JP2991839B2 - すみ肉溶接装置 - Google Patents

すみ肉溶接装置

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JP2991839B2
JP2991839B2 JP3330791A JP33079191A JP2991839B2 JP 2991839 B2 JP2991839 B2 JP 2991839B2 JP 3330791 A JP3330791 A JP 3330791A JP 33079191 A JP33079191 A JP 33079191A JP 2991839 B2 JP2991839 B2 JP 2991839B2
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田 達 郎 和
崎 し ん 哉 木
村 研 二 川
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NITSUTETSU YOSETSU KOGYO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、すみ肉溶接装置に関
し、特に垂直部材と水平部材からなる箱型構造物等のコ
ーナー部を溶接する、すみ肉溶接装置に関する。
【0002】
【従来技術】水平材とそれに立てた垂直材の接線を、垂
直材の表面に沿って溶接台車を自動走行させつつ、その
台車に搭載した溶接トーチで自動溶接を行う倣い溶接が
知られている(特公昭50−29823号公報,特公昭
51−21609号公報など)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特公昭50−
29823号公報,特公昭51−21609号公報など
の倣い溶接では、接線端部まで完全に溶接することはで
きず、例えば、箱型構造物等の、2つの溶接対象垂直材
が直交するコーナでは、直角三角形の直交二辺に相当す
る箇所が溶接できず、自動溶接の未溶接部が生じるとい
う問題がある。この未溶接部は従来は手作業による溶接
に頼らざるを得ず、この溶接作業に時間と労力がかか
り、箱型構造物等の溶接加工の作業効率を低くする原因
となっている。
【0004】本発明は、2つの溶接対象垂直材が直交す
るコーナの、溶接対象水平材との直角三角形の直交二辺
をなす溶接線を効率良く自動溶接することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のすみ肉溶接装置
は、溶接対象平面材(Hw)の表面に設置される溶接機ベ−
ス(1)、トーチ支持部材(12,14) 溶接機ベ−スにて支持
され、直角三角形の直交二辺の一方に平行にトーチ支持
部材(12,14)を移動自在に支持するx方向支持部材(10)
および他方に平行にトーチ支持部材を移動自在に支持す
るy方向支持部材(2a,2b) 溶接機ベ−スにて支持さ
れ、溶接機ベ−スに対してトーチ支持部材(12,14)をx
方向に駆動する第1駆動手段(Mx)およびy方向に駆動す
る第2駆動手段(My)トーチ支持部材(12,14)の、溶接
機ベ−ス上のx方向駆動停止位置への到達を検出するた
めの第1検知手段(Sx2)およびy方向駆動停止位置への
到達を検出するための第2検知手段(Sy2)トーチ支持
部材(12,14)を第1駆動手段(Mx)を介して第1検知手段
(Sx2)に近づく方向に駆動し、第1検知手段(Sx2)のx方
向駆動停止位置到達の検出に応じてトーチ支持部材(12,
14)の該駆動を停止し、トーチ支持部材(12,14)を第2駆
動手段(My)を介して第2検知手段(Sy2)に近づく方向に
駆動し、第2検知手段(Sy2)のy方向駆動停止位置到達
の検出に応じてトーチ支持部材(12,14)の該駆動を停止
する制御手段(101)および、制御手段(101)によるトー
チ支持部材(12,14)の、直角三角形の直交二辺の一方に
沿って直交二辺の交点に近づいてそこに至りそして該交
点から他方の辺に沿って交点から離れる移動軌跡、の外
側に、溶接トーチ(13)の先端が実質上同一の移動軌跡を
描くように上記直角三角形の外方に先端を突出させてト
ーチ支持部材(12)に支持した溶接トーチ(13)を備え
る。なお、カッコ内の記号は、図面に示し後述する実施
例の対応要素又は対応事項を示す。
【0006】
【作用】x方向支持部材(10)およびy方向支持部材(2a,
2b)がそれぞれ、直角三角形の直交二辺の一方および他
方に平行にトーチ支持部材(12,14)を移動自在に支持
し、制御手段(101)が、トーチ支持部材(12,14)を、第1
