JP2994310B2 - 多階調文字等パターン生成方法および装置,並びに記録媒体 - Google Patents

多階調文字等パターン生成方法および装置,並びに記録媒体

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JP2994310B2
JP2994310B2 JP9240759A JP24075997A JP2994310B2 JP 2994310 B2 JP2994310 B2 JP 2994310B2 JP 9240759 A JP9240759 A JP 9240759A JP 24075997 A JP24075997 A JP 24075997A JP 2994310 B2 JP2994310 B2 JP 2994310B2
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篤子 冨澤
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  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の大きさに展
開されたアウトライン文字等パターンデータ(以降、ア
ウトラインデータと称する)から、階調性のある文字,
記号等のドットイメージを生成する、多階調文字等パタ
ーン生成方法,多階調文字等パターン生成装置,多階調
文字等パターン生成方法を実行するためのプログラムを
格納した記録媒体,並びに多階調文字等パターン生成方
法により生成されたパターンデータを格納した記録媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プリンンタやディスプレイなど、
デジタル信号を入力として階調出力が可能な出力装置が
普及している。また、これら出力装置の有する文字フォ
ントについても、多階調表現(多階調文字パターン)に
対応したものが大半である。多階調文字パターン(フォ
ント)とは、人間の目の性質、即ち濃い線は太く薄い線
は細く見える性質を利用し、2値(白と黒)の境界線付
近のドットを中間階調(グレー階調ともいう)とするこ
とによって文字の形を表現したものである。
【0003】周知の通り、多階調文字フォントの生成方
法にはいくつかの方法がある。一例として、アウトライ
ンフォントから24×24ドットの2値フォントを生成
し、それを元データとして1/3の縮小を行って8×8
ドットの階調付きフォントを生成した場合における多階
調文字フォントデータを図11に示す。図11は従来の
多階調文字フォントの生成方法によって生成縮小された
多階調文字フォントの濃度データの一例を示した図であ
る。
【0004】図11では、各画素の濃度を、最高濃度が
1.0になるように正規化して表現しているが、図11
から明らかなように、ほとんどの画素が最高濃度の半分
にも満たない値となっている。一般に多階調文字フォン
トは、その生成方法にかかわらず、文字フォントの縮小
率が大きくなると、文字フォントの濃度が低下すること
が知られている。
【0005】このような濃度の低下を防止する方法(技
術)として、例えば、特開平5−303375号公報に
開示されたものがある。この方法は、2値フォントデー
タに所定の縮小率に応じた帯域制限を掛けてフォントを
縮小することで多階調文字データ群を出力する空間演算
手段と、前記多階調文字データ群に1以上のゲインを掛
ける階調補正手段を用いて多階調文字フォントデータを
得ることにより、前記多段調文字フォントの縮小率が大
きくなった場合などに発生する文字フォントの濃度低下
を防止しようとするものである。
【0006】この方法(技術)によって生成された多階
調文字フォントデータを図12に示す。図12から明ら
かなように、この方法によれば、多階調文字フォントデ
ータ群の値が最大濃度を含み、出力装置のダイナミック
レンジを最大限利用した多階調文字フォントデータが得
られる。
【0007】しかしながら、上記従来の技術による多階
調文字フォントの生成方法により縮小生成された多階調
文字フォントは、少ない画素中に濃度差の大きい画素が
存在しやすく、また濃度の薄い画素が残りやすいため、
結果として視認性が低下してしまうという問題がある。
これは、生成された多階調文字フォントデータが、濃度
の薄い画素の方が濃い画素よりも変換時の増分値が少な
く、画素間の濃度差が大きくなってしまうためである。
【0008】これについて、図11および図12を参照
しながら具体的に説明を行う。
【0009】即ち、図11における濃度0.68の画素
102は、図12では濃度1.0の画素112となり、
0.34増加している。これに対し、図11における濃
度0.11の画素101は、図12では濃度0.18の
画素111となり、0.07の増加にとどまっている。
このように、出力サイズが小さい場合、即ち、多階調文
字フォントデータを構成する画素数が少ない場合には、
中間の濃度の画素が少なく、最大濃度の画素と薄い濃度
の画素が多くなっている。これにより、文字を構成する
画素間での濃度差が大きくなり、滑らかさが失われ、濃
度にムラがあるように見えることになる。また、薄い濃
度の画素は背景と区別しにくく視認性向上の妨げにな
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、上
記従来の技術による多階調文字フォントの生成方法によ
ると、少ない画素中に濃度差の大きい画素が存在し易
く、また濃度の薄い画素が残りやすいため、結果として
