JP2992461B2 - 通信ネットワークシステムおよび回線割当て方法 - Google Patents

通信ネットワークシステムおよび回線割当て方法

Info

Publication number
JP2992461B2
JP2992461B2 JP22192695A JP22192695A JP2992461B2 JP 2992461 B2 JP2992461 B2 JP 2992461B2 JP 22192695 A JP22192695 A JP 22192695A JP 22192695 A JP22192695 A JP 22192695A JP 2992461 B2 JP2992461 B2 JP 2992461B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
station
request
control station
allocation request
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP22192695A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0964799A (ja
Inventor
寛 栗原
智二 森下
正人 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EISEI TSUSHIN SHISUTEMU GIJUTSU KENKYUSHO KK
Hitachi Ltd
Original Assignee
EISEI TSUSHIN SHISUTEMU GIJUTSU KENKYUSHO KK
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EISEI TSUSHIN SHISUTEMU GIJUTSU KENKYUSHO KK, Hitachi Ltd filed Critical EISEI TSUSHIN SHISUTEMU GIJUTSU KENKYUSHO KK
Priority to JP22192695A priority Critical patent/JP2992461B2/ja
Publication of JPH0964799A publication Critical patent/JPH0964799A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2992461B2 publication Critical patent/JP2992461B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回線を管理している制
御局(第1の局)と、制御局に対し回線の割当要求を行
なう親局(第2の局)と、親局に対し待時性、集中性と
いったトラヒック特性を持つ回線割当要求呼を発呼する
子局(第3の局)とで構成される通信ネットワークにお
いて、子局は割り当てられた回線を使って親局とその管
理下に在る他の子局とだけと通信を行なうネットワーク
での回線の割当方法に関する。
【0002】特に、教育システムやTV会議システム、
あるいは、決められた観測項目について定期的にデータ
を収集するテレメータシステムなどを対象とした衛星通
信ネットワーク、無線通信ネットワークにおける回線の
割当方法に関する。
【0003】
【従来の技術】回線の割当方法には、プリアサイメント
方法とデマンドアサイメント方法の2つがある。プリア
サイメント方法は、各局に対して回線を固定的に割り当
てる方法である。デマンドアサイメント方法は、回線を
管理している制御局に対し回線の割り当てを求める呼を
発呼することで制御局から回線を割り当ててもらい、発
呼局における通信が終了すると制御局に対し回線を解放
する方法である。
【0004】デマンドアサイメント方法を利用したシス
テムとしては、インマルサットの海事衛星通信システ
ム、国内では自治省消防庁衛星通信システムが代表的で
ある。
【0005】インマルサットのデマンドアサイメント方
法は、例えば、電子通信学会出版「衛星通信技術」の第
9章に説明されている。インマルサットでは、回線を管
理している制御局である通信網管理局と、制御局に対し
回線の割当要求を行なう親局である複数の海岸地球局
と、海岸地球局に対して回線割当要求呼を発呼する子局
である複数の船舶局とを備えている。海岸地球局は、受
信範囲内にいる複数の船舶局からの回線割当て要求呼を
受ける。また、複数の海岸地球局のうちの一局が通信網
管理局として動作する。図5に、この場合の回線の割当
シーケンスの例を示す。
【0006】図5において、船舶局は、回線割当の要求
呼を海岸地球局に対し発呼し(リクエスト)、その海岸
地球局は、リクエストを受けると通信網管理局に対し回
線の割当要求を行なう。通信網管理局は、回線割当て要
求を受けるとその海岸地球局に対し回線を割り当てる。
海岸地球局は、割り当てられた回線を使って、回線割り
当てのおおもととなった発呼局、つまり、最初に回線の
割当要求呼を発呼した船舶局一局とだけ通信を行なう。
船舶局と海岸地球局との通信終了後、海岸地球局は、通
信網管理局に回線の解放を行なう。この場合、回線割当
の要求呼の1リクエストに対して1回線が割り当てられ
る。
【0007】また、自治省消防庁衛星通信システムにつ
いては、例えば、三菱電機技報vol.59 No.6 1985に紹介
されている。このシステムは、図6にその回線割当シー
ケンスの例を示すように、消防庁に設置されている制御
局の中央制御装置と子局である端末装置A,Bとにおい
て回線割当てのやり取りを行なう。端末装置A,Bに
は、交換機A,Bを介して電話端末の加入者A,Bがそ
