“KW"が復元される。第15図のテーブル中の10ビット語
“KW"は、すなわち前置符号化する前の10ビット語は、
すべて相互に異なる固有のものであるから、復号デバイ
スは再生の過程で、8ビットの情報語を紛らわしさを生
じることなしに復元する。
本発明はここで開示された実施例に限定されるもので
はない。本発明は発明に関連しないものとして示された
実施例とは異なる実施例にも等しく適用される。例え
ば、パイロット信号は第5図に示された矩形波DS以外の
波形を持つものでもよい。パイロット信号は例えば正弦
波信号又は零信号で置換される特定の周波数のバースト
を含んでもよい。更に、実施例は磁気記録担体と関連し
て使用されるデバイスについて説明された。しかしこれ
は必要ではない。本発明の教示の本質は第2信号、例え
ばパイロット信号をチャネル語に挿入することであり、
光学的記録担体に関連して使用される装置に適用するこ
とも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、チャネル語についての3つの縦の列を持つテ
ーブルの概略を示す図であり、 第2図は、第1図に記載のテーブルを完全に示す図であ
り、 第3図は、本発明による記録装置で使用するのに適する
前置符号器を示す図であり、 第4図は、デジタル情報信号を記録するためのそのよう
な装置の概略ブロック図であり、 第5図は、時間の関数としての2つの信号波形を示す図
であり、 第6図は、第4図に示す装置の符号器ユニットの一例を
示す図であり、 第7図は、第4図に示す装置の動作を説明するフローチ
ャートであり、 第8図は、多数のトラックがその上に示されている記録
担体の図であり、 第9図は、デジタル情報信号を再生する本発明による装
置の概略ブロック図であり、 第10図は、第9図に示す装置の積分増幅器の周波数応答
カーブを示す図であり、 第11図は、そのような積分増幅器の一例を示す図であ
り、 第12図は、パイロット信号が存在する場合の付加情報信
号の挿入を説明する図であり、 第13図は、パイロット信号が存在しない場合の付加情報
信号の挿入を説明する図であり、 第14図は、このデバイスで用いるのに適する2T−前置符
号器を示す図であり、 第15図は、2T−前置符号器を含む符号器ユニットに関す
る変換テーブルを示す図である。 〔符号の説明〕 1……排他的論理和(EXOR)ゲート 2,2′……遅延手段 12……符号化デバイス 15……書き込み手段 16……磁気記録担体 19……制御信号ユニット 20……信号発生器 21……積分エレメント 22……信号組合せユニット 30……メモリ 31……ビット生成ユニット 65……読み取りヘッド 67……積分増幅器 70……復号ユニット 74……処理ユニット 75,76,76′……フィルタ 77,77′……移相器 78,78′……増幅器 79……信号組合せユニット
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 20/14 G11B 15/467

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】幾つかの引き続くビットから成るビットシ
    ーケンスを情報語と呼び、幾つかの情報語のシーケンス
    をデジタル情報信号と呼び、与えられたデジタル情報信
    号のうちの複数の情報語の各々に対して、相互に異なる
    ディスパリティを持つ少なくとも2個のチャネル語が利
    用可能となるようにチャネルコードが選択されるとき、 デジタル情報信号を記録担体の情報トラックに記録する
    ため、及び、その記録をする前に、与えられたデジタル
    情報信号の引き続く情報語を、選定されたチャネルコー
    ドのチャネル語に変換するための装置であって、 該装置は: − 情報語を受け取るための入力端子; − 上記入力端子に結合する第1入力と、制御信号を受
    け取るための第2入力と、第1出力と、を持つ符号化デ
    バイス; を含んで成り、該符号化デバイスは、与えられた情報語
    と制御信号とに依存して、与えられた情報語のために、
    利用可能なチャネル語のうちから1個のチャネル語を選
    択し、かつ選定されたチャネル語を出力に与える構成と
    し、また上記装置は: − 符号化デバイスの第2入力に結合する出力を持ち、
    更に信号発生器と接続するための信号入力を含む制御信
    号ユニット; − 上記符号化デバイスの出力に結合してチャネル語を
    供給するための出力端子; を更に含んで成り、また、記録される情報信号に比して
    相対的に小さい低周波数の内容を持つ第2信号をチャネ
    ル語のデータストリーム中に挿入するために、上記制御
    信号ユニットは、制御信号を生成するのに適合するもの
    であり、且つ上記符号化デバイスは、各情報語にとって
    利用可能なチャネル語のうちから上記制御信号に依存し
    て選択を行うに当たり、その選択の仕方を、上記記録さ
    れるデジタル信号の平均値が相対的に低い周波数の第2
    信号の変動とほぼ一致して変動するように、上記選択を
    行うのに適合するものであるところのデジタル情報信号
    を記録する装置において、 上記チャネルコードは、与えられたデジタル情報信号の
    うちの複数の情報語の各々に対して、相互に異なるディ
    スパリティを持つ少なくとも3個のチャネル語が利用可
    能であるように選択され; 上記制御信号ユニットは、積分エレメントと信号組合せ
    ユニットとを更に含み; 上記符号化デバイスは、上記第1出力に与えられるチャ
    ネル語のディスパリティを供給するための第2出力を更
    に含み、該第2出力は上記積分エレメントの入力に結合
    し、上記積分エレメントの出力は上記信号組合せユニッ
    トの第1入力に結合し; 上記制御信号ユニットの信号入力は上記信号組合せユニ
    ットの第2入力に結合し、上記信号組合せユニットの出