視認性の低下が発生するという問題がある。
【0011】そこで、本発明の目的は、多段調文字フォ
ントの縮小率が大きくなっても視認性を低下させること
がなく、アウトライン文字等パターンデータから濃度ム
ラを除去した階調フォントを生成する事が可能な、多階
調文字等パターン生成方法および多階調文字等パターン
生成装置を提供することにあり、また、多階調文字等パ
ターン生成方法を実行するためのプログラムを格納した
記録媒体を提供することにあり、さらに、多階調文字等
パターン生成方法により生成されたパターンデータを格
納した記録媒体を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の多階調文字等パターン生成装置は、アウト
ライン文字等パターンデータを展開するアウトラインデ
ータ展開手段と、前記展開されたデータから多階調文字
等パターンデータを生成する多階調データ生成手段と、
生成された多階調文字等パターンデータを、補正情報記
憶部にフォントサイズごとに格納されている補正情報に
より、各画素の濃度を上げる階調情報補正手段とを備
え、最大濃度の画素数が全画素数に対して「1/有効階
調数」前後の割合(比率)となるように、各画素の濃度
を全体的に上げるように構成されている。尚、前記有効
階調数については後述する。
【0013】これにより、アウトライン文字等パターン
データから、背景と文字のコントラスト比が高く、且つ
視認性が高い、多階調文字等パターンデータを容易に生
成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の多階調文字等パタ
ーン生成方法および装置の第1の実施の形態について図
面を参照して説明する。
【0015】図1は本発明の多階調文字等パターン生成
装置における第1の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【0016】本実施の形態における多階調文字等パター
ン生成装置は、図1に示す如くに、装置全体の動作を制
御するマイクロプロセッサ等により構成される制御装置
11と、プログラム制御により動作するデータ処理装置
12と、文字等のアウトラインデータなどの情報を記憶
する記憶装置13と、ディスプレイや印刷装置等からな
る出力装置14により構成される。尚、出力装置14は
磁気ディスクや半導体メモリなどの記録媒体であっても
よい。
【0017】一方、記憶装置13は、アウトライン文字
等パターンデータ(以降、単にアウトラインデータと称
する)を記憶するアウトラインデータ記憶部131と、
多階調文字等データの各画素の濃度を要求階調値に応じ
て正規化した値(以降、階調情報ともいう)の補正に関
する情報を記憶する補正情報記憶部132により構成さ
れる。
【0018】また、データ処理装置12は、アウトライ
ンデータを展開して座標値データを生成するアウトライ
ンデータ展開手段121と、座標値データから多階調文
字等パターンデータ(以降、多階調データと称する)を
生成する多階調データ生成手段122と、多階調データ
の階調情報を補正する階調情報補正手段123により構
成される。
【0019】アウトラインデータ展開手段121は、制
御装置11からの要求に従い、アウトラインデータ記憶
部131より、制御装置11から要求の有った文字のア
ウトラインデータを読み出し、読み出したアウトライン
データに、必要とするドットサイズヘの倍率演算を施す
ことにより、必要とするサイズの座標値データを生成す
るように構成されている。なお、アウトラインデータの
展開とは、ここでは必要とするサイズの座標値データの
生成を意味するが、後述するように、多階調データの生
成方法によっては、必要とされるドットサイズの整数倍
のビットマップデータの生成等を行うようにしても良
い。
【0020】アウトラインデータ展開手段121から座
標値データを受け取った多階調データ生成手段122
は、多階調データを生成する。既述の通り、多階調デー
タの生成方法は、従来よりいくつかの方法が提案されて
いるが、ここでは特に方法を規定しない。これは、本発
明による多階調データの濃度補正方法は、多階調データ
の生成方式に因ることなく実施可能なためである。
【0021】ところで、本実施の形態では、多階調デー
タ生成手段122の入力として座標値データを使用して
いるとしたが、前述の通り、多階調データの生成方法に
よっては、必要とされるドットサイズの整数倍のビット
マップデータを入力とするような構成としても良い。こ
の場合、アウトラインデータ展開手段121は、後段の
多階調データ生成手段122の入力として適した形式の
データ、即ち、必要とされるドットサイズの整数倍のビ
ットマップデータを生成して、多階調データ生成手段1
22に供給することになる。
【0022】階調情報補正手段123は、多階調データ
生成手段122によって生成された多階調データが供給
されると、補正情報記憶部132から補正情報を読み出
し、これに従って前記多階調データの階調情報を変更す
るように構成されている。
【0023】次に、以上のように構成された本発明の多
階調文字等パターン生成装置の動作について、図1およ
び図2を参照しながら説明を行う。図2は本発明の多階
調文字等パターン生成装置の第1の実施の形態における
動作の一例を示すフローチャートである。
【0024】制御装置11から文字取得要求が出力され
ると、アウトラインデータ展開手段121は、制御装置
11から要求の有った文字のアウトラインデータを、ア