れぞれ接続される。図6において、加入者Aが発呼する
場合、電話端末より宛先を示す局識別番号および着信加
入者番号をダイヤルすると、子局である端末装置Aは共
通信号回線を介して中央制御装置に対して捕捉信号によ
り回線の割当要求を発呼する。中央制御装置は、回線の
割当て要求があると回線の割当制御を行ない、この回線
割当の要求呼を発呼した端末装置Aの局と、その宛先の
局である端末装置Bの局に対して回線指定信号により回
線を割り当てる。回線を割り当てられた発呼局は、通信
宛先の端末装置Bと通信を行ない、通信終了後は直接、
中央制御装置に対して回線を解放する。この場合、親局
がないので子局である端末装置は、制御局の中央制御装
置に対して直接回線割当て要求を発呼している。
【0008】このように、従来のデマンドアサイメント
方法は、回線割当の要求を発呼した局1局と、通信相手
先の1局とが通信を行なう場合のネットワークに関して
の回線の割当方法を示している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の回線割当方法(デマンドアサイメント方法)による通
信ネットワークにおいては、回線を管理している制御局
と、制御局に対し回線の割当要求を行なう親局と、親局
に対し回線の割当要求呼を発呼する子局とで構成され、
回線を管理している制御局1局と、親局およびその親局
の管理下に在る子局とを1システム単位とする複数の通
信システムとを備えている。
【0010】従来の回線割当方法(デマンドアサイメン
ト方法)を利用した具体的な通信ネットワークとして
は、例えば、教育システムやTV会議システム、あるい
は、決められた観測項目について定期的にデータを収集
するテレメータシステムなどの通信ネットワークが挙げ
られる。
【0011】教育システムは、図7にそのシーケンスを
示すように、親局にいる講師と子局にあたる生徒とが通
信を行ない、その回線割当ては制御局に対して行なって
いる。教育システムでは、例えば、授業の中で、親局に
いる講師が生徒に質問を促すため、子局にあたる生徒が
質問するための回線割当て要求(以下、質問要求とい
う)は一時的に集中する傾向がある(これを以下、呼の
集中性という)。また、教育システムでは、講師による
質問発表者の選択や、1人目の質問発表者終了のあと引
き続いて講師が2人目の質問発表者を選択するなど、質
問要求に対して回線割当てをすぐに行なわなくて、ある
程度割当てを待たせることができるので、この質問要求
による呼には待時性があるといえる。
【0012】また、TV会議システムは、親局にいる議
長と、子局にいる会議参加者とが同報で通信を行なって
いる。TV会議システムでも、会議の中で親局にいる議
長が会議参加者に意見を促すため、子局にいる会議参加
者からの発言するための回線割当て要求(以下、発言要
求という)に集中性がある。また、議長による発言者の
選択や、1人目の発言者終了のあと引き続いて議長が2
人目の発言者を選択するなど、発言要求という呼には待
時性がある。
【0013】また、テレメータシステムは、決められた
観測項目について定期的にデータを収集するもので、集
中性があり、また、子局1局から送信される通信量も固
定的であり、一般的にその容量は少ない。
【0014】従来の回線割当方法(デマンドアサイメン
ト方法)によると、システム内で発呼される回線の割当
要求呼の生起が親局に対し待時性、集中性を持つような
トラヒック特性のある通信ネットワークの場合には、待
時性を持つ呼でありながら子局の発する回線の割当要求
呼1呼ごとに、制御局から回線をそれぞれ割り当てても
らっている。このため、親局(あるいは子局)−制御
局間での回線割当てによる通信トラヒックの増加、親
局と制御局との過大な処理負荷、制御局では回線割当
てを行なうために空き回線を保持しているが、待時性を
持つ呼に対しても割り当てるための回線を保持しなけれ
ばならないので保持すべき回線が多く必要、などの問題
点が生じる。
【0015】また、システム内の子局が発呼する回線の
割当要求呼の生起が集中性を持つ場合、その時点で制御
局は保持している空き回線を各子局へ割り当てるため、
ネットワーク内の他の子局から発呼される回線の割当要
求に対し、制御局で割り当てるべき回線として保持して
いる空き回線の数が確実に縮小されるという欠点が生じ
る。
【0016】さらに、システム内で発呼される回線の割
当要求呼の生起が親局に対し比較的待時性を持ち、小容
量通信、集中性を持つようなトラヒック特性のある通信
ネットワークでも、従来の回線割当方法(デマンドアサ
イメント方法)では、少容量通信のために発呼される回
線の割当要求呼1呼に対し親局を介し制御局から回線を
割り当ててもらうため、回線の割当要求呼1呼に対し
割り当てられた回線の使用効率が悪い、該当システム
の子局が発する呼は小容量通信を行なうための回線の割
当要求呼1呼であるが、制御局は、その呼の容量に関係
なく、他のシステムから発呼される回線の割当要求呼1
呼と同等に割当回線を保持している、などの問題点を持
つ。
【0017】本発明は、上記のような問題点を生じる通
信ネットワークシステムにおいて、回線の有効利用を図
ることができる通信ネットワークシステムおよび回線割
当方法の提供を目的としている。また、他の目的として
は、制御局で空き回線として保持する数を保つことがで
きる通信ネットワークおよび回線割当方法を提供するこ
とにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、回線の割当てと複数の回線の管理とを行
なう制御局と、前記制御局に対し回線の割当要求を行な
う親局と、前記親局に管理され、回線の割当て要求を当
該親局に発呼する複数の子局とを備える通信ネットワー
クシステムにおいて、前記親局は、前記子局が発呼する
回線の割当て要求を収集する収集手段と、所定時間ごと
に、前記収集手段において回線の割当て要求があった場
合に前記制御局に予め定めた数の回線の割当て要求を行
なう割当て要求手段と、前記制御局から回線の割当てが
あったときに、前記収集手段で収集した割当て要求の発
呼を行なった子局が複数ある場合に、前記割当て要求の
発呼を行なった各々の子局に対して当該割り当てられた
回線の使用を順番に許可していく使用許可手段とを備え
る。
【0019】また、前記親局は、収集手段の代わりに、
回線の使用を許可する子局をあらかじめ登録する登録手
段を備えておくようにしてもよい。
【0020】また、割当て要求手段は、所定時間ごとに
前記制御局に予め定めた数の回線の割当て要求を行なう
かわりに、前記収集手段において回線の割当て要求が予
め定めた呼数になった場合に、制御局に予め定めた数の
回線の割当て要求を行なうようにしてもよい。さらに、
割当て要求手段は、所定時間ごとにもしくは前記収集手
段において回線の割当て要求が予め定めた呼数になった
ときに、制御局に予め定めた数の回線の割当て要求を行
なうようにしてもよい。
【0021】
【作用】複数の子局の各々は、親局に管理され、回線の
割当て要求を当該親局に発呼する。
【0022】親局では、収集手段が、子局が発呼する回
線の割当て要求を収集する。割当て要求手段は、所定時
間ごとに、前記収集手段において回線の割当て要求があ
った場合に前記制御局に予め定めた数の回線の割当て要
求を行なう。予め定めた数の回線は、例えば、1回線と
して規定しておくことができる。
【0023】使用許可手段は、前記制御局から回線の割
当てがあったときに、前記収集手段で収集した割当て要
求の発呼を行なった子局が複数ある場合に、前記割当て
要求の発呼を行なった各々の子局に対して当該割り当て
られた回線の使用を順番に許可していく。
【0024】このようにして、子局から発呼される回線
の割当要求呼1呼ごとに、子局−親局−制御局間での回
線確立や回線切断を逐一行なう必要がなく、回線を有効
利用することができる。また、制御局で保持する空き回
線が確保しやすくなる。
【0025】さらに、選択手段を設ける場合には、前記
制御局から回線の割当てがあったときから当該回線の解
放までに、前記使用許可手段において回線の使用の許可
の対象となり得る子局を、前記収集手段で収集した割当
て要求の発呼を行なった子局のうちから選択することが
できる。
【0026】また、前記親局は、収集手段の代わりに、
回線の使用を許可する子局をあらかじめ登録する登録手
段を備える場合には、子局からの回線の割当て要求を収
集せずに、割当て要求手段は、所定時間ごとに、前記制
御局に予め定めた数の回線の割当て要求を行ない、使用
許可手段は、前記制御局から回線の割当てがあったとき
に、前記登録手段において登録されている子局が複数あ
る場合に、登録されている各々の子局に対して当該割り
当てられた回線の使用を順番に許可していくことができ
る。このシステムは、例えば、テレメータシステムのよ
うに決められた複数の子局が、予め定められた時間に定
期的にデータ収集を行なうシステムに適用することがで
きる。この場合にも、子局が予め定められた時間間隔で
一斉に発呼する回線の割当要求呼1呼に対し、逐一、子
局−親局−制御局間での回線確立や回線切断を行なわな
いで済み、制御局から割り当てられた回線を予め登録さ
れている複数の子局に順番に使用を許可していくため、
割当回線の有効利用を図ることができる。また、制御局
で保持する空き回線が確保しやすくなり、空き回線とし
て保持する数を保つことができる。
【0027】また、割当て要求手段は、前記収集手段に
おいて回線の割当て要求が予め定めた呼数になった場合
に、制御局に予め定めた数の回線の割当て要求を行なう
ようにしてもよい。これにより、所定時間で回線の割当
て要求をする代わりに、回線の割当て要求が予め定めた
呼数になったときに制御局に予め定めた数の回線の割当
て要求を行なうことができる。
【0028】本発明によれば、発呼される回線の割当要
求呼が、待時性、集中性といったトラヒック特性をもつ
通信ネットワークに対して、回線の有効利用を図ること
ができる。このため、制御局で保持する空き回線が確保
しやすくなり、空き回線として保持する数を保つことが
できる。
【0029】
【実施例】本発明の一実施例を図1を参照して説明す
る。図1に、制御局と、制御局に統轄される各システム
とにおける回線割当の処理を示すためのネットワークの
概要を表す説明図を示す。
【0030】図1において、回線を管理しているのが制
御局1であり、制御局1に対し回線の割当要求を行なう
のが各システム代表の親局2である。図1に示すネット
ワークは、回線を管理している制御局1と、親局および
その親局の管理下に在る子局とを1システム単位として
複数の通信システムを備え、第1のシステムは例えば教
育システム、第2のシステムは例えばTV会議システ
ム、第3のシステムは例えば観測システムなどというよ
うに、待時性、集中性といったトラヒック特性をもった
回線の割当要求呼が発呼される通信システムを含んでい
る。図1に示す通信ネットワークにおいて、制御局1
は、割当可能な周波数帯域8上での回線を全て管理し、
回線割当ては各通信システム毎に行なっている。例え
ば、制御局1は、空き回線か使用中の回線であるかを回
線ごとに管理するための回線管理テーブル15を備える
ことができる。図1の左上において、本実施例における
割当可能な周波数帯域8を模擬し、周波数帯域7は、従
来の回線割当方法(デマンドアサイメント方法)によっ
て回線を割り当てる場合の周波数帯域を模擬している。
