JPH04302867A - 符号化方法及び装置 - Google Patents

符号化方法及び装置

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JPH04302867A
JPH04302867A JP3093033A JP9303391A JPH04302867A JP H04302867 A JPH04302867 A JP H04302867A JP 3093033 A JP3093033 A JP 3093033A JP 9303391 A JP9303391 A JP 9303391A JP H04302867 A JPH04302867 A JP H04302867A
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signal
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spectrum
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JP3093033A
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Inventor
Kazuharu Niimura
新村 一治
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置に係わ
り、特に映像信号等のデジタル信号を符号ワードに変換
して記録再生する際の符号化方式に関する。
【0002】
【従来の技術】相関のある信号、例えばカラ−映像信号
をサンプリングして1サンプル当たりmビット、例えば
8ビット(1ワ−ド)のデジタルデ−タに変換した後、
これをビデオテ−プレコ−ダ(VTR)に記録して再生
する装置が開発されている。このような装置にて、8ビ
ットのデ−タをそのまま記録すると、その時の記録信号
の2値レベルである“1”と“0”は均一に現れないた
め、往々にして直流分を含んでしまう。ところが、一般
の磁気記録再生装置の磁気ヘッドでは、再生時前記直流
分を再生することができないため、記録時、記録信号が
前記直流分を含まないようにするエンコ−ディングが記
録信号に対してなされることになる。
【0003】このような記録時のエンコ−ディングは記
録信号のDSV(DigitalSum  Varia
tion)値がなるべく小さくなるようにする処理であ
る。ここで、DSVとは2値レベルの“1”、“0”を
夫々+1、−1に対応させて積分した値であって、この
DSVは任意の時点或いは期間について値を持つもので
ある。そして、連続する2値信号について初めからDS
Vを求めた場合、そのDSVが限りなく増加或いは減少
するならば、その信号は直流分を持つことになり、前記
DSVが有界ならば直流分を持たないことになる。
【0004】図12は上記のようなカラ−映像信号をデ
ジタル化してVTRに記録再生する磁気記録再生装置の
従来例を示したブロック図である。入力端子1から入力
された映像信号はA/D変換器2により8ビットのパラ
レルデジタル信号となってDSVコントロ−ルエンコ−
ディング回路103に供給される。このエンコ−ディン
グ回路103では、前述したように各8ビットのデ−タ
ワ−ドが所定の規則によって並べ変えられて作成される
1ワ−ド8ビットのワ−ドに置換される。この場合、置
換されるワ−ドは、例えばROMに記憶されており、対
応するナチュラルバイナリ−コ−ドでそのアドレスを指
定することにより前記ROMから置換ワードが読み出さ
れて、入力データがワ−ドに置換されるようになってい
る。こうして、エンコ−ディング回路103にて置換さ
れたワ−ドは反転処理回路104に入力される。この反
転処理回路104は例えば1ワ−ド毎にそのワ−ドとコ
ンプリメンタリ−なワ−ドに置換する。
【0005】即ち、前記反転処理回路104では、ある
ワ−ドはそのまま出力され、それに続く1ワ−ドは“1
”と“0”とが全く反転された状態のワ−ドに置換され
る。例えば、CDS値が−2のデ−タワ−ド(DSVC
C)〔00110001〕が反転されるとすると、これ
は〔11001110〕に変換される。このデ−タワ−
ドのCDS値は+2である。即ち、エンコ−ディング回
路103から入力されるワ−ドのコンプリメンタリなワ