ウトラインデータ記憶部131より読み出し、所定のド
ットサイズに展開する(ステップ201,202)。ア
ウトラインデータ展開手段121で展開されたデータは
多階調データ生成手段122に供給される。多階調デー
タ生成手段122は、アウトラインデータ展開手段12
1により展開されたデータから多階調データを生成する
(ステップ203)。多階調データ生成手段122によ
り生成された多階調データは、階調情報補正手段123
に供給される。
【0025】階調情報補正手段123は、補正情報記憶
部132から前記多階調データのドットサイズに対応し
た補正情報等を検索する。この際、前記多階調データの
ドットサイズに対応した(加算すべき)補正値が補正情
報記憶部132に存在する場合には、補正情報記憶部1
32から補正情報等を読み出し、多階調データの各画素
に対して、前記補正情報等に基づいた補正値をそれぞれ
加算する(ステップ204,205,206)。一方、
前記多階調データのドットサイズに対応した(加算すべ
き)補正値が補正情報記憶部132に存在しない場合に
は、多階調データの各画素に対して何らの処理をも行わ
ずに終了し、生成された多階調文字等パターンを出力装
置14に出力する。
【0026】なお、前記多階調データの各画素に対して
為される補正は、多階調データ(ドットデータ)中の階
調値(グレー値ともいう)を有する、文字等のキャラク
タを表現している画素(ドットデータ)に対してのみ為
される(図2のステップ207,208参照)。
【0027】以上、基本的なデータ処理の流れについて
説明したが、次に、上記の動作について、具体的数値を
用いて説明する。ここでは、例えば、制御装置11よ
り、フォントサイズ8×8ドット,階調数16のパター
ンデータの文字出力が要求されているものとして説明す
る。
【0028】アウトラインデータ展開手段121により
展開されたデータが多階調データ生成手段122に供給
されると、多階調データ生成手段122は展開されたデ
ータから多階調データを生成し、各画素の階調データを
階調情報補正手段123に供給する。
【0029】図3は、アウトラインデータから多階調デ
ータ生成手段122により生成された、例えば、前記図
11の多階調データを16階調の多階調データとして表
現したものである。
【0030】多階調データが供給されると、階調情報補
正手段123は補正情報記憶部132から補正情報に基
づく補正値を取得する。今、補正情報記憶部132より
読み出された8×8ドットの16階調の文字に対する補
正値が4であったとすると、階調情報補正手段123
は、多階調データの内、文字を構成する全画素(以降有
効画素ともいう)の最初の画素から最終画素に対して繰
り返し次の処理を行う。即ち、前記多階調データを構成
する各画素に1以上の階調値(グレー値)が設定されて
いる場合(有効画素である場合)には、その画素に対し
て補正値4を加算し、階調値が無い場合(グレー値が0
<背景と同値>の場合)には、補正値4を加算しない処理
を、最初の画素から最終画素に対して順次に行う。
【0031】この際、加算後の階調値が最大階調値(こ
の場合15)を越える場合には、越える部分は切り捨て
られる。図4に、前記図3で示した多階調データに、本
実施の形態による階調情報補正処理を施すことによって
生成された、補正後(階調情報補正処理実施後)の多階
調データを示す。
【0032】ところで、補正情報記憶部132には、前
記補正情報(補正値)が、各フォントサイズ(ドットサ
イズ)と有効階調数(後述)の組み合わせに対応して、
予め設定・記憶されている必要がある。尚、補正情報記
憶部132には、原則、補正が必要なフォントサイズと
その有効階調数の組み合わせ(検索キー)に対して1つ
の補正情報(補正値)が設定されるが、必要に応じ、前
記検索キーに、例えば書体情報等の別の情報を加えるこ
とで、階調情報補正手段123に対して、さらに厳密な
補正情報(補正値)を供給することも可能である。
【0033】また、補正が必要なフォントサイズは、濃
度低下が発生するフォントサイズであり、書体によって
若干異なるが、アウトラインフォントから24×24ド
ットの2値フォントを生成し、それを元データとして縮
小を行って階調付きフォントを生成する場合では、最大
濃度が目立って減少する、概ね18〜22ドット程度以
下におけるフォントサイズに対して補正値を設定すると
良い。
【0034】さらに、前記補正値は、フォントサイズと
有効階調数の組み合わせ(検索キー)毎に、文字を構成
する全画素(有効画素)数に対する最大濃度の画素数の
割合(比率)が、文字を縮小することによって濃度低下
の発生しないフォントサイズ(の範囲)による文字を構
成する全画素(有効画素)数に対する最大濃度の画素数
の割合と、ほぼ同等になるように設定すると良い。
【0035】この縮小することにより濃度低下の発生し
ないフォントサイズによる文字を構成する全画素(有効
画素)数に対する最大濃度の画素数の割合は、図5のグ
ラフを元に読み取り計算することにより求めることがで
きる。図5は明朝体22ドット94文字の多階調データ
における階調情報毎の画素数の分布を示したグラフであ
る。
【0036】図5のグラフから、各文字(多階調デー
タ)を構成する1以上のグレー値(階調値)を有する画
素数の総和は、
【0037】
【表1】 グレー値1 ≒ 1700(画素) グレー値2 ≒ 1400(画素) グレー値3 ≒ 1500(画素) グレー値4 ≒ 1300(画素) グレー値5 ≒ 1100(画素) グレー値6 ≒ 1450(画素) グレー値7 ≒ 2000(画素) グレー値8 ≒ 1650(画素) グレー値9 ≒ 900(画素) グレー値10 ≒ 800(画素) グレー値11 ≒ 950(画素) グレー値12 ≒ 800(画素) グレー値13 ≒ 750(画素) グレー値14 ≒ 900(画素) グレー値15 ≒ 1200(画素) ────────────────────────── 総 和 ≒ 18400(画素) 以上から、約18400画素と求まる。同様に、最大濃
度の画素数の総和(グレー値15の画素数)は、図5の
グラフから約1200画素と求まる。
【0038】また、前記各文字(多階調データ)を構成
する1以上のグレー値(階調値)を有する画素数の総和
に対する最大濃度の画素数の総和の割合は、
【0039】
【数1】 1200/18400 ≒ 1/15.3 ≒ 1/15 …(式1) と求まる。
【0040】したがって、アウトラインフォントから2
4×24ドットの2値フォントを生成し、それを元デー
タとして縮小を行って階調付きフォントを生成した場合
において、最大濃度が目立って減少する18〜22ドッ
ト程度以下におけるフォントサイズに対する補正値は、
当該フォントサイズによる文字(多階調データ)を構成
する全画素数の内の最大濃度の画素数の割合(比率)
が、上記(式1)で示される1/15とほぼ同じになる
ように設定することで求めることができる。
【0041】ところで、各文字(多階調データ)を構成
する各画素には、それぞれ1以上のグレー値(階調値)
が設定されている。また、各階調値の内、各画素の何れ
かに最低1つは設定されている階調値を有効階調値と呼
ぶと、前記図5の場合には、各画素の何れかに、グレー
値(階調値)1から15までの全てが設定されているこ
とになり、前記有効階調値(有効グレー値)の総和であ
る有効階調数は15となる(グレー値0は含まない)。
【0042】これより、所望のフォントサイズを有する
文字における補正値を求める際、前記文字(多階調デー
タ)を構成する全画素(有効画素)数に対する最大濃度
の画素数を、「1/有効階調数」前後の割合(比率)と
なるように前記補正値を設定した場合と同様の結果が得
られることが分かる。またこれは、近似的にではある
が、前記明朝体以外の種々のアウトラインフォントから
所定ドット数による2値フォントを生成し、それを元デ
ータとして縮小を行って階調付きフォントを生成した場
合において、最大濃度が目立って減少するフォントサイ
ズ(18〜22ドット程度以下)に対する補正値を求め
る場合にも適用することができる。
【0043】さて、ここで、前記図3に示した多階調文
字フォントデータに、上述の如くの本発明を適用する
と、図3の多階調文字フォントデータの補正値は次のよ
うにして求まる。
【0044】先ず、図3に示す多階調文字フォントデー
タでは、グレー値(階調値)0から15のうち、“2,
4,5,7,11,12,14”の7個を使用している
ことから、有効階調数は7となる。したがって、
【0045】
【数2】 1/(有効階調数) = 1/7 ・・・・・・・・・ (式2) となる。
【0046】次に、この多階調文字フォントデータにお
ける文字(多階調データ)を構成する全画素数は図3よ
り36個であるので、この内の最大濃度の画素数を、
「1/有効階調数」、即ち、1/7(式2参照)前後の
割合(比率)となるように補正値を設定すると、補正値
=Xは、
【0047】
【数3】 X / 36 = 1 / 7 X = 36/ 7 ≒ 5.1 ・・・・ (式3) となり、5前後の値として求まる。ちなみに、既述の説
明では補正値を4とし、図3(本発明実施前)の文字
(多階調データ)を構成する全画素である有効画素それ
ぞれに4を加算して、図4(本発明実施後)に示す多階
調文字フォントデータを求めている。
【0048】したがって、以上のように補正値を設定
し、文字(多階調データ)を構成する全画素(有効画
素)それぞれに加算することで、制御装置11より供給
される文字取得要求において、要求される文字フォント
の縮小率(文字フォントサイズ)が大きくなり、最大濃
度が目立って減少するフォントサイズとなった場合で
も、文字(多階調データ)の視認性を低下させることな
く、且つ濃度のムラの少ない多階調文字フォントデータ
を得ることができる。
【0049】次に、本発明の多階調文字等パターン生成
方法および同装置における第2の実施の形態について図
面を参照して説明する。
【0050】図6は本発明の多階調文字等パターン生成
装置における第2の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【0051】本発明の実施の形態における多階調文字等
パターン生成装置は、図6に示す如くに、装置全体の動
作を制御するマイクロプロセッサ等により構成される制
御装置11と、プログラム制御により動作するデータ処
理装置15と、文字等のアウトラインデータなどの情報
を記憶する記憶装置16と、ディスプレイや印刷装置等
からなる出力装置14により構成される。尚、出力装置
14は磁気ディスクや半導体メモリなどの記録媒体であ
ってもよい。
【0052】一方、記憶装置16は、アウトライン文字
等パターンデータ(以降、単にアウトラインデータと称
する)を記憶するアウトラインデータ記憶部131によ
り構成される。
【0053】また、データ処理装置12は、アウトライ
ンデータを展開して座標値データを生成するアウトライ
ンデータ展開手段121と、座標値データから多階調文