駆動手段(Mx)を介して第1検知手段(Sx2)に近づく方向
に駆動し、第1検知手段(Sx2)のx方向駆動停止位置到
達の検出に応じてトーチ支持部材(12,14)の該駆動を停
止し、トーチ支持部材(12,14)を第2駆動手段(My)を介
して第2検知手段(Sy2)に近づく方向に駆動し、第2検
知手段(Sy2)のy方向駆動停止位置到達の検出に応じて
トーチ支持部材(12,14)の該駆動を停止する。これによ
りトーチ支持部材(12,14)が、スタート点→x方向駆動
停止位置(Sx2)→y方向駆動停止位置(Sy2)、と直角三角
形の直交二辺に沿うL形の移動軌跡を描く。
【0007】しかして、溶接トーチ(13)の先端がトーチ
支持部材(12,14)のこのL形の移動軌跡の外側に実質上
同一の移動軌跡を描くように、溶接トーチ(13)がトーチ
支持部材(12,14)に支持されているので、トーチ支持部
材(12,14)のL形の移動軌跡の外側つまり、x方向支持
部材(10),第1駆動手段(Mx),y方向支持部材(2a,2b)お
よび第2駆動手段(My)の外側に、溶接トーチ(13)の先端
のL形の移動軌跡が自動的に描かれる。
【0008】したがって、溶接トーチ(13)の先端のこの
L形の移動軌跡を、2つの溶接対象垂直材が直交するコ
ーナの、溶接対象平面 (Hw)との直角三角形の直交二
辺をなす溶接線に整合させるように本発明のすみ肉溶接
装置を配置することにより、2つの溶接対象垂直材 (Vw
1,Vw2)が直交するコーナの、溶接対象平面 (Hw)
交二辺をなす溶接線が自動溶接される。
【0009】溶接トーチ(13)の先端のL形の移動軌跡
を、直角三角形の直交二辺をなす溶接線に容易かつ正確
に整合させるために、本発明の好ましい実施例は、溶接
トーチ(13)の先端のL形の移動軌跡の直角コーナの上方
に、溶接対象垂直材 (Vw1,Vw2)の直交コーナ部に当接し
て、接対象垂直材の直交コーナに対して溶接機ベ−ス
(1)の位置を規定する指標部材(20)を更に備える。これ
によれば、該指標部材(20)を溶接対象垂直材 (Vw1,Vw2)
の直交コーナに合せることにより自動的に、溶接トーチ
(13)の先端のL形の移動軌跡の直角コーナが溶接対象垂
直材 (Vw1,Vw2)の直交コーナに整合し、溶接装置の配置
作業,位置調整作業等が簡易になり、作業効率が向上す
る。
【0010】溶接トーチ(13)の先端が実質上連続してL
形の移動軌跡を描くが、全行程における溶接品質を一定
にするため、この移動の間溶接対象材 (Hw,Vw1,Vw2)
対する溶接トーチの角度は一定に維持するのが好まし
い。そこで本発明の好ましい実施例では、溶接トーチ(1
3)の溶接狙い方向をx方向および溶接対象平面 (Hw)
に対してそれぞれ45度にして溶接トーチ(13)をトーチ
支持部材(12,14)に支持する。これによれば、トーチ(1
3)の溶接狙い方向がy方向に対しても45度になり、溶
接対象平面 (Hw),x方向に延びる溶接対象垂直材 (V
w1)およびy方向に延びる溶接対象垂直材 (Vw2)、なら
びに、それらの間の接線すなわち溶接線、のいずれに対
しても、トーチ(13)の溶接狙い方向が45度となり、L
形溶接線のどこでも同じ条件で溶接が進行する。
【0011】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0012】
【実施例】図1に本発明の一実施例のすみ肉溶接機の平
面を、図2にその側面を示し、図3にトーチを削除した
外観を示す。図3の(a)は外観平面を、(b)は外観
側面を示す。これらの図面を参照すると、溶接時は溶接
対象水平材Hwに接する支持脚1aを有する溶接機ベー
ス1の内部には、図に示すy方向に延びる2本のy軸ガ
イドレール2a,2bが固着されている。y軸ガイドレ
ール2a,2bのそれぞれには、y軸移動台4に固着さ
れたシュー3a,3bがy方向に移動自在に結合してい
る。
【0013】溶接機ベース1には、y軸移動台4を駆動
するチェーン5がありそれに駆動スプロケット6aおよ
び従動スプロケット6bが噛み合っている。駆動スプロ
ケット6aはy軸モータMy(直流モータ)と減速機で
なるy軸モータユニット7の出力軸に結合されている。
また、y軸移動台3aは連結具8でチェーン5に結合さ
れている。これにより、y軸モータMyに正通電するこ
とによりy軸移動台4は矢印YA方向(図2において右
方向)に駆動され、y軸モータMyに逆通電することに
より矢印YB方向(図2において左方向)に駆動され
る。
【0014】y軸移動台4のシュー3aの一側面には突
起部材9が固着されている。溶接機ベース1には、この
突起部材9に当接しy軸移動台4の移動の始端位置(図
2に示す位置)と終端位置を決める始端検知スイッチS
y1および終端検知スイッチSy2が装着されている。
【0015】y軸移動台4の上には、x方向に延びるx
軸ガイドレール10,x軸モータMx(直流モータ)と
減速機でなるx軸モータユニット11が載置されてい
る。x軸ガイドレール10には、x軸移動台12がx方
向に移動自在に結合されている。x軸移動台12には溶
接トーチ13を支持するトーチホルダ14が装着されて
いる。溶接トーチ13の溶接狙い方向はx方向および水
平部材Hwに対してそれぞれ45度の角度に、また溶接
線がx軸移動台12の移動する軌跡(直角三角形状の軌
跡)よりも外方になるように先端を突出させて支持され
ている。
【0016】またy軸移動台4上にはx軸移動台12を
x方向に駆動するチェーン15があり、それに駆動スプ
ロケット16aおよび従動スプロケット16bが噛み合
っている。駆動スプロケット16aはx軸モータユニッ
ト11の出力軸に結合され、またx軸移動台12は連結
具17でチェーン15に結合されている。これにより、
x軸モータMxに正通電することによりx軸移動台12
は溶接トーチ13と一体となって矢印XA方向(図1に
おいて下方向)に駆動され、x軸モータMxに逆通電す
ることにより矢印XB方向(図1において上方向)に駆
動される。
【0017】x軸移動台12の一側面には突起部材18
が固着されている。またy軸移動台4上には、この突起
部材18に当接しx軸移動台12の移動の始端位置(図
1に示す位置)と終端位置を決める始端検知スイッチS
x1および終端検知スイッチSx2が装着されている。
【0018】溶接機ベース1の側面には、ガイドアーム
19a,19bが固着されており、ガイドアーム19
a,19bには略L字型のガイド20が溶接機ベース1
に対して平行に固着されている。よってガイドアーム1
9aの先端部を垂直部材Vw1に、ガイドアーム19b
の先端部を垂直部材Vw2に、および、ガイド20のコ
ーナ先端部を垂直部材Vw1と垂直部材Vw2で形成さ
れるコーナBにそれぞれ当接することで、すみ肉溶接機
の位置決めがなされる。これにより、A点−B点−C点
に溶接線が確実に形成される。
【0019】図4に、図1に示すすみ肉溶接機の動作制
御を行なう電気系統の主要部を示す。これは、CPU1
01,RAM102,ROM103,タイマ104から
なる主制御ボード100,操作パネル200,x軸モー
タMxやy軸モータMyを付勢するモータドライバMD
x,MDy等から構成されている。主制御ボード100
およびモータドライバMDx,MDyには始端検知スイ
ッチSx1,Sy1および終端検知スイッチSx2,S
y2からのオン/オフ信号が入力され、主制御ボード1
00はモータドライバMDx,MDyを制御する。
【0020】図5,図6および図7に、CPU101の
処理内容を示す。図5を参照する。まず、オペレータ
は、すみ肉溶接機を溶接対象材(水平部材Hw,垂直部
材Vw1,Vw2)が形成するコーナー部分付近に設置
し、溶接機ベース1の側面に固着されたガイドアーム1
9a,19bおよびガイド20を垂直部材Vw1,Vw
2に当接させてすみ肉溶接装置の位置決めを行う。その
後、操作パネル200上の電源スイッチ(図示しない)
をオンすると、CPU101は装置全体の初期化を行う
(ステップ1a:以後ステップという語は省略する)。
次に、始端検知スイッチSx2およびSy2がオンの状
態か否かをチェックし(1b)、オン状態であるとフラ
グMOFに1をセットし(1c)、オンでなければ始端
検知スイッチSx1およびSy1がオンの状態か否かを
チェックする(1d)。そして、始端検知スイッチSx
1およびSy1がオンであるとフラグMOFに0をセッ
トし(1e)、オンでなければホームポジション処理を
行う(2)。ホームポジションとは、この実施例では、
始端検知スイッチSx1およびSy1がオンの状態とな
る溶接トーチ13の位置(図1に示した状態)をいう。
【0021】図6に、ホームポジション処理(2)の内
容を示す。この処理では、まずx軸方向の始端検知スイ
ッチSx1がオンであるか否かをチェックする(2
1)。オフであれば、始端検知スイッチSx1がオンに
なるまでx軸モータMxを逆駆動させる(22)。x軸
方向の始端検知スイッチSx1がオンとなると、x軸モ
ータMxの駆動を停止して(23)、次にy軸方向の始
端検知スイッチSy1がオンであるか否かをチェックす
る(24)。オフであれば、始端検知スイッチSy1が
オンになるまでy軸モータMyを逆駆動させる(2
5)。そして始端検知スイッチSy1がオンになるとy