−ドは元のワ−ドに対してCDSの正負の極性が反対に
なるワ−ドである。こうして、反転処理回路104から
は入力時のままのワ−ドと反転されたワ−ドとが交互に
出力されることになり、入力カラ−映像信号が相関の強
い信号であることを考えれば、この反転処理回路104
の出力デ−タワ−ドのDSVを計算すると、その値は「
0」に収束する方向になることは容易に理解される。こ
の反転処理回路104から出力されるワ−ドはパラレル
/シリアル変換器105に供給されて、シリアルデ−タ
に変換される。即ち、8ビットのパラレルデ−タがシリ
アルデ−タに変換され、これがVTR11に供給される
。このVTR11では、カラ−映像信号の1フィ−ルド
分のデ−タが複数本のトラックとしてテ−プ上に記録さ
れる。ここで、上記CDS値とは符号デ−タの“1”を
+1、“0”を−1と做して、1ワ−ドの符号デ−タの
総和を取った値をいい、符号の重みと呼ばれるものであ
る。従って前記DSV値とはこのCDS値の累積値のこ
とになる。
【0006】その後、VTR11にて上記の如くして記
録されたテ−プが再生され、得られた再生デ−タはシリ
アル/パラレル変換器107にて8ビットのパラレルデ
−タに変換された後、このパラレルデ−タがワ−ド単位
で逆反転処理回路108に入力される。逆反転処理回路
108は入力されるワ−ドを記録時の反転処理回路10
4の処理とは逆の処理にて変換し、記録時コンプリメン
タリなワ−ドを元のワ−ドに戻す。こうして、逆反転処
理回路108にて元のワ−ドに戻されたワ−ドはDSV
コントロ−ルデコ−ディング回路109に入力される。 このDSVコントロ−ルデコ−ディング回路109は記
録系のエンコ−ディング回路103の処理とは全く逆の
処理を入力ワードに対してすることになり、入力ワード
を元のデジタルデ−タに戻す。このため、前記DSVコ
ントロ−ルデコ−ディング回路109はRAMを有して
おり、この回路109から得られるワ−ドは元のナチュ
ラルバイナリコ−ドになる。このナチュナルバイナリコ
ードはD/A変換器50に入力される。D/A変換器5
0は入力デジタルデ−タをアナログのカラ−映像信号に
変換し、これが出力端子60に導出される。
【0007】ここで、上記のような従来の信号処理系に
内在する問題点について図11を参照して説明する。一
般に磁気記録再生した場合の再生信号の周波数特性は図
11(A)に示したような特性を有している。この特性
はノイズ分布を平坦にした時の再生信号の出力振幅特性
を示したものであり、以下にこの特性の特徴部分を説明
する。図中(ア)の低周波成分は磁気ヘッドの微分特性
によりC/N(キャリア/ノイズ比)が悪い。図中(イ
)の中域成分はC/Nが良いが、この中域成分の中でも
周波数が高い成分よりも低い成分の方が前記C/Nが良
い。図中(ウ)の高域成分は磁気テ−プ及び磁気ヘッド
の損失によりC/Nが悪い。上記のような磁気記録再生
を含む伝送路に図11(B)に示すようなスペクトルを
有する信号を伝送させた場合のエラ−レ−トは、(a)
、(d)>(c)、(b)の関係が有り、C/Nは良い
部分にスペクトラムを集中させれば、エラ−レ−トを低
くすることが可能になって高密度記録を行うことができ
る。しかし、図12に示した従来の磁気記録再生装置で
は記録再生される信号のスペクトラム成分が図11(B
)に示す(a)、(d)付近にも多く存在したり、又(
b)よりも(c)に集中しているものもあって、伝送路
(具体的には磁気テ−プと磁気ヘッド等)のの能力を必
ずしも最大限利用していないという欠点があった。この
ため、図12に示した従来の磁気記録再生装置において
、記録する信号が相関のある画像デ−タのようなもので
あった場合、記録再生信号の低域成分を抑圧することが
できるが、前記記録信号のスペクトラムが伝送路の特性
に合致しておらず、伝送路C/Nの良好な部分を有効に
利用しておらず、この分、画質が悪くなるという欠点が
あった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のアナログ映像信
号をデジタル信号とし、更にこれを符号化してVTRに
記録再生する磁気記録再生装置では、符号化した記録信
号のスペクトラムが伝送路のC/Nの良い部分に合致し
ていないため、前記伝送路のC/Nの良好な部分を有効
に利用することができず、その分、記録再生時の画質が
悪化するという欠点があった。
【0009】そこで本発明は上記の欠点を除去するもの
で、符号化した記録信号のスペクトルを伝送路のC/N
の良好な部分に集中させて、記録再生時のエラ−レ−ト
を著しく改善することにより、記録再生時の画質の向上
を図ることができる磁気記録再生装置を提供することを
目的としている。 〔発明の構成〕
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は入力信号をデジ
タル信号にした後、符号ワードに変換して磁気テープに
記録再生する磁気記録再生装置において、1ワードがm
ビットのデジタル信号のiワード分をnビットの符号ワ
ードに1対1で変換する際に、前記符号ワードのスペク
トラムと前記磁気記録再生装置の伝送路のC/Nとの積
が大きくなる前記符号ワードを、入力頻度が高いiワー
ド分の前記デジタル信号に割り当てるように前記データ
変換を行う変換手段と、この変換手段から出力されるn
ビットの符号ワードに所定のマージンビットを挿入する
マージンビット挿入手段とを具備し、前記変換手段によ
り変換されて出力される符号ワードを磁気テープに記録
する構成を有する。
【0011】
【作用】本発明の磁気記録再生装置において、変換手段
は1ワードがmビットのデジタル信号のiワード分をn
ビットの符号ワードに1対1で変換する際に、前記符号
ワードのスペクトラムと前記磁気記録再生装置の伝送路
のC/Nとの積が大きくなる前記符号ワードを、入力頻
度が高いiワード分の前記デジタル信号に割り当てるよ
うに前記データ変換を行う。マージンビット挿入手段は
前記変換手段から出力されるnビットの符号ワードに所
定のマージンビットを挿入する。前記変換手段により変
換されて出力される符号ワードが磁気テープに記録され
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明の磁気記録再生装置の一実施例を
示したブロック図である。1は映像信号等のアナログ記
録信号を入力する入力端子、2は入力されたアナログ映
像信号等を8ビットのデジタル信号に変換するA/D変
換器、3は2ワ−ドのデジタル信号を23ビットの2ワ
−ドの符号ワードに1対1で変換するマッピング変換回
路、6はマッピング変換回路3から出力される符号ワ−
ドに“0”のマージンビットを挿入すべくマージンビッ
トを発生するマ−ジンビット発生回路、8はマッピング
変換回路3から出力された符号ワ−ドをシリアル信号に
変換すると共に、マ−ジンビット発生回路6から出力さ
れるマ−ジンビットを挿入するパラレル/シリアル変換
回路、9はパラレル/シリアル変換回路8を動作させる
同期信号を発生させるシンク信号発生回路、10はパラ
レル/シリアル変換回路7から出力されるシリアル信号
にNRZI変調を施すNRZI変調回路、11はNRZ
I変調回路10から入力される記録信号を図示されない
磁気テ−プに記録するVTR部、12はVTR部11に
よって再生された再生信号にNRZI復調を施すNRZ
I復調回路、13は復調された再生信号から同期信号を
検出して、これをシリアル/パラレル変換回路14に供
給するシンク信号検出回路、14は入力されるシリアル
信号を前記同期信号に基づいてパラレル信号に変換する
シリアル/パラレル変換回路、15はシリアル/パラレ
ル変換回路15から入力される符号ワードを逆マッピン
グして通常のデジタル信号に変換する逆マッピング変換
回路、16はデジタル信号をアナログ信号に変換するD
/A変換器、17は再生アナログ映像信号を出力する出
力端子である。尚、マッピング変換回路3と逆マッピン
グ変換回路15の変換は全く逆のプロセスで行われるも
のとする。
【0013】次の本実施例の動作について説明する。ま
ず、入力端子1から入力されるカラー映像信号はA/D
変換器2にて1画素8ビットのデジタル信号に変換され
る。又、マッピング変換回路3は2ワードの入力デジタ
ル信号を1対1で対応する23ビットの2ワードの符号
ワードに変換するものとする。又、NRZI則において
変化点を示す符号1(磁化が反転することに対応する)
の間に挾まれる最小の0の数を1とする。従って、マー
ジンビットを1ビット取ってこれを前記23ビットの符
号ワードに挿入するため、結局、記録信号は2ワード2
4ビットで構成される。前記マージンビットを“0”に
固定したとすると、この時取り得る符号ワードは752
50になる。ここで、2ワードの入力デジタルデータの
数は28 ×2 =65536となるから、2ワードの
入力デジタルデータを前記2ワ−ドの符号ワードに1対
1で対応させることができる。尚、上記23ビットの2
ワードの符号ワード中の変化点の数とこの変化点を有す
る符号ワード数との関係は図2に示したようになってお
り、符号則を満たすため上記した如く24ビット目は0
としてある。
【0014】入力端子1から入力されるカラー映像信号
はA/D変換器2にて図3(A)、(B)に示すような
8ビットのデジタル信号に変換された後、マッピング変
換回路3に入力される。マッピング変換回路3は入力さ
れる2ワードの16ビットのデジタル信号を1対1で図
3(C)に示すような23ビットの2ワードの符号ワー
ドに変換し、変換した符号ワードをパラレル/シリアル
変換回路8に出力する。この時、マージンビット発生回
路6は“0”のマージンビットを発生して、これをパラ
レル/シリアル変換回路8に出力する。パラレル/シリ
アル変換回路8はマッピング変換回路3から入力される
符号ワードをシリアル信号化すると共に、マ−ジンビッ
ト発生回路6から発生されたマ−ジンビットである“0
”を図3(C)に示すように挿入し、得られた24ビッ
トのシリアル信号をNRZI変調回路10に出力する。 NRZI変調回路10は入力される符号ワードをNRZ
I変調した後、これをVTR部11に出力する。VTR
部11はNRZI変調回路10から入力される変調信号
(記録信号に同じ)を図示されない磁気テ−プに記録す
る。又、上記動作説明では触れなかったが、VTR部1
1にて磁気テープに記録される記録信号にはエラー訂正
符号、同期信号等も付加されることは言うまでもない。
【0015】次に、VTR部11にて再生された信号は
NRZI復調回路12により復調された後、シリアル/
パラレル変換回路14とシンク信号検出回路13に入力
される。シンク信号検出回路13は入力信号から同期信
号を検出して、これをシリアル/パラレル変換回路14
に供給する。シリアル/パラレル変換回路14は入力さ
れた前記同期信号から符号の位置を特定して、入力され
るシリアル再生信号をパラレル信号に変換する。こうし
て再生された2ワードの符号ワ−ドは逆マッピング変換
回路15に入力される。逆マッピング変換回路15は入
力される2ワードの符号ワードを16ビットの2ワード
のデジタル信号に逆変換して、これをD/A変換器16
に出力する。D/A変換器16は入力されるデジタル信
号をアナログの映像信号に変換して、これを出力端子1
7に出力する。
【0016】次に図1に示した本実施例のマッピング変
換回路3の詳細動作について説明する。マッピング変換
回路3は図4に示すような入力デジタル信号と1対1で
対応する2ワードの符号ワードを一覧とした対応図に基
づいて、前記入力される2ワードのデジタル信号を2ワ
ードの符号ワードに1対1に変換する。図4においてX
軸は前記マッピング変換回路3に入力されるデジタル信
号のY1ワードのレベルを示し、Y軸は続いて入力され
る前記デジタル信号のY2ワードのレベルを示している
。前記X、Y軸で比較される座標の(0.0)と(25
5、255)を結んだ対角線の近傍は、上記Y1とY2
ワード間でのデータの変化が少ない部分に対応する符号
ワードの領域を示している。一方、前記座標の(0、2
55)と(255、0)の辺りは前記Y1とY2ワード
間の変化が大きい部分を示している。即ち、図4の変換
図では前記対角線の近傍に、前記符号ワードのスペクト
ラムと主にVTR部11の伝送路の特性を示すC/Nと
の積が大きくなる前記符号ワードを配置し、前記(0、
255)、(255、0)の方向へ行くに従って、前記
スペクトラムとC/Nとの積が小さくなる符号ワードを
配置している。
【0017】ここで上記した符号ワードのスペクトラム
と伝送路の特性を示すC/Nとの積について説明する。 図5〜図7は前記符号ワードとこの符号ワードのスペク
トラムとの関係を示した図である。図5では符号ワード
の変化点が1、2、3、4、6、8、12の場合で、符
号ワードの波形のディーティ比が50%の時のスペクト
ラムとの関係を示し、図6、図7はデューティ比が50
%でない時のスペクトラムとの関係を示している。符号
ワードのスペクトラムと前記C/Nとの積を算出する際
に、デューティ比50%のワードは単一スペクトラムを
算出すれば良いが、デューティ比が50%でないものは
複数のスペクトラムと前記C/Nの積を求めて合計を出
し、この合計に基づいて入力データに対応する符号ワー
ドを図4に示す如く並び変える必要がある。ここでは、
符号ワードのデューティ比が50%のものについて以下
説明する。
【0018】図11(A)に示したVTR部11のテー
プヘッド系の特性(C/N)と図11(C)に示したよ
うな符号ワードのスペクトラムとの積を取ると、図11
(D)に示したようなスペクトラムとC/Nとの積(以
降このことを単にC/N積と呼ぶ場合もある)が得られ
る。尚、図11(C)、(D)の中で(1)〜(12)
で示した数字は符号ワードの変化点の数を示している。 デューティ比  50%の符号ワードの必要スペクトラ
ムは図4に示す如く単一スペクトラムであって、符号ワ
ードの振幅値が同一であるため、図11(C)に示す如
く前記変化点の数によらず符号ワードのエネルギーは同
一である。従って、C/N積は図11(A)に示したテ
ープヘッド系の特性により定まり、図11(D)に示し
た如くなる。このようにして得られた各符号ワードのC
/N積が図4に示した如く分布するようにY1ワード、
Y2ワードに対応する符号ワードを並び変えて配列する
【0019】図8は前記図4中のY1、Y2ワードに対
応する符号ワードの具体例を示した図であり、マッピン
グ変換回路3から出力される2ワードの符号ワードをシ
リアル化した場合に対応している。この図の見方は左第
1欄はマッピング変換回路3に入力されるデジタルデー
タY1、Y2を示しており、この2つの入力データに対
応する2ワード分の符号ワードが次の欄に示してある。 更に次の欄にはNRZI変調後の符号ワードが示してあ
る。又、右側から2番目の欄は対応する符号ワードのス
ペクトルを図5に対応できるように、変化点で分類され
ている。又、右側第1欄は図4の領域(1)〜(12)
との対応関係を示している。図8中、例えば、Y1ワー
ド75、Y2ワード180に対応する符号ワードは「1
0000000100000001000000」とな
る。又、この場合NRZI変調後の符号ワードは「00
000000111111110000000」となり
、しかも、この符号ワードのスペクトルは図5の変化点
3のものに相当し、図4での領域(4)〜(6)に配置
されている。
【0020】ここでVTR部11の磁気記録再生特性は
低域及び高域でC/Nが悪くなる。例えば図4中のY1
ワードとY2ワード間の変化を示す(Y2−Y1)が正
の時は低域成分のスペクトルを有するため、図4の(1
)で示した領域の符号ワードを前記Y1、Y2ワードに
対応させる。一方、(Y2−Y1)が負の時は高域成分
のスペクトルを有するため、Y1、Y2ワードに図4の
(12)の領域の符号ワードに対応させるように、図4
に示した変換図の中の符号ワードが配列されている。結
局、(Y2−Y1)>0の時は低域側のスペクトラムを
有する符号ワードを、(Y2−Y1)=0付近の時は伝
送路のC/Nの良い周波数成分のスペクトラムを有する
符号ワードを、(Y2−Y1)<0の時は高域側のスペ
クトラムを有する符号ワードをマッピング変換回路3に
て対応づけることにより、入力デジタルデータを符号ワ
ード化している。尚、図4は輝度信号用の入力データに
対する符号ワードの変換関係を示している。又、図9は
色差信号用の入力データに対する符号ワードの変換関係
を示しているが、色差信号C1、C2はワ−ド飽和度が
低く、データの中心レベルに近いため、図9に示したよ
うな符号の対応づけが考えられる。
【0021】本実施例によれば、図1の入力端子1から
入力されるカラー映像信号の相関性は高いので、上記Y
1ワードとY2ワードの値は比較的近い値となる。従っ
て、図4に示した変換図に基づいて、前記Y1、Y2ワ
ードを符号ワードに対応づければ、ほとんどが(4)〜
(6)の領域の符号ワードに変換されるため、VTR部
11のC/Nの良い部分を使用できる符号ワードの発生
確率を大きくすることができる。これによりVTR部1
1に記録される符号ワードのスペクトラムは図10(B
)に示したようにすることができ、しかも、このスペク
トラムの特性は図10(A)に示したVTR部11の伝
送路部の周波数特性にほぼ一致しているため、本例のV
TR部11に記録再生される信号のスペクトラムを前記
伝送路のC/Nが最も良い部分に最も多く分布させるこ
とができ、前記信号のエラーレートを著しく低くするこ
とができて、録再画像の品質を向上させることができる
【0022】尚、図10(C)は従来例のNRZ符号ワ
ードのスペクトラム分布を示したもので、図10(D)
は従来例の8−14変換符号ワードのスペクトラム分布
を示したものである。前者の従来例では低域から高域に
幅広くスペクトラムが分布しているため、この分、エラ
ーレートが大きくなる。後者の場合はNRZ符号化より
も帯域は狭くなっているが伝送路のC/Nの悪い高域成
分にスペクトラムが存在しているため、図10(B)に
示した本実施例の符号ワードのスペクトラム分布の如く
、伝送路の特性を最大限に生かし切れず、その分、エラ
ーレートが大きくなる。又、上記実施例では、8ビット
の入力データ2ワード分を23ビットの2ワード分の符
号ワードに変換した例について述べたが、一般には入力
データのビット数をm、組み合わせるワード数をi、符
号のビット数をnとした場合、i×mビットの入力デー
タをnビットの符号ワードに変換しても、同様の効果を
得ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上記述した如く、本発明の磁気記録再
生装置によれば、符号化した記録信号のスペクトルを伝
送路のC/Nの良好な部分に集中させて、記録再生時の
エラ−レ−トを著しく改善することにより、記録再生時
の画質の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録再生装置の一実施例を示した
ブロック図。
【図2】図1に示したマッピング変換回路にて変換され
る符号ワード内の変化点数とこの変化点数を取り得る符
号ワード数との関係を示した図。
【図3】図1に示した装置によって扱われる信号の構成
例を示した図。
【図4】図1に示したマッピング変換回路における入力
データ(輝度信号)と符号ワードとの対応関係を示した
変換図。
【図5】デューティ比50%の符号ワードとこの符号ワ
ードのスペクトラムとの関係を変化点数によって分類し
た図。
【図6】デューティ比50%の符号ワードとこの符号ワ
ードのスペクトラムとの関係を変化点数によって分類し
た他の図。
【図7】デューティ比50%の符号ワードとこの符号ワ
ードのスペクトラムとの関係を変化点数によって分類し
た更に他の図。
【図8】図4に示した変換図により変換される入力デー
タと符号ワードとの具体的な数値関係を示した図。
【図9】図1に示したマッピング変換回路における入力
データ(色信号)と符号ワードの対応関係を示した変換
図。
【図10】図1に示したVTR部の伝送路特性及び本例
、従来例の符号ワードのスペクトラムの分布特性図。
【図11】符号のスペクトラムとC/Nとの積の意味を
説明する図。
【図12】従来の磁気記録再生装置の一例を示したブロ
ック図。
【符号の説明】
2…A/D変換器 3…マッピング変換回路 6…マージンビット発生回路 8…パラレル/シリアル変換回路 10…NRZI変調回路 11…VTR部 12…NRZI復調回路 13…シンク信号検出回路 14…シリアル/パラレル変換回路 15…逆マッピング変換回路 16…D/A変換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号をデジタル信号にした後、符号ワ
    ードに変換して磁気テープに記録再生する磁気記録再生
    装置において、1ワードがmビットのデジタル信号のi
    ワード分をnビットの符号ワードに1対1で変換する際
    に、前記符号ワードのスペクトラムと前記磁気記録再生
    装置の伝送路のC/Nとの積が大きくなる前記符号ワー
    ドを、入力頻度が高いiワード分の前記デジタル信号に
    割り当てるように前記データ変換を行う変換手段と、こ
    の変換手段から出力されるnビットの符号ワードに所定
    のマージンビットを挿入するマージンビット挿入手段と
    を具備し、前記変換手段により変換されて出力される符
    号ワードを磁気テープに記録することを特徴とする磁気
    記録再生装置。
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