字等パターンデータ(以降、多階調データと称する)を
生成する多階調データ生成手段122と、多階調データ
生成手段122により生成された多階調データの階調情
報に基づき、階調情報の補正情報(補正値)を決定する
補正情報取得手段124と、補正情報取得手段124に
より決定された補正情報に基づく補正値によって、多階
調データの階調情報を補正する階調情報補正手段123
により構成される。尚、補正情報取得手段124が補正
値を決定する際に使用する多階調データは、1文字ある
いは複数文字分のデータの何れであっても良い。
【0054】次に、以上のように構成された本発明の多
階調文字等パターン生成装置の動作について、図6およ
び図7を参照しながら説明を行う。図7は本発明の多階
調文字等パターン生成装置の第2の実施の形態における
動作の一例を示すフローチャートである。
【0055】制御装置11から文字取得要求が出力され
ると、アウトラインデータ展開手段121は、アウトラ
インデータ記憶部131より文字(多階調データ)のア
ウトラインデータ(輪郭形状)を読み出し、所定のドッ
トサイズに展開する(ステップ201,202)。アウ
トラインデータ展開手段121で展開されたデータは多
階調データ生成手段122に供給される。多階調データ
生成手段122は、前記アウトラインデータ展開手段1
21により展開されたデータから、多階調データを生成
する(ステップ203)。多階調データ生成手段122
により生成された多階調データは、補正情報取得手段1
24に供給される。補正情報取得手段124は、供給さ
れた多階調データの各画素に対する階調情報を各階調値
毎に集計し、文字(多階調データ)の有する階調情報の
傾向を取得する。さらに、取得した階調情報の傾向によ
り階調情報の補正値(補正情報)を決定する(ステップ
209)。
【0056】多階調データ生成手段122で生成された
多階調データおよぴ、補正情報取得手段124で決定さ
れた補正情報に基づく補正値は、階調情報補正手段12
3に供給される。階調情報補正手段123は、補正情報
取得手段124より供給された補正値に基づき、供給さ
れた多階調データの各画素(有効画素)における階調値
に補正値を加算する(ステップ205,206)。一
方、補正情報取得手段124において、補正値なしと判
断された場合には、多階調データの各画素(有効画素)
における階調値を補正せずに終了し、生成された多階調
文字等パターンを出力装置14に出力する。
【0057】なお、補正情報取得手段124にて補正値
を決定する際に使用する多階調データは、1文字あるい
は複数文字分のデータの何れであっても良く、したがっ
て、ステップ209内で行われる階調情報取得処理にお
ける階調情報の集計(ステップ210)およびそれに基
づく補正値の決定処理(ステップ211処理)は、1ま
たは複数の多階調文字データを用いて行われる。
【0058】また、既述の通り、階調情報補正手段12
3にて多階調データの各画素に対して為される補正処理
は、多階調データ(ドットデータ)中の階調値(グレー
値)を有する文字等のキャラクタを表現している画素
(有効画素)に対してのみ為される(図2のステップ2
07,208参照)。
【0059】このように、本実施の形態では、要求され
る文字或いは要求される一連(複数)の文字列に対して
補正値の設定が行われるため、予め補正情報を記憶装置
等に記憶しておく必要はない。また、書体(アウトライ
ンフォントデータ)等に依存する事なく、縮小された多
階調文字等パターンに対して最適な補正を行うことが出
来る。
【0060】次に、前記本発明の第1の実施の形態にお
ける多階調文字等パターン生成方法を実行するためのプ
ログラムを格納した記録媒体について図面を参照して説
明する。
【0061】図8は、本発明の第1の実施の形態の多階
調文字等パターン生成方法を実行するためのプログラム
を格納した本発明である記録媒体を示すブロック図であ
る。
【0062】図8に示す如くに、記録媒体18に記憶さ
れた制御プログラムに基づいて動作する多階調文字等パ
ターン生成装置は、装置全体の動作を制御するマイクロ
プロセッサ等により構成される制御装置11と、制御プ
ログラムにより動作するデータ処理装置12と、制御プ
ログラムを記憶した記録媒体18と、文字等のアウトラ
インデータなどの情報を記憶するアウトラインデータ記
憶部131と多階調文字等データの各画素の濃度を要求
階調数に応じて正規化した値(階調情報)の補正に関す
る情報を記憶する補正情報記憶部132を備えた記憶装
置13と、ディスプレイや印刷装置等からなる出力装置
14により構成される。尚、出力装置14は磁気ディス
クや半導体メモリなどの記録媒体であってもよく、ま
た、記録媒体18は磁気ディスクや半導体メモリ等、そ
の他の記録媒体であってもよい。
【0063】以上の構成において、記録媒体18に記憶
された制御プログラムは、記録媒体18からデータ処理
装置17に読み込まれ、データ処理装置17の動作を制
御する。データ処理装置17はプログラムの制御によ
り、以下の処理を実施する。
【0064】即ち、データ処理装置17は、制御装置1
1から文字要求が出力されると、アウトラインデータ記
憶部131から文字のアウトラインデータを読み出し、
指定のサイズに展開する。そして、展開されたデータか
ら多階調データを生成し、補正情報記憶部132から、
文字(多階調データ)サイズおよび多階調データの有効
階調数を検索キーとして補正情報等を読み出す。
【0065】そして、前記文字サイズに加算すべき補正
情報が補正情報記憶部132に登録されている場合に
は、多階調データの各画素(有効画素)の有する階調値
に補正情報に基づく補正値を加算する。一方、補正情報
が補正情報記憶部132に登録されていない場合には、
多階調データの各画素(有効画素)の有する階調値を補
正せずに終了する。そして、生成された多階調文字等パ
ターンを出力装置14に出力する。
【0066】次に、前記本発明の第2の実施の形態にお
ける多階調文字等パターン生成方法を実行するためのプ
ログラムを格納した記録媒体について図面を参照して説
明する。
【0067】図9は、本発明の第2の実施の形態の多階
調文字等パターン生成方法を実行するためのプログラム
を格納した本発明である記録媒体を示すブロック図であ
る。
【0068】図9に示す如くに、記録媒体18に記憶さ
れた制御プログラムに基づいて動作する多階調文字等パ
ターン生成装置は、装置全体の動作を制御するマイクロ
プロセッサ等により構成される制御装置11と、プログ
ラム制御により動作するデータ処理装置17と、文字等
のアウトラインデータ等の情報を記憶するアウトライン
データ記憶部131を備えた記憶装置16と、ディスプ
レイや印刷装置等からなる出力装置14により構成され
る。尚、出力装置14は磁気ディスクや半導体メモリな
どの記録媒体であってもよく、また、記録媒体18は磁
気ディスク、半導体メモリその他の記録媒体であっても
よい。
【0069】以上の構成において、記録媒体18に記憶
された制御プログラムは、記録媒体18からデータ処理
装置17に読み込まれ、データ処理装置17の動作を制
御する。データ処理装置17は前記プログラムの制御に
よって、以下の処理を実施する。
【0070】即ち、データ処理装置17は、制御装置1
1から文字要求が出されると、アウトラインデータ記憶
部131から文字のアウトラインデータを読み出し、指
定のサイズに展開する。そして、展開されたデータから
多階調データを生成し、生成された多階調データの各画
素に対する階調値(階調情報ともいう)を集計し、文字
(多階調データ)の有する階調値(階調情報)の傾向を
取得し、階調値の補正情報等を演算により求める。
【0071】ここで、前記演算により補正情報に基づく
補正値が求まった場合には、多階調データの各画素(有
効画素)に対する階調値に補正値を加算する。一方、前
記演算により補正情報が求められなかった場合には、多
階調データの各画素(有効画素)に対する階調値を補正
せずに終了する。そして、生成された多階調文字等パタ
ーンを出力装置14に出力する。
【0072】次に、前記本発明の第1または第2の実施
の形態における多階調文字等パターン生成方法により生
成されたパターンデータを格納した記録媒体について図
面を参照して説明する。
【0073】図10は、本発明の第1または第2の実施
の形態の多階調文字等パターン生成方法により生成され
たパターンデータを格納した本発明である記録媒体を示
すブロック図である。
【0074】図10に示す如く、記録媒体20に記憶さ
れたパターンデータ(多階調データ)を読み出して利用
することにより動作する多階調文字等パターン生成装置
は、装置全体の動作を制御するマイクロプロセッサ等に
より構成される制御装置11と、制御装置11の指示に
よって記録媒体20に記憶されたパターンデータ(多階
調データ)を読み出して、ディスプレイや印刷装置等か
らなる出力装置14に出力する記憶装置19により構成
される。尚、出力装置14は磁気ディスクや半導体メモ
リなどの記録媒体であってもよい。また、記録媒体20
は磁気ディスクや半導体メモリ等の記録媒体で構成され
る。
【0075】以上の構成において、記憶装置19は、制
御装置11から文字要求が出力されると、記録媒体20
からパターンデータ(多階調データ)を読み出し、出力
装置14に出力する。尚、記憶装置19は、例えば電源
投入時におけるイニシャル処理時などの所定のタイミン
グにて記録媒体20より予めパターンデータ(多階調デ
ータ)を読み出して記憶しておくことで、制御装置11
から文字要求が出力された際、記憶装置19内に既に記
憶された所定のパターンデータ(多階調データ)を、出
力装置14に出力するようにしても良い。この場合、記
録媒体20を毎回アクセスすることなく、制御装置11
から要求の有ったパターンデータ(多階調データ)を、
出力装置14に出力することができる。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、アウトライン文字等パ
ターンデータから、所定のドット数による2値フォント
を生成し、それを元データとして所定の倍率による縮小
を行って、多階調フォントデータを生成する際、従来の
方法により生成された多階調文字フォントデータの有効
画素に対し、所定の補正値を加算することにより、画素
間の濃度差を保ったまま文字全体の濃度をあげることが
でき、これにより、文字(多階調データ)における濃度
ムラの発生を押さえることが出来、高品位の階調フォン
トを生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多階調文字等パターン生成装置におけ
る第1の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の多階調文字等パターン生成装置の第1
の実施の形態における動作の一例を示すフローチャート
である。
【図3】図11の多階調データを16階調の多階調デー
タとして表現した図である。
【図4】図3で示した多階調データ補正後の多階調デー
タを示した図である。
【図5】補正値決定の参考となるデータの一例である。
【図6】本発明の多階調文字等パターン生成装置におけ
る第2の実施の形態を示すブロック図である。
【図7】本発明の多階調文字等パターン生成装置の第2
の実施の形態における動作の一例を示すフローチャート
である。
【図8】本発明のプログラムを格納した第1の記録媒体
を示すブロック図である。
【図9】本発明のプログラムを格納した第2の記録媒体
を示すブロック図である。
【図10】本発明のパターンデータ(多階調データ)を
格納した記録媒体を示すブロック図である。
【図11】従来の多階調文字フォントの濃度データの一
例を示した図である。
【図12】従来の多階調文字フォントの濃度データの他
の例を示した図である。
【符号の説明】
11 制御装置 12 データ処理装置 121 アウトラインデータ展開手段 122 多階調データ生成手段 123 階調情報補正手段 124 補正情報取得手段 13 記憶装置 131 アウトラインデータ記憶部 132 補正情報記憶部 14 出力装置 15 データ処理装置 16 記憶装置 17 データ処理装置 18,20 記録媒体 19 記憶装置 101,102 補正前の濃度の例 111,112 従来技術で補正した濃度の例
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09G 5/28 B41J 2/485 G06F 3/12 G09G 5/24 G09G 5/26

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字サイズ指定による文字取得要求によ
    り、所定のアウトライン文字等パターンデータを記憶す
    るアウトラインデータ記憶手段より、指定のアウトライ
    ン文字等パターンデータを読み出し、 前記アウトライン文字等パターンデータを指定のサイズ
    に展開し、 前記指定サイズに展開されたアウトライン文字等パター
    ンデータから多階調文字等パターンデータを生成し、 前記多階調文字等パターンデータのサイズおよび有効階
    調数に対して、前記多階調文字等パターンデータの内の
    文字等を構成している画素の数と前記画素の内の最大濃
    度の画素の数との比率が所定の値となるような補正情報
    を記憶する補正情報記憶手段より、前記多階調文字等パ
    ターンデータのサイズおよび有効階調数に対応した補正
    情報を読み込み、 前記補正情報に基づく補正値を、前記多階調文字等パタ
    ーンデータの内の文字等を構成している全画素に加算す
    る、 ことを特徴とする多階調文字等パターン生成方法。
  2. 【請求項2】文字サイズ指定による文字取得要求によ
    り、所定のアウトライン文字等パターンデータを記憶す
    るアウトラインデータ記憶手段より、指定のアウトライ
    ン文字等パターンデータを読み出し、 前記アウトライン文字等パターンデータを指定のサイズ
    に展開し、 前記指定サイズに展開されたアウトライン文字等パター
    ンデータから多階調文字等パターンデータを生成し、 前記多階調文字等パターンデータのサイズおよび有効階
    調数に対して、前記多階調文字等パターンデータの内の
    文字等を構成している画素の数と前記画素の内の最大濃
    度の画素の数との比率が、所定の値となるような補正情
    報を演算により求め、 前記補正情報に基づく補正値を、前記多階調文字等パタ
    ーンデータの内の文字等を構成している全画素に加算す
    る、 ことを特徴とする多階調文字等パターン生成方法。
  3. 【請求項3】前記補正情報は、前記多階調データ生成手
    段より供給された多階調文字等パターンデータのサイズ
    および有効階調数に対して、前記多階調文字等パターン
    データの内の文字等を構成している画素の合計値と、前
    記画素の内の最大濃度を有する画素の合計値の比が、
    “有効階調数:1”前後となるように決定されることを
    特徴とする請求項1または2に記載の多階調文字等パタ
    ーン生成方法。
  4. 【請求項4】文字サイズ指定による文字取得要求を出力
    する文字取得要求出力手段と、 所定のアウトライン文字等パターンデータを記憶するア
    ウトラインデータ記憶手段と、 前記文字取得要求出力手段からの文字取得要求に基づい
    て、前記アウトラインデータ記憶手段より、指定のアウ
    トライン文字等パターンデータを読み出すと共に、前記
    アウトライン文字等パターンデータを指定のサイズに展
    開するアウトラインデータ展開手段と、 アウトラインデータ展開手段により指定サイズに展開さ
    れたアウトライン文字等パターンデータから多階調文字
    等パターンデータを生成する多階調データ生成手段と、 前記多階調文字等パターンデータのサイズおよび有効階
    調数に対して、前記多階調文字等パターンデータの内の
    文字等を構成している画素の数と前記画素の内の最大濃
    度の画素の数との比率が、所定の値となるような補正情
    報を記憶する補正情報記憶手段と、 前記多階調データ生成手段より供給された多階調文字等
    パターンデータのサイズおよび有効階調数に対応した補
    正情報を前記補正情報記憶手段から読み込み、前記補正
    情報に基づく補正値を、前記多階調文字等パターンデー
    タの内の文字等を構成している全画素に加算して出力す
    る階調情報補正手段と、 を備えたことを特徴とする多階調文字等パターン生成装
    置。
  5. 【請求項5】文字サイズ指定による文字取得要求を出力
    する文字取得要求出力手段と、 所定のアウトライン文字等パターンデータを記憶するア
    ウトラインデータ記憶手段と、 前記文字取得要求出力手段からの文字取得要求に基づい
    て、前記アウトラインデータ記憶手段より、指定のアウ
    トライン文字等パターンデータを読み出すと共に、前記
    アウトライン文字等パターンデータを指定のサイズに展
    開するアウトラインデータ展開手段と、 アウトラインデータ展開手段により指定サイズに展開さ
    れたアウトライン文字等パターンデータから多階調文字
    等パターンデータを生成する多階調データ生成手段と、 前記多階調文字等パターンデータのサイズおよび有効階
    調数に対して、前記多階調文字等パターンデータの内の
    文字等を構成している画素の数と前記画素の内の最大濃
    度の画素の数との比率が、所定の値となるような補正情
    報を演算により求める補正情報取得手段と、 前記補正情報取得手段より供給される補正情報に基づく
    補正値を、前記多階調文字等パターンデータの内の文字
    等を構成している全画素に加算して出力する階調情報補
    正手段と、 を備えたことを特徴とする多階調文字等パターン生成装
    置。
  6. 【請求項6】前記補正情報は、前記多階調データ生成手
    段より供給された多階調文字等パターンデータのサイズ
    および有効階調数に対して、前記多階調文字等パターン
    データの内の文字等を構成している画素の合計値と、前
    記画素の内の最大濃度を有する画素の合計値の比が、
    “有効階調数:1”前後となるように決定されることを
    特徴とする請求項4または5に記載の多階調文字等パタ
    ーン生成装置。
  7. 【請求項7】コンピュータによって多階調文字等パター
    ンを生成するための制御プログラムを記録した記録媒体
    であって、 前記制御プログラムはコンピュータに、 所定のアウトライン文字等パターンデータを記憶するア
    ウトラインデータ記憶手段から、指定のアウトライン文
    字等パターンデータを読み出させ、 前記アウトライン文字等パターンデータを指定のサイズ
    に展開させ、 前記指定サイズに展開されたアウトライン文字等パター
    ンデータから多階調文字等パターンデータを生成させ、 前記多階調文字等パターンデータのサイズおよび有効階
    調数に対して、前記多階調文字等パターンデータの内の
    文字等を構成している画素の数と前記画素の内の最大濃
    度の画素の数との比率が所定の値となるような補正情報
    を記憶する補正情報記憶手段より、前記多階調文字等パ
    ターンデータのサイズおよび有効階調数に対応した補正
    情報を読み込ませ、 前記補正情報に基づく補正値を、前記多階調文字等パタ
    ーンデータの内の文字等を構成している全画素に加算さ
    せる、 ことを特徴とする多階調文字等パターン生成方法を実行
    するためのプログラムを格納した記録媒体。
  8. 【請求項8】コンピュータによって多階調文字等パター
    ンを生成するための制御プログラムを記録した記録媒体
    であって、 前記制御プログラムはコンピュータに、 所定のアウトライン文字等パターンデータを記憶するア
    ウトラインデータ記憶手段から、指定のアウトライン文
    字等パターンデータを読み出させ、 前記アウトライン文字等パターンデータを指定のサイズ
    に展開させ、 指定サイズに展開されたアウトライン文字等パターンデ
    ータから多階調文字等パターンデータを生成させ、 前記多階調文字等パターンデータのサイズおよび有効階
    調数に対して、前記多階調文字等パターンデータの内の
    文字等を構成している画素の数と前記画素の内の最大濃
    度の画素の数との比率が、所定の値となるような補正情
    報を演算させ、 前記補正情報に基づく補正値を、前記多階調文字等パタ
    ーンデータの内の文字等を構成している全画素に加算さ
    せる、 ことを特徴とする多階調文字等パターン生成方法を実行
    するためのプログラムを格納した記録媒体。
  9. 【請求項9】前記補正情報は、前記多階調データ生成手
    段より供給された多階調文字等パターンデータのサイズ
    および有効階調数に対して、前記多階調文字等パターン
    データの内の文字等を構成している画素の合計値と、前
    記画素の内の最大濃度を有する画素の合計値の比が、
    “有効階調数:1”前後となるように決定されることを
    特徴とする請求項7または8に記載の多階調文字等パタ
    ーン生成方法を実行するためのプログラムを格納した記
    録媒体。
  10. 【請求項10】補正後の多階調文字等パターンデータを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
    て、 前記請求項1から3の何れかに記載の多階調文字等パタ
    ーン生成方法または前記請求項4から6の何れかに記載
    の多階調文字等パターン生成装置により生成されたパタ
    ーンデータを格納した記録媒体。
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