JP2992690B1 - 大型コンクリートブロック製品の設置用位置調節装置並びに大型コンクリートブロック製品の設置法 - Google Patents

大型コンクリートブロック製品の設置用位置調節装置並びに大型コンクリートブロック製品の設置法

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JP2992690B1
JP2992690B1 JP21762798A JP21762798A JP2992690B1 JP 2992690 B1 JP2992690 B1 JP 2992690B1 JP 21762798 A JP21762798 A JP 21762798A JP 21762798 A JP21762798 A JP 21762798A JP 2992690 B1 JP2992690 B1 JP 2992690B1
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功 藤林
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Abstract

【要約】 【課題】 支承した擁壁ブロックを上下方向へも左右方
向へも移動させて位置調節可能となる画期的な大型コン
クリートブロック製品の設置用位置調節装置を提供する
と共に、この設置用位置調節装置を使用した画期的な大
型コンクリートブロック製品の設置法を提供すること。 【解決手段】 基礎面1に載置する載置体2に、この載
置体2に対して水平左右方向にスライド自在なスライド
体3を設け、このスライド体3に大型のコンクリートブ
ロック製品aの底板4を支承する支承部5を設けると共
に、この支承部5を前記スライド体3に設けた昇降機構
6により前記スライド体3に対して垂直上下方向に昇降
自在に構成し、この昇降機構6に、この昇降機構6によ
る前記支承部5の昇降移動を駆動制御する昇降駆動制御
部7を備えた大型コンクリートブロック製品の設置用位
置調節装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、擁壁、排水溝、排
水トンネルなどを作るときに使用する擁壁ブロック、排
水溝ブロック、柵渠溝ブロック、ボックスカルバートな
どの大型コンクリートブロック製品の設置位置調節を容
易にする大型コンクリートブロック製品の設置用位置調
節装置並びにこの設置用位置調節装置を使用した大型コ
ンクリートブロック製品の設置法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例え
ば、擁壁ブロックを施工するに当たっては、この擁壁ブ
ロックをトラッククレーンなどで基礎面上に降ろし、所
定の位置に前後を合わせて隣のブロックと並べた上で、
擁壁ブロックの底板と基礎面との間に上下高さを微調節
可能な上下調節装置を複数介在させ、この各上下調節装
置を調節操作することにより擁壁ブロックの高さ合わせ
や水平状態若しくは傾斜状態の是正を行って擁壁板の前
面が面一になるように設置している。
【0003】従来、このように手動によらず上下調節装
置を利用することによって、位置調節精度を向上させる
と共に、擁壁ブロックの高さ調節や傾斜状態の調節を容
易にして作業能率を向上させているが、一方で、擁壁板
の左右側端部同士を正しく突き合わせる作業は、調節装
置などを一切使用せず、基礎面と底板との間に介在物を
介入しながらブロックを動かして是正作業を行っている
という現状で、この作業は擁壁ブロック自体が非常に大
型であるために大変厄介でなかなかはかどらず施工能率
向上の妨げとなってしまっている。
【0004】本発明者は、このような現状に鑑み、基礎
面と擁壁ブロックの底板との間に介在する調節装置によ
って上下高さ調節だけでなく左右方向への位置移動調節
も行えれば、秀れた実用性を発揮して施工作業能率も向
上するのではないかと着眼した。
【0005】即ち、本発明は、支承した擁壁ブロックを
上下方向へも左右方向へも移動させて位置調節可能とな
る画期的な大型コンクリートブロック製品の設置用位置
調節装置を提供すると共に、この設置用位置調節装置を
使用した画期的な大型コンクリートブロック製品の設置
法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0007】基礎面1に載置する載置体2に、この載置
