JPS635823A - バツクゲ−ジの突き当て位置決め装置 - Google Patents

バツクゲ−ジの突き当て位置決め装置

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JPS635823A
JPS635823A JP14678286A JP14678286A JPS635823A JP S635823 A JPS635823 A JP S635823A JP 14678286 A JP14678286 A JP 14678286A JP 14678286 A JP14678286 A JP 14678286A JP S635823 A JPS635823 A JP S635823A
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Katsumi Koyama
勝巳 小山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えば曲げ機械のようにバックゲージを使
用してワーク先端部をバックゲージの突き当て部材に突
き当てて位置決めし、折り曲げ加工その他の板金加工を
行なう加工機にあって、そのバックゲージの突き当て部
材の位置決めを行なう装置に関する。
(従来の技術) 例えば曲げ機械のような加工機においては、上側のパン
チと下側のダイとの間の空間の奥方にバックゲージを設
け、そのバックゲージの突き当て部材の先端部にワーク
の前後方向端縁を突き当てて位置決めし、パンチ、ダイ
の間でワークの折り曲げ加工を行なう。そして、ワーク
の折り曲げ加工位置の調整は、バックゲージに対する突
き当て距離の調整によって行なうようにしている。この
ような加工機のバックゲージにおいては、その突き当て
部材が位置調整の途中でダイと衝突することがないよう
に注意を払わなければならない。
ところが、従来、このようなバックゲージの突き当て部
材の移動中のダイとの衝突の有無を加工前に判断し、自
動的に突き当て部材の移動を制御するものは見られてい
ない。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のように、従来のバックゲージの突き当て位置決め
装置では、作業者が注意して突き当て部材のダイとの衝
突を避けるように移動制御する必要があり、自動的な突
き当て位置決め装置の出現が望まれていた。
この発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたも
のであって、次回の加工のためのバックゲージの位置指
令を与えるだけで自動的に突き当て部材を所望の位置に
ダイと衝突することなく位置決めすることができるバッ
クゲージの突き当て位置決め装置を提供することを目的
とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明のバックゲージの突き当て位置決め装置は、バ
ックゲージの前後方向と上下方向との位置決め手段と、
バックゲージの突き当て部材の前後位置検出と上下位置
検出のための位置検出手段と、バックゲージの突き当て
部材の現在位置と次回加工のための突き当て位置とを比
較し、その上下位置の変化がダイ上の水平加工面を上下
に通過し、かつその前後位置の変化がダイのバックゲー
ジ側端縁を前後に通過するかどうがの判断手段と、この
判断手段によって前記突き当て部材がダイの水平加工面
を上下に通過し、かつダイのバックゲージ側端縁を前後
に通過すると判断した場合において、次回の加工に際し
て前記突き当て部材をダイに対して接近させるときには
ダイの前記端縁に到達するまでに突き当て部材の下面が
ダイの端縁よりも上側の位置に来るようにバックゲージ
の上下方向駆動手段を駆動させ、逆に前記突き当て部材
がダイの上側の位置からバックゲージ側に後退するとき
には、ダイの前記端縁を通過するまでは突き当て部材の
上下方向駆動手段の作動を停止させるための制御手段と
を備えて成るものである。
(作用) この発明のバックゲージの突き当て位置決め装置では、