周波数帯域7および周波数帯域8は、実際には、使用中
の回線は周波数帯域の中に散在するが、本発明では簡略
化のために右側に固まっているものとする。また、回線
割当て要求は、制御回線を利用して出力されるものとす
る。
【0031】図1において、各システムの親局2は、自
システム内の子局から発呼される回線の割当要求呼を受
信し、受信した呼の情報を各親局の下に収集メモリ9に
格納する。収集メモリ9は、収集した呼が自システム内
のどの子局から発呼されたのかを示す発信元局の識別情
報を含む呼の情報を、ある一定時間あるいは任意時間の
あいだ親局2が収集しておくためのものである。ある一
定時間あるいは任意時間を、以下、収集時間といい、こ
の収集時間は、親局に備える入力部14より予め入力し
ておくことができる。入力部14より入力された収集時
間は収集タイマ13に設定され、収集タイマ13は一定
時間の経過を常に計測し、その計測した一定時間内に、
収集メモリ9に記憶された回線割当て要求があった場合
に親局2は制御局に回線割当てを行なう。もしくは、収
集タイマ13は、いずれかの子局から割当て要求を受け
たときから設定された収集時間の間を計測するようにし
てもよい。もしくは、収集タイマ13は、収集時間を計
測する代わりに、いずれかの子局から割当て要求を受け
たときから予め定めた個数の割当て要求を受けたことを
計測するようにしてもよい。この場合、収集時間の代わ
りに収集する呼数を設定することができる。これについ
ては後述する。さらに、収集時間を設定する代わりに、
入力部13で収集締切りの指示を受け付けるようにし、
入力部13で収集締切りの指示を受け付けたときに回線
割当て要求の収集を終了するようにしてもよい。
【0032】収集タイマ13により収集時間分の計測が
行なわれた後、回線の割当要求呼を収集した親局2は、
制御局1に対し、収集した呼が2以上の呼でも、予め定
めた数の回線の割当て要求を行なう。本実施例において
は、予め定めた数の回線数を、一つの回線としている。
この場合、回線の割当要求には、各システムの識別情報
(図1においては、第1、第2もしくは第3のシステム
番号)もしくは親局の局番号を含めておく。さらに、必
要ならば、割当てを要求する回線の容量を示すようにし
てもよい。
【0033】親局2から発呼される回線の割当要求は制
御局1で受信され、制御局1の受信バッファ11へ記憶
される。受信バッファ11は、FIFO(First in Fir
st out)メモリであり、受信した回線の割当て要求毎に
記憶され、記憶した順番に制御局1により回線割当てが
行なわれる。制御局1は、受信バッファ11に記憶する
回線の割当要求ごとに、回線管理テーブル15を参照
し、それまで空き回線として保持していた回線を親局2
に対し割り当て、また、割り当てた回線が使用中である
ことを示すように回線管理テーブル15に設定を行な
う。図1に示す割当回線6は、この手続きの経過を経て
制御局1が割り当てた回線を示し、空き回線5は、制御
局1が空き回線として保持している回線を示している。
【0034】図1において、各親局2は、割当回線の要
求をしている子局の局番号を記憶する使用許可インジケ
ータ10を備え、使用許可インジケータ10には、自シ
ステム内の子局から発呼される回線の割当要求呼を受信
したときにこの子局の局番号が記憶され、子局に対して
回線の使用を許可すると当該子局の番号が消去される。
制御局1から割り当てられた回線は、使用許可インジケ
ータ10に記憶する子局に対し、その回線の使用を親局
2が順番に許可していく。すなわち、割り当てられた一
つの回線を、親局が子局に順番に割り当てていく。本実
施例では、制御局1から回線を割り当ててもらった第1
のシステムの親局2が、収集メモリ9に格納された局に
対してだけ割当回線の使用を順番に許可する手段である
使用許可インジケータ10を備える。
【0035】図1において、親局2の管理下にある複数
の子局のうち、白色アンテナで図示した子局3は、現時
点において自局内で通信要求が生起されていない状態を
表し、黒色アンテナで図示した子局4は、現時点におい
て自局内で通信要求が生起されている状態を表すものと
する。子局4が自システムの親局2に対し回線の割当要
求呼を発呼したか否かについては、親局2の収集メモリ
9に、子局番号を用いて例示している。例えば、図1に
示す第2のシステム(TV会議システム)では、2a、
2c、2dという子局で通信要求が生起されていて、2
c、2a、2dという順に回線の割当要求呼が親局2に
対し発呼されていることを表す。
【0036】ここで、より具体的に実施例を説明するた
め、図1に示す第1のシステム(教育システム)に着目
して説明する。収集メモリ9に格納された局に対し割当
回線の使用を第2の局が順番に許可する場合の一例とし
て、図3に、教育システムである第1のシステムにおけ
る接続シーケンスの例を示す。
【0037】第1のシステムにおける親局2は、自シス
テム内で発呼される回線の割当要求呼を、最初の割り当
て要求呼があってからある一定時間のあいだあるいは任
意時間のあいだ収集する手段として、収集メモリ9のよ
うな記憶手段を備える。つまり、受信した呼が自システ
ム内のどの子局から発呼されたのかを示す発信元局の識
別情報を含む呼の情報を収集しておくための手段を親局
2が備え、収集時間のあいだ回線割当て要求の収集を行
なう。また、自システム内の子局から発呼される回線の
割当要求呼を受信したときに、使用許可インジケータ1
0にはこの子局の局番号が記憶される。さらに、どの局
と通信するために発呼されたのかを示す宛先局の識別情
報を使用許可インジケータ10に記憶しておくようにし
てもよい。図1に示す第1のシステムでは、図3に示す
ように、子局からの質問要求があると、収集メモリ9に
回線の割当要求呼を記憶する。収集を行なう親局2は、
収集時間毎に、回線の割当要求呼が存在した場合には、
制御局1に対し収集した呼を代表して回線の割当要求を
行なう。収集した回線の割当要求呼の無い場合は、親局
2は制御局1に対し回線の割当要求を行なわない。図1
に示す第1のシステムにおける親局2では、子局1b、
子局1cからの回線の割当要求があり、収集メモリ9に
て呼の情報が格納されている。親局2が、制御局1に対
し回線の割当要求を行なうと、収集メモリの内容はクリ
アされる。
【0038】制御局1側では、回線割当ての要求がある
と、受信バッファ11に回線割当て要求を蓄積する。制
御局1の受信バッファ11に、第1のシステムと示して
いるのは、第1のシステムの親局2が発呼した回線の割
当要求を、制御局1が受信したことを示している。図1
において、受信バッファ11では、第2のシステムと第
3のシステムとから発呼された回線の割当要求呼が第1
のシステムよりも先に制御局1で受信されたことを示し
ている。制御局1は、回線管理テーブル15を参照し、
受信バッファ11に蓄積している回線要求に対して一つ
の空き回線を割当てる。すなわち、受信バッファ11に
蓄積している回線要求のあった親局2に対して空き回線
の識別情報もしくは回線周波数を通知する。また、割り
当てた回線が使用中であることを示すように回線管理テ
ーブル15に設定を行なう。このため、第1のシステム
の親局2が制御局1から回線割当を受けた時点での周波
数帯域8は、3つのシステム(第1、第2、第3のシス
テム)あわせて3回線が割当回線として使用される。こ
れに対し、従来の回線割当方法(デマンドアサイメント
方法)では、3つのシステム(第1、第2、第3のシス
テム)において子局4(子局1b,1c,2a,2c,
2d,3a,3b,3c,3d)のそれぞれが発呼した
回線の割当要求呼1呼(ただし呼は集中性、待時性をも
つ)に対しそれぞれ親局2を介し制御局1から回線を割
り当ててもらうため、周波数帯域7のように待時性の呼
に対し9回線も割当回線として使用しなければならな
い。
【0039】親局2では、制御局1から回線割当てが行
なわれると、使用許可インジケータ10に記憶する子局
に対し、その回線の使用を順番に許可する。図3におい
ては、子局1bに使用を許可し、子局1bの通信が終了
した後、使用許可インジケータ10に記憶する子局1b
を消去するとともに、つぎの子局である子局1cに回線
の使用を許可する。回線割当ての要求のあった子局すべ
てに対して回線の割当ての終了後、親局2は、割当て回
線の解放を制御局1に対して通知する。
【0040】図3に示すように、従来の回線割当方法に
比べて、本実施例によれば、子局から発呼される回線の
割当要求呼1呼毎に子局−制御局間での回線確立や回線
切断を制御局および親局が逐一行なう必要が無くなる。
また、制御局から割り当てられた回線の有効利用を図る
ことができる。このようにして、待時性、集中性の呼に
対し、制御局1から割り当てられた回線の有効利用を図
ることができる。
【0041】つぎに、収集時間の代わりに収集する呼数
を設定する場合の実施例について図2を参照して説明す
る。図2は、図1において親局2の有する収集手段を、
収集時間の代わりに収集する呼数(以下、収集呼数とい
う)を設定する場合の回線割当の処理を示す。説明を簡
素化するため、図1における第1のシステム(教育シス
テム)だけを対象として考える。
【0042】図2において、収集メモリ9の中の呼数イ
ンジケータ12は、親局2が制御局1に対し回線の割当
要求を行なう際の指標となるもので、呼数インジケータ
12の呼数が予め設定された収集呼数になったときに、
制御局1に対して回線割当て要求を送出するようにす
る。図2では、3呼以上の呼数を収集呼数としている。
この呼数インジケータ12が3呼以上になったときに回
線割当て要求をするので、この場合には、呼数インジケ
ータ12は2呼が登録されていて1呼足りないため、親
局2は制御局1に対し回線の割当要求呼を発呼していな
い。また、制御局1の受信バッファ11は空であり、周
波数帯域8上では割当回線が無い。本実施例において
は、図2に示すような収集メモリ9と呼数インジケータ
12とを親局2に備えることにより、収集メモリ9の中
の呼数インジケータ12を満たす呼数をもって、親局2
は制御局1に対し回線の割当要求を行なう。このよう
に、親局2において、システム内で発呼される回線の割
当要求呼をある呼数になるまで収集することができる。
また、この場合において、入力部13で収集締切りの指
示を受け付けるようにし、入力部13で収集締切りの指
示を受け付けたときに回線割当て要求の収集を終了する
ようにしてもよい。さらに、前述した収集時間と収集呼
数との両方を設定して、いずれかを満たした場合には回
線の割当て要求をするようにしてもよい。
【0043】このようにすることで、図1に示すような
待時性、集中性といったトラヒック特性をもった回線の
割当要求呼が生起する通信ネットワークにおいて、子局
から発呼される回線の割当要求呼1呼毎に子局−制御局
間での回線確立や回線切断を制御局および親局が逐一行
なう必要が無くなる。また、制御局から割り当てられた
回線の有効利用を図ることができる。
【0044】つぎに、図1に示す第3のシステム(観測
システム)を参照して他の実施例を説明する。第3のシ
ステムの観測システムなどのように、親局2の管理下に
ある全ての子局で発呼される回線の割当要求が常に予め
決められた間隔で集中する場合には、この全子局一斉に
よる呼の集中性を予め親局2に登録しておくことができ
る。第3のシステムの親局2には、あらかじめ定めた時
間間隔で予め定めた子局に回線割当てが行なわれるよう
に、収集メモリ9の代わりに、あらかじめ定めた時間間
隔と予め定めた子局番号とを登録しておく登録メモリ9
aを備えておき、入力部14aから登録を行なうように
しておく。また、あらかじめ定めた時間間隔を計測する
ための計測タイマ13aを備える。この場合には、子局
4の発呼する回線の割当要求呼無しで、親局2は、計測
タイマ13aにより計測された時間間隔で制御局1に対
し回線の割当要求を行ない、制御局1から回線を割り当
ててもらい、使用許可インジケータ10に登録メモリ9
aに記憶する子局番号を記憶しておく。制御局1からの
回線の割当て後、親局2は、使用許可インジケータ10
を参照し、順番に子局に対して回線を割り当てていく。
第3のシステムの使用許可インジケータ10は、制御局
1に対する回線要求時に登録メモリ9aを参照し、登録
メモリ9aに記憶する子局番号を記憶し、子局に対して
回線の使用を許可すると当該子局の番号が消去される。
親局2は、制御局1から割り当てられた回線の使用を使
用許可インジケータ10を参照して順番に許可する。こ
れによって、全子局それぞれが一斉に発呼する回線の割
当要求呼1呼に対し、子局−制御局間での回線確立や回
線切断を制御局1および親局2が逐一行なう必要が無
く、観測システムのように小容量通信となる第3のシス
テムに対し制御局1から割り当てられた回線の有効利用
を図ることができる。
【0045】つぎに、図1に示す第2のシステム(TV
会議システム)を参照して他の実施例を説明する。図4
に親局における処理のフローチャートを示す。図4を参
照して親局における処理を説明する。
【0046】図1に示す第2のシステムにおいて、親局
2の収集メモリ9は3つの子局から回線の割当要求があ
ったことを示している。これに対し使用許可インジケー
タ10は、2つの子局に対し割当回線の使用を順番に許
可しようとしている。本実施例においては、親局2が、
回線の割当要求を発呼した複数の局のうち任意の選択さ
れた局に対してまたは予め決められた複数の局に対し
て、制御局1から割り当てられた回線の使用を順番に許
可するようにしている。例えば、割当回線の使用を許可
する子局を選択するための選択部16より回線の割当要
求呼を発呼した複数の局のうち任意の局を選択し、選択
した子局の番号を使用許可インジケータ10に記憶する
ようにしておくことができる。制御局1から割り当てら
れた回線は、使用許可インジケータ10に記憶する子局
に対し、その回線の使用を親局2が順番に許可し、子局
に対して回線の使用を許可すると当該子局の番号が消去
される。
【0047】図4において、各システムの親局2は、自
システム内の子局から発呼される回線の割当要求呼を受
信し、受信した呼の情報を各親局の下に収集メモリ9に
格納する(S501)。収集タイマ13により収集時間
分の計測が行なわれた後、回線の割当要求呼を収集した
親局2は、制御局1に対し一回線の割当要求を行なう
(S502)。
【0048】制御局1から回線が割り当てられたか否か
を判断し(S503)、割り当てられない場合には、回
線要求を送出した回数を計数しておき、回線要求を送出
した回数が予め定めた回数N回より小さいか否かを判断
する(S504)。小さい場合には、適当な時間の後に
回線要求を制御局1に対し再送するようにできる(S5
06)。再送した回数がN回になると回線割当てが不可
能であるとして、親局2は、その旨を外部に通知するこ
とができる(S505)。
【0049】制御局1から回線が割り当てられた場合、
親局2は割り当てられた回線の周波数を子局に対して通
知する(S507)。また、回線の割当て要求呼を発呼
した子局のうちどの局に割当て回線の使用を許可するか
を選択部16で受け付け(S508)、選択された子局
を使用許可インジケータ10に記憶する。使用許可イン
ジケータ10に記憶する子局に対し、割り当てられた回
線の使用を親局2が順番に許可する。すなわち、割り当
てられた回線の使用許可を子局に通知し(S509)、
使用を許可した子局を使用許可インジケータ10から消
去する。使用が許可された子局から通信が終了した旨の
通知があると(S510)、選択された子局の全てに対
して使用を許可して通信が終了したかを判断し(S51
1)、全てに使用を許可してない場合には、使用許可イ
ンジケータ10に記憶する他の子局に対し使用を許可す
る。選択された子局すべてに対して回線の割当ての終了
後、親局2は、割当て回線の解放を制御局1に対して通
知する(S512)。
【0050】このように、回線の割当要求を発呼した複
数の局のうち任意の選択された局に対して使用を許可す
ることができる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、子局の発する回線の割
当要求呼を親局が収集し、割当回線の使用許可を回線の
割当要求呼を発呼した子局に順番に割り当てることによ
り、例えば、教育システム、TV会議システム、テレメ
ータシステムなど、待時性、集中性といったトラヒック
特性をもつような回線の割当要求呼が生起する通信シス
テムに対して回線の有効利用を図ることができる。特
に、小容量通信を行なうシステムを含んだ通信ネットワ
ークに対して効率的である。
【0052】また、本発明によれば、制御局では子局毎
に回線を割り当てる必要がなくなるので空き回線として
保持する数が保たれ、通信ネットワークを効率よく運用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る制御局と制御局に統轄
される各システムとにおける回線割当の処理を示すネッ
トワークの概略を示す説明図。
【図2】本発明の一実施例に係る一システムの概略を示
す説明図。
【図3】本発明の一実施例に係る教育システムでの接続
シーケンス。
【図4】本発明の一実施例に係る割当処理のフローチャ