体2に対して水平左右方向にスライド自在なスライド体
3を設け、このスライド体3に大型のコンクリートブロ
ック製品aの底板4を支承する支承部5を設けると共
に、この支承部5を前記スライド体3に設けた昇降機構
6により前記スライド体3に対して垂直上下方向に昇降
自在に構成し、この昇降機構6に、この昇降機構6によ
る前記支承部5の昇降移動を駆動制御する昇降駆動制御
部7を備え、この支承部5にコンクリートブロック製品
aの底板4を支承した際、前記スライド体3の左右スラ
イド移動によりコンクリートブロック製品aの基礎面1
に対する設置位置を左右に位置調節でき、且つ前記昇降
駆動制御部7を操作することにより支承部5を昇降移動
させてコンクリートブロック製品aの底板4の基礎面1
よりの高さを上下調節できるようにしたことを特徴とす
る大型コンクリートブロック製品の設置用位置調節装置
に係るものである。
【0008】また、前記スライド体3に、このスライド
体3の左右スライド移動を駆動せしめるスライド駆動操
作部8を備え、このスライド駆動操作部8を操作するこ
とにより前記支承部5を左右スライド移動させて、前記
コンクリートブロック製品aの基礎面1に対する設置位
置を左右に位置調節できるようにしたことを特徴とする
請求項1記載の大型コンクリートブロック製品の設置用
位置調節装置に係るものである。
【0009】また、前記昇降機構6を、シリンダ9に対
してピストン10が油圧や空気圧などの流体圧により昇降
往復運動する昇降機構6とし、この流体圧によって昇降
運動するシリンダ9若しくはピストン10に前記支承部5
を設けたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項
に記載の大型コンクリートブロック製品の設置用位置調
節装置に係るものである。
【0010】また、大型のコンクリートブロック製品a
を設置する基礎面1上にコンクリートブロック製品aを
浮上状態に配設し、このコンクリートブロック製品aの
底板4の周縁数箇所下側に請求項1〜3のいずれか1項
に記載の大型コンクリートブロック製品の設置用位置調
節装置bを配設して、この各位置調節装置bの支承部5
にコンクリートブロック製品aの底板4の周縁を支承
し、この位置調節装置bを上下左右に移動調節してコン
クリートブロック製品aの底板4を所定の設置位置並び
に所定の設置高さであって所定の水平状態若しくは傾斜
状態に保持せしめ、適宜な手段でこの状態を維持して位
置調節装置bを外し、基礎面1とコンクリートブロック
製品aの底板4の下面との間隙11に硬化剤12を充填して
基礎面1上にコンクリートブロック製品aを設置するこ
とを特徴とする大型コンクリートブロック製品の設置法
に係るものである。
【0011】また、大型のコンクリートブロック製品a
を設置する基礎面1の、コンクリートブロック製品aの
下面重心位置13若しくは近傍が当接する位置に支承突体
cを載置し、この支承突体c上にコンクリートブロック
製品aの重心位置13若しくは近傍を合わせるようにして
コンクリートブロック製品aを載置し、このコンクリー
トブロック製品aの底板4の周縁数箇所下側に請求項1
〜3のいずれか1項に記載の大型コンクリートブロック
製品の設置用位置調節装置bを配設して、この各位置調
節装置bの支承部5にコンクリートブロック製品aの底
板4の周縁を支承し、この位置調節装置bを上下左右に
移動調節してコンクリートブロック製品aの底板4を所
定の設置位置並びに所定の設置高さであって所定の水平
状態若しくは傾斜状態に保持せしめ、適宜な手段でこの
状態を維持して位置調節装置bを外し、基礎面1とコン
クリートブロック製品aの底板4の下面との間隙11に硬
化剤12を充填して基礎面1上にコンクリートブロック製
品aを設置することを特徴とする請求項4記載の大型コ
ンクリートブロック製品の設置法に係るものである。
【0012】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0013】基礎面1上に大型のコンクリートブロック
製品aを浮上状態に配設し、このコンクリートブロック
製品aの前後位置を所定の位置に合わせた上で、コンク
リートブロック製品aの底板4の周縁数箇所下側に位置
調節装置bを配設して、この各位置調節装置bの支承部
5にコンクリートブロック製品aの底板4の周縁を支承
する。
【0014】この際、例えば、基礎面1の、コンクリー
トブロック製品aの下面重心位置13若しくは近傍が当接
する位置に支承突体cを載置し、この支承突体c上にコ
ンクリートブロック製品aの重心位置13若しくは近傍を
合わせるようにしてコンクリートブロック製品aを載置
すれば、この支承突体cを支点としたヤジロベー作動に
よりコンクリートブロック製品aを揺り動かしたり、ず
り動かすことが容易に可能となるので、コンクリートブ
ロック製品aの前後位置を所定の位置に合わせることが
容易に行われることになり、一層施工能率が向上するこ
とになる。
【0015】そして、コンクリートブロック製品aの設
置高さや設置傾斜状態や設置位置が所定の位置よりわず
かにずれている場合には、昇降駆動制御部7を操作する
ことにより昇降機構6を介して支承部5を昇降駆動させ
て隣同士のコンクリートブロック製品aの高さを正しい
設置高さ並びに正しい水平状態若しくは正しい傾斜状態
に調節是正すると共に、載置体2に対してスライド体3
をスライドさせることにより支承部5に支承したコンク
リートブロック製品aを左右方向に移動させて正しい設
置位置に調節是正する。また、特に、昇降駆動制御部7
を設けたことにより高さ調節を行う際には、従来例と同
様に微調節が可能となるので精度の良い高さ調節が行わ
れる。
【0016】従って、本発明の位置調節装置bにあって
は、上下移動する支承部5がそのまま左右移動するか
ら、左右位置調節に際して一々コンクリートブロック製
品aを他の装置などに載せ変えて位置調節する必要がな
く、この位置調節装置bだけで例えばコンクリートブロ
ック製品aの設置高さを調節して擁壁板の前面を正しい
傾斜状態で面一に合わせることも、コンクリートブロッ
ク製品aの設置位置を調節して左右をピッタリと隣のコ
ンクリートブロック製品aに合わせることも容易に行わ
れることになり、非常に能率良く位置調節作業を行える
ことになる。
【0017】続いて、この正しい状態に是正したコンク
リートブロック製品aを、その底板4の下面と基礎面1
との間隙11にスペーサー34などを配設することによりこ
の状態に維持し、支承部5を下降させて各位置調節装置
bを取り除いた後、底板4の下面と基礎面1との間隙11
にセメントモルタルなどの硬化剤12を充填して基礎面1
上にコンクリートブロック製品aを設置固定し、施工作
業終了となる。
【0018】また、例えば、前記スライド体3に、この
スライド体3の左右スライド移動を駆動制御するスライ
ド駆動操作部8を備え、このスライド駆動操作部8を操
作することにより前記支承部5を左右スライド移動させ
てコンクリートブロック製品aの基礎面1に対する設置
位置を左右に位置調節できるようにすれば、このスライ
ド駆動操作部8により、例えば作業者がコンクリートブ
ロック製品aを押したりせずに移動させることが可能と
なるので、一層位置調節作業が簡易化して作業性が向上
すると共に、このコンクリートブロック製品aの左右移
動も微調節が可能となるので、一層精度の良い位置調節
が行われる。
【0019】また、例えば、前記昇降機構6を、シリン
ダ9に対してピストン10が油圧や空気圧などの流体圧に
より昇降往復運動する昇降機構6とし、この流体圧によ
って昇降運動するシリンダ9若しくはピストン10に前記
支承部5を設けた構成とすれば、この流体圧を利用した
昇降機構6により非常に大型のコンクリートブロック製
品aを極めて良好に昇降移動調節し得ることになり、ま
た、この昇降機構6構造は簡易に設計実現可能な構成で
もあり、量産性に秀れ安価に構成可能であるなど、一層
実用的となる。
【0020】
【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づ
いて説明する。
【0021】本実施例は、大型のコンクリートブロック
製品aの設置用位置調節装置bに係るものである。
【0022】具体的には、基礎面1に載置する載置体2
に、この載置体2に対して水平左右方向にスライド自在
なスライド体3を設けている。また、このスライド体3
に、このスライド体3の左右スライド移動を駆動せしめ
るスライド駆動操作部8を備え、このスライド駆動操作
部8を操作することにより前記支承部5を左右スライド
移動させてコンクリートブロック製品aの基礎面1に対
する設置位置を左右に位置調節できるようにしている。
【0023】更に詳しく説明すると、載置体2は、図1
に示すように上から見てコ字状に形成し、この載置体2
の中間のストレート形状部分をスライド体3のスライド
ガイドとなるガイドレール部2Aとしている。また、こ
のガイドレール部2Aの左右両端部を残した上面部にこ
のガイドレール部2Aの長さ方向に沿って開口する開口
長窓14を形成している。
【0024】スライド体3は、平板状の基板体の前後端
部に前記ガイドレール部2Aを前後から抱持係止する抱
込部3A・3Bを前後対設状態に垂設すると共に、この
抱込部3A・3B間の中間位置に螺子穴15Aを備えた螺
着部15を垂設した構成とし、この抱込部3A・3Bで前
記ガイドレール部2Aを抱持した上、螺着部15を前記開
口長窓14内に挿入配設して、ガイドレール部2Aにスラ
イド体3を装着している。
【0025】また、このガイドレール部2Aとスライド
体3との係止構造について説明すると、図3に示すよう
にガイドレール部2Aの前後端部に係止鍔16を形成する
一方、前記抱込部3A・3Bの夫々の下端部に対向内側
に向かって突出する係止爪17を形成し、この前後に対向
する各係止爪17を前記係止鍔16に係合係止することでガ
イドレール部2Aに対してスライド体3を抜け止め不能
状態に保持した構成としている。従って、この係止構造
は簡易に設計実現可能な構成であり、量産性に秀れ安価
に構成できる。
【0026】また、この抱込部3A・3Bの対向内側面
にガイドレール部2Aに接するコロ18を設け、このコロ
18がガイドレール部2Aに接して回転することによりス
ライド体3がガイドレール部2Aに沿って左右方向に往
復スライド移動し得るように構成している。従って、こ
のようにコロ18を利用したスライド構造としているか
ら、スライド体3がガイドレール部2Aに沿って極めて
スムーズに移動することになり、非常に実用的となる。
【0027】スライド駆動操作部8について説明する
と、図2に示すように前記ガイドレール部2A内に、こ
のガイドレール部2Aの長さ方向に沿って棒杆状の螺子
杆19を配設すると共に、この螺子杆19をガイドレール部
2Aの左右両端部に設けた軸受部20により回動自在に軸
支している。また、この螺子杆19の左右両端部をガイド
レール部2Aの左右両端部の軸受部20より更に外方へ突
出させ、この螺子杆19の突出両端部を多角形状の回動操
作用の螺子回し部21に形成している。尚、図中符号22
は、軸受として採用したボールベアリングであり、この
ボールベアリングにより螺子杆19が極めてスムーズに回
動するように構成している。
【0028】また、この螺子杆19は、前記開口長窓14内
に位置するように構成し、この開口長窓14内の螺子杆19
を、この開口長窓14内に位置する螺着部15の螺子穴15A
に螺着して、螺子杆19の回動作動に伴い螺着部15(スラ
イド体3)が左右に螺動移動するように構成している。
即ち、螺子杆19を正逆回動させることにより、開口長窓
14の形成範囲を左右のスライド移動限界点としてスライ
ド体3が左右に往復駆動するように構成している。
【0029】従って、例えば図1に示すように前記螺子
回し部21にラチェット機構付のソケットレンチ23を装着
し、このソケットレンチ23を操作して螺子杆19を回動す
ると、図6に示すようなスライド体3の左右方向への移
動を駆動操作できるように構成している。
【0030】従って、このような回動螺動構造のスライ
ド駆動操作部8は、簡易に設計実現な構成であり量産性
に秀れ安価に構成できる。また、スライド体3を左右移
動させるための駆動操作もソケットレンチ23などを利用
して非常に簡易に行うことができるし、螺子の回動螺動
により容易にスライド体3の移動量を微調節可能となる
ので、非常に実用的となる。
【0031】本実施例では、このスライド体3に昇降機
構6を設け、この昇降機構6にコンクリートブロック製
品aの底板4を支承する支承部5を設けると共に、この
支承部5を前記昇降機構6によりスライド体3に対して
垂直上下方向に昇降自在に構成している。
【0032】昇降機構6について説明すると、図2に示
すようにスライド体3の上面にシリンダ9を立設し、こ
のシリンダ9にシリンダ9内の油圧や空気圧などの流体
圧により上方へ向かって昇降移動するピストン10を設け
て構成している。また、このピストン10は、シリンダ9
内に備えた弾性体24により常に下降した状態に付勢され
るように構成し、後述する昇降調節制御装置7による支
承部5の下降駆動に際しては、この弾性体24の付勢力も
加わって、支承部5が迅速且つスムーズに下降駆動する
ように構成している。図中符号25はシリンダキャップ、
26はシリンダキャップ25に設けた流体漏止用のOリング
である。
【0033】また、このシリンダ9とピストン10とを下
部開口形のケース筒体27で上方から被覆し、このケース
筒体27の内部上部の水平方向に貫通させた螺着筒28をピ
ストン10の上端部に係止させることで、ピストン10とケ
ース筒体27を連結固定している。従って、ピストン10の
昇降移動に伴ってケース筒体27も昇降移動するように構
成している。図中符号29は螺着筒28をケース筒体27より
抜止状態に係止するストッパー座金、30はストッパー座
金29を介して螺着筒28に螺着しこれによって螺着筒28を
ケース筒体27に固定する取付螺子である。
【0034】従って、このような流体圧を利用したシリ
ンダ・ピストン構造の昇降機構6は簡易に設計実現可能
な構成であり、量産性に秀れ安価に構成できる。
【0035】また、このケース筒体27の図1において図
面右側の下部に、板状のL型部材を一体的に垂設し、こ
のL型板を前記支承部5としてこの支承部5にコンクリ
ートブロック製品aの底板4の周縁を載置支承し得るよ
うに構成している。即ち、本実施例では、昇降機構6を
被覆するケース筒体27に支承部5を設けることで昇降機
構6に支承部5を設けた構成としている。従って、昇降
機構6のピストン10の昇降移動に伴ってケース筒体27並
びに支承部5が昇降する構成としている。
【0036】また、この支承部5は、前記コ字状の載置
体2の左右両端の遊離杆部2B間に位置させると共に、
この支承部5の横幅を載置体2の両遊離杆部2B間間隔
よりも小さく設定して、この支承部5が前記スライド体
3のスライド移動に伴い左右の遊離杆部2B間をスライ
ド移動し得るように構成している。
【0037】従って、この支承部5は、スライド駆動操
作部8を介したスライド体3の左右移動に伴って左右に
往復移動し、且つ昇降機構6による昇降移動に伴って上
下に往復移動するように構成している。
【0038】また、本実施例では、このケース筒体27の
左右側面部に持ち運び用の把手31を突設し、この把手31
により本実施例の位置調節装置bの持ち運び移動を容易
に行えるようにしている。
【0039】また、本実施例では、この昇降機構6に、
この昇降機構6による前記支承部5の昇降移動を駆動制
御する昇降駆動制御部7を備えている。
【0040】昇降駆動制御部7は、図3に示すように単
に前記シリンダ9に流体を導出入する導液部32を形成し
た構成とし、この導液部32から適宜な流体圧制御装置に
よってシリンダ9内に流体を注入するとピストン10(支
承部5)が上昇駆動し、逆にシリンダ9内から流体を注
出すればピストン10(支承部5)が下降駆動するように
設けて、図5に示すような支承部5の上下移動を駆動制
御できるようにしている。
【0041】従って、この昇降駆動制御部7の構成は簡
易に設計実現可能な構成であり、量産性に秀れ安価に構
成できる。
【0042】尚、図3は、図1,図2の位置調節装置b
において、前記スライド駆動操作部8構造を具備せず、
前記スライド体3が左右に自由にスライド往復動し得る
ようにした場合の別例を示したもので、実際の施工に際
しては、後述のようにこのスライド駆動操作部8を有し
ない位置調節装置b'と、スライド駆動操作部8を有す
る位置調節装置bとを併用使用する。図中符号33はスラ
イド体3と抱込部3A・3Bとを連結する連結螺子であ
る。
【0043】次に、本実施例の位置調節装置b並びに位
置調節装置b'を用いたコンクリートブロック製品aの
設置法を説明する。
【0044】先ず、基礎面1の、コンクリートブロック
製品aの下面重心位置13若しくは近傍が当接する位置に
支承突体cを載置し、この支承突体c上にコンクリート
ブロック製品aの重心位置13若しくは近傍を合わせるよ
うにしてコンクリートブロック製品aを載置する。
【0045】そして、コンクリートブロック製品aの前
後位置を所定の位置に合わせるが、この際支承突体cを
支点としたヤジロベー作動によりコンクリートブロック
製品aを揺り動かしたり、ずり動かすことが容易に可能
となるので、この前後位置合わせ作業を簡単に行うこと
ができる。
【0046】続いて、図4に示すようにコンクリートブ
ロック製品aの底板4の四隅の周縁下側に位置調節装置
bを配設して、この各位置調節装置bの支承部5にコン
クリートブロック製品aの底板4の周縁を支承する。こ
の際、四隅全てに図1,図2に示したスライド駆動操作
部8を有するタイプの位置調節装置bを配設する必要は
なく、例えば、少なくともコンクリートブロック製品a
の右側前後位置若しくは左側前後位置若しくは底板4の
対角位置の二箇所に位置調節装置bを配設し、残りの二
箇所には図3に示すようなスライド駆動操作部8を有し
ないタイプの位置調節装置b'を配設すれば良い。この
ように配置することにより、四隅全てに位置調節装置b
を配設しての施工に比してランニングコスト安となる。
【0047】そして、コンクリートブロック製品aの設
置高さや設置傾斜状態や設置位置が所定の位置よりわず
かにずれている場合には、先ず昇降駆動制御部7を操作
することにより図5に示すように昇降機構6を介して支
承部5を昇降移動させて隣同士のコンクリートブロック
製品aの底板4の基礎面1よりの高さを正しい設置高さ
並びに正しい水平状態若しくは正しい傾斜状態に調節是
正し、それから載置体2に対してスライド体3をスライ
ドさせることにより図6に示すように支承部5に支承し
たコンクリートブロック製品aを左右方向に移動させて
正しい設置位置に調節是正する。
【0048】続いて、図7に示すようにこの正しい状態
に是正したコンクリートブロック製品aを、その底板4
の下面と基礎面1との間隙11にスペーサー34などを配設
することによりこの状態に維持し、支承部5を下降させ
て位置調節装置bと位置調節装置b'とを取り外した
後、底板4に形成した注入口35から底板4の下面と基礎
面1との間隙11にセメントモルタルなどの硬化剤12を充
填して基礎面1上にコンクリートブロック製品aを設置
固定し、施工作業終了となる。
【0049】従って、従来の上下調節装置では、支承し
たコンクリートブロック製品aの上下高さ調節しかでき
なかったために、クレーンでコンクリートブロック製品
aを基礎面1上に降ろす際に予めこのコンクリートブロ
ック製品aの左右いずれかの側端部を隣のコンクリート
ブロック製品aにピッタリと突き合うように位置を調整
しながら降ろす必要があり、この作業が非常に厄介であ
ったが、本実施例の位置調節装置b,b'では、支承し
たコンクリートブロック製品aを左右方向に横移動させ
ることもできるから、従来例のようにきっちりとした作
業により所定の位置にコンクリートブロック製品aを降
ろさずとも、ある程度ラフな位置に降ろしておいてそれ
から横移動調節することができ、よってクレーンでコン
クリートブロック製品aを基礎面1上に降ろす際に厳密
な作業を要せず、それだけ作業性が向上することにな
る。
【0050】また、このようにコンクリートブロック製
品aをラフな位置に降ろして隣のコンクリートブロック
製品aと離れた位置に一旦支承保持しておくことができ
るため、左右側端部が隣のコンクリートブロック製品a
にピッタリとくっついている場合に比して上下高さ調節
を行い易く、この点でも作業性に秀れるなど極めて秀れ
た実用性を発揮する。
【0051】尚、図中符号36はボルトナットなどの固定
手段により隣同士のコンクリートブロック製品aを連結
させるための連結部である。
【0052】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、従
来の調節装置は、支承した大型のコンクリートブロック
製品を上下に高さ調節することしかできなかったが、本
発明品によれば、支承部に支承したコンクリートブロッ
ク製品の上下高さ調節だけでなく、載置体に対してスラ
イド体をスライドさせることで支承したコンクリートブ
ロック製品を左右方向に移動させて正しい設置位置に調
節是正することもできる。
【0053】従って、本発明の位置調節装置にあっては
上下移動する支承部がそのまま左右移動するから、左右
位置調節に際して一々コンクリートブロック製品を他の
装置などに載せ変えて位置調節する必要がなく、この位
置調節装置だけで例えばコンクリートブロック製品の設
置高さを上下に移動調節して擁壁板の前面を正しい傾斜
状態で面一に合わせることも、コンクリートブロック製
品の設置位置を左右に移動調節して左右をピッタリと隣
のコンクリートブロック製品に合わせることも容易に行
