JP2995530B2 - 排水トラップおよび排水トラップを備える床排水構造 - Google Patents

排水トラップおよび排水トラップを備える床排水構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室等の床下に配設さ
れる排水トラップおよび排水トラップを備える床排水構
造に関し、より明確には、封水筒を排水外筒が取り巻
き、排水筒が封水筒に挿入された構造を有する排水トラ
ップおよび係る排水トラップを備える床排水構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】封水筒を排水外筒が取り巻き、排水筒が
封水筒に挿入された構造を有する排水トラップの従来例
を、図5、6に基づいて説明する。上端が開放され下端
が閉鎖された封水筒101を取り巻いて排水外筒102
が配設されている。排水外筒102の側壁上端は封水筒
101の側壁上端よりも上方にあり、排水外筒102の
側壁下端から径方向内方へ延びる底壁102aが封水筒
101の側壁に達している。封水筒101の内部空間は
封水室200を形成し、封水筒101と排水外筒102
とにより形成される環状空間は排水室300を形成して
いる。一端が排水外筒102の側壁に開口する排水吐出
筒103が放射状に径方向外方へ延びている。上端に径
方向外方へ延びるフランジ104aが形成された排水筒
104が封水筒101に挿入されている。排水筒104
の側壁上端は封水筒101の側壁上端よりも上方にあ
り、排水筒104の側壁下端は封水筒101の底壁から
上方へ隔てられている。封水筒101と排水外筒102
と排水筒104とは、同心状に配設されている。
【0003】環状のスペーサ105が、外縁部に形成さ
れた環状溝部105aを排水外筒102の側壁上端に外
嵌させた状態で、排水外筒102に取り付けられてい
る。スペーサ105の径方向内方に、上端に径方向外方
へ延びる上部フランジ106aが形成され、下端に径方
向内方へ延びる下部フランジ106bが形成された筒状
の締め付けフランジ106が配設されている。スペーサ
105の内端は、締め付けフランジ106の外面に螺合
し、排水筒のフランジ104aの外端は、締め付けフラ
ンジ106の内面に螺合している。排水目皿107が、
排水筒のフランジ104aの直上で締め付けフランジ1
06の内面に螺合している。スペーサ105と締め付け
フランジ106と排水筒のフランジ104aとが協働し
て、排水筒104の側壁上部と排水外筒102の側壁上
部との間に形成される環状の隙間を閉鎖する蓋部材を形
成している。上記構成を有する排水トラップは、浴室等
の床Fに形成された排水用開口Oを包囲する床Fの環状
段部F1を、締め付けフランジの上部フランジ106a
とスペーサ105とで挟持した状態で、浴室等の床Fに
取り付けられている。排水吐出筒103は、排水管Dに
接続されている。
【0004】上記構成を有する従来構造の排水トラップ
においては、浴室等の床Fを流れる排水が排水筒104
を通って封水筒101へ流入し、封水Wとして封水室2
00に蓄えられる。封水筒101の側壁上端から溢れた
排水は、排水室300へ流入し、排水吐出筒103と排
水管Dとを通って浴室等から排出される。排水筒104
の側壁上部と排水外筒102の側壁上部との間に形成さ
れる環状の隙間を閉鎖する蓋部材と、封水Wの存在とに
より、排水管Dから浴室等への悪臭の流入が阻止され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】排水トラップの排水筒
の径は、設置スペースや美感上の制約、床板のトラップ
取付部開口寸法に関するJIS規格上の制約等により、
大きくできない。このため、従来の、封水筒を排水外筒
が取り巻き、排水筒が封水筒に挿入された構造を有する
排水トラップにおいては、十分な排水性能が得られず、
また清掃時に用具、洗浄器具を挿入し難い等の問題があ
った。本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであ
り、封水筒を排水外筒が取り巻き、排水筒が封水筒に挿
入された構造を有する排水トラップであって、排水筒の
径は従来の排水トラップと同等であり、排水性能が従来
の排水トラップに比べて向上し、且つ排水トラップ及び
排水管内の清掃性が従来の排水トラップに比べて向上し
た排水トラップを提供することを目的とする。また本発
明は、封水筒を排水外筒が取り巻き、排水筒が封水筒に
挿入された構造を有する排水トラップと、排水トラップ
を取り付ける排水用開口が形成された床板とを備える床
排水構造であって、排水筒の径は従来の床排水構造と同
等であり、排水性能が従来の床排水構造に比べて向上
し、且つ排水トラップ及び排水管内の清掃性が従来の床
排水構造に比べて向上した床排水構造を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、上端が開放され下端が閉鎖され
た封水筒と、封水筒を取り巻き、上端が封水筒の上端よ
りも上方にあり、下端から径方向内方へ延びる底壁が封
水筒の側壁に達する排水外筒と、一端が排水外筒の側壁
に開口し径方向外方へ延びる排水吐出筒と、封水筒に挿
入され、上端が封水筒の上端よりも上方にあり、下端が
封水筒の底壁から上方へ隔てられた排水筒と、排水筒の
上部と排水外筒の上部との間に形成される環状の隙間を
閉鎖する蓋部材とを備える排水トラップにおいて、排水
吐出筒が排水外筒に対して径方向外方に且つ排水トラッ
プ内で生ずる渦巻流に沿う方向に偏心して配設されてお
り、封水筒が排水外筒に対して排水吐出筒から遠ざかる
方向に偏心して配設され、排水筒が封水筒に対して排水
吐出筒に近づく方向に偏心して配設されていることを特
徴とする排水トラップを提供する。
【0007】また、本発明においては、上端が開放され
下端が閉鎖された封水筒と、封水筒を取り巻き、上端が
封水筒の上端よりも上方にあり、下端から径方向内方へ
延びる底壁が封水筒の側壁に達する排水外筒と、一端が
排水外筒の側壁に開口し径方向外方へ延びる排水吐出筒
と、封水筒に挿入され、上端が封水筒の上端よりも上方
にあり、下端が封水筒の底壁から上方へ隔てられた排水
筒と、排水筒の上部と排水外筒の上部との間に形成され
る環状の隙間を閉鎖する蓋部材とを有する排水トラップ
と、排水トラップを取り付ける排水用開口が形成された
床板とを備え、床板には排水用開口に対して径方向外方
に偏心して接続する排水流路が形成され、排水トラップ
の排水吐出筒は、排水外筒に対して、径方向外方に且つ
排水トラップ内で生ずる渦巻流に沿う方向に、偏心して
配設されていることを特徴とする排水トラップを備える
床排水構造を提供する。本発明の好ましい態様において
は、排水吐出筒の排水外筒側壁との接続部が、排水外筒
に向かって拡がる漏斗形状を成している。本発明の好ま
しい態様においては、封水筒が排水外筒に対して排水吐
出筒から遠ざかる方向に偏心して配設され、排水筒が封
水筒に対して排水吐出筒に近づく方向に偏心して配設さ
れている。
【0008】
【作用】本発明に係る排水トラップにおいては、排水吐
出筒が排水外筒に対して径方向外方に且つ排水トラップ
内で生ずる渦巻流に沿う方向に偏心して配設されている
ので、排水室内の排水の流れがスムーズになり、排水流
量が増大する。 封水筒を排水外筒に対して、排水吐出筒
から遠ざかる方向に偏心して配設することにより、排水
吐出筒近傍の排水室の幅が増大し、排水室から排水吐出
筒への排水の流れがスムーズになり、排水流量が増大す
る。また、排水吐出筒近傍での封水筒と排水外筒との間
の隙間が広くなるので、排水筒を取り除き、封水筒と排
水外筒との間の隙間から洗浄器具を差し入れて排水吐出
筒と排水管とを掃除する際に、封水筒と排水外筒との間
の隙間へ洗浄器具を差し入れ易くなる。これにより、排
水吐出筒および排水管の掃除が容易になる。 排水筒を封
水筒に対して、排水吐出筒に近づく方向に偏心して配設
することにより、浴室床等に形成される排水用開口が排
水吐出筒に接近する。この結果、排水吐出筒と排水管と
を掃除する際に、洗浄器具を排水吐出筒と排水管とに到
達させることが容易になる。これにより、排水吐出筒お
よび排水管の掃除が容易になる。
【0009】本発明に係る床排水構造においては、床板
には排水用開口に対して径方向外方に偏心して接続する
排水流路が形成されているので、床板の排水流路から排
水トラップの排水筒へ流入した排水は、排水筒内で渦巻
流を形成する。排水トラップの排水吐出筒は、排水外筒
に対して、径方向外方に且つ排水トラップ内で生ずる渦
巻流に沿う方向に偏心して配設されているので、排水ト
ラップの排水室内の排水の流れがスムーズになり、排水
流量が増大する。
【0010】
【実施例】本発明の第1実施例を図1、2に基づいて説
明する。図1に示すように、本実例に係る排水トラップ
においては、排水吐出筒13が排水外筒12に対して径
方向外方に、且つ排水トラップ内で生ずる左回りの渦巻
流に沿う方向に偏心して左配設されている。封水筒11
と排水外筒12と排水筒14とは同心状に配設されてい
る。上記を除き、本排水トラップの構造は、図5、6の
従来構造の排水トラップの構造と同様である。本排水ト
ラップは、図5、6の従来構造の排水トラップと同様の
態様で、浴室の床Fの隅部に形成された排水用開口O内
に取り付けられている。図2に示すように、浴室の床F
には、排水用開口Oに対して径方向外方に、且つ排水ト
ラップ内で左回りの渦巻流を形成する方向に偏心して接
続する排水流路F2、F3が形成されている。
【0011】本排水トラップにおいては、浴室の床Fに
形成された排水用開口Oに対して偏心して接続する排水
流路F2、F3から排水筒14に流入した排水が、排水
筒14内で左回りの渦巻流を形成する。排水吐出筒13
は、排水外筒12に対して、径方向外方に且つ排水トラ
ップ内で生ずる左回りの渦巻流に沿う方向に偏心して配
設されているので、従来の、排水吐出筒103が排水外
筒102から放射状に延びる排水トラップに比べて、排
水室300内の排水の流れがスムーズになり、排水流量
が増大する。従って、本排水トラップにおいては、排水
筒の径を従来の排水トラップと同等に維持したままで、
排水性能を従来の排水トラップに比べて向上させること
ができる。
【0012】本発明の第2実施例を図3に基づいて説明
する。図3に示すように、本実例に係る排水トラップに
おいては、排水吐出筒23が排水外筒22に対して径方
向外方に、且つ排水トラップ内で生ずる左回りの渦巻流
に沿う方向に偏心して配設されている。排水吐出筒23
の排水外筒22の側壁との接続部23aが、排水外筒2
2に向かって拡がる上下に偏平な漏斗形状に形成されて
いる。封水筒21が排水外筒22に対して排水吐出筒2
3から遠ざかる方向に偏心して配設されている。排水筒
24が封水筒21に対して排水吐出筒23に近づく方向
に偏心して配設されている。排水筒24内には、放射状
に且つ左回りの渦巻状に延びるフィン28が配設されて
いる。上記を除き、本排水トラップの構造は、図5、6
の従来構造の排水トラップの構造と同様である。
【0013】本排水トラップにおいては、排水筒24に
流入した排水が、放射状に且つ左回りの渦巻状に延びる
フィン28に沿って流れることにより、排水筒24内で
左回りの渦巻流を形成する。排水吐出筒23は、排水外
筒22に対して、径方向外方に且つ排水トラップ内で生
ずる左回りの渦巻流に沿う方向に偏心して配設されてい
るので、排水室300内の排水の流れがスムーズにな
り、排水流量が増大する。排水吐出筒23の排水外筒2
2の側壁との接続部23aが、排水外筒22に向かって
拡がる漏斗形状に形成されているので、排水室300か
ら排水吐出筒23への排水の流れがスムーズになり、排
水流量が増大する。また、排水吐出筒23にゴミが詰ま
り難くなり、且つ排水吐出筒23、排水管Dの掃除が容
易になる。封水筒21が排水外筒22に対して、排水吐
出筒23から遠ざかる方向に偏心して配設されているの
で、排水吐出筒23近傍の排水室300の幅が増大し、
排水室300から排水吐出筒23への排水の流れがスム
ーズになり、排水流量が増大する。また、排水吐出筒2
3近傍での封水筒21と排水外筒22との間の隙間が広
くなるので、排水筒24を取り除き、封水筒21と排水
外筒22との間の隙間から洗浄器具を差し入れて排水吐
出筒23と排水管Dとを掃除する際に、封水筒21と排
水外筒22との間の隙間へ洗浄器具を差し入れ易くな
る。これにより、排水吐出筒23および排水管Dの掃除
が容易になる。
【0014】排水筒24が封水筒21に対して、排水吐
出筒23に近づく方向に偏心して配設されているので、
浴室床等に形成される排水用開口が排水吐出筒23に接
近する。この結果、排水吐出筒23と排水管Dとを掃除
する際に、洗浄器具を排水吐出筒23と排水管Dとに到
達させることが容易になる。これにより、排水吐出筒2
3および排水管Dの掃除が容易になる。また、排水筒2
4が封水筒21に対して偏心して配設されているので、
排水筒24と封水筒21との間の隙間が広がり、封水室
200の流路の抵抗が減少し、排水流量が増大する。
【0015】本発明の第3実施例を図4に基づいて説明
する。図4に示すように、本実例に係る排水トラップに
おいては、排水筒内に配設されたフィンに代えて、排水
筒の上端開口を覆う排水目皿37に、放射状に且つ左回
りの渦巻状に延びる複数の長孔37aが形成されてい
る。上記を除き、本実例に係る排水トラップの構造は第
2実施例の排水トラップと同様である。本排水トラップ
においては、排水が、排水目皿37に形成された放射状
に且つ左回りの渦巻状に延びる複数の長孔37aを通っ
て排水筒に流入することにより、排水筒内で左回りの渦
巻流が形成される。排水吐出筒は、排水外筒に対して、
径方向外方に、且つ排水トラップ内で生ずる左回りの渦
巻流に沿う方向に偏心して配設されているので、排水室
内の排水の流れがスムーズになり、排水流量が増大す
る。以上本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実
施例に限定されるものでは無い。例えば、排水吐出筒の
排水外筒側壁との接続部23aを通常の漏斗形状として
も良い。
【0016】
【効果】上記説明から分かるごとく、本発明によれば、
封水筒を排水外筒が取り巻き、排水筒が封水筒に挿入さ
れ、且つ排水吐出筒が排水外筒から放射状に延びる従来
の排水トラップに比べて、排水筒の径を増大させること
なく、排水性能を向上させることができる。また本発明
によれば、封水筒を排水外筒が取り巻き、排水筒が封水
筒に挿入され、且つ排水吐出筒が排水外筒から放射状に
延びる従来の排水トラップと、該排水トラップを取り付
ける排水用開口が形成された床板とを備ええる従来の床
排水構造に比べて、排水筒の径を増大させることなく、
排水性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る排水トラップの平断
面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る排水トラップが取り
付けられた浴室等の床板の平面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る排水トラップの平断
面図である。
【図4】本発明の第3実施例に係る排水トラップが備え
る排水目皿の平面図である。
【図5】封水筒を排水外筒が取り巻き、排水筒が封水筒
に挿入され、排水吐出筒が排水外筒から放射状に延びる
従来構造の排水トラップの側断面図である。
【図6】図1の線VI-VI に沿った平断面図である。
【符号の説明】
11、21 封水筒 12、22 排水外筒 13、23 排水吐出筒 14、24 排水筒 23a 排水吐出筒の排水外筒側壁との接続部 28 フィン 37 排水目皿 37a 長孔 101 封水筒 102 排水外筒 102a 排水外筒の底壁 103 排水吐出筒 104 排水筒 104a フランジ 105 スペーサ 105a 環状溝部 106 締め付けフランジ 106a 上部フランジ 106b 下部フランジ 107 排水目皿 200 封水室 300 排水室 D 排水管 F 浴室等の床 F1 環状段部 F2、F3 排水流路 O 排水用開口 W 封水
フロントページの続き (72)発明者 田中 賢二 福岡県福岡市博多区博多駅前3丁目12番 10号 鹿島建設株式会社 九州支店内 (72)発明者 田辺 保夫 福岡県福岡市博多区博多駅前3丁目12番 10号 鹿島建設株式会社 九州支店内 (72)発明者 松島 俊久 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (72)発明者 高橋 隆司 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (72)発明者 山口 宏紀 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (72)発明者 稲田 紀道 福岡市博多区博多駅前4丁目13番11号 東洋熱工業株式会社 九州支店内 (56)参考文献 実開 昭63−91569(JP,U) 特公 昭48−36364(JP,B2) 実公 平3−6690(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E03C 1/28 E03C 1/29

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端が開放され下端が閉鎖された封水筒
    と、封水筒を取り巻き、上端が封水筒の上端よりも上方
    にあり、下端から径方向内方へ延びる底壁が封水筒の側
    壁に達する排水外筒と、一端が排水外筒の側壁に開口し
    径方向外方へ延びる排水吐出筒と、封水筒に挿入され、
    上端が封水筒の上端よりも上方にあり、下端が封水筒の
    底壁から上方へ隔てられた排水筒と、排水筒の上部と排
    水外筒の上部との間に形成される環状の隙間を閉鎖する
    蓋部材とを備える排水トラップにおいて、排水吐出筒が
    排水外筒に対して径方向外方に且つ排水トラップ内で生
    ずる渦巻流に沿う方向に偏心して配設されており、封水
    筒が排水外筒に対して排水吐出筒から遠ざかる方向に偏
    心して配設され、排水筒が封水筒に対して排水吐出筒に
    近づく方向に偏心して配設されていることを特徴とする
    排水トラップ。
  2. 【請求項2】 上端が開放され下端が閉鎖された封水筒
    と、封水筒を取り巻き、上端が封水筒の上端よりも上方
    にあり、下端から径方向内方へ延びる底壁が封水筒の側
    壁に達する排水外筒と、一端が排水外筒の側壁に開口し
    径方向外方へ延びる排水吐出筒と、封水筒に挿入され、
    上端が封水筒の上端よりも上方にあり、下端が封水筒の
    底壁から上方へ隔てられた排水筒と、排水筒の上部と排
    水外筒の上部との間に形成される環状の隙間を閉鎖する
    蓋部材とを有する排水トラップと、排水トラップを取り
    付ける排水用開口が形成された床板とを備え、床板には
    排水用開口に対して径方向外方に偏心して接続する排水
    流路が形成され、排水トラップの排水吐出筒は、排水外
    筒に対して、径方向外方に且つ排水トラップ内で生ずる
    渦巻流に沿う方向に偏心して、配設されていることを特
    徴とする排水トラップを備える床排水構造。
  3. 【請求項3】 排水吐出筒の排水外筒側壁との接続部
    が、排水外筒に向かって拡がる漏斗形状を成しているこ
    とを特徴とする請求項に記載の排水トラップを備える
    床排水構造。
  4. 【請求項4】 封水筒が排水外筒に対して排水吐出筒か
    ら遠ざかる方向に偏心して配設され、排水筒が封水筒に
    対して排水吐出筒に近づく方向に偏心して配設されてい
    ることを特徴とする請求項2又は3に記載の排水トラッ
    プを備える床排水構造。
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