ート。
【図5】従来の回線割当方法(デマンドアサイメント方
法)における回線割当のシーケンス。
【図6】従来の回線割当方法(デマンドアサイメント方
法)における回線割当のシーケンス。
【図7】従来の回線割当方法による教育システムでの接
続シーケンス。
【符号の説明】
1…回線を管理している制御局(第1の局)、2…制御
局に対し回線の割当要求を行なう親局(第2の局)、3
…自局内で通信要求が生起されていない状態を表す子局
(第3の局)、4…自局内で通信要求が生起されている
状態を表す子局(第3の局)、5…制御局1のプールし
ている空き回線、6…制御局1がシステムに割り当てた
回線、7…従来の回線割当方法によって制御局1が回線
を割り当てた場合の周波数帯域の模擬図、8…本発明の
回線割当方法によって制御局1が回線を割り当てた場合
の周波数帯域の模擬図、9…収集メモリ、10…割当回
線の使用許可インジケータ、11…制御局1における受
信バッファ、12…呼数インジケータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森下 智二 東京都千代田区神田駿河台三丁目1番2 号 株式会社衛星通信システム技術研究 所内 (72)発明者 林 正人 東京都千代田区神田駿河台三丁目1番2 号 株式会社衛星通信システム技術研究 所内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/14 - 7/22

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回線の割当てと複数の回線の管理とを行な
    う制御局と、前記制御局に対し回線の割当要求を行なう
    親局と、前記親局に管理され、回線の割当て要求を当該
    親局に発呼する複数の子局とを備える通信ネットワーク
    システムにおいて、 前記親局は、 前記子局が発呼する回線の割当て要求を収集する収集手
    段と、 所定時間ごとに、前記収集手段において回線の割当て要
    求があった場合に前記制御局に予め定めた数の回線の割
    当て要求を行なう割当て要求手段と、 前記制御局から回線の割当てがあったときに、前記収集
    手段で収集した割当て要求の発呼を行なった子局が複数
    ある場合に、前記割当て要求の発呼を行なった各々の子
    局に対して当該割り当てられた回線の使用を順番に許可
    していく使用許可手段とを備えることを特徴とする通信
    ネットワークシステム。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記所定時間の設定を
    受け付ける入力手段をさらに有することを特徴とする通
    信ネットワークシステム。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記制御局から回線の
    割当てがあったときから当該回線の解放までに、前記使
    用許可手段において回線の使用の許可の対象となり得る
    子局を、前記収集手段で収集した割当て要求の発呼を行
    なった子局のうちから選択するための選択手段をさらに
    有することを特徴とする通信ネットワークシステム。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記割当て要求手段
    は、前記所定時間間隔以外のときでも、前記収集手段に
    おいて回線の割当て要求が予め定めた呼数になった場合
    に、前記制御局に予め定めた数の回線の割当て要求をさ
    らに行なうことを特徴とする通信ネットワークシステ
    ム。
  5. 【請求項5】回線の割当てと複数の回線の管理とを行な
    う制御局と、前記制御局に対し回線の割当要求を行なう
    親局と、前記親局に管理され、回線の割当て要求を当該
    親局に発呼する複数の子局とを備える通信ネットワーク
    システムにおいて、 前記親局は、 回線の使用を許可する子局をあらかじめ登録する登録手
    段と、 所定時間ごとに、前記制御局に予め定めた数の回線の割
    当て要求を行なう割当て要求手段と、 前記制御局から回線の割当てがあったときに、前記登録
    手段において登録されている子局が複数ある場合に、前
    記登録されている各々の子局に対して当該割り当てられ
    た回線の使用を順番に許可していく使用許可手段とを備
    えることを特徴とする通信ネットワークシステム。
  6. 【請求項6】回線の割当てと複数の回線の管理とを行な
    う制御局と、前記制御局に対し回線の割当要求を行なう
    親局と、前記親局に管理され、回線の割当て要求を当該
    親局に発呼する複数の子局とを備える通信ネットワーク
    システムにおいて、 前記親局は、 前記子局が発呼する回線の割当て要求を収集する収集手
    段と、 前記収集手段において回線の割当て要求が予め定めた呼
    数になった場合に、前記制御局に予め定めた数の回線の
    割当て要求を行なう割当て要求手段と、 前記制御局から回線の割当てがあったときに、前記収集
    手段で収集した割当て要求の発呼を行なった子局が複数
    ある場合に、前記割当て要求の発呼を行なった各々の子
    局に対して当該割り当てられた回線の使用を順番に許可
    していく使用許可手段とを備えることを特徴とする通信
    ネットワークシステム。
  7. 【請求項7】回線の割当てと複数の回線の管理とを行な
    う制御局と、前記制御局に対し回線の割当要求を行なう
    親局と、前記親局に管理され、回線の割当て要求を当該
    親局に発呼する複数の子局とを備える通信ネットワーク
    システムにおける親局であって、 前記子局が発呼する回線の割当て要求を収集する収集手
    段と、 所定時間ごとに、前記収集手段において回線の割当て要
    求があった場合に前記制御局に予め定めた数の回線の割
    当て要求を行なう割当て要求手段と、 前記制御局から回線の割当てがあったときに、前記収集
    手段で収集した割当て要求の発呼を行なった子局が複数
    ある場合に、前記割当て要求の発呼を行なった各々の子
    局に対して当該割り当てられた回線の使用を順番に許可
    していく使用許可手段とを備えることを特徴とする親
    局。
  8. 【請求項8】回線の割当てと複数の回線の管理とを行な
    う制御局と、前記制御局に対し回線の割当要求を行なう
    親局と、前記親局に管理され、回線の割当て要求を当該
    親局に発呼する複数の子局とを備える通信ネットワーク
    システムにおける回線割当て方法であって、 前記子局が発呼する回線の割当て要求を収集し、 所定時間ごとに、前記回線の割当て要求があった場合に
    前記制御局に予め定めた数の回線の割当て要求を行な
    い、 前記制御局から回線の割当てがあったときに、前記収集
    した割当て要求の発呼を行なった子局が複数ある場合
    に、前記割当て要求の発呼を行なった各々の子局に対し
    て当該割り当てられた回線の使用を順番に許可していく
    ことを特徴とする回線割当て方法。
JP22192695A 1995-08-30 1995-08-30 通信ネットワークシステムおよび回線割当て方法 Expired - Fee Related JP2992461B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22192695A JP2992461B2 (ja) 1995-08-30 1995-08-30 通信ネットワークシステムおよび回線割当て方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22192695A JP2992461B2 (ja) 1995-08-30 1995-08-30 通信ネットワークシステムおよび回線割当て方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0964799A JPH0964799A (ja) 1997-03-07
JP2992461B2 true JP2992461B2 (ja) 1999-12-20

Family

ID=16774329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22192695A Expired - Fee Related JP2992461B2 (ja) 1995-08-30 1995-08-30 通信ネットワークシステムおよび回線割当て方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2992461B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0964799A (ja) 1997-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1147674B1 (en) Wireless push-to-talk internet broadcast
EP0164611A2 (en) Switching system and method for network having a plurality of terminal control equipment units
JP2992461B2 (ja) 通信ネットワークシステムおよび回線割当て方法
JP2632550B2 (ja) Isdn加入者無線通信方式
JPS60180227A (ja) 衛星通信方式
JPS5820500B2 (ja) 遠隔会議システム
JPH06178345A (ja) 通話路迂回方式
JP2540334B2 (ja) 衛星回線による案内情報接続方式
JP2635581B2 (ja) 情報通信ネツトワーク
JP3012746B2 (ja) 移動通信装置
JP4421599B2 (ja) マルチキャストアドレス割当装置、情報配信装置、情報配信システム、マルチキャストアドレス割当方法、情報配信方法、マルチキャストアドレス割当プログラム、情報配信プログラム、及び記録媒体
JPS5923693A (ja) インテリジエント通信方式
JPH0612884B2 (ja) 衛星回線交換接続制御方式
JPH04286257A (ja) 交換網における会議管理方法
JP3009085B2 (ja) 無線構内交換機
JP3817137B2 (ja) 自動検針装置及び電話回線の割当方法
KR100264044B1 (ko) 위성통신시스템에서 일반전화망 호설정방법
JPS58191557A (ja) フアクシミリ同報方式
CN115348682A (zh) 一种数据调度方法、ap和相关装置
JPH04255136A (ja) パケット交換装置
JPS6346841A (ja) 蓄積形情報通信網における通信制御装置
JPS5925471A (ja) ファクシミリ通信方式
JP2003163913A (ja) ケーブルテレビ網における通信制御システム及び応答情報収集方法
JPH0738611B2 (ja) 衛星通信システム
JPH06276213A (ja) Atm交換機におけるコネクション・レス型通信方式

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees