JP2993960B1 - 帽子用刺繍枠 - Google Patents

帽子用刺繍枠

Info

Publication number
JP2993960B1
JP2993960B1 JP7945799A JP7945799A JP2993960B1 JP 2993960 B1 JP2993960 B1 JP 2993960B1 JP 7945799 A JP7945799 A JP 7945799A JP 7945799 A JP7945799 A JP 7945799A JP 2993960 B1 JP2993960 B1 JP 2993960B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
embroidery frame
embroidery
hat
frame
semi
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7945799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000273753A (ja
Inventor
康夫 ▲魚▼住
Original Assignee
康夫 ▲魚▼住
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 康夫 ▲魚▼住 filed Critical 康夫 ▲魚▼住
Priority to JP7945799A priority Critical patent/JP2993960B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2993960B1 publication Critical patent/JP2993960B1/ja
Publication of JP2000273753A publication Critical patent/JP2000273753A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 本発明は帽子刺繍機において、帽子15のま
ち部15’に刺繍の芯出装置を用いることなく刺繍枠3
に嵌合張設し、弛み皺を生ぜず、その状態で容易に芯出
し及び刺繍を施すことのできる帽子用刺繍枠を得ること
を目的とする。 【解決手段】 2個のほぼ半円弧形枠1,1の両端部を
連杆2,2で接続してほぼ半円弧形刺繍枠3を形成し、
上記連杆2,2を一方に延長して延長端を上記半円弧形
枠1,1と平行なほぼ半円弧形台枠4に接続してなり、
該台枠4には上記刺繍枠3の内側に曲率中心を有する円
弧形調整板5を該内側及び外側に向って往復回動調整可
能に設けてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は帽子用刺繍機におけ
る刺繍枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、帽子用刺繍機では図5実線で示す
ように半円弧形刺繍枠3の外側に帽子15のまち部1
5’を挟持する板バネ枠19(図5)を設け、挟持され
る帽子15のまち部15’に刺繍を施すものであった。
【0003】しかし上記板バネ枠19は一端を半円弧形
刺繍枠3の両端に間隙tを介して設けた支軸20,2
0’の一方20に枢支し、他端を他方の支軸20’に掛
止めし既製の帽子15のまち部15’を両間隙t、tに
挿入し、該まち部15’を上記刺繍枠3に嵌合装着する
ものであるため該刺繍枠3と帽子15との芯合せ(刺繍
芯と縫針との芯合せ)を行い難く、芯合せ装置(図5)
を別途必要とし、刺繍機に刺繍枠3を装着する前に刺繍
枠3と帽子15のまち部15’との芯合せ装置による芯
合せ作業を帽子毎に行う必要があった。
【0004】又上記バネ板19で円弧形に挟持される縫
製部(まち部)に弛みや皺を生じ易く刺繍面を適切に保
持し難く刺繍を失敗させた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は帽子用刺繍機
に装着された刺繍枠に帽子を嵌込み、その状態で手で芯
合せを行い得て帽子毎の芯合せ装置を要せず、かつ刺繍
面(まち部)を円弧面に張って弛みや皺を生じない帽子
用刺繍枠を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は2個のほぼ半円弧形枠の両端部を連杆で接続
してほぼ半円弧形刺繍枠を形成し、上記連杆を一方に延
長して延長端を上記半円弧形枠と平行なほぼ半円弧形台
枠に接続してなり、該台枠には上記刺繍枠の内側に曲率
中心を有する円弧形調整板を該内側及び外側に向って往
復回動調整可能に設けてなる帽子用刺繍枠ほぼ半円弧形
台枠の両端接続杆に上記調整板の上記内側及び外側への
往復回動装置を設け、該装置が上記接続杆に設けた固定
軸に枢支された回動機筐を有し、該機筐内に設けた正逆
モータによる正逆回動ウォームに噛合するウォーム歯車
と上記固定軸に設けられた固定歯車との間に中間歯車を
噛合介在させてなるものである上記第1発明記載の帽子
用刺繍枠によって構成される。
【0007】
【発明の実施の形態】2個のほぼ半円弧形枠1,1を刺
繍間隔sをおいて平行に配置し、該両枠1,1の両端部
を互いに平行な連杆2,2で接続してほぼ半円弧形刺繍
枠3が形成される。上記ほぼ半円弧形にはその曲率中心
を中心とする開き角180度よりなる正半円弧形を含
む。
【0008】上記刺繍間隔sは図2右側の上記枠1の両
端屈曲部1’に穿設した横長孔1”を連杆2に摺動調節
自在にボルト15a,15aで止めることにより図2左
右方向に上記間隔sを調整することができる。
【0009】上記連杆2,2は図2左側に延長し、延長
端を上記半円弧形枠1,1と平行なほぼ半円弧形台枠4
の両側にボルト16,16で接続する。
【0010】上記台枠4の両側は図1に示すように上記
連杆2,2から下方に延長し、延長端を両端接続杆6で
接続し、該接続杆6と直交し、連杆2,2側に突出する
支持板17を設け、該支持板17に上記接続杆6と平行
に固定軸8を設け、該固定軸8に機筐9の中程側面を回
動自在に枢支して回動機筐9を形成する。
【0011】上記機筐9の内部には上記固定軸8の外周
に固定歯車13を設け、かつ該内部には正逆モータ10
を設け、該モータ10の出力軸10’に正逆回動ウォー
ム11を設け、該ウォーム11にウォーム歯車12を噛
合させる。
【0012】そして上記ウォーム歯車12の回動軸の外
周には中間歯車14を設け、該中間歯車14を上記固定
歯車13に噛合させる。中間歯車14の歯数は固定歯車
13の歯数よりも小であって正逆回動により固定歯車1
3の外周に沿って遊星歯車状に正逆回動し、それによっ
て固定軸8及び機筐9は図2実線位置から仮想線位置に
正逆回動し、正逆モータ10の停止(スイッチ・オフ)
によって適宜の位置に停止し、ウォーム11とウォーム
歯車12との噛合関係により、停止位置が保持される。
【0013】上記機筐9の先端には取付板9’を上記刺
繍枠3の下方に設け、該取付板9’にほぼ半円弧形刺繍
枠3の内側に曲率中心を有する円弧形調整板5を支持
し、上記機筐9の往復回動によって該調整板5を上記刺
繍枠3の内側及び外側に向って往復回動調整することが
できる。
【0014】従って図4に示すように帽子15を上記刺
繍枠3及び円弧形調整板5によってほぼ円形となった枠
(図1参照)に嵌合し、スイッチを閉じて正逆モータ1
0を一方に回動することにとり、上記調整板5が固定軸
8を中心に外側に回動するから帽子15はまち部15’
が緊張状態に上記刺繍枠3及び調整板5に張設固定さ
れ、刺繍枠3内に弛みや皺は無くなる。
【0015】尤も上記刺繍枠3に帽子15を嵌合状態の
まままち部15’の刺繍部中心を刺繍用ミシン針に予め
手動で符合(芯合せ)し、その後上記調整板5を外側に
回動調整し、調整位置がウオーム11及びウォーム歯車
12との噛合によって保持される。
【0016】この状態においてまち部15’の所要位置
(前後又は両側面)に刺繍機により刺繍を施すことがで
きる。
【0017】尚図5中15”は帽子15の顎、18は芯
合せ装置に設けられた芯合せ具、18’は芯合せ具18
に穿設した芯合せ用透孔、21は図2左側の上記半円弧
形枠1と上記台枠4との接続杆、22は上記刺繍枠3の
取付用円弧形板である。
【0018】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したのでまち
部にマーク、ネーム等の刺繍を施すに際し、帽子を芯合
せ装置にかける必要がなく直接上記刺繍枠及び調整板に
嵌合させた状態でミシン針の直下に手で芯合せし得て芯
合せ装置を別途必要とせず作業を簡略化することができ
る。
【0019】又上記刺繍枠と上記調整板との間に帽子を
嵌合し、その状態で迅速に芯合せし、かつ該調整板を外
側に回動させてまち部を刺繍枠に円弧形に延長した状態
となし得て弛みや皺を無くし刺繍作業を円滑にかつ精度
良くかつ失敗なく行うことができる効果がある。
【0020】さらに上記調整板の外側回動位置はスイッ
チによる正逆モータ及びウォームの回動停止による該ウ
ォームとウォーム歯車との噛合関係でウォーム歯車は回
動することができず、帽子を内側から拡径した状態を保
持し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の帽子用刺繍枠の正面図である。
【図2】図1を左方から見た側面図である。
【図3】図2の斜視図である。
【図4】帽子を嵌合装着した側面図である。
【図5】従来の帽子用刺繍枠及び芯合せ装置の一部の正
面図である。
【符号の説明】
1 ほぼ半円弧形枠 2 連杆 3 ほぼ半円弧形刺繍枠 4 ほぼ半円弧形台枠 5 円弧形調整板 6 両端接続杆 7 往復回動装置 8 固定軸 9 回動機筐 10 正逆モータ 11 正逆回動ウォーム 12 ウォーム歯車 13 固定歯車 14 中間歯車

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2個のほぼ半円弧形枠の両端部を連杆で
    接続してほぼ半円弧形刺繍枠を形成し、上記連杆を一方
    に延長して延長端を上記半円弧形枠と平行なほぼ半円弧
    形台枠に接続してなり、該台枠には上記刺繍枠の内側に
    曲率中心を有する円弧形調整板を該内側及び外側に向っ
    て往復回動調整可能に設けてなる帽子用刺繍枠。
  2. 【請求項2】 ほぼ半円弧形台枠の両端接続杆に上記調
    整板の上記内側及び外側への往復回動装置を設け、該装
    置が上記接続杆に設けた固定軸に枢支された回動機筐を
    有し、該機筐内に設けた正逆モータによる正逆回動ウォ
    ームに噛合するウォーム歯車と上記固定軸に設けられた
    固定歯車との間に中間歯車を噛合介在させてなるもので
    ある請求項1記載の帽子用刺繍枠。
JP7945799A 1999-03-24 1999-03-24 帽子用刺繍枠 Expired - Fee Related JP2993960B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7945799A JP2993960B1 (ja) 1999-03-24 1999-03-24 帽子用刺繍枠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7945799A JP2993960B1 (ja) 1999-03-24 1999-03-24 帽子用刺繍枠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2993960B1 true JP2993960B1 (ja) 1999-12-27
JP2000273753A JP2000273753A (ja) 2000-10-03

Family

ID=13690421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7945799A Expired - Fee Related JP2993960B1 (ja) 1999-03-24 1999-03-24 帽子用刺繍枠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2993960B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004049548A (ja) * 2002-07-19 2004-02-19 Barudan Co Ltd ミシンの布張り装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004049548A (ja) * 2002-07-19 2004-02-19 Barudan Co Ltd ミシンの布張り装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000273753A (ja) 2000-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4376207B2 (ja) 刺繍枠支持装置
JPS60162853A (ja) 刺繍ミシン用曲布張枠
JP2993960B1 (ja) 帽子用刺繍枠
JP4702608B2 (ja) 穴かがり縫いミシン
JP2005334234A (ja) 筒型上飾り縫いミシン
JPH10235056A (ja) ポケットセッターの折機
JPH09140966A (ja) ミシンの送り装置
JP4286963B2 (ja) ミシンの針振り装置
JP2006122231A (ja) 間欠押え上下駆動装置及びミシン
JP3287638B2 (ja) ミシンの布張装置及び縫製方法
JPH1121757A (ja) 帽子枠装着用セットフレーム
JP4508371B2 (ja) 帽子枠装置
JP3960707B2 (ja) 帽子枠装置
JP2003326005A (ja) 針送りミシン
JP5008227B2 (ja) ミシン
JP4061746B2 (ja) 刺繍ミシン用帽子枠
JPH0725176Y2 (ja) 二重環縫いミシン
JP3960706B2 (ja) 帽子枠装置
JP2567508Y2 (ja) オーバーロックミシンの針糸天秤装置
JP4780848B2 (ja) ミシンの縫製枠駆動装置
JP3169042B2 (ja) ミシン用帽子枠
JP2001104671A (ja) 多頭ミシン
JP3010937B2 (ja) 多頭形刺繍縫いミシン
JP2903626B2 (ja) ミシンの布押え装置
JP2000256955A (ja) 筒物枠駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees