JP2992284B1 - 信号処理装置 - Google Patents
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- Japan
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- arbitration
- memory access
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F11/00—Error detection; Error correction; Monitoring
- G06F11/30—Monitoring
- G06F11/34—Recording or statistical evaluation of computer activity, e.g. of down time, of input/output operation ; Recording or statistical evaluation of user activity, e.g. usability assessment
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F11/00—Error detection; Error correction; Monitoring
- G06F11/36—Preventing errors by testing or debugging software
- G06F11/362—Software debugging
- G06F11/3636—Software debugging by tracing the execution of the program
-
- G—PHYSICS
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- Quality & Reliability (AREA)
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- Storage Device Security (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】 LSI内部に複数のメモリとそのメモリをア
クセスする複数のメモリアクセスブロックを保有する信
号処理装置において、障害発生時に原因解析が容易にで
きることを目的とする。 【解決手段】 メモリアクセスブロックB130の内蔵
メモリA160に対する使用権を調停する調停ブロック
A150と、メモリアクセスブロックB130のアクセ
スを実行した内蔵メモリA160とは別の内蔵メモリB
190にメモリアクセスブロックB130のメモリアク
セス履歴を格納するための調停を行う調停ブロックB1
80と制御を行うトレース制御ブロック170とを備え
る。
クセスする複数のメモリアクセスブロックを保有する信
号処理装置において、障害発生時に原因解析が容易にで
きることを目的とする。 【解決手段】 メモリアクセスブロックB130の内蔵
メモリA160に対する使用権を調停する調停ブロック
A150と、メモリアクセスブロックB130のアクセ
スを実行した内蔵メモリA160とは別の内蔵メモリB
190にメモリアクセスブロックB130のメモリアク
セス履歴を格納するための調停を行う調停ブロックB1
80と制御を行うトレース制御ブロック170とを備え
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LSI内にメモリ
を内蔵する信号処理装置に関するものである。
を内蔵する信号処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の信号処理装置は、システムに障害
が発生した際、システム動作にともないバスに出現する
データやアドレス等のバス情報を、障害の解析データと
して利用するためにロジックアナライザ等の解析装置を
用いて格納したり、特開平6−187256号公報に記
載されているようなトレース機構をシステムに付加して
いる。
が発生した際、システム動作にともないバスに出現する
データやアドレス等のバス情報を、障害の解析データと
して利用するためにロジックアナライザ等の解析装置を
用いて格納したり、特開平6−187256号公報に記
載されているようなトレース機構をシステムに付加して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら近年の半
導体技術の発展により様々な機能ブロックとメモリが1
つのチップに大規模に集積されたLSIが開発されてお
り、上記従来の信号処理装置の構成ではLSI外部にメ
モリインターフェース信号が出力されていないため、解
析装置を接続することは不可能であり、障害発生時に動
作解析に必要な情報を得ることができないという問題点
がある。また、トレース機構をLSI内部に付加するこ
とは、障害解析専用の制御回路や専用のトレースメモリ
が必要となり、LSIの面積の増大、コストの増大を招
くという問題点がある。
導体技術の発展により様々な機能ブロックとメモリが1
つのチップに大規模に集積されたLSIが開発されてお
り、上記従来の信号処理装置の構成ではLSI外部にメ
モリインターフェース信号が出力されていないため、解
析装置を接続することは不可能であり、障害発生時に動
作解析に必要な情報を得ることができないという問題点
がある。また、トレース機構をLSI内部に付加するこ
とは、障害解析専用の制御回路や専用のトレースメモリ
が必要となり、LSIの面積の増大、コストの増大を招
くという問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の信号処理装置は、LSI内部に複数のメモ
リと、その複数のメモリをアクセスするメモリアクセス
ブロックを保有する信号処理装置において、前記メモリ
アクセスブロックから出力される各メモリ使用要求信号
(属性情報も含む)を入力してそれぞれのメモリの使用
権を調停し、それぞれのメモリをアクセスする複数の調
停ブロックと、前記メモリアクセスブロックからのメモ
リ使用要求信号(属性情報も含む)に基づき要求アクセ
スを実行したメモリとは別のメモリに、前記調停ブロッ
クによる調停結果をもとにメモリのアクセス履歴を格納
するためのメモリ要求信号を出力するトレース制御ブロ
ックとを備えたものであり、障害解析専用の制御回路や
専用のトレースメモリを別途必要とせず、障害発生時に
原因解析に必要な情報を容易に得ることができるもので
ある。
に、本発明の信号処理装置は、LSI内部に複数のメモ
リと、その複数のメモリをアクセスするメモリアクセス
ブロックを保有する信号処理装置において、前記メモリ
アクセスブロックから出力される各メモリ使用要求信号
(属性情報も含む)を入力してそれぞれのメモリの使用
権を調停し、それぞれのメモリをアクセスする複数の調
停ブロックと、前記メモリアクセスブロックからのメモ
リ使用要求信号(属性情報も含む)に基づき要求アクセ
スを実行したメモリとは別のメモリに、前記調停ブロッ
クによる調停結果をもとにメモリのアクセス履歴を格納
するためのメモリ要求信号を出力するトレース制御ブロ
ックとを備えたものであり、障害解析専用の制御回路や
専用のトレースメモリを別途必要とせず、障害発生時に
原因解析に必要な情報を容易に得ることができるもので
ある。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、 LSI内部に複数のメモリと、その複数のメモリ
をアクセスするメモリアクセスブロックを保有する信号
処理装置において、前記メモリアクセスブロックから出
力される各メモリ使用要求信号(属性情報も含む)を入
力してそれぞれのメモリの使用権を調停し、それぞれの
メモリをアクセスする複数の調停ブロックと、前記メモ
リアクセスブロックからのメモリ使用要求信号(属性情
報も含む)に基づき要求アクセスを実行したメモリとは
別のメモリに、前記調停ブロックによる調停結果をもと
にメモリのアクセス履歴を格納するためのメモリ要求信
号を出力するトレース制御ブロックとを備えた信号処理
装置であり、メモリのアクセス履歴を、メモリアクセス
ブロックからの要求アクセスを実行したメモリとは別の
メモリに格納することにより、障害発生時に、メモリア
クセスブロックからの要求アクセスを実行したメモリと
は別のメモリを読み出し、容易に障害の原因解析を行う
ことができるという作用を有する。
は、 LSI内部に複数のメモリと、その複数のメモリ
をアクセスするメモリアクセスブロックを保有する信号
処理装置において、前記メモリアクセスブロックから出
力される各メモリ使用要求信号(属性情報も含む)を入
力してそれぞれのメモリの使用権を調停し、それぞれの
メモリをアクセスする複数の調停ブロックと、前記メモ
リアクセスブロックからのメモリ使用要求信号(属性情
報も含む)に基づき要求アクセスを実行したメモリとは
別のメモリに、前記調停ブロックによる調停結果をもと
にメモリのアクセス履歴を格納するためのメモリ要求信
号を出力するトレース制御ブロックとを備えた信号処理
装置であり、メモリのアクセス履歴を、メモリアクセス
ブロックからの要求アクセスを実行したメモリとは別の
メモリに格納することにより、障害発生時に、メモリア
クセスブロックからの要求アクセスを実行したメモリと
は別のメモリを読み出し、容易に障害の原因解析を行う
ことができるという作用を有する。
【0006】以下、本発明の信号処理装置の実施の形態
について図面を用いて説明する。 (実施の形態)図1は本発明の信号処理装置の実施の形
態における電気的ブロック図であり、100は信号処理
装置、110は信号処理装置100を外部から制御する
マイクロコンピュータ(以下マイコンと記す)、120
は信号処理装置100内において、内蔵メモリA160
をリードまたはライトするメモリアクセスブロックA、
130は信号処理装置100内において、内蔵メモリA
160あるいは内蔵メモリB190をリードまたはライ
トするメモリアクセスブロックB、140は信号処理装
置100内において、内蔵メモリB190をリードまた
はライトするメモリアクセスブロックC、150は信号
処理装置100内において、メモリアクセスブロックA
120、メモリアクセスブロックB130からの各メモ
リアクセス要求をもとにメモリの使用権を調停し、内蔵
メモリA160にアクセスする調停ブロックA、180
は信号処理装置100内において、メモリアクセスブロ
ックB130、メモリアクセスブロックC140からの
各メモリアクセス要求をもとにメモリの使用権を調停
し、内蔵メモリB190にアクセスする調停ブロック
B、170は信号処理装置100内において、調停ブロ
ックA150の調停結果をもとにメモリアクセス履歴を
内蔵メモリB190に格納するための制御を行うトレー
ス制御ブロックである。
について図面を用いて説明する。 (実施の形態)図1は本発明の信号処理装置の実施の形
態における電気的ブロック図であり、100は信号処理
装置、110は信号処理装置100を外部から制御する
マイクロコンピュータ(以下マイコンと記す)、120
は信号処理装置100内において、内蔵メモリA160
をリードまたはライトするメモリアクセスブロックA、
130は信号処理装置100内において、内蔵メモリA
160あるいは内蔵メモリB190をリードまたはライ
トするメモリアクセスブロックB、140は信号処理装
置100内において、内蔵メモリB190をリードまた
はライトするメモリアクセスブロックC、150は信号
処理装置100内において、メモリアクセスブロックA
120、メモリアクセスブロックB130からの各メモ
リアクセス要求をもとにメモリの使用権を調停し、内蔵
メモリA160にアクセスする調停ブロックA、180
は信号処理装置100内において、メモリアクセスブロ
ックB130、メモリアクセスブロックC140からの
各メモリアクセス要求をもとにメモリの使用権を調停
し、内蔵メモリB190にアクセスする調停ブロック
B、170は信号処理装置100内において、調停ブロ
ックA150の調停結果をもとにメモリアクセス履歴を
内蔵メモリB190に格納するための制御を行うトレー
ス制御ブロックである。
【0007】以下、本実施の形態の動作説明をより具体
的にするために、メモリアクセスブロックB130の内
蔵メモリA160に対するアクセス履歴を格納する場合
について記す。
的にするために、メモリアクセスブロックB130の内
蔵メモリA160に対するアクセス履歴を格納する場合
について記す。
【0008】また、ここで言うアクセス履歴とはアクセ
スブロック名、アクセスの種類、メモリアドレス、メモ
リデータのことである。
スブロック名、アクセスの種類、メモリアドレス、メモ
リデータのことである。
【0009】また、各場合において、調停ブロックA1
50における各メモリアクセス要求の優先順位を、メモ
リアクセスブロックA120>メモリアクセスブロック
B130とし、調停ブロックB180における各メモリ
アクセス要求の優先順位を、トレース制御ブロック17
0>メモリアクセスブロックB130>メモリアクセス
ブロックC140とし、マイコン110よりマイクロコ
ンピュータアドレスバス111およびマイクロコンピュ
ータデータバス112を用いて、トレース制御ブロック
170にメモリアクセスブロックB130の内蔵メモリ
A160に対するアクセス履歴を格納するように初期設
定が行われている。
50における各メモリアクセス要求の優先順位を、メモ
リアクセスブロックA120>メモリアクセスブロック
B130とし、調停ブロックB180における各メモリ
アクセス要求の優先順位を、トレース制御ブロック17
0>メモリアクセスブロックB130>メモリアクセス
ブロックC140とし、マイコン110よりマイクロコ
ンピュータアドレスバス111およびマイクロコンピュ
ータデータバス112を用いて、トレース制御ブロック
170にメモリアクセスブロックB130の内蔵メモリ
A160に対するアクセス履歴を格納するように初期設
定が行われている。
【0010】まず、メモリアクセス履歴のトレース処理
が実行されない場合について記す。 (1)メモリアクセスブロックB130の内蔵メモリB
190に対するアクセスあるいはメモリアクセスブロッ
クC140の内蔵メモリB190に対するアクセスが受
け付けられた場合。
が実行されない場合について記す。 (1)メモリアクセスブロックB130の内蔵メモリB
190に対するアクセスあるいはメモリアクセスブロッ
クC140の内蔵メモリB190に対するアクセスが受
け付けられた場合。
【0011】メモリアクセスブロックB130がメモリ
使用要求信号(属性情報も含む)133を、また、メモ
リアクセスブロックC140がメモリ使用要求信号(属
性情報も含む)141を調停ブロックB180にそれぞ
れ送出しているとき、調停ブロックB180はメモリア
クセス要求の優先順位を判断して優先順位の高いメモリ
アクセスブロックに対してメモリ使用要求信号(属性情
報も含む)が受け付けられたことを意味するメモリ使用
承認信号を返送する。この場合はメモリアクセス要求の
優先順位の高いメモリアクセスブロックB130にメモ
リ使用承認信号134が返送される。このとき、調停ブ
ロックB180はメモリコントロール信号181、メモ
リアドレスバス182、メモリデータバス183を用い
てメモリアクセスブロックB130のメモリアクセス要
求を内蔵メモリB190に対して実行する。メモリ使用
要求が承認されたメモリアクセスブロックB130がメ
モリ使用要求信号(属性情報も含む)133を取り下げ
た後、調停ブロックB180はメモリアクセス要求の優
先順位が次に高いメモリアクセスブロックC140のメ
モリ使用要求信号(属性情報も含む)141を受け付
け、前記メモリアクセスブロックB130の場合と同様
の処理を実行する。
使用要求信号(属性情報も含む)133を、また、メモ
リアクセスブロックC140がメモリ使用要求信号(属
性情報も含む)141を調停ブロックB180にそれぞ
れ送出しているとき、調停ブロックB180はメモリア
クセス要求の優先順位を判断して優先順位の高いメモリ
アクセスブロックに対してメモリ使用要求信号(属性情
報も含む)が受け付けられたことを意味するメモリ使用
承認信号を返送する。この場合はメモリアクセス要求の
優先順位の高いメモリアクセスブロックB130にメモ
リ使用承認信号134が返送される。このとき、調停ブ
ロックB180はメモリコントロール信号181、メモ
リアドレスバス182、メモリデータバス183を用い
てメモリアクセスブロックB130のメモリアクセス要
求を内蔵メモリB190に対して実行する。メモリ使用
要求が承認されたメモリアクセスブロックB130がメ
モリ使用要求信号(属性情報も含む)133を取り下げ
た後、調停ブロックB180はメモリアクセス要求の優
先順位が次に高いメモリアクセスブロックC140のメ
モリ使用要求信号(属性情報も含む)141を受け付
け、前記メモリアクセスブロックB130の場合と同様
の処理を実行する。
【0012】(2)メモリアクセスブロックA120の
内蔵メモリA160に対するアクセスが受け付けられた
場合。
内蔵メモリA160に対するアクセスが受け付けられた
場合。
【0013】メモリアクセスブロックA120がメモリ
使用要求信号(属性情報も含む)121を調停ブロック
A150に送出しているとき、調停ブロックA150は
メモリ使用承認信号122をメモリアクセスブロックA
120に返送する。
使用要求信号(属性情報も含む)121を調停ブロック
A150に送出しているとき、調停ブロックA150は
メモリ使用承認信号122をメモリアクセスブロックA
120に返送する。
【0014】このとき、調停ブロックA150よりトレ
ース制御ブロック170に調停結果信号173、調停結
果アドレスバス174、調停結果データバス175が出
力され、トレース制御ブロック170において、これら
の情報がアクセス履歴を格納するように初期設定されて
いるデータと一致しているかどうかの確認を行う。ここ
では、メモリアクセスブロックB130の内蔵メモリA
160に対するアクセス履歴を格納するように初期設定
が行われているので、トレース処理は実行されない。な
お、調停ブロックA150はメモリコントロール信号1
51、メモリアドレスバス152、メモリデータバス1
53を用いてメモリアクセスブロックA120のメモリ
アクセス要求を内蔵メモリA160に対して実行する。
メモリ使用要求が承認されたメモリアクセスブロックA
120がメモリ使用要求信号(属性情報も含む)121
を取り下げる。
ース制御ブロック170に調停結果信号173、調停結
果アドレスバス174、調停結果データバス175が出
力され、トレース制御ブロック170において、これら
の情報がアクセス履歴を格納するように初期設定されて
いるデータと一致しているかどうかの確認を行う。ここ
では、メモリアクセスブロックB130の内蔵メモリA
160に対するアクセス履歴を格納するように初期設定
が行われているので、トレース処理は実行されない。な
お、調停ブロックA150はメモリコントロール信号1
51、メモリアドレスバス152、メモリデータバス1
53を用いてメモリアクセスブロックA120のメモリ
アクセス要求を内蔵メモリA160に対して実行する。
メモリ使用要求が承認されたメモリアクセスブロックA
120がメモリ使用要求信号(属性情報も含む)121
を取り下げる。
【0015】次に、メモリアクセスブロックB130の
内蔵メモリA160に対するアクセスが受け付けられて
トレース処理が実行された場合について記す。
内蔵メモリA160に対するアクセスが受け付けられて
トレース処理が実行された場合について記す。
【0016】メモリアクセスブロックB130がメモリ
使用要求信号(属性情報も含む)131を調停ブロック
A150に送出しているとき、調停ブロックA150は
メモリ使用承認信号132をメモリアクセスブロックB
130に返送する。
使用要求信号(属性情報も含む)131を調停ブロック
A150に送出しているとき、調停ブロックA150は
メモリ使用承認信号132をメモリアクセスブロックB
130に返送する。
【0017】このときも、調停ブロックA150はトレ
ース制御ブロック170に調停結果信号173、調停結
果アドレスバス174、調停結果データバス175を出
力し、また、メモリコントロール信号151、メモリア
ドレスバス152、メモリデータバス153を用いてメ
モリアクセスブロックB130のメモリアクセス要求を
内蔵メモリA160に対して実行する。トレース制御ブ
ロック170において、これらの情報がアクセス履歴を
格納するように初期設定されているデータと一致してい
るかどうかの確認を行う。ここでは、メモリアクセスブ
ロックB130の内蔵メモリA160に対するアクセス
履歴を格納するように初期設定が行われているので、一
致が検出され、一致を検出したトレース制御ブロック1
70は調停結果信号(属性情報も含む)173、調停結
果アドレスバス174、調停結果データバス175より
アクセス履歴データを生成し、アクセス履歴をトレース
処理するため、トレース用メモリ使用要求信号171と
調停用データバス104を送出する。メモリ使用要求が
承認されたメモリアクセスブロックB130がメモリ使
用要求信号(属性情報も含む)131を取り下げた後、
調停ブロックB180には、トレース用メモリ使用要求
信号171が入力されており、調停ブロックB180が
トレース制御ブロック170の要求を受け付けると、ト
レース制御ブロック170に対してトレース用メモリ使
用承認信号172を返送し、メモリコントロール信号1
81、メモリアドレスバス182、メモリデータバス1
83を用いてトレース制御ブロック170のメモリアク
セス要求を内蔵メモリB190に対して実行する。
ース制御ブロック170に調停結果信号173、調停結
果アドレスバス174、調停結果データバス175を出
力し、また、メモリコントロール信号151、メモリア
ドレスバス152、メモリデータバス153を用いてメ
モリアクセスブロックB130のメモリアクセス要求を
内蔵メモリA160に対して実行する。トレース制御ブ
ロック170において、これらの情報がアクセス履歴を
格納するように初期設定されているデータと一致してい
るかどうかの確認を行う。ここでは、メモリアクセスブ
ロックB130の内蔵メモリA160に対するアクセス
履歴を格納するように初期設定が行われているので、一
致が検出され、一致を検出したトレース制御ブロック1
70は調停結果信号(属性情報も含む)173、調停結
果アドレスバス174、調停結果データバス175より
アクセス履歴データを生成し、アクセス履歴をトレース
処理するため、トレース用メモリ使用要求信号171と
調停用データバス104を送出する。メモリ使用要求が
承認されたメモリアクセスブロックB130がメモリ使
用要求信号(属性情報も含む)131を取り下げた後、
調停ブロックB180には、トレース用メモリ使用要求
信号171が入力されており、調停ブロックB180が
トレース制御ブロック170の要求を受け付けると、ト
レース制御ブロック170に対してトレース用メモリ使
用承認信号172を返送し、メモリコントロール信号1
81、メモリアドレスバス182、メモリデータバス1