バックゲージの突き当て部材の現在の位置と、次回加工
のために移動すべき位置とを比較し、次回突き当て位置
に突き当て部材を移動させる際に突き当て部材がダイ上
の水平加工面を上下に通過し、かつダイのバックゲージ
側端縁を前後に通過するかどうか判断し、突き当て部材
がダイの水平加工面を上下に通過し、かつダイのバック
ゲージ側端縁を前後に通過すると判断した場合において
は、前記位置調整のため突き当て部材を後方からダイに
対して接近させるときには、ダイのバックゲージ側端縁
に到達するまでに突き当て部材の下面がダイの前記端縁
よりも上側の位置に来るようにバックゲージの上下方向
駆動手段を駆動させ、逆に突き当て部材がダイの上方の
位置からバックゲージ側に後退するときには、ダイのバ
ックゲージ側端縁を通過するまでは突き当て部材の上下
位置調整を行なわないようにし、ダイに対する突き当て
部材の衝突を自動的に回避する。
(実施例) 第1図に示す曲げ機械1は、この発明の1実施例を適用
する加工機であって、上部エプロン3と、下部エプロン
5とを有する。上部エプロン3の下方にはパンチ7を、
下部エプロン5の上方にはダイ9を、それぞれ複数のボ
ルト11で金型把持部材13.13を介して固定してい
る。ボルトをゆるめた状態で、上部エプロン3、あるい
は下部エプロン5を例えば右方向から挿入し、ボルト1
1.11を適宜な位置で、スパナ、レンチ等の工具によ
って締め付けて固定する。左右方向に延伸した工具台1
5を設けた前面カバー17が、前記下部エプロン5の前
面に設けである。
移動式の操作盤19と移動式のフットペタル装@21は
、下部エプロン5の4降指令や後述するバックゲージの
位置制御を行なうものである。
この曲げ機械1の上部エプロン3、下部エプロン5の間
のワーク加工空間部23には、第2図に詳しく示されて
いるように、バックゲージ25を設けている。このバッ
クゲージ25は、下部エプロン5の左右端付近に後方に
突出した複数の支持体27を備えている。そして支持体
27には、電動機29によって駆動されるリードスクリ
ュー31と、これに平行なリニアモーションガイド33
が備えである。
上記のリードスクリュー31とリニアモーションガイド
33の上には、可動台35が設けである。
この左右の可動台35.35間には、ビーム37が水平
に渡してあり、上下方向駆動手段としての昇降駆動装置
39により高さ調整自在となっている。
バックゲージ25はこのビーム37に対して左右位置決
め自在に取り付けである。そして、このバックゲージ2
5の前面に突き当て部材41が設けである。この突き当
て部材41の高さは、前記ビーム37の昇降駆動装置3
9により行なわれる。
上記の曲げ機械1によりワークの曲げ加工を行なうにあ
たっては、まずワークWを曲げ機械1の上部エプロン3
のパンチ7と、下部エプロン5のダイ9との間に差し込
み、ワークWの前端をバックゲージ25の突き当て部材
41の端面に突き当てる。続いて、上部エプロン3にし
て下部エプロン5を駆動し、パンチ7とダイ9との間で
曲げ加工を行なう。なお、これらの−連の作業は、この
曲げ機械1に備わっているNC装置により自動的に行な
うものである。
このような曲げ機械1に対するバックゲージの突き当て
位置決め装置の実施例を、次に説明する。
第3図に示すように、バックゲージ25に対して上下方
向Z軸駆動手段43と、前後方向り軸駆動手段45とが
設けてあり、これら上下方向駆動手段43は、前記第2
図に示すバックゲージ15の昇降駆動装置39に相当し
、前後方向駆動手段45は支持体27に相当するもので
ある。従って、上下方向駆動手段43の駆動によりバッ
クゲージ25がその突き当て部材41と共にZ軸方向に
駆動され、前後方向駆動手段45によってパンチ7、ダ
イ9に対して進退する前後り軸方向に駆動される。
バックゲージ25とその突き当て部材41の位置検出の
ために、上下位置検出手段471前後位置検出手段49
を備えている。
この上下位置検出手段47の上下位置検出信号と、前後
位置検出手段49による前後位置検出信号は、判断手段
51に与えられる。