軸モータMyの駆動を停止させ(26)、フラグMOF
に0をセットして(27)、ホームポジション処理を終
了する。
【0022】これにより、電源オン時に溶接トーチ13
がホームポジションからずれている場合でもホームポジ
ションに戻されるので確実にホームポジションから後述
する溶接処理が行われる。
【0023】再度、図5に示すメインフローチャートを
参照する。ホームポジション処理(2)が終了すると、
操作パネル200からの入力を読み込み(3)、溶接処
理のスタート指示(図示しないスタートスイッチのオ
ン)があると(4)、図示しない溶接電源系統の溶接コ
ントローラに溶接開始を指示して溶接を開始(5a)す
る。そして、フラグMOFに0がセットされているか否
かをチェックして(5b)、0がセットしてあるとX→
Y駆動モード、すなわちX方向に溶接トーチ13を駆動
した後、Y方向に駆動する処理を行う。つまり、x軸モ
ータMxをx軸方向の終端検知スイッチSx2がオンに
なるまで、指定された一定速度で正駆動させる(6,
7)。終端検知スイッチSx2がオンになると、x軸モ
ータMxの駆動を停止する(8)。これにより、x軸方
向に図1に示すA点からコーナBまで水平部材Hwに対
して垂直部材Vw1が溶接される。
【0024】次に、引き続いてy軸モータMyをy軸方
向の終端検知スイッチSy2がオンになるまで指定され
た一定速度で正駆動させる(9,10)。終端検知スイ
ッチSy2がオンになると、y軸モータMyの駆動を停
止し(11)、図示しない溶接電源系統の溶接コントロ
ーラに溶接終了を指示して溶接を停止する(12)。こ
れにより、y軸方向に図1に示すコーナBからC点まで
水平部材Hwに対して垂直部材Vw2が溶接される。
【0025】溶接停止後は、ステップ1bの処理に戻
り、以後上述の処理を繰り返す。
【0026】また、ステップ5bで、フラグMOFに1
がセットされているとY→X駆動モード、すなわちY方
向に溶接トーチ13を駆動した後、X方向に駆動する処
理を行う。
【0027】Y→X駆動モードの処理を図7に示す。こ
の処理ではy軸モータMyをy軸方向の終端検知スイッ
チSy1がオンになるまで、指定された一定速度で逆駆
動させる(6b,7b)。終端検知スイッチSy1がオ
ンになると、y軸モータMyの駆動を停止する(8
b)。これにより、y軸方向に図1に示すC点からコー
ナBまで水平部材Hwに対して垂直部材Vw2が溶接さ
れる。
【0028】次に、引き続いてx軸モータMxをx軸方
向の終端検知スイッチSx1がオンになるまで指定され
た一定速度で正駆動させる(9b,10b)。終端検知
スイッチSx1がオンになると、x軸モータMxの駆動
を停止し(11b)、図示しない溶接電源系統の溶接コ
ントローラに溶接終了を指示して溶接を停止する(12
b)。これにより、x軸方向に図1に示すコーナBから
A点まで水平部材Hwに対して垂直部材Vw1が溶接さ
れる。
【0029】溶接停止後は、ステップ1bの処理に戻
り、以後上述の処理を繰り返す。
【0030】
【発明の効果】以上の通り、溶接トーチ(13)の先端のこ
のL形の移動軌跡を、2つの溶接対象垂直材が直交する
コーナの、溶接対象水平材との直角三角形の直交二辺を
なす溶接線に整合させるように本発明のすみ肉溶接装置
を配置することにより、2つの溶接対象垂直材が直交す
るコーナの、溶接対象水平材との直角三角形の直交二辺
をなす溶接線が自動溶接され、例えば、箱型構造物等
の、2つの溶接対象垂直材が直交するコーナの自動溶接
が実現し、従来の手作業による溶接を実質上省略するこ
とができ、この溶接作業の時間と労力が大幅に節減さ
れ、箱型構造物等の溶接加工の作業効率が大幅に向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例のすみ肉溶接機を示す平面
図である。
【図2】 図1に示すすみ肉溶接機の側面図である。
【図3】 図1および図2に示す溶接機の外観を示す簡
略図であり、(a)は外観平面を、(b)は外観側面を
示す。
【図4】 図1に示すすみ肉溶接機の動作制御を行なう
電気系統の主要部を示すブロック図である。
【図5】 図4に示すCPU101の処理内容を示すフ
ローチャートである。
【図6】 図5に示すホームポジション処理(2)の内
容を示すフローチャートである。
【図7】 図5に示すY→X駆動モード処理の内容を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1:溶接機ベース 1a:支持脚 2a,2b:y軸ガイドレール(y方向支持部材) 3a,3b:シュー 4:y軸移動台 5,15:チェー
ン 6a,16a:駆動スプロケット 6b,16b:従
動スプロケット 7:y軸モータユニット 8,17:連結具 9,18:突起部材 10:x軸ガイドレール(x方向支持部材) 11:x軸モータユニット 12:x軸移動台
(トーチ支持部材) 13:溶接トーチ(溶接トーチ) 14:トーチホル
ダー(トーチ支持部材) 19a,19b:ガイドアーム (1
9a:位置規制部材) 20:ガイド(指標部材) Mx:x軸モータ(第1駆動手段) My:y軸モータ
(第2駆動手段) MDx,MDy:モータドライバ Sx1,Sy1:
始端検知スイッチ Sx2,Sy2:終端検知スイッチ (S
x2:第1検知手段)(Sy2:第2検知手段) 100:主制御ボード 101:CPU(制御手段) 102:RAM 103:ROM 200:操作パネ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−154770(JP,A) 特開 昭51−131380(JP,A) 特開 昭60−244479(JP,A) 特開 昭50−117653(JP,A) 特開 昭62−286672(JP,A) 特開 昭58−224073(JP,A) 実開 昭51−127921(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23K 9/02 B23K 9/12 B23K 9/127 B23K 37/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶接対象平面材の表面に設置される溶接機
    ベ−ス、 トーチ支持部材 溶接機ベ−スにて支持され、 直角三角形の直交二辺の一
    方に平行にトーチ支持部材を移動自在に支持するx方向
    支持部材および他方に平行にトーチ支持部材を移動自在
    に支持するy方向支持部材 溶接機ベ−スにて支持され、溶接機ベ−スに対して トー
    チ支持部材をx方向に駆動する第1駆動手段およびy方
    向に駆動する第2駆動手段 トーチ支持部材の、溶接機ベ−ス上のx方向駆動停止位
    への到達を検出するための第1検知手段およびy方向
    駆動停止位置への到達を検出するための第2検知手段 トーチ支持部材を第1駆動手段を介して第1検知手段に
    近づく方向に駆動し、第1検知手段のx方向駆動停止位
    置到達の検出に応じてトーチ支持部材の該駆動を停止
    し、トーチ支持部材を第2駆動手段を介して第2検知手
    段に近づく方向に駆動し、第2検知手段のy方向駆動停
    止位置到達の検出に応じてトーチ支持部材の該駆動を停
    止する制御手段および、 前記制御手段によるトーチ支持部材の、直角三角形の直
    交二辺の一方に沿って直交二辺の交点に近づいてそこに
    至りそして該交点から他方の辺に沿って交点から離れる
    移動軌跡、の外側に、溶接トーチの先端が実質上同一の
    移動軌跡を描くように上記直角三角形の外方に先端を突
    出させてトーチ支持部材に支持した溶接トーチ を備える、すみ肉溶接装置。
  2. 【請求項2】溶接トーチの移動軌跡の直角コーナの上方
    に、溶接対象平面材に対して実質上垂直な溶接対象垂直
    材の直交コーナ部に当接して、接対象垂直材の直交コ
    ーナに対して溶接機ベ−スの位置を規定する指標部材
    を更に備える、請求項1記載のすみ肉溶接装置。
  3. 【請求項3】指標部材はL形である請求項2記載のすみ
    肉溶接装置。
  4. 【請求項4】指標部材の直交辺の、直交コーナとは反対
    側の端部に、溶接対象垂直材に当接して、それらに対し
    て装置のx方向位置を規定する位置規制部材を更に備え
    る、請求項3記載のすみ肉溶接装置。
  5. 【請求項5】溶接トーチの溶接狙い方向を、x方向およ
    び溶接対象平面材に対してそれぞれ45度にして溶接ト
    ーチをトーチ支持部材に支持した、請求項1,2,3又
    は4記載のすみ肉溶接装置。
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JP5427122B2 (ja) * 2010-06-23 2014-02-26 山下マシーン有限会社 自走式溶接台車

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JPH05161968A (ja) 1993-06-29

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