83を用いてトレース制御ブロック170のメモリアク
セス要求を内蔵メモリB190に対して実行する。
【0018】上記動作を繰り返しながら、以降、メモリ
アクセスブロックB130の内蔵メモリA160に対す
るアクセスが行われる度に、トレース制御ブロック17
0、調停ブロックB180によって内蔵メモリB190
にアクセス履歴データのトレース処理が実行される。
アクセスブロックB130の内蔵メモリA160に対す
るアクセスが行われる度に、トレース制御ブロック17
0、調停ブロックB180によって内蔵メモリB190
にアクセス履歴データのトレース処理が実行される。
【0019】なお、本実施の形態では1メモリアクセス
ブロックのアクセス履歴データのトレース処理例で説明
したが、複数メモリアクセスブロックの同時トレース処
理も可能である。
ブロックのアクセス履歴データのトレース処理例で説明
したが、複数メモリアクセスブロックの同時トレース処
理も可能である。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明の信号処理装置によ
れば、システム中にアクセス履歴データ専用のトレース
メモリを持つことなく、トレース制御ブロックのような
小規模な制御回路の追加で、障害発生時の動作解析に必
要な情報をメモリバスの負荷を高めることなく、トレー
ス処理を行っていないときと同じ条件で得ることができ
るため、障害発生の再現も容易で、原因解析がスムーズ
にできるという有利な効果が得られる。
れば、システム中にアクセス履歴データ専用のトレース
メモリを持つことなく、トレース制御ブロックのような
小規模な制御回路の追加で、障害発生時の動作解析に必
要な情報をメモリバスの負荷を高めることなく、トレー
ス処理を行っていないときと同じ条件で得ることができ
るため、障害発生の再現も容易で、原因解析がスムーズ
にできるという有利な効果が得られる。
【図1】本発明の信号処理装置の実施の形態における電
気的ブロック図
気的ブロック図
100 信号処理装置 101 調停用アドレスバス 102 調停用データバス 110 マイクロコンピュータ(マイコン) 111 マイクロコンピュータアドレスバス 112 マイクロコンピュータデータバス 120 メモリアクセスブロックA 121,131,133,141 メモリ使用要求信号
(属性情報も含む) 122,132,134,142 メモリ使用承認信号 130 メモリアクセスブロックB 140 メモリアクセスブロックC 150 調停ブロックA 151,181 メモリコントロール信号 152,182 メモリアドレスバス 153,183 メモリデータバス 160 内蔵メモリA 170 トレース制御ブロック 171 トレース用メモリ使用要求信号 172 トレース用メモリ使用承認信号 173 調停結果信号(属性情報も含む) 174 調停結果アドレスバス 175 調停結果データバス 180 調停ブロックB 190 内蔵メモリB
(属性情報も含む) 122,132,134,142 メモリ使用承認信号 130 メモリアクセスブロックB 140 メモリアクセスブロックC 150 調停ブロックA 151,181 メモリコントロール信号 152,182 メモリアドレスバス 153,183 メモリデータバス 160 内蔵メモリA 170 トレース制御ブロック 171 トレース用メモリ使用要求信号 172 トレース用メモリ使用承認信号 173 調停結果信号(属性情報も含む) 174 調停結果アドレスバス 175 調停結果データバス 180 調停ブロックB 190 内蔵メモリB
Claims (1)
- 【請求項1】 LSI内部に複数のメモリと、その複数
のメモリをアクセスするメモリアクセスブロックを保有
する信号処理装置において、前記メモリアクセスブロッ
クから出力される各メモリ使用要求信号(属性情報も含
む)を入力してそれぞれのメモリの使用権を調停し、そ
れぞれのメモリをアクセスする複数の調停ブロックと、
前記メモリアクセスブロックからのメモリ使用要求信号
(属性情報も含む)に基づき要求アクセスを実行したメ
モリとは別のメモリに、前記調停ブロックによる調停結
果をもとにメモリのアクセス履歴を格納するためのメモ
リ要求信号を出力するトレース制御ブロックとを備えた
信号処理装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10316942A JP2992284B1 (ja) | 1998-10-20 | 1998-10-20 | 信号処理装置 |
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