われることになり、非常に能率良く位置調節作業を行え
ることになる極めて実用性に秀れた画期的な大型コンク
リートブロック製品の設置用位置調節装置となる。
【0054】請求項2の発明においては、前記スライド
体に、このスライド体の左右スライド移動を駆動制御す
るスライド駆動操作部を備え、このスライド駆動操作部
を操作することにより前記支承部を左右スライド移動さ
せて大型コンクリートブロック製品の基礎面に対する設
置位置を左右に位置調節できるようにしているから、こ
のスライド駆動操作部により、例えば作業者がコンクリ
ートブロック製品を押したりせずに移動させることが可
能となるので、一層位置調節作業が簡易化して作業性が
向上すると共に、このコンクリートブロック製品の左右
移動も微調節が可能となるので、一層精度の良い位置調
節が行われる。
【0055】請求項3の発明においては、前記昇降機構
を、シリンダに対してピストンが油圧や空気圧などの流
体圧により昇降往復運動する昇降機構とし、この流体圧
によって昇降運動するシリンダ若しくはピストンに前記
支承部を設けた構成としているから、この流体圧を利用
した昇降機構により大型のコンクリートブロック製品を
極めて良好に昇降移動調節し得ることになり、また、こ
の昇降機構構造は簡易に設計実現可能な構成でもあり、
量産性に秀れ安価に構成可能であるなど、一層実用的と
なる。
【0056】請求項4の発明においては上述のように、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の大型コンクリート
ブロック製品の設置用位置調節装置を用いて施工を行う
から、コンクリートブロック製品の設置高さを上下に移
動調節して擁壁板の前面を正しい傾斜状態で面一に合わ
せることも、コンクリートブロック製品の設置位置を左
右に移動調節して左右をピッタリと隣のコンクリートブ
ロック製品に合わせることも容易に行われ、非常に能率
良く位置調節作業を行い得る極めて実用性に秀れた画期
的な大型コンクリートブロック製品の設置法となり、し
かも、請求項2の発明の位置調節装置を使用すれば、一
層位置調節作業が簡易化して作業性が向上すると共に、
一層精度の良い位置調節が行われることになるし、請求
項3の発明の位置調節装置を使用すれば、昇降機構によ
り大型のコンクリートブロック製品を極めて良好に昇降
移動調節し得ることになる上、位置調節装置を簡易に設
計実現可能となるなどの効果を奏することになる。
【0057】請求項5の発明においては、基礎面の、コ
ンクリートブロック製品の下面重心位置若しくは近傍が
当接する位置に支承突体を載置し、この支承突体上にコ
ンクリートブロック製品の重心位置若しくは近傍を合わ
せるようにしてコンクリートブロック製品を載置するこ
とによって、この支承突体を支点としたヤジロベー作動
によりコンクリートブロック製品を揺り動かしたり、ず
り動かすことが容易に可能となるので、位置調節装置に
よる調節作業前のコンクリートブロック製品の前後位置
合わせが容易に行われることになり、一層施工能率が向
上することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例を示す斜視図である。
【図2】本実施例の内部構造を説明する一部を切り欠い
た正面図である。
【図3】本実施例の別例を示す把手を省略した側面図で
ある。
【図4】本実施例の施工状態におけるコンクリートブロ
ック製品を基礎面上に降ろし、底板の四隅に位置調整装
置を配設した状態を示す斜視図である。
【図5】本実施例の施工状態におけるコンクリートブロ
ック製品を上下方向に移動調節した状態を示す説明図で
ある。
【図6】本実施例の施工状態におけるコンクリートブロ
ック製品を左右方向に移動調節した状態を示す説明図で
ある。
【図7】本実施例の施工状態におけるコンクリートブロ
ック製品の位置是正作業終了後、この正しい状態をスペ
ーサーにより保持して注入口より硬化剤を注入した状態
を示す側面図である。
【符号の説明】
1 基礎面 2 載置体 3 スライド体 4 底板 5 支承部 6 昇降機構 7 昇降駆動制御部 8 スライド駆動操作部 9 シリンダ 10 ピストン 11 間隙 12 硬化剤 13 重心位置 a 大型コンクリートブロック製品 b 設置用位置調節装置 c 支承突体

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎面に載置する載置体に、この載置体
    に対して水平左右方向にスライド自在なスライド体を設
    け、このスライド体に大型のコンクリートブロック製品
    の底板を支承する支承部を設けると共に、この支承部を
    前記スライド体に設けた昇降機構により前記スライド体
    に対して垂直上下方向に昇降自在に構成し、この昇降機
    構に、この昇降機構による前記支承部の昇降移動を駆動
    制御する昇降駆動制御部を備え、この支承部にコンクリ
    ートブロック製品の底板を支承した際、前記スライド体
    の左右スライド移動によりコンクリートブロック製品の
    基礎面に対する設置位置を左右に位置調節でき、且つ前
    記昇降駆動制御部を操作することにより支承部を昇降移
    動させてコンクリートブロック製品の底板の基礎面より
    の高さを上下調節できるようにしたことを特徴とする大
    型コンクリートブロック製品の設置用位置調節装置。
  2. 【請求項2】 前記スライド体に、このスライド体の左
    右スライド移動を駆動せしめるスライド駆動操作部を備
    え、このスライド駆動操作部を操作することにより前記
    支承部を左右スライド移動させて、前記コンクリートブ
    ロック製品の基礎面に対する設置位置を左右に位置調節
    できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の大型
    コンクリートブロック製品の設置用位置調節装置。
  3. 【請求項3】 前記昇降機構を、シリンダに対してピス
    トンが油圧や空気圧などの流体圧により昇降往復運動す
    る昇降機構とし、この流体圧によって昇降運動するシリ
    ンダ若しくはピストンに前記支承部を設けたことを特徴
    とする請求項1,2のいずれか1項に記載の大型コンク
    リートブロック製品の設置用位置調節装置。
  4. 【請求項4】 大型のコンクリートブロック製品を設置
    する基礎面上にコンクリートブロック製品を浮上状態に
    配設し、このコンクリートブロック製品の底板の周縁数
    箇所下側に請求項1〜3のいずれか1項に記載の大型コ
    ンクリートブロック製品の設置用位置調節装置を配設し
    て、この各位置調節装置の支承部にコンクリートブロッ
    ク製品の底板の周縁を支承し、この位置調節装置を上下
    左右に移動調節してコンクリートブロック製品の底板を
    所定の設置位置並びに所定の設置高さであって所定の水
    平状態若しくは傾斜状態に保持せしめ、適宜な手段でこ
    の状態を維持して位置調節装置を外し、基礎面とコンク
    リートブロック製品の底板の下面との間隙に硬化剤を充
    填して基礎面上にコンクリートブロック製品を設置する
    ことを特徴とする大型コンクリートブロック製品の設置
    法。
  5. 【請求項5】 大型のコンクリートブロック製品を設置
    する基礎面の、コンクリートブロック製品の下面重心位
    置若しくは近傍が当接する位置に支承突体を載置し、こ
    の支承突体上にコンクリートブロック製品の重心位置若
    しくは近傍を合わせるようにしてコンクリートブロック
    製品を載置し、このコンクリートブロック製品の底板の
    周縁数箇所下側に請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    大型コンクリートブロック製品の設置用位置調節装置を
    配設して、この各位置調節装置の支承部にコンクリート
    ブロック製品の底板の周縁を支承し、この位置調節装置
    を上下左右に移動調節してコンクリートブロック製品の
    底板を所定の設置位置並びに所定の設置高さであって所
    定の水平状態若しくは傾斜状態に保持せしめ、適宜な手
    段でこの状態を維持して位置調節装置を外し、基礎面と
    コンクリートブロック製品の底板の下面との間隙に硬化
    剤を充填して基礎面上にコンクリートブロック製品を設
    置することを特徴とする請求項4記載の大型コンクリー
    トブロック製品の設置法。
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