判断手段51には、曲げ機械1のNC装置より次回の曲
げ加工のための突き当て位置の指令信号が与えられてい
る。そこで、前記上下位置検出手段47、前後位置検出
手段4つによる現在位費と、次回加工時の突き当て指令
位置との比較により、バックゲージ45およびその突き
当て部材41を上下方向Z軸、前後方向り軸にどれくら
い移動させるか演算する。またこの判断手段51は、突
き当て部材41を次回加工のための突き当て位置まで移
動させる際に、ダイ9の上面の加工水平面Pを上下に通
過し、かつこのダイ9のバックゲージ側端縁Qを前後に
通過するかどうか判断する。
判断手段51によるその判断信号は制御手段53に与え
られる。この制御手段53は、上下方向駆動手段43、
前後方向駆動手段45を個別に駆動制御することができ
るものであり、後述する演算により、ダイ9に対し突き
当て部材41を衝突しないようにして次回加工のための
突き当て位置まで移動させるべく駆動手段43.45を
制御する。
上記構成のバックゲージの突き当て位置決め装置の動作
について、次に説明する。第4図に示すように、バック
ゲージ25の突ぎ当て部材41の現在の突き当て位置R
1とし、次回加工のための突き当て位置R2とする。現
在の突き当て位置R1の加工中心線Cからの前後方向の
水平距1!1aL1、次回の突き当て位置R2の水平距
離L2とする。
また現在の突ぎ当て位置R1の上下位f!Z1、次回の
突き当て位置R2の上下位置Z2とする。また、ダイ9
の加工中心線Cからバックゲージ側端縁Qまでの水平距
tnaとする。
第4図に示す位置関係の場合、現在の突き当て位IR1
から次回の突き当て位置R2までの移動を行なうとき、
突き当て部材41はダイ9上面の水平加工面Pを上下に
通過し、バックゲージ側端縁Qを前後に通過する。そこ
で、現在位置R1から、端縁Qの位置に到達するまでの
間に突き当て部材41の上下方向の位置が71分上界し
ていなければ、移動の途中でダイ9と衝突することにな
る。
この11を避けるために、第5図に示すフローチャート
に基づき、バックゲージの突き当て位置決めが実行され
る。詳しく説明すると、まず次回突き当て位置R2の前
後位置L2がダイ9の端縁Qまでの距1111aよりも
大きいならば、突き当て部材41はダイ9の端縁Qを前
後方向に通過しないため、ダイとの衝突の恐れがなく、
次回の突き当て位置までNC装置の指定どおりに移動さ
せることができる。ところが、次回の突き当て位置R2
の前後位置L2がダイ9の端ti Qの距離aよりも小
さいならば、この突き当て部材41がダイ9の端縁Qを
前後に通過するものであり、衝突の可能性がある。その
ことをステップ101によって判断する。
つづいて突き当て部材41が次回突き当て位置R2に到
達するまでの間にダイ9の水平加工面Pを上下に通過す
るかどうかがステップ103において判断される。ここ
で、現在位置R1が水平加工面Pよりも高く、次回突き
当て位置R2も水平加工面Pよりも高いならば、次回突
き当て位置までの移動に対し、ダイ9に対する突き当て
部材41の衝突は起こらない。しかし、現在の突き当て
位置R1が水平加工面Pよりも低いならば現在の突き当
て位IR1から次回の突き当て位置R2への移動の間に
突き当て部材41は水平加工面Pを上下に通過するため
、ダイ9との衝突の恐れがあり、次のステップ105へ
進む。
ステップ105においては、次回の突き当て位置R2の
上下位1iZ2が水平加工面Pよりも低いと設定されて
いるならば、不適当な位置設定と判断しアラームメツセ
ージを与える。(ステップ1しかし、ステップ105に
おいて突き当て部材41が現在位置R1から次回位置R
2に至るまでに水平加工面Pを下から上に通過すると判
断されるならば、上下位置駆動、前後位置駆動制御のた
めにステップ109に移行する。
ステップ109に於いては、上下方向駆動手段43によ
るバックゲージ25の駆動速度と、前後方向駆動手段4
5による前後方向の駆動速度を考慮し、突き当て部材4
1が現在位置R1からダイ9のバックゲージ側端縁Qに
至るまでに要する上下方向の移動時間t1、水平方向の
移動時間t2を計算する。
こののち、次回折り曲げ加工実行信号が与えられたこと
を確認する。(ステップ111)そして、まず、上下方
向駆動手段43により、バックゲージ15の突き当て部
材41を上下方向に駆動し、(t 1−t 2+t 、
ここで【は余裕分)後に前後方向駆動手段45により突
き当て部材41を前後方向にも駆動する。(ステップ1
13)このタイムラグを設けた駆動により、突ぎ当て部
材41の先端がダイ9の端縁Qに到達する前に、その突
き当て部材の上下位置が加工水平面Pより上方に到達し
ており、ダイ9との衝突を避けることができるのである
。突き当て部材41の2軸側の駆動が終了した後も、前
後方向り軸側の駆動が続行されて、最終的に次回の突き
当て位置R2に両軸の位置決めが終了する。(ステップ
115)なお、ステップ101において、突き当て部材
41の現在位置がダイ9の端縁Qよりも外側にあり、次
回の突き当て位IR2の前後位置もダイ9の端縁Qより
も外側に位置するならば端縁Qを前後に通過することが
ない。また突き当て部材41の現在位置R1から次回位
置R2までの間、常に水平加工面Pの上方にあるならば
、水平加工加工面Pを上下に通過しない。そこで、これ
らの場合には、次回曲げ加工位置信号を受けて(ステッ
プ、117)、突き当て部材41に対する上下方向駆動
手段43、前後方向駆動手段45が同時に駆動される。
(ステップ119.115) 逆に第4図において想像線で示した突き当て部材41の
R2位置が現在の位置であり、実線で示したR1が次回
の突き当て位置であり、ダイ9の上方位置から、ダイ9
の外側下方位置まで突き当て部材41を移動させる必要
がある場合にも、ダイ9に対する突き当て部材41の衝
突の可能性がある。そこで、このような場合も、衝突を
回避するために第6図に示ずフローに基づいて上下、前
後方向の位置駆動制御が行なわれる。
まず、現在の突き当て位置R2から次回の突き当て位置
R1までの移動の際に、突き当て部材41がダイ9のバ
ックゲージ側端縁Qを前後に通過し、かつ水平加工面P
を上下に通過するかどうかが判断される。(ステップ1
21.123)上記ステップ121.123に於て、突
き当て部材41のダイ9との衝突の可能性がある場合に
は、ステップ125において突き当て部材41の前後方
向移動時間t2と上下方向移動時間t1とが計算される
。続いて、次回の折り曲げ加工の実行信号を受けて(ス
テップ127)、まず前後方向駆動手段45によりL軸
側の駆動が行なわれ、(t 2−t 1+t 、ここで
tは余裕分)後に上下方向駆動手段43によるZ軸方向
の駆動が開始される。(ステップ129) そして突き当て部材41が現在の突き当て位置R2から
次回の突き当て位置R1に到達したならば、位置決めは
完了し、駆動は停止される。(ステップ131) なお、ステップ121.ステップ123において、突き
当て部材41の現在位置がすでにダイ9の端縁Qよりも
外側に位置し、また突き当て部材の次回の突き肖で位置
R1における上下位置Z1が水平加工面Pよりも高いも
のである場合、この現在位置R2から次回位置R1への
移動に際し、何らダイ9との衝突の恐れがないものと判
断され、次回工程の実行信号を受けて(ステップ133
)、上下方向Z軸、前後方向り軸が同時に駆動される。
(ステップ135) 第7図は他の実施例を示すものであって、バックゲージ
25に対する突き当て部材41の上下方向駆動手段がエ
アシリンダのようなアクチュエータを備えており、停止
位置においても、上、中、下の3段階に動作できるもの
である。このようなバックゲージ25に対しては、第8
図に示すように突き当て部材41のダイ9の加工水平面
Pとの上下位置関係により、突き当て設定フラグ「1」
、rOJ、「−1」を設定する。この場合のバックゲー
ジの突き当て位−置決め装置の、ダイ9に対する衝突防
止のための動作のフローを第9図に基づいて説明する。
突ぎ当て設定フラグがrIJであるときには、この突き
当て部材41を上、中、下のいずれの位置に設定しても
、その下面はダイ9の水平加工面Pより上方に位置する
ことになる。そこで、現在突き当て位置R1から、次回
の突き当て位置R2に至るまでの間にダイ9のバックゲ
ージ側端縁Qを前後に通過するとしても、ダイ9と突き
当て部材41との衝突は起こらない。(ステップ201
)また、次回の突き当て位置R2の加工中心線Cからの
距離し2がダイ9の加工中心線Cから端縁Qまでの幅a
よりも大きいならば、突き当て部材41の高さ位置がど
こに設定されていたとしても、ダイ9との衝突は起こら
ない。従って、これらの場合には、次回の折り曲げ実行
信号を持って、突き当て部材41の上、中、下いずれの
ポジションへの移動の動作と前後方向1−軸駆動とが同
時に開始され、位置決めが行なわれる。(ステップ20
1−ステップ2o5) 前記ステップ201において、突き当て設定フラグが「
1」でなく、次回の突き当て位置R2の距111fR2
がダイ9の幅aよりも小さい場合、ステップ207以下
の70−が行なわれる。ステップ207においては、現
在の突き当て位置R1からダイ9のバックゲージ側端縁
Qまでの前後方向の移動時間t1を計算する。尚、突き
当て部材41の下ポジションから上ポジションまでの移
動時間t1、下ポジションから中ポジションまでの移動
時間t2、中ポジションから上ポジションまでの移動時
間t3がパラメータとして、予め設定されている。
続いて、突き当て設定フラグが「−1」であるかどうか
が判断され(ステップ209)、「−1」でない場合に
は、突き当て部材41は「0」フラグを持っているもの
とし、次の突き当て位置における突き当て部材41のポ
ジション指令をサーチする。(ステップ211) 前記ステップ209において、突き当て設定フラグが「
−1」である場合、次の突き当て位置で突き当て部材4
1が上ポジションとなっているかどうか判断する。(ス
テップ213)ここで、次工程の突き当て位置における
突き当て部材41の動作ポジションが上ポジションとな
っていなれけば、この突き当て部材41をダイ9側に次
工程位置R2まで移動しようとするときには必ずダイつ
と衝突することになるため、衝突アラームが発せられる
。(ステップ215) また前記ステップ211において、次の工程での突き当
て部材41の動作ポジションが下ポジシ。
ヨンとなっている場合、次工程の突き当て位置R2に移
動するまでの間に必ずダイ9と衝突することが明らかで
あるため、このときにもアラームが発せられ、突き当て
位置不適当のメツセージが与えられる。(ステップ21
5) 前記ステップ211における次工程の突き当て部材の動
作ポジションが下ポジションでない場合、またステップ
213における突き当て部材41の次工程での動作ポジ
ションが上ポジションである場合には、次のステップ2
17が実行される。このステップ217では、突ぎ当て
部材41の現在の突き当て位!!R1における上下動作
ポジションから、次の突き当て位置R2における上下v
J作ポジションまでの突き当て部材の上下の移動時間が
設定される。つまり、前記ステップ207において示し
たパラメータ群から該当する移動時間T1、T2.T3
の1つが選び出され、これが移動時間Tとして設定され
るのである。
この後、NC装置からの次工程の折り曲げ加工の実行信
号が得られたならば(ステップ219)、まず、突き当
て部材の上、中、不動作がスタートし、(t 1−T+
t 、tは余裕分)後に前後方向り軸駆動がスタートし
、次の工程の突き当て位置R2まで移動する。(ステッ
プ221.223)このようにして、現在の突き当て位
置R1から次回の突き当て位置R2までの突き当て部材
の移動において、ダイ9との衝突の可能性がある場合に
は、ダイ9のバックゲージ側端縁Qに突き当て部材41
の先端が到達する前にその下面が加工水平面Pよりも上
方の位置に到達するように上下方向の駆動制郊を行ない
、ダイ9との衝突を回避するのである。
上記第2の実tS例の揚台には、現在の突き当て位置R
1がダイ9の後方位置にある場合について説明した。と
ころが、第1実施例の第6図において示したように、逆
に現在の突き当て位置がダイ9上の位置R2にあり、次
回の突ぎ当て位置がR1になる場合には、同様にしてダ
イ9のバックゲージ側端縁Qを通過するまでは、突き当
て部材を前後方向にのみ駆動し、端縁Qを通過した後に
上下方向の駆動をも行なうようにし、ダイ9との衝突を
避けることができる。
なお、この発明は上記両実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に示した技術的思想の範囲を越えな
い限り種々の変形例が包含されるものである。
[発明の効果] この発明は上記の構成を有するため、現在の突き当て位
置と次回の突き当ての位置との間で移動を行なう場合に
、突き当て部材とダイとの衝突が起こる可能性がある場
合でも、突き当て部材をダイのバックゲージ側端縁を後
から前を通過する前にダイよりも上方に移動させ、ある
いはダイのバックゲージ端縁を後方に通過するまでは突
き当て部材の上下方向の駆動を行なわず、ダイとの衝突
を自動的に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の適用された曲げ囲域の斜
視図、第2図は上記曲げ機械におけるバツクゲージを示
す斜視図、第3図はこの発明の一実施例のブロック図、
第4図は上記実施例の動作を説明する動作説明図、第5
図は上記実施例におけるバックゲージ前進動作制御を示
すフローチャート、第6図は上記実施例におけるバック
ゲージの後退動作制御を示寸フローチャート、第7図は
この発明の他の実施例における突き当て部材、パンチ、
ダイの部分を示す概念図、第8図は上記実施例の動作を
説明する説明図、第9図は上記実施例の動作を示すフロ
ーチャートである。 1・・・曲げ機械 7・・・パンチ 9・・・ダイ 25・・・バックゲージ 27・・・支持体         (29・・・電動
機 31・・・リードスクリュー 33・・・リニアモーションガイド 35・・・可動台 39・・・昇降駆動装置 41・・・突き当て部材 43・・・上下方向駆動手段 45・・・前後方向駆動手段 47・・・上下位置検出手段 49・・・前後位置検出手段 51・・・判断手段 53・・・制御手段 R1,R2・・・突き当て位置 Ll、L2・・・前後距離 Zl、Z2・・・上下距離 P・・・水平加工面 C・・・加工中心線 W・・・ワーク 代理人 弁理士  三 好 保 男 第3図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. バックゲージの前後方向位置決め手段と上下方向位置決
    め手段と、前記バックゲージの突き当て部材の前後位置
    検出手段と上下位置検出手段と、前記バックゲージの突
    き当て部材の現在位置と次回突き当て位置とを比較し、
    その上下位置の変化がダイ上の水平加工面を上下に通過
    し、かつその前後位置の変化が前記ダイのバックゲージ
    側端縁を前後に通過するかどうかの判断手段と、前記判
    断手段が前記突き当て部材が前記ダイの水平加工面を上
    下に通過し、かつ前記ダイのバックゲージ側端縁を前後
    に通過すると判断した場合において、次回の加工に際し
    て前記突き当て部材を前記ダイに対して接近するときに
    は、ダイの前記端縁に到達するまでに突き当て部材の下
    面がダイの前記端縁よりも上側の位置に来るように前記
    バックゲージの上下方向駆動手段を駆動させ、逆に前記
    突き当て部材が前記ダイの上側の位置から前記バックゲ
    ージ側に後退するときには、前記ダイの前記端縁を通過
    するまでは前記突き当て部材の上下方向駆動手段の動き
    を停止させるための制御手段とを備えて成るバックゲー
    ジの突き当て位置決め装置。
JP14678286A 1986-06-25 1986-06-25 バツクゲ−ジの突き当て位置決め装置 Expired - Fee Related JPH0794052B2 (ja)

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