    力は上記制御信号ユニットの出力に結合している; ことを特徴とするデジタル情報信号を記録する装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の装置において、上記第2
    信号は、記録される情報信号に係わるところの、周波数
    の比較的低い搬送波を含むパイロット信号であり、該パ
    イロット信号は、情報トラック中に記録されたチャネル
    語を読み出すための読み取り手段の、トラックを横切る
    方向の相対的な位置を指示するためのトラッキング信号
    として、上記記録担体の情報トラック中に記録されるも
    のであることを特徴とするデジタル情報信号を記録する
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の装置において、上
    記符号化デバイスは、チャネル語を記憶する3個のメモ
    リを有し;それら3個のメモリからそれぞれ1個ずつ、
    合計3個の相互にディスパリティの異なるチャネル語
    が、少なくとも複数個の情報語をチャネル語に変換する
    ために、それらの情報語の各々に対して利用可能であ
    る;ことを特徴とするデジタル情報信号を記録する装
    置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の装置において、上記複数
    個の情報語の一部については、1個の情報語に係わる3
    個のチャネル語のうちの2個は、絶対値の等しいディス
    パリティを持つが、その正負の符号は反対であることを
    特徴とするデジタル情報信号を記録する装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4のうちのいずれか1項に
    記載の装置において、 上記符号化デバイスは第2制御信号を受け取るための第
    3入力を含み; 上記符号化デバイスの第1出力は、フィードバックユニ
    ットを介して上記第3入力に結合し; 情報語を符号化してチャネル語にするために、上記フィ
    ードバックユニットは、上記チャネル語の前にあるチャ
    ネル語の、最後の1ビットを上記第3入力に供給する構
    成となっており;また 上記符号化デバイスは、与えられる情報語に対して利用
    可能な複数のチャネル語のうちから、与えられた情報語
    と第1制御信号と第2制御信号とに依存して、1個のチ
    ャネル語を選択するのに適合している; ことを特徴とするデジタル情報信号を記録する装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の装置において、情報語を
    符号化してチャネル語にするために、上記フィードバッ
    クユニットは、上記チャネル語の前にあるチャネル語
    の、最後の2ビットを供給するのに適合していることを
    特徴とするデジタル情報信号を記録する装置。
  7. 【請求項7】磁気記録担体の情報トラックからデジタル
    信号を読み取る装置であって、該デジタル信号は、その
    デジタル信号のビットレートに係わるところの、周波数
    の比較的低い搬送波を有するパイロット信号を含み、ま
    た該デジタル信号は、周波数の比較的低い搬送波の変動
    と一致してデジタル信号の平均値が変化するように特定
    のディスパリティを持つところの引き続くチャネル語を
    含み、 上記デジタル信号を読み取る装置は、引き続くチャネル
    語を読み出し、その後でそれを情報語に変換する構成で
    あり、 − 記録担体上の情報トラックからデジタル信号を読み
    出すための、下記積分増幅器の入力に結合する出力を持
    つ読み取り手段と; − 下記復号ユニットの入力に結合する出力を持つ積分
    増幅器と; − チャネル語を情報語に変換するため、及び情報語を
    出力端子に供給するための復号ユニットと; を含んで成るデジタル信号を読み取る装置において、 上記積分増幅器は、第1の周波数より下の第1周波数範
    囲内でほぼ一定の値をとる周波数応答特性を持ち、また
    該周波数応答特性は、上記第1の周波数範囲より上の第
    2周波数範囲内では周波数の減少する方に向かって上昇
    する形をとり、 もし上記パイロット信号の周波数が第1周波数範囲内に
    位置するならば、上記積分増幅器は、パイロット信号を
    選択的に増幅する手段を更に含み、その増幅ファクタ
    は、上記パイロット信号の周波数における周波数応答特
    性の実際の値と、上記周波数の減少する方に向かって上
    昇する周波数応答特性カーブを外挿すると上記パイロッ
    ト信号の周波数がとる値との差に少なくともほぼ対応す
    ることを特徴とするデジタル信号を読み取る装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載のデジタル信号を読み取る
    装置は、請求項1ないし6のうちのいずれか1項に記載
    のデジタル情報信号を記録する装置によって記録されて
    いるデジタル信号を読み取るのに適合するものであるこ
    とを特徴とするデジタル信号を読み取る装置。
  9. 【請求項9】請求項7又は8に記載の装置において、上
    記パイロット信号を選択的に増幅する手段は、上記パイ
    ロット信号の周波数にほぼ対応する中心周波数をもつ狭
    帯域の帯域通過フィルタと増幅器との直列な配置を含
    み、その直列な配置は、上記積分増幅器と並列に配置さ
    れていることを特徴とするデジタル信号を読み取る装
    置。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の装置において、上記直
    列な配置は移相器を更に含むことを特徴とするデジタル
    信号を読み取る装置。
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